シュミレーターって何?
自作回路を作って実験する場合。最初は本に出ている回路や、それを元に自分なりにアレンジした回路でスタートします。
これらの回路は、確実に動作するとは限りません。むしろ動作しないことが多いのですが、原因が製作ミスなのか、設計その
ものが悪いのか、各種測定器を使ってチェックが必要ですが、最初は測定器もありませんのでかなりの経験が必要でした。
シュミレーターを使えば、パソコン画面上で回路図を作って、動作の解析ができます。シンクロ、マルチメーターも画面上
の物を使って実験出来ます。
カットアンドトライは画面上の回路を変更したり、定数を変えればOKで、沢山の部品をストックしておく必要もありません。
OPAMPなどの回路や、トランジスター回路で低周波領域のシュミレーションでしたら、得意の分野でしょう。
シュミレーターで出来ないこと
高周波回路のシュミレーションの場合、部品の特性や、実装の浮遊容量が影響してくる周波数になると、そのまま部品を配置
しただけではシュミレーションの結果は実際の特性と全く違った物になります。それなりのシュミレーターが必要になりますが
工夫すれば、傾向をみることは出来ます。
どんなシュミレーターがあるの?
アナログシュミレーター一覧
この中で私が使っているのは。CircuitViewerという評価版ソフトです。最近のバージョンでは評価版は時間制限がかかってい
るようですが、古いバージョンは印刷、回路の保存が出来ないだけでもっぱらこれを使っています。
特徴
とにかく簡単。理想トランジスター、OPAMP、抵抗、コンデンサ。ダイオード、インダクタ、ツェナ−しかありませんが、回路図
作成はとっても簡単に出来ます。
出来た回路図の測定ポイントに、シンクロのプローブをつけて見たり、周波数解析など解析機能は充実しています。
簡単な分、使いずらい点もあります。たとえばOPAMPなどは理想状態としてつかっていますから、2倍のゲインを持ったAMPの周
波数特性をみると1GHzまでフラットだったり、シンクロの時間軸によっては実際の波形と違ったりします。
設計のアイディアをちょっと確認してみたい、受動部品の回路構成の計算などにつかっています。もう少しパーツの種類があれば
いいのですが。

もうひとつは、CircuitMakerというStudent版、こちらも無料ですが回路規模に制限がかかっている他、温度特性や雑音解析
などが出来ないようになっています。
特徴
これは簡単ながら、本格的なシュミレーターです。ブルーバックスについていたCDを使っています
回路図の作成はちょっと時間かかるけど、保存が出来るし、パーツの種類が多いのでなんでも出来てしまいそう。
例えば、簡単なラジオだったら、回路図を書いて、信号を入力すればスピーカーから音が出てくるんじゃないかな。
又デジタル、アナログ混在回路もシュミレーション出来るし、真空管のシュミレーションが出来るのが気に入っています。使い
方はブルーバックスからすぐ覚えられます。
デバイスが沢山あるのですが、国内のパーツではないのが残念。
自作の方法もこれからどんどん変わっていきそうですね。
参考HP......試作からシュミレーター
へ
Top Menu