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本格焼酎用語集

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だれやめ(だれやめ) 薩摩弁。「だれ」(疲れ)を「やめ」る、一日の疲れを取ることから転じて、晩酌のことを指すようになった。だいやめとも。
単式蒸留機(たんしきじょうりゅうき) 蒸留を一回だけ行う機械のこと。ポットスチルともいう。本格焼酎は必ず単式蒸留機を使用するように法的に定められている。単式蒸留機は本格焼酎だけではなく、モルトウイスキーなどにも使用されている。蒸留機の形によって大きく味わいや香りが変わるため、各本格焼酎蔵では蒸留機の整備に余念がない。(⇒蒸留、連続蒸留機、減圧蒸留、常圧蒸留)

長期貯蔵(ちょうきちょぞう) 3年以上貯蔵した焼酎が総量の50%以上を超える場合につけることのできる特別な呼称。この基準は「表示に関する公正競争規約」によって定められている。具体的に貯蔵年数を表示する場合は、混合した焼酎の割合を明確に示す必要が生じる。具体的に「10年貯蔵」などのように書かれている場合には10年間貯蔵された焼酎を全量使用しているということになる。


手造り焼酎(てづくりしょうちゅう) 本格焼酎の仕込みに必要な麹(⇒別掲)を自然の換気および通気の部屋で麹蓋(⇒別掲)などを用いた手入れ攪拌によって製造した場合に使用できる特別な呼称。つまり、自動製麹機を使っていないことが呼称の条件となる。また、この呼称は甲類焼酎では用いることができない。

斗(と) 液体や穀物類の体積を量る日本独特の単位。明治期に一斗は約10リットルと定められた。10斗で1石となる。
東京農業大学(とうきょうのうぎょうだいがく) 農大(のうだい)あるいは東京農大と略す。日本で唯一の農業大学であり、日本で唯一の醸造学科を設置する大学である。箱根駅伝や東都大学野球での「青山ほとり」(通称.大根踊り)は有名。焼酎ブームを支えた蔵はこの大学の卒業生が牽引しているケースが多い。焼酎ブームを語る上で一つのキーワードとなっている存在である。
杜氏(とうじ) 酒造りの指導を行う人および酒造りの技術者集団を指す。酒造りにおいて指導的な立場を取る人を指すことが多く、現在の本格焼酎造りでは蔵の実質的な経営者が杜氏を兼ねることも多くなってきている。また、酒造りが科学的に解明されつつあることもあって、杜氏集団の存在は存廃の危機にある。(⇒阿多杜氏、黒瀬杜氏)
度数(どすう) アルコールの濃度を示す日本特有の用語。1度はアルコール濃度1%を示す。例えば25度はアルコール濃度25%となる。
どんぶり仕込み(どんぶりじこみ) 本格焼酎は、通常、まず麹を発酵させ(一次仕込み)、そのあとで芋や黒糖などの主原料を投入、再度発酵させて仕込む(二次仕込み)が、麹と原料を同時に投入して発酵させ、蒸留させるケースもある。これをどんぶり仕込みという。全麹仕込みが麹のみで発酵させているのに対して、どんぶり仕込みは麹のほかに主原料も投入している。そのため、原料表示は「米、米麹」「麦、麦麹」などのように麹と主原料が両方とも表示される。(⇒全麹)

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