(タイの社会面記事)
過去記事
2003年07月11日 〜 2003年07月20日
拉致事件を自作自演した容疑で再逮捕されたチューウィット・ガモンウィシット容疑者は、新たに名
前にS(ソー・スゥア)がつく国家警察本部内の超高官クラスにも賄賂を支払っていたと発表してい
ます。
因みにサン国家警察本部長の名前もタイ文字で書いた場合ソー・スゥアで始まるのですが、サン
本部長は収賄疑惑を否定した上で、仮に自分の事を示唆しているのであれば、それは自分の地位
を脅かすことで利益を得ることが出来る何者か(報道により政治家)が背景に居ると言えるといえる
かもしれないと語っています。
尚、今回のチューウィット容疑者の保釈条件は、既に二つの容疑で警察からマークされていること
及び本人がみかじめ料問題を提議するために今後も証言しなければいけない立場にあることから
保釈金の支払いは必要なしというものでした。
「タイ国経済は大躍進」
タクシン首相は昨日放送された定例ラジオ政見放送に於いてSARS禍の影響などもろともせず全
ての四半期に於いて大きな経済成長実績を上げるであろうとした。
昨日放送された放送の中でタクシン首相はタイの経済状況に触れ、政府の景気刺激政策も全て
に於いて良好な成果を上げているとした上で、SARS禍の影響をもろに受けたとされる第二四半期
にいおいても強い経済成長基調の元実際の影響は少なく、一方影響を受ける懸念がない第三・第
四四半期においてはより大きな成長実績を上げることが出来るであろうとした。
また、株価指数が500ポイントを超えた株式市場に関しては、今後株式投資家を志す者は、リスク
を避けるためにもより将来性のある銘柄を選択するべきであると再度呼びかけた。
また、タクシン首相は放送の中で、1997年に発生した経済危機の際に経済再建の為に国際通貨
基金や各国の中央銀行から借り入れた借金の最終返済を当初予定より2年前倒しで今月末に終え
る事を明らかにした上で、今や過去の苦しみは消え去り、これからは名実共にタイ人自らの選択・
意思で強い未来に向かう段階に来たことを強調した。
* 営業マンの大鉄則を忠実に守っているかの如くPositive
Speakingで語るタクシン首相ですが、
昨日明らかになった教員養成機関ラーチャパット財団、スワン・ドゥシット校が行った世論調査
の結果によると、57.29%の回答者が比較的Negative
Speakingniな学者・評論家より、Positive
Speakingなタクシン首相の方が信用できると回答していたことが明らかになっています。因み
に他の政治家と比べた場合は51.04%がむしろ学者・評論家の方が信用できると回答していたよ
うです。
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一方、タクシン首相は放送の中で警察のみかじめ料・賄賂収受問題に触れ、警察官は公正な法律
の執行人であるべきはずで、もし公正な執行が出来なければ「正義」は「正義」ではなくなってしまう
と語った上で、今後首相自ら警察高官等と共に真剣に問題解決に取り組むと語ったが、「抜本的解
決」に結ぶつくような具体的な対策に関して触れることは無かった。
7月18日付けの英字二紙と一部のタイ字新聞で、みかじめ料問題に絡みタクシン首相がフワイ・
クワーン署全ての署員を異動させると発言したと報じていた事に関して、タクシン首相は昨日
問題に関わった署員を異動させるつもりであるとして否定しています。
一方、7月17日にタクシン首相が更なる金利下げが有ることを示唆する発言をした事に関し
プリディヤトン中銀総裁は、現在の金利水準でうまくいっているとして、当面利下げは有り得な
いことを示唆しています。
昨日記した日本人旅行者がチァン・マイ県内で行方不明になった件ですが、警察犬2匹と警察、
国境警備隊等約60人が昨日付近一帯を捜索しましたが、これまでのところ身元発見に結びつく
手がかりの発見にまでは至っていないようです。
また、ジュン・ナーカーガーワーさんが行方不明になる前に添乗員にアスピリン20錠を要求し
ていた事が新たに判明しています。
(以上タイ国内報道に基づき記しましたが、もともとタイ人一般には薬をまとめ買いするという習
慣が無いにも関わらず、また喩えFist
Aid Kitの中にあったとしても所持していたアスピリン錠
の錠数が多すぎること、また先にナカガワさんがわざわざ他人のバックと紐で括ってあった自
分のバックパックだけ持って行方不明になったと証言するなど、自分の意思で行方不明になっ
た事を強調するような証言をしているのが気になります。)
「拉致事件は自作自演だった?」
サン・サルータノン国家警察本部長は、昨日警察の公式発表であると断った上で、これまでに軍
部に所属する5人をチューウィット・ガモンウィシット容疑者の拉致でっち上げ計画をノンタブリー県
内のパレース・ホテル内で遂行した容疑で逮捕した事を明らかにした。
尚、逮捕者には、チューウィット容疑者が黒幕とされるスクムウィット・スクエアー破壊事件の実
行役とされるタナテープ・タムマートン容疑者(大佐)が含まれている。
その上で、サン本部長は、拉致でっちあげにはチューウィット容疑者自身も関わっていたとし、こ
れは国家警察及び本部長の名声を傷つける為の自作自演であったと同容疑者を非難した。
また、サン本部長は自作自演の背景に政治家が関わっている可能性を示唆したが、詳細に触れ
ることはなかった。
今回のサン本部長の発表を受けチューウィット容疑者は記者の取材に応じ、再度拉致事件は真
実であると強調した上で、今回の逮捕劇には警察内の高級幹部の名声維持及びみかじめ料問題
に関する自身の告発の信頼性の低下及び口封じのための政治的な陰謀であると断じた。
尚、昨日夕方時点の報道では、同容疑者に対する事情聴取のための出頭令状は発行されてい
ないという。
* 本日8:40頃チューウィット容疑者は拉致事件をでっち上げた刑事責任を追及するために逮捕さ
れました。
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アサンプション大学が行った世論調査で、多くの国民がみかじめ料問題に対する政府・警察の
対応に期待を寄せる一方で、依然解決能力に不信感が根強く残っている事が明らかになった。
都内及び近郊に在住・通勤する1,157人を対象に7月16日から7月17にかけて行われた今回の
調査で、チューウィット・ガモンウィシット容疑者が記者会見で公表した警察官によるみかじめ料・
賄賂徴収に関する資料は信用できるかとの質問に対して大多数の87.2%が信用できると回答す
る一方で信用できないと回答した者が僅か4.3%と当局者によるみかじめ料徴収が一般国民生
活の中で依然常識として認識されていることを浮き彫りする形となっている。
一方、警察の対応に関しては、タイ版FBIとも呼ばれる警察特別捜査班の「中立・公正」な捜査
が可能であるかとの質問に対しては、57.4%が出来る、32.6%が出来ないと回答、また、同捜査班
による「透明」な捜査は可能かとの質問に対しては、54.6%が出来る、33.6%が出来ないと回答。
また、政府の対応に関しては、今後厳しい規律で綱紀粛正を図ることが出来るかとの質問に対
しては、57.1%ができる、46.8%が出来ないと回答、また、首相が問題に関わっていた警察署の健
全化を図ることが出来るかとの質問に対しては、57.1%が出来る、42.9%が出来ないと回答した。
また、また、みかじめ料問題への政府の対応如何では政府が取り組む大物殲滅行動に対する
国民の信頼低下を招くかとの質問に対しては、51.7%が招く、34.2%が招かないと回答、多くの国
民が大物殲滅行動とみかじめ料問題を同一視している実態も明らかになった。
「速報 チァン・マイ県で日本人旅行者行方不明」
チァン・マイ県内の旅行会社が主催する森林ツアー(トレッキング?)に参加中だった日本人旅行
者が7月15日以来行方不明となり、現在観光警察を初めとする当局者が行方の捜索をしている。
ツアーの添乗員及び行方不明となった地点のプーヤイ・バーン(ムゥー・バーンの長)が昨夜当
局に通報してきたところによると、行方不明になったのはジュン・ナーカーガーワーさん(35、タイ語
記述に基づく)で、当地のラーンナー・トゥア社が主催する森林ツアーに他の外国人11人と参加中
だった7月15日朝9時同県メー・テーン地区の宿泊場所から安全確保の為に他の旅行者のバック
パック等とひもで繋がれていたジュンさんのバックパックもろとも姿が消えていた。
(12:00 TST)
「該当する警察官は更迭 、しかし抜本的な対策には触れず」
タクシン首相は、7月16日に行われたチューウィット容疑者によるみかじめ料徴収の実態報告を
受け昨日までにフワイ・クワーン署の体質健全化を図るため真実に基づきみかじめ料・賄賂を受
け取っていた署員を更迭する意向を示した。
スクムウィット・スクエアー破壊事件及び18歳未満の少女を風俗店で雇用していた容疑がかけ
られているチューウィット・ガモンウイシット容疑者は7月16日首相官邸前で開いた記者会見の席
上でH(ホーヒップ + マイ・トー)がつく警察署におけるみかじめ料・賄賂収受の実態を明らかにし
ていた。
尚、チューウィット容疑者は先の記者会見で具体的な署名には触れていないが、これに先立つ
7月15日の記者会見で最も収受額が多い「最悪」の警察署としてフワイ・クワーン署(頭の文字が
ホーヒップ + マイ・トー)の名前を挙げていた。
タクシン首相は、会見の中で警察によるみかじめ料・賄賂収受問題の解決は時間を要するとの
認識を示した上で、短期的には警察官個々が自ら規律を引き締め厳格な法の執行者として職務
を果たす環境作りに取り組む必要があるとした。尚、長期的な対策に関しては、具体的なスキー
ムが提示されることは無かったが、首都圏警察本部管轄の警察署が多すぎる事が問題であると
の認識を示し、警察署の削減に取り組む可能性を示唆する発言をしている。
また、みかじめ料を受け取っていた署員の処分に関しては、今年の10月中にウィサヌ・クルゥア
ンガーン副首相の協力を仰ぎ更迭を含める警察の機構改革に取り組む意向を明らかにした。
今回のタクシン首相の更迭発言についてチューウィット容疑者は、更迭の様な対象者の家族に
困難をもたらす方法だけでは、今後新たに未発表署に関する該当者の名前を公表すれば、それ
だけ困難がもたらされる家族が増えるだけでなく、一人が去っても新たに着た一人が同じ事をや
らない、即ち根本的なみかじめ料徴収の慣習の撲滅には成り得ないと指摘、個人の排除ではな
く、抜本的な警察の機構改革に取り組む事が重要であると反論している。
一方、サン国家警察本部長は、タクシン首相の更迭発言を支持した上で、問題となっている署
員に関しては、何れも麻薬撲滅戦争や大物殲滅行動に於いて国民の為に多大な犠牲を背負って
きた人々でもあることから、処分にあたっては、これらの国民に対する貢献も充分に考慮するべき
であるとした。
また、サン本部長によると、問題となっている警察官のみかじめ料徴収問題を調査し真相を解
明する為にアムリン・ニヤムサグン警察中将を首班とする専門員会を結成したことを明らかにした。
今回の専門員会結成により、今後プリヤウォパン・ダーマーポン国家警察副本部長を首班とする
チームが行った捜査結果は、全てこの委員会にで審査されることになる。
一方、オーパート・アルニン国家反汚職委員会委員長は、昨日までにみかじめ料問題に絡む
調査の開始を決定した訳ではないと断った上で、今後調査開始の可否を検討する上でもチューウ
ィット容疑者による具体的な人物名及び所属の公表が必要であるとの認識を示す発言をしている。
「段階的な解決に理解を示す」
昨日首相官邸前で開かれた警察によるみかじめ料・賄賂徴収の実態報告の席上でチューウィッ
ト・ガモンウィシット容疑者は、みかじめ料問題は一朝一夕で解決できる問題ではないが、警察
出身のタクシン首相であれは解決のための最善策が解っているはずであると語った上で、大物
殲滅行動の一環としてまず背景に政府関係者や官僚が居る警察のみかじめ料問題を段階を
追って解決するべきであるとした。
また、チューウィット容疑者は、みかじめ料問題は警察内の中堅ではなく最高位に居る人物が
全責任を負って解決に臨むべきで、逆に以外の人物が責任を負うので有れば今後一切協力す
る意向は無いとした。
一方、タクシン首相は今回の発表が社会にもたらす影響に懸念を表明した上で、率直に言うと
我が国の法律には依然カバーし切れていない部分が有るため、警察官等の官僚の一部が「外
れたギアー」となり、法律的にグレーな部分につけ込んで悪い行いをする者が居ることを認識し
ているとし、また、チューウィット容疑者が提議したみかじめ料問題に関しては闇宝くじ問題やバ
イクタクシー等からのみかじめ料徴収問題等の大物殲滅行動の対象となる問題と同じで特別な
物では無いとの認識を示し、現在政府が取り組んでいる大物殲滅行動の一環として解決を図る
可能性を示唆している。
また、ポンテープ法務大臣は、昨日までにみかじめ料問題に関して、仮にチューウィット容疑者
が領収書等のみかじめ料や賄賂の支払いを証拠づける書類等が提示できなかったとしても、既
に同容疑者が提議している問題は根拠のある話であると認識しているとし、今後同容疑者によ
るみかじめ料を受け取った人物等の発表は必要ないとのコメントを発しており、サン国家警察本
部長も同様な認識を示している。
尚、今回のポンテープ法務大臣の発言は、多分にチューウィット容疑者の「目立ちたがり屋」的
な行動を牽制し、国民の警察に対する不信感、しいては政府に対する不信感の醸成を押さえ込
む為の発言であると指摘する向きもある。
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「毎月1,200万バーツものみかじめ料を支払うことが出来るので有れば、破壊による損害を補償
する事も可能であるはずだ」とばかりにチューウィット容疑者が首謀者とされるスクムウィット・ス
クエアー破壊事件に抗議するために現れた被害者を含めマスコミ等々の多くの人々を集めて
開かれた記者会見の席上で、チューウィット容疑者は、H(ホー・ヒップ)がつく警察署のT(トー・
トン)がつく署長クラスの警察大佐に8万バーツ、全ての副署長クラスに5万バーツ、捜査課長ク
ラスに2万バーツ、同主任クラスに3万バーツ、交通機動隊課長クラスに1万バーツ等々を毎月支
払い、一つの署だけで月335,000バーツを支払ってきた事を明らかにした。
また、同容疑者が経営するマッサージ・パーラー2店の株式を所有している人物に関しては、国
家警察本部内の高官クラスの警察大将で、この警察大将には株式の他に一本10万バーツから
20万バーツもするヨーロッパ産のワイン等の高級品も提供してきた事を明らかにしている。
尚、この警察大将に関しては自分の意思よりも、むしろ近しい人物のアドバイスで株式を持つこ
とになった事を示唆する発言もしている。(近しい人物に関しては、既に亡くなっている元警察高
官との報道もある)
また、この警察大将以外にも名前にS - P - P(ソー・スゥア - ポー・パーン
- ポー・プラー)がつ
く三人の閣僚に対してはワイン等の高級品の他に、この閣僚が闇宝くじ絡みで得た資金を洗
浄する為に金を購入してあげたこと、また他にも幾人かの政治家にも賄賂を支払ってきたこと、
今後これらの人物に関しても公表していく予定であるとしている。
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サン・サルータノン国家警察本部長(警察大将)は、チューウィット容疑者が指摘したマッサージ・
パーラー二店の株式を所有する警察大将が自分の事であると一部で噂されていることに関して、
チューウィット容疑者とは警察と容疑者としての面識しかないとして噂を否定した。
チューウィット容疑者は、7月15日の会見の際に国家警察本部内の高官クラスの警察大将で、
背丈・恰幅とも大柄で一般にいい人と思われている人物が株式を所有していると指摘、一部で
同容疑者の説明はサン国家警察本部長そのもののイメージを投影しているとされていた。
「タイ国際航空機内で傷害事件」
本日タイ時間未明バンコクからオーストラリアのシドニーへ向かっていたタイ国際航空TG-991便
の機内で、座席を巡る乗客同士の激しい口争いからヴェトナム人乗客がフォークで耳元を刺され
るという事件が発生した。
タイ国際航空の調査によると、オーストラリア人のポール・コーン(タイ語記述に基づく)容疑者
(22)が着席中だった座席を巡ってヴェトナム人のテーンスイ・チェーンさん(50)との間で激しい口論
となりポール容疑者が機内食用の金属製フォークでテーンスイさんの耳元を突き刺した。
テーンスイさんの傷は心配する程のものではないとの事。
タイ国際航空では、今回のような口げんかから突発的に発生する傷害事件はそう頻繁に起きる
ものではないことから、今のところ機内のサービス規則やスプーンやフォークを金属製からプラス
ティック製に変更する予定は無いとしている。
尚、この傷害事件に関しては、初期報道で被害者は50歳のオーストラリア国籍を持つタイ人乗
客であると伝えられていた。
最近出したRS系のストゥリングをカバーしたアルバム”スゥトゥリング・サトー”が密やかに話題と
なっているルークトゥン歌手のエーカチャイ・シーウィチャイの名前が、大物殲滅行動の為のブ
ラックリストに記載されている事が明らかになりました。
南部出身のイスラム教徒で民主党の支持者としても知られるエーカチャイは、テレビのインタ
ビューで「私が闇宝くじをやったり、バイタクからお金を巻き上げたりするようなマフィアがやるよ
うな事はやっていない」と否定していますが、最近だけでもマネージャが殺害された事件や海賊
版テープを販売していた人への暴力事件を首謀した容疑で取り調べを受けていたのも事実で、
果たして。。。。(因みに次期総選挙では民主党から立候補するとも言われていました)
っで、ルークトゥンと言えば、最近ルークトゥン歌手がストゥリング系の曲をカバーしたアルバム
を出したりしてますが、今度GMM系のスア・タナポン、パラポン、タイ・タナウット、イート、ナンティ
ダー・ゲーウォブワサーイ、ウェーン(エーンではない)・ティッティマ等々がマイク・ピロムポン、
ゴート・ヂャカラパン、シリポン・アムパイポン等々のルークトゥンの名曲をカバーしたアルバムが
今月下旬頃に発売されるそうです。
「この人のおかげで摘発を免れた」
本日9時よりみかじめ料問題に関して衝撃発表を行う予定になっているチューウィット・ガモンウィ
シット容疑者は、同容疑者からみかじめ料や賄賂を請求・受領してきた最も悪質な警察署とされ
るフワイ・クワーン署のティティポン署長が、チューウィット容疑者とは買春目的で未成年者を雇用
した容疑に絡んでパウィーナー・ホンサグン女史と共に会った以外面識は無いとした上で、同容
疑者からみかじめ料や賄賂を受領したことは無いと語っていたことに関し、「面識が無いとは笑止
千万、ガソリン代が足りないと言ってきたのは誰でしたっけ?」と語り、暗に署長自身も収賄に関
わっていた事を示唆している。(iTVの電話インタビューでは自身の施設でサービスを受けたこと
もあったと語っている)
一方、自身が展開するエンターテイメント・ビジネスを犠牲にしてでもみかじめ料問題と戦うと宣
言している同容疑者は本日予定される衝撃発表の際に、場合によっては国家を揺るがす一大ス
キャンダルになる可能性を秘めたある人物に触れことを示唆している。
同容疑者によるとその人物は、背丈・恰幅とも大柄で、一般にいい人として知られる警察の高官
で、ラチャダーピセーク通り及びペッブリー通り付近で同容疑者が経営する二つの施設に株主とし
て投資しており、ある時観光警察が摘発の為に当該施設を訪れた際には、この人物の仲介で摘
発を逃れたことがあり、また警察が自身の経営する施設の摘発に消極的だったのもこの人物のお
かげだったという。
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本日朝9時より首相官邸内の記者クラブ(記者発表室?)で予定されているチューウィット容疑者の
衝撃発表に関して、急遽会場を首相官邸内から首相官邸前の一般による使用が許可されている
エリアに変更されそうな雲行きになっている。
「「身の安全を守るためにはここが一番安全」として選ばれた首相官邸内の使用に関し首相秘書
官のヨンユット・ティヤッパイラット氏は、敢えて首相官邸内を使用する必然性は認められないとし
た上で、仮にチューウィット容疑者の選択が首相との面会を求めるための示威行為で会ったとして
も、何れにしても首相は多忙で会うことは出来ないであろうし、既に公正に汚職問題に取り組む事
を宣言している政府の然るべき役職の職員で対応できる話であるとした上で、首相官邸内の変わ
りに一般の国民に解放されている官邸正面の敷地を使用するのは問題ないであろうと語っている。
今回の事実上の官邸使用拒否発言に対し、チューウィット容疑者は一言「私の動きを封じ込める
ためだ」との言葉を残している。
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一方、昨日事情聴取の為チューウィット容疑者と面談したポンサパット・ポンヂャルゥン国家警察本
部報道官は、同容疑者が本日予定される衝撃発表の際に提示する予定になっている警察大将、
警察中佐及び随行員4人が同容疑者が経営するマッサージ・パーラーで「接待」を受けたことを証拠
づける今年7月7日付けの領収書二枚の写しを受け取ったことを明らかにしている。
また、面談の際に警察で悪いのはほんの一部だけで殆どの警察官は「いい人」であるとの認識を
示した同容疑者に対してみかじめ料問題に対する公正な捜査を約束した上で、発表の際には感情
的になることなく社会を良くする為の発表になるよう希望する旨伝えた事を明らかにしている。
「仏様の日は静かに過ごすべきで、多くを語るつもりはない」と語っていたチューウィット・ガモン
ウィシット容疑者は、しかし味方につけたいマスコミの注目を維持するためか、昨日警察による
みかじめ料(*)徴収及び賄賂収受問題に絡む衝撃発表を来たる7月16日朝9時から大胆にも首
相官邸付き記者クラブで行うと発表しています。(当初は首相官邸正面付近のとある場所と語っ
ていた)
また、マスコミでの衝撃的な報道を期待してか、この問題に関する詳細を記した資料は首相
にではなくマスコミにのみ提供すると語っています。
尚、警察特別捜査班(*)は、昨日までにみかじめ料や賄賂が収受されていた事を裏付ける資
料が存在していることを示唆する発言をしています。
一方、同容疑者からみかじめ料徴収ナンバー1と指摘されたフワイ・クワーン署のティティポ
ン・セーティソムバット署長は、名誉毀損で同容疑者を告訴する意向を表明した上で、これまで
の同容疑者の行動は、18歳未満の少女を風俗店で雇用していた容疑で逮捕された事に対す
る仕返しであるとの見方を示していますが、同時に自身は同署の署長に就任して6ヶ月しか
経っていない自身は、同容疑者の事は知らないし、みかじめ料や賄賂を受け取っているはず
がないと強調することを忘れていませんでした。
因みに静かに過ごす宣言をしていたチューウィット容疑者はティティポン署長の言葉を聞い
て早速、J(ヂョー・ヂャーン)がつく人と一緒に面識が有るはずだと語った上で、同署の警察
准尉(?)クラス以上の人は皆知っているとやり返しています。
最近の巷の話題は、やはりチューウィット容疑者によるみかじめ料告発問題がダントツ一位な
訳ですが、同時に何故かテレビでは全く報じられていないあるハンサムな元下院議員と思わ
れる男性と軍事政権の圧力に屈せず現在でも国民に最も人気があると言われるアナン暫定
首相政権を樹立させた元下院議長として知られ国民からの信頼も厚い某ベテラン下院議員の
娘さんと思われる女性との間のスキャンダルも大きな話題になっているのですが、後者の方
は依然憶測が飛び交っている状況ですので、ここでは詳細には触れないでおきます。
(因みにタイ人のお客さんは一言タイ語でローク・ヂットと言う言葉で片づけていました)
ヂャラワイポン・トラニン教育省副政務次官代理はヂャトゥロン・チャーイセーン副首相等を交
えた会議を終えた後に、記者団との会見に応じ12歳以下の22時以降の保護者の同行が無い
外出を禁ずる省令を発布する方向で検討に入った事を明らかにしています。
また、そのほかに学校に隣接するエンターテイメント施設や娯楽施設の開業許可審査には、
教育省の代表者を同席させる方向で検討に入ったことも明らかにしています。
「みかじめ料問題 - 7月16日に爆弾発表」
自身にかけられた容疑は別にして、マスコミ利用の効果もあって警察の不正と真っ向から戦うい
わばダーティー・ヒーローに仕立て上げられつつある感のあるチューウィット・ガモンウィシット容
疑者は、昨日記者団に対し、同容疑者からみかじめ料(*)を徴収ないしは賄賂を受け取っていた
警察幹部の名前を7月16日にマスコミ宛てに公表する意向を明らかにした。
昨日入院先の病院から正式に帰宅の許可が下りたチューウィット・ガモンウィシット容疑者は、
記者団に対して自身が展開するマッサージ・パーラーの営業に絡みみかじめ料及び賄賂を受け
取ってきた警察官の内、首都警察本部に所属する署長及び副署長クラスの人物の名前を7月16
日にマスコミ発表する意向を明らかにした。
また、そのほかの警察官の名前に関しては、自身及び家族の身の安全を守るための保険的な
意味合いを含めて、今後小出しに公表していきたいとした。
同容疑者によると、マッサージ・パーラーのビジネスに進出し、首都警察本部内に最高司令本
部が組織されて以降約10年に渡って数百回にわたりみかじめ料及び賄賂を警察官に支払って
きたという。
尚、一部報道によると、同容疑者が所持する警察官名リストには警察大佐から警察少尉クラス
までの警察幹部の名前が多く記されているといわれる。
また、マスコミ利用に長けている同容疑者は、会見の席上で、仮にマスコミが密着取材をせず、
また自身が投げかけた警察の不正問題が沈静化していたら、多分向こう2週間以内に自身は死
体となり、警察は不倫ないしは商売敵による仕業として事件をかたづけるであろうと語った上で、
現在無事に「生存」しているのはマスコミが常に密着して取材してくれているおかげであると語り、
マスコミに対し感謝の意を表明することを忘れなかった。
一方、チューウィット容疑者に対して公正な取り扱い、捜査を約束したタクシン首相からの指示
で昨日、法医学者のポンティップ・ローヂャナスナン女史が拉致事件の真相解明の為の調査に乗
り出した。
同女史は、昨日までの調査では明確に意識を朦朧とさせる薬物が強制された物なのか、或い
は自分の意思で服用した物なのかの判別は難しいとしたが、打撲傷の跡は鋭利な物でつけられ
た傷が時間経過により色が変化した物であると思われると語るに留めた上で、15日までに血液及
び腸検査の結果と共に昨日の調査結果を警察特別捜査班(*)(アメリカの連邦捜査局を模して警
察内に組織されたもので、アメリカのそれに因んでタイ語でエフ・ビー・アイと呼ぶこともある)と共
同で精査する意向を明らかにしている。
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退院後、居住先の一つであるシー・オーフ・ルゥフ(Sea of Love)・マンションに落ち着いたチュー
ウィット容疑者は、再度記者団との会見に応じ、これまでに最も多くみかじめ料を多く受け取ってき
た首都圏警察本部管下の警察署はフワイ・クワーン署で、それ以外にあと三つの署の関係者が
みかじめ料を受け取ってきた事を明らかにしている。
一方首都圏警察本部のダムロンサック・ンラクーハー本部長は、既に同容疑者及び家族の安全
確保に努めている事を明らかにした上で、いかじめ料を受領してきた警察関係者の氏名の暴露を
求めているが、同容疑者側からは数人の名前の暴露には応じるが全部の名前を明らかにする意
向は無いと回答していることを明らかにしている。
また、同本部長によると、大物殲滅や麻薬撲滅行動に絡んで、これまでに同容疑者の名前が挙
がって来たことは無いとのこと。
「みかじめ料問題 - 第二波攻撃を準備中」
警察に対し月々1,200万バーツのみかじめ料を支払ってきたと告発し波紋を投げかけているチュー
ウィット・ガモンウィシット容疑者は、昨日みかじめ料や賄賂を受け取ってきた警察官の名前を記し
たリストを首相宛に提出する準備が出来ていることを明らかにした。
スクムウィット・スクエアー破壊事件を首謀し、また自身が経営する風俗店で18歳未満の少女を
雇用していた容疑が持たれているクルゥア・デーウィス・グループの総帥チューウィット・ガモンウィ
シット容疑者は、昨日入院先のバムルンラート病院で記者会見を開き、再度告発は事実であるこ
とを強調した上で、首相が身の安全を保証してくれるのであれば、喜んでみかじめ料や賄賂を受
け取ってきた警察官の名前を記したリストを首相宛に提出する用意が有ることを明らかにした。
同容疑者によると、リストは既に作成済みであるとのことで、当該リストは自分の身の安全を守
る、いわば保険的な意味合いを含めて安全な場所に保管してあるという。
また、タクシン首相が真偽を調査するために特別捜査班と法医学者のポンティップ・ローヂャナス
ナン女史を派遣する意向を明らかにしている拉致事件に関しては、非常に良い対応であると評価
し協力する意向を明らかにした上で、拉致当時の状況について決して身に危害を加えられること
がなかったが、脅迫や意識を朦朧とさせる薬物が仕込まれた酒を無理矢理飲まされていた事を
明らかにしている。
「防具の発注に汚職疑惑」
野党連合汚職調査委員会委員長のアロンゴン・パラブトラ氏(民主党下院議員)は昨日、昨年度及
び本年度予算の一部から国家警察本部による防具類の発注がされていたことに関して、同委員会
で調査した結果、購入の為の費用の一部が流用されており、また現在も同様な行為が行われてい
る証拠を掴んだことを明らかにした。
最も最新の発注である7月9日の発注を見た場合、一着あたり16,000バーツの防具2千着、総額
3,200万バーツになるこの発注では、政府は国内発注を条件に発注を許諾したにも拘わらず、実
際には軍隊系の外郭互助組織を経由して輸入品を扱う国家警察本部内で幹部として知られる人
物に近い民間企業に入札を経ず特別調達という形で発注されており、また対象となる防具自体も
世界中何処を捜しても一着あたり発注金額の半額に相当する8千バーツを超えることは有り得ない
代物だったという。
「拉致監禁は狂言?」
昨日未明モーターウエー上でトラックドライバーにり保護され、現在病院で治療を受けているチュー
ウィット容疑者の拉致監禁について、タクシン首相及びサン国家警察本部長何れもが狂言であると
の認識を示している。
スクムウィット・スクエアー破壊事件を首謀し、また自身が経営する風俗店で18歳未満の未成年を
雇用していた容疑がかけられているチューウィット・ガモンウィシット容疑者は、7月9日iTVの朝の
ニュースショー番組”シー・イェーク・カーウォ・iTV”に出演後行方不明になっていたとされ、その後内
縁の妻及び知己が警察に捜索願を出すに至っていたが、昨日未明1時過ぎ頃に発見、保護、その
後警察に対し何者かにより毒物を仕込まれ拉致されていたと証言していた。
今回の拉致監禁に関して、法務省副政務次官のウィチヤチョート・スクチョーティラット氏の様に、
同容疑者が関わっているビジネスがまともな生業に比べてリスクがあり多くの敵が伴うとの認識を示
した上で、商売上のいざこざが背景にあると指摘する声もあるが、多くが同容疑者の申し立てに懐
疑的で、サン国家警察本部長は監禁された人物が解放されている事を指摘した上で、自分で意識
を混濁させ、痙攣を引き起こすような薬を飲むなりして演じた自作であろうとの認識を示しており、タ
クシン首相も同様に自作であろうとの認識を明らかにしている。
一方、病院到着時には意識の混濁と痙攣の症状を見せていた同容疑者は、各局でニュースが放
送される時間を見計らったように18:30過ぎ頃から記者団との会見に応じ、弁護士との打ち合わせの
為に向かっていた途上で屈強な4人組により目隠しされ連れ出され、監禁された場所では酒と薬を
飲むよう強要され、その後昨日未明になって発見場所となった道路上で車から蹴落とされる様に解
放された事を明らかにした上で、自身の拉致話を狂言であると断定し、あたかも普通のビジネスマン
(ポー・カーという単語を使用)である自身を悪者であるかの様に語っているサン国家警察本部長や
タクシン首相のコメントを聞いて非常に残念で屈辱的な気持ちになったと語った。
そして同容疑者は、自身の名誉の為に敢えて首相に対して公開の場で質問したいと語り、以下の
3つの質問を首相に投げかけた。
1) 果たして私はみかじめ料の話をでっち上げるような悪者なのか?
2) これまで一度も警察が悪者であると言ったことはない。むしろ便宜を得るためにお金を払わなけ
ればいけないタイの社会構造に巣くう問題を提議したつもりだ。首相は、果たしてこの様な問題が
社会や政治の世界に存在していないと言い切れるのか?
3) 私は、これまで便宜を得るためにみかじめ料、袋に入れられた現金更にはローレックスの時計を
差し出してきた。果たして公務員が自身の力でローレックスの時計を買うことが出来るのか?
答えは、公務員が身につけているローレックスの時計の裏蓋を見れば私が差し出したことが解るは
ずである。
また、私はこれまで問題を提議するためにマスコミを一つの手段として利用してきたが、首相管下の
閣僚メンバーであるP(ポー・プラー)とS(ソー・スゥア)及びP(ポー・プラー)がつく偉大な夫人等によ
るマスコミ利用は、自身の実績を訴える為ではないのか?
(首相は同容疑者のマスコミを利用した問題提議をスタンドプレイであると批判していた)
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一方、チューウィット容疑者がいわば同士討ちの戦法で告発したタイ社会に巣くう真の大物とも言え
る警察官によるみかじめ料徴収の慣習について、多くの都民が常識として行われていると認識して
いることが、この程アサンプション大学が行った世論調査で明らかになった。
調査によると、74.6%の回答者が同容疑者が首謀者とされるスクムウィット・スクエアー破壊事件の
背景に高官クラスの警察官か国政レベルの政治家が居ると確信していると回答、また70%強の回答
者が月々1,200万バーツをみかじめ料として支払っていたという同容疑者の告発は真実であると考
えており、そのみかじめ料の行き先は警察と回答したものが一番多く、次いで地元の大物、政治家
と続く結果となった。
また、多くの回答者がエンターテイメント業界に巣くうみかじめ料徴収の慣習は、政府関係者及び
政治家自身も関わっている問題であり、取締は不可能であると回答していたという。
行方不明と伝えられていたチューウィット容疑者は、本日未明1時過ぎ折からスラーターニー県に配
送のため向かっていたトラック運転手がラート・クラバン地区付近のモーターウェー(タイ語も同じ)上
で手を振り救いを求める同容疑者に遭遇、発見されています。
その後ラート・クラバン署で保護された同容疑者は何者かにより拉致されたと訴えて居るようです
が、衣服の汚れ、多少の身体の震えや目の充血、アルコール臭が同容疑者から認められるものの、
身体に危害を与えられた形跡は認められていないようです。
尚、同容疑者は現在都内のバムルンラート病院で集中治療を受けており、警察側では快方に向か
い次第再度事情聴取を行う予定であるとしています。
(9:30 TST)
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第一発見者となった10輪トラック運転手のトーンカムさん(30)によると、発見当時チューウィット容疑
者はあたかも薬物の影響によりフラフラとしている状態で、また何かに怯えている様だったが意識は
しっかりしており、車内ではトーンカムさんの家族構成等について尋ねることもあったようです。
子供のためにミルクでも買ってくださいと、当時財布の現金6千バーツ全てをトーンカムさんに謝礼
として差し出したチューウィット容疑者は、その後ラート・クラバン署で何者かにより酒か何かに薬物を
仕込まれ、有る場所で監禁され、そこから逃げ出してきたと証言しているようですが、病院に搬送され
た時点では同容疑者の疲労は頂点に達しており、一人では歩けない状態だったようです。
尚、同容疑者のふるえですが、テレビで見る限りは本人の意思ではコントロールできない痙攣に近
い感じでした。
(12:00 TST)
「みかじめ料問題に本腰を入れて取り組む」
タクシン首相はスクムウィット・スクエアー破壊事件の首謀者とされるチューウィット・ガモンウィシット
氏が告発し波紋を投げかけている警察官によるみかじめ料(*)徴収問題に関し、長年タイ国内に蔓
延ってきた悪しき慣習で有るとの認識を示した上で、何等かの罰則を設けて本腰を入れて取締に着
手する意向を昨日明らかにした。
更にタクシン首相は、問題解決は政府のみならず国民の協力が無くしては為し得ないとの認識を
示し国民に対して警察官によるみかじめ料徴収に関して告発を推奨する意向も示している。
しかし同時にタクシン首相は、これまでに自身が得ている情報では警察官の一部がエンターテイメ
ント関連業者等からみかじめ料を徴収している事が明らかになっているとしたものの、これらみかじ
め料の多くは私服を肥やすためにではなく国民の安全や捜査等の警察の職務遂行に役立てるため
警察に割り当てられる少ない予算を補填するために徴収したものであった可能性もあり得ると語り警
察側を擁護する発言も見られた。
何れにしても、「長年タイ社会に蔓延ってきた悪」を殲滅するために汚職、麻薬、大物等の撲滅を高
らかに宣言してきたタクシン首相にとっては、同様に国民の間に長年認識されてきた警察官による
みかじめ料の徴収問題に関しては後手に回っているとの感は否めない。
一方、タクシン首相は現在身を隠していると伝えられるチューウィット氏の告発に関しては、自身の
保身及び裁判を有利に進める為のパフォーマンスであるとの認識を示しており、今回の取締着手は
あくまで社会に蔓延る悪を殲滅する活動の一環であることを強調している。
尚、チューウィゥト氏の行方に関しては、依然明らかになっていないが、長年同氏の右腕的存在だっ
たチャイワット・グライルック氏は、7月9日夜遅くにチューウィット氏から何者かから脅かしを受けてい
る事を臭わす電話があったことを明らかにした上で、首相秘書のパドゥム・リムヂャルゥンラット氏の
協力を仰ぎ安全な場所にかくまわれている事を示唆する発言をしている。
「大物殲滅行動 - 依然消えぬ野党潰し疑惑」
伝統的に民主党が地盤と言われるプレー県選出民主党下院議員のシリワン・プラーサヂャーカサット
ルー女史は昨日、同県選出タイ・ラック・タイ党下院議員で医師としても知られるタサポン・セーリー
ラック氏が同女史の親戚や県民主党事務所の代表及び副代表を大物殲滅活動に於ける監視・摘発
対象者を記したブラックリストに含めるようワンムーハマッドノー国務大臣に要求していたたことを明
らかにした事に関して、タサポン氏は日頃からテレビ等に出演し注目を集めたがっており、今回の発
言は氏の政治的欲望を達成したいという意思が反映したものであるとの認識を示した上で、本来気
密情報であるはずのリスト情報がこうも簡単に公表され、しかも政権党の議員が内容を知っているの
は、背景に大物殲滅の名を借りて反対勢力に圧力をかけようとする政権側の意図が有るのは明白で
あると指摘し、大物殲滅行動の公正さに疑問を呈した。