==================================食品工場の工場長の仕事とは==

■■    ウエイトチェッカーの設定について

■■■                            2010年3月6日発行 

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おはようございます。河岸です。

ツイッターをしています。是非一流と二流の違いなどいい例があれば

教えてください。

https://twitter.com/ja8mrx

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「食品期限設定試験における科学的根拠構築/実証手法 」の通信講座を

開講します。

http://www.gijutu.co.jp/doc/t_00504.htm

著者割引もありますので、是非受けて見てください。

http://ja8mrx.la.coocan.jp/syouhi.pdf 

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今週のお勧めの本です。

演じる心、見抜く目 (集英社新書 530E) (新書)

友澤 晃一 (著)

人から愛して欲しい方に

 脚本家の方が書いた本です。

 人間は五感で相手に判断されている。なかなか理解しづらい物ですが、

電車の中で人を見た目で判断してしまいます。

 満員電車で体が密着すれば体感で判断してしまいます。

 人から何かを学ぶときには言葉だけから学ぶのでは無く、相手の全身

から発せられる物を五感で受け止めて学んでいるのです。

 人に物を伝えたいとき、人から何かを学びたいときには、満員電車の

中で密着するような感覚でお互いに演ずる必要があるのかもしれません。

 人から物を学ぶときには素直になることがいちばん大切なのかもしれま

せん。

http://astore.amazon.co.jp/koujyou-22/detail/4087205304

★5個です。

 

・食品工場の参考になる本  

   http://astore.amazon.co.jp/koujyou-22/249-0151581-1769102

・中食・外食で参考になる本 

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 ウエイトチェッカーの設定について

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計量法と商道徳

 ISO、HACCP、AIBなどと言った様々な工場管理手法が世の中にはあり

ます。地域によっては地域認定HACCP工場という仕組みもあります。

 ISOを取得している工場でも、お客様が満足する商品を製造しているとは

限らないのです。

 あなたが一消費者だったとします。ある商品を買ってきて、たまたま家に

ある秤で計ってみたら商品に表示してある重量100gより2g少なかったと

します。包装材料と共に量ってみると表示してある重量があります。包装

材料の重さは2gありました。

 一般的に考えると、製品の重量は包装材料以外の中身だけの重量と考

えるのが一般的です。

 あなたは包装材料に書いてあるお客様相談室に電話をしました。

 「私が買った製品の重量が表示よりも少ないのですが」

 「何グラムでしたか」

 「98gでした。表示より少ないのですが」

 「計量法という法律で、マイナスの誤差が認められていますので、2gのマ

イナスであれば問題はないと思います。

 「表示してある重量よりも少ないのは法律がいいと言っていてもおかしいの

ではないですか」

 「当社はコンプライアンスを重視していますので、法律は守っています。同じ

ような質問を受ける場合がありますが、みなさん計量法の話でご理解いただ

いています」

 「100gと表示している製品で表示重量よりも少ないのは、法律でいいと言

ってもおかしいのではないですか」

 「計量法で認められているので当社は問題がないという見解です」

 あなたが工場の品質管理の立場だったらどうしますか。

 あなたが消費者、お客様の立場だったらどうしますか。

 

 

 

入れ目の考え方

 100gの製品を作るのに100g丁度に造るのは至難の業になります。1

00g定量で量れる商品があっても必ず充填量のばらつきがでます。

 充填量のばらつきを少なくすることが工程改善の基本なのですが、二流

の管理の工場では、ばらつきを少なくする努力よりも平均値を下げる管理を

おこないます。

 ばらつきを少なくする一流の管理であれば、表示重量よりも軽い製品を

製造する事は無いのですが、平均値を下げる二流の管理であれば、表示

重量よりも軽いものが発生してしまいます。

 工場のラインには、ウエイトチェッカーという自動で重量を測定し、規定重

量より重いもの、軽いものをはじきだす機械が設置されています。

 ウエイトチェッカーの下限の重量設定を100gではなく、計量法ぎりぎりの

設定に変更して管理をおこないます。

 そもそも計量法でマイナスの重さが認められているのは、製品の特徴に

よって保管中に自然の乾燥等によって、重量が軽くなっても法律上大きな問

題にならないようにマイナスの重量を認めていると私は思います。

 一流企業は入れ目と言ってお客さんが商品を使用するときに表示重量よ

りも軽くならないように数%表示重量よりも多くなるように製造しているもの

なのです。

 液卵を使用していて、メーカーを変えた時に製品の歩留が変わった事が

ありました。理由を調べると、液卵メーカーの入れ目の違いが大きく製品

歩留に出たという経験があります。

 ウエイトチェッカーは製品重量+風袋(包装材料)+入れ目で軽量の基

準を設定するのが一流企業だと思います。

 

 

入れ目、風袋の考え方の再確認が必要です。

 

私のお話が皆さんの工場管理を、耕し続けるヒントになれば幸いです。

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