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2003年11月01日 〜 2003年11月10日
「言い切る首相と弱気な党首」
タクシン首相は、先の内閣改造に於いてチャート・パッタナー党との連携解消を決断した事に関して、
先にノンタブリー県内の第三選挙区で行われた下院議員補欠選挙戦での両党の衝突が直接の契機
だった事を認めた上で、同党と連立関係を維持したまま次期総選挙を迎えた場合に起こり得る混乱
や衝突を考慮した結果、連立解消を決断した事を明らかにした。
一方、チャート・パッタナー党最高顧問のゴーン・タップパランシー氏や同副党首のプラッチャー・プロ
ムノーク氏らがタイ・ラック・タイ党へ合流すると噂されているる事に関しては、直接事実の確認はさけ
た上で、仮に事実であっても党としては差し支えるような問題は無いとし、またチャート・タイ党との関
係に関しては次期総選挙までに内閣改造が再度行われるとしても、前回総選挙選の段階で既に連
立を組むことで合意に至っていた同党との協約に基づいて連立を解消する事は有り得ないとした。
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今回の内閣改造で連立離脱が確定的となったチャート・パッタナー党のスワット・リプタパンロップ氏
は、今回の連立解消に関して直接首相から具体的な理由は聞かされていないと断った上で、仮にノ
ンタブリーの第三選挙区で行われた補選での両党の衝突が契機にあるのであれば、それは(選挙と
いう)根本的な民主主義というシステムに則り、自党の陣営を応援したまでで、決して競争を挑むつも
りではなかったと弁解がましい説明に終止するとともに、最後の最後まで連立に留まることに執着して
いた事を臭わせた。
また、今回の連立解消に関して首相に対して全く怒りを感じていないと語るスワット氏は、今後につい
ては野党として活動するために党の結束を再度引き締めるとしたものの、しかし決して野党陣営に組
するという事ではなく自党の政策及び国の利益に則り、時に政府側をまた時に野党側につくこともあり
えると語り、同党発足以来の持ち味である日和見主義を踏襲させる意向を示した。
また、スワット氏は昨日までに同党副党首で先の改造で公共保健副大臣のポストを失ったプラチャー・
プロムノーク氏が既に離党届を提出している事を明らかにしている。
* 逆境にあっても求心力を得る事が出来る党首であれば、「補欠選挙戦で自党の陣営を応援するのは
民主主義の原則から、また自党の議員の死亡に伴う補欠選挙であることからも当然のことであり、それ
を元に難癖を付け連立を追い出すとは、根本的に民主主義の原則を理解していない輩が政権運営を
していると言わざるを得ない」とかいうような台詞を吐くんでしょうけどね。。。
因みに、チャート・パッタナー党は、我々Japanese
Kamikaze Businessmanに取っては日帰り自動車出
張圏内でもある(涙・・・でもセメント工場村手前の見通しの良い直線下り坂の車線をひたすらサラッブリ
ー方面に夕日に向かって疾走するのは結構爽快だったりもしますが。。)ナコン・ラーチャシーマー県出
身のチャーッチャイ元首相が創立した党で、現在の党首や党員、支持者の多くが同県出身者であること
でも知られているのですが、パーク・チョーンからナコン・ラーチャシーマー市内に向かう途上から見える
湖畔(名前失念)にあるチャーッチャイ公園と名付けられた公園にはチョッパー・バイクを背に腕を組ん
で佇むチャーッチャイさんのとっても素敵な(笑)像が建立されていたりします。
「監視ターゲットは教育、労働の各省」
最大野党の民主党報道官のオンアート・クラームパイブーン氏は、タクシン首相が第7次タクシン内閣
の組閣に関して、適材適所を志したと発言している事に関して、これは「誤った発言」であると断じた上
で、むしろベテラン党員が党内に混乱を与えない為の恩賞的な腹づもりが見える改造であると皮肉った
上で、とりわけ全く教育畑と縁がない道を歩んできたアディサイ・ポーターラーミック前商業大臣が新た
に大臣として任命された教育省や、連立を追い出されたチャート・パッタナー党のスワット党首が座って
いた労働大臣ポストに、文化大臣として全く実績を上げていないウライワン・ティヤントーン女史がつい
た労働省に関しては、まさに「適材適所」という言葉の範疇を超えた選択と言わざるを得ず、今後野党と
してこの二つの省の動向に注目・監視にて行きたいとした。
一方、民主党下院議員のウィタヤー・ゲーウォパラダイ氏は、今回の内閣改造は首相自身の座を守る
ために行ったと断じた上で、チャート・パッタナー党との連立解消に関しては、首相がスワット党首の誕
生記念式典の場でナコン・ラーチャシーマー県の有権者5万人以上の前で公約した事を反故にしたもの
であり、これら有権者に対し混乱を引き起こした責任を負うべきであるとした。
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民主党のバンヤット・バンタッターン党首は、昨日13:30より提供が開始されたオンライン放送”ポー・チョ
ー・ポー・オーン・ライ”(民主党オンライン)の中で、内閣改造により連立から事実上「追い出された」チャ
ート・パッタナー党は、まもなく党内の結束を再度固めて政治の舞台に帰ってくると確信しているとした上
で、今後同党を支援する意向を表明、今後民主党と共に野党として共闘し、政府の監視役としての責務
を全うする意向があるのであればいつでも受け入れる用意があることを再確認した。
一方、改造に関しては、依然改革が成功していない教育省を始め労働省、文化省、農業・協同組合省
の今後も動向に注目・監視して行きたいとした。
「ご無沙汰チューウィット氏新たな告発本を上梓」
スクムウィット・スクエアー破壊事件を首謀した容疑や自身の施設で18歳未満の少女を売春が行われる
ことを承知で雇用していた容疑が持たれている一方で、自身の施設を巡る警察官のみかじめ料・賄賂徴
収の実態を告発、11月8日には新党発足の要件を満たし正式にトン・トラッグーン・タイ党を発足させ次期
総選挙に向け動き出しているチューウィット・ガモンウィシット氏が、社会引き締め政策の陣頭指揮を取っ
ている人物を批判した告発本を上梓した。
社会引き締めを意味するタイ語ヂャット・ラビヤップ・サンコムをもじってヂャット・ラビヤップ・ナック・ガー
ン・ムゥアン(政治家を引き締める)と題された告発本の中でチューウィット氏は、「社会規律引き締め政策
第二章」を担当しているプラッチャー・マーリーノン国務副大臣に対する批判を展開、その上で現代のタイ
に於ける政治家及び政治政党の体質を批判し、これらの諸問題を解決し、政治家を引き締め理想的な
政治家を作り上げる為の提案が記されているという。
* 今回の上梓で合計4冊目の本の刊行という事になります。
因みにプラチャー・マーリーノン国務副大臣自身が嘗てマッサージ・パーラーの事実上のオーナーだった
ことは、タイのビジネス界では結構知られたことだったりします。
11月8日、国王陛下の認証後に公式に明らかにされた新閣僚人事は以下の通りです。
タクシン7(第7次タクシン内閣) 行く人、来る人、動く人
行く人
ゴーン・タップパランシー副首相 (チャート・パッタナー党)
スワット・リプタパンロップ労働大臣 (チャート・パッタナー党)
後任 ウライワン・ティヤントーン前文化大臣
プラッチャー・プロマノーク公共保健副大臣 (チャート・パッタナー党)
後任 ヂャムローン・イヤムヂェーンパン警察大将
ポーンポン・アディレークサーン教育大臣 (タイ・ラック・タイ党)
後任 アディサイ・ポーターラーミック商業大臣
来る人
ポーキン・パラグン副首相 (元最高行政裁判所次長/元首相府大臣)
ヂャムローン・イヤムヂェーンパン公共保健副大臣 (タイ・ラック・タイ党 警察大将)
プラッチャー・プロマノーク公共保健副大臣と交代
チェーッター・ターナッヂャーロー科学技術大臣 (タイ・ラック・タイ党 大将)
工業大臣に転出するピニット・ヂャルゥソムバット科学技術大臣の後任
ポンサック・ラクタポンパイサーン商業副大臣 (タイ・ラック・タイ党)
アディサイ商業大臣の教育大臣への転出に伴い、商業大臣に昇格するワッタナー・ムァ
アンスック氏の後任
ウィチェート・ガセームトーンシリー運輸副大臣 (タイ・ラック・タイ党)
元運輸副大臣のピチェート・サティラチュワーン氏(タイ・ラック・タイ党)が在任中
に憲法裁判所の評決により政治家資格を失って以来空席になっていたポストへの就任
動く人
ワッタナー・ムゥアンスック商業大臣 (外部/ヂャルゥン・ポーカパン財閥系)
アディサイ・ポータラミック前商業大臣の教育大臣への転出に伴う昇格
ソムサック・テープスティン農業・協同組合大臣 (前工業大臣/タイ・ラック・タイ党)
ソロアット・グリンプラットゥン氏の社会開発・人間の安全保障大臣への異動に伴う異
動
ウライワン・ティヤントーン労働大臣 (前文化大臣/タイ・ラック・タイ党))
連立離脱により職を失うスワット・リプタパンロップ前労働大臣の後任として異動
ピニット・ヂャルゥソムバッ工業大臣 (前科学技術大臣/タイ・ラック・タイ党)
ソムサック・テープスティン氏の農業・協同組合大臣への異動に伴う異動
アヌラック・ヂュリーマート文化大臣 (前社会開発・人間の安全保障大臣/チャート・タ
イ党)
ウライワン・ティヤントーン女史の労働大臣への異動に伴う異動
アディサイ・ポーターラーミック教育大臣 (前商務大臣/タイ・ラック・タイ党)
更迭されたポーンポン・アディレークサーン前教育大臣の後任として異動
ソロアット・グリンプラットゥン社会開発・人間の安全保障大臣 (タイ・ラック・タイ党)
アヌラック・ヂュリーマート氏の文化大臣への異動に伴う異動
タクシン首相は昨日、自身は首相として二期(向こう5年間強)務める意向を再確認した上で、ソ
ムキット・ヂャートゥシーピタック副首相を後継者として考えていることを明らかにしています。
The Nation誌の報道によると、先に教育大臣に異動就任したアディサイ・ポーターラーミック氏に
関しては、教育省の改革に取り組むために次期総選挙まで務めて貰う意向を表明しているよう
です。
今回の教育大臣人事については、テレコム事業で成功したアディサイ氏のCEOとしての手腕
で教育省の改革に臨むと期待する声がある一方で、タイ・ラック・タイ党を資金面で支える資本
家が教育省改革に於いて何等かのメリットを得るのでは無いかとか、中には「これで内閣は名
実共に商工会議所になった」と指摘する声もあるようです。
チュワン・チュワンとリン・フイの二頭のパンダさんは、11月20日からチァン・マイの動物園で一般
公開される予定になっているそうです。
「チャート・パッタナー党との共闘に問題無し 他」
民主党党首のバンヤット・バンタッターン氏は、既に各紙で報じられている内閣改造の内容に関して、
依然国王陛下の認証を経ていない公式な発表ではないとして具体的なコメントを拒否したが、チャー
ト・パッタナー党が連立を離脱したと報じられていることに関しては、同様な認識を示した上で、政府
側から連立に誘っておきながら、用済みとなれば放り出すという、いかにも政府らしいやり方であると
批判した。
一方、チャート・パッタナー党との今後の関係に関しては、何れにしても野党に就くのか中道路線を
歩むのかは同党の意志に委ねることになるが、今後野党と合流する意向があるのであれば、より政
府に対する機能を強める上でも共闘していくことに問題は無く、むしろ大歓迎であるとの認識を示した。
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一方、タクシン首相は今回の改造について、同様に国王陛下の認証を経ていないとして具体的な
コメントは避けたものの、次期総選挙までの最後の一年間を最大限の効率性を持って政策推進に臨
む事を念頭に置いた改造であった事を強調、その上で代表的な例として無駄な時間の浪費が許され
ない教育省の改革を推進するためにアディサイ・ポーターラーミック前商業大臣を教育大臣に割り当
てた事を明らかにした。
また、タクシン首相は、歴代政権の中で最も内閣改造の回数が多いことに関して、決して歴代政権
のようにケーキを分配しあうような改造では無く、国に利益をもたらすことを究極の目的で行ってきた
事を強調、また今回の人事に関してもその見地から最善の人事であったとしたが、国に利益をもたら
す見地から決して今回が任期中最後の改造とは成り得ないと発言している。
* 見ようによっては新任の殆どの閣僚がケーキの分配でポストが与えられ、更にはより多く
の余ったケーキを気に入った人に与えるために他の党の人を追い出した様にも見えますが。。。
「決して落胆はしていない」
連立離脱が確実になったと報道されて以来、報道陣の前に姿を見せていなかったチャート・パッタナー
党党首のスワット・リプタパンロップ氏は昨日初めて報道陣からの質問に応じ、連立離脱の事実を認
めた上で、しかし地元であるナコン・ラーチャシーマー県の住人からも勇気づけられる支援を貰ってお
り決して今回の措置に対して落胆はしていないことを強調した。
また、今後の方針に関しては、今後も自党の政策を訴え続けて行く覚悟に変わりは無いと語ったと
伝えられるが、野党と共闘していくのか、それとも中道を歩むのかについては報じられていない。
一方、党内に於いてスワット党首に対する求心力が著しく低下しており、党離脱に動く者や不協和音
が聞かれると噂されていることに関して、同党副党首のプラチャティパッタイ氏は、これまでに党員に
対して充分に自己の考えを表明する場を与えてこなかったために党の幹部や執行部に対して不満が
鬱積し、中には自身の考えに近い別の党への移籍を考えている党員が居ることを認めた上で、今後
これら諸問題の解決を目指し、党内の風通しを良くするために11月11日に党会議を招集する意向を
明らかにしている。
「一時的な援助ではなく貧困問題解決の為の投資である」
タクシン首相は昨日放送された定例政見ラジオ放送の中で、就業困難な貧困家庭の児童に対する学
費援助政策に関して、これは一時的な資金援助を志すものではなく、2-3年に渡り学資を投資すると共
に、同時に貧困問題の解決をも目指すものであるとした。
その上で、就学援助の為に政府から支給される学費は、大物一掃行動政策の一環として年間100億
バーツ収益金が見込まれる闇宝くじの方式を採用した新宝くじからの収益金から拠出される予定になっ
ており、本来地元の大物(タクシン首相はゴッド・ファーザーやゴッド・マザーを意味するヂャウォ・ポー、
ヂャウォ・メーという単語を使用)の懐に入り、そこから汚職当局者の買収に支払われていた資金がその
まま貧困問題解決の為の資金として投下できることの政策上の意義を強調した。
タクシン首相によると、新宝くじの収益金は就学困難な児童支援の為の基金及び身体障害者、エイズ
感染者及び高齢者等の援助が必要な者を支援するための基金の二つの基金の積み立てに使用され
るという。
内閣改造に関しては本日中に国王陛下の認証がされ次第、公開される予定になっているようです
が、既にマスコミ各社が微妙に異なる予想を立てており、特に注目される教育大臣に関しては外部
からパーロン・イサラスナウォ・ナ・アユッタヤー氏を迎え入れるのではないかとするマスコミがある
一方で、タクシン首相に一番近いiTVとタクシン首相と一番仲が悪いネーション・チャンネルではア
ディサイ現商務大臣が教育大臣に就任し、一時期閣僚ポストを失うと見られていたCP財閥系の
ワッタナー商業副大臣が商業大臣に昇格することがほぼ確実であると報じ、その後各マスコミも同
様な見方を伝えています。
また、iTVやネーション・チャンネルでは、チャート・パッタナー党のスワット党首が務めていた労働
大臣のポストに、これまで国務副大臣への異動が確実視されていたサノ・ティエントーン党最高顧
問の夫人でもある現文化大臣のウライワン・ティヤントーン女史が就くこと、またソロアット現農業
大臣が現在チャート・タイ党員が座っている社会開発・人間の安全保障大臣への異動が、また農
業大臣にはソムサック現工業大臣が就くことがほぼ確実であると報じています。(0:00
TST)
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本日付の朝刊各紙に消息筋からの情報に基づいた、「ほぼ」確定的な閣僚人事リストが掲載され
ています(詳細は各紙のHP等をご参照下さい)が、とりわけ副首相に外部から新たに最高行政裁
判所次長(タイ語ではローン・プラッターン、英語ではVice
Presidentという単語を使用して報道)の
ポーキン・パラグラ(ポーキン・パラグンと読むかもしれませんが、英語報道の記述に基づいていま
す)氏が目を引いており、政府内の法制面での強化を狙った人事と見る一方で、元内閣秘書官(官
僚)だったウィサヌ・クルゥアンガーム副首相と業務面で重複する可能性も指摘できるため、むしろ
内閣秘書官として歴代政権と行動を共にしてきたウィサヌ氏の事を100%信用していないタクシン首
相が同氏の動きを牽制する意味合いも込めて起用したとの見方(ネーション系等)もされているよ
うです。 (9:30 TST)
「一党独裁政権に踏み切ることはない」
野党連合最高顧問のヂュリン・ラクサナウィシット氏(民主党)は、タクシン首相が昨日までに内閣改
造を終え国王陛下による認証手続きに入ったことに関して、首相不信任決議案提出可能議席数の
絡みもあり、おそらくチャート・タイ党を政権内に取り組み、一党独裁政権の樹立に踏み切ることは無
いであろうとの認識を示した。
また、連立政権離脱が噂されているチャート・パッタナー党に関しては、仮に事実であったとして今
後同党が中道路線(ボットバート・ペン・グラーン)を歩む意向であれば、その意向を妨げるつもりはな
いと断った上で、民主党を初めとする野党連合はいつでも同党と行動を共にする用意があるとした。
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一方、元iTVのニュース解説者としても知られるチャート・パッタナー党のスパープ・クリークヂャーイ
報道官は昨日、タクシン首相の代理人からスワット・リプタパンロップ氏宛に電話があり、次期内閣人
事に於いてチャート・パッタナー党の党員を除外した旨連絡があったことを明らかにし、事実上連立離
脱を認めた。
同氏によると、連立離脱は既に党内では織り込み済みになっており、現在民主党等と共同で野党と
して活動していく体制を整え始めているという。
尚、昨日23時までにスワット党首からの直接のコメントは聞かれていない。また、連立離脱に至る経
緯に関しては、ノンタブリー県に於ける補欠選挙が引き金となったとの見方を伝える報道も見られるが、
同党側からは明らかにされていない。
「動物違法取引問題 - 法制面の強化が必要」
タクシン首相は昨日、野生動物の違法取引が相次いで摘発されていることに関して、これら違法行
為が長年野放しになっているのは、当局側が摘発を怠ってきただけでなく、現行の関連法では罰則
が軽く、また資金洗浄取締法による資産差し押さえの対象にもなっていないなど、決定的な抑止力
が存在していない事が背景にあるとの認識を示した。
その上で、タクシン首相は今後これらの違法行為に対して厳格に法を執行し、同時に職務遂行を
怠った当局者に対して処罰を下す上でも動物等の違法取引を規制する法律等の法制面での強化
が必要であるとして、今後検討を重ねていく意向を明らかにした。
「政府情報センター111」
情報通信技術大臣のスラポン・スゥプウォンリー氏は、19の省庁の情報技術関連担当者が集まったセ
ミナーの席上で、来年一月からサービスを開始する予定になっている電話番号1111にかけるだけで国
民が全ての省庁にアクセスする事ができる政府情報センター(スーン・コームーン・パーク・ラット)構想
の概要を明らかにした。
同氏によると、正式名称は1111コール・セーントゥー・パーク・ラット(1111Government
Contact Center)
となり、当初計画では国民からの電話による問い合わせの応対をし、必要に応じ関係省庁の関連部署
に電話を回送するオペレーターとして人員約300人を配置する予定で、開設後は国民から政府への陳
情も受け付けていきたいという。
また、当初計画ではサービスを受けるための電話代金は固定電話からは全国一律3バーツ/回で、携
帯電話からの問い合わせに関しては通常の事業者との間の契約通話料金がかかる予定で、また将来
的にはインターネット等の他の媒介手段によるサービス提供も検討して行きたいという。
速報
タクシン首相は本日昼過ぎまでに、異動等を含め新たに閣僚ポストに就く人物の名前を記したリス
トを国王陛下認証手続きの為に提出した模様。
尚、人物名等は明らかにされていませんが、タクシン首相はこれまでに、外部からの招聘1人及
び閣僚経験者の新任や元の担当省に配置換えされる閣僚を含め合計で12の閣僚ポストに異動が
あり、またプラチャイ・ピヤムソムブーン副首相に関しては直接同氏に対し、今後より国家レベル的
な重要な仕事をしてもらう事を申しつけた事を明らかにしています。
また、チャート・パッタナー党関連に関しては明らかにされていません。
(12:20 TST)
タイ国内の新聞報道は多分に客観性に欠ける部分が多いのですが、とりわけ主観的な報道が目に
付くThe Nation誌の本日付一面に"Cabinet
Reshuffle - Chart Pattana to be dumped"という記事が
掲載されていましたが、4面の続き記事のタイトルでは"Chart
Pattana may be excluded from govt"
となっていたりします。
同誌を含め複数の新聞報道を読む限りは、チャート・パッタナー党が次期内閣改造において閣僚
ポストを失い連立離脱が決定的になるのではないかとの観測がされているようですが、何れにして
もコンファームは取れていない状況には変わりはないようです。
一面を飾るヘンテコリンな写真と、それを囲む蛇がとぐろを巻いて踊っているような訳のわからない
タイ文字のイメージが強いせいか、何故か「超過激」な新聞と見られがちですが、実際には香港や
台湾のそれと比べるとびっくりするくらいモラルに溢れ保守的で(笑)、また掲載される事件も文字に
アルファー・ニューメリックを使用している某言語圏の一般新聞よりもヘンテコリンだったり猟奇的だっ
たりしないタイの大衆紙だったりするわけですが、本日付のThe
Nation誌によると水曜日付のタイを
代表する大衆紙タイ・ラット誌一面に掲載された若い女性が上半身裸で踊っている写真が、実はや
らせだった疑惑が持ち上がっているようです。
因みにこの記事は地方の契約記者が書いたらしいのですが、大衆・高級を問わず地方の契約記
者が書いた社会面系の記事にはやらせや捏造が多いのも確かだったりします。
本日付各紙の報道によると、昨日開かれた都市計画に関するセミナーの席上で、サマック都知事
は近県のノンタブリー県やパトゥムターニー県等に近郊都市開発ニュー・タウン(ムゥアン・マイ)を
建設する構想があることに関して、バンコクに於ける住宅密集、交通、環境問題解決にも貢献でき
るとした上で、本腰を入れて環境問題と取り組むために、地上交通は全て定期公衆バスとタクシー
及び電化された新大量輸送システム(ラボップ・コンソン・ムワンチョン)に限定され、その他の車輌
は全て地下トンネル(クットウモーン・タイ・ディン)を通行させるべきであるとの夢のような提言をし
ているようです。
何となく、タクシン首相が昔首都圏交通問題担当副首相として華々しく登場した時の発言集を思
い出してしまいました。
「内閣改造 - あと二日以内」
タクシン首相は昨日、内閣改造(*)作業の進捗状況に関して、ほぼ最終段階に来ており、来る土曜か
ら日曜までに国王陛下による認証手続きに入る予定であることを明らかにした。
またタクシン首相は、今回の改造に於いては適材適所のポリシーに基づき担当省庁を異動する者
を含め幾つかの閣僚ポストに異動がある事を明らかにしたが、唯一教育省に関してのみ政府がトッ
プ・プライオリティーに掲げている教育改革や省内の改革を進める上で適切な人材を配置したことを
明らかにするに留め、その他の詳細に関しては明らかにしていない。
一方、チャート・パッタナー党の事物が閣僚として残るのかとの記者団からの質問に対しては、全て
は公表された内容を見れば判ることと述べるに留め、詳細に触れることは無かった。
尚、チャート・パッタナー党党首のスワット・リプタパンロップ氏(現労働大臣)は昨日までに、既にチ
ャート・タイ党党首のバンハーン・シルパアーチャー氏と同様に首相と内閣改造に関して話し合いを
行っていることは認めたが、自党が政権内に残るのか否かに関しては、何れにしても全ては首相自
身の決断に委ねられることであるとして、コメントを避けている。
* また、昨日には教育大臣へ異動との噂もあるプラチャイ・ピヤムソムブーン副首相やゴーン・タップ
パランシー副首相が首相に呼ばれ首相の執務室に向かうところが目撃されていますが、それぞれ
内閣改造関係の打ち合わせではなかったと否定しています。
因みにNation誌等は文化大臣へ異動するのではないかと予測しているようです。
「タイ政府としても大歓迎」
タクシン首相は、アーナン・パンヤーラチュン元暫定首相が、国連(*)のアナン事務総長の招聘を受け、
国連問題に取り組む重要な勉強部会の座長に就任した事に関して、外交問題に通じ、また問題解
決能力に優れているアーナン氏のこの度の座長就任は、タイの国民全員が納得・歓迎できるもので
あるとした上で、タイ政府としても就任を大歓迎し、今後あらゆる面でアーナン氏の座長としての活動
を支援して行くとした。
「監視対象ブラックリストに新たに200人強の大物を追加」
ワンムーハマッドノー国務大臣は、昨日までに防衛省から新たに大物一掃行動(*)に関わる監視対象
となる大物約200人強(報道により200-300人)が提出された事を明らかにした。
新たに提出されたリストに記載された人物の多くが、これまでに各県の当局者が彼らの権限で摘発、
監視に乗り出すことが出来なかった、若しくは具体的な証拠が無くブラックリストへの掲載が保留され
ていた軍関係者やビジネスマン等で、従来使用されていた3,000人強が記されたブラックリスト(*)を補
うものとなる。
一方、新たに報告された大物の中に政治家に近い人物が居るか否かに関しては明らかにされてい
ない。(一部報道では政治家が含まれるていると認めたとする報道もある)
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ウィラッ・ムシガポン国務大臣常任補佐官は昨日、バンコク都内に於ける大物一掃行動の進捗状況
い関して、既に80%を達成している事を明らかにした上で、とりわけバイク・タクシーからみかじめ料や
所場代を徴収していた大物の殲滅に成功した事が大きく貢献しているとした。
しかし、特に違法賭博場を開帳している大物に関しては、その多くが圏外に逃亡してしまっているた
め依然摘発至っていないという問題も同時に指摘している。
「来年中の違法テープ・CD完全殲滅宣言を目指す」
商業副大臣のワッタナー・ムゥアンスック氏は昨日、これまでに違法テープや違法CDの80%の制圧に
成功した事を明らかにした上で、来年中に全土に於ける違法テープ・CDの完全制圧宣言を目指す意
向を明らかにした。
同氏によると、来年中旬までに違法テープ・CDの製造を取締り、より摘発を容易にさせる法律が整
備され、またこれら違法行為に対する罰則規定も厳格化されるため、全土一掃がより現実的になるで
あろうという。
本日各紙の報道によると暫定首相を二回勤め、今でも最も国民から愛されている歴代首相として
も知られるアナン・パンヤラチュン氏が、アナン国連事務総長の要請を受け、テロや脅威に対する
国連の今後の方向性や国連憲章の改訂を睨んだ勧告・提言を国連事務総長に行う為の勉強部
会の座長に任命された様です。
Bangkok Postの記述によると、Panel
on Threats, Challenge and Changeと名付けられたこの勉強
部会には元国連難民弁務官の緒方貞子氏や元ロシア首相のイフゲイ・プリマコフ氏等と言った世
界の著名且つ顕著な実績を上げた人物16人が参加することになっており、またNation誌の記述に
よると来年8月の勧告・提言期限までに少なくとも4回の会合が持たれる予定になっているようです。
最初から結果が見えているのか、それとも対象となる層を刺激することを懸念した政府側の圧力
があったのか、何故かタイ語報道では殆ど報道されていない、タクシン首相がスチャート財務大臣
に相続税の検討をするように命じたらしいとする報道に関して、本日付のBangkok
Postによると
スチャート氏側は、国家収益面からも対象者が少ないらしい(!)相続税よりも所得に応じた累進
課税や資産・不動産税の方が現実的であるというような発言をしているようです。
「経済関連違法行為を行う下院議員や政府関係者もリスト化すべき」
ヂャンタブリー県選出の上院議員であるプリーチャー・ピターノン氏が委員長を務める上院行政委員
会は昨日、ワンムハーマッドノー国務大臣を招致し政府が進める大物殲滅行動(*)の進捗状況に関
するヒアリングを行い、席上でワンムーハマッドノー国務大臣より3,000人強居る国務省の作成したブ
ラックリスト(*)に記載された人物の内、決定的な証拠があり現在摘発に向け動いている対象者が
1,411人、既に逮捕された対象者が465人、今後も摘発を視野に捜査を継続している対象者が1,043
人居ることが明らかにされた。
また、麻薬撲滅戦争政策(*)に絡み、県知事や警察署長クラスの人物と関係しているとしてブラック
リストに掲載されている4-5人の軍部の高官クラスの人物に関しては、今後タムマラック防衛大臣の
協力を仰ぎ摘発に結びつけたいとしている。
一方、上院行政委員会側の調査によりインサイダー取引等により株価を操作する事により、不当な
値上がり益を得るなどの経済犯罪に関わっている者の多くが政府関係者の兄弟姉妹や非常に近い
関係にある官僚だったり、また中には政府関係者の顧問であったり下院議員であったりする者がこ
れらの犯罪行為に関わっている事が明らかになっているとして、今後これら経済事犯に関しても「大
物」として摘発を行うべきでは無いかとの提案に関して、ワンムーハマッドノー国務大臣は下院議員
等がこれらの経済犯罪に関わっているとの上院の調査結果に対しては同様の認識を示したものの、
決定的な証拠が無いとして取締の対象者としてリストに掲載し摘発に動けるような状態では無いと
の認識を示している。
「内閣改造完了は今週中」
タクシン首相は昨日、内閣改造(*)の進捗状況に関して、11月10日から12日の日程でミャンマー国内
で開かれる隣国四ヶ国首脳会議出席までに改造作業を終えたいと語り、事実上今週一杯で改造作
業を終えたい意向を明らかにした。
また、一部報道によると、一昨日開かれた定例閣議終了後の閣僚との昼食会の席上で、タクシン
首相が全閣僚に対し今週中にバンコク圏外への出張を避けるように申しつけていたとも伝えられ、
マスコミの間で、改造の概要がまもなく明らかになるとの憶測が飛び交っていた。
タクシン首相は、内閣改造に関してマスコミが有ること無い事をかき立てている現状に注文を付け
た上で、改造はあくまで効率性と業績を重視したものになり、その観点から人によっては当初担当し
ていた党の担当に戻す事も検討されていることを明らかにしている。
また、タクシン首相は昨日の会見の中で、一部マスコミで噂になっているコンサック・ワンタナー空
軍司令長官(空軍大将)の閣僚入りは検討に入っていない事を明らかにした上で、タイ・ラック・タイ党
比例代表区選出下院議員のセーッター・ターナッヂャー大将が、党の幹部党員の一人として検討の
対象に入っていることを明らかにしている。
* 尚、改造の概要は、国王陛下の認証が終了するまで公開されない予定になっているようです。
「まだ両党連立の時ではない」
一昨夜、民主党幹部党員やタクシン首相、更にはチャート・タイ党党首のバンハーン氏らお歴々出席
の元で開かれた、セート・ナンことサナン・カチョンプラサート元民主党幹事長の長女の結婚式の席上
でタクシン首相と憲法裁判所によるクロ裁定により政治活動を禁止されて以降も表裏に渡って民主
党を初めとする政界に影響力を持ち続けるサナン氏が親しく会話をする場面が目撃され、タイ・ラック・
タイと民主党との間の連立や政策共同に関して何等かの話し合われていたのでは無いかとの憶測
が飛び交っている事に関し、タクシン首相は昨日単なる普通の日常会話だけだったとして憶測を否定
した上で、現状では依然両党が連立したり共同作業に取り組む時期には至っていないとの認識を示
した。
一方、同じ結婚式に同席した前民主党党首のチュアン・リークパイ氏(前首相)も、連立云々等に関
しては現党首とタクシン首相との間で話し合われる問題であると断った上で、両者の会話は重要招
待客と主催者側との間の通常の会話であり、政治や連立云々とは関係なかったとの認識を示してい
る。
「知的所有権侵害行為の摘発強化を継続させる」
商業副大臣のワッタナー・ムゥアンスック氏は、一部でAPEC会議が終了したとたんに取締が緩くなっ
ていると指摘されている知的所有権(*)侵害問題対策及び取締の強化を今後も緩めることなく継続さ
せる意向を再確認した。
また、同氏は特に取締強化地区に於いて、依然違法な取引行為が確認された場合は、当該地区を
管轄する当局自体の責任を問うという方針にも変わりが無いことを強調している。
一方同氏は、一昨日パンティップ・プラザ内で侵害CDの販売行為の摘発の為に囮捜査を行っていた
配下の取締要員が、違法CDを販売していた者を事情聴取の為に連行しようとしたところ、周りに居た
他の販売員等20人以上に取り囲まれ暴行を受ける事件が発生したことを明らかにした上で、このよう
な無法な事件は、国の名声を傷つけるだけでなく、最も重要なのは商務省側が一度も規制を緩める
意向を表明していないにも拘わらず、職務の遂行を怠った所轄署であるパヤタイ署や首都圏警察本
部の職務怠慢がこの事件を誘発したということであると語り、警察当局に対する不満を口にした上で、
今後所轄署の対応に真剣さがかけるようであれば、商務省側で実態を調査した上で、当局側に取締
を強化するよう圧力をかける意向であるという。
* ということで、次期内閣改造を睨んで、実績作りに励んでいるのか、更迭の噂がされている動物違
法取引・屠殺問題で発言機会を増やしているプラパットさんと同様に、知的所有権問題での発言機
会を増やしているタイ最大の財閥であるヂャルゥン・ポカパン財閥(CP)系のワッタナーさんだったりす
るわけですが、一部報道によると次期商務副大臣には、よりCPの総帥であるダニンさんに近い娘婿
が就任するとの見方が濃厚になっているようですね。
The Nation誌の一面によると、タクシン首相は昨日の閣議開始に先立ちスチャート財務大臣に対し
て、タイ国内の激しい貧富の差の元凶であると言われて久しい相続税の法制化の検討に入る様
命じたようです。(総選挙を意識したのか、既に主要な資産の殆どを息子や長女名義に移転してい
るタクシン首相は、自分の資産に相続税が科せられても、問題ないというような発言までしているよ
うです)
まぁ、これまでにも色々な素人受けを狙った政策や法制化の検討を命じているタクシンさんですが、
その多くが検討部会設置との報が為されて以来全く進捗していない現実や、僅か600バーツの過料
が支払えずに服役している者がいる一方で、悪いことをして蓄えた資産を担保に仮釈放される大物
殺人容疑者も居るという現実にも目を向けるべきだとは思います。
因みにタクシンさんを「資金面」を含めて支持している主要な層が、外国主導で行われつつあった
自由化を含む経済改革で既得利権や既得資産を失いたくない、必ずしも貧富の格差問題には積極
的ではない大金持ちな皆様だったりしますね。
という事で、個人的には今回の(他人の言を通して伝えられた)法制化実現にはかなりの曲折があ
ると思っております。
このページでは取り上げていなかったのですが、先日バンコク隣県のノンタブリー県内でトラさんや
熊さんや森の人オラウータンさん等の希少動物や取引が禁止されている保護動物さん達を国内や
中国向けに残虐な方法で屠殺し、販売していた業者が逮捕されたのですが、今日のBangkok
Post
の報道によると、天然資源大臣のプラパットさんが、この手の違法取引を根絶させるためにもより現
行より厳しい刑罰で臨むべきであるとして法改正の必要性を訴えています。
希少動物の違法取引や屠殺に関してタイ国内の法律では、禁固刑及び罰金刑が科せられる規定
になっていますが、多くの場合最高4万バーツの科料の支払いで釈放されており、先にタクシンさんと
仲が悪いようで、本当は仲が良いんだけど、やはり仲が悪いことで知られる毒舌家のプロドラソップ
元森林局長が「こんな奴らは死刑にしろ」と吠えていました。
この事件に関しては、救出された2歳のオラウータン君が、その後死亡してしまうなど、個人的にも
心が痛む事件でもありました。
一方、同じBangkok Postの報道によると先に救出された、ラオス経由でヴェトナム等(Post誌は中国
と記載)へ食用として輸出される予定になっていたワンちゃん800頭強が救出された事に絡み多くの
食料や医薬品が篤志家や動物擁護団体の方から届けられているそうです。
これまでに死亡ないしは逃亡した40頭にワンちゃん達を除く、現在地元の畜産局の保護下にある
ワンちゃんたちの為に、食料費だけで一日5千バーツかかっているそうです。
The Nation誌の報道によると今週の金曜日から、マッサージ・パーラーや古式マッサージ店における
外国人違法就労、売春行為、当局者による汚職行為の摘発を強化するために、四つの地域に分け
抜き打ち査察を核とした集中取締に乗り出すそうです。
因みに、この集中取締を取り仕切っているのは、先にサービス中の抜き打ち査察も辞さないと発言
していた社会規律引き締め政策の提唱者であるプラチャイ・ピヤムソムブーン副首相だったりします。
「タイ人女性に日本行きを思いとどまるよう警告」
女性及び児童の人身売買に関わっている大物取締小委員会の委員長を兼務する社会開発・人間の
安全保障省(*)副大臣のウィラサック・コーワスラット氏は、日本に行ったタイ人女性が売春及び違法
入国の容疑で逮捕された最近の事例を紹介した上で、日本の当局が現在特に売春目的で入国する
女性が多いと考えられている国や日本国内で殺人等の凶悪犯罪を犯す者が多い国を中心に滞在外
国人の取締を強化している状況に鑑み、タイ人女性に対して当面日本行きを思いとどまるよう警告し
た。
同氏によると、タイ人女性の多くが不法滞在で摘発されている、その多くが日本語を学ぶために日
本に来たと主張しているという。
また、同氏によると、今後これらの問題の元凶となっている人身売買組織や労働斡旋詐欺組織の
摘発及びその背後に居る「大物」(*)の摘発を強化するたとともに、多くの大物が関わっていると見ら
れている麻薬密売や資金洗浄行為の面からの囲い込みを期すために麻薬取締委員会や資金洗浄
局の協力を仰ぎたいとしている。
「バンヤットさんもオンライン・デビュー」
最大野党民主党(*)報道官のオンアート・クラームパイブーン氏は、昨日開かれた下院議員会議に於
いて、嘗てタクシン首相を首班とする政権によりメディアを利用した言論の場を奪われたことに対抗し
チュアン・リークパイ前党首(前首相)が始めたインターネットのストリーミング技術を利用したオンライ
ン放送を復活させ、新たに民主党オンライン(タイ語名は民主党のタイ語略称を冠しポー・チョー・ポ
ー・オーン・ライ)という名で11月9日から放送を開始し、以降毎週日曜日番組内容を更新させる事で
合意に至ったことを明らかにした。
同氏によると、このオンライン放送は民主党のホームページからアクセスする事が出来、一回目放
送から出演するバンヤット・バンタッターン党首のみならず党執行部のメンバーや下院議員もこの番
組を利用し党及び自己の考えを広く国民に訴えていく場にしていきたいという。
「バブル的経済状況には至っていない」
タイ中央銀行(*)のプリディヤトーン総裁は昨日、昨今の株高傾向や国民の消費状況、また高騰傾向
にある不動産部門など一部の部門で懸念しなければならない材料があるとしたものの、タイ経済全
体に関しては依然バブル経済(パーワッ・フォーン・サブー)の状況には至っていないとの認識を示し
た。
しかし、「危険」を事前に回避するために、タイ中央銀行として今後も経済状況を綿密に監視し、危
険性のある部門に対しては警告や、適切な指導を行って行く予定であるという。
「プライム・タイムから暴力シーンを排除」
職業訓練校同士の抗争事件を初めとする青少年による暴力事件が多発している事を受け創生され
た青少年の暴力に関する対策委員会の委員長を兼任するヂャトゥロン・チャーイセーン副首相は、昨
日の閣議に於いてプライム・タイム(同副首相の言のまま)を設定し、この時間を青少年向けの啓蒙
番組に振り分ける事で合意に至ったことを明らかにした。
今回の決定により、来年1月より政府・国家系放送局及び同系放送局の電波の使用許可を受けてい
る各局は(という事は、iTVを除く全ての地上派局という事を意味しているかもしれません)、毎日18:00
から22:00までの時間枠内に於いて戦闘や喧嘩等の暴力シーンの排除に努めると共に、同時間対枠
の最低15%を青少年を支援し、青少年の家族に対する理解を深めさせる為の番組に割り当てる事に
なるという。
「犬食家は狂犬病の危険性が伴う事を留意すべき」
公共保健省病害対策局のヂャラン・タルゥナウティポン局長は、犬食の習慣が依然あると言われる
一部の地域の住人達の間で、犬食は精力増強に聞くと一般に信じられている事に関して、これは単
に肉に含まれるプロテイン(タイ語は英語記述に基づく)成分の摂取により、そう感じるだけで、実際
には科学的には全く根拠の無いものであるとし、むしろ犬食を好む人たちに対しては、食べて幸せ
に感じと同時に、狂犬病(ローク・ピット・スナック・バーまたは簡単にローク・スナック・バー若しくはロ
ーク・マー・バー)という恐ろしい病気に感染する危険性と隣あわせに居ることを留意するべきである
と警告している。
更に同局長は「営利的目的で犬の取引(多分ここでは、犬食用に外国に犬を輸出する行為の事を
言っていると思われます)をする者が僅かながらあったとしても、歴史的にもタイ人には犬食の習慣
が無かった。個人的な意見として人間の長年の友人である犬を食用にすることを勧めたいとは思わ
ない」と語り、犬食の絶滅を訴えた。
タイ国内では一般的に犬食の習慣は無いとされているが、サコン・ナコン県のター・レー地区を初め
とする東北・北部の極一部の住民の間では犬食の習慣があるとされていものの、タイ国内の法律で
は犬食そのものを禁止する法律が無いため、最近では同県の知事が公衆衛生関連法や食品安全
関連法を盾に屠殺や犬肉の売買の段階で規制することにより犬食の絶滅に取り組んだり、北部のチ
ァン・マイ県のサン・パ・トーン地区では地元の高僧が住民に対して犬食をやめるよう訴えたと報じら
れていた。
また11月2日には、ラオス経由でヴェトナムへ食用として輸出される予定だった犬800頭強が救出さ
れ業者が逮捕され、救出された犬を調べた結果多くが耳にマイクロチップが埋め込まれているバン
コク都内の野良犬を捕獲したものであった可能性が指摘されている事件が発生していた。
「ニゴン氏 - 大いに首相に取り入る」
チャート・タイ党(*)幹部党員のニゴン・ヂャムノン氏(運輸副大臣)は次期内閣改造に関して、タクシ
ン首相をチームのヘッドとし、他のチーム・メンバーが各自指定された守備位置に責任を持ち最高の
結果をもたらす事が義務づけられている選手で構成されるフットボールのチームに喩え、タクシン首
相自身の判断で結果を残した選手が残り、駄目だった選手が交代される改造になるとの認識を示し
た。
その上で、チャート・タイ党からチームに参加する「選手」は、全員与えられた如何なる守備位置で
も最善の結果を残す自身があるとし、同党がどのようなポストでも条件無く受け入れることが出来る
ことを首相は充分に理解し、最善な人事を実行してくれるであろうとした。
「運転手への苦情に集中」
ニゴン・ヂャムノン運輸副大臣は昨日、同省が設けた公共交通機関利用者保護センターが正式開
所以来一ヶ月間で2,051件の苦情が国民から寄せられ、その多くがバンコク大量輸送公社(*)若しく
は同公社が民間に運行を委託しているバスに関するもので、その中でも特に運転手の運転態度に
関する苦情が群を抜いて多かった事を明らかにした。
同氏によると、これまで24時間受付の専用電話番号1584を設け国民から苦情を受け付けた結果、
この一ヶ月間で都バスに関する苦情が74%と群を抜いて多く、以下タクシー、ロット・トゥー、長距離
バスのサービスに関する苦情とつづき、また都バスに関する苦情で格別多かったのが運転手の無
謀運転、無理な進路変更、停留所での停車無視、下品な言葉使い等の運転態度に集中していた
ことから、これまでに関係当局者に実態調査を命じ関係法規に基づく権限に則り1,720人の運転手
に対し事情聴取を行い、72人に対し適切な処罰を下したという。
また、バス路線の中で最も苦情が多かったのが8番路線で、これに関しても既に実態調査を行い
対策を講じているという。
また同氏によると、センターは単なる苦情受付機関ではなく、国民からの苦情に基づき行動を起
こす部門であり、今後も公共交通機関のサービス改善の為に苦情や改善に関する意見を忌憚無く
寄せて欲しいという。
「自殺として処理した当時の捜査チームの不正調査委員会設置を指示」
サン・サルターノン国家警察本部長は、当初捜査により自殺として処理されていたハーントーン・タ
マワッタナッ元下院議員死亡事件に関して、事件発生後4年1ヶ月ぶりに他殺事件であったと判断
された事を受け、事件発生当時に事件の捜査に当たった都内バーン・ケーン署等の捜査チームに
関して、捜査に於いて不正行為や職務怠慢が無かったかを調査する為の専門委員会の設立を指
示した事を明らかにした。
その上で、サン本部長は先に首相が発言した通り当時の捜査チームがノパドン・タマワッタナッ容
疑者等の殺人に関わった者等から賄賂を受け取っていた可能性が高いとの認識を示した。
尚、ノパドン容疑者はサン本部長の発言に対し、無実である者が賄賂を払ういわれは無いと否定
した上で、サン本部長に対しては、自身が行ったの発言に対しては責任を持つようにと要求してい
る。
* 因みに、ノパドンさんは近々”カウォ・ワー・ポム・カー・ピー・ハーントーン”(He
said I killed brother
Hangtoang)と題された本を近々出版するそうです。(初版300部強)
「ヤソートン県知事 - 住民に所有武器の提出を呼びかける」
ヤソトン県知事のスティー・マーガブン氏は、政府が取り組む国民が所持する武器類の一掃行動に
絡んで、これまでに県内9地区の各警察署に対して、武器一掃行動に取り組むよう指図した事を明
らかにした上で、住民に対して所有している銃や拳銃、銃弾等の銃器・武器類を遅滞なく地元のガ
ムナンやプー・ヤイ・バーンを初めとする地区当局に提出すれよう呼びかけている。
同県知事によると、政府が設けている提出期限の12月15日までに提出すれば罪に問われることは
無いという。
ヤソートン県では、これまでにも各地区当局者や警察当局者が住民に対して猶予期間中に武器提
出を呼びかける広報活動を行ってきているが、住民からの提出は依然少ない水準にあると見られて
きた。
尚、期限の12月5日までに提出していない所有者に関しては、期限到来と共に徹底摘発を開始し
法律に則った厳格な処罰が下されることになっている。
「麻薬リハビリ終了者の79%に再常用の畏れ 他」
麻薬撲滅政策の一環として麻薬を含む薬物常用・中毒者への治療及びリハビリテーション・プログラ
ムを推進してきた公共保健省は、この程これまでのプログラムの効果を調査した結果プログラムを終
えた者の内、79%が再度麻薬の常用に身を染める畏れがあという恐るべき結果が出ていたことが明
らかになった。
同省によると、2003年会計年度(2002年10月1日〜2003年9月30日)に於いて、多くの自発的参加希
望者を含め合計467,398人をリハビリ・プログラムが受け入れ、プログラムを終えた者の内79%が再度
麻薬常用に身を染める畏れがあり、特に麻薬中毒の経験が有る者にその傾向が顕著にみられると
の結果が出ていたという。
この結果を受け、同省は関係当局に対し当該者の監視を強めるよう警告し再常用防止を期してい
るという。
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メー・ホーン・ソーン県内の警察当局は、県内パーイ地区内でギッティワット・セーヂュー容疑者(19)
を囮捜査により密売容疑で逮捕し、ヤー・バー錠2万錠を押収したことを明らかにした。
同容疑者は、密売はある人物から雇われて行っていたと証言しているが、背後にいる人物の供述
には至っていないという。
今回の逮捕を受け警察当局は、パーイ地区内に於ける麻薬密売への警戒を強化するとともに、捜
査範囲を広げ仲介人及び背後にある組織の解明・摘発を急ぎたいとしている。
一方、ガムペーン・ペート県の県都内では家具店を隠れ蓑に麻薬の密売人をしていた大物密売人
が囮捜査により摘発されている。
逮捕されたのはルワム・クルゥアパン容疑者(52)と同容疑者に雇われ麻薬を密売の為に直接囮捜
査官の元に持って現れたシン・サリーワットモンコン容疑者(43)で、かなり古くから麻薬の密売に関わ
っていたと見られているが、麻薬の入手先や背後関係については口をつぐんだままだという。
10月29日付の記事に記した内容と一部重複しますが、本日付のThe
Nation誌に掲載された在日本
タイ大使館付き全権委任大使のゴシット・ピロム氏の言によると、今年だけで約50人の日本国内で
売春を強要されているタイ人女性がAIDSで死亡しタイに遺灰が送り返されており、また毎月少なくと
も2人の強制売春(原記事ではBrothel)から逃れてきた女性が大使館側に援助を求めに訪れている
そうです。
また、日本人男性との結婚も、日本特有の男性優位社会に適応し男性側の家族の面倒を見なけ
ればならず苦難が伴うケースが多く、また日本人男性と離婚しても、語学力の関係で最終的に売春
に身を染めてしまうケースも多いそうです。
タクシン首相は、ハーントーン・タマワッタナッ死亡事件に関して、当時事件を自殺として処理した当
局者及び組織への徹底的なメス入れと、今後「職務怠慢」によりこのような事が起こらないよう警察
その物の組織及び文化へのテコ入れを宣言しています。
しつこいようですが、巧い具合に「職務怠慢」により全く捜査が進展していない、某首相の看板企
業の脱税を告発、証言したチッピング・ムゥー暗殺事件の捜査体制にも徹底的なテコ入れをして
欲しいものです。
昨日のタイ国内の報道で、11月31日よる隣国ラオスの首都ビエンチャン市内で爆破事件が発生した
と報じています。
報道によると、爆破は首都の幹線道路に隣接し、また周辺にも政府関連機関のビルもある戦勝記
念塔付近で発生したようですが、死亡者や負傷者に関する情報までは伝えられていないようです。
モン族反政府組織の仕業と思われる爆破、襲撃事件が頻発しているラオスでは、先月19日にはサ
ワンナーケートと首都で爆破事件が発生し、2人が死亡、5人が負傷を負っています。
「副首相の首相代行としての職権を明確化 他」
首相を最高経営責任者(CEO)とする会社経営型政府組織の創生を志しているタクシン首相は、昨日
放送された国民向け定例ラジオ政見放送(*)に於いて、全国75県を7つのゾーンに分け、それをカン
パニーとして、各副首相をそれぞれのカンパニーの代表権を持つ社長に見立て権限・分掌を明確化
させる意向を明らかにした。
タクシン首相は昨日の放送の中で、多すぎて一体何をやっているのかよく解らないと指摘されるこ
ともある、現在7人居る副首相に関して、省庁や関係機関の分掌のみならず、首相代行として全国75
県を大きく7つのゾーンに分け、それぞれに属する県知事の直属の決裁権を有する上司として責任を
明確化させる意向を表明した。
タクシン首相によると、この方針により地方統治に関して自身は今後戦略や方針の制定、各副大
臣の業務の監督及び問題解決のみに関わる意向であるという。
一方、タクシン首相は放送の中でイラクに復興協力(*)の為に派遣されているタイ人部隊に対して、
安全確保上の懸念が指摘されている事に関して、現状では不安な材料は無いとした上で、「軍部に
属するような人間が相手が撃ってくるまで寝て待つような馬鹿なことはしない。当然常にイラク国内
の情勢の掌握に努め安全確保に最善を尽くしている」とし、更に彼らは破壊された学校や病院の補
修、負傷者の手当等というイラク国民を助けるという任務を通してタイの軍隊の名声を高める使命を
帯びてイラクに派遣されていることを強調し、派遣部隊を引き上げる必要は無いとの認識を示した。
「タイ・ラック・タイ党下院議員に収賄疑惑」
タクシン首相は、タイ・ラック・タイ党所属のヤーナデート・トーンシマー下院議員(比例代表区)が便宜
供与の見返りとして広告代理会社に対して賄賂の支払いを要求していたとされる問題に関して、これ
までに直接当人とはこの問題に関して話し合いを行っていない事を明らかにした上で、党関係者に
真相解明の為の調査を命じたことを明らかにした。
この、問題はヤーナデート・トーンシマー氏が観光事業及び公共保健省関連の政府公報受注に便
宜を図る見返りとして270万バーツの賄賂支払いを要求していたとされるもので、要求を受けた広告
代理会社(名前は明らかにされていない)側からの告発で明るみになっていた。
タクシン首相は、調査を命じた党関係者の氏名や調査の進捗状況に関しては触れなかったが、調
査により告発が事実であったことが確認できれば党員であろうとも当然処分を検討することになると
している。
「ノパドン容疑者 - 容疑否認のまま仮釈放」
事件発生当時は自殺事件として片づけられていたハーントーン・タマワッタナッ元下院議員の殺害
に関わったとして一昨日夕方逮捕された、実弟で貴金属アクセサリー販売大手のゴールド・マスター
社(タイ語は英語表記に基づく)のオーナーとしても知られるノパドン・タマワッタナッ容疑者に対する
拘置理由開示及び保釈申請の審査が昨日刑事裁判所(*)で行われ、裁判所側は保釈を認め、同日
実妹でマスコミ各社に対しハーントーンン氏の死亡は自殺によるものでありノパドン容疑者は無実
であると訴えているマンリガー・リーラパン女史が準備した時価6百万バーツ相当のスクムウィット通
りにあるコンドミニアムの土地権利証券及び現金100万バーツを裁判所側に差し出し仮釈放された。
一方、今回の逮捕に関して、アメリカの大学で刑事学を修め警察内では警察中佐(*)の階級にある
タクシン首相は、事件の真相解明に劇的な進展をもたらしたスコットランドの法医学のエキスパート
であるエードリアン・メーティウ(タイ語記述に基づく)氏の鑑定に謝意を表明するとともに、今回の逮
捕は明確な証拠に基づいた物であると確信しているとのコメントを発している。
* もう一つのタマワッタナッ事件になりそうな事件が、アムバサダー・ホテルのオーナー一族の強欲む
き出しの争いで、交通事故にて死亡した(この交通事故に関しても事件であると一方は主張している
ようです)オーナーの意志を継いで資産・経営権を引き継いだと主張している一人息子に対して、死
亡したオーナーとは既に離婚している実母と実妹側が、ホテル等の資産の所有・管理権の確認を求
めているようです。
個人的には、両方とも所詮ばくち打ち上がりの成金一族の資産争いとして、真剣に報道は追っかけ
ていませんでしたが、タマワッタナッー族もアムバサダーのオーナー一族も全員顔に太字大書で
「強欲」と書いてあるような表情をしているのがチョットだけ気になってました。
因みに、現在アムバサダーの息子が支配しているパッタヤーにあるアムバサダー・ジョムティエン・
ビーチホテルは、今年初めに地元に利権を持つ大物マフィアで現在殺人容疑で仮釈放中のガムナ
ン・ポッことソムチャイ・クンプルゥム氏の息子で現観光・スポーツ大臣のソンタヤー・クンプルゥム氏
が盛大な結婚式をあげたところだったりします。(意味深)
昨日、チァン・マイ県メー・レーム地区で行われた太陽光発電試験施設の開所式に出席したタクシ
ン首相等を載せた車列を、政府が進める貧困層への国有地支給政策に抗議する地元住民約200
人が道路を封鎖し通行を妨害する騒ぎとなりましたが、最終的に代理人が住民等の抗議文を受け
取り無事通過できたそうです。
1999年ドーン・ムゥアン地区のサパーン・マイにある市場の利権を握っているタマワッタナ家のハー
ントーン・タマワッタナ元下院議員が死亡し、当局により自殺として処理された事件に関して警察犯
罪抑止局は昨日までに他殺事件であるとして、当時最後にハーントーン氏と一緒に居たとされ、ま
た重要な証言者で、当時から一般の間では最も臭い人物と見られていた実弟のノパドン・タマワッ
タナ容疑者を逮捕しています。
また、犯罪抑止局のゴーシン・ヒンタウォ警察少将によると、警察では少なくとも2人以上の人物
が殺害事件に関わっていると見て、ほぼ人物を特定し証拠固めに入っていることを明らかにしてい
るようです。
尚、ノパドン容疑者に関しては本日9時に刑事裁判所にて拘置理由開示及び保釈の可否の決定
が下される予定になっているようです。
一方、この事件に関わっていると見られる軍部の大物(報道によりセート・エーウォことアカラデー
ト・サシプラッパー大将)の動向監視を強化するようタクシン首相が命じたと報じられていることに関
して、タマラック防衛大臣は、事実を認めた上で、軍部に属する人物の取り扱いに関しては、法律
に違反する行為を行っていた事が明確であれば、警察の捜査を妨げる理由は一切無いとして、当
該人物を警察の事情聴取に応じさせることに協力する意向を明らかにしています。
「あと二週間待ってね」
タクシン首相は、内閣改造(*)の進捗状況に関して、改造自体を行わないことも念頭に置いて、効
率性及び適材を適所に割り当てる為にも決断まであと二週間程度の日数がかかるであろうとの認
識を示した。
また、タクシン首相は、何れにしても異動や更迭を命じられる頭数等に関しては、まだ言える段階
では無いとしたものの、外部や政権内で閣僚を経験したことがある人物を据える可能性を示唆して
いる。
また、ピチェート前運輸副大臣が資産隠し疑惑に対するクロ裁定により政治家資格を失ったことに
より現在ニコン運輸副大臣一人を残し欠員になっている運輸副大臣のポストに関しては、新たに人
材を補充するか、または現在のままで行くかは結論に至っていないと言う。
一方、先に開かれた定例閣議に於いて、ソムサック・テープスティン工業大臣(タイ・ラック・タイ党
副党首)が健康不安が伝えられるスリヤ・ヂュンルンルゥアンギット運輸大臣(同幹事長)の代行を
勤めた事に関しては、単にスリヤ氏が公用で海外に出張していただけだったとし、健康不安や来る
内閣改造とは一切関係ないと語っている。
* 以前チャート・パッタナー党を巡って連立離脱やら一部幹部党員の党離脱やらの騒動があった際
に、最終的にスワット党首と離脱すると噂され本人もそう臭わしていたゴーン党最高顧問が共同で
正式にこれらの噂を否定する会見を開いていましたが、その会見の際に姿を見せなかった党から
の離脱が噂されているプラッチャー副党首(公共保健副大臣)に次期内閣改造で現在スワット党首
が座っている労働大臣のイスが与えられるとの噂がたっています。
とりあえず本人は否定していますが、党離脱の絡みもあり色々と臭う話ではあります。
「直接首相からはまだ知らされていない」
フリーのコメンテーターとして知られるヂャカラポップ・ペンケー氏は、昨日政権誕生以来7回目となる
次期内閣改造に於いて、タクシン首相が同氏を首相府付き報道官(政府報道官)として迎え入れる
事に関心を寄せていると報じられている事に関して、これまで首相からはその様な話を聞いておら
ず、新聞で報道された記事を読んで初めて知ったくらいで、ことにかく驚いていると語った。
また同氏は、仮に新聞の報道が事実であれば、最高の栄誉であるとの認識を示したものの、何れ
にしても自身を報道官に据える真意や職務内容等に関する詳細を聞かない限りは、果たして自分に
報道官の職に就けるか判断できないと語っている。
同氏によると、過去にタクシン首相と会話をした際にタクシン首相から国の為に働く事に興味は無
いかと聞かれたことがあり、そのときの会話が元で先にAPEC会議の際に設けられたエーペック・チ
ャンネルの進行役という大役を任せられたのだと思っていたという。
* と、実はまんざらではないヂャカラポップさんではありました。
「真相解明委員会には外部の参加が不可欠」
タクシン首相は、先にラギアット・スクタナッ元公共保健大臣が医薬品調達汚職に絡み最高裁判所か
ら15年の禁固刑が下された事に絡み、不正調達に関わった公共保健省関係者に関する調査の進捗
状況に関して、依然具体的な関係者等の名前に関する報告は未だ受けていない事を明らかにした
上で、スダラット公共保健大臣に確認した限りでは、既に人物を特定するに充分且つ信憑性の高い
資料が揃っており、近々真相解明委員会での解明作業に入る最終段階にまで来ている事を明らかに
した。
また、タクシン首相は、真相解明の透明性や情実の入らない公平性を担保するためには外部から
の委員参加が不可欠であろうとの認識を示した。
一方、同省政務次官のワンロップ・タイヌゥア氏は、真相解明委員会に関しては全て外部からの人
物で構成されるのが理想的であるとの認識を示した上で、現在公共保健省、法務省両省の大臣が
適切な委員の人選を含め、解明委員会設立に動いている事を明らかにしている。