富瓊飯店

5月4日(火)。

朝食を食べるため、朝早くホテルを出て、富瓊飯店へ。九龍城広場の並びにある大衆食堂で、早朝5時から昼2時までが営業時間だという。まだ朝早いのに、店内はいっぱいで、ひとつだけ空いていた4人がけテーブルに座る。注文しようにも、テーブルにはメニューがない。壁にはメニューが所狭しと貼られているが、どんな料理かまるでわからないし、どうしたらいいものか。途方に暮れていると、店長さんらしき人が手招きで、大きなセイロの所へ連れていってくれた。中にはいろいろな点心が入っていて、指差しで注文。それから"soup?"と聞かれたので、それもお願いする。ほかに、人の食べていたもので美味しそうなものを注文。ところでこの魚のスープが本当に美味しかった。香菜の香りがきいていて、初めての味わい。この店の看板メニューで、旅行者はみんな食べたがるから、店長さん(?)も、"soup?"と聞いたのかな。その他の点心もとても美味しく、夫はご機嫌。
どう見ても旅行者の私達をにこにこして見ていたおじいさんが、夫が「うまい、うまい」と食べているのを見て、親指を立て、「グー?」の仕草。夫も親指を立てて「グー!」と答え、言葉が通じなくても気持ちは通じるんだな、と感じる。と、おじいさん、私のお箸の持ち方を見て、「それは違うよ、こうやって持つんだ」と自分でお箸を持って見本を示してくれた(^^;)。私がおじいさんの教えてくれたようになおすと、「よしよし、それでいいんだ」という感じでうなずいて笑顔にもどった。子供達にも何か話し掛けたかったようだが、子供達はここのローカルな雰囲気に固くなっていて、あまり食がすすまなかった。ついたくさん注文してしまい、美味しいので残す気にもなれず、夫と私は食べ過ぎてしまった。

ここがすっかり気に入った夫は、翌朝も5時にこの店へ。飛行機の時間が早く、7時頃にはホテルを出なければならなかったので、子供達も連れてもう一度来る、というわけにはいかず、夫だけが出かけていった。今度は「おいしい」という意味の広東語(好食 ホウセッ)をしっかり覚えて。

美味しい朝食を終えて、九龍城市内の朝の風景の中をホテルまで戻る。リーガルカイタックホテルがあるのは尖沙咀などの繁華街から離れているけど、美味しい大衆食堂はあるし、町の雰囲気も下町っぽくて私は好きだ。ホテルに帰る途中、銀行のATMで両替。銀行もいくつかあった。


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