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毎年1月に行われるI.A.J.E.(International Association for Jazz Educators)のカンファレンスに毎年参加しています。
2002年のカンファレンスはロングビーチにて行われました。下記に林研一郎先生のレポートを掲載しました。
IAJEで一番楽しみにしている事のひとつに まだ生の音を聞いたことのない
人達がたくさん出演するというのがあります。
今回はChuck Findley(tp)、Poncho Sanchez(perc.)この二人です。
Chuckは僕のアイドルで,古くはBuddy Rich Big Bandのソリストで大活躍し、
フリーになってからもスタジオやあちこちのコンサートでひっぱりだこの超売れっ子
のトランペッターです。日本にも何回かは来てるのですがどういうわけか聞くチャン
スがありませんでした。今回 前もって調べたプログラムには彼の名前はありません
でした。..が
WDR Big Bandで彼を見つけたとき、心臓はひっくり返り、目は点になり、そして、
耳はダンボのようにChuckに惹きつけられました。まるで田舎の小学生が初めてモー娘をみたような感激です。ステージが終わってから一緒に写真を撮り握手をして別れたのでした。演奏はどうだったかって? 耳はダンボになってはずなんだけど初日に聞いたBIG PHAT BANDの強烈な印象が残ってたのでWDRは..というより全てのBig Bandは薄い印象になってしまったのです。
2年前にとあるスタジオ関係の人からまだCDになってないけど凄いBANDが出てきた
よ..ともらったテープがGordon Goodwinのあのバンドのものでした。
2.3ヶ月くらいは夢中になって聞いていたのですが、メンバーもわからずCDもいつ出る
かですっかり忘れていたのですが、そしたら、そのGordon Goodwinがレコーディングメンバーを引き連れて出演したのです。それはそれは超がつくだけでは収まりがつかない位すばらしい演奏でした。特にアンサンブルは何の手を加えなくてもCDにできると思えるほどで、さすがハリウッド中心に活躍してるstudio musicianの集まりだなーと感激です。
..と言うわけでWDRにしてもKim RichmondやClayton-Hamilton、またHenry Mancini
Orch.なども良かったにもかかわらず、Big Phatに消されてしまいました。
はやく2作目を聞きたいものです。
しかし今回の収穫の1つにはあのシーラ.Eもあります。あまり期待してなかったのですがサルサをかじってた僕としてはまあ見ておこうかぐらいの気持ちで行ったのですが,これがこれが何とも凄いのです。超美しくてSEXYで....まあそれは置いといて、演奏がすばらしいの一言! たった5、6年前に比べて技術が数段の進歩を見せ、エンタティナーとして観衆を大事にしてる演奏は一流のものでした。
サルサといえばLOSではPoncho Sanchezです。今回も土地柄サルサ関係のバンドやクリニック、討論会など催し物がたくさんあったのですが、この人の演奏で総括です。
今までCDしか聞けなくて、それもクールにJAZZを演ってるラテンバンドという方向性
の印象でした。しかし全く違いました。やっぱりサルサだーというノリノリの音楽で、観客総立ち踊りまくりで盛り上がりまくってました。やっぱりライブとCDとは違うなーというのが実感されました。
こんなにカルチャーショックを与えてくれるチャンスはIAJEならではなので機会があるのであれば絶対音楽関係者は行くべきです。
最後にあったかーい人柄が伝わってきた演奏を披露してくれたタイガー大越さん(バークリーで武田君の先生)の実感だろうと思われるクリニックでの一言,「step by step」。木村先生のどうやってここまで来たのかと言う質問の答えです。皆さんもこの言葉をどうぞ噛みしめてください。
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