トランスバーターの製作2
今回は前回のブロック、仕様をもう少し具体的に検討していきます。このようにして全体を決めて、少し
ずつ細部を決めていくようにするやり方を、トップダウン設計といったりしています。
逆に大まかなところを決めて、後はいきなり細部を検討しながら全体を積み上げていくやり方を、ボトムア
ップ設計といったりしています。
はじめて製作するセットの場合などは、レベル配分やどの程度の性能が出るのか検討がつかないので、一段
づつ組み上げていって全体をまとめていくボトムアップ設計になります。
今回は大まかなゲインの目安として、+10dBmまでのAMPでしたら20dBのゲイン、それ以上の送信段のAMPは10
dB程度、DBMは-10dBとして全体のブロックを考えてみました。
全体のブロックをもう少し細かくした構成を示します。

この段階で基板の構成や、回路のどの部分を基板としてまとめてるとか、基板間の接続などを考えていきます
今回は発振、ミックス、電源、IF回路基板と、RF AMPとTX AMP LPF基板の2枚基板にしました。
今月は 電源部の設計編です。
回路設計、部品選定私の回路設計は持つているジャンクに合わせて回路を決めていく都合上必ずしも
合理的とはいえませんが、仕事でやっている訳でもないのでそれも良しとしています。
電源部は、簡単に三端子レギュレーターとTX/RX切替え電子スイッチで構成しています。
今回は三端子レギュレーターを使いましたが、固定電源を使用する場合は、既に安定化された電圧が供給さ
れる為、削除も可能です。

R103,R104はコレクタ電流に対して充分な余裕をとります。一般にベース電流はコレクタ電流の1/hfeで設定
されますが、スイッチ動作の場合Vceが1V以下となり、hfe=50程度しか期待出来ません。
12VINから供給された電源はIC101で9Vに安定化され受信部の電源に使用されます。T/R端子がオープンの場合
Q102がONとなり受信部に9Vを供給します。
T/R端子がGNDレベルになると、Q102がOFFとなりQ101がONとなります。T/Rの切替えにとくにディレィは設け
ていませんが、取りあえずこれでやってみます。
発振部は、127MHzの発振モジュールを使いました。元々は航空無線のジャンクでしたが432-3*127=51
MHzとなり”トランスバーターに使って”と言っているようなジャンクです。
9Vを印加すれば127MHz 0dBmが出力されます。
おや、もうページが少なくなってきました。今月はこれまで、また。
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