1月3日土曜日・
・店主敬白
明けましておめでとうございます
本年もよろしくお願いいたします。
本日から営業をいたしました。年始回りに来られたお客さん?としばし歓談して年頭から暗い話を聞いたと言われる始末。ご想像のとおり本や物が売れないという話です。最近は古本の値段が下がってきているという話から相対的に買い取り価格も下がってきている。なんと言ってもやはりオフの買取最高額が350円にもかかわらず高すぎて売れない専門書が半額でオフの店頭で見ること、しかも対向するためにではないだろうけれど、神田ほか中央線の古本屋では定価の2/5で売られている場合もある。勿論全てではないが、古本に関してはやはり価格破壊が進行中である。講談社文芸文庫のグラデーションがかかった黄色いカバーを見て、買取査定する人間が日焼けしているから引取りません、は笑い話にもならない。一度生まれ変わって来いと私は思う。一般的に言って本を知らない人間が半額で売って、本を良く知っている人間が同じ本を2/5で売る。この本は良い本で読まれるべき本だからこの値段で買ってという商売人が付ける価格が2/5であるわけです。商売だから売れないと困る、売れる値段は半額未満である。五分のニである。インターネットで古本の値段(古書価)は簡単に調べられる。その中から本の状態を鑑みて一番安い本屋さんから購入すればよいわけである。九州の人が北海道の古本屋から買うのは送料の負担が厳しいが、5000円、1万円を超えた商品の場合は送料をサービスしてくれるところもある。その送料はお店が負担するわけですが。本の値段は下がる、送料はサービスする。踏んだり蹴ったり殴ったりです。
新刊書店は委託販売が基本だから仕入れに資本を割かなくて良いが、古本は全て買い取りなので命張ります。生活かかります。
ね?年頭から暗い話。というのも昨年12月は驚異的に売れなかった。
1月6日火曜日・
・店主敬白
優しい気持ち
優しい気持ちでいられる。昨年12月は売上が凹みました。日記にも書いたとおり驚異的です。売れないと生活できない、心が荒ぶ。1月8日木曜日・
・店主敬白
お気に入り
ラッキーストライクを吸っています。コンビニに行ったらCLASSIC BLENDなるものが発売されておりました。1916年と1942年とがあります。ピンズが付いていて350円。付いていなくても同じ値段なので、1942年版のピンズ付きを求めてコンビに回りを私に命じられたパシリのお客さんに見つけてきてもらった。おかげで揃いました。
トップページをラッキーストライク1916年版のカラーを使って作り直してみましたがなんか大人のサイト、つまりエロサイトみたいになってしまいました。思い過ごしだろうか?
1月9日金曜日・
・店主敬白
匁はもんめと読むもんね
トップページが変わったのだ。色だけを変えたに過ぎませんが、気分転換ということで。1月10日土曜日・
・店主敬白
久美堂はチャミドウと言うんだよ
さて昨日の続きを少々。上記の(材料)というのはスポンジケーキのそれです。1月15日木曜日・
・店主敬白
「一杯」の最上級は「Oh!っぱい」
日にちがだいぶ経ってしまったが、続きです。1月16日金曜日・
・店主敬白
ぜんぜんデンジャラスじゃない?
お客さんからもらったカレーパンを食べていると別の客が何食べているんすか〜と聞いてくるんで「目玉焼きカレーパン」というと食いたいというのでちぎってくれてやりました。
これ辛くないですか?と聞くから辛いと答えると辛いのダメなんですよ。でもせっかくだから食べよう。へぇーへぇー言いながら食べていたかと思うとやっぱり辛いと言いやがる。
「辛いの食べると耳が痛くなるんです。他の人に聞いてもあまりいないんですけれど、ダメなんですよ。」と客。
「珍しいね。普通、頭とか鼻とか痛くなるんじゃないの。」と私。
「そうらしいですね。ほかが痛くなったことないんで分からないんです。」と客。
「ひょっとして三半規管の渦巻きが脳みそだったりして。」「耳垂れで脳みそが溶けて流れでてくる、とか。」と私。
「耳垂れは垂らしていません。鼻水だけです。」
「鼻水と一緒に脳みそ流れているのかと思ったら違ったんだね。壁に耳あり。脳は耳にあり。」と私。
風邪をひくと鼻水として、辛いものを食べると耳垂れとして密かに脳みそは流れます。
今風邪をひいているあなたが、おやつにカレーパンを食すとどうなるか、私は想像ダニしたくありません。
1月17日土曜日・
・店主敬白
誕生秘話
皆さんご存知のように、ヴィレッジバンガードは「遊べる本屋」を謳っている新刊書店です。名古屋に本部、本店があるだぎゃー。
東京では下北(沢)が一番力が入っているのかな。以前は町田にもありましたが、文化的僻地のため(以前日記にも書いたが、私はそう確信している)橋本に移転となった。橋本店の店長が当店に来たことはこれまた日記に以前書いた。
独立開業の本とか雑誌を見ると必ず菊池社長の談話なり経営方針の薀蓄だかがヴィレッジの店、店内写真と掲載されているノダ。
私は初めて下北のヴィレッジに行った時の衝撃は忘れない。コンナンアリ?が感想です。今までの自分がやって来たお客さんが見やすいよう、選びやすいように陳列するというのがいかにお役所仕事的で押し付けがましく客に不親切なことなんだ〜としみじみ感じされました。
ちゃんと五十音順に並んでいてしかもジャンル別になってますから、こちらをお探しいただいてなければお探しの本はございませんです、はい。
ヴィレッジはどう?!ゴテゴテー、グチャグチャー、ベローベロー。で、店員曰くのポップが付いていて「夜も寝ずに歯も磨かずに読める本なのね、ハートマーク。」と普段は絶対に手にとらないだろう本を小脇に抱えてレジに急ぐ自分を疑いもしない。あのポップと陳列方法で客に有意義な無駄遣い(たぶん、ゴム製のウンコであろうと)をさせてくれる本屋である。
私は店を開くとき勝手にヴィレッジと菊池君へのオマージュをこめて「遊べる古本屋 ジャバーウォック」とキャッチフレーズ付の呼び名をつけて現在にいたるわけだが、「遊べる古本屋」を看板に掲げている古本屋は他に見かけたことがないし、知らない。
最近、渕野辺にドラマという古本屋が出来たというので、いざ偵察ということで(実際は何か抜ける良い本はないかな〜。これを業界擁護&業界用語で『せどる』と言うのね。背だけを見てこの店だと安心してサクサク買える=取るという意味ね。決して盗るじゃないから。)行ってきた。このドラマというのは、これまた東京では下北が一番有名かな?今はどうだか知らないけれど。私は他には西国分寺だか西国立、西立川店とにかく西が付く駅名のところしか行ったことがなかった。たまに国道、県道沿いにあるのを見かけても寄らなかった。CDとビデオレンタルがメインで後はアーケードゲームがおいてあるような郊外型の古本屋とは決して呼べない店ばかりで、コレじゃツタヤじゃないと思っていてから。
今回は事前に本もあると聞いていたので車で行った。駐車場に停めて巨大な元パチンコ屋のような建物の2階部分の壁をふと見上げると「遊べる古本屋」とある。
そうか〜、うちの2号店なんだ。
そうか〜、うちの2号店なんだ。
そうか〜、うちの2号店なんだ。
そうか〜、うちの2号店なんだ。
そうか〜、うちの2号店なんだ。
そうか〜、うちの2号店なんだ。
そうか〜、うちの2号店なんだ。
そうか〜、うちの2号店なんだ。
そうか〜、うちの2号店なんだ。
そうか〜、うちの2号店なんだ。
そうか〜、うちの2号店なんだ。
そうか〜、うちの2号店なんだ。
そうか〜、うちの2号店なんだ。
そうか〜、うちの2号店なんだ。
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1月20日火曜日・
・店主敬白
日々是幸
日曜日にバイクに乗りました。東京に雪が降った翌日です。道路は乾いておりフンフンと上機嫌でアッチコッチ徘徊しておりました。
さて腹も減ったので(3時になるのに昼飯を食べていなかった)帰ろうかと思い、抜け道を通って帰宅につきました。
団地を周回している舗装道路を抜け、山道を下るとまた舗装道路に出ます。そう皆さんのご想像どおり、私はお日様が射さない片側が崖になっていて、しかもキンキンに凍っているアスファルトを流しただけの山道で、前を走るママチャリを追い抜いたところで見事にコケマシタ。
こけた瞬間はバイクのハンドルを握ったまま離さず、そのまま5mくらいアイシング〜、坂道のため止まらないので皮手袋をはめた手で止めることにし、凍った地べたとの摩擦?でどうにかストッピ。バイクは崖の斜面にぶつかりストップしました。
体を起こそうとして右の肋骨に痛みがはしり、苦しくそのままひざをついておりました。先ほどのママチャリのおばさんが「大丈夫ですか〜?昨日もこけていた人がいたけれど。」
「大丈夫です、タタ・八・刀(=多分)。」(昨日コケタのは私ではない)
車2台すれ違えない山道に対向車が坂道をアクセルを吹かしてやってきました。私は掌を見えるように右手を上げ、止まってくれ!のサインを出しました。
痛む脇を我慢し、前カゴから産卵&散乱した荷物を拾い集め、エンジンが止まって横倒しになっているバイクを起こし崖に立てかけ、その車をやり過ごしました。
ところが、直ぐ20m程先で今度は下る車とすれ違えない道ですったもんだやり始めました。
はああああああああ。
その車が通り過ぎるまで私は右の脇を抑えてうずくまっていました。
だいぶ痛みも治まったような気がしたのでバイクを押し、日の当たる平らな場所でスタンドを立て、そこでまたシートに寄りかかって動悸が収まるのと痛みがひくのを待っておりました。
バイクのエンジン音がしたので山道を見ると件のテカテカツルツルの前でバイクから両足を下ろし地面の様子に目を凝らしているのが見えました。そして決心して、、、、、、引き返していったのです。
なぜ彼にはテカテカツルツルが見えて、私には見えなかったのか?なぜ私はそのままのスピードを維持して凍った路面に突入したのか?
きっとママチャリの女性(他人の肋骨を心配してくれる親切な心遣い、そして昨日もコケタ人がいたのにまた今日も一人見ちゃった)を追い抜いたせいだ。車が2台すれ違えないような山坂道を自転車を追い抜き、ワレ先に行こうとしたことに天罰が下ったのであるるるるる。きっと。
肋骨にはヒビが入っているかもしれない。咳をすると痛む。でも息をするたびには痛まないので折れてはいない。たぶんきっと悪くてヒビ?くらい。
過激な運動を避け安静にしていましょう。
1月28日水曜日・
・店主敬白
モッコリ富士山
あばら骨を痛めてから右側を下にして眠ることが出来ないでいました。でも最近はだいぶ良くなり、そうやって寝ている自分に気が付くのでした。といっても痛いからとか圧迫感を感じるから目が覚めるのではなく、眠り薬?として飲んだビールが膀胱にたまり排出命令を出すからです。そうして膀胱を絞り込みすっきりすると、また浅い眠りにジジイはつくのでした。
今朝は風が強く雲が晴れ、冠雪を頂いている富士山がすっきり見えました。東名高速を走っているにしても、新幹線に乗っているにしても富士山が見えると喜ぶのは私だけなのだろうか。以前からずーっと疑問に感じていたのですが。見えると直ぐ騒ぐ私ですから、慌てず騒がず回りの様子を伺いながら二番手、三番手で「富士山だ〜」とそのお祝いに乗じるということが出来ない。だから今まで確かめることが出来ずにいます。
皆さんは富士山が見えると嬉しい?
あなたの町にも富士見が丘とか富士見町という町名が富士山なんか見えやしないのに付いていませんか?見えたら嬉しいから町名としたのか、実際過去には見えていたからなのか。
私はここだけの話、富士山を見るとまず腰を落とし両手を腰に当て、そして「フジサンフジサン」と叫びながら胸の前で二等辺三角形を作るのが癖である。ちょっと見はタケシのコマネチの逆バージョンのようだが私のオリジナルである。
皆も試してみる価値はある。富士山が一歩だけ近づいてくれるからね。
1月31日土曜日・
・店主敬白
レンチキュラー
絵本の表紙に微妙に手首を右左傾けることによって絵が変わって見えるシールのような絵葉書大の写真が貼ってあってありました。この呼び名がわかりませんでした。来る客皆に聞いても誰も知らないので、本の入力が滞ってしまいました。
あるお客様から自分は知らないけれど、東京ウォーカーにT3のそんな付録がついていた、という情報を頂き、インターネットで検索をすると、めでたく『レンチキュラー』という正しい名前がわかりました。それまではステレオグラムとかひどいのになるとステレオスコープとか言ってくれる人がいて、いったいこれで何を覗き見ろって言うんじゃ!?など怒っておりました。
でも私は本当に全く陰も形も思い浮かばなかったのです。昔子どもの時分に買った雑誌の付録とかについていて、何で動くのか、絵が違って見えるのか不思議になって、表面のギザギザを削ってみたり剥がしてみたりしたことがありましたが、今の今までその仕組みを知りませんでした。詳しく知りたい人はGoogleで『レンチキュラー』でけんさくしてちょ。
レンチキュラーとその正式名称を聞いた今でも、むかし使っていた名称とは思えない、すっきり納得いかないのです。な〜んか違うような気がする。