縄文杉とともに・ヤクヤモリ
 |  |
| 撮影:星野一三雄 |
幼体はこちら
和名:ヤクヤモリ
学名:Gekko yakuensis
- 分布
- 屋久島、種子島、九州南部。
- 生態
- 岩場や照葉樹林に生息しています。照明には集まりませんが民家や空き家などにも生息していることがあるようです。6〜7月に岩の割れ目などに固着性の卵を2回は生むようです。
- 全長
- 130〜150mm
- 参考文献
- 日本動物大百科5両生類・爬虫類・硬骨魚類:平凡社
- 解説
- 屋久島や種子島に住む日本固有種です。190mmのミナミトリシマヤモリについで大型のヤモリです。
ミナミヤモリとは分布が重なりませんがよく似ているようです。違いは尾の各節(環状溝)の前縁に大型の鱗が1対ずつあること、鼻の間の鱗(鼻間板)の大きさが違うなど微妙なところです。体表の大型の鱗は背面に多く、後足には少しだけ大型の鱗がありますが前足にはありません。雄の側孔疣は大型のものが一対です。腹面は黄色みがあり細かな黒色斑紋が散在しています。
2003年6月30日に飼育中の個体が産卵をし、9月5日に孵化に至りました。孵化幼体は頭胴長23mmで、孵化日数は68日でした。
- 飼育
- ホオグロヤモリと同様でよいのではないかと思いますが、大型なので大きめのケージが必要になります。
飼育開始当初はなるべく暗くして早く落ち着かせてあげましょう。
-
- コメント
- 2000年6月に屋久島へ行って、本種の観察と採集をしてきました。屋久島は世界遺産にも登録され、自然環境が素晴らしいところでした。そのような島で本種は思ったほどは自然度の高いところにしか生息しているわけではありませんでした。
それでも、照明に集まるどころか、懐中電灯で照らしただけで逃げてしまうほど野性味が強く、飼育下でもなかなか餌を食べてくれません。
やっぱり、屋久杉と一緒に大昔から自分の生活スタイルを変えていないわけですから...
-
タワヤモリのページへ
ニシヤモリのページへ
日本の守宮(ヤモリ)のページへ
INDEXページにもどる