トランスバーターの製作5
さて今月RF AMP部の設計編です。
送信AMP部は、DBMの出力を、+4dBm入力から変換ロスを10dbとして-6dBmと見込んで、設計していきます。
AMPのゲインとして、1段目で20db、2段目、3段目でそれぞれ10dbずつとすれば出力は+34dBmtが期待できま
す。初段はFETを2パラにしています。比較的ゲインが取れるのですが、インピーダンスが高くその分発振も
し易くなります。ここで使ったFETは2SK241相当のチップFETです。
入力段の送受信切替え回路は最初、共用にしていましたが、電圧印加しないFETはインピーダンスが低く、う
まくいかず結局バンドSWダイオードを使用した切替え回路をつけました。
ここでは、ロームのバンドSWダイオードを使っています。比較的大きなレベルの切替えには専用ダイオード
を使う必要があります。
2段目のアンプの出力マッチングは、あまり例がありませんがたまたまこれが良かったのでそのまま使って
います。
ファイナルは簡単なヒートシンクがあればいいのですか、フィンがエミッターになっていればGNDに半田付け
でもやれそうです。
LPFは定K型の定番回路です。一段だけ空芯コイルにして調整出来るようにしています。
受信部初段には、ATT回路を設けています。PINダイオードは三洋のチップです。信号ラインにシリー
ズに入れるのは、他の回路例で見かけますが、強入力時にダイオードの電流を絞る使い方では、スプリアス
発生の原因になります。図の回路例では強入力時に大電流を流してGNDへ信号を分割するようにします。
この回路は、初めて使う回路ですが、事前のバラック実験ではダイオードに10mA程度流せば20dBのATTが得ら
れる事が判っています
同調コイルは2段は必要です。1段では帯域が取れません。ここではFCZなどのコイルも使えますが、コスト
的にはトロイダルとトリマーの方が安く出来るので、いつもT25-6をまとめて買っています。
来月はいよいよ製作、調整編です。

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