ウトリクラリアを求めて
− オーストラリア・ダーウインへ −
若林 浩
11月初め、今年は正月の休みが8日間あり、アメリカかどこかへ行きたいなと思っていた頃、メーリングリストの方でオーストラリアに自生するウトリクラリアの話が出て、オーストラリアのウトリクラリアについて調べだしたところ、あまりに多く自生していることにあらためて驚かされました。約60種類と世界の3割近い種類が分布しています。その中には、まだ、写真すら見たことのない種類など数多くあります。中でも、キンバリー、パース、ダーウイン周辺が多く、日程的にも、また、次の機会のキンバリーへの入り口ともなる、ダーウインへ行こうと思い11月初旬動きだしました。12月25日、あと3日。状況変わらず。もう限界です。ETAS(電子ビザ)の登録も限界です。ここまで、難攻不落の一区間になるとは思いませんでした。やむをえず、旅行会社で、この区間を切り離して、追加料金(21000円)でこの区間のチケットを予約クラスをあげてOKをもらった様です。本来は、178000円だけで行けるんですが。しかし、この時期高いですね。この時期でなければ半額で行けるんですが。実質、3日間ですから豪遊ですね。しかし、ホテルは行ってから探すようです。しかし、とりあえずオーストラリアに行けるようです。
12月26日、あと2日。書類も届き、あさっては出発です。荷物はOKが出る前に準備済みです。まだまだ、問題がいろいろありますがオーストラリアにGOです。今回は、一人での修行の旅です。
[28 - 29 December,2000 : Tokyo - Darwin]
いつもと同様に夜便のため、家を11時に出発、途中買い物と食事をしてから高速に入り、15時前には酒々井パーキングエリアに到着、暮れのため道路が混んでいるかと思っていましたが、ことのほか順調に到着しました。
20時15分の便のため、18時15分に旅行会社のカウンターに航空券を取りに行きます。まだまだ、時間があるためフライトインフォメーションをチェックしながらしばらく時間をつぶします。
16時30分、まだ早いですが、空港に向かいます。いつもの様に駐車場に停め17時には、空港に到着です。でも、今回はぎりぎりに航空券が取れたので、保険に入っていないため、まず、保険を掛けます。次に、両替に行きますが何かで見たのよりレートが10くらい悪く、75円くらいです。お金が足りない。急遽、空港内で郵便局のCD機を探します。出発階には見当たらず、一階降りて、外れの方でやっと発見しました。お金を下ろしてから、両替をしましたが、何かしわにならない様なお金です。ちょっと扱いづらいです。
18時10分、旅行会社のカウンターへ向かいます。旅行会社のカウンターでチケットを受け取ります。やはり、2つに分かれています。Eチケットは折れないで少し邪魔です。次にチェックインします。チェックインカウンターでチケット等出すとなにやら調べてくれてます。結局、ケアンズ − ダーウイン間のチェックインはできずケアンズでチェックインすることになりました。重い荷物を抱えて10時間もいるのかと思うとやんなります。でも今回預け荷物が軽い。14.9キログラムです。オーストラリアはいろいろな物の持ち込みが非常に厳しい様で、食品類は持ち込めないので何もなし。植物も駄目なのでミズゴケもなし。そのためかわりと軽いです。でも、本とホテルのリストなど紙類が結構あります。
まだ、早いですが出国審査に向かいます。いつも、セキュリティーチェックでフィルムが引っ掛かるので早く済ませます。フィルムはリュックから出してなんて思っていたのですが、すっかり忘れてそのまま通してしまいました。しかし、今回、引っ掛かりませんでした。フィルムがいつもより少なく、1袋20本だけだったためでしょうか。初めてすんなり通過できました。
シャトルでゲート到着、搭乗が始まると荷物が大きいためさっさと乗って荷物を置く場所を確保します。20時30分、機材到着遅れで少しディレイしたが、いよいよオーストラリアに向けて出発です。約7時間の空の旅です。
29日、4時30分、予定どおりケアンズに到着です。暑いです。無事入国できました。空港の待合に出たところ、左側にカンタスの乗り継ぎカウンターがやっています。まだ、乗り継ぎにだいぶ時間があるので、チェックインして、荷物も預かってくれました。身軽になれてよかったです。しかし、日本人が多いです。まだまだ、辺りは暗いです。午後のフライトまでまだかなり時間があります。とりあえず本屋で時間をつぶします。残念ながら植物の本はありません。明るくなってきたので、ちょっと空港周辺を探してみます。よく晴れています。空港の前の駐車場の向こうが原っぱになっていましたので、そこを探してみますが、残念ながら何もありませんでした。空港に戻って軽く食事をします。まだまだ、時間があります。レンタカーでも借りて、どこへ行きたいです。ひまでーす。200メートルくらい離れたところにある、国内線のターミナルを見に行きます、ガラガラです。昼近くなると、12時台に名古屋と成田行きの便があるため、国際線ターミナルは日本人であふれかえっています。旅行会社の現地係員がツアー客に説明している姿があちこちにあります。因みになぜ国際線ターミナルにいるかというと、ダーウイン経由のクアラルンプール行きのため国際線ターミナル発となっています。そのため席数が決まっていて、なかなか、ダーウインまでOKが出ませんでした。学生もなんかいっぱいいます。女子高生も日本と同じ格好でいます。ビデオ回しとこー。イミグレーションが混むのでしばらく待っていましたが、まだ、2時間近くありますが、そろそろ中へ入ります。
イミグレーション無事通過、セキュリティーチェックでなんとリュックが引っ掛かってしまいました。荷物没収!!。 何と、重すぎる!!。だそうです。カメラだけ別の袋に取り出して、預かりとなってしまいました。確かに、十数キロあると思いますが、そんなこと今まで言われたことなかったのに。軽くなりました。ちゃんとダーウインで出てくるんでしょうか。
もう、お昼なのでシーフードラーメンにします。日本語で書いてあります。ちょっと麺が黒くて堅いです。汁は良いんですが・・・。で、そこで目に着いたのが、インターネットカフェーです。カードが何分いくらとか書いてあります。カードを差し込むところなんてないのにどうするんだろう?。ためしに30分買ってみます。4ドルちょっとくらいです。わかりました、カードの数字を入力すると使えるようになるみたいです。入力してみます。あれ??、おかしくなったハングアップしてしまいました。さっさと隣のコンピューターに逃げます。こっちのはちゃんと動きました。メールでも送ろうかな。まず、JCPSのホームページに行ってみます。あー、CGI使ってない。そのまま送れない。メールのアカウント設定ができるか良くわからないので、てろおささんのところへ行ってみます。あー、CGI使ってない!。赤塚さんの所へ行ってみます。あーん、やっぱりCGI使ってない!!。・・・・・・ん、そういえばスタート画面になんかメールの案内があったな。急いでスタート画面に戻ります。あと残り7分。無料メールアカウントの取得があります。日本語のサイトから登録っと。登録終了。あと残り3分。田辺さんのメールアドレスはっと、。あと残り2分。メールをローマ字で作ったのをコピーして送信!。残り40秒!!。セーフ。しかし、ちゃんと送れたんだろうか。メールの登録をしたので、これでインターネットにつながる環境さえあれば、世界のどこからでもメールが送れます。
13時55分搭乗開始、いよいよ目的地ダーウインへ出発です。ダーウイン周辺は雨期に入っているはずです。ガイドブックには観光シーズンでない、道が寸断されると書いてあります。今どうなっているんでしょうか。情報がまったくありません。
窓際のシートです。さすがにダーウイン行きの日本人は数組しかいません。もちろん、一人でうろうろしている怪しい人間なんて他にいません。窓際からの眺めは良いです。約2時間のフライトです。ダーウインが近づくと雲が多くなってきました。16時15分、到着です。搭乗券を渡して、外に出ます。さーて、ホテルどうしよう。ちょっとパンフレットを集めて、ホテルに無料で電話がかかるところへ行ってみますが、いいところないな。とりあえず、ハーツのレンタカーをチェックアウトします。滞在先はと、とりあえずカカドゥー(Kakadu)のクロコダイルホテル(Gagudju Crocodile Hotel)と。ここから3時間30分かかるって、言ってハーツのお姉さんが行き方を教えてくれました。もう17時を過ぎています。さて、本当はどうしようかな。マニュアルだと日本で言われたんですが、トヨタ・カムリのオートマです。トランクは広いし、トランクスルーだし、それになんかセキュリティーも付いています。なかなか良いです。日本仕様より良さそうです。まだ明るいです。時折さっと雨が落ちてきます。 とりあえず、めんどうなので市内へ行くのはやめて、一番近くの自生地、ハワード・スプリングス(Howard Springs)へ行ってみます。日没まではまだ、2時間くらいありそうです。右ハンドル・左側通行で日本と一緒です。
あれ、何かダーウインへ向かってるみたいだな、戻ろう。あれ、空港に戻ってしまいました。ここを曲がればよかったのか、あれ、また空港だ。空港から抜け出せません。結局、空港を2周してしまいました。
やっと空港を抜け出しましたが、いきなり制限速度が80キロとか100キロです。かっとばないといけないみたいです。おまけにどうしても信号がわからないのがあります。とりあえずは直進と左折しかしないのですが、右折の矢印の赤い信号が、つきっぱなしで、直進とかの信号が赤の時も青の時もついている。いっちゃって良いのか、止まるのかよくわかりません。結局、最後までわかりませんでした。
その後は、順調に行き、スチュアートハイウエイ(Stuart HWY)を通って20分ほどで、ハワード・スプリングスに到着です。ゲートを入ると看板に、8時から20時までと書いてあります。ゲートを入ると5分ほどで到着です。パーキングに車を止めて、管理建物の所へ行くと、誰もいませんが、パンフレットがありました。ここは、スプリングスの名のとおり、水が湧きだしていて、その下に水をせき止めて自然のプールが作ってあり、長首亀や魚がいます、地元の人でしょうか泳いでいる人が何人もいます。また、そのそばに人工の丸いプールもあり、子供が遊んでいます。バーベキュー用のかまどもあります。自然のプールには藻も生えていますが、タヌキモは残念ながらありません。
しばらく、散策してみます。反対側にも駐車場がありました。あ!、カンガルーだ!!ドスン、ドスンとカンガルーが逃げてゆきます。ここには、シギのようなくちばしの長い水鳥がいますが、こいつは、全然逃げようともしません。草原に入って探しますが、何もありません、かなり乾燥しています。18時を過ぎています。まだ、太陽が出ています。雨は、あがってしまっています。 あ!、あった。ドロセラです。ペティオラリス類です。[12°27.498′S 131°03.171′E] どの種類かはっきりわかりませんが、花茎を上げています。オーストラリアに来て初めての食虫植物です。
事前に調べた所、ハワード・スプリングスには、U.dunlopii , U.triflora , D.petiolarisが、また、ダーウインには、B.liniflora , D.burmanni , D.lanata , D.indica , U.involvens , U.singerianaがあったはずです。とりあえずビデオで撮影します。
この場所は、草丈25センチほどの草むらですが、株と株の隙間がありまばらに草が生えているような場所で、地面にも光が当たりドロセラの好みそうな環境です。土は砂質で、表面は乾燥していますが、掘ってみると下の方は湿り気があります。夕方のため花は開いていませんが、太い花茎がたくさんあがっています。直径4−5センチほどのロゼットです。葉柄は1−2mm幅です。D.ペティオラリス(D.petiolaris)のように丸柄ではなく平たいです。(D.デイラタトゥ−ペティオラリス(D.dilatato-petiolaris)でしょうか。)根は水を求めてでしょうか黒く細い根がかなり深く入っています。また、白く太い根が伸びだしている株がありますので、雨が降って雨期に入り新しい根を延ばしだしたところのようです。
カメラが車の中に置きっ放しにしてあったので、取りに戻ります。一周してもたいした距離がないので、逆から回り込みます。泉の湧いている所を見てから、ドロセラのあった所に戻りますが、その途中の林の中の少し暗い所にもペティオラリス類があります。先程のペティオラリス類より倍以上大きく葉柄の長さが、5センチ以上あります。葉柄はロゼットではなく上に向かって立ち上がっています。D.ラナータ(D.lanata)でしょうか。それにしては、ちょっと緑です。D.ラナータはもっと白っぽかったと思います。(D.fulvaでしょうか)花茎もあがっていますが、先程のより細く種類が違うように思います。ここは林の中のため砂地ですが、もう少し湿り気の多いところです。急いで、ビデオと写真撮影をします。だいぶ、暗くなってきました。一番、最初のところへ戻り写真撮影をした頃には、もううす暗くなってしまいました。さて、これからどうしようか。とりあえずここを出て、スチュアートハイウエイへ戻ります。スチュアートハイウエイへ出て、先へ進んだところで宿を探そうかとも思いましたが、何となく無さそうなのでダーウインの方へ戻って、探します。もう、20時を過ぎてます。反対方向にガソリンスタンド(PS ペトロール・ステーション Petrol Stationと言います、GSとは言いません)や宿泊できるところがあったので行ってみます。
また、明日もこの周辺の調査をしたいのであまり遠くまで行きたくありません。受付はどこかな、探して入っていきますが、見つかりません。なんか、もう、閉まっているみたいです。あきらめて、出てきました。とりあえず、ガソリンスタンド(アメリカなどと同じようにコンビニがある)のところのパーキングに車を止めて食事をします。軽食しかないようです。フィッシュ&チップスをたのみます。出てくるとポテトが多い。とても食べ切れません。もう、21時を過ぎました。今日はここで一泊です。天上には日本と同じくオリオン座が輝いています。あれ?。オリオン座の天地が日本で見るのとさかさまです。なんか変な感じです。それでは、おやすみなさい。
[30 December,2000 : Darwin - Jabiru]
朝6時、明るくなってきました。サンドイッチと飲み物を買って、今日はもう一度ハワード・スプリングス付近から調査したいと思います。6時15分出発します。良い天気です。10分ほどで到着しました。まだ、公園内に入れる時間でないので、外側の道から調べます。辺りは、ガスがかかっています。公園の外からちょっと柵の中を見学します。あれ、中に人がいます。どうも公園の柵ではなく、農場の柵のようです。ちょっと入ったところに、ペティオラリスの仲間がありました。
ここも、昨日と同じく砂地です。しかし、ガスのせいで草も濡れていますし、砂も湿っています。D.デラタトゥ−ペティオラリス? は、うぶ毛のようなところで、空中から水分を集めて取り入れているのでしょうか。
この、辺りに池(ラグーン)があるはずなんですが、見つかりません。もっと入ったところにあるのでしょうか。あるいは、干上がってしまっているのでしょうか。
車でもう少し先の方(Koolpinyah方向)までいってみます。急に舗装路が終わってしまい、グラベル(未舗装路)になってしまいました。レンタカーを未舗装路で壊すと保険がきかないはずなので、引き返すことにします。少し戻ったところを探してみます。ここは、木が少なく日当たりがわりと良さそうなところです。
道路の脇に車を止めて探します。ありました、ペティオラリスの仲間です。道路脇の草と一緒に少し刈り取られているのがあります。また、草の間にもたくさんあります。ここも、砂地です。草の中へ入っていくといっぱいあります。草が、露で濡れていて、もうビショビショです。草のない、10メートル×3メートルくらいの少しくぼんだところにありますあります。あー、B.リニフローラです。[12°27.558′S 131°05.146′E] まだ、発芽してからそんなに立っていないようです。高さ5センチくらいです。ここは、砂地ですが窪んでいるせいか、湿り気が他のところより多いようです。よく見ると似たような形ですが、違うのが一緒に生えています。D.インディカ(ナガバノイシモチソウ)です。この付近を探してみますが、この窪みにしか、この2種類はないようです。2つ並んで生えていたりします。同じような葉ですが、違いがよくわかります。残念ながら花が咲くにはもう少しかかりそうです。
ここの、D.インディカは何色の花なんでしょうか。白花? もう少し奥の方まで探してみます。ペティオラリス類がそこら中に生えていて、ふんずけながら歩くようです。道路脇から100メートルくらい入ったところに、少し大きいペティオラリスがありました。ここの方が湿り気が多そうです。地下部がいままでのと違い、茎が太く残っているようになっています。葉柄が棒まではいきませんが、かなり細いです。今までのペティオラリスとは、また別種の様です。これが、D.petiolarisでしょうか。露でもうビショビショです。ハワードスプリングスに戻って水浴びをします。
今日は、朝早いせいか人がいないです。プールで汗を流します。小さいプールはかなりカルキ臭いです。さて、次のMcMinns Lagoonを目指します。
古い地図に載っている池をたよりに探しますが、新しく道がたくさんできている上に、全然それらしいところがありません。GPSデータで探しますが、確かにそれらしいところは低くなっていて2メートルの水位計が立っていますが、水はなく林の中でバギーをしています。あきらめて、次のNoonamahへ移動します。
Noonamahへ着きましたが、ありそうなところは牧場で牛がいます。ただ、かなり水があり田んぼ状態です。水鳥が牛と一緒に千羽以上います。凄い数です。鳥の楽園です。ちょっと中には入れないので、もう少し先に行ってみることにします。
5分ほど走ると林が出てきました、車を止めて林の中をのぞくとありました。ペティオラリス類です。[12°38.552′S 131°06.507′E] なんか、もうペティオラリスにはあきました。しかし、ここにあるのは、D.ラナータなどと同じように葉が白く見える物で、直径5センチくらいのロゼットになっています。いままでの種類とはまた少し違うようです。土は、砂利が多い砂地で表面は乾燥しています。掘ると中は少し水分があります。花茎を伸ばしてピンク色の花を着けています。黒く細い根を伸ばしていて、白く太い根もすこし伸びてきていますので、雨が降って新しい根を伸ばしだしてきたところのようです。ただ、毎日降っているわけではなく、まだ、雨期の入り口で晴れの日も続き乾燥しているようです。しかし、暑いです。ちょっと動くだけで汗が滴り落ち、紫外線が痛いです。もう、この辺にウトリクラリアはありそうにないので、カカドゥ国立公園のジャビル(Jabiru)を目指します。もう、11時近いです。真っ直ぐ行けば、300キロメートル、3時間くらいです。ただ、あちこちで止まりますので、何時に着くでしょうか。
道路脇で、水がたまっているところを見つけると止まってチェックしますが、何もありません。あってもよさそうなんですが。一か所スイレンがあるところで、初めてのウトリクラリアです。残念ながらミミカキグサではなくタヌキモです。世界中どこにでもあるU.ギッパです。ただ、数本水中の枝にからまっているだけです。[12°35.194′S 131°09.940′E]
また、移動します。何か所かチェックしてきましたが、何もないです。2時間ほど来たでしょうか公園の入り口です。入園料AU$16.75?を支払い通過します。14?日間有効です。公園内をしばらく行くと、大湿地帯になっていて、水鳥の楽園のようです。まるで、尾瀬ヶ原をハイウエイが一本走っている感じです。林になったり、湿地になったりしています。前方の林で煙が上がっています。野火の様です。何か所か燃えています。この辺りの林の木はほとんどが下が黒くなっていて、ほとんどの木が一度は野火で燃えているようです。ただ、下草が燃える程度ですからほとんど木に影響ありません。日当たりがよくなってドロセラの成育には良さそうです。
何か所か川などに止まってみますが、何もありません。ただ、一か所川のそばにモコモコした変な植物がありました。この川も、クロコダイルがいるので、気をつけないといけませんが、残念ながら一度もクロコダイルを見ることができませんでした。
15時30分すぎ、ジャビルに到着しました。ここに湖があるのでのぞいてみますが、やっぱり何もありません。ショッピングセンターがあるので寄ってみます。駐車場に車を止めますが、どれがショッピングセンターなのかよくわかりません。人の後をついていってみます。ありました、この建物がそうだったんですか。かなり大きなショッピングセンターです。リンゴ、水、ジュース、本、おみやげなどを買い込みました。
さて、宿はどうしようかな。とりあえず、ガソリンが減っているので給油します。セルフサービスのスタンドですので、自分で給油します。アメリカ以来です。オーストラリアはアメリカと違って後払いで、ポンプスイッチもありませんのでポンプを突っ込んで、握るだけで給油できるはずなんですが、あれー、出てきません。何回か握ったりしているしメーターが少し動いています。どうやらポンプを握ってから出てくるまでかなり時間がかかるようです。ガーー。遅い。といっても日本の給油と同じくらいのスピードですが。アメリカが異常に早かっただけです。残量3分の1くらいでしたので、35リットルくらいかな、35・・40・・45?・・50?どうも日本仕様よりはるかにタンクがでかいようです。確かにそのくらい入る分ぐらいの距離を走っていますが。1リットルAU$1.19です。日本より安いですが、ダーウインより値段が1割くらい高いです。給油が終わるとカギをかけて、料金を払いにいきます。さて、宿をどうしようかな。野宿でも良いんですが、予定どおりクロコダイルホテルに行ってみます。オフシーズンのはずで、空いていると思うんですが。このホテルはワニの形の建物になっているんですが、下から見ると全然わかりません。目の部分が辛うじてわかるくらいです。ワニの口からエントランスに入ります。空いていました。AU$180+TAXと高いところですが、ちょっと贅沢します。値段は日本で調べたのと同じ値段です。日本での値段とくらべれば普通より安い値段ですが。まだ、16時と早いんですが、チェックインして汗を流します。中庭にはプールと水が流れていてハスなどがあります。部屋はダブルベッドとエクストラベッドがあり3人部屋のようでなかなか快適です。早速、冷蔵庫チェック。ビールは3種類、6本も入っているし、まず、1本。うーん。うまい。今日は早く寝ます。しかし、1日で日焼けして真っ黒になってしまいました。明日は、キャサリンへ向かいます。