早く学名つけてよぉ...・オキナワヤモリ(旧クメヤモリ)
撮影:星野一三雄

和名:オキナワヤモリ(旧クメヤモリ)


学名:Gekko sp. 

分布
久米島、伊平屋島、沖縄本島北部
生態
主に森林に生息しているようです。なぜかはわかりませんが他のヤモリと異なり、地表を歩いていることが多いという情報もあります。
全長
資料なし。
参考文献


解説
体表の模様や大形鱗の様子はミナミヤモリと似ているようです。のどのあたりに不規則な黒色の雲状斑が多く見られ、黄色みを帯びている個体が多いようです。舌の色は全面紫色です。また、ミナミヤモリよりも大型になるようです。
こちらにクメヤモリとミナミヤモリの形態の比較写真があります。
まだ学名もついていない未記載種ですが、2006年10月22日に「日本爬虫両棲類学会第45回大会」の総会で「久米島以外にも生息しているので」ということで「オキナワヤモリ」の標準和名が提案され、承認されました。
飼育
現在、メスの個体を1個体飼育中です。実はこれまでに3個体飼育しましたが、共通して言えることは非常に臆病な性質のようで、餌付きが悪いです。やや、広めのケージでガやコオロギのような昆虫を餌にすると良いようです。 飼育中のメスは3ヶ月ほどでようやくガをピンセットから食うようになりました。ところが、2000年6月から飼育をはじめた雌と幼体は人通りが少なく、落ち着いた静かな環境で飼育をするとピンセットからも餌を容易にとるようになり、大変慣れてしまいました。分からないヤモリです。
2000年6月2卵を産卵しました。卵径は12×8mmでした。またこちらにクメヤモリ、ニシヤモリ、ミナミヤモリの卵の比較の写真があります。
コメント
本当に久米島は面白いです。他の島でもあらたなヤモリが見つかる可能性はありそうです。
で、だ。2006年くらいから、いよいよ北部琉球列島のミナミヤモリの隠蔽種とかたちの分類の概景が見えてきたわけですが、なぜか本種は正式記載に至らず、学名がつかないというかわいそうな存在です。
ちなみに、今だから正直に言いますが、上のしょぼい写真は本当にオキナワヤモリなのかは不明であります。正式記載が待たれるところです。このページのためにも。

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