• 魚沼線探訪記

  • 沿革

     新潟県の穀倉地帯、魚沼地方を走っていた魚沼線は1911-09-14に軽便鉄道として開業した。しかし、戦時中鉄材を供出する必要から昭和19年、線路が撤去され魚沼線は休止状態になった。戦後になり復活を望む声により1954-08-01に国鉄共通規格(狭軌)により営業が再開された。しかし、沿線の過疎化は進み国鉄再建法により第1次廃止対象線に指定され1984-03-31を最後に廃止された。


  • 探訪記

     弥彦線の越後長沢駅跡を見た後、国道351号線で長岡を越えて、国道404号線に乗り、途中この年の春(1995-04-01)に廃止になった越後交通長岡線(西長岡−来迎寺)の跡の築堤を何度も見掛けつつ、来迎寺に到着した。

     魚沼線は来迎寺から長岡方面に発車後、すぐ右方向にそれており、廃線跡はこれに沿って路盤跡がしばらく続き、途中住宅街に入るところから舗装道路になっている。

     片貝が近づくと再び未整備の路盤だけになり、ほどなく片貝駅跡に着く。片貝駅跡にはホームが残り、駅前には農業倉庫、郵便局があり駅前の雰囲気をかもし出していた。



    片貝郵便局裏から片貝駅跡(来迎寺側)を望む
    正面のスロープはホーム 線路跡はホームの向こう

     片貝から先は道路とは若干離れた田んぼの中を未整備の築堤が続いており、北陸道をくぐった後は林に添って線路跡が続いていた。小高い丘を越えて高梨駅跡の方にまわると、高梨駅跡は道路から若干入った生コン工場の前にあり、ここもホームが残っている。



    正面の草に埋もれたスロープの向こうが高梨駅のホーム
    右の一段低いところが路盤跡 左が生コン工場

     ここからは右側が林、左側が田園地帯というほぼ平坦な中を進み、小粟田駅跡に着く。ここもホームが残り、ホームの端には踏切跡もある。ここは民家の軒先みたいな感じで農作物がホームで天日干しになっていた。


    路盤跡から小粟田駅ホームを望む

     ここから西小千谷は市街地に入り、線路跡の確認も難しくなるが、終点の西小千谷駅跡の敷地は駅舎が取り壊されて整地されてるもののホームが残っている。駅前から続く道や道路沿いの郵便局が当時を駅前だった忍ばせていた。


    元西小千谷駅前から駅方向を望む
    正面、道路が途切れるところに西小千谷の駅舎があった



    旧駅構内から小粟田方向を望む
    写真中央右にホームの石垣(?)が見え、その手前に線路跡が左奥へ続いてる

     ここから先もしばらく線路跡らしきものが続いている。
     もし、ここから信濃川を渡って上越線に接続していたら柏崎方面への短絡線として残っていたかもしれない。


    駅名駅の種別キロ程
    来迎寺旅客駅0.0km
    片貝業務委託駅3.7km
    高梨無人駅7.4km
    小粟田無人駅9.9km
    西小千谷業務委託駅12.6km


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