戦没画学生の遺作・遺品などを展示する美術館「無言館」(長野県上田市)の館長、窪島誠一郎さん(63)は10月1日、群馬県伊勢崎市内で「無言館のこと―生と死の画家たち」をテーマに講演しました。群馬大学教育学部同窓会佐波支部(田中敏嗣支部長)の主催で、絵画や工芸品など会員の作品展と同時開催。
無言館は、22歳で世を去った村山槐多(かいた)ら夭折画家の作品を集めた信濃デッサン館の分館として1997年にオープン。年間約10万人が訪れるといいます。
窪島さんは、東京美術学校の仲間を戦争で大勢亡くした画家の野見山暁治氏と、3年がかりで全国の戦没画学生の遺族を訪ね歩いた経験などにふれながら、「不条理な戦争の中でも、絵を描き続けた彼らの愛の深さ、美しさに心打たれる。無言館にはそうした大切なものと向き合う静けさがある」とのべ、人生と言うキャンバスを、自分にしかない思い出、たくさんの感動で埋めてほしいと語りました。
約40人の参加者がうなずきながら聞いていました。 |
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