悪戦苦闘のアブラムシ対策
佐藤 光徳
私の栽培場(東京葛飾)は、通年アブラムシが大発生します。その為栽培植物に多大な被害があり、食虫植物もそれを免れることが出来ません。その中でもドロセラ全般とB.ギガンティアは、退治が遅れるとほとんど枯れてしまい、サラセニアとデイオネアは被害は少なくとも気をつけていないと、ビッシリとたかられてしまいます。なんとか被害を少なくするため、現在も悪戦苦闘中で、いまだに良い手だてが分かりません。佐藤 光徳 この悪戦苦闘した種々の方法を書いてみようと思います。無駄あるいは手が掛かりすぎて実用的でない方法ですが、少しでもお役に立てば幸いに思います。
1 水洗い
強い水流で洗い流す方法です。時間をかけてしっかり洗えば確実に退治できます。 しっかりと洗わないと残ってしまうし、手間がかかりすぎ、さらにすぐに新たにアブラムシがついてしまいます。
2 殺虫剤+水洗い
スミチオンやマラソンをたっぷりかけて数時間おいた後洗い流す方法です。 前記水洗いより容易で確実ですが、植物体に多少のダメージがあり、すぐに新たにアブラムシがつくのも同様です。
3 銀のテープと銀のマルチング
銀色はアブラムシが嫌い飛来しないと言われていますが、銀のテープを張り巡らしてもマルチングしても、全くと言って良いほど効果がありませんでした。
4 オルトランの使用
今まで有効だった方法ですが、ここ数年効き目が悪くなってきたようです。定期的に散布すれば確実だったので残念ですが、多少の薬害があるのも事実で、ドロセラやビブリスは、何度も散布すると枯れてしまいました。
5 不織布で覆う
目の細かい不織布で覆ってしまう方法です。しかし、完全に退治してから覆ったつもりでも中で大発生したり、播種時から覆っても発生したりしますし、鑑賞が目的で栽培しているのに、見ることが出来ないという致命的欠陥もあります。
以上の方法を試してみましたが、唐辛子汁やニンニク汁の散布は試みていないし、新たな薬品も発売されたりと、まだまだ対策はありそうなのでこれからもあきらめずに戦って行こうと思っています。良い方法は発見でき、こんどは確実な対策として報告できれば良いのですが・・