これが本当の宝です・タカラヤモリ
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| 撮影:星野一三雄 |
卵写真
幼体写真1・2
和名:タカラヤモリ
学名:Gekko shibatai
- 分布
- 小島、宝島
- 生態
- 宝島では集落から林まで幅広く見られます。昼でも樹木の幹などで見かけますが、行動はしていないと思われます。
- 全長
- 100〜125mm
- 参考文献
- 日本動物大百科5両生類・爬虫類・硬骨魚類:平凡社
- Toda,M., Sengoku,S., Hikida,T. & Ota,H..2008.Description of Two New Species of the Genus Gekko(Squamata: Gekkonidae) from the Tokara and Amami Island Groups in the Ryukyu Archipelago, Japan.Copeia(2)452-466.
- 解説
- <以下引用です>ミナミヤモリよりも頭胴長が平均3〜5mm大きく、唇が黄色味を帯び、咽にミナミヤモリよりも大きな黒斑が現れ、雄は前肛孔を持たないという特徴があるそうです。
私も「ばいかだ」さんの協力を得て雌の成体の実物を見たのですが唇だけでなく、頭部の所々に多くの黄色い斑紋を確認することができました。
- 飼育(12/10更新)
- 2000年12月現在、雄1雌2を飼育中です。やや大きめのプラケースで飼育していますが、かなり中をごっちゃにして隠れ家を確保できるようにしています。静かで落ち着いた環境ならば丈夫で餌付きもよく、ヤクヤモリよりは飼育しやすいように思えます。
2001年6月に遂に交尾・産卵に成功しました。卵の大きさは13×8mmで粘着性の卵でした。その後、この卵は孵化に至りませんでしたが、8月に産卵された2卵のうち1卵がついに10月に孵化。孵化仔(写真1、2)は頭胴長25mm、全長43mmでした。
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- コメント
- 口唇の周囲の黄色は飼育中でも明瞭で、なかなか美しいヤモリです。
↑なんて2000年頃は書いていたんですが、いつの間にか私も宝島に何度か足を運んで、フツーの人よりは本種に語れるようになってしまいました。
ずーっと、長い間、学名がつかなかったのですが、ついに2008年に立派な学名がつくことになりました。もう本当に「祝」って感じです。
何度見ても、べったり塗ったような黄色が美しく、偶然でしかないのですが「宝」ヤモリという名前に負けていない生き物です。しかし、全世界的に見てこれほど分布が狭い生き物って、そうはいないでしょう。大切にしなくてはいけない生き物です。
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