過去記事
2003年11月11日 〜 2003年11月20日
昨日盛大な式典のもとで引き渡しが行われたThailand
Elite Cardですが、医療、宿泊、査証面
での特典の他に所持者に対しては、転売をしない本人の居住目的という条件で外国人には禁
止されているタイの土地を購入する権利も得られるようですね。
The Nation誌によると多くの申込者が土地の特権に魅力を感じていたらしく、また嘗てチュア
ン政権時代に土地の外国人への販売規制を禁止する法律の緩和を検討していた際に、「お国
の土地を外国人に売るとはなにごだ」と強硬に反対したのが当時野党陣営にいた屈折した愛
国者のタクシンさんだったらしいです。
ということで、タイは政界に限らず「お金持ち」には弱いところがあって、昨日記したTG国内線
での上院議員の機長による強制退去問題も、おそらくお金持ちに弱いという社会風土の中で
上院議員が己の社会的地位を勝手に過大評価していた結果起きたことなのではないかと思
われたりするわけですが、各紙の報道に書かれているように仮にこの上院議員がかなり遅れ
てチェックインしたために、予約していたビジネスクラスがフルになった関係でエコノミークラス
にダウングレードされ、それに抗議するためにドアーがクローズされたあとも席に着席せずに
大声で抗議し、「納得できる説明がされるまでは席には着かない」と語っていたため、機長権
限で降機勧告が下されていたのであれば、むしろTG側の地上職も機長も国際標準に基づい
た適切なアクションを取っていたと考えることが出来そうで、逆にこの措置に対し後日TG側が
非を認め公式謝罪をしてしまったらTGの国際社会に於ける信用失墜に繋がるのではないかと
懸念しています。
TG国内線ビジネスクラスの11番列はTG側の方針があるのか何故かハイソーなタイ人客に
優先的に割り当てられる様になっていると感じているのですが、自分自身がみた感想では、
殆どのハイソー系な皆さんが社会常識をわきまえているのに対し、たまに地元の名士系の方
で、常にちやほやされないと気が済まないようなタイプのハイソーな方は、着陸体制時にシート
を元に戻すようアナウンスされても戻さず、またクルーもそのような行為に寛大な姿勢を見せ
シートを戻さないまま着陸してしまったなんてこともしばしばあり、このような非国際標準な寛容
性も金持ちに弱い社会風土がもたらしているのかななどと思っておりました。
昨日来各局のニュースではサムット・プラガーン県のバーン・プー地区内にある学校の23歳
の英語講師が13歳の教え子を強姦したというニュースをトップにおいて報道していましたが、
各局に電話出演した女性側は、かねてから教え子達の勉強上の悩みにいつでも答えられるよ
う電話番号を教えていたが、被害者とされる男子生徒はとりわけしつこく電話をしてくるタイプ
の生徒で、事件があったとされる日は一緒に映画を見に行って、自宅に連れて行ったところ、
そこで生徒から強姦されてしまったが、生徒の将来もあり告発しないままで居たら、その後も
しつこく電話がかかってきて、それを無視していたら強姦されたと告発されてしまったと語り、
自身が被害者であると反論していました。
とりあえず地元教育委員会側は両者を処分保留のまま、真相解明を進めるとしているようで
す。
「ニュータウン構想の概要固まる」
首相府付き報道官のシター・ティワーリー氏は、バンコク都内に於ける密集問題により起こり得る
問題の解決を目指すニュー・タウン(ムゥアン・マイ)構想に関する会議(議長タクシン首相)が昨
日開かれ、席上でバンコク近県のナコン・ナーヨック県内においてプロジェクトを推進することで
合意に至ったことを明らかにした。
同氏によると、ニュー・タウン構想は、日本の多摩ニュータウン(タイ語でムゥアン・ターマッと書
いてありましたので、多摩ニュータウンの事であると推量しましたが、違っているかもしれません)
に於ける都市計画を標準モデルとして推進させ、また計画の設計・推進及び公共事業を行う事
業主体として新たに公営企業を設立し、6-8年後の完成を目指し、完成後は特別行政区とする
ことで合意に至ったという。
「サナン氏の為にポストを用意」
民主党は党復帰の意向を示唆していた元同党幹事長のサナン・カヂョンプラサート氏に対し次期
総選挙に向け選挙参謀的なポストを用意する意向を明らかにした。
今回の措置に関し同党党首のバンヤット・バンタッターン氏は、先にサナン氏が表明しているよう
に今回の復帰が下院議員としての返り咲きを目指す事を意味することではなく、あくまで党の「手
助け役」として党の活動に参加して貰う事を強調している。
尚、次期総選挙に関しては党執行部等幹部19人が候補者選出を含め担当地域別に準備態勢
に入ったことを明らかにしている。
「ヘロインの経由地が中国からタイに移動しつつある」
麻薬規制取締局北部事務所のピッタヤー・ヂナーワット所長は、ヘロインの密輸状況に関して、昨
今の中国に於ける厳しい摘発の影響で、オーストラリアやアメリカを最終仕向地とするヘロインが
タイを経由地として密輸されるケースが増加傾向にあり、流通量的には過去最高のレベルにある
ことを明らかにした上で、各北部国境地帯の取締当局者に対し警戒、摘発を強化するよう指図した
事を明らかにした。
今回の発表に先立ち北部の第五管区警察本部及び麻薬取締局の当局者等が昨日未明チァン・
マイ県の国境地帯にウィヤ・ヘーン地区のピヤン・ルゥワン村でリス族のマッ・ラオイーパー容疑者
等合計3人を逮捕しヘロイン52塊(総重量18Kg)及びヤーバー20万錠を押収していた。
一方麻薬規制取締委員会チットチャイ・ワンナサティット委員長は、昨日開かれた麻薬との戦いへ
の勝利を期する委員会に於いて、バンコク都内にある372のコミュニティー(多分にスラム的な意味
を含めている)、とりわけクローン・トゥーイ地区内にあるコミュニティーに於いて制圧状態が懸念さ
れる状況であることが再確認された事を明らかにしたが、首都圏警察本部のパーヌッラット・ミーミ
ヤラ警察大佐は、問題が依然あるコミュニティーの内、比較的重要度が高い問題を抱えているコミ
ュニティーは83ヶ所に絞ることが出来、また最も深刻とされるクローン・トゥーイ地区のコミュニティー
に関しては最も深刻とされるクローン・トゥーイに関しては既に24時間体制の監視警戒態勢を引い
ており90%以上の麻薬制圧に成功している事を強調し、12月3日までの完全撲滅宣言までには撲滅
達成が可能であるとの認識を示している。
また、昨日の会議で依然五つの県に於いて麻薬撲滅達成が懸念されていると指摘された事に関
しチャワリット・ヨンヂャイユット副首相は、特に懸念される隣国からの密輸問題に晒されているサッ
ゲーウォ県及びナコン・パノム県に関しては、隣国との経済協力プロジェクトの枠組みに基づき解決
が可能であることから、何れにしても2週間程度での完全撲滅が可能であろうとの認識を示した。
「タイ初の食品安全県宣言県」
タイ東北部スリン県のガセームサック・セーンポート県知事は、政府が進める食品安全追求計画に
基づき四年間に渡り「優れた有機農法でインドシナ半島市場進出への門を開こう」(ガセート・イント
リー・ペン・ルゥト プゥト・プラットゥー・スー・インドーヂーンの意訳)のスローガンの食品安全問題に
取り組んだ結果、この程タイ国内で初めて食品安全宣言の要件を満たしたことを明らかにした。
同県知事によると、必要な予算を投下し有機農法を継続して生産農家に推奨してきた結果が実
り今回の宣言に至ったもので、今後も有機農法を追求し、隣国への市場進出のみならずアメリカや
日本への主要な輸出品目としてタイの経済発展に寄与して行きたいという。
「三ヶ月以内に違法捕獲・取引問題を撲滅」
警察中央捜査局局長のウォンゴット・マニーリン警察中将は昨日、全国を12の地区に分け森林警
察局を中心に天然資源や自然環境及び保護動物の保護に全力を挙げる意向を表明、その上で保
護動物の違法取引の摘発が相次いでいる事を受け、同時に向こう3ヶ月以内に保護動物の違法捕
獲や取引を殲滅させるために警察の戦力を増強し摘発を強化するとした。
タイは多分に人的な部分で融通が利くところがあって、特に本人が望む望まないに関わらす
「偉い人」に対しては妙に融通が効き過ぎちゃったりするわけですが、先日某国日帰り(涙)出
張のために出国手続きを行っていたら、前に並んでいたタイ人の茶髪に染めた今風のお兄ち
ゃんがイミグレ職員から一言二言声をかけられた後にそのまま連行されて行くということがあ
って、「きっと何か問題があって事情聴取の為に連行されたのだろう」と思いながら、自分の出
国審査を終え航空会社のラウンジ(TGではない)に行ったら、そこに先ほどのお兄ちゃんとイ
ミグレの職員がいて、受付のところで予約の変更手続きの様な事をやっていたので、「多分事
情聴取の関係でフライトを強制的にキャンセルさせられていたのだろう」と思っていたのです
が、実はそのお兄ちゃんは、どうやら偉い人の息子さんらしく、イミグレの職員がラウンジのス
タッフにエコノミー席じゃ忍びないからビジネスクラスにアップグレードする様に要求していた
なんて事もありました。
結局、そのお兄ちゃんは搭乗直前に空港関係のお偉方を一杯引き連れてゲートに現れ、最
後に職員等が丁寧なワイで別れをつげていましたが、終止照れ気味といおうか、恥ずかしそう
にしていた実はいい人系なお兄ちゃんが印象的でしたが、そのようにタイではFFP会員云々に
関係なく偉い人系だと、第三者の意向でビジネスにアップグレードされちゃったりするくらい融
通が利いたりするわけですが、本日付の新聞各紙によると、コーン・ケーンへ行くためにTGの
ビジネスクラスを予約していた某上院議員さんが、搭乗手続きに現れるのが遅れてしまったた
めに、ビジネスクラスがフルだという理由でエコノミークラスにダウングレードされ、それに抗議
して暴れまくっていたら、終いには機長判断で搭乗拒否が通告されそうになった事に関して、
TG側が非を認め謝罪をしたという記事がありましたが、話によると機材変更や閣僚クラスの
搭乗が多くビジネスクラスがフルになってしまったという事情もあったようですが、きっとその上
院議員はタイ人ハイソーな社会では、その一員である証明となるらしい国内線ビジネスクラス
の最前列である11番の列にこだわっていたのかもしれません。
民主党に於けるサノ・ティエントーンさんこと、サナン・カチョンプラサート氏が政界復活にかけ
て動き出したようですね。
多分にグレーなイメージがつきまとう、2005年まで政治活動が禁止されている(基本的には
議員資格及び閣僚資格の剥奪)サナンさんですが、次期総選挙に向け選挙参謀として動き出
すことを臭わす発言をしています。
先週のThe Nation誌に掲載された多分に主観的な分析記事では、サナン氏は、タイ・ラック・
タイ党の議席が過半数割れになることを第一目標に、最終的に同党側と連立を組む事を視野
にいれると同時に、若手リーダーのアピシット・ウェーッチャーチーワ氏の党内に於ける露出を
高める戦術で選挙戦に臨むのではないかとしていました。
何れにしても、僅差でチャワリット氏の新希望党に敗れた1997年の総選挙を彷彿とする緊張
感溢れる選挙戦が展開されそうですね。
ということで、プゥンプアン・ドゥアンヂャンの名曲をカバーしたマイ・ヂャルゥンプラのアルバム
を通して流し聞きした感想。。。既に廃盤になっているでしょうし、また決してプゥンプゥアンのカ
バーアルバムという訳でもないのですが、2-3年前に出たドラマ”サーオ・ノーイ・カーフェー”の
サントラ盤で女優のショーイ・シリラックが歌ったプゥンプアンの方が素直なアレンジとエンター
テイメント性両面で優れているかなという感想です。(当時ルークトゥンのコンサートにしばしば
出演していたジョーイは、プロのルークトゥン歌手を尻目にぶれない音程で”これぞまさしくエン
ターテイメント”という感じで歌っていました)
プゥンプアンとは関係ないですが、個人的には、ビューティフル・ボクサーのサントラ盤で意外
性を見せたマイ・ピロムポンにも注目して欲しいところ(何となくBill
Laswellのアレンジの元で演
歌歌手が歌っている的な感じでもありますが。。)。
といいつつ、個人的に最近のお気に入りは人生の為の歌系のスゥ・ブーンレーンの新譜だっ
たりする訳ですが。。。
「甥っ子からのエール - チャート・パッタナー党は野党に徹するべし」
チャート・パッタナー党の創立者である故チャーッチャーイ・チュンハワン元首相の甥として知られ
るナコン・ラーチャシーマー県選出上院議員のグライサック・チュンハワン氏(上院外事委員会委
員長)は、連立離脱に追い込まれたチャート・パッタナー党が於かれている現状について、誰が党
から離脱し、その後誰が政権党であるタイ・ラック・タイ党に移籍しようが、それらは新聞等で報道
されている様々な憶測以上に、本人の政治の世界でより貢献したいという意識がそうさせるもの
であり、政治の世界には付き物であるとの認識を示した上で、しかし政界全般を総覧した場合、
政権党が異常に勢力を拡大しているという現状も指摘できることから、政権党以外の党に関して
は、より牽制機能としての面が要求されることから、今後チャート・パッタナー党を含む野党は、
政権党・野党全ての党に打ち勝つという気概を持って政界に於ける自身の競争力を高めるべき
であるとした。
また、チャート・パッタナー党に関しては、現状では野党としての任務を果たす以外に選択肢が
無く、また野党としての世渡りには長けていないとしたものの、特に同党の地盤である東北地方
に於いて問題が積算されている負債問題や何れ返済期限が訪れる村再生基金政策、更には政
府が新たに提唱する実現不可能な6年以内の貧困撲滅政策等、党が問題に晒されている住民
達の代弁者として取り組むべき問題は山ほどあり、この機会を利用して党の体質強化を図るべ
きであるとした。
一方、一部報道でチャート・パッタナー党からの離党が噂されているナコン・ラーチャシーマー県
選出下院議員のプラッチャーティパタイ・カムシンノーク氏ら5人は、昨日までに党の離党に関して
は今後6ヶ月間スワット党首の党運営能力や、国民の声を政策に反映させる能力を見極めた上で、
今後も党に身を任せるか、或いはそれぞれの信念に従い他党に合流する決めていきたいとの意
向を明らかにしている。
「保険契約件数の伸び率35%を達成」
タイ保険業協会局長のパヂャニー・タナワラーニット女史は昨日、昨今の低金利時代を反映し、
事故保険や生命保険等の保険の新規契約者数が今年8ヶ月間で昨年同期に比べ35%の増加率
を見せたことを明らかにした。
同女史によると、政府の音頭取りで地方住民の保険加入を推進させるために村長等に保険の
加入勧奨を進めたことや、各地の保険代理業者の営業努力だけでなく、低金利時代を受け資金
の運用先として比較的金利が高い生命保険等に対する関心が高まったことが、今回の急成長に
結びついたと見られるという。
「約80%の女性が家庭内暴力が社会問題No.1と認識」
女性関係NGO及び女性の為の財団がこの程行った調査で約80%の女性が家庭内に於ける夫に
よる女性及び児童への暴力問題が最も解決が急がれる社会問題であると認識していることが明
らかになった。
女性の為の財団によると、今年1月から9月までに報告された家庭内暴力(クワーム・ルンレーン
・ナイ・クロープ・クルワ)事例は112件にのぼり、内夫側の暴力により妻が死亡した事例が30件、
妻に重傷を負わせた事例が9件、妻側の自己防衛や反撃により夫が死亡した事例が19件、妻が
自殺した事例が9件を数え、多くが日頃から妻を大切にしない数人の女性と関係を持つ、家庭内
では妻や子供に対して力で押さえつけるタイプの夫による被害事例が多いという。
暴力問題だけでなく被害者側に深刻な心の傷を残す家庭内暴力に関しては、近所や子供の学
校に於ける体面を気にして警察に通報されないケースが多く、また取り締まるための決定的な法
律が存在していないなど、問題に対する社会的認知を高めると共に法整備を含め抜本的対策を
講じる必要性が兼ねてから指摘されてきた。
尚、女性の為の財団は今回の調査結果を受け、政府に対して家庭内暴力問題に対して真摯な
施政で取り組み、同時に多くのケースに於いて夫による暴力の元凶となっている男性の過剰飲酒
問題に対する取り組みを要求する要望書を首相宛に提出している。
「チューウィット氏 抜け目なくキレまくる」
チューウィット・ガモンウィシット氏は、資金洗浄取締局が未成年者を売春が行われることを承知で
自身の施設で雇用していた容疑に絡み、総額4億バーツ相当の当該施設の差し押さえ令状発行
を裁判所に申請したことに関して、これまでのところ裁判所から差し押さえの命令が下されていな
い事を明らかにした上で、資金洗浄局が権限をかさにきて、あたかも自身が裁判所の様な振る舞
いをしなければ、資産調査でも差し押さえでもいつでも喜んで応じる準備があると皮肉り同局側に
対する不信感を露わにした。
更に同氏は、今回の資金洗浄取締局による差し押さえ令状申請を受け、母校であるタムマサート
大学法学部内の施設で11月21日13:30から「資金洗浄関連法に基づく資産差し押さえ」と題された
セミナーを開催、その場で自身に対して不公正な態度で臨んでいる資金洗浄取締局の職務権限
に関する疑問点に関して講演する意向を表明、相変わらずの抜け目なさを見せた。
* 因みに、まもなく発売される(もう発売されている?)Joey
Boyの新譜に入っていると思われる
”Uh.Ahh”とかいう曲は、思いっきりチューウィットさんの関連業界からヒントを得た内容になって
いるようですね。
民主党のシンボルとして長年同党本部の正面に鎮座していた高さ約1.4m、重量約1tのプラッ・メー
トラニー(英字各誌によるとヒンズー教の大地の神)の像を、新しい像と交換するために行っていた
移動作業中に、作業員等が誤って地面に滑落させてしまうという事態となり、「次期総選挙の行方
を暗示する不吉な前兆」ではないかと大騒ぎになったようですが、チュアン元首相(現党最高顧問)
は、これは前兆ではなく、我々に対してやるべき事を気づかせるための警告であると語り、ポジティ
ブ思考で今回の事態を受け止めるよう呼びかけていました。
スリヤ運輸大臣は、現在計画中のスワンナプーム国際空港と都心部を結ぶ地下鉄路線の建設に
関して、既に事業運営主体が民間企業に対し共同投資の打診を行っており、少なくとも空港開業
から1年以内には開通できる見通しであると語っています。
「法人税率3%引き下げに動き出す」
財務大臣のスチャート・チャウォウィシット氏は、昨日一部の新聞で財務省が法人税率引き下げの
検討に入ったと報じられていたことに関して、まだ充分に議論が尽くされておらず、また最終的に
は首相と協議する必要があると断った上で、既に法人税率を現行の30%から3%引き下げ27%にした
場合の効果及び影響に関して調査・検討を重ねるよう歳入局に指図したことを明らかにした。
その上で、スチャート財務大臣は個人的見解として、法人税引き下げにより企業投資がより活発
になり景気拡大を助長する効果があるとの見方を明らかにした。
法人税率引き下げに関しては、先週タクシン首相がタイ工業界で行われた講演の席上で、既に
安定した税収源を確保している現状では法人税を削減し余った一部を企業投資に回した方が理
にかなっているとの認識を示した上で、税率を30%から27%に引き下げた場合の効果・影響の調査
を含め管下に検討をするよう指図する意向を示していた。
「タイ輸出振興会 - 繊維・衣料製品の対日輸出強化を目指す」
タイ輸出振興会(グロム・ソンサルゥム・ガーン・ソーン・オーク)事務局長のヂャンタナー・ブラナル
ゥク女史は昨日、当初目標以上に好調だった繊維・衣料製品部門のおかげで今年9ヶ月間の対日
輸出において14%の増加率を達成することが出来たことを明らかにした。
同女史によると、日本の市場でタイの繊維・衣料製品が受け入れられるために、同会及び関連
業界団体と共同で品質及び技術者のスキル向上に努めると共に生産コストの削減に努めてきた
ことがタイ製品の日本に於ける認知を向上させ、輸出増に弾みをつけたとして、今後も日本向け
輸出を強化すると共に、これを手がかりに世界への市場拡大を目指したいという。
尚、繊維業協会のスチャート・ヂャントラーナーカラート会長によると、依然堅実な需要があるこ
とから繊維・衣料製品部門だけで今期12%の輸出成長率が見込まれるという。
「麻薬大量押収 - 大物麻薬密売人の配下を殺害」
警察麻薬取締局と地元警察当局は、兼ねてからの内偵によりミャンマー国内に潜伏中と見られる
麻薬密造・密輸の黒幕とされるフェーイ・シャガン(タイ語記述に基づく)の配下が、ゴールデン・トラ
イアングル(チョム・ウィワ・サーム・リヤム・トーン・カム)周辺でタイ側の代理人との間で大量の麻
薬類の受け渡しが行われるとの情報が得られた事に基づき、ミャンマー領内から侵入してきた肥
料袋を満載した長尾船の臨検を行い、銃撃戦の末にヤーバー錠28万錠を押収した。
尚、船に乗船していた2人組の男等は、警察との銃撃戦の末に1人が死亡、1人が川に飛び込み
逃亡している。(相手側は爆弾を警察側に投げ入れたが爆発せず、その隙に警察側が発砲したこ
とにより1人が死亡したとする報道もあります)
警察側によると、船に乗船していた2人組はフェーイ・シャガン配下のワー・デーン族組織の関係
者と見られているという。
一方、今回臨検を受けた船が、タイ国内の麻薬密売組織へ引き渡す予定だった麻薬を積載して
いたとされる事に関し、タクシン首相は依然タイ人の一部集団に麻薬取引に関わっている一群が
いるとして、隣国と共同で情報交換体制を密にし取り締まる必要があるとの認識を示している。
* 何故タイ側の代理人に引き渡しているところを急襲しなかったのかという疑問も指摘できそうで
すが。。。
「大物と関わるのは給料が少ないせい?」
チャワリット・ヨンヂャイユット副首相は昨日、大物一掃行動に絡み作成された監視・摘発対象者の
名前を記したブラックリストに警察准尉クラスから同大佐クラスの警察高官の名前が含まれている
ことに関して、現行の警察官の給与レベルが幾分低く、その為に容易にお金を稼ぐ手段として違
法行為や大物と関わりを持つようになるとの認識を示した。
しかし、抜本的対策に関しては、現在首相が大物等と関わりを持たせない為に警察官に対し報
奨金制度等の新設の検討を行っているが、何れにしても解決には時間がかかるとの認識を示し
た。
* 確か1997年頃だったと思いますが、日本から出張できていた化粧品販売会社の40代の女性が
殺害されたのを始め、多くの外国人が警察官により金目的で連続して殺害されるという事件が起
きた時に、同様に警察官の給料が少なすぎる事が原因であるとして、警察官の副業を認めると
いう形で解決を図ったような記憶がありますが、その後どうなったんでしたっけ?
本日付のBangkok PostのBusinessページによると、スチャート財務大臣がタイの健康的な経済状
況に鑑み、現在アジア域内でも最高水準にある30%の事業税を引き下げる可能性を示唆しているよ
うです。
記事の詳細についてはWEBでも参照できますので、ここでは触れませんが、引き下げに絡み財務
省当局者が25%の事業税を課しているシンガポールよりタイは物価が安いので、事業税を引き下げ
る事により充分な競争力が確保できるというようなニュアンスの発言をしているようですが、両国で
ビジネスを経験されている方ならおわかりになるように、根本的に受けられる社会インフラの恩恵の
レベル及び、ビジネスに於ける競争力確保の為に企業が投資せざるを得ない企業インフラのコスト
レベル、それ以上に会社設立から事業税納付までに至る行政サービスの質や速度、担当行政職員
の手続きに対する習熟度・理解度や職務へのモティベーション等あらゆる部分で比較対照せずに、
漠然と事業税率の引き下げと国内物価だけで判断するような浅はかな企業家は一人もいないと思
います。(もちろん労働コストを重視しなければならないメーカー系と商社系では微妙な判断基準の
違いはありますが。。。)
「赤バス運賃の50サタン値上げを示唆」
運輸副大臣のニゴン・ヂャムノン氏(チャート・タイ党)は昨日、赤字運営が続くエアコン無し都バス
の継続したサービス向上を目指すためには現行運賃から50サタン値上げし4バーツにする必要が
あると語った。
尚、具体的な期日に関しては言及されていない。
ニゴン氏は、バンコク大量輸送公社が運営している都バスの内、現在一律3.5バーツという採算
性を無視した乗車運賃でサービスを提供しているエアコン無しのバス(ニゴン氏は直訳すると暑
い車という意味のロット・ローンという用語を使用)部門が抱える累積赤字が深刻なレベルにある
事を明らかにした上で、今後もサービスの質の向上を目指す上では運賃を現行料金から50サタン
上乗せし一律4バーツに値上げする必要があるとした。
同氏によると、これまでにバスの利用者を中心に聞き込み調査を行った結果、多くの都民がサ
ービスの向上が約束されるのであれば4バーツへの値上げに対しては寛容であったという。
一方、利用者からの苦情が相次ぐ民間委託系のバスのサービス改善問題に関しては、今後公
社からバスの運行を請け負う民間業者に対しては、サービス改善・向上の為に資するとともに、
公社と同じ意志を持ってサービス向上に努めさせるために、最低でも2千万バーツの供託金を公
社側に提出する事を義務づける方針を固めたことをニゴン氏は明らかにしている。
また、首都圏交通問題解決の為に、まもなく正式運行を開始する地下鉄や軌道車(ロット・ラーン
おそらく記事の前後関係からBTS線の事を言っていると思いますが、タクシン首相等が提案してい
る都電:路面電車構想の事若しくはそれを含めて言っているのかもしれません)の拡張・新設計画
があることに関しては、新たな選択肢を都民に提供することになるが、公社側としてはサービスの
低下を招くことなく競争力を維持するために、例えば地下鉄の駅とBTS線の駅との間を繋ぐ都バ
スの運行路線の新設や変更等の新たな方針を創生し共存を目指すと共に、都民へ更なる利便
性を提供していきたいとした。
「離党は叔父の政治理念に従ったまで」
先に一度は党首を務めたチャート・パッタナー党に離党届を提出し、今週18日にタイ・ラック・タイ党
への入党届を提出する意向を明らかにしていたゴーン・タップパランシー氏は、今回の離党に関し
ては叔父でもあり、チャート・パッタナー党の創設者である故チャーッチャーイ・チュンハワン元首相
(首相時代はチャート・タイ党党首)の政治理念に従い、また同じく党創立メンバーの一人で僚友で
もあるスワット・リプタパンロップ党首にこれ以上面倒をかけず気持ちよい党運営が可能になる為に
も離党する決心をしたことを明らかにした。
また、タイ・ラック・タイ党への入党に関しては今週中にタクシン首相と相談の上入党届けを出した
いという。
一方、入党届が予定されている11月18日には、午後からタイ・ラック・タイ党の党大会が開かれる
予定になっており、当日にはゴーン氏の他にチャーッチャーイ元首相の跡継ぎ候補の一人とされ同
様にチャート・パッタナー党から離党していたパーナプリー・パヒッターヌゴン氏を伴い入党の意思表
示に現れると見られている。
尚、タクシン首相はゴーン氏と離党以来直接会話をしていないことを明らかにすると共に、党員の
多くが反対することなく入党を受け入れてくれるであろうとの認識を示している。
「違法CDを押収」
警察経済犯罪捜査局局長のスチャート・ガーンジャナウィセート警察大将は、ライ(ト)・ビヨーン社代
理人のアランタポン・プムルゥク氏及びティッポー社代理人のスチャート・マリッソーン氏等からの通
報に基づき一昨夜都内サムパンウォン地区ソンワート通りに近いチャルゥムブリーの駐車場内で営
業しているCD屋台を捜索し、これからタイ国内で公開される予定になっているものや現在公開中の
ものを含め外国映画を違法複製した10,500枚のVCD及び2,500枚のDVDを押収、販売していたサラ
ンヤー・サントーン容疑者(28)及びハヌーガン・ガンハー容疑者(24 何れも女性)を違法CD類販売の
容疑で逮捕した事を明らかにした。
調べによると、販売されていた違法CD類は、マレーシア国内で製造されタイ国内に密輸入された
ものと見られており、今後警察では上部組織の解明を急ぐと共に、捜査範囲を広げ違法CD販売ネッ
トワークの壊滅を目指すとしている。
「ソーイ・ナーナーで火災発生 2人が焼死」
昨日朝6時頃、都内スクムウィット通りソーイ・ナーナー内のパーク・ソーイ内にある5階建て商業用ビ
ル3階から火災が発生、火災はボヤ程度の被害で消し止められたが、逃げ遅れた2人の男性が焼死
した。
火災が発生したビルのオーナーであるバングラデッシュ人夫婦は、近所では毎朝の様に喧嘩をし
ている事で知られ、火災発生当日もいつもの様に大きな声で二人が喧嘩している音が聞こえた直後
に夫婦が住居としているビルの三階から火災が発生していることから、何等かの喧嘩が元で火災に
なったものと見られている。
また死亡したバングラデッシュ人男性1人(オーナーか否かは不明)及びタイ人男性1人は火災発生
直後に上階に避難し、そこから救出を求めていたにも拘わらず、死亡していることから消防当局側の
救助体制の不備を指摘する声も挙がっている。
尚、この火災で都警察消防局の管轄権が先週都に移管されて以来3件の火災が発生(何れもボヤ)
、6人が死亡した事になる。
* 本日付英字2誌等の報道によると死亡したのは何れもオーナーが経営するレストランの従業員で
あるバングララデッシュ人2人で、警察側は漏電が原因で火災が発生したとの見方を強めているよう
です。
「これまでの提出武器類は2,000件強」
国家警察本部報道官のポンサパット・ポンヂャルゥン氏は、一般人の武器所有を禁止する武器所有
に関する法律の改正を受け、10月17日から12月15日までの60日間の有効期間を設け一般人からの
所有武器の当局宛提供を求めてきた結果、提出期限まで残り30日の時点で約2,000件強の拳銃類
及び多数の銃弾類が提出されて居たことを明らかにした。
同氏によると、期限内までに提出されない武器類に関しては、期限到来と共に当局の全戦力を動
員し違法に武器を所有している者の摘発を急ぐとのことで、違反者に対しては最高で20年の懲役刑
が科せられる可能性があるという。
「若者男性の初体験年齢は14歳」
エイズ対策の一環として公共保健省が地方の若者男性の性に関する動向調査を行った結果、初め
て性的関係を結んだ年齢が1996年から1997年に行われた調査では平均で16歳であったのに対し、
最新の調査(2000年から2002年)では平均で14歳と低年齢化が進んでいる事が明らかになった。
この調査は東北部のガーラシン県内のマタヨン5年(日本の高校1年にほぼ相当)に通う男子生徒
に対し3年間に渡りのべ350人に対し聞き込み調査を行ったもので、初体験の相手としては恋人や非
常に親しい関係の人と答えた者が49%、一方マッサージ嬢やカーフェー、カラオケ店等の歌手やウエ
イトレス等の売春を生業にしている人と答えた者は僅か4%だったことから、青少年の間では比較的
性交渉に対し恋愛感情や心の繋がりを重視していることが読みとれるとしているが、一方で初体験
の際に避妊具を使用したかとの質問に対しては僅か24%のみが使用したと回答しており、依然性病
感染対策に対する意識には不安を残す結果となった。
尚、今回の調査では若者女性に関する調査結果は発表されていないが、2002年に青少年精神衛
生研究所が10代の若者女性を対象に行った調査では、初体験年齢が平均13歳で、また10代の女性
で違法とされている妊娠中絶手術を受けたことがある者が30%に及び当時物議を醸し出した。
(9:50 TST 一部訂正)
「最後通牒 他」
タクシン首相は、昨日放送された定例政見ラジオ放送に於いて大物一掃行動の為に作成された
ブラックリストに記載されている1,000人以上のマフィアに対し、違法行為から手を洗い自ら心を入
れ直し生業に勤しむよう再度呼びかけるとともに、これを最後のアドバイスとして意向は厳しい態
度で摘発に臨み刑事案件として処理を進めると語り、事実上最後通牒を突きつけた。
放送の中でタクシン首相は、既に国務省側から作成されたブラックリストに記載された取締対象
とされる大物に関する個人情報の提出を受け、更にリスト上には警察関係者約110人及びその他
の大物1,000人以上の名前が記されていた事を明らかにした上で、非公務員である大物に対して
は、これを最後の機会として違法行為から手を引き心を入れ直す機会を与えるとし、取締にあた
る当局者に対しては、政府の政策の最前線で働いているという誇りを持って、喩え政治家に近か
ろうが大物に対して畏れることなく取締にあたって欲しいと呼びかけた。
一方、タクシン首相は放送の中で、先週信用格付け会社であるムーディースの役員と面談し、
あらゆる資料を基にタイ経済が於かれている状況について説明し、ムーディース側はこれらにより
タイの経済面に於ける力強さ及び安定に対する確信を得ることが出来たであろうとの認識を示し
た上で、近日中にS&Pと同様にタイに対する信用格付け(アンダップ・クワーム・ナー・チュゥア・ト
ゥー)を上方修正するであろうとの認識を示した。
先日イギリスのフットボールチーム”フラム”の買収をマジで考えていたタクシン首相ですが、本
日付けのThe Nation誌によると、実はまだ諦めておらず、最近ではすっかりトゥイ・ティーラパッ
トのパパとして有名になった茶髪なヘアーが眩しいタイ・フットボール選手団長のタワッチャイ・
サッジャクン氏(タイ・ラック・タイ党下院議員)に命じフィジビリティ・スタディーを行っているよう
です。
タクシン首相はイギリスの複数のクラブから買収に関する打診があり、決定次第公表すると
発言しているようですが、何れにしても諸般の事情で(笑)下院総選挙前までには何とか買収に
こじつけたいと考えているでしょうね。
何れにしても、得意な「タイの法律のグレーな部分」を巧みに利用して、経営権は子供や近親
者に移し登記上はタクシンさんの持ち物にはならないなんていうこともありそうですが。。。
先日にはチャート・タイ党のネーウィン氏やソンタヤー氏に関してタイ・ラック・タイ党への移籍の
噂が飛び交ったばかりですが、昨日には新たに同党比例代表区選出で先日文化省の報道官
に就任したばかりの元女優兼司会者のヂャニスターさんにまで移籍の噂が飛び交い、本人、党
を始めタクシン首相までがそんなことはないと否定する一幕がありましたが、一段落するや今
度は、民主党所属の下院議員の内20%が次期総選挙迄にタイ・ラック・タイ党への移籍を選択す
るという憶測が飛び交っていたりしてます。
何となく、これらの憶測は、タイ・ラック・タイ党関係者が意図的に流している様な気もしないで
はないですが、とりあえず一人くらい「タイの政治を根本的に変えてみせる」との気概を持って
チューウィットさんのトン・トラッグーン・タイ党への移籍の道を選択する男気のある政治家が一
人ぐらいいれば、タイの政治はモット面白くなるのかななどと思ってみたりしてます。
「45県で麻薬制圧」
ワンムーハマッドノー国務大臣は、昨年2月1日より麻薬撲滅戦争政策の名のもとで麻薬への勝
利を期する委員会を司令塔として麻薬取締委員会を中心に取り組んできた麻薬及び大物一掃行
動に関わる取締状況のレビューを行い、10月31日までの9ヶ月間の間に45の県に於いて目標の
約99.52%にあたる51,213人の密売及び密造関係者の摘発に成功し、ほぼ完全制圧を達成してお
り、また内25県に於いては最重要容疑者1,876人を摘発、68億9,500万バーツ強の資産を差し押さ
えに成功したことを明らかにした。
一方、今回のレビューに於いては全国を四つの地域に分け11月30日までの全土に於ける完全
制圧を目指し、フルスロットルで取締に乗り出すことで合意、その一環としてバンコクに関しては
国務省の政務次官を総指揮官に、また地方の県に於いては国務省の副政務次官を総指揮官と
して割り当て、また実績が上がっていない県に対しては、中央から取締戦力を派遣し取締を強化
する事で合意に至り、これにより全国各都県から目標期限までに満足できる結果報告が寄せられ
る事が出来るとした。
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今回のレビューに出席したサン国家警察本部長は、第9管区警察本部の管轄圏内であるトラン
県、ソンクラー県及びサトゥン県に於いて大物一掃行動の成果が挙がっていないことに関して、
取締の対象となっている大物の頭数が他県よりも少なく、その中から明確に違法行為を行ってい
る大物を摘発する上では、地元警察戦力だけで充分に対応できるとの認識を示し、先に合意に
至った中央からの戦力派遣の必要は無いとの認識を示した。
一方、北部国境地帯を受け持つ第5管区警察本部の担当区内に於ける麻薬摘発が緩みがちで
完全制圧が不安視されていることに関して、ソムバット・アモンウィワット国家警察副本部長は受
け持ち地区が国境隣接地帯であるとの特異性に理解を示した上で、完全制圧を達成するために
新たな方針で持って取り組み直す必要があるとの認識を示し、中央からの戦力増強の可能性を
示唆している。
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昨日行われた麻薬規制取締局設立27周年を記念した式典でタクシン首相は、麻薬問題は手加
減の無い厳しい態度で摘発に臨むとともに、あらゆる階層が手を取り合って解決に努めなければ
ならない問題であるとの認識を示した上で、政府が勝利宣言の日と定めている12月2日に向け囮
捜査的手法を含め当局者から報告されている制圧状況と実情との食い違いが無いよう調査を進
め「麻薬完全制圧」を確実なものにしたいとした。
一方隣国との麻薬問題解決に関する協力に関しては情報交換及び行動何れに於いても非常に
良好な関係を維持しているとした。
「偽スタミナ・ドリンク製造容疑で摘発」
ナコン・サワン県に隣接するチャイナート県内ワット・シン地区内で昨日、有名ブランドのスタミナ・ド
リンクの偽物を製造していた工場が摘発され、大量のスタミナ・ドリンクのボトルが入った流通用の
ケース、製造用の原料や着色剤の一部などが押収、また所有許可証が発行されていない拳銃2丁
が押収された。
逮捕された業者は事情聴取に対して偽物の製造をしていたことを認めた上で、製造された偽ス
タミナ・ドリンクは主に第三者を通してパトゥム・ターニー県ランシット地区で卸売り様に販売されて
いた他、国境付近を中心に販売されていたという。
「盗難バイクの売買を仲介していた業者を摘発」
首都圏警察本部は昨日、ドーンムゥアン地区内の中古バイク販売店ヂャルゥン・ヨンを、盗難バイ
クの売買を仲介していたとして摘発した。
警察の調べによると盗難バイクは1万バーツ以上の金額で買い取り、車体の製造番号やナンバ
ー・プレートを新しいものに交換した後に販売しており、月によっては30台近くの盗難バイクを中古
バイクとして販売する事もあったという。
「住民の怒り収まらず」
チャワリット副首相の指示で、現在サラッブリー県内のタム・グラッボーク寺に収容されているモン
族系避難民をナコン・ラーチャシーマー県パーク・チョーン地区内にある軍隊基地内に移送する計
画があることに対して、先週地元選出の下院議員等を交えて1万人規模の抗議行動を展開した
地元住民等は、これまでに5万人以上の署名を集め政府に再考を促したにも拘わらず依然政府
側から何等対応がされていないことに抗議し、市内中央市場の中に特設ステージを作り1,000人
規模の抗議活動を再開した。
モン族移転によりもたらされる治安及び衛生面への不安から抗議活動を展開している地元住民
代表のチャローン・ノーイセーン氏は、既に別の場所に存在していた問題を新たな場所に持ち込
むことであるとチャワリット副首相が指示した計画を批判すると共に、今後政府が計画を撤回しな
い限りは、再度大規模な反対活動を展開する可能性があると語っている。
昨日夕方夜ラチャダーピセーク通り刑事裁判所前のバス停から発車しようとしていた206番路線
の都バス(ユーロ2)への飛び乗りに失敗した男性が、バスの車輪に巻き込まれ死亡するという
痛ましい事故が発生しています。
死亡したのは、タイ軍人銀行本社勤務の40歳の男性で、ヂャラン・イヤムスック運転手の証言
によると、バス停から出発の為に既にドアが閉まりかかっている状況で飛び乗りを試みたために、
バスから滑落し後輪に巻き込まれてしまったようです。
何れにしても、要はバスのドアが完全に閉まったのを確認してからバスを出発させるという超基
本的な安全確認の文化がタイのバス社会に常識として根付いていれば防げた事故であったとも
言えそうですが、報道ではその部分にふれず、運転手が逃げることなく現場に残り警察の事情
聴取に応じるとは、なかなかに見上げたヤツだというところを妙に強調していました。(実際に事
故を起こしたバス運転手が逃げて行方不明になるケースが圧倒的に多い)
「タクシノーミックとはタクシンがタクシンのために行うシステム」
民主党副党首のアピシット・ウェーッチャーチーワ氏は、タクシン首相が来期には8%台の国内総生
産成長率(*)が達成可能であると発言していることに関して、国民消費刺激策により達成が可能で
あろうとの認識を示したが、必ずしもポジティブには受け止めていないようである。
この発言はタクシン首相の経済担当記者クラブ創立25周年を記念した「GDP8%達成を目指すタ
クシノーミックを解明する」(報道により2547年度の経済)と題された記念講演に於ける発言を受け
たもので、アピシット氏は8%の達成は可能であろうとの認識を示したものの、これらは政府が進め
る資産の資本化推進計画や違法ビジネス(*)の合法化政策に代表される将来国民の負債を増加
させる為の刺激策により可能になるものであって、決して健全なものとは言えないとした。
その上でアピシット氏は「タクシノーミック」システムはタクシンがタクシンの為にタクシンに対して
行うよう命じるシステムの事で、特定のビジネス集団及び政治集団のみにしか利益をもたらさない
という特別な機能を持ったシステムであると皮肉った。
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タクシン首相は、昨日経済担当記者クラブ設立25周年を記念した「GDP8%達成を目指すタクシノ
ーミックを解明する」と題された特別講演の中で、政府は1997年の経済危機の教訓を基に均衡の
原理を用い、コミュニティーの再生、財源の確保、農産物価格の引き上げ等を施行すると同時に
不動産部門の収益性改善、国営企業の民営化や民営化された国営企業や優良企業の株式上場
の推進、更には国際社会との競争力の確保や国際社会からの信頼醸成に努めてきたとし、また
これから新たに6年以内の貧困撲滅を目指し、国民の抱える負債軽減を目指しタビヤン・コンヂョ
ン(直訳すると貧困証明書)制の導入、手持ち資産を資本に変更し新たに事業を興す機会を与え
る資産の資本化推進計画、貧困家庭に自力再生の機会を与えるメシの種としての土地支給計画
等の貧困撲滅の為の根幹を為す政策の推進を行い、これらにより来期は8%台の経済成長率達成
が可能となるが、政府としては10%台の成長率達成を目指し既に政府の全組織及び職員に対し持
てる能力を最大限に発揮し、最大の成果をもたらすよう要求すると同時に、幹部クラスに対しては
これら政府が取り組む景気刺激策に対して最大の成果をもたらすことがマンデタリーであると檄を
飛ばしたことを明らかにした。
一方、金利水準の見通しに関しては、過去ほどでは無いにしろ2005年度内に適切な水準の高金
利傾向に転じ、以降タイは他の発展途上国を抜いたレベルの発展基調を謳歌することになるとし
た。
また、タクシン首相は昨日の講演の締めくくりで、自身はあと一期、合計二期首相として国の為に
つくし、以降はタイ・ラック・タイ党の人物に首相の座を譲り渡し、家族と共にゆっくりと暮らしていき
たいと語った。
* 因みにタクシン首相系のシン・サテライト社のおかげで昨日イラクにおける復興協力のために展
開するタイ国軍取材の為にタイ初の外国との衛星同時生中継を実現させたiTVのテレビ報道では、
アピシット氏の”タクシノーミックとは”に関する部分はカットされて放映されていました。
「バンハーン氏 - 党移籍に寛容」
チャート・タイ党党首のバンハーン・シルパアーチャー氏は、ローイ・エット県選出タイ・ラック・タイ党
所属下院議員のニラン・ナームゥアンラック氏が報道陣対してチャート・タイ党の幹部党員が移籍す
るらしい語った事を受け、同党所属のブリラム県を中心としたカンボジア国境県に強力な地盤を持
つネーウィン・チットチョープ農業副大臣や、チョンブリー県内に強力な地盤を持つソンタヤー・クンプ
ルゥム観光大臣がタイ・ラック・タイ党への移籍の動きに出るのではないかとの憶測が飛び交って
いることに関して、これまで党員全員に意向の確認を行った結果、その様な考えを誰も持ち合わせ
ていない事ができたとして、憶測を否定した。
しかし、バンハーン氏は総選挙前に移籍を志す者が出るのは政治の世界では普通の事であり、
党として移籍を望む者を引き留める意向は無いと寛大な施政をみせたものの、「詳しくは言えない
が、むしろ他党からチャート・タイ党へ移籍したいとの打診が何件かある」と語り、当然受け入れに
関しても拒む意向は無いとした。
一方、タイ・ラック・タイ党が大勢を占める現在の下院の状況下で、チャート・タイ党等の中規模な
政党が苦難に直面していると指摘されていることに関しては、「逆に記者達に一体何に悩めば良い
のか教えて欲しい」と語り指摘を否定している。
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チャート・パッタナー党に離党届を提出したゴーン・タップパランシー氏は昨日、今月18日14:30に
ウィッパワディー・ランシット通り沿いにあるチナワット3タワー内にあるタイ・ラック・タイ党事務所に
赴き正式に党員手続きを行う意向を明らかにした。
一方、チャート・パッタナー党のスワット・リプタパンロップ党首は、現在党は重要な変革の途上に
あることを認めた上で、党員に対しては自由に未来の政治に対する個人の考えを基に党を離脱し
他党に合流する事に関しては引き留める意向は無いことを再確認した。
しかし、既に一度は移籍を決心した者の中には再度党に残りタイの未来の為に次期総選挙に
党と共に共闘を決心した者も出始めており、今後も場合によってはタイ・ラック・タイ党も含め他党
との連立を構成することはあり得ても党を解党する意向は無いとした。
イギリスの政府御用達系の危機管理コンサルタント会社(ボリサット・プルゥクサー・ダーン・クワーム・
クワームシヤン)であるコントロール・リスク・グループ社が、イギリス政府に対して、タイを中位の危
険地帯とする危機管理情報を勧告したことが昨日までに明らかになった事に関して、チャワリット副
首相は、おそらくJI等の活動エリアに連なる位置にタイが所在しているという事に基づいて、その様な
勧告を発したのだろうが、何れにしてもこの会社はタイ政府が施行しているテロ対策等の安全保障に
関わる活動等に関する詳細な調査を怠った事は間違いないと語り、勧告を一笑に付しています。
「辞表を出せ」
タクシン首相は昨日、政府が取り組む大物一掃行動に基づく、大物摘発に積極的ではない県レベ
ルの責任者に残された道は、自らを省み辞表を提出することしかないと語った。
この発言は、大物一掃行動に関して依然幾つかの県に於いて大きな成果が上がっておらず、中
央から当局者を派遣し取締を強化せざるを得ない状況にある事を受けた発言で、タクシン首相は
中央から派遣される戦力は決して、当該県に於ける大物殲滅に責任を負っているわけではなく、
本来責任を負うものが責任を果たしていないから派遣せざるを得なくなった事を強調し、本来責任
を負うものは、再度自身の立場を省み辞表を提出するしか道が残されていない、代わりの者は充
分に居ると語り事実上最後通牒を突きつけた。
その上でタクシン首相は政府の職員に対し、決して違法行為に関わっている大物や政治家に関
わってはいけないと再度警告した。
今回の発言に先立ち大物一掃行動の総監督責任者であるチャワリット副首相が依然満足できる
結果が出ていない事を明らかにした上で、とりわけ三つの県に於いては一掃行動に関して何か
誤った認識を持っているようだと語っていた。
「ゴーン氏から党移籍の意思表示があった」
ミャンマーに於ける隣国四ヶ国経済戦略首脳会議の出席を終え昨日帰国したタクシン首相は、 ゴ
ーン・タップパランシー氏がチャート・パッタナー党に正式に離党の意思表示を行った事に関して、
既に直接本人からタイ・ラック・タイ党へ移籍する意向を受けていたことを明らかにした。
その上で、ゴーン氏の受け入れに関してはタイ・ラック・タイ党としてもゴーン氏を受け入れること
は大歓迎であるとし、また他のチャート・パッタナー党員に関しては、おそらく幾人かが移籍の手続
きに動くであろうと予想した上で、タイ・ラック・タイ党の党是を良く理解し、正式な手続きを踏ん移籍
してくる上では、拒む事はないとし、基本的に移籍を希望する者は全て受け入れる意向を明らかに
した。
* 次期バンコク都知事選出選挙に向け、プラチャイ副首相が出馬準備のために辞任し、その後任に
ゴーン氏が座るというようなシナリオが既に出来ていたのかもしれませんね。 ということで ↓
「次期都知事選出選挙 - アピシット氏を擁立する予定はない」
バンヤット民主党党首は、一部報道で次期バンコク都知事選挙に向けタイ・ラック・タイ党が再度プ
ラッチャイ・ピヤムソムブーン副首相を候補として擁立する動きに出たと報じている事に関し、民主
党に関しては現在複数人に絞り擁立候補の選抜作業に入っており、何れにしてもタイ・ラック・タイ
党と同時期に正式発表できるであろうとの見通しを明らかにした。
一方、プラッチャイ氏の対抗馬として都民から人気がある同党若手幹部のアピシット・ウェーッウ
チャーチーワ氏擁立が有力視されていることに関しては、同氏には下院議員として又副党首とし
て取り組むべき案件があるとの理由で擁立候補から外されていることを明らかにしている。
* 果たしてこの発言が記者団の裏をかくためなのか、万が一を考えアピシット氏を下院議員として
確保しておきたいとの思惑があるのか、それともサナン氏を頂点とする現在主流派を構成してい
る旧派の思惑が背景にあるのか。。。
「12月31日は銀行稼働日」
タイ中央銀行のプリディヤトーン・テーワグン総裁は昨日までに、今年に限り従来休日とされてきた
12月31日を銀行の稼働日とし、来年1月2日を振り替え休日にする方針を固め、全ての民間銀行及
び関係機関に文書で通達したことを明らかにした。
今回の措置は、通貨当局及び民間部門、経済へお影響を調査した上で決定されたもので、振替
休日となる1月2日が金曜日となるため、事実上1月1日から1月4日迄の連休となり、銀行関係者が
この連休を利用し実家やタイの文化に親しむ為により多くの機会を得ることが出来るため文化の
振興にも貢献できると同総裁はしている。
医師でもある妻を殺害しバラバラにして遺棄したとして死刑判決が下されたウィスット・ブーンガセム
サンティ被告が請求して保釈申請に対し、裁判所側は昨日、逃亡の畏れがあるとして請求を棄却す
る決定を下しています。
プレイボーイとしても知られるウィスット被告は、審理中に保釈の身でありながら度々ラノーン県沖
のミャンマー領内にあるカジノで姿が目撃されたりしていました。
本日付のThe Nation誌他によると、ワンムーハマッドノー国務大臣は、CEO型行政の一環としてバ
ンコクの都行政の効率化を目指し、都を13の行政市にわけ都知事に各市の首長を指名する権限を
与える(指名の承認には都議会での裁決を要件とする)とする内容を中心としたバンコク行政改革
案を閣議討議のために提出、大筋で閣議合意を得、最高行政裁判所の判断に付したようです。
仮に最終承認が得られれば来年8月を予定している次期都知事選挙までには、この新しい行政機
構が適用されるという事になるのですが、行政市の首長が民選ではなく、また通常の県知事が国務
省の監督下にあるのに対し、都知事の監督権が首相にあるとされる事に対しては、兼ねてから議論
の的になっていました。
電気通信事業自由化にあたり、業界の指導監督機関として設置が検討されている国家電気通信委
員会が、先に「余りにも利権丸出し」な候補者ばかりで御破算になっていた委員選抜を新たに行おう
としたところ、やはり損をしたくない既得利権を持つ事業者の息のかかった候補者のオンパレードだっ
たそうです。The Nation誌はこの現象をDe
Javuという適切な用語を使用し説明していました。
堂々と"The Newspaper you can trust"と謳う、誤報・誤記載が多く、間違ってもビジネス上の判断資
料として使うには躊躇してしまうBangkok
Postだったりしますが、本日付の記事によると現在隣国四ヶ
国経済戦略首脳会議出席の為にミャンマーを訪問中のタクシン首相は、同地の名刹で次期総選挙
で400人以上の議席を確保できるようお願いしたそうです。
尚、タクシン首相がミャンマー側に少数民族系反政府組織との和解を進めるよう促したとされる、
昨日までの首脳会議に於ける動向に関しては既に日本語を含む各国のメディアでも報じられていま
すので、ここでは割愛します。
本日付けの英字以外の高級各紙によると、ウィサヌ・クルゥアンガーム副首相は政府が進める企業
経営型行政の一環として今月中旬までに各省庁の政務次官を多くても2名までとし、副政務次官を
各省内の職務集団の責任者とする省組織の改革に取り組み、より国民にわかりやすい組織作りを目
指すと発言しています。
「大物日和見政治家遂に日和見政党に決別」
兼ねてから度々党離脱の噂が上がっていたチャート・パッタナー党最高顧問のゴーン・タップパランシ
ー氏(前副首相)は、昨日一度は自ら党首として率い、また党首としてタイ・ラック・タイ党との連立に
も関わっていたチャート・パッタナー党を昨日正式に離党したことが明らかになった。
今回の離党は、同氏の知人のピッサヌローク県行政局長のチャワッチャイ・ガンナパン氏に託した
スワット・リプタパンロップ党首宛への離党届けにより意思表示されたもので、昨日21時代までの報道
ではゴーン氏自身の口から離党に至った理由に関して語られていないが、チャワッチャイ氏によると
ゴーン氏は自身が離党することで、今後は党最高顧問(ゴーン氏)と意見衝突することなくスワット党
首が党の戦略の検討ができる様になると語り、同党首との間で党の政策・方針を巡る行き違いが合っ
たことを認めていたという。(チャワッチャイ氏は喧嘩を意味するタロッ
尚、ゴーン氏の今後に関しては、次期総選挙までにどこかの政党に属することになると語るに留め
具体的な政党名に迄は言及されていなかったという。
今回の離党届提出に関してスワット党首は、ゴーン氏自身が人前に出て党離脱の理由を明確に説
明するべきであるとし、指摘されている党の方針に関する考えの違いはあったが、何れにしても党の
創始者であるチャーッチャーイ元首相の意志に基づいた物であり、決して対立とよべるようなもので
はなかったと語っている。
その上で、同氏はゴーン氏の離脱による党の影響は殆ど無く、昨日ゴーン氏及びプラッチャー・プリ
マノーク副党首(前公共保健副大臣)が離党したとの報が伝えられた中で、連立離脱後初めて開か
れた党会議に於いても出席した党員等が赤や白の薔薇をスワット氏に差し出し連帯を示すと共に、
現在於かれている危機的状況を乗り越え党の再建に取り組む意志を再確認することが出来たとした。
しかし、多くのマスコミは、議員資格維持の関係で多くの下院議員が当面は党に留まるものの、次
期総選挙公示前90日をすぎた後は多くの下院議員が党移籍の道を選ぶと予測している。
一方、ゴーン氏が離党届をチャワッチャイ氏に託した後に、自らタイ・ラック・タイ党本部に赴き党員
届けを提出したと噂されていることに関して、タイ・ラック・タイ党報道官のスラナン・ウェーッチャーチ
ーワ氏は、ゴーン氏から党加入の打診や連絡は無かったとして噂を否定したものの、他のチャート・
パッタナー党の党員も含め、移籍を望むものが居れば、等としては断る理由はないと発言している。
尚、スワナン氏によると、これまでチャート・パッタナー党の党員で移籍を打診してきている者はいな
いという。
チャート・パッタナー党は軍部によるクーデターによって政権の座から追い出された当時チャート・
タイ党の党首だった故チャーッチャーイ・チュンハワン元首相が、1992年にスチンダー軍事政権崩壊
を受け行われた総選挙で再起を期して結党された党で、チャワリット政権時代には第二与党を構成
する事もあったが、チャーッチャーイ氏というカリスマを失って以降は、日和見主義的な中道路線を歩
み、また第二次チュゥアン内閣、及びタクシン内閣に於いて先の内閣改造まで連立政権の一角を担
っていた。
* タイ・ラック・タイ党との合併を主張する、連立を実現させたゴーン氏側と、独立政党として次期
総選挙を戦いたいとするスワット氏との間で意見の対立があったとも言われ、先の連立離脱が
両者の関係を決定的にしたとも言われているようです。
で、関係ないですが人望はあるものの、どうしても求心力面にかけるスワットさんですが、とりあ
えずワンちゃん好きらしいんで、私は政治信念云々に関係なく応援しようと思います。(ちょっとウソ)
「新教育大臣 - 国際レベルの教育水準達成を目指す機構改革」
昨日正式に業務を開始したアディサイ・ポーターラーミック教育大臣は、午後同省幹部等を交えた会
議に臨み、全員が一致した考え・目標を持って改革に臨む事の重要性を訴えた。
また、今後の目標として、教育レベルを外国(ここでは先進諸国の事を言っていると思われる)と同
レベルにまで発展させると共に省内の組織及び業務面の発展を志すとし、その一環として全国各学
校をネットワークで繋ぐ事を核としたIT化の推進、及びこれまで検討されてきたオンライン・コンピュー
タ・ネットワーク構想をより発展させ、情報通信技術省のネットワークとも繋げより可能性を広げてい
きたいとした。
* 因みにアディサイさんは、電気通信事業大手のジャスミン社のオーナーさんです
「アメリカ大使館で爆発物騒動」
昨日、アメリカ大使館宛に不審な小包がアメリカのヴァージニア州の女性名で、同大使館の職員宛
に届けられ、一時爆博物ではないかと大騒ぎとなる事態となったが、その後の取り調べで不審な小
筒の中には、MK-2の模型、軍事戦略書、ビン・ラーディンの写真で包装されたトイレット・ペーパー二
巻及び鷲の絵が描かれた黒色のTシャツ一着が入っていることが明らかになり、とりあえず「危険物」
の疑いに関しては一件落着となった。
警察側では、おそらく大使館で働く友人宛に面白おかしい贈り物を贈っただけだったが、時期が悪
かっただけで大騒ぎになったとして、事件性は無いとの考え方を示しているが、そのごワンムーハマ
ッドノー国務大臣が、テロとは関係ないとの認識を示したものの、国内に混乱をもたらし観光事業に
悪影響を与えようというよからぬ考えを持つ者が意図を持って送りつけたものであるとして国民に対
し情報提供を呼びかけるに至っている。
目玉大衆政策の中でもとりわけ高額な政策((c)タクシンさん)である30バーツ一律診察料政策に関
して、本日付のThe Nation誌によるとスダラット公共保健大臣が現在財政危機に瀕していることを認
めた上で、国家健康保障局による財源投下が遅れているからであると幾分責任転嫁気味に事情を
説明しているようです。
この問題に関しては昨日付The Nation誌一面で、多くの病院が必要な医薬品や機材を購入する
為の財源不足に晒されており、中には充分な医療サービスを提供できないとの来院者への説明書
きを掲げる病院まで出始めていると報じていました。
何となくoddly enough系のニュースとして各国の通信社がこぞって配信しそうな記事ですが、本日
付のThe Nation誌によると、タイ最大の財閥企業群であるチャルゥン・ポーカパン(CP)が社員選抜
の方法の一つとして中国古来からの面相による振り分けを行っているらしいです。詳細はここ
来月よりクアラ・ルンプール 〜 プーゲット
〜 バンコク線に就航する予定になっているマレーシアの
格安航空会社Air
Asia社が国営クルン・タイ銀行と提携、同銀行を通してチケットの予約や支払いが
可能になるそうです。 詳細はここ
(まもなく同社のタイ語ページもオープンする予定になっているようです)
天然資源・環境大臣のプラパット・パンヤーチャーティラック氏は、昨日大気汚染対策の一環として、
これまで三ヶ月間に渡りタクシン大王通りで実施されてきた、規制値を超える排気ガスを排出する車
の検査・摘発を、12月から交通警察局及び都当局と共同で都内全域に広げ摘発を強化する意向を
明らかにしています。
「新内閣認証式 - 誠実に正しく」
昨日17:30過ぎ、先に行われた内閣改造に於いて新任、若しくは異動した閣僚12人は、プラッヂュアッ
プ・キーリーカン県フワ・ヒン地区のグライ・ウォン・ワン宮殿に於ける国王陛下による認証式に臨み、
席上で国王陛下は各閣僚に対して、行政を信託された立場として、国民及び国家の利益の為に持て
る能力を充分に発揮し、誠実に正しく任務を遂行し、また閣僚経験者(内閣改造に於いてポストを異
動した者)に対しては、これまでの経験を生かし、より大きな成果を上げるよう要望された。
「ポーンポーン前教育大臣 - 首相顧問就任を固辞」
先に行われた内閣改造により更迭されたポーンポーン・アディレークサーン前教育大臣は、首相顧問
就任の申し出を固辞していた事を明らかにした。
同氏は、今後も政治家として全力を尽くす意向を明らかにした上で、首相顧問への就任の申し出に
関しては、申し出があればいつでも首相の相談に応じるが、当面は何等かの役に就く意向は無いとし
て固辞した事を明らかにし、今後は役無しとなったことを契機に執筆途上だった「ラータナゴーシン」
(王朝関係かバンコクの歴史関係と思われますが、内容は不明)と題された本の執筆に専念し三ヶ月
以内に上梓したいと抱負を語った。
一方、教育省大臣のポストから更迭された事に関しては、より明確なビジョンを持ち且つリーダーとし
ての資質がある人物が教育省改革に臨み、更に首相と物事を見る角度を同じくし、首相の言うことを
黙って聞くような人物が適切であると首相が判断した上での決定であろうとの認識を示し、言外に首
相との間で意見の衝突が合ったことを示唆したが、「時間がたてば自身が教育大臣として取り組んで
きた事の成果が見えてくるはずである」と語り、具体的な理由に関しては教育省内の高官、教師、保
護者を含めた教育関係者に聞いた方が良いと語るに留めた。
今回の更迭に対し教育省内では決断力があり勤勉で、また教育省改革に関して豊富な知識を持ち
自ら45県の教育現場を視察し現状の理解に努めた同氏の更迭を惜しむ声が多く聞かれたという。
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一方、新たに教育大臣の椅子に座ることになったアディサイ・ポーターラーミック前商業大臣は、就任
にあたり首相側からより公正な教育行政を実現させるよう指示された事を明らかにした。
その上で、同氏は現在の政府の中で最も弱点が見られる省庁として、省内の機構改革により各幹部
官僚から反感を受ける事を覚悟で、これらの反感の元になる諸要員を取り去り解決させることが第一
に取り組むべき事であるとの認識を示し、「門外漢として困難は伴うであろうが、必ず改革を実現する」
との気概を持って臨んでいきたいとの抱負を明らかにした。
* ポーンポーンさんしかり、プラチャイさんしかり、更にはタクシン首相の師匠で元都知事、副首相、パラ
ン・タム党党首だったヂャムローンさんしかりで、実直な人柄で国民から愛されてもリーダーになる為に
は多分にビジネスライクな狡猾さが資質として必要だということなんでしょうかね?
「医師である妻を殺害したとして死刑判決が下される」
刑事裁判所は昨日、当時ヂュラーロンコン大学病院の医師でもあった妻のパサポン・ブンガセームサン
ティさんを殺害し、証拠隠滅のために遺体を解体遺棄したとして夫で医師でもあるウィスット・ブンガセー
ムサンティ被告に対して死刑の判決を下した。
尚、ウィスット被告には30日以内に控訴する権利が与えられており、審理の場を上級審に移すのは必
至と見られている。
この事件に関しては、当初検事局側が証拠不十分として不起訴としていたが、実父でチァン・マイで
細々と布関係の商いをしているチョート・ワッタナチェート氏が家族や友人等の支援を得て再捜査を要求
する告発状を提出するという曲折を経たのち、2年間に渡りのべ60人以上の証人尋問を経て本日の判決
となった。
また、ウィスット被告の宿舎や投宿先のホテルの浄化槽から回収された骨片や肉片等から採取された
DNAが、パサポンさんの死亡を証明する決定的な証拠となり、証拠不十分とした警察や検察側の判断を
覆す決めてとなった。
尚、ウィスット被告側は控訴の意向があるとして保釈金支払いによる釈放を要求する意向を示している
が、何れにしても裁判所側の保釈の判断までの3日間は都内の最高警備刑務所内に収監される事にな
っているという。