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2003年12月01日 〜 2003年12月10日



2003年12月10日

一昨日、所謂赤バスと呼ばれるエアコン無しのバス(ニゴムさんは暑いバスという意味のロット・
ローンという言葉を好んでしよう)の料金を2月1日から3.5バーツから4バーツへ値上げする意向
を明らかにしていたニゴム・ヂャムノン運輸副大臣は昨日、バンコク大量輸送公社のバス・サー
ビスに関して専門電話等に寄せられた意見を集計した結果、都民の60%から70%が同公社直営
のバスのサービスに満足を表明し、また赤バスの値上げにも寛大であった事を明らかにしてい
ます。
 一方、同公社が民間に運営を委託するバスに関しては、相変わらず不満を表明する声が多く
引き続き専用電話番号184若しくは1584で都民からの意見・苦情を受付、都民本位に対策を講
じていく意向を明らかにしています。
 また、バンコク輸送公社は、民間委託系のバス運転手やロット・トゥーの運転手による飲酒運
転を防止する為に、公社や民間委託バス関連の敷地内でのアルコール飲料の販売を禁止する
とともに、付近の店に関しても職員や運転手にアルコール飲料の販売を行わないよう協力を求
める方針を明らかにしています。

先のAPEC会議期間中に設けられたAPECチャンネルの司会・進行役を務めた、フリーの政治コ
メンテーターのヂャカラポップ・ペンケー氏が、首相付き政治副顧問に異動するシター・ティワーリ
ー氏の後任として政府報道官(正式には首相府付き常任報道官)に就任することが昨日の閣議
で決定されました。
 ヂャカラポップ氏の報道官就任に関しては、既に先の内閣改造が取りざたされていた頃から噂
に昇っており、ヂャカラポップ氏もまんざらではない事を臭わすコメントを発していましたが、前任
のシター氏によると首相は兼ねてからヂャカラポップ氏の明晰な状況分析能力や物事を正しく解
りやすく伝える能力に感銘しており、タクシン首相自らの意向が大きく働いているようです。
 尚、11日から12日の日程で東京で開催されるASEAN + 日本首脳サミットに関してはシター氏
が報道官としての任務を遂行する事になっているようです。

メーサイ県の税関当局は、寒期を迎え特に休日等にチァン・ラーイ県に多くの観光客が訪れ、そ
のまた多くがミャンマー領内での買い物を楽しむためにメー・サーイを訪れている状況の中で、
今後、大量の買い付け行為に関しては、購入総額に応じた関税の支払いを命じる事があり得る
として同地を訪問する観光客に注意喚起しています。
 特に200本を超えるタバコや1リットルを超える酒類の持ち込みに関しては厳格に関税料率を適
用する可能性を示唆しているようです。
 個人的には、メー・サーイの状況には詳しくないのですが、噂によると橋を渡ったミャンマー領の
タチレク(ターキーレーク?)では堂々とタイの物を含む海賊版が売られているという話を聞いて
いますが、こちらの方の国内持ち込み規制は講じられているのでしょうか?



2003年12月09日

「入国旅客1,200万人突破を目指し観光事業戦略見直しへ」
ソムキット・ヂャトゥシーピタック副首相は昨日、来期以降の観光事業推進を目指す政府観光庁の
世界戦略に関する会議を招集、席上で回復基調にある世界経済に乗じタイの主要な外貨獲得源
である観光事業を推進させ、以て首相がターゲットとして掲げている8%の経済成長達成に貢献す
る為に、来期を観光事業一大躍進の年とするとの意向を示し、政府観光庁に対し新しい考えに基
づき観光戦略を推進させるよう指示した
 また、ソムキット副首相は、外国人入国者数1,200万人突破を目指し、同時に外国人旅行者の国
内に於ける購買意欲を刺激し最高で40億バーツ観光収入を目指す方針を明らかにした上で、一
環として、タイはインドシナ半島域内における世界遺産訪問のハブ(スーン・グラーン・モラドック・ロ
ークを意訳)と成り得る事を念頭に、中国正月(トゥルゥ・ヂーン)、タイ正月(ソングラーン)、ローイ・
グラットンのタイ国内四大祭りと絡めた新たなキャンペーン戦略を推進させる意向を明らかにしてい
る。

「死亡者の内50%が麻薬と関係ない?」
国家警察本部長のサン・サルターノン警察大将は、国王陛下の御指摘に基づいて進められている
麻薬撲滅戦争による死亡者2,500人に関する調査に関して、これまでに少なくとも50%強の約1,300
人に関して麻薬とは全く関係ない案件で死亡していたとして、別件として処理するよう指図した事
を明らかにした。
 行政が「普通にちゃんと」している国ならば当然治安当局者の進退問題にまで発展しかねない
お粗末さを浮き彫りにした今回の発表に関して釈明の弁はサン本部長の口から一切聞かれなかっ
たばかりか、過失の重大性を指摘する報道も見られなかった。
 一方、残りの死亡者に関しては向こう7日以内に全て調査を完了させ、当局者による死亡なのか、
それとも抗争による死亡なのかを含め明確な原因を明らかにする予定であるという。

「今度はモトサイへの宣戦布告?」
年々増え続けているバイク事故に業を煮やした政府は、遂に悪徳バイク運転手追放に真正面から
取り組むことを明らかにした。
 タクシン首相を座長に運輸省や交通関係当局者を集め昨日開かれた道路交通安全に関する会
議で、バイクによる交通事故を減らす事を目指し、ヘルメット着用義務の遵守を中心に交通安全に
関する啓蒙活動を展開するとともに、交通違反を犯すバイク運転手の摘発を強化する為に、取締に
あたる警察官に対して報奨金制度を設けヘルメット着用義務違反を初めとした違反行為の摘発を
強化する事で合意に至った。
 運輸省の集計によると、今年これまでにバイク事故により死亡した者が13,290人、負傷者が9万人
以上でており、換算して700億バーツの損失を経済にもたらしたと見積もることが出来るという。
 また、昨日の会議では全国同一の基準で国道に於ける交通安全体制を確保する為、各県知事に
命じ同様に交通違反の取締を強化するよう命じることで合意に至っている。
 尚、報奨金は、取締により徴収された過料から3,800バーツから1万バーツの範囲で支給される予
定とのこと。



2003年12月08日

先週来タイ語高級各紙で、タイを代表する超大物灰色政治家で現在野党ラッサドン党の最高顧問
であるワッタナー・アサワヘーム氏がオーナーである製材工場に絡んで、違法に伐採され運び込ま
れたと見られる大量の木がチァン・ラーイ県チァン・セーン地区にある沼地に沈められているのが
発見されたというニュースが大きく報じていましたが、これらの違法に伐採されたと思われる、本来
重要な証拠物件として厳重に監視、管理されているべきこれらの木が昨日予定されていたプラパ
ット天然資源・環境大臣の査察訪問の直前の土曜日に何者かにより放火されるという事態となっ
ています。(大物が絡む事件では「定番」な事態とも言えそうですが。。。)
 今回の摘発の背景には大物殲滅行動若しくはアサワヘーム一族が利権を思いのままにしている
サムット・プラガーン県の票田を奪取したいという政権側の思惑が有るのかもしれませんが、その現
在政府が取り組んでいる大物殲滅行動ですが、タイ人なら誰でもが殲滅対象のトップに掲げられる
べきと考えるであろうブリラム県出身の某副大臣さんやチョンブリー県出身の某大臣さんの一族や
関係者が誰一人として摘発されていないという不思議な政策だったりします。
 因みにこのお二人は連立政党の副党首さんと幹事長だったりするのですが、最近では地盤の票
田が欲しいタイ・ラック・タイ党が御両名に移籍するよう働きかけているとも噂されていますね。
 で、そんなタイ・ラック・タイ党は、まだタクシン首相への資産隠し疑惑に対する憲法裁判所の裁定
が下されておらず首相が一生懸命国民に向かって「ブリッコ」を演じていた政権発足当時、国民の
為に働く清廉な党というイメージを全面に押し出すために、この御両名の入閣を拒否していた経緯
があったりします。

ニゴン・ヂャムノン運輸副大臣は、年末年始に約120万人の国民が地方へ移動することが見込ま
れることから、早めに長距離バス等の予約をしておくように呼びかけています。
 また、同副大臣によると移動する国民の安全を確保するために、長距離バスの運転手等の大
量輸送に関わる職員に対するアルコールや麻薬検査やバスの整備状況の検査体制を強化し、
また24時間専用受付電話番号1584でサービス等に関する苦情を受け付ける意向だそうです。

政府が検討を進め、最終的に国民投票で可否を問う方向で決着しそうなカジノを中心としたエン
ターテイメント・コンプレックス(タイ語も同じ)構想に関して、タイ港湾公社がクローンントゥーイ港
にある遊休地を建設候補地として政府に提案する動きを見せ始めているようです。

「では、党首の座から降りて頂きましょう」
ヂェー・ノーイことタイ・ラック・タイ党副党首のスダーラット・ゲーユラーパン女史(公共副大臣)は、
民主党のバンヤット・バンタッターン党首が先に南部地区に於ける民主党の勝利を確信、仮に同
地区内でタイ・ラック・タイ党に負けるようなことがあれば党首の座を降りると発言していたことに
関して、何れにしてもタイ・ラック・タイ党として、既に同地区内で20席以上の議席獲得が確実な状
況の中で、氏が自らの職を賭けた発言をするとはなんと素晴らしく歓迎できる発言であることかと
語り、強気に皮肉った。
 同女史によると、南部地区から擁立する候補者の選定作業は既に70%まで完了しており、来年
早々には公表できる状況であるという。
 一方、タイ・ラック・タイ党が有名お笑い芸人20人を党員として受け入れたことに関しては、決して
有名歌手のエーカチャイ・シーウィチャイ氏を擁立する方向で動いている民主党に対抗した措置で
はないという。

「チャート・パッタナー党 新政策方針発表へ」
チャート・パッタナー党報道官のスパープ・クリックヂャーイ氏は昨日、スワット・リプタパンロップ氏
の誕生日でもある来る12月9日に氏の故郷であるナコン・ラーチャシーマー県で党の新政策方針
を発表する予定である事を明らかにした。
 元iTVのニュース解説者だった事でも知られるスパープ氏によると、新政策方針は現在の政治状
況の中で如何に党が国民の為に利益をもたらす活動が出来るかを念頭に立案されたもので、同党
と命運を共にする事を誓った党員・所属議員にとっては次期総選挙で現在の保有議席以上の議
席獲得を確信させる、ものとなるという。
 一方、連立離脱後に同党からの離脱を希望している党員が少なからずいると指摘されている事
に関して、同氏は次期総選挙までにナコン・ラーチャシーマー県内で10人以内、その他の県で5人
以内の議員が他党への移籍を希望しており、また5人の議員が判断を保留している事を明らかにし
ている。



2003年12月07日

本日未明3:00前頃、外国人が多く住む地区としても知られるトーン・ローの警察署近くで若者同
士の喧嘩から発砲沙汰にまで発展する事件が発生しているようです。
 初期報道によると、この喧嘩で若者2名が負傷を負い病院に搬送され、また他に2名が既に逮
捕されているようです。

シンガポールやマレーシア等のストイックな国からやってくる観光客を集める事で知られる南部
の歓楽都市ハート・ヤイの警察当局は、当地の事業者団体を通じクリスマスから新年の期間中
に大量に流れ込む観光客に混ざり侵入したテロリストにより自動車爆弾等によるテロ等の破壊
活動を行う可能性があるとして警告しています。
 The Nation誌の報道によると、今回の警告を受け地元のホテル業界は警備体制を強化、また、
過去に度々爆破事件に晒されてきたハート・ヤイ駅では先週から構内にある植木鉢等の爆発
物を仕掛けられる可能性のあるもの全てを撤去するとともに、巡回回数を増やしたり構内に出入
りする車のチェックを強化するなど警備体制を強化していると報じています。

次期総選挙で絶対多数を目指すタイ・ラック・タイ党は、昨日夕方テレビでお馴染みのお笑いタ
レント総勢20人を党員として受け入れた事を発表、また内の一人で現在修士課程で学んでいる
スーパー・ヂェーンことプラムワン・チュークローム氏を民主党の地盤であるスラターッターニー
県の第6選挙区で候補者として擁立する可能性を示唆しています。

「謹んで受け入れる」
タクシン首相は昨日放送された国民向け定例ラジオ政見放送の中で、大地の父であらされる国
王陛下が先に行われたスピーチに於いて国内の問題、とりわけ経済、教育、貧困、麻薬問題に関
わる政府の行政に対する御懸念を示唆された事に関して、父親がその子供である我々に尊いお
教えを下さったものとして謹んで受け入れ、今後の行政に生かしていく意向を表明した。
 中でも、国王陛下が長時間を割いて御懸念を表明された、麻薬撲滅戦争に於いて発生した死
亡者問題に関しては、既に早急に原因追及を進めるよう指示すると共に、原因解明委員会を設
立し解明にあたる意向を明らかにしている。
 一方、タクシン首相は放送の中で、先に勝利宣言が行われた麻薬撲滅戦争に於いて、これまで
に国家の職員1,257人が麻薬取引に関わったとして摘発され、既に職を追放されていること、また
密造・密売に関わった者に関しては1,953人大物を含め52,000人以上を逮捕し、70億バーツ以上
の資産を差し押さえた事を明らかにし、「戦争」による成果を強調することを忘れなかった。

「早くも弁解モード?」
ワンムーハマッドノー国務大臣は昨日、サン国家警察本部長が麻薬戦争より死亡した2,500人に
関して調査解明を進め7日以内に解明を終わらせるように命じている事に絡んで、当局者による
意図的な殺害による死亡も充分にあり得ると指摘されていることに関して、「意図的な殺害」云々
への直接的な言及は避けたものの、何等かの「誤り」により殺害された者が居る可能性に言及し
た上で、これら「誤り」により殺害した当局者は当然検察局による刑事訴追の対象になるとの認識
を示した。
 しかし同大臣は同時に、政府は麻薬及び大物取締に於いて当局者に対して法律の手続きに則
った公正な手段で任務を遂行するよう厳命してきた事を強調、また今後の活動に関しても再度綱
紀を引き締め同様な方針で臨むつもりであり、今後職務の遂行に於いて当局者による「何等かの
誤りに」より殺害される者が出ることは有り得ないとした。

「若者同士の喧嘩で一人が死亡」
一昨日23時頃、ラーマ9世橋の麓に近い都内バーン・コー・レーム地区内の空き地で、折から同地
で開催されていた国王陛下の御誕生日を記念した催し物の見学に来ていた若者同士の間で喧
嘩が発生し、若者1人が死亡した。
 警察の検分によると、死亡した若者は年齢17歳くらいの男性で、刃物により頭部を切られたこと
が致命傷になったと見られているが、身分証明書等の身元がわかる所持品は持っていなかった。
 目撃者の証言によると、死亡した若者は4-5人位の若者等と一緒に催し物会場に来ており、そ
の後会場出入り口付近で他の若者グループ約40人に取り囲まれ暴行を振るわれていたという。
 警察では、事件発生現場近くにあるスラムに住む若者等が死亡者を含めて何等かの事件と関
わりがあると見て聞き込み捜査を行うと共に、犯人グループ割り出しのため目撃者からの事情聴
取を行っている。



2003年12月06日

タイで最も熱心な新聞の愛読者」でもある国王陛下による一昨日のスピーチに関して、日頃
から政権により無視若しくは弾圧されてきた高級各紙は社説の中で「よく言ってくださった」と、
日頃から鬱積した政権に対する不満を晴らすかの如く、ポジティブに歓迎の意向を表明してい
ます。
 とりわけ、タクシン首相と犬猿の仲とも言われるThe Nation誌は社説の中で、「毎年タイ社会
が置かれている問題」に言及されてきた陛下によるこれまでのスピーチの中でも、最も素晴ら
しい国民への贈り物となったとした上で、我々にタイが置かれている状況を気づかせ、また豊
かな民族としてのタイ人が取るべき道程について示唆に富んだ力強いものであったと最大限
の賛辞を表明していました。

一方、その国王陛下がスピーチの中でされた御指摘に基づき、サン国家警察本部長は昨日ま
でに麻薬戦争によって死亡した者に関して、向こう7日以内に原因を調査するよう管下に命じて
います。
 まぁ、何れにしても「当然やって置くべきだったこと」が国王陛下のお言葉がなければ実行さ
れないという事自体が尋常では無いとも言えそうですが。。。

「民主党を名誉毀損で提訴を検討」
タイ・ラック・タイ党副党首のスダーラット・ゲーユラーパン女史(公共保健大臣)は昨日、同党が民
主党の最大地盤である南部票田切り崩し計画の一環として党予算から2,500万バーツの投下を
決めたことに対し、民主党側が下院議員を買収するための予算であるとして批判している事に関
して、民主党側が憶測だけで虚偽の事実をでっち上げ、更に自主的な意志で党への合流を志し
ている者の名誉を傷つけているとして、名誉毀損で告発する方向で検討に入っている事を明らか
にした。
 一方、民主党側が議員を金銭で吊っている事の一つの証左として掲げている、同党が下院議員
一人あたり20万バーツの支給を決定していることに関しては、法律に則ったり決定した党の挙戦
術の一つであり、民主党側に理由を開示する義務はないとして、詳細への言及を避けた。
* なんだかんだで結局金権体質に変わりは無いわけですが、全然関係ありませんがスダーラット
さんのお父さんが、昨日の父の日を記念して理想的な父親に授けられる国家的父親に認定され
ています。

「9歳少女への強制猥褻未遂容疑で18歳のカンボジア人を逮捕 他」
首都圏警察本部チャナッ・ソンクラーム署は、一昨日夜カンボジア人不法滞在者のゲーウォ・セー
ンシー容疑者(18)を9歳の少女への強制猥褻未遂容疑で逮捕した。
 尚、同容疑者は警察の取り調べに対し未遂容疑を認めた上で、他に現在逃走中の共犯者2人が
居ると証言している。
 被害に遭った少女の母親のニタヤー・スクガセームさん(40)の証言によると、事件発生当日は催
し物見学のために被害にあった少女とサナーム・ルゥアンにきており、21:30過ぎ頃にトイレに行き
たいという娘を小用の為にバスの裏に連れて行った後に、娘の姿を見失ってしまい、捜していたと
ころ、容疑者グループによりバスの下に連れ込まれ暴行される寸前のところだった娘を見つけ、自
らも犯行グループから暴行を受けながら救い出したという。
 警察によると、ゲーウォ容疑者はこれまでにも度々物乞いをしてお金を稼ぐためにタイへの違法
入国を繰り返し、度々強制送還されており、またシンナー常用の容疑で取り調べを受けたこともあっ
たという。
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  一方、昨夜韓国人の恋人男性に他の女性が出来たことに失望した同じく韓国国籍の女性がビル
から飛び降り自殺をした。
 検分にあたった首都圏警察本部フワイクワーン署によると、フォーチュン・タウンむかえのサヤー
ム・コンドミニアム8階から死亡した女性は、同署に住む韓国国籍のチャン・チュン・ヂョンさん(32)
で、同じく韓国国籍の恋人だった男性がパッタヤーに出かけた際に現地でタイ人女性の新しい恋
人が出来たことに失望した為と見られている。



2003年12月05日

「中庸と融和」
本日76歳の御誕生日をお迎えになられた国王陛下は、昨日定例の御誕生日記念スピーチを行
い、健康不安を打ち消すように約2時間に渡り原稿無しで、かくしゃくと、時折ユーモアを交えて語
られた。
  国王陛下曰く「他人の批判には耳を貸さない」タクシン首相にとって毎年居心地の悪いスピーチ
の中で、国王陛下は唯一陛下を批判することが出来る母君からの教えを引用した上で、己の成
功におごることなく常に中庸に、他人と衝突することなく融和を心がけることが如何に重要である
かをキーに話を進められた。
 そのなかで国王陛下は、政府が取り組んだ麻薬撲滅戦争により死亡者が2,500人でた事に触れ
られ、これまでに麻薬で死亡した人数に比べれば少ない数かも知れず、また仮にこの政策が実行
されなければ、それ以上の死亡者が出たことは容易に想像が出来るとして一定の評価を下され、
また死亡者の多くが密売人同士の抗争で死亡したとの認識を示された上で、同時にこの死亡者
数に対する内外からの批判に対して一切耳を貸そうとしない「中庸」では無い政府の姿勢とりわ
けタクシン首相の姿勢に不快感を表明された。
 この死亡者数に関して国王陛下は、CEO型地方統治施策に基づき政府の責任者は責任をこの
政策に基づいたCEO以下に擦り付け、「我関せず」の姿勢をつらぬいていると批判された上で、責
任は全てCEOの頂点に立つ首相に帰せられるものであり、麻薬撲滅戦争の意義を明確化すると
共に内外からの批判に対する説明責任を果たす上でも、首相自身が国家警察本部長を調査責任
者として全ての死亡者に関して個別に原因を調査するよう命じ、結果を国民及び国際社会に公開
するべきであると、更に首相に対して、「日頃から新聞等を読み、また(批判記事等)を書くことに寛
大であるべき」と語られ、報道の自由の重要性を示唆された上で、己の成功に自身を持ち寛大に
これらの批判を受け入れるべきであると語られた。
 一方、国王陛下は政府がとりくむ学生を中心に置いた教育改革に触れられ、「首相が学生に教
えたときに、首相は学生が首相に対して教えることを認めなかった」ことに見られるように、生徒が
教師を指導する事を目指す政府が進める「新しい考え」は、教師が傲らず生徒の疑問に対し寛大
な態度で臨み、また教師自身の質の向上を目指さなければ実現不可能であろうとの認識を示唆
された。 (9:00 TST 追加)

「意図を持った言いがかり?」
タクシン首相は、2005年初頭を予定されている次期総選挙に絡んで、タイ・ラック・タイ党が南部
に於ける地盤を確固たるものにするために資金力にものをいわせて2,500万バーツを投下して
南部を地盤とする民主党の下院議員を買収し自陣営に組み入れようとしていると批判している
ことに関して、このような言いがかりに惑わされてはいけないと批判を一笑に付したが、資金の
使途等詳細に関しては12月26日に行われる党大会で明らかにされると語るに留めた。
 その上でタクシン首相は、何れにしても既に南部に於いてもタイ・ラック・タイ党への信任は確
実なものであると語り、次期総選挙に自身を覗かせた。
 一方、タイ・ラック・タイ党の南部選挙区統括責任者でもあるワンムーハマッドノー国務大臣は、
民主党側からの批判に対して、これは南部票田に於いてタイ・ラック・タイ党の支持率が上がっ
ている現実に危機感を募らせた上で、何等かの意図を持って公に批判しているのであろうとした
上で、何れにしても党側に他党の議員を買収してまで議席を伸ばさなくても、充分な支持を得る
基盤はできており、少なくとも南部だけで20議席以上を確保する自身があるとした。
* 何れにしても、タイ・ラック・タイ党の体質的には買収するつもりだった可能性が高そうな気もし
ますね。

「タイ王国の威信を傷つけた女性サイト・オーナーの送還を要求」
首相府政務次官のヨンユット・サーラッソムバット警察少佐は、先にイギリス国内で売春斡旋サ
イトを開設していたとして摘発されたタイ人女性に関して、当該ウェブサイトにタイの国旗を使用
したことにより王国の威信を傷つけ、また不適切な表現でサイト訪問者に対しバンコクは性欲の
都であるとの印象を植え付けたとして、女性の身柄の送還を要求する意向を明らかにした。
 同警察少佐によると、これはウィサヌ副首相からの指図に基づき最高検事局と協議の上で、女
性をタイ国内の法律で裁くために送還を要求する事で結論に至ったことを受けたもの。
 尚、当該女性がタイ国内の法律で裁かれた場合、国旗の不適切な使用により最高で禁固1年
若しくは2,000バーツの科料が、また、それに絡む刑事罰に関しては最高で2年の懲役若しくは
4,000バーツの科料が科せられる可能性があるという。

「汚職防止を期し官僚機構もIT化」
タクシン首相は、昨日朝行われた優秀な国家の職員の表彰式典に出席した後に記者団との会
見に応じ、現在の国家の職員に関して、全般的には国王陛下の元で働く職員としての自覚を持
ち、汚職体質は改善傾向にあるとの認識を示したが、依然一部で蔓延る汚職の完全撲滅を目指
す為、調達等に関わる判断課程に於ける公正さや迅速さを期し、同時に汚職の撲滅を期す為に
最新情報技術の官僚機構への導入を検討している事を明らかにした。
 首相によると、既にウィサヌ副首相及び官僚機構開発委員会に検討を命じ、最新情報技術の
導入によりもたらされる効果について法律の改正の必要性を含めて調査、検討するよう指図済み
であるという。



2003年12月04日

The Nation誌のビジネスページによると、現在格安航空会社攻勢に晒されているタイ国際航
空は格安航空ビジネス参入の為に国外3社と国内4社との間でJVを視野に入れた業務提携
に関して協議を重ねているようです。
 中にはオーストラリア国内で展開しているサー・リチャード・ブランソン氏系のVirgin Blue社
も含まれているようですが、TG側によると30日以内に全貌が明らかにされる予定になってい
るようです。

本日付のBangkok Postにも概略が掲載されていますが、公共保健省は昨日表看板の裏で売
春をサービスとして提供しているマッサージパーラーの規制強化等に関する会議を社会引き
締め政策の提唱者であるプラッチャイ・ピヤムソムブーン副首相を議長として迎え開催し、現
在法制化を急いでいる古式マッサージ店やスパ等を国務省の管轄から公共保健省への管轄
へ移行させる法律の施行を待って、来年一月を目処に省令にて免許更新の要件強化等の規
制方針を明確にすると共に、裏で売春を行っているマッサージパーラーの殲滅を目指し徹底
的な摘発を行う意向を明らかにしています。

「日本人客室乗務員銃撃事件 - 疑わしき車輌を発見」
JALウェイズの日本人客室乗務員のノグチ・ヨシミさんがタクシー運転手に銃撃され重傷を負っ
た事件に絡み首都圏警察本部第一捜査局は昨日までに、犯人が運転していたと思われるマツ
ダ社製のタクシー車輌を発見したことを明らかにした。
 発見された、タクシー車輌はバンコク隣県のサムット・プラーガーン県バーン・ナー地区ソイ・ラ
ーサーラ(ラーサーンと読むかもしれません)内の路上に「売ります」と書かれた紙を掲げて駐車
してあったもので、これまでの捜索で車輌内の後部座席左側から血痕と思しき赤い痕跡及び銃
弾によりあいたものと見られる穴が確認され、現在当局側は科学捜査の為に血痕等を採取する
とともに持ち主の洗い出しを行っている。 (12月3日 16:15 TST)

「気を緩めることなく根気強く」
麻薬に対する戦争への勝利宣言が行われた昨日、国家警察本部長のサン・サルターン警察大
将は、勝利宣言が行われても依然国内に残っている麻薬密売組織が完全に壊滅し、再度国内
に麻薬が蔓延することが無いよう期するために今後も気を緩めることなく根気強く摘発活動を継
続させていく意向を明らかにした。
 一方、タクシン首相が麻薬密売組織に関わっている警察や軍隊関係者を初めとする国家の職
員に対しては厳罰で臨む方針を明らかにしていることに関しては、既に警察内で疑わしき警察関
係者に対する念には念を押した真相の解明に着手しており、解明の結果関わりが認められた者
に対しては厳しい刑事責任の追及を含めた厳罰で臨む意向に変わりがないことを再確認してい
る。
* タイ語のメディアをみればわかるように、この麻薬撲滅政策は正式政策名に「戦争」を意味す
る単語を使用し、参謀本部の正式名称に「戦争への勝利を期する」という言葉まで使用している
ように、政府はこの政策を「麻薬に対する戦争」として位置づけ取り組んでいたのですが、何故
か日系メディアは「戦争」という言葉を使用してこの政策を説明することを嫌っているのが気にな
っていたりしますが、とりあえず、麻薬撲滅に協力しない全ての”もの”はタイの敵であるとタクシ
ン首相が発言した勝利宣言の概要や実績、批判等に関しては既に海外メディアでも報じられて
いますので、ここでは取り上げません。

「第二国境橋建設で合意」
タイとラオス両政府は昨日、タイ領ムクダーハーン県とラオス領サワンナッ・ケート地区を結ぶ二
車線、全長1,600mの橋を共同で建設することで合意、向こう3年間以内の完成を目指し工事が
着工されることが正式に確認された。
 今回合意し建設される橋は、両国国境間を流れるコーン川を挟み両国間を繋ぐ橋としてはノー
ン・カーイ県にかかるタイ・ラオス友好橋に次ぐ二番目の橋となるもので、国際協力銀行(JBIC)か
ら25億5,800バーツの低利な融資を得て着工されるもの。
 この橋の完成により、タイと隣国のミャンマーやラオス、更にはヴェトナムとの通商の活性化や
観光事業の活性化が期待されている。



2003年12月03日

政府は景気刺激策の一環として、各種個人向け融資の規制緩和や、大衆銀行プロジェクト等
の小口融資を受けられる層の拡大、更にはクレジット・カードの制限緩和等を行ってきましたが、
この程政府系シンクタンクの国立開発研究所(TDRI)が行った調査により国民の抱える借金が
世帯計収入の19倍になるとの結果が出て、「後先を考えない消費習慣」を無視した政府の「近
視眼的且つ後先を考えない」個人消費刺激策の失敗が如実にでたものであると、兼ねてから
批判的だった学者や評論家等の間で受け止められたようですが、政府側は、これは政府の政
策によりバックのはっきりした金融機関からの借り入れが増え、逆に闇金融等からの不健全な
借り入れが減った結果が今回の借入金増に反映しているとして、むしろ歓迎すべき結果であ
ると語っています。
 因みに政府側は今回の19倍という数字に納得できなかったのか、別途社会経済開発委員会
に調査を依頼し、同委員会側からは世帯収入の13倍という結果が報告されています。

The Nation氏によると、小泉首相はAsia News Networkのインタビューで、タイとの間で自由貿
易圏協定を締結することに前向きな姿勢を見せており、強硬に反対している日本の農業部門
を納得させる事に自身を覗かせていた報じています。
 通商品目が農産物にまで適用されなければタイにとってあまりメリットが無い泰日自由貿易
県協定締結に関しては、今月11日から12日に東京で開かれるアセアン首脳会議の場を利用
して首脳同士で協議が行われる予定になっているようです。

同じくThe Nation氏の報道によるとスラポン情報通新大臣は外務省と共同で、 指紋、血液型
及び顔の特徴と言った生態的データ若しくは個人のDNA情報を網羅したタイプ何れかのパス
ポートをタイ人に提供する方向で検討に入った事を明らかにしています。
 これは、9月11日の同時多発テロ以降の国際的要求に応えるために国際民間航空機関が近
々公開する予定になっているパスポートの国際標準規格に対応する為の検討なのですが、因
みに現在タイが国民に発行しているパスポートは偽造も容易な電子データが埋め込まれてい
ないタイプだったりします。

どうでもいい話ですが(笑)、タクシンさんの一人息子のパーントーンテーン君が25歳の誕生日
を記念して、今度はとってもハイソーな超高級携帯電話の販売専門会社をおこしたようですね。
 これで、日本等のテレビ漫画等を配給する会社、ハイソーなフォトスタジオについで三個目の
事業となるわけですが、まちがってもこれらが、タイの法律のグレーな部分((c)タクシンさん)を
巧みについたファミリー・”マネー・ロンダリング”・ビジネスにならないよう祈っております。

「日本人客室乗務員銃撃事件 - 懸賞金を設け情報を募る」
去る11月26日、JALウェイズの客室乗務員のノグチ・ヨシミさんが宿泊先だったディ・エームゥーラ
ン・ホテルに戻るために19:30頃マーブンクローン・センター前で拾ったタクシーの運転手により拳
銃で撃たれ重傷を負った事件に関し、サン・サルターノン国家警察本部長は昨日午後、これまで
に寄せられた情報や容疑者として絞り込まれた数人の人物に関する動向に関する捜査の進展
状況に関する打ち合わせを行い、近日中に真犯人の逮捕が可能であると確信するに充分な進
展状況だった事を明らかにした。
 しかし、同本部長は、一昨日までに疑わしいとして絞り込まれた3人に対して行われた血液採
取及び運転している車のタイヤ痕等に対する捜査に於いては、昨日現在犯人と断定するに充分
な証拠を選るに至っていない事を明らかにした上で、捜査に確実性を期し早期解決を目指す為に
警察による捜査と並行して、黄色に緑のツートンカラーのタクシー車輌を運転する個人タクシー
運転手を初めとするタクシー運転手に対し、直接同本部報道官のポンサパット・ポンヂャルゥン警
察少将宛てに対する情報提供を求め、、犯人逮捕に結びついた情報に対しては5万バーツの懸
賞金を提供する意向を明らかにしている。
  一方、首都圏警察本部副本部長のヂャカラティップ・ナ・アユッタヤー警察少将は、これまでに
10人まで疑わしい人物を絞り、真犯人の割り出しを急いでいることを明らかにした上で、証拠固め
を行っていく上で重要な証人として、ノグチさんが19:30にタクシーを拾う直前に同じタクシー車輌
を利用していたタイ人男性の乗客に対し、警察で証言するよう呼びかけている。
 同副本部長によると、 男性は30歳くらいで、事件が発生した日の19:30頃ノグチさんがタクシー
を拾う直前に、同一タクシー車輌を利用し、マーブンクローン・センター正面のタイ軍人銀行前で
当該車輌から降車していたという。

「勝利宣言を控え」
麻薬への戦いに対する勝利宣言を本日に控えた昨日、スダーラット公共保健大臣は、自主的に
更正するという意志を持って、自ら麻薬依存症の治療を受けるために医療機関に出頭してきた者
が、当初目標を2倍以上大きく上回る48万人に達していた事を明らかにした。
 同大臣によると、今後も治療を受けた者が再度麻薬に身を染めない様注意深く監視を継続して
いくとともに、麻薬撲滅政策に絡んで麻薬依存症に対する自己との戦いへの勝利を訴えるキャン
ペーンto be number one(タイ語は英語記述に基づくタイ語記述)プロジェクトのネットワークをフル
活用し若者達の自主的な麻薬からの決別を推進させていく意向であるという。
 一方、ポーンテープ法務大臣は、昨日開かれた定例閣議に於いて、これまでに4,000万錠のヤー
バー錠を始め大量の麻薬の押収に成功、また麻薬撲滅戦争により麻薬密売人及び麻薬中毒者を
全人口の5%未満にまで殲滅させることができた事が報告され、今後も完全殲滅を目指し撲滅活動
を継続させることが確認されたことを明らかにしている。

「人道・復興支援は今後も継続」
スラギヤット外務大臣は、イラクを取り巻く現状及び派遣されている軍隊関係者を取り巻くテロの脅
威等に関しては最大限の関心と懸念を以て情報収集に努めている事を明らかにした上で、イラク
に人道・復興支援の為に派遣されているタイの軍隊関係者に関しては、依然安全な状況にあり今
後も国連の要請に基づいた任務の遂行を終了するまで継続して復興支援や負傷者への治療活動
に従事できる状況にあるとの認識を示した。
 同大臣は、イラク人とタイ人の関係も非常に良好で、これは人道援助としての復興支援の任務を
充分に果たし、イラク人も彼らの成果が認めていることに他ならないと強調した上で、状況的に任
務の遂行に不適切な状況、若しくは復興支援を継続するメリットが認められない状況にならない限
りは継続する意志に変わりは無いとした。



2003年12月02日  

何故かセントラル・パッタナー社系のBangkok Postで無くThe Nation誌に掲載されていましたが、
セントラル・パッタナー系のセントラル・ホテル・アンド・リゾート社が25億バーツを投下して、会議
場併設ホテルでは都内最大規模のシャングリラ・ホテルを凌駕する規模の会議場併設のホテル
を2006年完成を目指してセントラル・ワールド・プラザ(旧ワールド・トレード・センター)に建設す
る計画があるらしいです。
 (というか、元々この場所に国際クラスの会議・展示場を併設したホテルを建設することが運
営委託受諾の条件だったりするわけですが。。。)

そのセントラル・パッタナー系のBangkok Postによると、約10年前に火災を起こし、更にその後
に襲った経済危機が駄目押しをして、いわば外見は立派な幽霊ビルと化していたラクシー・プ
ラザに関して、5億バーツを投下して再生する計画があるようです。
 個人的には毎朝晩このビルの脇を通って通勤していながら、一度も中に入った事が無かった
りしますが、まだ出張族としてバンコクに来ていた頃には、空港からトールウェーに乗って日系
家電メーカーの看板が立っているこのビルを見て「あ〜 バンコクに来たんだな〜」と思ったも
のでした。
 そういえば、国会移転議論が盛り上がっていた頃に、ラクシー・プラザを買収して国会議事堂
として再生させるべきであると真顔で提案した議員さんもいらっしゃいました。

「タイ人男性の本能としてミヤノーイを持つ習慣がある」
タクシン首相は、タイ・ラック・タイ党下院議員会会長のソムチャーイ・スンタラワット氏がミヤノー
イ(妾・愛人)を持つような人物は次期下院議員総選挙の候補者として擁立するべきではないと
発言している事に関して、直接本人から話を聞いていないことを明らかにし、おそらく社会問題及
び経済問題解決を最優先に掲げる党の方針に従って、タイの文化を向上させるために社会問題
の一つとして提議したのであろうとの認識を示した上で、12月25日から26日の日程で開催される
党のセミナーの席上で問題の一つとして提議・討論されることになるであろうとの認識を示した。
 一方、タクシン首相はミヤノーイを持つ習慣に関して、タイ人男性の本能的な欲求からミヤノー
イを持つ者が少なからずいるという事を理解しているが、あくまで一部の者がそのような振る舞
いをしているだけで、殆どのタイ人男性が一人(実際にはタクシン首相は多くないという意味のマ
イ・マークという言葉を使用していますので、タクシン首相 ≠ 一般の認識としては1人以上でも多
くなければ道義的に受け入れられると考えられているのかもしれません)の妻を大切にしている
との認識を示したが、今回の問題提議に関しては、問題を提議することにより、そのような振る舞
いのある党員に警鐘をもたらし、己の行いを正させる意図を持って行ったのであろうと語り、自身
の考えとしてはミヤノーイ云々を被擁立者資格の要件として含める意向が無いことを示唆してい
る。

「省庁の再統合もあり得る」
ウィサヌ副大臣は昨日、幾つかの政府機関に関して権限及び業務内容を見直し、必要であれば
1月1日に再度省庁を統廃合する可能性があることを明らかにした。
 同副大臣によると、既に官僚機構開発機構が調査検討を行っており、これまでに約50%程度ま
で進捗しているが、検討結果によっては統廃合を行わないこともあり得るが、何れにしてもあくま
で効率化を目指す為に検討を行っており、決して官僚や職員の地位や業務を脅かす様なものに
は成り得ないと言う。

「SME銀行 - 来期の信用供与目標額は300億 他」
中小企業体(SME)銀行のチョーティサック・アーサパウィリィヤッ総裁は昨日、中小企業体間の資
金需要を見越した銀行間の貸し出し競争の激化や各国との自由貿易圏協定締結による輸出機
会増を勘案し来年度の信用供与(プローイ・シンチュア)総額が少なくとも300億以上になるであ
ろうとの見通しを明らかにした。
 同総裁によると、輸出機会増に伴い、来期は競争力を維持すし且つ生産の効率化を目指すた
めの機会設備の入れ替え等の設備投資に関わる資金需要が旺盛になるという。
----------
  一方、タイ商業会議所のアート・ターウォラノン会頭は昨日、農産物の高値傾向及び消費の向上
から今期に関しては財務省予測を上回る6.5%以上の経済成長を達成するであろうとの認識を示し
ている。
 また、来期に関しては、予期せぬ負の効果がもたらされない限りは、自由貿易圏協定の効果もあ
り経済成長率は8%に届き、以降右上がりの傾向を続けるであろうとの認識を示している。

「プーゲット県 - もたつくヨーロッパからの旅客」
プーゲット県、パンンガー県及びグラッビー県を統括する政府観光庁南部第4地区事務所のアーヌ
パープ・ティーララット所長は、観光シーズンを迎えた今となってもプーゲット県に到着する主にヨー
ロッパからの観光客が昨年に比べ少ない傾向にあるという。
 同氏によると、タイ国内の情勢を見極めるためにAPEC終了まで旅行を見合わせていたことが今
回の到着減に繋がっていると見られるが、何れにしても来年初頭の航空券及びホテルの予約状況
は順調で、早い時期に通常のレベルに戻り、また格安航空会社の参入効果もあり最終的には国内、
外国からの旅客何れに於いてお増加傾向をみせるだろうという。



2003年12月01日  油断していたら、あっというまに師走

タイの風俗王とも言われるチューウィットさんのトン・トラッグーン・タイ党の脅威をかわすため
か(笑)、タイ・ラック・タイ党は、とってもフワ・ングーな人や、そっち方面に偏執狂的な癖があ
る人物を次期総選挙に於ける擁立候補から除外する方針を明らかにしています。
 要はマッサージ・パーラーに行くような好色な人や、奥さんが一杯居る様な人を除外すると
いう事らしいのですが、時々英語の記述がヘンテコリンなThe Nation誌では今回の方針に関
して権利擁護系の議員さん等が「注意深く警戒しながらも、歓迎している」というようなニュア
ンスで彼らの所感を適切に記しています。
 一番解りやすい例を挙げれば、上記の要件を全て満たし、しかもチューウィットさんのお店
の常連で且つ自身もかつてこの手の施設の事実上のオーナーだった某副大臣さんとかが次
期総選挙の擁立候補から外されていなければ、最初からこの方針は「ウソ」だったということ
ですね。
--------
とりあえずこの件に関しては、選挙区の選出議員候補として擁立せずに、比例代表区の候補
者名簿に記入するという逃げ場があるかななどと思たり、というか多分真面目にこの方針を貫
いたらプラチャイさん以外の殆どの幹部党員が被擁立資格を失っちゃうのではないかと思っ
ていたのですが、タクシン首相は本日朝記者団に対して「こんな事はまだ打ち合わせすらして
いない」として否定しているようですね。 (10:00 TST 追記)

ニゴン運輸副大臣は昨日、12月29日から1月4日までの年末年始期間中に主要幹線道路に
於ける10輪以上の大型車の通行及び沿線のガソリンスタンドに於けるアルコール類を含む
飲料の販売を禁止する方針を明らかにしています。

一度覚えた美味しい蜜の味を忘れることが出来なかったのか、半年くらい前に車の中でシリ
コン埋め込み等の美容整形を無免許で請け負っていたとしてラート・プラーウォ通り上でマ
スコミ注視の中で逮捕された女性が、昨日自宅内で同様に無免許で請け負っていたとして
逮捕されています。

「思い上がっているわけではない」
タクシン首相は昨日、フワ・ヒンで開催されていた移動閣議1日目の席上で、各閣僚に対し外国
からの借款や援助を受けることを厳禁する旨発言したことに関して、この発言は隣国を初めとし
て他に援助を必要としている国に対して援助を差し向けるべきであるという考えを含めて表明し
たものであって、決して思い上がった傲慢な考えから発言したものではないと強調したうえで、
アジア域内の援助を必要としている国に提供されることにより、域内全ての国が確固たる基盤を
築き上げることは、域内における投資、通商を盛り上げていく上でも重要なことであるとした。
 首相によると、前提となる条件が無い限りは、例えばエイズ撲滅等の社会的に意義ある援助
に関して門戸を閉じている訳では無いという。
 尚、今回のタクシン首相の発言について民主党のオンアート報道官は、所詮政治的な意図を
持ったプロパガンダの一つにすぎないと批判している。

「息子の下院選擁立を否定」
タクシン首相は、タイ・ラック・タイ党内で一人息子の通称オートことパーントーンテー・チナワット
氏を次期下院議員選出選挙候補としてバンコク都内の選挙区から擁立する動きがあると報道さ
れている事に関して、これは単なる記事にすぎず、父親としてもそのような考えはないとして報道
を否定した上で、当人は、むしろ政治よりは自身が始めたビジネスの方に関心が強く、何れにし
ても現在のところ政治の世界に行こうとする意志は無いようであると語った。 
 一方、毒舌家としても知られる天然資源・環境省政務次官のプローップラッソップ・スラサワディ
ー氏が早くも次期バンコク都知事選出選挙に出馬する意向を表明している事に関しては、かなり
前から立候補する意志があるという話を聞いていた事を明らかにするとともに、タイ・ラック・タイ
党に関しては、来年早々にでも擁立候補名を明らかにする予定であると語っている。

「多くの情報提供に謝意」
国家警察本部報道官ポンサパット・ポンヂャルゥン警察少将は昨日、政府が取り組む麻薬撲滅戦
争政策に絡み、これまでに国民から多くの通報や情報が寄せられた事に謝意を表明した。
 同報道官によると、これまでの10ヶ月間に全国の国民から国家警察本部専用私書箱1234宛て
に寄せられた通報、情報提供は、のべ26,100件にのぼり、内バンコクからが8,797件、他の県から
が17,303件で、またその多くが麻薬取引関わっている国家の職員、とりわけ警察官に関するもの
で、またこれらの情報により91,800人が逮捕、ヤー・バー錠40M錠が押収され、差し押さえ資産総
額は17億バーツにのぼったという。

「ナイト・エンターテイメント施設で一斉集中取締」
首都圏警察本部及び警察麻薬取締局の当局者1,700人は、12月3日の麻薬に対する戦争への勝
利宣言日を間近に控えた一昨日から昨日未明にかけて都内約100ヶ所でパブやディスコ等のナイ
ト・エンターテイメント施設の一斉集中取締・摘発を行い合計1,000人以上の男女が麻薬使用の有
無を検査する尿検査を受けた。
 警察側の発表によると、れまでの麻薬撲滅活動の成果もあり、今回の一斉取締では、フワイ・ク
ワーン署の所轄管内で4人、トンロー署の管内で1人及びバーン・ラック署の管内で1人、と僅か合
計6人に麻薬の使用を疑わせる陽性反応が確認されたに留まった。
 また、今回の一斉取締では、政府の麻薬撲滅政策に関する広報による成果もあってか全般的に
施設側及び客側の協力も良好で、僅か三時間で全ての査察を終了することができたという。


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