山口母子殺人事件で 思うこと 2000.Mar
2000年3月22日 山口地裁で 主婦と幼児が殺害された事件で 無期懲役の判決が
出ましたが この事件を 通して かんじたことは 次のように なります
●被害者のプライバシーは 全く ないこと
最近の報道を 見ると はっきりしていますが 被害者 の事は 詳しく
報道されています 夜の テレビニュースでは 何回も 何回も 繰り返し
報道され 殺害された 旦那の 話しが 繰り返し 報道されています
被害者 は 当時 未成年と 言うことで 実名報道は されずに 生い立ちと言う
言い訳のもとに 無期懲役に なっています 刑務所で まじめな ふりを すれば
7年間くらいで 社会に 出てきます
被害者 は 一生報道され 加害者は 7年間で 普通の 生活に 戻れるという
大きな 矛盾が 繰り返されています
●なぜ 新聞社 各社 は 朝刊報道を していないのか
23日の朝刊に この 記事は いっさい ふれていないのは なぜでしょうか
過激な 報道が 好きなはずなのに なぜ 夕刊のみの 報道なのか
不明です
コンクリート殺人事件の様に 被害者報道に ついて 議論を 呼びましたが
今回の 事件に ついても もっと 被害者 報道 少年報道に ついて
新聞で 議論 してほしい ものです
asahi.com perfectより 検索して 引用しています
| 発行日 | =2000年03月22日 | ソース | =夕刊 |
| 面 名 | =2社 | ページ | =018 |
| 発行社 | =東京 | 文字数 | =1449 |
山口県光市のアパートで昨年四月、主婦と幼児が殺害された事件で、殺人罪などに問われ、
死刑を求刑された同市の元会社員の少年(一九)に対し、山口地裁は二十二日、無期懲役の判決を
言い渡した。渡辺了造裁判長は「犯行は身勝手、自己中心的で酌量の余地はないが、殺害に計画性は
なく、更生の可能性がないとは言いがたい。矯正による罪の償いが相当だ」と理由を述べた。
公判では、事件の計画性の有無や遺族の感情、被告が事件当時十八歳だったこと、母親が自殺した
生い立ちなどをどう考慮するかが争点となった。
判決で、渡辺裁判長は犯行の悪質さを強調したが、殺害については「発覚を恐れて殺意を抱いた」
として計画性を否定した。さらに、名古屋市のアベック殺害事件や千葉県市川市の一家四人殺害事件
など、過去の少年による重大事件の判決と今回の事件を比較。
「過去の事件は本件よりも深刻だ」とした。
また、十八歳になったばかりという被告の年齢や内面の未熟さなどを指摘。成育状況に同情
すべき点もあり、反省の情も示しているとして、「更生の可能性があると考えられる」と結論づけた。
これまでの公判で、検察側は計画的な犯行だったと主張。生い立ちなどについても「母親の自殺と
犯行は関係なく、殺人が許されないのは小学生でも分かる。遺族は極刑を望んでおり、少年犯罪の
凶悪化も考慮する必要がある」としていた。
弁護側は計画性はなかったと主張していた。
●「裏切られた」 被害者の夫、無念
妻と長女を殺害された会社員の本村洋さん(二四)は閉廷後、記者会見し、
「司法に裏切られました」と話した。
「判決は加害者だけのものではない。少年への憎しみを乗り越えていくためには、
死ぬほど努力しなければならない」
昨年八月の初公判後、被害者の立場への配慮の足りなさを訴えてきた。
今年一月に東京で開かれた「犯罪被害者の会」の発起人の一人となった。
この日も、法廷への妻子の遺影の持ち込みを巡って裁判所ともめる場面があった。
「遺族も判決によってこれからの人生が左右される。裁判長は被告人に反省しなさいと
言ったが、私には何の言葉もなかった。少年からの謝罪の言葉もない。裁判長からねぎらいの
言葉をかけられれば、少しは心も安らいだかもしれない」
今後については、被害者の会としての活動を続けながら
「何が自分のすべきことか考えたい」と言う。
●生い立ち克服できぬ
少年事件の家裁調査官だった野田正人・花園大助教授(司法福祉論)の話
十八歳という年齢では、不幸な生い立ちを克服できる力も時間もない。
社会として少年に十分なことをしてきたのか、われわれも考えなければいけない。
犯行を少年の人格、行為に帰すだけでは、この手の犯罪は今後もなくならないだろう。
●他に比べ無期は軽い
元最高検検事の土本武司・帝京大教授(刑事法)の話 従来の少年法の保護主義精神に
重きを置いた死刑回避だが、疑問が残る。少年法は現在、自分の罪を自分で償う責任主義を
加味したものに転換されようとしている。事件は被害者が二人で、手段も悪質、動機にも酌量の
余地はない。ほかの事件との、量刑の均衡を考えても無期では軽い。
■判決が認定した事実 少年は一九九九年四月十四日午後二時半ごろ、山口県光市内のア
パートの部屋にいた主婦(当時二三)に乱暴しようとし、抵抗されたため両手で首を絞めて殺した。
泣き叫んだ主婦の長女(当時十一カ月)も床にたたきつけ、ひもで首を絞めるなどして殺した。
さらに、小銭などが入った主婦の財布を盗んだ。
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