茂左衛門を供養する地蔵尊大祭

 群馬県みなかみ町月夜野で3月21日、領民を救った江戸時代の義人・茂左衛門を供養する地蔵尊大祭があり、千日堂は大勢の参拝者でにぎわいました。
 五代沼田城主となった真田伊賀守は、城の改築や土木工事に大金をかけ、豪華な生活を送ったため、財政がひっ迫。伊賀升と呼ばれた升に余分に年貢を納めさせるなど過酷な取りたてを行ない、手足を動かすだけで税金がかかるといわれるほどさまざまな税金をかけたといわれます。
 こうした領民の悲惨な状況を見た茂左衛門は1681年、幕府に直訴。伊賀守の悪政が明らかにされ、沼田藩は取りつぶされました。直訴した茂左衛門は、越訴の罪で処刑されましたが、やがて刑場跡に地蔵尊が建立され、300年以上たった今日でも供養が続けられています。
(大東宣之沼田市議)2006.04.05
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