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下は埋立て工事中の平和島運河

いま、大田区が優先すべきことは、
5年間で60億円もかけて干潟を埋め立て、
公園をつくることより、
区民の暮らしの支援と,安心できる介護制度など
ではないでしょうか

 平和島運河の埋め立て(大森ふるさとの浜辺整備計画)は、今後5年間で60億円以上を投入して、干潟を約5ヘクタール埋め立てて、新たな公園をつくる計画です。

 いま、かつてない不況の下で,倒産や失業をはじめ、区民の暮らしも
営業もますます大変になっています。経済的困難から,家庭崩壊や自殺
などもあとをたちません。

 来年四月からの介護保健の実施に向けても、負担増大の不安を解
消することや、500人も入れないと見こまれる特養ホームをはじめ、介護
基盤の整備こそ急がれています。

 大田区がいま取り組むことは、なによりもこうした区民の緊急・切実な
声に応えることではないでしょうか。

 自然の干潟を埋め立てることによる自然破壊の可能性もよく検討する必要があります。

埋立てを凍結し、区民参加で見直しを

  埋立ての凍結・見直しを求め、区民の世論と運 動を急いで広げましょう。

 

東京都の海辺
最後の干潟が
埋立てに・・・・

 大田区は、東京都の海辺で最後の干潟とい
われている平和島運河(内川河口、大田区大
森東)の埋立てを計画しています。

 総工費は約90億円と見込まれています。

 「自然破壊の埋立てではないか」

 「この不況の中で、区民の暮らしを守ること
が先ではないか」

  「1300億円もの借金を抱えている大田
区が急いでやることではない」

 など、多くの疑問や埋立て凍結・見直しを
求める声があがっています。


ユリカモメとたわむれる親子

平和島運河はどこにあるの?



交通

JR京浜東北線、大森駅東口から

バス  ・森ヶ崎行き   
    ・大森東5丁目行き
・空港行き

大森警察前下車、徒歩7分


または

京急 大森町駅下車

海岸方向へ直進、徒歩10分


 (東京ガス大森工場跡を尋ねるとよい)

自然はどうなるのでしょう

・鳥類

 98-02-14:23種
 <水辺の鳥>
 カイツブリ、ハジロカイツブリ、カワウ、
 カルガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、
 ホシハジロ、キンクロハジロ、イソシギ、
 ユリカモメ、セグロカモメ、カモメ、ウミネコ、
 ハクセキレイ、
 <陸の鳥>
 トビ、キジバト、ヒヨドリ、ツグミ、シジュウカラ、
 メジロ、スズメ、ムクドリ、ハシブトガラス

 99-05-15:18種
 <水辺の鳥>
 カワウ、コサギ、カルガモ、コツドリ、トウネン、
 メダイチドリ、キョウジョシギ、キアシシギ、
 チュウシャクシギ、コアジサシ、ハクセキレイ
 <陸の鳥>
 キジバト、ツバメ、ヒヨドリ、カワラヒワ、
 スズメ、ムクドリ、ハシブトガラス

    (日本野鳥の会 川沢祥三氏による)

   −−−−−−−−−−−−−−−

 大田区の調査によると、年間で9目25科70種
 の鳥類が記録されている。

・干潟
 「人工干潟の歴史は浅く、技術的にもまだ確立し
 ていないので、なんとも言えない。現段階では、
 人工干潟は自然干潟に及ばないという調査結果が
 出ている。・・・問題なのは、天然の浜や干潟が
 あるのに、それを破壊して人工的に造りなおす行
 為です」
     (WWFジャパン・花輪伸一氏)

・水中生物
  「貝やカニ、ゴカイ、テナガエビ、ときにはミ
 ズクラゲも見られ、稚魚はスズキ、カレイ、マア
 ジ、ボラ、ハゼ、クロダイ、コトヒキ、アナゴな
 ど、いろいろな種類を確認しています」
         (大田区報、99.8.1)

  本当はもっと多様でしょう。調査中

埋立て計画の概要


・埋立て面積  A工区 1.8ha
        B工区 3.2ha


人工海浜・人口干潟 約2.2ha

覆砂、人工磯、魚釣り施設など


埋立て土砂  290,000立米
  10tトラック   約30,000台分


道理のない「目的」

 大田区は4つの「目的」をあげていますが、

@公園緑地の整備
  周辺には埋立地の公園がたくさん あります。

A都市防災機能の強化
  埋立地は大地震で液状化し、安全でないことは、阪神大震災の例でも 明らかです。

B人と海の接点の回復
  まず「自然を守ることこそ、先ではないでしょうか

C水域環境の改善
  この十年間、水質の環境基準を達成しています。
  さらに改善するためには、周辺水域もふくめた検討が必要ではないでしょうか。

干潟を守るの
は時代の流れ

 ラムサール条約による湿地保全は世界的な流れになっています。
 名古屋の藤前干潟は埋立て中止が決まりました。千葉県の三番瀬も埋立ての大幅縮小、さらに中止へと世論が広がっています。

 ダム建設19ヵ所の中止・休止など、全国では大型公共事業の見直しも始まっています。
 それなのに、大田区は平和島運河の埋立てを強行していいのでしょうか。

関連サイトへのリンク
遺された干潟(平和島運河の写真集)
日本湿地ネットワーク
WWFジャパン
多摩川河口
藤前干潟
諫早湾
三番瀬
和白干潟


ご意見

 


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