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2003年10月21日 〜 2003年10月31日
本日付のThe Nation誌によると、ハーントーン元下院議員の死亡事件に絡んで、背景にいると見ら
れる大物に対する摘発を強めるようタクシン首相が防衛大臣や法務大臣に命じたらしいと報じてい
ます。
これはこれでいいのですが、タクシンさんには自身系列のシン・サテライト社の脱税疑惑(因みに
当時の財務省歳入局局長は現財務大臣のスチャート氏)を告発した証人が暗殺された事件の捜査
の推進を要求する勇気も持って欲しいものです。
本日付のTha Nation誌の報道によると、マレーシア・ベースの格安航空会社Air
Asia社がタイ・ア
レーシア間のオープンスカイ協定に基づき12月よりクアラ・ルンプール〜バンコク間、同〜プーケット
間に参入、来年には同〜チァン・マイ間への参入を計画、ついでに国内線への参入にも関心を示し
ているそうです。
因みに価格はバンコク線が片道1,500B、プーケット線が片道1,200Bで、チケットはインターネット
での手配、飲食物等の機内サービスは必要な乗客に有料で提供する予定になっているそうです。
これまで何故か定期的に国外に出国しなければいけなかった人たちにとっては、ある意味では朗
報と言えるかもしれませんね。(笑)
同じくThe Nation誌によると、APEC期間中に設けられたAPEC
Channelの進行役を務めていた、
ch9やch11等で活躍しているコメンテーターのヂャカラポップ・ペンカイさんに、政府広報官にとの
声があるそうです。
黒縁眼鏡がトレードマークだったヂャカラポップさんですが、最近LASIK手術を受けてから、すっか
り眼鏡の無いイメージが定着していたりします。
因みに、LASIKを受けた有名人の中にはチャワリット・ヨンヂャイユット副首相やバントゥーン・ラム
サン@ガシコン銀行さん等もいらっしゃいます。(チャワリットさんは今でも眼鏡をかけてますが)
またもやThe Nation誌の報道によると、先に都内の学校で数学教師としてデビューしたタクシンさん
に、移動閣議をサムイ島で開催する際に、同地で英語教師として生徒達に外国人への案内に必要
な英語の授業をして欲しいとの声があるらしいです。
「チーム買収の話はこれでおしまい」
イギリスのフットボール・チーム”フー・レーム”(Fulhamのタイ語記述に基づく)の買収に興味を示し
ていたタクシン首相は、同チームのオーナーであるモーハメット・アルファーイエト氏が売却の意向
をは無いと発言したことを受け、同氏と電話で会談し既に両者とも理解を共有している事を明らか
にしたが、買収云々に関する話は非常に繊細で複雑であることから、しばらくは自分の方からこの
話題には触れない意向を明らかにしたが、同時に他のチームを含めて買収の検討を続けていく
意向を示唆した。
タクシン首相によると、フットボールは比較的競技ルール等が平易で、国内スポーツの推進に役
立つとの認識には変わりは無く、また日本人選手であるジュンイチ・イナーモト選手がフー・レーム
で活躍している様に、素質のあるタイ人選手に機会を与える上でもフットボール・チームの買収を
諦めている訳ではないという。
また、一部報道によるとタクシン首相は、選手強化に必ずしも適していない年中暑い気候に晒さ
れているタイ人スポーツ選手に機会を与え、タイのスポーツのレベルを上げる上でもフットボールの
みならずゴルフ等の他のスポーツに関しても選手・チーム・オーナー等との間で理解が共有できる
のであれば買収やスポンサーになることもあり得ると発言していると報じている。
今回の買収騒動に関して野党連合最高顧問(*)のヂュリン・ラクサナウィシット氏は、「そもそもス
ポーツに関連する省庁を創生し、スポーツを決断処理が遅いお役所仕事の枠内に当てはめた事
が、タイのスポーツその物の質低下を招いている」と批判した上で、今回の買収話の裏に何等かの
よからぬ意図があるのではないかと皮肉っている。
一方、世論調査スワン・ドゥシット・ポールが1,205人に今回の買収騒動に関して聞き込み調査を
行ったところ、54%の回答者が買収はタクシン首相自身の為に行うものでタイの為に行うものでは
無いと考えているという結果が出たという。
* 買収したらタイ国際航空よりも大きくAISのロゴを付けたユニフォームを選手が着て、国内では
iTVが独占放映権を握り、国内対戦はマッチボックス社がオーガナイズするということになるんでし
ょうかね?
因みに、最近では”トゥイ”・ティーラパットのパパとして知られるタワチャイ・サッヂャクンさんは、タ
イ・フットボール協会長だったことで若者達からの知名度を得ることが出来、選挙戦でも有利に戦
うことが出来ましたが、チームそのものを買収すればタクシンさんに対する若者層を中心とした無
党派層の支持率も一気に上がり、向こう5年間の首相ポスト及び引退後12年間のタイ・ラック・タイ
党からの首相のポストも安堵できそうです。
「やるべき事はやっている」
タクシン首相は、国立病院への医薬品等の納入に絡み賄賂を受け取っていたとしてラギアット・スク
タナッ元公共保健大臣に対し15年の禁固刑が下された事を受け、NGO団体が医薬品の不正調達に
関わった職員の処分に対し積極姿勢を見せていないスダラット公共保健大臣及びワンロップ政務次
官の更迭を首相宛に要求している事に関して、既に公共保健大臣及び法務大臣に対し真相解明委
員会を設置し調査を進めるよう命じたことを明らかにした。
また、タクシン首相は、問題となっている二人は決して処分に消極的な訳ではなく、既に調査の進
捗状況等について逐次報告が為されているが、何れにしても現状では処分を下すだけの明確な根
拠の解明に迄は至っておらず、解明及び処分決定までには多少の期間を要するであろうとの認識を
示している。
「12月5日から土地を必要とする住民の募集を開始」
貧困問題対策の為の国民への国有地支給プロジェクトの事務方総責任者を任ぜられているヨンユッ
ト・サーラッソムバット首相府政務次官によると、同プロジェクトに基づく支給対象の用地の選択及び
支給希望者募集に向けた会議を開催した結果、農業省農地改良事務所(*)管轄の土地を含む合計
30万ライの国有地を40万家庭に支給すべく、12月5日より国内20県で支給希望者の受付を開始す
る事で合意にいたったという。
タクシン首相の肝いりで貧困問題の抜本的解決を目指し進められているこのプロジェクトは、貧困
家庭に自立生計の機会を与える為に、国有地を当該家庭に支給し耕作する機会若しくは支給され
た土地を担保に融資を受け新たな事業を創生する機会を与える事を核としている。
「寒気を迎え麻薬等の獄舎内への流入を警戒」
チァン・マイ県の中央刑務所では、寒気を迎え外部から収監者に提供される防寒用の衣料品対策に
追われている。
同刑務所では、準備されている寒気対策の防寒具等の絶対数が不足傾向にあり、収監者の多くが
肉親等から防寒具や布団、更には暖房用の器具の提供を受けざるを得ないが、刑務所側ではこれら
の物品に混じって麻薬や違法な品々が獄舎内に持ち込まれることを警戒しており、これまで以上に外
部から持ち込まれる物品の検査に追われているという。
また、流入阻止の一環で、極度に厚めな防寒着に関しては持ち込み禁止の措置を講じているという。
タクシン首相は昨日、日系企業関係者等の前で講演を行い、来年は貧困問題の解決に本腰を入
れて取り組むことから8%の経済成長率の達成が可能で、また2年後には均衡財政(ンゴップ・プラ
マーン・ベープ・ソムドゥン)を達成し、以降余剰金はインフラ(フゥン・ターン)の整備に投下できる
というような事を発言していたらしいです。
ついでに、自身は後5年首相を務め、引退後もタイ・ラック・タイ党から選出された首相が12年間
政権を握るとも発言していたようです。
(すみません 実は金融・財政関係の実務タイ語はまだ苦手な分野なので、後ほど英字新聞等
で発言内容を再確認しておきます
0:00 TST)
「イギリス行きはフットボール・チーム買収の為?」
タクシン首相は昨日、一部で首相が休養の為にイギリスに滞在中していた際にエジプト系の大富
豪の実業家として知られるモハメッド・アルファーエド氏との間で有名フット・ボール・チームのフー・
レーム(Fulham)買収に関する協議を行っているたと一部で噂されて居たことに関して、事実である
ことを認めたた上で、スポーツを愛する新しい世代の若者を育てる上でも最大の興味を持っている
が、現状ではまだ決断をするまでには至っていないことを明らかにした。
タクシン首相は、買収計画の動機について、「例えばブラジルが、子供達を育成する為に彼らに
フット・ボールの選手になる夢を持つ機会を与えることで、子供達のスピリット(タクシン首相の言の
まま)向上に役立てているように、タイの子供達を麻薬への興味から遠ざけ、スポーツを通してスピ
リットを向上させる、且つ身体強化に資することは素晴らしいことだ」と思い立ったのがきっかけで、
また、現在30バーツ一律診察両政策(*)を施行しているが、子供達が将来身体の鍛錬に努めれば、
将来この政策に基づき診察を受ける国民の実数低下も期待することが出来、莫大な予算の投下
が必要なこの政策から多くの予算を他の社会問題解決の為に割り当てることも可能になると、後か
らとって付けたような動機を語っているが、同時にさりげなくロシアの大富豪がチームを買収したと
いうニュースに刺激されたことを臭わす発言も見られた。
一方、決断までどれくらいの期間がかかりそうかとの質問に対しては、これから買収条件や買収
による効果の再検討やタイ人選手の派遣が可能か否か、タイ国際航空等のタイ系企業のロゴの
使用が可能か否か等について再確認する必要があるが、何れにしても価格面及び付帯条件面で
は納得できるものであるので、それほど長い期間がかかるようなことは無いであろうと受け答えし
ている。
また、国民が最も関心を寄せている「誰が買収費用を支払うのか」との質問に対しては、まだ最
善な方法は決めていないが、おそらく首相自身のみならず国内の実業家や国民との共同投資と
いう形になるであろうとした。
また、タクシン首相は、今回の買収協議に関して自身が置かれている状況はYES
or NO(首相の
発言のまま)だけで、アルファーエド氏との会談の際にも氏からこの話をシリアス(首相の発言のま
ま)に捉えているとの言質を得ており、とにかく近いうちに決断することは間違いないとし、更に氏か
ら次に会えるのは総選挙が終わってからになるのかとの質問があり、タクシン首相側から「国民は
既に次期総選挙に誰に投票するか決断しているから、そんなに時間がかかる事は無い」と受け答
えしたとの逸話まで紹介した。
* と、妙に陽気に記者団の質問に答えていたタクシン首相ですが、何故か昨日23時までのテレビ・
ニュース等では紹介されていないようですが、イギリスの放送局BBCのニュースでは、何れにして
も両者間で何等かの話し合いがもたれたのは確かだが、アルファイド氏側は買収の噂を否定して
いると報じていました。参考までにBBCの活字化された該当記事はこちら。
「元中銀総裁に対する不正疑惑審理の中止を命令」
誤った通貨政策により経済危機を引き起こした原因を作ったとして、現在行政裁判所(*)で責任を
問われている元タイ中央銀行(*)総裁のルゥンチャイ・マッラッガーノン氏に対する審理に関して、
タクシン首相は昨日までに審理を中止する命令を下した。
タクシン首相は、中止を命じた理由として、仮に職務を遂行し結果として誤りがあったとしても、そ
れを不正や汚職事案として、国家に対する責任を追及する性格のものではないとしている。
「NGO団体 - 公共保健省幹部の更迭を要求」
ロサナー・トーシットラグーン女史を代表とする国内NGO(*)30団体は、一昨日元公共保健大臣のラ
ギアット・スクタナッ被告に対し、国立病院への納入医薬品調達に絡み、ティッフィーで知られるナコ
ン・パッタナー社から500万バーツの賄賂を受け取っていたとして禁固15年の判決が下された事を受
け、当時不正調達に関わった職員に対する処分に積極的な姿勢を見せていないスダラット公共保
健大臣及び不正の実態を告発した職員を迫害する一方で身内の擁護に終止している同省政務次
官ののワンロップ・タイヌゥア氏の更迭をタクシン首相宛に要求した。
また、同時に不正調達汚職に関する調査を行うために完全に独立・公平な調査委員会を設立し、
関わった国立病院関係者を含む職員に対して厳正な処分を下すべきと要求している。
「チァン・ラーイ県 - 中国との河川域交易を強化」
チァン・ラーイ県の商工会議所理事であるサルゥムチャイ・ギッティラッタナパイブーン氏は昨日、野
菜や穀物類等の交易が好調で、既に自由貿易圏協定(*)締結も両国の議題に上るなど中国との通
商関係がより密接になっている現状を受け、関係機関と共同でコーン川の交易ルートを活用した輸
出を強化し、以て将来の自由貿易圏協定に基づく両国間の公正な競争に資する意向を明らかにした。
同氏によると、既に交易ルート内にある中国のビール会社との間で茉莉香米の販売で合意に至っ
ているという。
Miss Thailand World 2003で凖ミスに輝き、その後既に結婚していた疑惑が指摘されていたヂャ
トゥポーン・セーントーンさんですが、主催者側のプラッチャー副国務大臣系のBEC社は昨日ま
でに「凖ミスとしての要件にかける」との理由で、タイトルの剥奪を決定しています。
尚、結婚していることが剥奪の理由であるとは具体的には触れていないようです。
警察当局は、南部で発生した連続派出所襲撃事件の犯行グループに関係していると見られる、
ムジャヒディーン2人を昨日までに射殺したことを明らかにしています。
The
Nation誌等の報道によると、昨日開催された定例閣議でチァン・マイ県内に来年4月にナイ
ト・サファリを正式開業させるべく、11億5千万バーツを投下する事を決定したそうです。
同じくThe Nation誌の報道によると、犬食の習慣があるチァン・マイ県サン・パ・トーン地区の高
僧が仏教の教えからも犬食を止めるよう呼びかけているそうです。
何でも、同地区では長年犬食は体を温める効果があると信じられており、寒気を迎え多くの
持ち主の居ないワンちゃんが犠牲になるとの懸念があるようです。
Bangkok
Post誌は、11月10日から12日の日程でミャンマーのパガンで開催される近隣4ヶ国経
済協力戦略会議に出席するタクシン首相は、同地でミャンマーのキン・ニュン首相と民主化の
為のロードマップに関する話し合いがもたれ、更に年末頃にタイ国内で開かれると見られるミャン
マー問題に関する国際会議で再度キン・ニュン首相と詳細に渡った協議が行われるとの情報が
あると報じています。
超ななめ読みですが、1999年に発生し当局により自殺と片づけられていたハーントーン・タマ
ワッタナ下院議員死亡事件に関して、法務省・当局側は昨日までに犯人を特定、月末までに逮
捕状が発行されると報じています。
個人的には、事件そのものより、庶民は汗水流して一生懸命働いても、いつまでもお金持ち
になれず、その庶民からお金を搾取している悪者が際限なくお金持ちになって、いつの間にか
社会の上流に属し、しかも国民の意思の代弁者である下院議員まで出してしまい、更に華人
特有の趣味の悪い豪邸まで建ててしまうと言う、タイの社会構造を象徴する一家の実態を目の
当たりにしたノン・フィクションというイメージが強いです。
因みにこの事件に関しては、一般的に一番最後にハーントーン氏と一緒に居たとされる某人
物が臭いと見られているようですが、真相は果たして・・・
これも超ななめ読みですが、ハイソーなフォトスタジオを開いて頑張っているタクシン首相の一
人息子のパーントーンテーン君がラームカムヘーン大学の修士課程に進学するらしいです。
「内閣改造 - 憶測だけで結論を急ぐべからず」
昨日朝6時過ぎ休養先のロンドンから帰国したタクシン首相は、その後出席した定例閣議の途中
で記者団の質問に応じ、休養先のロンドンでチャート・パッタナー党のスワット党首(労働大臣)に
逢った事は認めたが、あくまで偶然で内閣改造(*)や連立云々に関する話は一切行っていなかっ
た事を明らかにした上で、内閣改造に関してはまだ具体的な検討は行っておらず、暫く考えを巡
らしてから明らかにするつもりであると語った。
タクシン首相は、内閣改造に関して、政府内に政策を実行する上で依然弱点がある部門がある
ことを認めた上で、これまでの欠点を補い、政府内の意思の疎通が出来き且つ政策達成の為に
全力を尽くす事が出来る人物を割りあて、より施政面の効率性の向上を目指すことになるであろ
うとの認識を示したが、時期についてはこれから検討を始めるが、それ程長い期間がかかること
は無いであろうとした。
また、決定が年末までずれ込む可能性はあるかとの記者団からの質問に対しては具体的な回
答を避けた上で、各マスコミに対してAPEC会議期間中の様にもっと冷静になり、憶測だけで記事
を書くような事は止めて欲しいと要求。また何故政権内から「憶測」情報が流れてくるのは、それ
なりの「裏付け」があるからではないかとの問いかけに対しては、マスコミが充分カバーしてきた
から、憶測を流している彼らもこれで満足して、今後はこのような情報を流すような事はなくなるで
あろうと受け答えたが、「裏付け」に関しては言及しなかった。
一方連立問題に関し現在チャート・パッタナー党とタイ・ラック・タイ党との間で論争が展開されて
いる事に関しては、党内で移籍は歓迎するが、連立継続には反対するとする声がある事を認めた
が、党の合併に関しては先方との間で議論にはなっていないと語るに留めたが、一部党員が移籍
するとの噂に関しては、真偽の確認を避けた上で、議会解散時や総選挙が近づいて来たときに移
籍が話題になったり、また政治家個人が自身の政治信条から新たな政党に移籍する事は政治の
世界では普通の事であるとの認識を示した。
また、内閣改造にあたって連立政党と事前協議を行うのかとの質問に対しては、連立政党が絡
むことがあれば当然行うし、タイ・ラック・タイ党内だけの異動であれば行う必要は無いであろうとし
た。
また、更迭や異動されると噂されている人物の多くが現職に執着しているように見えるがとの質
問に対しては、自身の目指す新しい政治の文化は、これまで異なった機能を担ってきた政治家集
団(党)と行政組織を、政治家組織の中核に行政組織を置くという形で組み直す事であると明らか
にした上で、ポストの異動や更迭は政策の変化や時代の要請に応じ適材適所の概念に基づき行
われるものであり、ポストを失ったとしても新たに政治家集団中で活躍する機会を得た物と心得る
べきであるとした。
* これとは別にチャート・タイ党は昨日ゴーン最高顧問、スワット党首同席の元で、これまで報道さ
れてきた「噂」を全て正式に否定する会見を開いています。
「所詮資本家集団のご用聞き内閣」
野党連合最高顧問(*)のヂュリン・ラクサナウィシット氏(民主党)は、内閣改造に関してタクシン首
相は、清廉かつ能力のある人物を配置したと言葉巧みに語るだろうが、所詮資本家集団の息が
かかった人物の頭数が増えるだけになるであろうとの認識を示した。
また、内閣改造後の政権のイメージに関しては、首相の命令のみを境界線として職務を遂行す
る集団であることに変わりはなく、おそらく首相自身は企業経営の方式を行政に持ち込む、所謂
CEO型行政を志していると言うだろうが、それは所詮行政の実権は首相一人が持っているという
事を自ら認めていることに他ならないと皮肉った。
「元公共保健大臣に15年の刑が下る」
資産隠し疑惑に対して既にクロ裁決が下されているラギアット・スクタナッ元公共保健大臣が絡む
汚職事件に対する刑事責任を問う判決公判が昨日、本人逃亡のまま開かれ、裁判所側は有罪と認
定し禁固15年の刑を下した。
これは、ラギアット被告が、国立病院への薬剤等の調達に絡み、適正価格より不当に高い価額で
の調達を認める見返りに業者から500万バーツの賄賂を受け取っていたとされていたもので、最高
裁判所刑事法廷は、罪状を認めた上で刑法149条の規定を適用し15年間の禁固刑を下すと共に、
現在逃亡中の同被告を収監するために逮捕令状の発行を許可する決定を下した。
今回の判決により、ラギアット被告は現行憲法下で初めて有期刑を受ける閣僚経験者となった。
「日本国内における強制売春被害問題に取り組む」
在日本タイ国大使館付き全権委任大使であるゴシット・ピロム氏は、日本国内に約10万人いると
見られる、騙されて日本に連れてこられ売春や強制労働を強いられているタイ人女性問題対策の
為大使館及び関係当局者やタイ北部地方の民間部門の協力を仰ぎ取り組んでいきたいとの意向
を明らかにした。
同氏によると約10万に居ると見られる被害女性の80%近くが北部及び東北地方出身の女性で、
またエイズに感染しタイへの帰国の為の援助を大使館宛に求めている女性が約50人居るという。
また、最近報告された被害ケースでは、幸せに楽しく暮らせると騙され日本人男性と偽装結婚し
日本に送り込まれ、その後一日8人から15人との売春を強要され、それに抵抗すると麻薬を打たれ
たり、更には逃走防止の為にヤクザを実家に送り込み家族に危害を加えると脅かされる事例もあっ
たという。
同氏によると、これまで行われてきた関係者との協議で、今後女性が騙されて日本に連れて行か
れる事がないよう広報を強化すると共に、地方の各行政単位の長に対し管下の住民に対して被害
女性の実態への理解を深めさせ、更に海外に行けば多くのお金を稼ぐことが出来るという発想その
ものを変えていくよう啓蒙活動を強化する事が必要であるとの認識で合意に至っているという。
「南部問題 - 当局側の対応が充分な成果を上げていないから」
タクシン首相は昨日、先に南部で発生した派出所連続襲撃事件に関して、これまで当局側が取り組
んできた対策が充分な効果を上げていなかったのが原因であるとして、再度関係当局者間で対策
を立て直す必要があるとの認識を示した。
一方、安全保障事項担当のチャワリット副首相は、本日地元当局者を交えた会合を開き抜本的対
策立て直しのため協議を行うことを明らかにしている。
また同副首相は、詳細については明かすことが出来ないと断った上で、犯行グループに関する具
体的な情報が集まっているとし、何れにしてもテロリストではなく、新たに設立し既に地元住民の多く
から受け入れられている第4方面部隊の存在意義に関して勘違いしている一部の者達による犯行で
あるとの見方を明らかにしている。
「新種のヤー・バーを押収 他」
チァン・ラーイ県メー・サーイ地区ゴ・チャーン区の警察当局は昨日、ミャンマー国内のワー・デーン族
や麻薬密売人の間で「タイガー」と呼ばれている新種のヤー・バー錠約2,000錠を押収したが、麻薬
密輸目的で密入国したと見られるミャンマー人5人に関しては、ミャンマー領内側からの援護射撃に
晒され取り逃した事を明らかにした。
「タイガー」は、これまでのヤー・バーより即効性があると言われ、タイ国内で流行の兆しがあるとし
て警察側は警戒を強めていた。
一方、同県メー・ヂャン地区の警察当局は、昨日までにサコン・ナコン県出身のナレート・スパサック
容疑者をヤー・バー 錠を3万錠を所持していた容疑で逮捕している。
同容疑者の証言によると、麻薬の末端価格が上昇している機に乗じてバンコク都内で密売して一
儲けしようと思い、ミャンマー領内のターキーレック地区内で麻薬を調達したという。
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同県ゴメー・サーイ地区ゴ・チャーン区の警察当局は軍部の協力を仰ぎ、地元住民からの通報に基づ
き同区ヌワン・カム村内の商品保管倉庫内で銃弾や爆発物等の大量の武器類を発見、押収した。
警察では、地元の大物、若しくは闇経済に関わっている地元公務員、又は過去に武器所有の容疑
で家宅捜索を受け、現在行方をくらましている警察官が政府が進める一般人の所有する武器類の一
掃行動による摘発を畏れ隠したとの見方を強めているという。
先週土曜日に本年度のMiss Thailand
World(タイ語は英語記述に基づく)のコンテストがBEC
Teroホールで開かれ、スウェーデン人を父親に持つタイ語も英語も不自由な「タイ人」女性が
見事優勝したのですが、このコンテストで次点となった女性に結婚しているとの疑惑が持ち
上がりチョットだけ話題になっています。
これは、昨日某大衆紙がスクープしたもので、タイ・ラック・タイ党系の地方政治家と結婚し
ていると指摘されたこの女性は、結婚式の写真を見せて「全然顔が違うでしょ」と疑惑を否定
していますが、地元では「あの奥さん」が優勝争いにまで進出したとして話題になっていたらし
いです。
全然関係ないですけど、Miss Thailad
Worldって、確か2-3年前だったかのコンテストで優勝
及び次点となった3人全員がタイ語を話せない「タイ人」だったような記憶があります。
昔BTS線の車内で、ハンバーガーが食べたいという息子に対して、母親が「ハンバーガーばっ
かり食べているとファランの様にデブになるから他のにしなさい」という受け答えをしている会
話を聞いて大笑いしたことがありますが、本日各紙の報道によると公共保健省は、子供が好
きなハンバーガー等のファースト・フードやお菓子等が子供の肥満の原因になっているとして、
広告規制を視野に入れた調査に乗り出すと報じています。
これはこれでいいのですが、大人のアルコール依存症をより深刻にさせ、もって貧困問題を
より深刻にさせている、驚くくらいに品質の悪い酒を平気で製造販売しているような某大政党
の有力支持者系のメーカーとかにメスをいれるような勇気は無いんでしょうかね?
「スワット氏 - 当たり障りの無い発言に終止」
チャート・パッタナー党(*)党首のスワット・リプタパンンロップ氏は、昨日記者団に対して正式にイ
ギリス滞在中にタクシン首相と「出会った」事を認めたが、あくまで偶然であった事を強調した。
同氏によると、タクシン首相と偶然出会ったのはロンドンにあるハロッズの店内で、お互い挨拶
程度の一般的な会話に終止し、政治関係の話や、内閣改造に関する話はしていない事を強調し
た。
一方、報道されている党内の問題の内、党最高顧問のゴーン・タップパランシー氏(副首相)や
副党首のプラッチャー・プラマノーク氏(公共保健副大臣)等が離党届を提出済みであるとされて
いる事に関しては、それを否定した上で、両氏と党の間で問題は無く、今後も党員として活動を
続けていくとした。
また、一昨日帰国早々ゴーン氏の自宅を訪問した事に関しては、APEC会議の関係で長い間
協議が出来ずに居た各種問題について打ち合わせを行っただけで、内閣改造云々とは関係な
い事を強調した。
また、連立政権を離脱するとの噂に関しては、チャート・パッタナー党とタイ・ラック・タイ党の間
で非難の応酬があったことは認めたが、時間をかけてゆっくりと検討を重ねていきたいとして、
依然決断には至っていない事を強調したが、仮に離脱するとしても、また党員の一部が党を離
脱したとしても、自身としては何事にも執着せず、自然体で臨んでいきたいと語った。
一方、ラーチャパット財団スワン・ドゥシット校が行う世論調査スワン・ドゥシット・ポールが都内
1,032人に対しチャート・パッタナー党とタイ・ラック・タイ党は合併するべきかとの質問を行った結
果、回答者の内52%が、名門政党として独自の政策を掲げ独立して活動を継続すべきと回答、
政党の数を減らすことが出来、より効率的に国の発展に寄与できるとして合併するべきと回答し
た48%を僅かに上回る結果が出ていたという。
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今回のスワット氏の記者発表に先立ちゴーン・タップパランシー氏は昨日、既に離党届を提出
済みであるとの一部報道を再度否定した上で、一昨日帰国間もないスワット氏がゴーン氏宅を訪
問したのは、下院議員30人以上を抱える党の将来に関する話し合いだったことを明らかにしたが、
総選挙後の党の行く末や連立問題やタイ・ラック・タイ党との吸収合併問題が内容に含まれてい
たかについては、明らかにしていなかった。
一方、同党執行部のタナゴン・ナンティー氏は、一昨日のゴーン氏とスワット氏との会談は、党の
全体会議前に行われてきた党最高顧問と党首との間の通常の協議であるとしたが、内閣改造や
連立問題について話されたかに関しては、「何れにしてもタクシン首相のみの心中にあること」とし
て確認を避けていた、
「バンハーン氏 - 内閣改造は懸念材料ではない」
チャート・タイ党(*)党首のバンハーン・シルパアーチャー氏(元首相)は昨日、内閣改造や連立にま
つわる各種報道は全て憶測に基づいた噂にしかすぎず、事の真相は全て首相の胸中にあり、また
最終決定前に必ずタクシン首相から事前協議が持ちかけられると確信しているとして、外野の騒動
は全く気にかけていないと語った。
更に同氏は、党としては政府の如何なるポストが配分されても政府の政策に対応できるよう体制
を整えており、また現在社会開発・人間の安全保障省、観光・スポーツ省及び運輸省に大臣を送り
込んでいる党としていかなるポストでも最善を尽くして任務を遂行できると確信しており、全く懸念
する必要はないとした。
一方、もう一つの連立政党であるチャート・パッタナー党に関する騒動に関しては、直接的なコメン
トは避けたが、何れにしても考え方を異にする連立政党同士であっても、他方を見下すような考え
方は持ち合わせていないとした。
「近隣参加国との通商関係推進を確信」
カンボジア、ミャンマー及びラオスの近隣国を交えて開催された四ヶ国通商閣僚会議の議長を務め
たアディサイ・ポーターラーミック商業大臣は、今回の会議により通商及び投資何れの面に於いても
各国間の協調関係がより緊密になったとの認識を示した。
同大臣によると、今回の会議を受けタイ側は隣国三国からの農産品購入及びその第三国輸出を
推進させ、同時に各国の民間部門の協力の下で勘定取引を導入、更に各専門分野やテクノロジー
面に於いても積極的に援助をしていく意向で、また国境公益に於いて通商関係者により利便性をも
たらすためにOne Stop Service(この部分はタイ語報道でも英語)を提供していきたいとした。
その他昨日の会合では、タイを輸出の為の「工場」として隣国三カ国からの原材料の輸入に対し
て関税を減免(事実上の0%)する事で合意に至った。
尚、該当する品目は国別にカンボジア249品目、ラオス 150品目、ミャンマー
300-400品目となって
いる。
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シー・サーゲート県のタノーム・ソンサルゥム県知事は、隣国カンボジアと国境を接するプゥープー
シン地区プライパッタナー区内で新規に建設中の国境検問所を視察、その場で11月11日にカンボジ
アのウドンミーチャイ地区アンローンウェーン区の関係者を招待して正式な開所式を開催する意向を
明らかにした。
同県知事によると、新しい国境検問所の完成により、通商及び観光両面に於いて両国に利益をも
たらすであろうという。
尚、外国人の通行が認められるのかについては報じられていない。
「タイ・日自由貿易圏協定 - 協同組合を利用し懸案解決を図る」
農業製品及び食品に関する規格局(*)のアムポン・ギッティアムポン局長は、日本との自由貿易圏協
定(*)締結に向け懸案となっている農産品問題に関して、これまでの協議で協同組合のメカニズムを
利用して解決を図る事が可能であろうとの認識で両国一致している事を明らかにした上で、11月中
に関係者を福岡(?)に派遣し、日本側の当局者と詳細を詰めていきたいとの意向を示した。
同氏は、協同組合のメカニズムとは、あくまで協定締結に向け障害を取り除くためのキーワードで
あって、決して関税問題を絡めた話ではないことを強調した上で、協同組合という市場を通してタイ
の農産物輸出の機会増を期すものであるとの認識を示している。
一方、日本側が来年から2年間、輸入農産品700品目に対して化学肥料の残留量の検査を義務づ
ける方針を明らかにしている事に関しては、タイの輸出に大きな影響を与えるものではないとの認
識を示している。
同氏によると、日本政府側は、この方針を説明するために職員を11月5日タイに派遣し説明会を開
く予定になっているという。
「運転が気にくわないと警察官が相手の自宅に銃弾を撃ち込む」
先にみかじめ料(*)徴収問題で揺れた首都圏警察本部フワイ・クワーン署の警察官が、車の通行を
巡るいざこざから、嫌がらせの為にタイ国際航空社員の自宅に銃弾を打ち込む事件が発生した。
銃弾を撃ち込んだのは、同署犯罪制圧犯分隊指揮官のタウィープ・シーヤーテープ容疑者と車に
同乗していたプラッユーン・ブトラディー容疑者で、都内ドーン・ムァン地区ゴースム・ルワムヂャイ・ソ
イ3内にあるスティー・パーンプリーダー氏宅に向け口径の異なる拳銃2丁を使用し銃弾を打ち込ん
だとして、公共の場で武器類を無許可で所持し、使用した容疑で逮捕された。
警察の取り調べに対し、二人はスティー氏の車の運転の仕方が気にくわなかったため、嫌がらせ
の為に銃弾を撃ったと証言しているという。
10月25日19時過ぎ、破壊襲撃事件が頻発している南部3県に属するナラーティワート県とパッター
ニー県内で、ほぼ同時刻に警察の派出所を武装したグループが襲撃し、当時食事中だった、若し
くは折からの豪雨の為に所内に待避していた警察官や自警団等に向け銃を発砲し警察官2人が
死亡する事件が発生しています。
尚、警察側はイスラム教系分離主義組織ではなく、地元強盗団の犯行との見方を示しています。
この事件を受けワンムーハマッドノー国務大臣は昨日事件のあった県を訪問後、南部3県の県
知事や当局者を招集し、席上で県知事(CEO)に対して治安対策への取り組みに対して不快感を
露わにしたと報道されています。
本日付の英字・タイ字各紙の報道によると、先に行われた国連関連機関の調査により、タイは韓国
、インド、アメリカ、アフリカ諸国と並んで「家庭内暴力」(Domestic
Violence / パチュゥン・クワーム・
ルン・レーン・ナイ・クロープ・クルワ)が深刻な10ヶ国の内の1国にリストされていると報じています。
既に家庭内暴力に関する法整備が進んでいる日本に比べ、タイでは問題そのものに対する認識
が薄く、兼ねてから法整備等の抜本的対策を講じるべきであるとの声が挙がっていました。
先日一部の報道で、エーペークちゃんの父親が警察に出頭し連帯責任を負うと証言していたと報じ
られていましたが(もしかすると予定稿が間違ってWEB上に掲載されてしまったのかもしれませんが)、
昨日のテレビ・ニュースや本日付の各紙の報道によると、依然身を隠したままで、警察側は場合に
よっては出頭令状の発行もありえるとして、早期に出頭し事情聴取に応じる様に呼びかけています。
ノンヌット容疑者の愛人で、エーペークちゃんの父親とされるサーヤン・ヂャムパーさんに関しては、
エーペークちゃんを出産するためにノンヌット容疑者が都内に滞在していた時に、一緒にスクムウィッ
ト・ソイ19にあるホテルにチェックインしていることが確認されており、エーペークちゃん遺棄に何等か
の関わりがあるのではないかと見られているようです。
本日付のセントラル・パッタナー社系のBangkok
Postによると、BTS線のチョンノンシーの駅からもよ
く見えるカトリック系の墓地が再開発の為に近県のナコン・パトム県への移転の危機に瀕しており、
カトリック団体や墓に先祖が眠る家族等が猛反対していると報じています。
孝行息子(笑)のソンタヤー観光・スポーツ大臣の予測によるとAPEC会議終了を受けタイを除く加盟
20ヶ国からのタイへの旅客が増加し、来年度ににはAPEC域内からの旅客が749万人を記録し、合計
2,300億バーツの観光収益をもたらすと予測、またAPEC会議により特にアメリカ大陸への市場開拓
に成功したとの認識から3年後にはタイはアジア観光の中心地となり、4年後には1兆バーツの観光
収益をもたらすと予測しています。
「スワット氏 - 報道されている全てを否定」
色々と憶測を呼んだイギリス行を終え帰国したチャート・パッタナー党のスワット・リプタパンロップ氏
(労働大臣)は昨日、イギリス行きはあくまで個人的な用件で出かけたもので、内閣改造に関してイ
ギリス国内でタクシン首相と協議を行ったことはないとし、またゴーン・タップパランシー党最高顧問(
副首相)を始めとする党員約20人がタイ・ラック・タイ党へ移籍するとの噂に関しては、次期総選挙を
睨んで連立継続か離脱かを巡る議論が党内で会ったことは認めたが、党は依然として結束が固い
とし、噂を否定した。
一方、タイ・ラック・タイ党の党員が政権内で労働大臣の職に就くスワット氏に関して、己の地位を
利用し労働省の広報予算を使用し自身及びチャート・パッタナー党の宣伝をしていると批判している
事に関しては、仮に内閣改造があったとしても自身は決して労働大臣のポストにしがみついている
訳ではないと強調した上で、これまで労働大臣として政府の政策に基づき海外で稼ぎ労働者から
法外な手数料を徴収していたり騙していた悪徳エージェントの殲滅に努め、労働者が海外に出稼ぎ
に行くために必要な出費を軽減させ、これによりこれまで前任者等が達成できなかった労働省内部
の汚職撲滅を達成してきたとし、広報予算が増加傾向にあるのは、労働省はタイの経済を支える労
働者の監督・保護に努めるいわば「経済関連省庁」として、広く裾野の労働者に政府の政策・施策を
広報するために必要なものであったとした。
その上で、スワット氏は、他の省庁も大臣をキャンペーン・キャラクターとして起用し広報を行ってい
るにも関わらず、何故自身だけが批判の矢面に立たされるのか理解に苦しむと皮肉った。
一方、タイ・ラック・タイ党最高顧問のサノ・ティエントーン氏はチャート・パッタナー党との連立関係
に関して、今すぐなのか、それとも次期総選挙の時なのかは解らないが、党内の意見やチャート・
パッタナー党の一部党員の移籍があった場合の両者のしこりを等を考えれば、何れに連立は解消
されることになるとの見解を語っている。
「チャート・タイ党 - 一切内閣改造に関する協議は行っていない」
連立政党チャート・パッタナー党幹事長のソンタヤー・クンプルゥム氏(観光・スポーツ大臣)は、内閣
改造に関して、これまではタクシン首相とバンハーン・シルパアーチャー党首(元首相)との間で事前
協議が持たれていたが、今回に関しては事前協議は行われていない事を明らかにした上で、一部噂
になっているタイ・ラック・タイ党がこれまでチャート・タイ党から大臣を送り込んでいた社会関係のポ
ストに大臣を送り込むのではないかとの件に関しては、個人的見解としてタイ・ラック・タイ党だから
社会関係のポストに責任を負うことが出来るという発想ではなく、国民本位の施政を目指す上で
「誰が」責任を負うに適切であるかを論じるべきであるとした。
一方、党及びソンタヤー氏自身に関しては、これまで党として社会に奉仕できるポストに、また個人
としては観光及びスポーツ振興関連のポストに就き一年間国民に奉仕することが出来て満足してい
るとした。
* 因みにソンタヤーさんは、観光事業推進の一環で都内と近郊でJazz
Festivalの開催を企画してい
るのですが、近郊での開催場所が大物マフィアとして知られる父親が利権を持つバーン・セーン・
ビーチだったりします。
そういえば、カジノ合法化論議の時に、同じくお父さんが利権を握っているパッタヤーに誘致しようと
いう素晴らしい孝行息子ぶりを見せていましたね。
「ソムサック工業相 - 国務大臣への異動との噂を否定 他」
ソムサック・テープスティン工業大臣は昨日、一部報道で教育大臣へ転出するワンムーハマッドノー・
マッター国務大臣の後釜として同ポストに就任するのではないかと報道されている事に関して、お
そらくこの記事は事情を知らない情報源に基づいてものであろうとした上で、現在の職務にやりがい
を持って取り組んでいることを強調し、国務大臣への異動の準備をしているとの報道を否定した。
一方、イスラム教徒であるワンムーハマッドノー氏が(テロ対策を強化し、またアメリカとの接近を
強めている政権内で)国内治安を司る国務大臣のポストにあることは、来る総選挙に於いて特にイ
スラム教徒が多い南部票田で苦戦を強いられるのではないかと指摘されていることに関しては、
自身は非常に適切なポストに就いているとの認識を示したが、何れにしても大政党内には考えを異
にする人物が居ることは必然なことなので、何れ党大会等で解決される性質の問題であろうとした。
また、現在連立政党のチャート・タイ党がポストを占めている観光・スポーツ大臣のポストに、政権
誕生時に観光関連担当首相府大臣だったソムサック氏が就くのでは無いかとの憶測があることに
関しては、直接的なコメントを避けた上で、何れにしても連立問題を含め全て首相自身の口から語
られるべきであるとした。
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チャート・パッタナー党執行部に所属するパイロート・スワンアチャウィー氏(ナコン・ラーチャシーマ
ー県選出)は昨日、タイ・ラック・タイ党への移籍が噂されている党最高顧問のゴーン・タップパラン
シー氏(副首相)に関して、移籍する事を認めた上で、ゴーン氏に追随して同様に噂になっているプ
ラッチャー・プラマノーク氏(公共保健副大臣)を含めた合計17人の党員が移籍する事を認めた。
一方、ソムサック工業大臣(タイ・ラック・タイ党副党首)は、タイ・ラック・タイ党内でチャート・パッタ
ナー党に不満を持ち連立を解消するべきであると主張する下院議員が居ることを認める発言をして
いる。
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更迭が確実視されている天然資源・環境大臣のプラッパット・パンヤーチャーティラック氏は、更迭
に関して直接的なコメントを避けた上で、全てはタクシン首相が決めることであり自身が口を挟む物
ではないとし、何れにしても仮に自身以外に適切な人物が後釜に就いたとしても、それは当然のこと
であり気にかけることではないとした。
「APEC会議のもたらす経済効果を再度強調」
タクシン首相は昨日放送された定例政見ラジオ放送の中で再度APEC会議により外国人投資家の
国内への投資意欲が刺激され、充分にPR等の為に投下した予算を回収できる事を強調した。
滞在中のイギリスからの中継で放送された昨日の番組の中でタクシン首相は、先にタイを議長国
として開催されたAPEC会議に関して、通商及び投資何れに於いても加盟国間でより公正を期する
機会をあたえる実りのあるものであったとし、タイに関しては多くの外国人投資家が会議に参加し、
積極的にタイ国内への投資推進に意欲を見せたと語った上で、幾分予算オーバー気味だったPR等
の為の投下予算は充分に回収可能であるばかりか、それ以上の利益を国家・国民にもたらすと確信
しているとした。
一方、中国、インド、アメリカ、オーストラリア等といった大国と自由貿易圏協定の締結を政府が志し
ていることに関しては、締結によりそれだけタイ製品の市場が広がり、より国家・国民並びに末端の
生産者に利益をもたらす機会をもたらすものであり、懸念するものではないとした。
その上で、タクシン首相は、来る協定締結に向けタイ産品の競争率を確保するために弱点のある
業界の改善に努め、また締結に向け民間部門と密接に提携し検討を重ねていく意向であるとした。
また、アメリカから非NATO同盟国の地位を授けられたことに関しては、これはタイ側から要求したも
のではなくアメリカ側から自発的に授けられたものであると強調、またこの地位を授けられた事による
条件やタイが負うべき義務もも一切無い事を強調した上で、170年間有効な関係にあり、また近々自
由貿易圏協定を締結する純粋な友好関係の証であり、今後も友好国同士として相互援助・相互互恵
の原則に変わりはないとした。
「派閥代理戦争 - 無能副大臣同士の不毛な戦い」
タイ・ラック・タイ党内で非主流派ながら最大の人員数を誇るワン・ナム・イェン派閥出身のプラッム
ワン・ルゥヂャナセーリー国務副大臣は、同じ国務副大臣で党内主流派派閥であるワン・ブワ・バー
ン派閥出身のプラッチャー・マーリーノン氏との間で、内閣改造を巡った抗争があることを否定した。
これは、ワン・ナム・イェン派閥出身の下院議員スポン・フォーンンガーン氏(ウボンラーッチャータ
ーニー県選出)等が、プラッチャー氏が責務を負っている社会規律引き締め政策に関して全く成果
を上げていないと批判した事に端を発し、それに対しプラッチャー氏の秘書官であるソムサック・クン
ングゥン氏を始めとしたワン・ブワ・バーン派閥側がプラッムワン氏こそ全く成果を上げておらず更
迭されるべきであるとやり返し、低次元な論争が展開されていた事を受けた発言で、プラッムワン
氏は、両者間で抗争があることを否定した上で、おそらくスポン氏が個人的な見解を述べただけだ
ろうとし、何れにしても不毛な論争は両者のみならずそのボスにまで被害をもたらす物であり、今後
このような発言をしないよう申しつけた事を明らかにしている。
しかし、その後相手側のプラッチャー氏が、内閣改造の責任者であるタクシン首相自身がどちらが
一番働いているか承知しているはずだと語っており、依然両者間でわだかまりがあることを臭わせ
る発言をしている。
何れにしても、この件に関しては、如何にこれまで内閣組閣・改造が国民の利益よりも派閥・資金
力を重視した党の利益を重視して行われてきかを物語る一例と成り得ることには変わりがない。
尚、この件に関し、自らも内閣改造で教育大臣への転出が噂されているワンムーハマッドノー国務
大臣は、両者とも充分に仕事をしてきているが、広報不足もあって誤解されているのであろうと当た
り障りの無い発言をしている。
「チューウィット氏 - 新党結党届け正式に受理される」
先に政界入りを表明、選挙委員会に新党の結党届けを提出していたチューウィット・ガモンウィシット
氏は昨日同委員会より結党承諾書を受領、新党結党の要件を満たすため積極的且つ大胆に党の
礎を築き上げる意向を明らかにした。
新党結党が正式に承認されるためには、選挙委員会から結党承諾書が交付されてから180日以
内に5千人の党員及び国内4ヶ所に党支部を設立することが要件とされている。
また、同氏が提出していた結党届け書は10月15日付けで選挙委員会委員長が承諾の署名を行っ
ている。
スクムウィット・スクエアー破壊事件及び自らが経営するマッサージパーラーに未成年者を雇用し
ていた容疑が持たれていると同時に、マッサージパーラーの経営に絡み警察等にみかじめ料や賄
賂を支払ってきた事を告発しているチューウィット氏によると党名は先に公表したとおりトン・トラッグ
ーン・タイ党、タイ語略称ポー・トー・トーで、また英語正式名称はFirst
Thai National Party、同略称
FTPで、昨日現在党首はチューウィット氏、党資産総額はチューウィット氏が投下した500万バーツ
で、また党執行部には9人の党員が就任しているという。
また、結党の要件を満たすと同時に党の礎を築き上げ以て党勢を拡大するために、来週よりバン
コク都内のコミュニティーを中心に党のPR及び党員の募集活動を行い、その後ソンクラー県、パッタ
ニー県、チァン・マイ県、ヂャンタブリー県、ピッサヌローク県、ウドンターニー県及びコーン・ゲーン県
の各県内に党支部を設立し、地方党員の獲得を強化し、最終的に100万人の党員を募集する意向
で、また汚職撲滅をマンデタリーとした党の政策方針をPRするために100万バーツを投下する意向
であるという。
また、同氏は現在の下院は来年4月には解散するとみており、党員募集や党の施政方針の策定を
急ぐと共に、タイ・ラック・タイ党等で不満を持っていたり迫害されている人物の党への勧誘も強化し、
最終的に自身は時期を見て党首の座を降り、選挙参謀に徹していきたいとしている。
先にチューウィット氏は、結党届け提出の際に、タイ・ラック・タイ党本部から徒歩で50歩以内の場
所に党本部を設け、12月10日の憲法記念にの日に党発足の大発表を行いと抱負を語っていた。
「ゴーン氏 - スワット氏のイギリス行きは協議のため」
チャート・パッタナー党の前党首にして現在最高顧問の地位にあるゴーン・タップパランシー副首相
は、同党党首のスワット・リプタパンロップ氏(労働大臣)が現在タクシン首相が休養の為に滞在して
いるイギリスに内閣改造を巡る協議の為に行っているとの憶測が流れていることに関して、党後見
人である自身の見解として協議の為に行っているとの認識を示した上で、何れにしても党の命運に
関してはタイ・ラック・タイ党の党首であるタクシン首相とスワット党首との間での協議に基づきス
ワット党首自身の口から語られるべきであるとした。
一方、ゴーン氏がタイ・ラック・タイ党に合流するために既に離党届をスワット党首宛に提出してい
ると一部報道で報じられている事に関しては、一般党員である自身の口から語られるべきでなく、
党首であるスワット氏から語られるべきであるとし、直接の言及は避けたものの、否定はしなかった。
尚、スワット氏のイギリス行きに関しては昨日までに党執行部のタナゴン・ナンティー氏が、イギリ
スに留学中の息子に会いに行っただけであるとして、報道されている憶測を否定している。
「女性医学生バラバラ殺人事件犯人の無期刑確定する」
最高裁判所は昨日、1998年に発生した男性医学生による女性医学生バラバラ殺人事件に関して、
無期刑とする一審、二審の判決を支持する判決を下し、男性医師の無期刑が事実上確定した。
この事件は、医学生だったサルゥム・サーコンラート被告が当時恋人だった医学生のヂェーンヂ
ラー・プローイアングンサリーさんを嫉妬から射殺し、遺体を解体した上で、衣服は燃やし、遺体の
一部をアパートのトイレやゴミ箱に、残りの部分をチャチュゥンサウォ県内を流れるバーンパコン川
に投棄したもので、最高裁判所は、サルゥム被告側の偶発的な出来事であるとの主張を退け、
明確に殺意があったと認定した。
この事件に関しては、当時社会的エリート層同士の恋愛沙汰から発生した猟奇殺人事件として話
題となり、その後女性検死官のポンティップ・ローヂャナスナン女史が当時検視にあたり事件を解決
に導いた経験を本にまとめタイ国内でベストセラーになり、また今年にはこの本を原作にエーン・シ
リヤムが主演するヴィデオ映画が発売され話題になっていた。
「サ・ヨ・ナ・ラ ミスター・スワット」
大物日和見政治家が自ら嘗て率いていた日和見政党に別れをつげ、おいしさを求めた日和見政治
家が集う最大議席を誇る政党に合流するとのタイ政界の構造を象徴する噂が、いよいよ本当になり
そうな気配を見せている。
前チャート・パッタナー党党首のゴーン・タップパランシー氏(副首相)が盟友で同党副党首のプラッ
チャー・プラマノーク氏(タイ語のタイトルには警察大将を意味するポン・タムルワット・エークがつく)を
引き連れチャート・パッタナー党に見切りを付けタイ・ラック・タイ党への合流を決心し、一部では既に
離党届を提出済みで、また更に一部では既にチャート・パッタナー党からタイ・ラック・タイ党へ鞍替え
した下院議員から党受け入れの方針が伝えられているとの未確認情報が飛び交っており、それを受
け党を離脱する大物二人につづきチャート・パッタナー党に所属する下院議員の半分近くがタイ・ラッ
ク・タイ党への合流への道を選択するとの見方が支配的になっている。
一方、タイ・ラック・タイ党内の主流派であるワン・ブワ・バーン派閥に属する消息筋からの情報とし
て、既にタクシン首相は一昨日開催された親善ゴルフの際にチャート・パッタナー党との連立を解消
する意向が語られていたと伝える報道もある。
また、同じ消息筋からの情報によると、来月早々に行われると見られている内閣改造に於いては、
現在もう一つの連立政党であるチャート・タイ党から大臣を出している観光・スポーツ省及び社会開
発・人間の安全保障省に関してはタイ・ラック・タイ党の事物が大臣につくと見られており、特に社会
開発・人間の安全保障省に関しては先のAPEC会議の締めくくりで発表されたバンコク宣言でも謳わ
れた新時代を象徴するキーワードを名前に冠する省であり、タイ・ラック・タイ党の人物への大臣職の
異動は必至と見られていという。
一方、更迭人事に関しては首相の期待に反して大きな実績を上げることが出来なかった教育大臣
のポーンポン・アディレークサーン氏及び天然資源・環境大臣のプラパット・パンヤーチャーティラック
氏の更迭が確定的で、またワンムーハマッドノー国務大臣に関しては、他省への異動が確実と見ら
れているが、行き先に関しては不明であるという。
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一方、チャート・パッタナー党のスワット・リプタパンロップ氏(労働大臣)が、次期内閣改造に向けた
「ロビー」活動のためにタクシン首相と同時期にイギリスに滞在していると報じられていることに関し
て、タイ・ラック・タイ党報道官のスラナン・ウェーッチャーチーワ氏は、事実を確認した上で、スワット
氏が現在イギリスに留学中の息子に会いに言った可能性も指摘できることから、二人が同時期に
イギリスに滞在しているのは、全くの偶然である可能性が高いとの認識を示している。
* この内閣改造に関して、政権誕生以来副大臣の肩書きながら、閣僚内に居ながら殆ど成果を上
げていない、「資金力」に優れた某御仁の名前が挙がらないと言うことは、つまり「効率的な施政を志
し、国民に最大限の利益を還元する」為には、仕事の能力よりも「資金力」の方が重要であるとタク
シンさんは考えて居るということなんでしょうかね?
(勿論 更迭 → 美味しいところを失いたくない華人系金満家支持者が怒る → 政界・経済界混
乱 → 国民に利益をもたらさない という考え方も出来るかもしれませんが・・・笑)
「警察特殊部隊 - 闇に紛れ洋上カジノ船を急襲」
昨日早朝5時頃、闇に紛れるためクロずくめの衣装を着込んだ警察犯罪抑止局の特殊部隊員100人
以上がヘリコプター2機、高速船3隻を使用し、パッタヤー沖に浮かぶ洋上カジノ船を空から海から急
襲、当時賭博に興じていた58人を逮捕し、賭博に使用された機器類や現金との交換が可能な賭博
に使用されるチップ総額20億バーツ分及び現金1千万バーツを押収した。
急襲当時船内には一般乗客及び船員を含め約500人が乗船しており、また逮捕された58人の多く
がタイ人ビジネスマンや外国人だったという。
昨日電光石火の急襲を受けたのは、当時パッタヤー沖のサーク島に近いタイ湾上に停泊していた
カジノ船(ボーン・カシノー・ローイ・ナム)”オーウィヤ(OLIVIA)”で、船の7階部分にある食堂をカジノ
に改造していた。また船の所有者はカンボジアのタイ国境に近いポーイ・ペートにラースウケーガス
という名のカジノを経営するソムブーン・スクヂャルゥングライサリー氏で、船員の多くがパスポートを
所持していないカンボジア人だった。
また、オーウィヤ号に乗船するに際し、賭博目的の乗客には、一般旅客が片道6千バーツかた1-2万
バーツであったのに対し特別に高額な料金を設定しており、片道2万バーツから5万バーツの乗船料
を請求していたという。
警察によると、オーウィヤ号が初めてサムット・プラガーン県内のバンコク・モダン・ターミナル社
(BMT タイ語も英語記述に基づく)の埠頭に入港したのは、今年の5月からで、以降洋上カジノ船とし
て使用している容疑で内偵を進め、今回の急襲・摘発になったという。
* 0:30過ぎのiTVニュースによると、逮捕者には国政レベルの政治家やムクダハーン県の地元政治家
も含まれているようです。
「エーペークちゃん事件 - 父親も連帯責任を認める」
エーペークちゃん事件に絡んで、これまでマスコミの取材を拒み続けてきた父親とされるトゥク・トゥク
運転手(一部報道ではタクシー運転手)のサーヤン・ヂャムパーさんは、昨日初めて警察の事情聴取
に応じ、エーペークちゃんを遺棄し死に至らしめた事件に関して母親と共に連帯して責任を負う意向
を明らかにした。
尚、警察側では、現在のところ遺棄に関してサーヤンさんの関わりは薄いとの見方を示しているが
今後も任意の事情聴取を行っていきたいとしている。
「iTVの番組がきっかけで犯人逮捕」
約一年前に発生した、学生同士の抗争に巻き込まれた無関係な女性が足に障害を負う負傷を負った
事件に関して、テレビ局iTVの特集番組”ソーノーiTV”の関連特集を見た視聴者からの通報により一
昨夜犯人とされる男が逮捕された。
逮捕されたのは、通称ビックことバンラット・ナークトーン容疑者で、昨年7月バーン・ケーン地区のア
ヌサーワリー・バーン・ケーン付近を走行中の26番路線の都バス内で発生した職業訓練学校生同士
の抗争の際に拳銃を発砲し、バスに乗車していた無関係の女性の足に一生障害を負わせる負傷を負
わせた容疑で、昨年同月に逮捕状が発行され身柄を追われていた。
逮捕当時、バンラット容疑者はラート・プラウォ通りソイ101にあるニラン・コンドーの室内で家族と一緒
にいるところで、またその後の家宅捜索で32口径の拳銃が押収されている。
* 家族と一緒に居るところを逮捕されていると言うことは、如何に警察がこれまで逮捕に向け何もして
いなかったという事をあらわしているともいえそうですね。
この事件とは別に、iTVで22:30過ぎ頃から放送している舞台を議事堂に見立てたコメディー番組の中
でサノ・ティヤントーンのそっくりさん役で出演していた方が、レストラン内で発生した学生同士の抗争
中に発射された銃弾を受け死亡するという痛ましい事件が発生しています。確か死亡された方はアサ
ニー・ワサンの”セン・ヤイ”という曲のMVにも出演されていたと思います。
(8:30 一部追記)
昨日タイでの日程を終え日本へ帰国された小泉総理は、本日朝配信された小泉内閣メールマガ
ジンの中で、タイでの感動を以下のように語られています。
--- Quote ---
会議のほかに、夕食会では世界の三大スープの一つとも言われるトム・ヤン・クンというス
ープなどのタイ料理を各国首脳とともに楽しむことができました。伝統的衣装に身を包んだ2
000人ものこぎ手がこぐ50隻の船がチャオプラヤ川を下る伝統的な行事を見学し、タイの
文化の一端に触れる機会もありました。ロマンティックな音楽が流れる中、美しく飾り立てら
れた船が連なってゆるやかに川を下るさまは、タイの歴史と伝統を感じさせる印象的なもので
した。
21人の首脳が集まる会議ですから、準備や、交通整理、安全の確保など、主催者側は大変
だったと思います。タクシン首相はじめタイのみなさんの心温まるおもてなしに心から感謝し
ています。
タイには、日本から年間120万人が訪問しているそうです。タイの歴史や文化、タイ料理、
そしてタイの皆さんのあたたかいもてなしが、日本からたくさんの観光客をひきつけるのだと
思います。
タイには、大企業や中小企業など多くの日本企業が進出し、日本のクルマや電気製品などが
輸出されています。それだけではなく、「ドラえもん」や「ポケモン」などの日本のアニメ、
宇多田ヒカルさんや浜崎あゆみさん、SMAPなどの音楽も人気を集めているそうです。
観光や輸出入、投資などを通じたヒトとモノとおカネの交流も大事ですが、それに加えて、
明るい笑顔でのもてなしの心や歴史や文化の交流があってこそ、国境を越えて人々の心を近づ
け、結びつけることができるのだと思います。
--- Unquote ---
「エーペークちゃん - 母親との対面の後に小さな命をとじる」
生後僅か4日で母親にビニール袋に入れられゴミ箱に捨てられていたところを救出され、脳死が宣
告されながらも懸命に生と立ち向かってきたたエーペークちゃんは、昨日捨てられて以来初めて母
親のノンヌット・メーッカーウィニー容疑者との再会が実現した直後の15:30過ぎ、静かに息を引き取
った。
尚、引き取り手の無いエーペークちゃんの葬儀は、国家警察本部報道官のポンサパット・ポンヂャ
ルゥン警察少佐を葬儀委員長として本日しめやかに行われる予定になっている、
このやるせない事件の中で、唯一の救いは、これまで強弁を繰り返して来た母親のノンヌット容疑
者が面会の際に初めて母親らしく涙を見せたことだけだったと言えるのかもしれない。
「ラオス国内で爆破事件」
タイ国内昨日16時過ぎまでの報道によると、ラジオ・フリー・アジア(ウイッタユ・エーシヤ・セーリー)
及び当地の新聞報道としてラオス国内南部及び首都圏で2件の爆破事件が発生し少なくとも2名の
死亡者及び5名の負傷者が出ていると報じている。
報道によると、ラジオ・フリー・アジアは、10月19日ラオス南部のサワンナッ・ケート県内の市場で爆
破事件が発生し、現地の消息筋の情報として死亡者2名及び負傷が5名が出た模様と伝えた上で、
他の現地の消息筋の情報を統合すると、死亡者、負傷者数を含め深刻な被害をもたらしている模様
と報じ、またラオスの新聞ウィヤン・ヂャン・タイムによると、同日バイクに乗っている二人組の男が
首都ウィヤン・ヂャンの市場付近で爆弾を投げ逃走したが、被害状況は伝えられていないという。
また、この二つの爆破事件に関し、ラオスの外務省当局者は、南部の爆破事件に関しては一切情
報が寄せられていないとした上で、ウィヤン・ヂャンの爆破事件に関しては、二つの利権グループの
対立抗争による爆破事件で、被害者は出ていないと語っているという。
ラオス国内では、度々モン族系の反政府組織の仕業と見られる爆破事件やバス党の襲撃事件が
伝えられてきた。
* 一部固有名詞はタイ語記述に基づいています。またヴィエンチャンで発生した爆破事件に関して
はバスステーション付近で発生し約10名が負傷したとする報道もあります。
「APECの波及効果は1,000M以上」
タクシン首相は、一昨日で幕を閉じたAPEC会議が向こう3年以内にもたらすタイへの投資の波及
効果は10億バーツ以上と見積もっている事を明らかにした。
昨日の会見でタクシン首相は、APEC会議を成功に導くためにタイ政府はおよそ10億バーツの資
金を投下してきた事を明らかにした上で、会議成功により今後資本や域内の主要機関のタイへの
移動に拍車がかかり、これらによる波及効果を含め向こう3年以内に投下額以上の投資が外国か
らもたらされるとし、更に文化及び観光面に世界の目を向けることが出来たことも将来大きな効果
として現れるであろうとの認識を示した。
一方、タイ国立開発研究所(TDRI)は、今回の会議により、世界にタイの安全保障に対する信頼を
より確かな物にすることができたと同時にタイ及びタイ人の持つ潜在能力、気質を充分に訴えるこ
とができたとし、年末までに観光及びサービス業界に波及効果をもたらすであろうとしている。
「非NATO圏同盟国問題 - 司法判断を仰ぐ意向」
ウボン・ラーチャターニー県選出上院議員で上院外事委員会顧問のニラン・ピタックワチャラッ氏(タ
イ語のタイトルには男性医師を表すナーイ・ペートが付く)は、先に泰米首脳会談に於いてアメリカ
から非NATO圏同盟国の地位を与える意向が伝えられた事に関して、イラク派兵問題及び自由貿
易圏協定問題を含め憲法裁判所による判断を仰ぐ方向で検討に入ったことを明らかにした。
同上院議員は、施政側の監視機関として憲法と照らし合わせ調査検討する事は上院の義務であ
るとし、10月31日までに法学者や安全保障の専門家等を交え検討を重ねていきたいとしている。
一方、非NATO圏同盟国の地位が与えられたことに関して、各方面で批判的な意見が出ているこ
とに関して、タクシン首相は、みな真実を理解していないとした上で、これは防衛に必要な兵器等の
調達に優先権が与えられるもので、それに対する見返りをアメリカ側から求められたり、また一部報
道で伝えられている、タイの軍事基地をアメリカに提供することを義務づける様な物ではないとして
いる。
「これ以上内閣改造についてふれるな」
タクシン首相は昨日、一部のタイ・ラック・タイ党の党員が意図を持って内閣改造に関する憶測情報
をリークしていることに関して、再度政策遂行の効率化と国民へ最大の利益を還元する事を目指す
という内閣改造の本義を理解し、これ以上内閣改造に関する憶測に基づいた情報を流すような行為
は国民や、場合によっては友党に混乱をもたらす物であり、今後一切内閣改造に関してマスコミ等
の取材を受けることを禁止する通達を発した。
この通達に先立ち、タクシン首相は記者団に対し、現在言えることはポストを巡って直接自身宛に
ロビー活動(タイ語は英語からロッビー)を行っている者は一人もいないとした上で、4-5日家族と過
ごして休養を取り脳味噌を初期化してから、結論を出す意向であると語っていた。
* 因みにイギリスに行くらしいです。
一部報道によると、イギリスでは内閣改造で異動若しくは更迭が確実視されているチャート・パッタ
ナー党のスワット党首が「ロビー」の為に待ち受けているらしいです。
APEC首脳会議最終日に各国首脳が来ていた絹製のタイの伝統的衣装は、東北地方にあるスリン
県県都(アムプゥー・ムゥアン)内のバーン・ター・スワーン地区の住民が織り、縫製したもので、当
日はテレビに首脳等が衣装を着ているところが映し出されるたびに各所で歓声が挙がっていたそ
うです。
報道によると、この衣装に対して既に国外から引き合いがきており、タイ人の平均年収(?)
76,000バーツを超える90,000バーツという価格がついているそうです。
APEC会議を終え速攻でシンガポールに向かったブッシュ大統領夫妻は、11年前にシンガポール
を訪問した父親のブッシュ元大統領と同じくシャングリラ・ホテルのバレー・ウィングを宿泊先に選
んだそうです。
因みに、シンガポールでの滞在予定は15時間で、本日朝にはインドネシアのバリへ向かう予定
になっているようです。
参考までに、小泉さんはヒルトン・ホテルに宿泊されており、本日日本への帰国の途につく予定
になっているようです。
APEC首脳会議の議長を務めお疲れのタクシン首相は、終了後今回の会議で世界中にタイの持つ
潜在能力を示す事ができたと満足を語った後で、内閣改造等の質問に対して思わず「子供が親の
顔を忘れないように4-5日は夫婦子供達と水入らずで過ごして休養を取ってから、答えるからね」と
漏らしていました。
因みに外国人記者団の前では議長職を勤め終えても疲れを感じていないと語っていたタクシンさ
んでもありますが。。。
ということで、休もうが休まざろうが何れにしても本日からまたタイ・ラック・タイ党下院議員とチャ
ート・パッタナー党との衝突やら、内閣改造やら、この機に乗じてチャート・タイ党やチャート・パッ
タナー党にラブコールを送っている民主党対策やら首都圏大量輸送システム問題やらと問題山
積みの現実世界に戻らなければいけない可哀想なタクシンさんではあります。
因みに来年のAPEC議長国はチリです。
「泰中関係 - タイは准同盟国」
昨日朝行われたスラギアット外務大臣と中国のリー・ヂャーウォ・シン外務大臣との間で行われた外
相会談の席上で、リー外相側から意思を同一にし友好関係が堅実に進展しているタイは中国にとっ
ては准同盟国(パンタミット・ネーウォ・ナー 次期同盟国と訳すかもしれません)であるとの認識が示
された。
その他昨日の会談では、両国間及びアセアン域内に於ける自由貿易圏協定締結の推進、ミャン
マー問題に関しては両国とも懸念を共有していることを確認した上で、ミャンマーの和解・民主化推
進の為にミャンマー側の首脳を交えた小規模な会合を開催する必要があることで合意に至った。
また、昨日に会談で、中国側がタクシン首相が提唱するアジア協力対話(ACD)の第三回会合の議
長国を勤めることを再確認した上で、会議を成功に導くためにタイ側に協力を求めた。
「非NATO圏同盟国をテロのターゲットと結びつけな」
ワンムーハマッドノー国務大臣は、先にアメリカ側から授けられた非NATO圏同盟国の地位に関し
て、先のウサマ・ビン・ラーディンの発言を例に出しタイがテロのターゲットになるのではないかとす
る懸念が各所で表明されていることに関して、この地位はあくまで安全保障面でアメリカからの協力
が「必要であれば」優先権が得られる物であって、決して独立国としての尊厳を持つタイ側にその優
先権の享受を強制する物では無いとの認識を示し、直接テロのターゲットと結びつく性質の物では無
いことを強調した。
また、イスラム諸国との関係に影を落とす可能性が指摘されていることに関して同氏は、世界を西
側圏、日本や中国という大国があるアジア圏そしてイスラム圏の三つの大圏があるとの認識を示し
た上で、タイの政策は通商、観光、投資何れに於いても三つの大圏と同等に友好関係を保つことに
基本を於いており、実際これまでに首相がイスラム圏のバーレン、バングラデッシュ、インドネシア及
びマレーシア等を訪問し友好関係を確かな物にしてきていると語り、イスラム圏との関係悪化に結び
つく物ではないとした。
「喜んだのは投資家集団だけ」
先に反米抗議集会を組織したヂュラーロンンコン大学政治学科教授のヂャイ・ウンパーゴン氏は、非
NATO圏同盟国に関して、これはアメリカが自国及び自国民をテロの脅威から守るために大国の立
場で他国に危険の共有を強いるもので、結局タイをアメリカの武器庫にし、アメリカの戦争への協力
を強いる物にしかすぎないと強烈に批判した。
また今回のAPEC会議については、会議関連で外国から来た投資家集団は、体の具合が悪いけれ
ば豪華な私立病院で「無料」で一流の診察を受けられるが、国内の貧困層は「二流」の診察を受ける
ために30バーツの現金を支払わなければいけないということに代表されるように、富める者とそうで
はない者との構造格差がより鮮明になっただけで、結局この会議で一番美味しい思いをしたのは(知
的所有権問題で大きな進展を勝ち取った)世界で最も裕福な投資家であるマイクロソフト社だけだっ
たと皮肉った。
「教育相への異動も喜んで受け入れる」
ワンムーハマッドノー国務大臣は、APEC会議終了後に行われると見られている内閣改造に於いて自
身が教育大臣に転任するのでは無いかとの見方がされていることに関して、これまでに直接首相の
口から異動の内示は受けていないことを明らかにした上で、内閣の改造は国の発展を志し且つ国民
に最大限の利益をもたらすために首相の権限で行われる物であり、自身が口を挟める性質の物では
ないが、何れにしても首相の方向性に則り自身が教育大臣に異動するのであれば、それを喜んで受
け入れるつもりであると語った。
政府がトッププライオリティーに掲げている教育改革を推進する立場にある教育大臣の人事に関して
は、政権誕生まもなく就任した大臣が僅かな任期で重責を理由に自ら辞任・引退、その後タクシン首
相のお気に入りであるスウィット・クンギット氏(現副首相)が就任したものの、無能ぶりを晒すだけで
大きな実績を上げることが出来なかったため、このまま行くと政策及びスウィット氏自身の将来に汚点
を残すことを懸念したタクシン首相は、次に国民からの信頼が厚いベテラン政治家(因みに元夫人は
現バンヤット民主党党首夫人)で当時副首相だったポーンポン氏に就任を要請したが、やはり大きな
実績を上げることなく、また最近では両者間での不仲も伝えられており、同氏の更迭が確実視されて
いた。
「APEC会議は通商・投資何れに於いてもタイにメリットをもたらす」
ヂュラーロンコン大学経済学部教授のソムポン・マーナッランサン氏は、現在タイを議長国として開
催されているAPEC会議に於いて、安全保障問題やテロ対策問題のみならず経済関連の協議に多
くの時間を割くことに期待を寄せた上で、この会議によりタイは通商・投資何れに於いてもメリットを
享受することになるであろうとの認識を示した。
同教授は、今回の会議は投資家及び通商関係者のタイに対する信頼を醸成する場となり、また
既にオーストラリアとの締結が確実になっている自由貿易圏協定の加盟各国との締結を具体化さ
せる場となり、更に大手多国籍企業と加盟国の首脳等が同席したCEOサミットに於ける両者が協議
できる機会を通して、タイへの投資への関心が特に中小企業体にとって大きなメリットになる形で
具現化し、これらによりタイはより国際競争力を強めることが出来るであろうとした。
「非NATO圏同盟国の地位に懸念」
ナコン・ラーチャシーマー県選出上院議員のグライサック・チュンハワン氏は、上院外事委員会委員
長の立場で昨日、先に泰米首脳会談でブッシュ大統領側から与えられた非NATO圏同盟国の地位
に懸念を表明した。
同氏は、この特別な同盟国の地位に関して、テロ対策等の安全保障面でより密接な協力がアメリ
カ側から得られるメリットがあることに関しては理解を示したが、一方で武器等の調達に関して特別
な優先権が得られるこの地位に関して、受益者側の利益が明確に説明されていないため、むしろ将
来アメリカ側が指定した人物が即テロリストとなり、それに対する対策を強いられたり、戦争に突入し
た際にアメリカへの協力を強いられる結果となる可能性は否めず、また中東諸国との友好な関係に
も影を落とす可能性は否めないとの認識を示した。
その上で同氏は、政府に対して具体的にどの様な目標を持って安全保障面でアメリカに協力して
いくのか、またこの地位を得たことにより今後タイはNATOに類する同盟国の一員となるのか、政府
の今後の外交政策方針を含めて国民に説明するべきであるとした。
「依然知的所有権問題が存在している」
プレーン・プゥア・チーウィット(Song for Life)界を代表するバンド、カラバオのリーダーであるエート・カ
ラバオことユゥンヨン・オーパーグン氏は昨日、「デジタル・テクノロジー時代の知的所有権対策」と題
されたセミナーの中で、マイクロソフト社の幹部や香港の工業・テクノロジー当局者等と共に講演の
演壇に立ち、知的所有権侵害問題解決のために、法制面での強化の必要性を訴えた。
講演の中で同氏は、既に世界各国が海賊版や不正コピーといった知的所有権の侵害行為を野放
しにしていた場合に起こり得る関連ビジネスへ及ぼす弱体化等の深刻な影響を考慮し、対策に乗り
出しているとし、タイに関しては現在効率的な対策を講じ始めているが、しかし抜本的な対策を成就
させるためには、今後政府は新権威罰則の強化を含めた法制面での見直しに着手するべきである
とした。
「ワンちゃんも大活躍中」
軍隊犬(スナック・タハーン・パン・タイ)養成プログラムの第一期訓練を終えた40匹のタイ固有品種で
更正された軍隊犬の内の一匹であるサダウォ(4)を初めとする3匹の軍用犬が、プレスセンターが置か
れているシリキット国際会議場で、爆発物の検査及び捜査の為日夜活躍している。
中でも、サダウォは養成プログラムの中で、最も捜索に優秀な能力を発揮し、これまでに数々の重
要な催し物を影で支えてきたという。
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一方、昨日シリキット国際会議場周辺を走っていたタクシーの中でM-16用の銃弾が発見され、同所
周辺をタクシーで周回しているところが目撃されていたアラブ系の外国人が忘れた物ではないかと
の疑念が一時持ち上がった。
サン国家警察本部長によると、現在公安警察局がタクシー運転手から事情聴取を行っているが、こ
れまでに載せた乗客が多かったため、依然「銃弾」を忘れた人物像に関しては明らかになっていない
と言う。
また、タクシー運転手に首脳や関係者が宿泊しているホテルへ連れて行く様に要求していたアラブ
系の外国人がいたとの噂がたっていることに関しては、本当だったとしてもおそらく旅行者としての通
常の興味から行くように要求したのだろうとの認識を示した上で、いたずらに物事をテロの脅威と結び
つけることが無いよう要求した。