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2003年10月01日 〜 2003年10月10日



2003年10月10日

全然ニュースと関係ないのですが、この間不覚にもダンス・アーミー(笑)のゲー・ガイ・スライドゥー
とかいう曲を聴いてしまってふと疑問に思ったのですが、タイではガトゥーイのネタや存在を全面
に出すとヒットするというジンクスでもあるんでしょうかね?

「シンガポール首相暗殺をほのめかした容疑者逮捕」
警察犯罪抑止局(*)は、一昨日18時頃、APEC(*)首脳会議に出席する予定になっているシンガ
ポールのゴー・チョク・トン首相を来タイ時に暗殺するなど、テロ行為をほのめかす電子メールを内
外の政府関係機関に送付した容疑で、都内サトーン地区にあるコンドに滞在中だったシンガポー
ル人ケーウィン・ヂヤ(タイ語報道に基づく、また報道によりチャン、ティヤ等の記述も)容疑者を逮
捕した。
 サン国家警察本部長によると、今回の逮捕はシンガポール当局と共同で、同容疑者の動向を長
期に渡り監視した結果実現したという。
 警察犯罪抑止局指揮官のゴーシン・ヒンタウォ警察少将は、これまでの取り調べに対し容疑者
から目的等の具体的な証言は得られていない物の、これまでの警察側の調べで同容疑者による
単独犯行で、また国外のテログループとの繋がりが無いものとしている。また、APEC会議に向け
破壊行動を計画していた形跡も認められていないという。
 また、チャワリット副首相は、容疑者に関して、APEC会議等の重要な会議や催し物がある時に
必ず出てくる「異常者」であるとした上で、今回の脅迫がAPEC会議に影響を与えることは無いとの
認識を示している。

「またもやセクハラ教師」
昨日、マタヨン1年(日本の中学一年にほぼ相当)に通う男子学生2人等が、通っている学校のブラ
スバンドの顧問教師に性的な嫌がらせ(*)を受けたとして、小学課程まで通っていた学校の校長に
援助を求めに現れた。
 援助に現れたのは、現在プラーヂーンブリー県ガブンブリー地区内にあるマーリー・ウィッタヤー
校に通う被害にあった男子生徒2人とその保護者、及び同窓で同じ中学校に通う男子1人、女子
6人で、2人及びその保護者が小学校課程まで通っていたサッゲーウォ県アランヤプラテート地区に
あるシー・アランヤヨータイ校校長のニポン・ユワンナッ氏に語ったところによると、被害にあった生
徒らはブラスバンドの教育で定評が有ると言うことで小学校卒業後、他県にある私立のマーリー・
ウィッタヤー校に寄宿して通っていたが、5月頃からブラスバンドの顧問教師から、練習終了後に
同教師が寄宿している部屋に誘われるようになり、ゲーム等をしたあとで、突然キスや体を触られ
たり、また酷いときには服を脱がされ卑猥な行為を強制される事もあったという。
 また、被害にあった2人を含め、昨日援助を求めに現れた学生全員が、「もう二度と現在通ってい
る学校に戻りたくない」として、小学校課程まで通っていた学校の中学校課程への編入を希望して
いるという。
 尚、相談を受けた校長は、学校の編入問題に関しては事実関係の調査が必要と慎重な姿勢をか
いま見せたものの、学生達の悩みの深刻度への理解も示し、昨日までに警察への被害届提出に
尽力している。

「タイ北部 - APEC会議期間中の観光客増に期待ふくらむ」
気象局(*)の昨日の発表によると、APEC会議の関係で国内の役所や学校及び一部の民間企業
が休みとなる10月18日から23日までの北部の気候は冷涼で、最低気温20-23度、山頂部分で11
-12度になる見込みであるという。
 当地の観光当局者によると、北部各地の自然観光地等に於ける宿泊予約状況はタイ人客を中
心に好調で、冷涼な気候が更に観光客を呼び込む要因になると期待を寄せているという。

「APEC首脳の足跡を訪ねるツアー」
タイ政府観光庁(*)は昨日、APEC会議に出席した首脳の足跡を訪れる日帰りツアーを11月から催
行する事を明らかにした。
 このツアーは、APEC首脳会議の為にタイを訪れる各国首脳の為に、きれいに飾り付けた重要施
設の数々を訪れるパッケージツアーで、訪問先にはタイ・クー・ファー、首相官邸、王宮、国会、国王
御座船博物館等々が含まれ、各訪問先では専門家の説明を受けたり、説明資料の配布を受け取
ることが出来るという。
 タイ政府観光庁によると、APEC首脳会議終了後の11月から来年1月までツアーを催行する予定
で、昼食込みのツアー参加費用は一人あたり399バーツ、一日の受付可能人数は320人までとの
ことで、今後参加希望者が多い場合は、受付可能人数を増やす予定とのこと。
 また、予約や詳細の問い合わせは、0-2537-8698、0-2537-8517、0-2537-8014で受け付けてい
る。

「労働者の語学力増強を目指す」
タイ人労働者の多くが外国語に対する理解能力が欠如しているという現状に鑑み、スワット・リプ
タパンロップ労働大臣は、英語・中国に限らず労働者の外語に対する理解能力を増強させる方
針を明らかにした。
 同大臣によると、今後、各地の大学を初めとする教育機関に協力を仰ぎ、希望する労働者全員
に外国語取得の機会を与える意向で、コース別時間内訳は、基礎コースが30時間、中級コースが
60時間、上級コースが90時間になるという。



2003年10月09日

本日付のBangkok Postによると、APEC会議に向け不法入国・滞在等の違法行為に身を染めて
いる外国人の摘発を強化している警察当局は、昨日までの3日間で、主にアフリカ、中東、南ア
ジアからの入国者合計546人を、違法入国、売春、違法就労、麻薬密売等の容疑で逮捕した
と報じています。
 また、一部タイ語報道では、一昨日都内スクムウィット通りのナーナー周辺で摘発を行い、主
にガーナ人やウズベキスタン人合計100人以上を逮捕したと報じていますが、この数字が上記
の546人に含まれて居るのかは不明です。

「国会ビルでボヤ - 殺人疑惑事件関連の資料を焼失」
昨日朝6時頃、国会第三ビル三階の下院委員会大会議室付近から出火、火災は1時間程度で消
し止められたが、このボヤでコンピュータ56台の他に同大会議室で当日9:30から行われる予定に
なっていた下院警察委員会の聴聞会で使用される予定だった都内ドーン・ムゥアン地区に近いサ
パーン・マイの市場に利権を持つタマワッタナ一族が絡む殺人疑惑に関する約2千ページにも及
ぶ資料が焼損する事態となった。
 下院警察委員会秘書官のユッタポン・ヂャラッサティヤン氏は、今回のボヤにより焼損した資料
の中には自殺として処理されたハーントーン・タマワッタナ氏の実弟であるノパドン氏への事件発
生当時の事情聴取資料や女性検死官のポンティップ女史の検視資料という、事実解明の為の鍵
となる重要な資料も含まれており、今後の委員会運営に支障を来すのは必然であり、何者かが意
図し火を放ったとの感を脱ぐい切れないと発言しているが、警察側は、現場検証を行った結果漏
電による火災だった可能性が高いことから、事件性は無いとコメントしている。
 尚、予定されていた聴聞会は、急遽第一ビル二階の会議室に場所を移し、ハーントーン氏の死
亡を自殺として処理した当時の捜査官への聴聞を中心に行われた。
 また、焼損した資料に関して下院警察委員会委員長のチュムポン・ガーンヂャナッ氏は、焼失し
た分を補う事が出来る分の資料は充分にあるとして、聴聞会への影響は些少で済むであろうとの
認識を示している。
 今回調査の対象になっている事件は、1999年現都知事のサマック・スンタラウェート氏が党首だっ
たプラッチャーゴン・タイ党の下院議員だったハーントーン・タマワッタナ氏が、実弟のノパドン・タマ
ワッタナ氏との会談の直後に拳銃で自殺したとされる事件で、発生当初から資産絡みの他殺では
ないかと指摘されていたものの、当時の警察当局は自殺として処理、その後現在香港に在住して
いるハーントーン氏の実子が他殺であるとして再捜査を要求、最終的にタクシン首相の一言で再
捜査が開始されていた。
 また、この事件は、ここ2-3週間大衆・高級紙を問わず一面を飾る大きな話題となっていたが、庶
民の間では「所詮、まともじゃないお金で金持ちになった金満一族同士の争い」として、比較的冷
ややに受け止められているようだ。
 また、今回のボヤに便乗し、サン国家警察本部長が、「そもそも警察小委員会が警察の捜査に
口出しすること自体おかしな事だ」と不快感を露わにする場面も見られた。

「チュワン前首相 - チャローン氏宅捜索は意図されたもの」
民主党のチュワン・リークパイ前首相は、警察が海賊版摘発の為に下院議員補欠選挙にチャート・
パッタナー党から出馬中のチャローン・リヤウォレーン氏の自宅兼CD製造工場の家宅捜索を多分
にデモンストレーション的要素を含めて行ったことに関して、これまでに同様なやり方で他党(ここ
では、政権党であるタイ・ラック・タイ党以外の党という意味で言っているものと思われる)に対する
脅かしが度々行われてきた事を指摘した上で、家宅捜索は何等かの意図を持つ大物から指図さ
れたものであると確信していると発言した。
 また、チュワン前首相は、直接警察に指図した人物は、政権党の手先に成り下がった政府関係者
で、実行を躊躇したら自分自身の身分が脅かされるような立場にいる人物であろうとした。
 この家宅捜索に関しては、既に10月3日に家宅捜索令状が刑事裁判所から発効されていたにも
拘わらず、すぐに実行されず、10月5日にタクシン首相がタイ・ラック・タイ党から立候補している候
補への応援演説で高らかに選挙区内から海賊版を撲滅させてみせると宣言した矢先に行われて
いたことから、依然政治的な意図を持って行われたとの疑念をぬぐい去れないものになっている。

「バスの酷いサービスに対する苦情が第一位」
公共交通機関利用者保護センターの正式開所式に臨んだニコン・ヂャムノン副運輸大臣によると、
同所で今年一月から利用者からの苦情を受け付けたところ、これまでに約5千人の市民から苦情が
寄せられ、内3,200件と圧倒的に多かったのがバンコク大量輸送公社直営バス及び同公社から運行
委託を受けている民間バスの酷いサービスに対するもので、内80パーセントに関しては既に問題解
決の為に動き出しているという。



2003年10月08日

「APEC首脳会議 - 銀行休業案は却下」
首相府副報道官のチャチュワーン・チョムプーデーン氏は、APEC(*)首脳会議が開催される10月20
日から21日まで、都心の交通渋滞緩和の為に銀行を休業させるべきとする案に関して、昨日開か
れた定例閣議に於いて協議を行い、案を却下した上、通常通り営業を許可する決定を下した事を
明らかにした。
 本件に関しては、一昨日夕方にウィサヌ副首相とプリディヤトーン中央銀行(*)総裁との間で、バ
ンコク都内及び隣県のノンタブリー県、サムット・プラーガーン県内の銀行を一時休業にした場合の
影響に関して協議を行い、仮に休業命令が下された場合、実質的に4日間銀行の業務が停止され
る事になり、企業や庶民の経済活動、投資や株式市場等への影響、しいては国その物の経済に与
える影響が大きいとして、休業は適切ではないとの結論に至っていた。
 
「変態教師自ら出頭するも即日保釈される」
小学生の女子児童に服を脱ぐように強要し、バスタオル一枚にさせ、椅子等の上に立たせて写真
を撮っていたとして逮捕状が発行されていた、バンコク近県のチャチュゥンサオ県内の男性学校教
師が、昨日自ら所轄署に出頭してきた。
 この事件は、被害にあった少女等の保護者が女性及び児童の権利擁護財団(*)を主催するパ
ウィナー・ホーンサグン女史の事務所に陳情に現れたことで、明るみになったもので、少女等の証
言によると、件の児童異常性愛(*)教師は、長期に渡って少女等に服を脱ぐように強要し、教師自
ら、時には同じ教室にいる生徒らに、写真を撮らせていたという。
 パウィナー女史によると、少女等の証言から、写真は異常者である教師が自ら楽しむ為に撮り、
少なくとも被害にあった少女は10人はくだらないという。
 尚、昨日出頭してきたチャチュゥンサウォ県バーン・パゴン地区内にあるプラッピモンサニヤ校の
学校教師であるアヌチャート・ウドムマニーワット容疑者は、嫌疑を全て否定した上で、真実は全て
裁判で明らかにすると語っていたとされるが、最終的に同容疑者が準備した15万バーツの保釈金
で即日釈放されている。
 警察側は、最初から犯行を認める容疑者は居ないとした上で、既に証言や状況証拠から容疑事
実の立件は充分に可能であるとしている。
 尚、裁判で15歳未満に対する合意に基づかない猥褻行為に関して有罪とされた場合、最高で10
年の懲役刑が科せられる事になる。

「歩道橋連続強盗事件発生」
一昨夜遅く、都内ラートブーラナ地区スクサワット通りソイ29のサイロート寺付近の歩道橋で、バンコ
クの行政警察官が定期巡回を終えた約10分後に、通りかかったカンボジア人出稼ぎ労働者の女性
(25)が、刃物で頭部を切りつけられた上で、所持していった携帯電話、50サタン重量の金のネックレ
ス及び現金300バーツを強奪され、それから20分も間をおかず、歩道橋から約300メートル離れた路
上で、乗り合いバスから降りたばかりの49歳の女性会社従業員が同様に刃物で切りつけられた上
で所持していた2バーツ50サタン重量の金のネックレス、50サタン重量の金のブレスレット、現金600
バーツ及びキャッシュカード等を強奪された。
 目撃証言から、犯行は短髪で地黒のサファリ風半袖シャツを来た35歳くらいの男性による単独犯
行と見られており、警察では犯人が逃走のために拾ったタクシーを割り出すと共に、犯人逮捕の為
に逃走先と見られるラーマ2世通り方面を中心に緊急配備を敷き捜査を行っている。

「メー・ソートに於ける入出国検査を強化」
ミャンマーと国境を接するメー・ソート地区の入国管理当局は、一昨日両国間を繋ぐ橋(サパーン・ミ
トラパープ・タイ〜パマー)上にあるミャンマー領内の国境検問所付近で爆発事件が発生した事を
受け、ミャンマー側と共同で入出国検査体制を強化した事を明らかにした。
 また、メー・ソート地区を管轄する軍当局も警戒を強めている。
 尚、今回の爆破事件の詳細については明らかにされていないが、犯人と見られる一人が既にミャ
ンマーの当局に身柄拘束されており、またミャンマーの国境検問所の一部が今回の爆破により被害
を被ったと伝えている。



2003年10月07日

個人的にはどうでもいいことなんですが(笑)、本日朝の各局のニュース・ショー番組によると、兼
ねてから噂になっていたパラドン選手と歌手のターター・ヤンとの関係について、昨日ターター・
ヤンが会見を開いて、「友達ではなく恋人です」と発言し、正式に恋人宣言をしたようですね。
 今回の会見に先立つ2-3日前には、これまで恋人と噂されていた、トンチャイのフォー・フェーン・
コンサートのビデオの中で女性検死官のポンティップさんと並んで、やたらと観客席から抜かれま
くっていた女優さん(名前失念)が、「恋人じゃなくて、友達よ〜」と語っていました。

「海賊版摘発の為の家宅捜索、それとも選挙妨害?」
昨日未明2:30頃、警察犯罪抑止局の捜査員約20名は、兼ねてから、大物海賊版CD製造業者と見
られていた、チャローン・リヤウォレーン氏のノンタブリー県内にある自宅兼CD製造施設で強制家
宅捜索を行ったものの、違法なものを発見できず、現在下院議員補欠選挙の為に出馬している
チャローン氏の怒りを爆発させる結果に終わってしまったようだ。
 警察犯罪抑止局は刑事裁判所から発行された家宅捜索令状に基づいて昨日未明、バンコク隣
県のノンタブリー県第三選挙区で行われている下院議員補欠選挙にチャート・パッタナー党から立
候補しているチャローン・リヤウォレーン氏の自宅兼CD及びVCDの製造施設を急襲、二手に分かれ
マスコミ向け効果を狙ったのかハシゴ等を使用して製造施設に立ち入る等の大がかりな捜索を行っ
たものの、結果として違法性のあるものは一切発見できず、僅かに届出書に記載された所有者と
実際の所有者が異なるCD製造装置のみを発見して終了した。
 APEC会議を間近に控え、自由貿易協定締結の条件の一つとしてアメリカ側から提示されている
海賊版問題解決に向け、政府側は取締を強化していた。
 今回の捜索は、明らかにタイ・ラック・タイ党による選挙妨害であると訴えているチャローン氏に対
し家宅捜索を指揮した犯罪制圧局指揮官のゴーシン・ヒンタウォ警察少将は刑事裁判所により発
行された令状に基づく、正当な捜索であったことを強調、政治的な背景については否定しているが、
収まりきらないチャローン氏側は、行政裁判所への提訴も辞さないと態度を硬化させている。
 尚、タクシン首相もゴーシン警察少将と同様な見解を述べている。
 一方、今回の家宅捜索に関して政権内で海賊版等の著作権違反問題を担当するワッタナー・ムゥ
アンルク商業副大臣は、チャローン氏の言う政治的な迫害に関しては否定したものの、著作権違反
の摘発を強化している政府の方針が背景にあることを臭わした上で、今回の捜索で発見された届
出書に記載の所有者と実際の所有者が異なっているCD製造装置を手がかりに捜査を継続させる
意向を明らかにしている。
 尚、海賊版等の著作権違反の摘発は国家警察本部副本部長のグルゥサナッ・ポンアナン警察中
将を首班とする特別チームが捜査摘発にあたっており、今回の捜索は同チームに協力する形で犯
罪制圧局の捜査員が実行部隊として参加したもの。
* 本日付の各紙によると、家宅捜索があった日の前日タクシン首相が地元候補者の応援演説で、
ノンターブリー県から海賊版を撲滅すると力強くアピールした直後の手入れであったため、地元民
の間では依然選挙妨害だったとのイメージを拭い去ることが出来ないようです。
何れにしてもタクシンさんは、所詮タイ・ラック・タイ党の候補が当選するのは決まっていることなの
だから、わざわざ妨害工作をする必要なんか無いと語っていますが。。。
* 因みにチャローンさんは、かなり昔から海賊版CD界の大物であると言われており、これまでにも
何回か家宅捜索を受けていたのですが、1年くらい前に、海賊版との関わりを否定した上で、今後
自ら専門の音楽配給会社をつくって、主にプゥア・チーウィット系のルゥアムヒット・アルバムを中心
に製造・販売していく予定であると発言していました。

「そもそも首脳等は抗議活動に慣れっこになっているはず」
前外務大臣のスリン・ピッスワン氏(民主党)は政府がAPEC会議期間中のNGO等による抗議活動
の封じ込めに動いている事に関して、民間部門による抗議活動等の動きは、民主主義を象徴する
現象であり、現にある又はこれから起こり得る問題に対する民衆の反応である事を忘れてはいけな
いと政府側に釘を刺した。
 その上でスリン氏は、過去行われてきた首脳会議級の国際会議には必ず民衆等の抗議活動が
見られてきており、首脳等は、これらの動きについて「付き物」であり会議に影響を与えるものでは
ないと理解しているはずだとの認識を示した。
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 一方、JIのメンバー3人がAPEC会議期間中にタイ国内でテロ攻撃を仕掛けるために、スリン県チョ
ーン・ヂョーム地区と国境を接するカンボジア領内に潜伏中であると昨日一部報道で伝えられてい
ることに関して、ワンムーハマッドノー国務大臣は、記者団に対して安全保障関係の情報の公開は
慎重を要することを理解しておいて欲しいと要求した上で、報道されている件に関しては、仮に事実
であれば8日朝に開かれる会議の議題として自身の耳に届いているはずで、またAPEC会議に向け
全精力を傾けて情報収集に努めている身として、このような話は聞いていないとし、報道を否定し
た。
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 一方、スリヤ運輸大臣はAPEC会議に向け交通警察局が計画している道路規制方針に関して、国
民に不便を強いる事になるのは心苦しいが、長期的に国に利益をもたらす物であると理解して協力
して欲しいと語り、国民に理解を求めた。



2003年10月06日

タクシン首相が「年に一回人前に出て、政府の悪口を言う事を唯一の享楽としている輩」と批判
している、同首相の天敵として知られ、また30年前の民主化を求めた学生運動や日貨排斥運動
の指導者的存在だったことでも知られるタムマサート大学社会人間学部教授のティーラユット・ブ
ンミー氏が、昨日講演会の席上で、タイはまさに危機(ウィガリット)への道を歩み始めていると語
り政府の政策を批判しています。
 この講演に関しては英字二紙を含め各紙一面で報じていますが、超斜め読みで英・タイ各紙の
報道を読んだ限りでは、ティーラユット教授は、タイ・ラック・タイ党の政策綱領に基づく現政権の
国家開発計画(同教授はタイのロードマップという単語も使用)は、役立たない効率化というキー
ワードで構成された全体主義的行政(ガーン・ボリハーン・ベープ・ブーラナーガーン)を志している
もので、国及び社会の潜在能力を高めると言うよりは、むしろ危機的状況へ導くものであると批
判、その上で、国を危機的状況から持ちこたえさせ、国民が自由を獲得し、知る権利を得る等の
基本的人権を獲得するためのロードマップとして同教授は7つのターゲットを掲げ、それを達成
するための10の戦略を講演会で提案していたようです。
 時間が無くて、具体的に講演の内容をまとめることが出来ず恐縮ですが、参考までに、この講
演に関するタイ字高級各紙の記事へのリンクを以下に貼っておきます。読み比べてみるのも一
興かと思います。
           タイポスト マティチョン サヤームラット ネーウォナー

「貧困絶滅政策 - 貧困家庭の児童の将来に投資」
ヂャトゥローン・チャーイセーン副首相は、現在政府が取り組む貧困撲滅政策のポリシーの一つで
ある貧困層の潜在能力を高め、自ら自立する機会を与える事を目指す一環として、貧困家庭の就
学児童への援助計画に関する打ち合わせを行い、席上で全国で就学のために援助が必要な児
童や青少年を三つのグループに分け、政府から援助する事で合意に至ったことを明らかにした。
 同副首相によると、援助が必要な児童・青少年を、義務教育課程に就学する貧困家庭の児童、
親の都合で移動を余儀なくされる等により、就学年齢でありながら就学できないでいる児童及びエ
イズに感染している児童の三つのグループに分け、政府から就学に必要な資金を援助する計画で、
具体的な援助額については、まだ結論に至っていないものの、貧困層に等しく教育を受ける機会を
与える事により、受益者が自己開発に努め、自らの力で職業を得る等の未来を切り開く機会を与え
る為の政府投資にしていくことで合意に至っているとしている。
 尚、この計画遂行に必要な資金の多くは、政府宝くじ局(*)の基金から供出する予定であるという。

「海外出稼ぎを希望する女性に警告」
労働省は、よりよい待遇を求めて海外への出稼ぎを志しているタイ人女性に対し、まず充分に検討
を尽くしてから実行に移すように警告している。
 労働省副政務次官のヂュタータワット・イントラースックシーリー氏は、多くのタイ人女性がよりよい
待遇を求めて海外へ出稼ぎに出ている現状の中で、依然ウエイトレスやハウスメイド等に就業した
つもりが実際には強制売春をさせられ強制帰国させられたり、契約通りの給料が支払われず絶望
の内に帰国する者が後を絶たず、また中には現地で違法な職業に従事させられ、当該国内で重罪
に問われる者がいる状況に憂慮を表明した上で、今後海外への出稼ぎを検討する場合は、まず自
分自身で仕事の合法性、実際に従事する仕事の内容について充分に調査し、嘘が無いことを確認
した上で決断し、また現地で問題に遭遇した際に労働省からの援助を得る事を可能にするために、
事前に労働省に必要な届出を済ませておくよう呼びかけた。

「ウボンラーチャターニー県知事大いにCEO政策を絶賛する」
ウボンラーチャターニー県のヂラサック・ガセーニーヤブトン県知事は、10月1日をもって正式に施行
に移されたCEO型地方統治政策(*)に絡んで、県当局の高官や民間部門の代表者等を交えて新政
策の説明を兼ねた会合を開き、席上で新政策に対する期待の声が多く出された事を明らかにした。
 同県知事によると、県を県民に利益をもたらすために奉仕する会社と見立て、県職員を社員、高
官や県の行政部門を取締役会、県知事を最終権限を持つ最高経営責任者とするこの政策に対し、
参加者からより県民に利益をもたらす形で迅速な計画の立案・実行、政策の施行ができるとの理解
が得られ、また、これまで承認手続きや実行に移されるまでの過程で欠点が多かった県が主導する
開発プロジェクトに関して、よりあらゆる階層・受益者を取り込んだ県民本位の開発プロジェクトが施
行できるようになると期待の声が挙がっていたという。



2003年10月05日

一昨日、学校終了後、帰宅のために乗り合いバスを待っていた12歳から14歳の少女4人が付近に
止まっていたライトバンから出てきた屈強な男4人に危うく誘拐されそうになった事件が発生したこ
とを受け、タクシン首相は昨日放送された国民向け定例ラジオ政見放送の中で、人身売買組織に
よる犯行との見方をかたり、更にこの手の誘拐事件の発生地点が広域になりつつある傾向に憂慮
を表明した上で、各県知事に対し警戒を強化するとともに、犯人検挙に結びつく情報収集に努める
よう指示したことを明らかにしています。
 この事件は、10月3日ブリラム県内の県都内で学校帰りに帰宅のためのバスを待っていた12歳か
ら14歳の少女が、付近で待ち受けていた白色で内部が見えないよう窓には遮光フィルムが張って
あったライトバンから出てきた黒色系統の服を着ていた4人組の屈強な男に危うく誘拐されそうに
なり、近くのムー・バーン内の家に助けを求め難を逃れたもので、少女等の証言によると、事件発
生当時車の中には10人くらいの子供達が助けて欲しいと泣いている姿を目撃していたそうです。
 現在、警察は少女等の証言に基づき、捜査範囲を近県にまで広げ、同様に行方不明になってい
る子供がいないかに関する情報収集を含め、捜査を行っているとしています。

一方、タクシン首相は昨日の放送の中でAPEC会議に触れ、現在政府は首脳等の安全を確保する
為に最大限の体制で臨んでいる事を強調した上で、外国から来る21ヶ国の首脳等の目を通して
タイの良さを世界にPRする絶好の機会に、NGO等に同調して抗議活動を行うようなことが無いよう
国民に訴えていました。

昨日付のNation誌によると、政府はAPEC首脳会議が開かれる10月20日、21日の期間中に、都心
部の交通渋滞を可能な限り軽減させるために、銀行及び証券取引所を当日休業させる方向で検
討に入っており、既にウィサヌ副首相を責任者に指名し中銀総裁等と休業による影響の調査を行っ
た上で、今週火曜日に開催される定例閣議で結論を出す予定だそうです。

「世界エイズ会議に約3千人の学生も参加させる方針」
来年7月11日から16日の日程でバンコク隣県のムゥアン・トーン・ターニー県内にあるイムペーク会
議場で約100ヶ国からの代表を集め開催される第15回世界エイズ会議に、HIV感染者が増加傾向
にある若者世代への正しい知識の普及を目指し、全国各地区(アムプゥー)から選抜された3千人
を同会議に参加させる方針が明らかにされた。
 タイ国内のHIV感染者は、全体では減少傾向にあるものの、15歳から24歳の若者層の感染者が
増加傾向にあると言われている。
 同会議実行委員会保険部会副部会長のシリポン・ガンチャナ女史によると、本件に関して既に教
育省のヂュルワイポン副次官を始め同省青少年小委員会との間で打ち合わせが済んでおり、今後
青少年のHIV・エイズに対する理解の浸透を目指し、全国1,026の地区(アムプゥー)から3人ずつ選
抜された合計3,078人の学生等を、世界エイズ会議のサイドラインとしてタムマサート大学ランシット
校舎内で開催されるエイズ研究部会に参加させ、広くエイズ対策等の知識の吸収に努めさせると
共に、終了後広く同世代の若者達へ知識を広めさせたいとしている。
 また、会期中は都内及び近郊にある教育省管轄下の教育機関の全て、及び地方の教育機関の
大部分で通常の授業を休止させ、エイズ関連の教育に割り当てるとしている。



2003年10月04日

タクシン首相の脅かし付き要求に基づいてAPEC(*)会議期間中の住民団体等のNGO(*)の集会・
デモ等を阻止するために、APEC会議実行委員会に阻止に関わる権限が委ねられ、今後タイ国内
のNGOを支援する若しくは海外のNGOメンバーの入国が確認された場合は、客観的に観光目的の
入国であることを証明できない限りは、即国外退去処分にする方針で臨むことが昨日までに明ら
かになりました。
 また、一部報道ではファー・ルン・ゴン(タイ語記述に基づく)のリーダ格2名が既に国内に入国して
おり、動向を監視している、若しくは既に国外に退去されたと報じています。
 尚、国内の各団体に関しては、安全保障(*)上の理由から既にAPEC会議に絡む特定の場所での
集合・集会を禁止する旨通達されています。
 因みに、この「禁止」の理由についてタクシン首相は当初「外国の目に触れる場所で集会をされ
ちゃみっともなくてかなわん」という言質で語っていましたが、いつの間にか「安全保障上」という大
義名分がついていますね。
 今回の政府の動きを受け最大野党である民主党(*)のバンヤット党首は、平穏に行われている限
りは集合・集会の自由を認めている憲法の精神に反しているばかりか、人権(*)をも冒す措置である
と批判した上で、タイが集会の自由を認めている光景を外国に見せた方が、より民主主義(*)が根
付いているイメージを外国に植え付けることが出来ると、幾分一言多めに語っていますが、どんな
正論を語っても、「殿様」の乱心気味な発言までもが憲法の精神を凌駕してしまう位に独裁化が進
んでしまった現状では、ただただ虚しく響くだけなのかもしれません。

一方、民主化を求めた学生運動が頂点に達した日から30周年を記念して、10月14日に開催予定の
記念式典の会場として象徴的な場所であるサナーム・ルゥアンの使用を強硬に求めている元学生
活動家等を中心とした記念式典実行委員会と、安全保障上の理由から同所の利用を認めないとす
る都当局側との対立に関しては、タクシン首相は、両者で誠意を持って話し合って合意に至った案
を支持すると、柔軟な姿勢を見せています。

ナコンサワン県選出のプラシット上院議員が来期予算案審議の為の上院議会の席上で、現在政権
内に居るS(ソー・スゥア)という人物が病院建設プロジェクトに於いて追加工事の口利き代として、
多めに申請した予算から3千万バーツを取得していたと告発している問題に関して、タクシン首相の
巧言令色を尽くした口約束に反して遅々と進まぬ真相解明にしびれを切らしたプラシットさんは、真
相解明委員会でクロであるとの結論に至らなかった場合は、新たな裏付け資料と共に国家反汚職
委員会に告発手続きをとる意向を明らかにしています。
 この告発には、現在農業大臣であるソロアットさんが公共保健副大臣だった時代に、地元である
ラーチャブリー県内の病院建設に絡んで地下駐車場及びヘリポート施設の追加工事を働きかけ追
加予算を取得し請負業者に利益供与すると共に、その追加予算から3千万バーツを自分のポケット
に入れていたとされるもので、現在、この告発を受けたタイ・ラック・タイ党の汚職調査委員会側が
逆に告発者であるプラシットさんの橋建設を巡る汚職疑惑を指摘し、タイ政界恒例の応酬合戦の様
相を見せ始めてもいます。

比較的ストイックな国というイメージが持たれがちなものの、タイ以上にニッチ・マーケットの開拓も
進んでいる域内の某小国は、来週月曜日から住宅地域から離れているセントーサ、マリーナ・セン
ター及びコールヤー・キーの三ヶ所に限りナイトスポットの終日営業を認める決定を下しています。



2003年10月03日

The Nation誌によると、APEC会議に向け移民当局はアメリカ、中国及びミャンマー等に批判的で
ある権利擁護団体やNGOメンバーに対するヴィザ発給を停止するよう通達、また警察は既に監
視対象リストを作成し動向の監視を強めているようです。
 尚、タクシン首相は、これらの動向に触れることなく、記者団に対しAPECに関するポジティブな
面を報道するようにと要求しています。(記事の詳細はNation誌HPの該当記事でも確認出来ま
す)

また、世界的には決して珍しい事ではないのですが、都当局がAPEC関係者の安全確保の為に
路線上にあるゴミ箱を一時撤去若しくは一時的に小型のゴミ箱に交換する事を英字二紙では妙
にセンセーショナルに報じていたりします。(日本では一時的に封印処置を施したりしてますね)
 タイ字新聞では大きく扱われている、期間中の洪水防止の為に都当局者が公共・民間の各関
連機関に最大の協力を要請したという記事の方がニュースバリューがあるような気がしますが・・・

タクシン首相は、一昨日明らかにした貧民層への土地供与政策に関する大まかなタイフレームと
して、最初の三ヶ月間を準備期間、登録の受付を開始する1月から三ヶ月間を登録期間、続く三ヶ
月間を登録を終えた者に対する適正性の調査と、登録者がこの政策に真に求めている事柄の
検討を行い、7月からより国民の望みが叶う形で土地の供与開始を行いたいと語っています。
 尚、首相によるとこのタイムフレームはあくまで最長の場合を想定した場合のもので、最悪でも
供与開始までに9ヶ月を超えることは無いと語っています。

タイ商工会議所書記官のパイラット・プーロッパハイシリー氏は、同所として今後潜在能力のある
タイ産のハーブ、 スパ及びタイ式マッサージ(同氏は古式を意味するボラーンという単語を付け
ずにヌワッド・ペーン・タイと表現)関連の新ビジネスの振興を進め、タイ経済の持つ潜在能力を
高め、経済成長に寄与する意向を明らかにしています。
 同氏によると、タイ産ハーブに関しては、年間約10億バーツの輸出実績があり、また中国からタ
イ北部に於けるハーブの研究に投資する意向を見せていることから、最も有望なビジネスと見て
おり、また、その他のビジネスと会わせて合計で3千億バーツの市場価値があるとみているようで
す。

旅行者からの信頼を得るために、三ヶ月間に三回以上クレームがあったショップをブラックリスト
に掲載し、旅行者向けの公式ガイドブック等で広報している域内の某小国は、昨日7-9月度に旅
行者から寄せられたクレームに基づきラッキー・プラザ及びシムリム・スクエアーの中にあるショッ
プ3件を含む合計9件を新たにブラックリストに含めた事を明らかにしました。
 中には、つい三週間前に旅行者向けショップとしてノミネートされたばかりのマンダリン・ショッピ
ング・スクエアー内にある電気製品店までブラックリストに登録され、「一体どういう基準で旅行者
向けショップを選定しているのだ」という疑問まで投げかける結果ともなっていますが、例えばラッ
キー・プラザではテナントが適正価格で販売するように監視する専門チームを創生し、またコン
ピューター関連のショップが多く入っている事で知られるシム・リム・スクエアー内の一部のショッ
プでは、市場標準価格を超えた価格で販売した場合は返金するというポリシーを掲げる店が登
場するなど、ブラックリストが持つ抑止力も無視できないようです。
 一方、タイでは旅行者の信頼を得る事よりも、観光収入増を重視しているのか、おそらくまともに
市場調査を行っているとは思えない百万バーツの訳のわからないVIPカードを発行して、ハイソー
な旅客の呼び込みを図ろうとしているようですが、某小国の様にまず原点に返って悪徳ショップや
悪徳ガイド等の旅行者に対する脅威の排除に努めると共に、ブラックリストの広報等の旅行関連
業界の自浄作用を促す施策を施すことが、むしろ旅行者の信頼を獲得し、タイ政府が大好きな金
離れの良い旅客の呼び込みを図る上でも重要ではないかと思います。

「APEC会議期間中の交通規制方針を明らかに」
交通警察局司令官のパーヌ・グトゥサパポン氏は昨日、10月20日から21日のAPEC首脳会議期間
を中心に10月15日から22日の期間、会議関係者の安全な移動を確保する為に特定の道路を通行
禁止にすると共に、国民に対しては特に首脳会議が開かれる10月20日及び21日の車の使用を控
えるよう呼びかける方針を明らかにした。
 同氏によると、首脳会議期間中に閉鎖・通行禁止措置がとられる道路は以下の通り
 10月20日
   11:00-17:00 首脳会議が開催される首相官邸(タム・ニヤップ・ラッタバーン)周辺
                の道路
    15:00-17:00 各国首脳が国王陛下と謁見する王宮(プラッブロム・マハーラチュワン)
         周辺の道路
    16:00-24:00 晩餐会が開催される海軍の迎賓施設周辺
  10月21日
     7:00-17:00 プレス発表等が行われる国会議事堂を中心に、プルゥン・ヂット〜ヨム
                マラート間の高速道路、ピッサヌローク通り、ラーチャダムヌゥン通り
  また10月17日及び20日、21日の6:00から23:00まで10輪者以上の大型車輌及び危険物積載
 者の都内乗り入れを一時禁止にするとともに、ウィパワーディー・ランシット通り、
 ヂャルゥン・クルン通り、サートン通り、ラーチャダム通り、ラーマ1世通り、ピッサヌ
 ローク通り、ラーチャダムヌゥン通り、スクムウィット通り、ラーマ4世通り、ウィッ
 タユ通り及びラーマ8製橋及びクルントンテーン橋に通じる通りでの一般車両の通行を控
 える様呼びかける。
* 道路規制に関する詳細な情報は、より一時情報に近い交通警察局のこのページ(タイ語)が参
考になると思います。 (10/6 0:00 TST 追記)
* 因みにアメリカ、ロシア、中国の各首脳は、国王陛下からの正式な招待状に基づく国賓として来
泰するらしいです。



2003年10月02日

昨夜から本日未明にかけて日本人及びイギリス人が飛び降り自殺を図る事件が発生しています。
 昨夜19:20分頃、日本製電気製品輸入関連会社役員のエーイチ・スガさん(40)がラチャダーピ
セーク通り沿いにあるロータスの駐車場から飛び降り頭部強打により即死されたようですが、自殺
の背景等に関しては伝えられていません。
 一方、本日未明2時頃、ウィッタユ通り沿いにある外国人コミュニティーの間では有名なホリデー
マンションの402号室の窓からイギリス人のグラハム・デーヴィスさん(48)が飛び降り、同様に頭部
強打により即死されています。
 報道によると、グラハムさんは前日午後3日間の予定で同マンションにチェックイン、飛び降りる
直前の23時頃、それまでビールを飲んでいたロービーから部屋に戻るところが目撃されている様
ですが、自殺の背景等に関しては報じられていません。 (10:30 TST 追加)

既に海外メディアでも報じられていますが、タクシン首相は、先に売春で摘発された13歳の少女に
代表される、夜遊びする為のお金ほしさから容易に売春に身を染めてしまう状況に憂慮を表明した
上で、同首相の二女で現在日本で言うところの高校3年生課程を履修中のプレートーンターンさん
を学業修了後、大学へ進学するまでの夏期休暇の間、学校の近くにあるマクドナルド(チットロム
店?)でアルバイトをさせ、青少年に対し真っ当な職業でお金を稼ぐ事の重要性や、独立心を養う
事の重要性を示す意向を明らかにしています。
 Nation誌によるとタクシン首相自身もアメリカ留学中に皿洗い等のアルバイトの経験があったそう
です。
 タイでは、飲むビールの銘柄を初めとする嗜好品から職業まであらゆる分野に階級意識が存在
しているのですが、今回の模範披露がこういった時には全く無意味な階級意識の瓦解の端緒にな
る事も期待できそうです。

タイを愛するタイ人の党(タイ・ラック・タイ党)の党首で、NGOやNPO嫌いとしても知られるタクシン
首相は、昨日各NGO、NPO(首相はグルム・チュムヌムという言葉を使用)に対してAPEC会議期
間中は、主催国として恥ずかしくない様に外国の目に触れるような場所での(デモ等の)団体行動
を行わないよう要求する異例の発言をしています。
 尚、タクシン首相は、外国の目に触れない場所での行動は禁止するつもりはないとしたものの、
外国から資金援助を受けている団体に関してはブラックリスト化し活動そのものを規制する事を臭
わす発言もしています。
-------
本日付の多分に主観的な報道が目につくNation誌によると、タクシン首相は特に地方の住民に対
して、政府が一生懸命貧困問題等に取り組んでいる事を理解して、外国から資金援助を受けてい
るようなNGOから煽動されて抗議活動を行わず、また彼らに同調するようであれば、政府が行う各
種政策の恩恵を受けることが出来なくなると、はんば脅迫的な言質でも語っていた様です。
 一方、民主化を求めた学生運動が頂点に達した日から30周年を迎える10月14日に、運動の象徴
的な場所であるサナーム・ルゥアンで記念式典を予定していた各団体は、政府及び都庁がAPEC
会議期間中であることを理由に同所の使用を禁止したことを無視し、当日記念式典を強行する意
向を表明しています。

「貧困問題へ宣戦布告 - 飯の種として土地を貧困層に提供」
昨日、社会及び貧困問題解決に関する会議に出席したタクシン首相は、「10年以内に貧困という
言葉自体が存在しない」国を目指すため、社会と一致団結して国民の潜在能力を高める政策を推
進するとともに、貧困の元凶となっている麻薬、賭博、労働詐欺等を含む詐欺・搾等の殲滅の強化
及び学童に対する就業の機会増を進め側面から支援すると共に、貧困層自身の自立生計を推進
する為に、飯の種となる土地を持たない者に、耕作若しくは事業投資の為の担保として使用できる
土地の提供を進める意向を明らかにした。
 タクシン首相によると、タイの全人口6,300万人の内、約820万人が貧困層に属すると言われ、更
に自立生計面で困窮している者を含めて国内全人口の約20%弱がこの政策の恩恵を受けることに
なると見られている。
 この政策の総責任者を任ぜられたチャワリット副首相によると、現在政府から提供できる土地は、
農業省土地改良事務所所有の1,890万ライの土地を含め全部で3,110万ライ(3,210万ライと記述す
る報道もある)あり、そこから一家族について20ライを最高限度に提供、同時に既に土地を占有し
ている140万家族の内、不法占拠若しくは正式な土地の権利証書を持たない家族約40-50万家族
に対しては、国務省で届出を受付正式に土地を譲渡する事により、向こう2-3年間で合計約200万
家族がこの政策の恩恵を受けることになるという。
 尚、提供される土地は、受益者が自立生計の為に耕作若しくは新たな事業を開始するための資
金を得るために担保として使用することを条件とし、転売不可能な相続財産として認められる事に
なっており、国民からの登録は来年1月5日から3月31日まで受け付ける予定となっている。



2003年10月01日

殺人容疑がかけられた某大物灰色政治家の三男に代表されるように、タイでは何故か(苦笑)偉い
人や関係者が容疑者になると、突然姿をくらましてしまう事がしばしばあるのですが、嘗て公共保
健大臣時代の調達汚職疑惑で裁かれていたラギアット・スッタナさんも、最高裁判所で汚職を巡る
刑事裁判で判決が下される日に突然姿をくらました一人で、噂ではカンボジア国内に潜伏して居
るとも言われているようですが、昨日そのラギアットさん欠席のまま資産隠しに絡む判決が下され、
同氏のカジノで稼いだとの主張を退け、不当に隠匿していた氏及び夫人の資産合計2億3,300万
バーツの差し押さえを命じる判決が下されています。
 資産隠し疑惑に関しては、既にタクシン首相以外には全てクロ裁決を下してきた憲法裁判所から
向こう5年間の政治活動禁止の裁決が下されているラギアットさんの汚職に関わる刑事責任を問う
最高裁判所に於ける判決公判は、新たに10月28日に設定され、既に逮捕状が発行され当局者
が身柄を追っています。
 尚、刑事責任を認める実刑判決が下された場合、1997年改正憲法下で初めて実刑(最高刑は死
刑)判決が下される政治家になるそうです。

本日付のThe Nation誌で、アサンプション大学が9月15日から25日まで都内450人を対象に行った
世論調査で、35.6%の回答者が借金を抱えており、一人あたりの借金額は平均42万6千バーツ(!)
にものぼり、月収別内訳では1万バーツ以下が平均14万バーツ、1万以上2万バーツ未満が33万
バーツ、2万以上3万バーツ未満では一気に71万バーツにまで平均借金額がのぼり、また回答者
全体の40%を占めるクレジットカード所有者の間ではカードの使用限度額を月収の2倍にするべき
と回答した者が45%、月収の3倍にするべきであると回答した者が26%であったと結果が出たと報じ
ています。
 クレジットカードや、小口融資等の規制緩和に伴う、域内某小国でも見られる屈折した中流意識
から派生した購買意欲や「宵越のお金を持たない」タイ人一般の消費性向が如実に表れた結果と
も言えそうですが、兼ねてから地方層への村再生資金政策等の一種の強制借金政策を含めた国
民に借金を負わせる事により景気・内需拡大を目指す政策に対しては、将来深刻な経済危機を
引き起こす危険性を指摘する声が野党や専門家から出されていました。

「ハイテク大好き内閣 - 汚職撲滅もハイテクで」
内閣秘書官のブワンサック・ウワンナノー氏は昨日、来週火曜日に開催される定例閣議から、ヴィ
デオを使用した会議システム(ヴィデオ・コンフェレンス タイ語は英語記述に基づく)を導入する事を
明らかにした。
 同氏によると、このシステムの導入により、閣議に於いて報告義務がある各省庁の官僚が、閣議
出席の為に足を運ぶ必要が無くなり、より各官僚が所属する省庁に於ける業務に時間を割くことが
出来るようになるという。
 尚、機密事項に関する議題を打ち合わせる際は、従来通り関係官僚の閣議への出席を求める事
になるという。
 また、会議システムの導入に伴い、紙資源の節約の為、従来出席者に配布されていた紙の資料
に代えCD-ROMを出席者に配布する予定で、来年2月までには特定の政策委員会に於いてもCD-
ROMの配布を進めていく予定であるという。
--------
一方、教育省副大臣のシリゴン・マニーリノット女史は、同省の調達に関わる汚職の撲滅を目指し、
コンピュータ化された調達システム(同女史はタイ語で電子的に記録を取る調達システムという言
葉を使用)を導入する意向を明らかにしている。
 同女史によると、これは教育関連で報告されている汚職400事例の内、業者との調達締結に関わ
る汚職が一番多く、また10%が教育省関係者が絡む汚職事例であると国家反汚職委員会から報告
されていたことを受けた措置で、システムの導入により調達に絡む汚職の撲滅を目指すと共に適正
価格での調達も担保できるとしている。
 また、同女史は、教育界全体を巡る汚職撲滅を目指し、各教育関連機関の経理体制及び執行機
関の引き締めも同時に図るとしている。

「タイのハーブが癌やHIVに効果がある!?」
国立研究所が主催したセミナーの席上で、タイ国内の森林に自生するハーブ(サムン・プライ)から
癌やHIVの抑止に効果が認められた事が明らかにされた。
 研究を主導してきたマヒドン大学のウィチャイ・ウィワトラッグーン博士によると、タイ国内の森林
に自生する植物69種類を使用し477サンプルの癌細胞及び243サンプルのHIVウィルスを使用し、
3年間に渡り研究を行ってきた結果、グラーディニア(タイ語記述に基づく)系統の植物の成分が癌
細胞に、またダルネーシー(タイ語記述に基づく)系統の植物の成分がHIVウィルスに効果があるこ
とを突き止めたという。
 同博士は、今後も研究を重ね、5-6年後の製品化を目指すという。


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