沖縄県のコモウセンゴケの自生状況
仲地 弘行
沖縄県のコモウセンゴケの自生状況ですが、県中部以北(カデナ基地以北)で県道や農道脇の山を削った斜面に普通に見られます。 山を削った斜面は赤土流出帽子対策がなされてなく、海洋汚染で問題になっておりますが、数年もすると植物が生え、その一部としてコモウセンゴケの群生が形成されますので、自生地は保護、保存の対象にはなっておりません。私が栽培しているコモウセンゴケ7株は、名護市、源河のユーカリ栽培場(日本各地の動物園コアラのエサを供給している)の近くで採集してきましたが、採集後3ヶ月程で開花し,それ以来,周年開花(白花)しています。自生地での開花状況を知りたくて、近くに行く度に開花のチェックをしておりますが、まだ、開花しているのを見た事がありません。おそらく、私の行かない冬場(1,2月の桜の頃)かと思われます。 沖縄県の北部地区は酸性土壌(ほうれん草、ニンジンが栽培しにくい)、中南部地区はアルカリ性土壌(パイナップル,みかんが栽培しにくい)で、地質的に二分されております。またそのラインは北東⇔南西に伸びており、慶良間諸島・久米島・八重山は北側、宮古島が南側の地質に属しております。