記楽帖

  イラガの卵 15.Dec.02

田淵行男記念館近くにて 2002年12月14日撮影

日本全国で10月〜12月に発生するイラガ(イラガ科)は、幼虫のときイラムシと呼ばれカキ、サクラ、ウメなどの葉裏にいて、これに触れるとひどい痛みを感じる。
写真のイラガのまゆは、この日サクラの木の枝に付いてもので、スズメノショウベンタゴとも呼ばれる。
このなかで幼虫の状態で越冬し、来シーズンまでこのまま過ごす。カッターで切り落としたように、きれいな穴が開いたものは、無事越冬し幼虫が抜け出たとみられるまゆで、ギザギザの穴が開いたものは、寄生していたハチなどが開けたものだという。


参考文献
『標準原色図鑑全集/第1巻』1966年、保育社
『野外観察図鑑1 昆虫』1985年、旺文社

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