2.飼育環境
ケージの大きさ
- 広いに越したことはありません。木の枝などを用いて立体的にするのがよいので、高さもあった方がいいです。基本は最低でも45pサイズのプラケースがあるといいと思います。
通気のために、壁面のひとつは網がよいですが、一般の水槽のように、四面がプラスチックやガラスでもかまいません。その場合、蒸れないように、上面は網にするとよいでしょう。
ケージのフタ
- ちゃんと閉まるものを使うこと。カナヘビは前足と鼻先を隙間につっこんで隙間から脱出することがあります。
また、しっぽで立ったり、ジャンプしたりして体の全長より高い壁でも乗り越えますので、フタはきっちりしめ、なおかつ重しを乗せておく方がいいでしょう。
床材
- 天然の土が基本です。パーム土などの人工的なものは好ましくなく、できればカナヘビを捕獲した場所の土などの床材を使うことが最もいいと思います。
乾燥しすぎるのを防ぐために底に湿らせた水苔を1pくらいの厚さで敷き、その上に土を敷きます。
※水苔は、ときどきケージの隅から水を注いで乾燥させないようにしておきます。
土の厚さは 5〜10pくらいでいいと思いますが夏は土を深くした方が、温度変化しにくいです。
照明
- 自然照明がよいです。窓の近くやベランダなどで、自然状態の日光浴が日当たりがいいところが望ましいです。
それでなければ、普通の日照時間を参考に、朝は弱めに、昼前後は強く(温度も高く)、夕方にかけてまた弱く、というように工夫すればいいのですが、これは面倒なのでお勧めしません。
トゥルーライト、バスキングライトなどの、変化のない照明を長時間というのはあまりよくないと思います。
レイアウト
- 立体活動が好きなので、木の枝を組み合わせたりして、上れるようにしてやります。また、日なたぼっこ用の平石、巾のある平たい木片を入れるとよいです。
隠れ家になるブロックや植木鉢の破片といったものは必須です。夜にはそこに潜り込んで眠ります。
ここでも、捕獲した場所に合わせることが大切です。草むらで捕まえたものは、ケージ内に野草を植え込んでやるといいですし、砂地で捕まえたなら、床材も砂にするといいです。
また、石垣や花壇のようなところにいたものなら、ブロックや煉瓦を組み合わせて環境作りをしてやりましょう。
※カナヘビは自然下で、あまりテリトリーが広くありません。多種多様な環境を用意する必要はなく捕獲場所の環境再現を心がけるとよいと思います。
小鳥用の水浴び器のような、水入れも必ず用意します。
※水飲み場になるばかりか、温度管理がうまくいかない場合、自分で浸かって体温を調整します。
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