12月02日木曜日・
・店主敬白
自分に還る怒り
とうとう先月30日に日記を書こうと思いながら書けずにそのままにしてしまいました。
正直書くような精神状態ではなかったかもしれない。
実店舗を持っていて実際何が一番困るかってやはり万引きでしょう。
少し前にも古本屋の店主が万引き少年を追いかけて踏み切りで死に追いやったとか言われた事件がありましたが、うちの店でもたまにそういった不貞の輩がおります。
私はそういった輩は見ていると分かるので、店を出た直後、もしくはカバン、ポケットに入れた直後に捕まえてしまいますので、逃がして追いかけるというようなことはありません。
物販を長くやっていると普通のお客様とそうでない人の区別はおのずとつきます。お客様という範疇に入らない人が不心得者となる、その枠からはみ出す人が目に余る、変な表現だが目からはみ出るので目に付く。
それで目で追っていくということになるわけで、暫く観察していると確信が持てるので、泳がしてコトを起こさせ捕まえると相成る。
コトを起こさせる前に捕まえるわけにはいかない、犯罪を未然に防ぐためにはどうするべきかは議論の余地がある。
「万引きは犯罪です」「万引きは見つけ次第警察に通報します」の張り紙はその他の善良なお客様に対して鬱陶しいだろうと思うわけで、小さな店での防犯カメラもそうだ。
カメラを設置したことにより、私なんかはどうせ誰もモニター見ていないんだから逆に無用心だと思ってしまう。
ではどうすればよいのか、店側の許さないという心構えに尽きると思う。
レジ打ちをしている人も、棚出しをしながらでも万引きに対する注意は怠らない、そして商品の乱れをすぐ整頓、欠品をすぐ補充、決められた時間に補充整頓するのではなく店の(商品)管理の一部として万引きに対して注意をする。
そんなことはどうでも良い。出来て当たり前のことだと思う。それでも万引はなくならない。
問題は万引きをした少年を捕まえた後、その少年がドンドン悪く、私が望まない方向へ行ってしまうのが辛い。
見る見るズボンが下がっていき、昼過ぎから制服姿で女の子の腰に腕を回して歩いている。
まだ終業前だろうに、どうするか、怒って授業に出させるか、、悩んだすえ何もいわずに後姿を見送る。
私は捕まえた万引犯の人生に関して責任は持たない。
奈落の底に落ちろと思う。人でなしとも思う。人間止めろとも思う。
一度成功したから、また翌週にもと考えて実行に移すのであればその人の人生に先はない。
一生泥棒とのレッテルが貼られて人生を送るしかない。
ある人間の人生を台無しにするために私は商売をしているのではない。
嬉しくて脳味噌がワクワク、ドキドキするような店をやっているつもりなのだ。
何で君はそんなことをしたんだ。金がなかったら、諦めろ、親に買ってもらえ、おじさんのことは良く知っているだろう、何でこんな事、どろぼうだよ、大人だったら刑務所だよ。盗った物を友達に自慢して恥ずかしくないか?おじさんは良い人に買われて良かったね、人生を豊にするために役に立つんだよと、おもちゃに、本に密かに語りかけながら売っているんだよ。それを黙って無断で持っていくのか?
罪を憎んで人を憎まず。でも犯罪に手を染めるのはその人個人だ。
子供の犯罪は親の責任であるが、でもやはり本人の問題だ。
万引きはズーット昔からあるわけで、今始まったわけではない。
何のために商売をやっているのか疑問を感じる。
スリルでワクワクドキドキじゃない。
何のためにココにこの文章を書くのか、その意味は深く考えていない、厄払いかもしれない。
12月03日金曜日・
・店主敬白
厄明けはまだかいな
今日朝水遣りをしようとして前の歩道に置いてあった万両の鉢が無くなっているのに気が付いた。
千両と万両の区別は本当かどうだかしらないが、葉の上に実がつくのが千両で鳥に食べられやすく、万両は葉の下に実がなるので鳥に食べられにくく、しっかり実を残すからだそうだ。
店の万両は万両にも関わらず、店に実を残さず鉢ごと盗られてしまった。
貰った当時、夜は店内にしまっていたのだが、店は日当たりが悪いので(古本屋にとっては絶好なロケーション)、朝からより多くお日様を浴びられるだろうと店内にしまわなくなった。
さすがに雪が降る日は店内にしまって帰ったが、それなりに元気に今年も実をつけたから楽しみにしてたのに。。。
盗んだ万両を正月に飾ってもちっともめでたくなかろうにと思うのだが。
万両ちゃんは期日満了に付き、年季明けで田舎に帰ったのか。
それともドナドナ売られていったのか。
売値は万両、千両、十両、百両?
花一匁あの子が欲しい。
負けてて悔しい花一匁。
盗られて悔しい花一匁。
あの子は負からんヨ。
なんてったって万両ヨ。
12月04日土曜日・
/
・店主敬白
こんばん
は?
今日は大掃除第二弾。
窓拭きを六分の一ほど。物をどけながらなので大変。お客様が来店さられると中断若しくは取りやめになります。物が散らかり通路が塞がるので、すいませんを連呼することになる。
本をお売りになるお客様が朝からいらっしゃり、中断、歓談、再開。
やれやれと通常の掃除をし終わり、一服、注文のメールの返事を出し、請求書を打ち出し、荷造りに取り掛かる。
途中で一服、そこで看板の4本入っている蛍光灯のうち1本が切れかかり点滅しているのに気がつく。
踏み台にしている椅子を店の奥から持ってきて左端のネジを2本外し、プラ板を鉄枠から横にスライドさせて抜き出そうとするが固くて抜けない。
おや?と思い椅子をずらし真中に立ち良く見ると、うちの看板には真中に上の階からの下水パイプが通っており丸く切り抜かれているのだが、そこから右左にスライドできる、その真中の隙間がプラ板で埋めてありしかも両面テープか接着剤で左右の看板が留めてある。
これじゃ抜けるはずがない、そこでまた奥からマイナスドライバーを持ってきて強制的に粘着をとろうとするが、プラ板がピキッという嫌な音を立てるだけで外れやしない。
そこで知り合いの看板屋さんに電話をするが、奥さんが電話に出て今はまた寝ていると言う。
その彼が蛍光灯を取り替えるときはこう横に抜けるからね、と取り付けの時教えてくれたのだが。
後から職人がなにやらゴソゴソやっていたのが、真中にプラ板を入れて補強することであったのか〜、と今にして思い当たる。
暗くなってきて、蛍光灯の点滅がクリスマスのイルミネーションのように目立つようになったので、また友人に電話すると私の意見に賛成してくれた。
それは鋸で真中の補強に入っているプラ板を切断すること。
ただ注意はプラ板の熱で普通の木工用の鋸だと歯が溶けるかもよ、とのこと。
注意しながら30分かけて切断、モロ爺に手を貸してくれと電話し二人で2mくらいあるプラ板を引き出し、蛍光灯に手が届くまでになった段階で新品と取り替える。
モロ爺に左から押してもらい、私は引っ張る。
途中の鉄骨に私の右手が挟まり、悲鳴をあげる、手を抜き、また押し、また引っ張る。
元に戻り、点滅しなくなった。
二人で良かった、良かった。
私がモロ爺に一言。
「こんなに大変なら、4本全部一遍に取り替えてしまったほうが良かった、ベンジーの時は絶対ほっぽりぱなしだろうから。」
厄は未だに払われていないらしい。
12月06日月曜日・
・店主敬白
今日はベンジーの代わりに店番をしています。
イヤ〜、日曜の朝方の雨はひどかったですね、風がサッシの結露防止の空気抜きの穴から入ってきて、寢ている和室の襖をガタガタ揺らしました。
で年寄りは何事じゃ????と目を覚ましました。それから気になり、ピシッと閉めても鳴り止まず、起き上がり二枚の襖の重なっている部分にティッシュを丸めて突っ込んだ。
静かになり、さて寝ようとしたが、朝一番にカミサンが目を覚ました時、襖が開かないかもしれないと思い、詰め物を取り除き天地鳴動する中で再び寝付くことを試みる。
2時間の記憶の空白。
ということは寝れたらしい、目覚ましで起こされた。
12月10日金曜日・
・店主敬白
帰ってきた万両 ・_・
朝店に来たら、万両ちゃんがおりました。
昨日、■○さんから頂戴いたしました。
これで店も安泰です。本当にありがとうございます。
12月18日土曜日・
・店主敬白
お久しツリー
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というわけで、隣のビルの屋上にあるツリーの写真をアップいたします。 11階建てなので道1本離れないと見えないのです。 デジカメは明るい時は綺麗に撮れますが、こうしてウェブ用に画像を小さくすると黒い部分がモザイク状になってしまいます。 最近は一戸建ての家ばかりではなくマンションでさえ電飾しているのを見かけますが、言っちゃ何ですがショボイのが多くてツッコミを入れながら車を運転してます。 アメリカでは街々で電飾コンテストがあるそうで、以前テレビで見たのですが呆れちゃいますね、キリスト誕生の馬小屋でマリア様が動いていたり、屋根といわず庭一面電球だらけ! そこまでいけば見応えがるのでしょうが、そのための準備に彼らにとっては一年があるのでしょう。 そういえば今年は店で電飾飾りをまだしてません。忘れてました。 今日から上映している「ベルヴィル・ランデブー」を観てきたというお客様が来店。 |
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12月24日金曜日・
・店主敬白
忠津陽子作品集byさわらび本工房
本日、15時からベンジーと交代で店番をしています。
今は19時半、4時間半しか経っていない。も〜う時が進むのが遅くて、仕事が山積!なのに一向に捗らない。
目ざとい人は「さわらび本工房」のバナーが替わっているのにお気づきでしょうが、例によって私は全く感知していないのですが、忠津陽子の本を出版することになったそうです。
で、今までの黒いイメージから普通の!?色使いでというご指示で今の色になりました。
〜現在、作業中〜だけじゃせっかく来てくれた人ががっかりしないか?とベンジーに言ったのだが、今は書くことがないと言われちゃいました。
まあキンキンに何かしらの情報をアップするそうですから、皆さん楽しみにしていて下さいね、と。
12月25日土曜日・
・店主敬白
Boogey Man
●△さんが来店。
いやー愉快な人だ、ってここに書いていいのか?
彼女にとっては今年一番の恥をさらけ出したそうで、私にとっては特にどうってことないことなのだが、あまり義理堅いのも休み休みしましょうという事かな。
早い話、元々の原因が私にあるわけで、つまり売れない本をその作者が好きだと仰るので、お礼のつもりで差し上げただけなのですが、相当負担になられているとお見受けしたわけで、この場を借りてその件はもう貸し借りなしでいきましょう、最初からそんなつもりはなかったわけで、まあ●△さんがお見え頂けるだけで私は幸せですから、って惚れとるんかい?そんなつもりは毛頭、毛根にかけても無いですから、と言うとどこかで誤解を受けるか〜?
画面が真っ黒で立ち上がらないパソコンを部品取りにでも役に立てて下さいと、バイオをお持ちくださった。
ドレドレおじさんに見せてご覧、ACアダプターを接続して、コレがスウィッチですか?ポチットな、なんか変な起動画面ですね?ファイルの数を数えていますよ。
まあいいや(Win2000だからバックアップファイルを読み込んでるのかな)、お!たったったったよ。プロパティーは?デバイスマネジャーは?大丈夫ですね、直ってますよ。
へ?じゃじゃじゃワタワタしは直してもらいにこココに来たということにななななりなります?
ま、そうですが、何ヶ月放って置きましたか?一箇月くらい?
七箇月くらいコタツの上にありました。(うーんその間掃除しなかったのかな?まあいいやホコリじゃ死なない、死んでない。)
そうそれで今日冬眠から覚めたんですよ。最初から直ってましたから、そんなもんそんなもん。
せっかく直ったんだから、ノートは便利だし、使いましょ、ね。
お!●△フォルダーか!開けてみよう、、、日記ですね。おゴミ箱にはじぇいぺぐ君が、一回デスクトップに移動して開けて味噌。オーッツ、ローアングルからの●△さん!
ナに見てるんですか?げーーー×△:*@だダメです。
はい、お持ち帰り。置いていったら棲家ら隅まで見ちゃいますからね。
そうしたラブリーな?会話の間じゅう、背後からそっと無言で立ち尽くす者が居た、その名をモロ爺という。
12月27日月曜日・
・店主敬白
Subject: 初めまして、理沙です。こんにちわ
>From: 藤●理沙 tlisa_rain@いんふぉしーく.to
<これって楽天カンパニーのいんふぉしーくの転送メアドね、toが付いているから
>はじめまして。藤●理沙といいます。29歳です。
>あなたのプロフィールを見たところお近くにお住まいのようでしたし、楽しくお付き合いできる方を探しててメールしました。
<藤●理沙ってあんた誰?私がどこにプロフィールを書いたと言うんじゃ〜!
<Mon, 27 Dec 2004 04:35:56 +0900この時間に「こんにちわ」もなかろうに
>顔も性格もタレントの梨花に似ているとよく言われますが、あそこまでは騒がしくない女だと思ってます。
<ナシのハナよりリンゴのハナが好き!
>好きな事は料理(特に煮物)と、ドライブ、温泉めぐり。
<一人で料理作って食べて、一人で車を運転して温泉を巡るのが趣味なの?寂しいね。侘しいね。。
>正直に自己紹介させていただきますと理沙は結婚暦3年の主婦なんです。。。
<しゅらしゅふふ。
>仕事は化粧品やダイエット商品を販売している会社でカタログの編集をやっています。
>車でお迎えにも行けますので♪
>よかったらお返事くださいね。
<自家用ジェットで迎えにこんかい、ボケが!
Subject: 口の堅いかたですよね?
>初めまして。金■奈津といいます。
>以前どこかの掲示板に書き込みしてるのを読ませていただきました。
>その時にこの方は口が堅い男性だと感じて、アドレスを控えていました。
<どこかの掲示板にウほほ〜いとメアドを書く奴を口が堅いとは言わんぞ、そういう奴は脳味噌がお寒いと言うんじゃよ!
<でも掲示板に何をどう書けば口が堅いということになるのか教えてくれ。頭が固くてわからないからさ。
<それに私の口は人様と同じくらい柔軟に動くわい、物も食える。おかげで?最近下腹部が出た。
>色よい御返事、待っています。
<From: suprise_red@ヤフー.co.jpだからビックリ赤色のお返事をご希望ですか?
今日はmisato misato@ふばこ.comより未承諾広告メールが10通くらい来た・
私に仕事をさせてくれ!頼む!。
スパムメールが来る度に振り分けをするのですが、ついついヘッダーをジックリ見て経由してくるドメインを見たりしたりしちゃったりしてね。
凹むな〜、私は何者じゃ?
藤●理沙さん、金■奈津さんを騙る男よ、まともに働け!
12月30日木曜日・
・店主敬白
年末高血圧・ガジョーン
年賀状を未だに書いていない。
郵便は翌日着くはずだから明日夕方までに出せばよいと思っている。
しかし図案が思い浮かばないので、例年のようにどこからパクッテくるつもり。
毎年近くのヤマダー電機にプリンターのカラーインクを買いに行っているような気がする。
カラーインクは店ではほとんど全く使用しない。
家にもあるプリンターで印刷するのだが、息子がアイロンプリントでティーシャツなどを作るからいつも空だ。
「カラーインク無いよ」「ないよジャないよ、使ったら補充しないから無いの!」
と文句を言いながら父は自転車を走らす、が在庫切れだったりする、からまた自転車を走らす、ヨドバシまでいく羽目になる。
耳がモゲルカト思うくらいサミーぃのにさ、父は自転車をこぎこぎ、坂をキコキコのぼり、店内に入ると熱気でめがねが曇る。
ついでに色々物色するので、父はナカナカ帰ってこない。
「忙しい時にいなくて、用が済んだときに帰ってくる、子供と同じ!」
「ハイハイ、でどれを手伝えばよいのかな?」
「・・・・・・・・・・」この沈黙が怖い。
「手ぐらい洗ったら」
「ハイハイ。・・・・・・・でどれ?」
「・・・・・・・・・・」またまた、この沈黙が怖い。
手持ちブさタな子が「印刷する?」と聞く
「飯のあとでいいじゃないか、乾かす場所が必要だから。」
「でも、まだ住所書いていないんでしょ?」
「じゃ、適当に何枚か、20枚くらい刷っておいて。」
「正月だからって特別なものは何も無いわよ。」
「ハイハイ、結構です。盆も正月もありません。」
年越しソバを早めに食ってから宛名を書く。
そう、つまりなにやかんやでいつのまにか一日過ぎて31日大晦日に書いている、毎年。
元旦には決して到着しない賀状をです。「あけましておめでとう」の当日に出しますから。
今年もたぶん。