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(タイの社会面記事)

過去記事

2001年01月21日 〜 2001年01月31日



2001年01月31日

「被疑者出頭せず」
昨日少女買春疑惑の渦中にあるチャルーム上院議員への2回目の尋問がパトゥン・ターニー県のクロン・ルアン署
で行われる予定だったが、チャルーム氏は病気を理由に出頭してこなかった。
同氏の弁護士のチャムルゥーン・ワラポーン氏によるとチャルーム氏は心臓の疾患でウィチャイユート病院に入院
中で、尋問に耐えられる状態ではないとの事で、同病院の医師の署名のある診断署を警察署宛に提出した。
しかし不信感を持つ警察は警察病院の医師を入院中とされる病院へ派遣する予定で、もし症状の申告が嘘である
事が発覚した場合、仮釈放を撤回し身柄を拘束すると共に、保釈金2百万バーツを没収する方向であるという。
青少年の権利を保護する団体の常任顧問でもあるモントリー上院議員は、今回の病気理由の出頭拒否は証拠隠
滅のための策動である可能性もあることから、警察による送検手続きを早めるよう促した。同氏によると過去、同
様に影響力があって裕福な人物が関わった事件の場合、多くの被疑者が病気を理由に出頭を拒否する傾向が
あったという。
またモントリー氏によると、売春に関わったとされる少女4人の内2人の少女の両親は事件との関わりから遠ざかろ
うとしており、暗に何らかの隠蔽工作が会った可能性を示唆した。
また、捜査チームの消息筋からの情報によると、チャルーム氏が少女達と情交を交わしたとされる日に、上院議員
が公式な行事がある日に着用する特別な衣装を着ていたとの証言を少女2人から得ており、現在事件当日に何等
かの行事が有事を裏付ける為の捜査をしていることが明らかになった。

「チャート・タイ党連立政権入りへ」
本日の朝刊各紙は、チャート・タイ党の消息筋からの情報として、タイ・ラック・タイ党主導の連立政権入りで合意し
たと伝えている。
本日(1/31)、タクシン次期首相候補は記者会見で首相経験者のバンハーン・シルパアーチャー氏が党首を務める
チャート・タイ党を次期政権に加える意向で有ることを公式に認めた。
同氏によると、チャート・タイ党には4つの閣僚ポストの提供を申し入れており、現在チャート・タイ党内で諾否につ
いて検討中で、最悪申し入れが拒絶された場合、もう一つの連立先としてゴーン・ダップバランシ氏率いるチャート・
パッタナ党を視野に入れていることも明らかにした。
尚、チャート・タイ党との連立に関しては、水面下の折衝の際に閣僚ポストを巡って意見の不一致が有ったと伝え
ている。

「ナコン・ナヨック県内で再々投票」
昨日中央選挙管理委員会のユワラット委員長は、ナコン・ナヨック県の県都内の選挙区で一部の投票所で有権者
確認手続きに不正が有ったとして、当該投票所に関してのみ1月31日に再々投票を行うと発表した。
同氏によると、実際の有権者とは関係ない実在しない人名が記載された投票用紙が多く発見されており、各投票
所に関わっている選挙役員が関わっている疑いがあるとして再々投票の際には役員の相入れ替えを命じると共に、
警察に対して捜査要請をした事を明らかにした。
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昨日政府広報担当のアカポン氏は、2月4日国王陛下ご出席の許で新下院の発足式を行い、翌日5日に議長及び
副議長を選出するた一回目の議会が開かれる予定であると語った。また、新内閣の正式発足は2月15日から20日
前後になるだろうとの見通しを語った。
しかし昨日ユワラット中央選挙管理委員会委員長が、依然選挙違反に関する告発が寄せられており憲法の要件で
ある2月5日までの議員確定アナウンスが危ぶまれていると発言していることから、まだ先行きは不透明と見られて
いるようだ。



2001年01月30日

「再選挙 - 依然違反の告発件数多し」
昨日62の選挙区で下院議員選出選挙の再投票が行われたが、以前にもまして違反の告発が多いという。また投
票者数が1月6日の投票数に比べ落ち込んでおり有権者の無関心も浮き彫りになった。
また、憲法の要件では、選挙の結果を受け1ヶ月以内に全議席を確定しなければいけないが、中央選挙管理委員
会の処理能力では、最終期限の2月6日までに全ての告発の調査及び対処を終わらせるのは、殆ど不可能と見ら
れており、最終的に選挙自身の公正さに対して疑問の声も聞かれる。
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民間の選挙監視団体P-Netによると、今回の総選挙では違反行為は蔓延しており再々選挙が行われるのは必至
な状況だという。また同団体によると、投票数が前回に比して減ったのは天候、広報活動の遅れ、暴力行為への
警戒が主な原因と考えられているようだ。
タイ国内で伝統的に選挙買収が土壌となっているブリラム県では、資格欠格となった候補者達は、皆新人候補で、
従来地場に基盤を持っていた候補者達は既に、選挙買収の証拠を隠滅するために選挙関連の役人の買収が進
んでおり、おそらく当選しても資格欠格にはならないだろうとの皮肉な発言も見られる。

「逮捕の決め手は歯ブラシの包装」
バンコクのプラウェート地区で発生した女性のバラバラ事件は、当初迷宮入りが予想されたが、胴体部分が入れ
られていた黒いビニール袋の中に一緒に入っていた歯ブラシの包装の切れ端が手がかりとなり犯人逮捕のきっか
けとなったという。
警察では当初バラバラ死体が発見された地域をシラミ潰しに捜査したが決め手となる手がかりがつかめなかった
という。ところが、胴体と一緒に袋に入っていた歯ブラシの包装に注目した捜査官達は、その歯ブラシが主にホテ
ル等で客に対して提供されていたことが判明、死体発見現場から半径2kmの区域に絞ってモーテルでの聞き込み
を手始めに、アパートまで捜索の輪を広げた結果、ソイ・パッタナカンにあるSKアパートメントの中国人の住人が
2月5日のチェックアウトを前倒しにして、殺害が実行されたと思われる1月19日に急いでチェックアウトしておりまた
一緒に住んでいた婚約者の女性(新聞によっては妻となってますが容疑者の証言から婚約者が正しいようです)の
姿が見られなくなっていたという情報を入手。中国人が住んでいた部屋を調べた結果部屋から血痕を発見するに
至ったという。その後警察は移民局に紹介した結果中国人はまだタイを出国していない事が判明、中国人が好ん
で行くと言われている風俗街を捜索した結果ラームカムヘン通りにあるマハタイ・プラザで中国人の消息をつかむ
に至り、バンカピ地区にあるホテルに投宿していた容疑者の逮捕となったという。
1月28日に逮捕されたのは、トゥ・ミン容疑者(45)で、同容疑者の自供によるとパタナカン通りのカリーナ・クラブ・カ
ラオケで売春婦として働いていた被害者の中国国籍のチェン・シアウォ・フアさん(38)に結婚して中国へ戻ろうと申
し込んだところ断られたため、カットなって殺してしまったと証言している。また、警察によるとトゥ容疑者はチェンさ
んを殺害後チェンさんの所持していた金目の者を着服し、数千バーツを遊興に使用していたという。



2001年01月29日

「口封じ工作に動き出す」
少女買春疑惑の渦中にあるチャルーム上院議員に対する2回目の尋問が1月30日に行われる予定だが、過去
同様に大物が関わった年少者が犠牲なった事件の場合、約90%において年少者のが証言を翻してきたとされ
ており、今回の事件についても何らかのかたちで口封じの裏工作がされる可能性を指摘する声が多かった。
チャルーム上院議員に関しては1月24日に情交を持ったとされる少女2人による首実検により、間違いなくパー
だと指摘されているが、事件の当日先の少女2人と同様証人として警察に出頭する予定だった仲介者とされる
17歳の少女に対して「何らかの」かたちで口封じ工作がされていた可能性が浮上してきた。
仲介人とされる17歳の少女は、チャルーム氏が出頭する前日に既に警察署内に拘置されていたが、当日少女
が既に停学(報道によっては退学)処分になっている学校の校長が両親に保釈金の支払いを申し出、少女を仮
釈放し翌日の出頭から逃れるためにバーン・メタの少年矯正施設に収監したという。しかし当日警察が少女の
家を証人護送のため訪れた際に少女の両親は友人と外出していて昨夜から家に帰っていないと、先の矯正施
設収監と一致しない証言をしていたという。また、校長は少女が停学(退学)処分になって以来全く少女及び両
親とはコンタクトをとっていなかったにもかかわらず、今回の件で突然現れるのは不自然と考えられ、口封じ工
作の疑惑を抱かせるものとさせている。
ソムサック教育相は今回の疑惑を受け省内の管理職を口封じ工作が行われないよう監視に当たらせ、また口
封じ工作に関わった物に対しては、何らかの懲罰を与えると発言している。

「経済危機の戦犯ソロス氏”歓待”の準備」
タイ経済危機を投機活動により崖っぷちにまで陥れた人物とされるアメリカの国際投機家ジョージ・ソロス氏が
在タイ特派員クラブの招聘で2月1日に全世界的資本主義にかんして講演会を開くことは先に記した通りだが、
タイ国内の政治家、愛国者団体、経済団体等各所で戦犯ソロス氏に自分たちが経済危機で味わった痛みを
味わってもらおうと強烈な歓待を行うとの声明を発しており、招聘元の特派員クラブが警察に対して特別な警
備を依頼するに至っている。
ソロス氏批判の先鋭で、かつてソロス氏を血祭りに上げてやるとまで発言した現バンコク都知事のサマック・
スンダラウェート氏は今回の来タイについて「ソロス氏に経済関係の講演をさえるなんて、特派員クラブはア
ホの集まりか?」と述べた上で「講演会の申し出を受けたソロス氏も同様にアホだ。自身の意地汚い行いに
よって犠牲になった哀れな人たちを見に来ることに恥を覚えないのか?彼にはちゃんとした脳味噌があるの
か?」と相変わらず厳しい発言を繰り返しているが、殆どの人たちは、法律に違反するためサマック氏がソロ
ス氏を血祭りに上げることは無いと見ている。
また、タイ人に人気があるインターネットの掲示板でも厳しい発言が見られ、中には身の保証は出来ないとか
ソロス氏の顔にクリームパイを投げつけた者には2000バーツの賞金を進呈する等のメッセージが見られたと
いう。
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国内でソロス氏に対する抗議活動が行われ、また警察当局が身の安全を保障できないと発言するに至り、
最終的にソロス氏の来タイは取りやめになった。



2001年01月28日

「判事二人に収賄疑惑」
最高裁上級判事のラピン・ブーンヤシット氏及び上訴裁上級判事のモーントーン・ケッテャイ氏二人の判事が殺
人事件の被告である元警察中将のチャローン・グゥートヘット被告に対して200万バーツの賄賂を要求していた
疑いで1月15日から停職処分になっており、事実を究明するための委員会が設置されていたことが明らかになっ
た。
チャローン被告は現在最高裁で1994年の女性及びその息子の殺人事件について上告中で、今回の疑惑は同被
告が、国王陛下に対して減刑の請願書を提出した際に持ち上がったとしている。

「イギリス人殺人事件」
昨日カンチャナッブリー県内の高級ホテルの一室からイギリス人男性のマイケル・ウィットさん(57)の他殺体が発
見された。警察によると室内にはセメントの残りと女性の髪の毛が発見されたが、争った形跡が無く、また室内の
金庫には10万バーツ相当のイギリス紙幣が手つかずであったため、当初は捜査の長期化が予想されたというが、
マイケルさんと一緒にチェックインしたタイ人夫婦を重要参考人として事情聴取を行った結果、当初はマイケルさ
んとは仕事上のパートナーで長年知り合いだったが、殺人には関与していないと否定していたが、最終的にレイ
プされそうになった妻を助けるために殺したことを認めるに至ったという。
夫の証言によると、殺害後捜査を攪乱するために室内の金目の物を物色し、全て金庫の中に保管したという。

「少女買春ツアーの主催者逮捕される」
タイ警察の発表により1月26日にオーストラリアのパース市内で元学校教員のジョナサン・カイエ容疑者(70)が、
国内で客を募りタイ国内での少女買春を主目的にするツアーを主催した疑いで逮捕された。
カイエ被告も有罪が確定した場合最高17年の懲役刑が宣告される可能性がある。
オーストラリアでは近年タイへの少女買春ツアーの摘発に力を入れているという。



2001年01月27日

「チャルーム氏DNAテストへ」
昨日、タレント・コメンテーターとしても知られるラマティボディー病院の医師ポンティップ・ロジャナサウナンさんに
よって、チャルーム上院議員(元副議長)と情交があったことを認めている少女2人に対してDNA検査が行われた。
ポンティップさんによると少女達の血液から抽出されたDNAと情交当時着用していたとされる下着から検出され
たDNAが異なっていた事を突き止めており、別途チャルーム氏のDNAと照合する必要があると語っている。
警察ではポンティップさんの検査結果を受け、チャルーム氏のDNA検査が必要との立場に立っているが、チャル
ーム氏は人権を盾に拒絶することが予想されるため、DNA検査に頼らずともチャルーム氏を有罪にするに足りる
証拠集めを引き続き継続するとしており、また実際既に強固な証拠を握っているとしている。
チャルーム氏に対する次回の尋問は1月30日に行われる予定で、尋問終了後一週間以内にチャルーム氏の
ケースを送検に持ち込みたい意向であると伝えている。

「タイ・ラック・タイ党の選挙公約に不信感つのる」
タイ・ラック・タイ党の選挙公約の一つである農民の借金を向こう三年間返済を猶予するという政策に関しては、
選挙戦当初から内外から国家財政の見地から実現が疑問視されており、また総選挙で次期政権獲得が確実と
なっている現在に至っても、尚具体的な政策が発表されていない。また、農民達の次回の借金返済期限が3月
31日と迫っていることから、各所で具体策の公表を求める声が挙がっている。
昨日タイ東北部の農民約10万人がマハー・サラカム県内のカンタラウィチャイ地区に集い、次期政権に早急な
政策発表を求めると共に次期返済期限である3月31日借金の返済を行わないかたちで抗議すると気勢を上げ
た。現在農民達が全国で抱えている公共銀行からの借金は総額2,300億バーツに上ると言われ、そのうち180
億バーツが不良債権化していると言われている。また、今回の抗議活動に参加した住民達が借金の返済を中
止すると、約500億の損害が農業及び農業協同組合銀行に発生すると見積もられている。

「バーン・ラッヂャン11の賞を得る」
隣国ビルマの脅威にさらされていたアユッタヤー時代の実話に基づき、その実話の舞台となった現スパンブリー
県内に実在していた村の名前を冠した映画バーン・ラッヂャンは、これまでに1億2,500万バーツの売り上げを記
録する大ヒット映画となっているが、昨日開かれた金の人形(トゥガター・トーン)映画賞選考会において、バーン・
ラッヂャンが他を圧倒し21ある賞の内11ある賞を獲得した。受賞した主な賞は、最優秀映画監督賞、最優秀主演
男優賞、最優秀助演男優賞、最優秀音楽賞等々である。



2001年01月26日

「シャワリット氏防衛大臣職に意欲」
先日タイ・ラック・タイ党と連立内閣結成で合意した新熱望党党首で首相経験もあるシャワリット・ヨンチャイユット
氏が防衛大臣職につくことを希望していると本日の各紙で伝えている。もしシャワリット氏が大臣職に就けば、タ
イ政界史上初の首相経験のある大臣となる。1986年から1990年まで軍の最高司令長官であったシャワリット氏
は記者団に対して、防衛大臣職に就いた場合軍部の再編成を行い、現首相兼防衛大臣のチュアン・リークパイ
氏が廃止した職位における先任特権を復活させる意向だと語っている。
タイでは、つい近年まで軍部が政治に対して圧倒的な影響力を持ってきたが、タイで初の文民防衛大臣であった
チュアン氏が廃止した制度を復活させる事に関して軍部の再台頭を懸念する声が聞かれる。

「レイブパーティーで手入れ」
昨日カンチャナブリーで開かれていた通称ブラックムーン・パーティーと呼ばれるレイブパーティーに100人以上の
人員で構成された警察官がが手入れにはいり麻薬類の使用・所持の疑いで外国人旅行者100人以上が一時拘
留された。拘留された外国人の多くはイスラエル及びギリシャからの旅行者だった。
その後身体検査が行われ、最終的にラオス系アメリカ人1名、イスラエル人男性3名、同女性1名、イギリス人男
性1名が麻薬所持又は麻薬使用の容疑で逮捕され、他の旅行者は釈放された。
今回の手入れは、住民に扮しレイブパーティーに参加していた副警視正の内偵の成果だったと伝えている。
また、今回手入れが行われたレイブパーティーはインターネットを通じ広く参加者を募っていたという。

「7月5日より8桁の電話番号へ以降」
昨日タイ電話公社(TOT/トー・ソー・トー)は、電話番号8桁化に関して国内固定・携帯電話各社代表と会合を開き
8桁化への以降日を本年の7月5日とすることで決した。これは、予想される7桁の電話番号不足に対処するため
で、使用者の混乱を避けるため移行後向こう一ヶ月間は7桁及び8桁番号の共存期間とする予定とのこと。
特に携帯電話の番号不足が懸念されており、本年度の携帯電話販売見込み3百万台に対して、現在140万の
電話番号しか残っていない状況だという。



2001年01月25日

「ラオスの爆破事件続報」
昨日午後4:00頃ノーン・カーイとラオスを結ぶ友好橋を渡ったところにあるラオスの入国管理事務所で発生した
爆破事件は、その後3名の重傷者が出ていたことが判明しているが、現在は危機的状況からは抜け出している
という。尚、事件に関して、タイ人旅行者からラオスの移民局員がビルから引っぱり出されるところを見たとの目
撃情報が寄せられていたが、ラオス側は当初爆発は電源の不良による物で、破壊活動による物ではないと発表
していた。しかしその後ラオス国内のラジオ放送を通じて、爆破は仕事上のいざこざが原因で政治的背景は無
かったこと、更に4人のラオス人を逮捕し取調中であると報道するに至っている。尚、仕事上のいざこざに関する
詳細は報じられていない。
ラオス国内では昨年来反政府組織によると見られる爆破事件が頻発しており、それらの事件に関してもラオス
側は一貫して政治的背景を否定してきた。

「警察による妨害を受ける」
政治活動家としてしられ、10月ネットワーク代表のアモーン・アモーンラッタナノン氏は現在「ある」閣僚メンバーの
訴追及び国家反汚職委員会の委員の資格適正に関して追求活動を展開しているが、同氏によると警察の特殊部
隊に属する私服警官から有形・無形の脅かしを受けているという。
同氏によると1月18日にコンドーへ車で帰宅途上に私服警官が乗った車に妨害を受けたのを始め、度々同氏の留
守中に私服警官がコンドーを訪ね、警備員に家族の状況や、子供が通っている学校の名前等を聞き出していたと
いう。

「アジア最大の敵、敵地訪問へ」
1998年現都知事のサマック・スンダラウェート氏が野党の国会議員だった頃に「タイに一歩でも足を踏み入れよう
物なら、我々がフーリガンを雇ってボコボコにしてやる」と言わせしめた国際投機家のジョージ・ソロス氏が来タイ
し、在タイ特派員クラブの主催でオリエンタルホテルで特別講演会を開き、経済危機脱出のための、方策を伝授
することになった。ソロス氏に関しては経済危機が始まった直後に、同氏の持つ資産で莫大な額の投機行為を行
い、そのためタイで始まった経済危機が急速にアジアに広がる要因になったとして、アジア諸国最大の敵と言わ
れてきた。
* サマック氏はタイのヴェテラン政治家の中では英語に堪能な人物の一人で、同氏が平素から語る毒舌と同様のことを英語でも
  まくし立てることが出来る人物としても知られています。今回のソロス氏来タイの際に行われるであろうサマック氏との会談が一
  番の見物かもしれません。



2001年01月24日

「ラオス国内で爆発事件」
本日(1/24)19時台のiTVニュースのトップで、ノーン・カイ県内の報道局からの電話レポートと言うかたちでラオス
国内(首都ヴィエンチャン?)で爆発事故がありタイ人9人が負傷した模様だと伝えている。
尚、報道時点では爆発が事故による物か、何らかの破壊活動による物かについては不明としている。
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本日(1/24)22:30のiTVニュースによると爆発事件が発生したのはノーン・カイとラオスとを結ぶ橋のところにある
ラオスの移民事務所で、怪我を負ったタイ人はいずれもタイから旅行にきていた人たちで、負傷した9人の内、
2人は重傷でタイ側の病院で治療を受けていると伝えている。尚、報道時点では依然として電話によるレポート
のみで映像による配信は行われていない。 (1月24日23:00追記)

「上院副議長の職は辞しても依然容疑事実は否定」
未成年少女4人と金銭を介在し性的関係を持ったとして告発されている上院議員のチャルーム・プロムルート氏
(65)は昨日、自ら警察に出頭し目出し帽をすっぽりかぶった少女2人による首実検を受け、少女達から間違いなく
関係を持ったパーとの証言を得た後、正式に逮捕されたが200万バーツの保釈金で釈放された。
釈放後開かれた記者団との会見で同氏は、今回の疑惑はライバル議員がはめるために策動した物で、自身は
潔白であるとの主張を繰り返した後、上院の権威を守り、自身の権威で警察に圧力をかけているとの疑惑を晴ら
すため上院副議長のポストを辞する考えを発表した。議員辞職に関しては、自身は潔白であり何等辞職をしなけ
ればいけない理由は見いだせないし、補欠選挙を行うことは国家財政に損失を与えると述べた。
警察によると、既に集まっている証拠はチャルーム氏が権威を用いて証人を黙らせたとしても、抗弁できないくら
い強固な物で、もし少女達が証言を翻したとしても、有罪にするに充分な物であると語っている。
尚、チャルーム氏の有罪が確定した場合、4年から20年の懲役刑に服することになる。

「新熱望党との連立を正式表明」
本日(1/24)次期首相候補でタイ・ラック・タイ党党首のタクシン・チナワット氏は新熱望党党首のシャワッリット・ヨン
チャイユット氏と共に共同会見を開き正式に次期連立政権に新熱望党を加えることで合意したことを明らかにした。
また、連立政権には更にもう一つの党を加えることで折衝中であることも明らかにしたが、相手先については言及
されていない。

「観光収入目当てに子象が犠牲に」
観光客からの需要及び現行法にある抜け穴のせいで、生まれた子象を母象から引き離すために多くの雌象が不
法に殺されてきたといい、昨年度だけで約60頭の野生の雌象が主にメー・ホン・ソン、チァン・ラーイ、ターク、カン
チャナッブリー、パラチュアップ・キリ・カーン及びラノーン等の県内の森林地帯でで殺されたという。またこうして得
られた子象は健康状態や見栄えによって左右されるが通常一頭あたり85,000から200,000バーツで取り引きされ、
主にプーケット、パーン・ンガー、クラビ及びチャイヤプーン等の県内に売却され、そこでスリン県内からやってきた
象の調教師によって調教を受けるといわれ、その数は昨年度だけで50頭に及ぶという。
また、母象は母性本能が強いと言われ、子育て中は他を引きつけない傾向が有るため、密猟者達は子象を獲る
ためにまず母象を殺し、他の象を散らしてから母象にしがみつく子象を生け捕るという残忍な狩猟が行われてい
るという。
密猟を規制を強化すべきとの声は多く聞かれるが現行法では密猟者達をのさばらせるに充分な法の抜け穴を指
摘する意見も多い。現行法では荷役用象に関しては8歳以上の象に対して登録の義務を課しているが、違反者に
は数百バーツ程度の罰金しか科していない。また、野生動物保護に関しても、密猟者には4年以下の懲役及び4万
バーツ以下の罰金のいずれか又は両方を科す程度である。また殆どの象の持ち主が荷役用と主張してしまうため、
法を執行する側として摘発を容易ならざる物にしているという背景も指摘されている。



2001年01月23日

「敬虔な仏教信者の裏の顔」
上院議員を巡る少女買春疑惑の被疑者とされる上院副議長のチャルーム・プロムルート氏(65)は昨日の報道
は本日タイに帰国する予定と伝えられていたが、実は昨日既にタイに帰国しどこかに身を隠していると伝えられ
るが、依然容疑事実を否定、報道陣の会見に応じると同僚議員を通じて語っている。一方警察側では、チャルー
ム氏が13歳から16歳の少女4人と金銭を介して性交渉を持った容疑事実を固める決定的証拠を握っているとさ
れ、逮捕状取得による逮捕も辞さない態勢で臨むと伝えられている。
* 本日(1/23)19時のiTVニュースによるとチャルーム氏は本日自ら警察に出頭してきたようだが、取り調べ内容に関しての詳細は
 報じられていない。 また、19:30同氏は上院会館内で副議長辞職の意志を記者団に対して表明した。尚、議員辞職に関しては
 否定している。
一方事件の舞台となったバンコク隣県のパトゥム・ターニー県内のモーテル従業員によると、チャルーム氏の名
前には言及していないが、件の上院議員は2年来の常連で、いつも金のベンツで乗り付け、またモーテルのスタ
ッフに対してはいつも親切で100から500バーツのチップを払ってくれるパー(主にカ−フェ−等の女性従業員が
金払いのいい中国系タイ人男性の年輩者に対して使う呼称です)ぶりだったという。またチャルーム氏は敬虔な
仏教徒としても知られ、モーテルで少女達が到着するのを待つ間もお祈りを欠かさなかったという。また、モーテ
ルで一夜を過ごした翌朝は僧侶へのお布施も欠かさなかったという。
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チャルーム氏と関係を持ったとされる13歳の少女Rの証言によると、関係を持つきっかけとなったのは彼女の同
級生のDがいつもお金をいっぱい持っており、どうしてとかと訪ねたことがきっかけだったという。Dから「純潔を売
る」事で5000バーツのお金になると聞いたRは同じ学校の上級生のN(15)と他校で停学になっているP(17)から
パー(ここではチャルーム氏)を紹介してもらう事になったという。そして昨年の12月22日朝に上記の4人に加えK
という未成年の少女と一緒に舞台となったモーテルへ出かけていったという。その際仲介役のPからパーと性交
渉を持つことで2000バーツがパーから支払われると告げられていたと言うが、Rはパーがシャワーを浴びに言っ
ている隙に13000バーツをパーのズボンのポッケットにあった財布から盗み出し、パーから支払われた2000バー
ツとあわせて15000バーツの収益をあげたという。その後Rは15000バーツから3000バーツをP、N及びDにあげ
6000バーツが彼女の手元に残ったという。更に今年の1月3日に再度RはD、P及び友人のOとモーテルへ出かけ
パーと交渉を持ち、その際にも8000バーツをパーの財布から盗み出していたという。

「62の選挙区で再選挙」
本日(1/23)19時台のiTVによると、本日中央選挙管理委員会(ゴー・ゴー・トー)の決定により400ある選挙区の内
62の選挙区で1月29日に再投票を行うことが明らかになった。これにより選挙区から選出される議員の内338人
の当選が確定した。

「普通の少年に戻りたい」
昨日1月17日にタイ側に投降してきたミャンマーの反政府組織God's Armyのリーダー格とされている13歳の双子
の兄弟(実際はもっと年齢が低いと見られている)ジョニー及びルーサーを含むメンバー14人の通訳を介しての記
者会見が開かれた。
双子の兄弟は、銃弾をも跳ね返す魔法の力を持つと言われ、組織内でカリスマ的存在とされてきたが、記者団の
質問に対しては、兄弟の内雄弁なルーサーは神様が兄弟をミャンマー政府と戦うリーダーにしてくれた。神様が
守ってくれるから、何もおそれることは無かったと語った上で、銃弾をも跳ね返す魔法の力は持っていないと認め
た。また、ミャンマーとの戦闘に関しては、2000年の始めに拠点がミャンマー政府軍により攻撃されて以来、メン
バーは散らばり、戦闘を中止していたこと、またその際両親がタイ側へ難民として逃れたと語った。
そして、出来るなら両親・姉と一緒に普通の家族のように暮らしたい、そして普通の少年のように学校に通って勉
強したいと語った。



2001年01月22日

「少女買春疑惑に関し聴取に応じる意向」
上院議員を巡る少女買春疑惑に関して警察側では今後の捜査展開への懸念から依然名は伏せられているが
既に出頭命令を当該議員宛に発していると伝えられている。一方、当初17歳の学校を退学した少女が売買春の
仲介を努めていたと伝えられていたが、その後更に2人の仲介人が居た可能性も出てきているが、詳細は語ら
れていない。尚、当該議員は兼ねてから怪文書等で少女買春疑惑が指摘されてきたとされ、現在国際会議出
席の為に赴いていたチリから帰国の途上にあるとされ、1月23日にタイに到着する予定と伝えられる。
当該議員の同僚議員で一足先にチリからタイに帰国しているサニット・ウォラパンヤー議員によると、当該議員
は身の潔白を証明するため喜んで警察の聴取を受け、また報道陣の質問を受ける意向があると伝えている。
尚、本日の一部の新聞では、兼ねてから少女買春の噂がささやかれていたチャルーム・プロムルート氏の実名
を掲げて報じている。また、本日のテレビニュースもチャルーム氏の名前を掲げて報道をしている局も見られる。

「109の選挙区で再投票の可能性」
現在迄に合計113人の立候補者について選挙違反の疑いで査問が行われ、14人に対して資格停止処分が、
99人に対しては警告処分(再選挙に立候補することが可能)が下される可能性が高いことから、1月29日に行わ
れる再選挙は全国400ある選挙区の内多くて109の選挙区で行われる可能性が高まった。尚、処分が下される
可能性のある立候補者の内4人は落選が確定的とされているため、当該候補の所属する選挙区では再選挙は
行われない。尚、本日(1/22)中央選挙管理委員会のゴトム氏は報道陣のインタビューに対して、再選挙が行わ
れる選挙区の具体的な数字は述べることが出来ないが、おそらく50から100迄の間の数の選挙区で再選挙が
行われるだろうと述べている。



2001年01月21日

「中国の私服警官実態調査に乗り出す」
かねてから中国人旅行者に対して格安パッケージの提供を謳いながら、実体は三流ホテルを提供し、業者のコ
ミッション収入を目当てにしたお土産屋、賭博場、風俗店への連れ回しがメインとなっている「ゼロツアー」がタイ・
中国間で問題となっており、度々両国間で対策にかんして協議されたり、先日は中国国内でタイへの旅行者に
対して、うまい話に乗って風俗店へ誘われることがないようにとの異例の警告が出されたりしてきた。
中国当局ではこの程、中国人団体旅行者が増える中国正月の期間を利用し1月24日から27日の間私服警官を
中国の団体旅行グループに紛れ込ませゼロツアーの実体調査に乗り出すことが、タイ対政府観光局の消息筋か
ら明らかにされた。消息筋によると中国の私服警官は6つのグループで構成されており、既にタイ政府観光局と
の間で活動は「情報収集に限定する」事を条件に合意していると語っている。
現在中国国内の旅行業者約60社がタイ国内の200社の旅行業者と取引関係があり、昨年度は約80万人の中国
人がタイを訪れ、タイを訪れる旅行者の国別ランキングで3位に位置する実績を上げているという。
また最近中国当局は国内の旅行業者5社に対してタイ国内で旅行者を風俗店へ連れていったとして告発してい
る。

「トイレ視察ツアー」
現在スラユット最高司令官の号令のもと、軍隊内で隊舎のトイレの「環境改善」運動に取り組んでいるが、最も最
初に着座式トイレの導入を行ったバーン・ケーンの第11歩兵部隊では、多くの兵士から他の人が座った便座に着
座するのは、感染症の危険もあり不潔だとの苦情が寄せられていると伝えられている。この程ロッブリーに拠点
を置く医療部隊の関係者が同所のトイレの視察に訪れ、自分たちの部隊のトイレと比べてあまりもの「豪華さ」に
あたかもバンコク都内のファイブスター・ホテルのトイレを視察している錯覚を起こしたと伝えている。
今回の視察ツアーに同行したスラユット最高司令官にとっても驚愕する「豪華」さだったようで、同最高司令官は
1月24日にトイレを視察し、それぞれの部隊における改善策を提案するようにと、軍隊関係上層部約200人に命じ
たという。