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2004年02月21日 〜 2004年02月29日
「発電公社民営化問題 - 計画を逆戻りさせる意向は一切無い」
タクシン首相は、昨日放送された国民向け定例政見放送の中で、民営化を巡り労
使間の交渉が膠着状態を続けているタイ発電公社の民営化問題に関して、国民と
の約束事であることを強調した上で、計画を逆戻りさせる意向は一切無いことをあ
らためて確認した。
一方、座り込み抗議活動を開始してから6日めとなった昨日、労働組合側はこの
土日を「家族の日」と定め、各組合員の家族等を招待し、家族の抗議の本質に対
する理解を深める機会を設けると共に、壇上で講演会やコンサート等を行うなど平
穏な抗議活動を継続させている。
また、「家族の日」の催しには、月間にして数百万バーツもの電力料金を支払って
いるチューウィット・ガモンウイシット氏が「電気の使用者」として講演し、英語混じり
でタクシン首相の進める公社の民営化推進をiTV問題と同様にconflict of
interest
政策であると皮肉った上で、同様に発電公社の民営化を実現させたアルゼンチン
のケースを例に出し、アルゼンチンの政府はタイの政府と全く同じ内容で民営化の
メリットを国民に訴えたが、蓋を開けてみたら電力使用量の値上げという国民へ負
担を強いる結果をもたらしたという話を壇上で紹介した。
タクシン首相は、昨日の放送の中で政府が取り組んでいるタイ発電公社の民営
化は、既に労働組合側代表と政府(タクシン首相は政府の替わりにタイ・ラック・タ
イ党という言葉を使用)との間で議論を尽くし、経営の効率化及び透明性を強化す
る上で両者とも是であると納得、合意した上で取り組んでいるものであり、また既に
国民に向け公報もしており、国民との約束を欺かないためにも決して株式の公開
を中止させる意向が無いことを再確認した。
また、労組側が指摘している透明性への疑問に関しては、独立した監視機関(タ
クシン首相はregulatorという単語を使用)が国民に利益をもたらすために緊密に監
視、牽制にあたることから、汚職や電気料金値上げ等に関して国民は一切不安を
抱くことは有り得ないことを強調した。
一方、民営化後の母体企業と政府とファイ・ファー・ラーチャブリー・ホールディング
社との持ち分比率に対する疑問やバーン・プー・グループやチャイナー・ライト・パワ
ー社と首相自身が絡んだ利権疑惑が指摘されていることに関しては、民営化は誰
の為のものでも無いと語るに留め、具体的な内容に触れることは無かった。
今回のタクシン首相の発言を受け、民営化徹底阻止を訴えている労組側は、従来
からの原則論を復唱しているものにしかすぎないとして、今後も3月2日の大抗議集
会に向け座り込み抗議活動を継続させることを確認している。
尚、労組側代表のシリチャイ・マインガーム氏は、先にタクシン首相が今回の膠着
状況の背後に外部の者、若しくは第三者が関わっていると発言していた事に関して、
座り込みに参加している者達は全員自発的に参加しており、外部の団体や外国から
資金援助を受けている団体からの援助は一切受けていないと反論している。
「ハムバリ師の協力者(?)を逮捕」
サッゲーウォ県アランヤプラッテート郡のクローンルック署は昨日、イラク人のラーマ
ーン・アッバース容疑者を偽造査証使用行使及びオーバーステイの容疑で逮捕した。
同容疑者は、先にJIのNo.2としてタイ当局により逮捕されたハムバリ師の捜査線上
で浮かび上がった人物で、APEC会議に向けた何等かの破壊活動を行うためにハム
バリ師等と謀議を開いていたとの疑惑が持たれており、兼ねてから当局者により同
行がマークされていた。
尚、逮捕されたラーマーン容疑者は、タイ人の妻と一緒にタイ国内で生活していた
だけであって、テロ組織とは一切関係していないと語っているという。
「南部情勢 - 襲撃事件再び」
昨日朝8:55頃、ヤッラー県ヤッラン郡内で、パッターニー県内にある国軍シリントン基
地に所属するピシット・シーラックサー上級軍曹が、市場で買い物を終えバイクで自
宅に戻る途上で、つけてきたバイクに乗った二人組により銃撃を受け死亡した。
南部国境三県では、先に武器庫襲撃強奪事件、連続放火事件及び一部の襲撃事
件に関わったと見られる容疑者が逮捕されて以来、当局者等を狙った襲撃が沈静化
する気配を見せていた。
一方、ナラーティワート県ラッンゲー郡ボー・ンゴー地区内では、貯水池建設の為に
約一週間前から導入されていたバックホーに何者かが放火し全損する事件が発生し
ている。
こちらの放火事件に関しては、一連の南部における一連の不穏な動きとの関わり
が取りざたされる一方で、バックホーの所有者が同県シーサコン郡内のガムナンであ
ることから、何らの商売上若しくは政治的な対立が背景にあるとの線も捨て切れない
との見方がされている。
「鳥インフルエンザ - 新たに疑い患者一人」
公共保健省のタワット副政務次官は、昨日までにナコンラーチャシーマー県県都内在
住の29歳の男性に関して鳥インフルエンザに感染した疑いがある患者として認定し
た事を明らかにした。
同副政務次官によると、男性の自宅では20羽の闘鶏用の鶏を飼っており、
2月10日
以来連鎖死の現象が見られ、男性も鶏の死骸と接触する機会があり、2月13日に風邪
の症状と40度の高熱を訴え、病院で治療を受けていた。
今回の認定で疑い患者は21人となり、内12人が退院済み、7人が死亡、 2人が療養
中となる。
「発電公社民営化問題 - 問題すげ替えに忙しいタクシンさん」
タイ発電公社の機構改革の真の理由の開示及び国民の利益を志した機構改革を求
め同公社前で座り込み抗議を続けている労働組合員等は、座り込み開始から5日め
となった昨日までに、タバコ製造公社、タイ・マスコミ公社、タイ国際航空、ナコン・ル
ワン・タイ(Siam City)銀行等の公社、国営企業の労働組合員等も合流する動きを見
せ、その数は3万人にまでふくれあがり、一方上院社会開発及び人間の安全保障委
員会は昨日までに政府に対し学識経験者や評論家等を交えたヒアリングを早急に
行うべきであると勧告するに至っている。
尚、労組側は、首相側から明確な回答が得られない限りは座り込みを続ける意向
で、また、3月2日には6万人以上の労組員や支援者を集め大抗議集会を開催する意
向を示している。
タクシン首相は昨日、タイ発電公社の労働組合側との間で膠着状態が続いている
事に関して、彼らが使う「国を売る」という言葉を例に出し、このような言葉は、およそ
労働組合関係者の口からでる言葉ではなく、間違いなく背景に外部の扇動者が関わ
っているとのお得意の論を展開した上で、政府として関係者からの理解を得るため
最大限の努力を傾け、公社に関係する組合員には概ね理解が浸透しているものの、
外部の煽動している人物が問題をすげ替え、「理解しないように努力し、またそうす
る様に他者に仕向けている」事が事態を悪化させ、膠着状態に至らせたとの認識を
示した。
しかし、タクシン首相は組合員が要求している「明確な説明」に関しては、株式の公
開は会社の身売りではなく、新たなビジネス機会を創生するものであるとの原則論を
述べるに留め、指摘されている特定企業との関わりに関しては言及する事はなかっ
た。
尚、タクシン首相によると、発電公社民営化及び労組側の要求に関して、別途本日
朝8時から放送される国民向け定例政見放送で詳細を明らかにする予定であるとい
う。
「鳥インフルエンザ問題 - 10人目の感染者を確認」
公共保健省病害対策局のヂャラン・タルゥナウティポン局長は昨日、ロップリー県在
住の47歳の女性を公式に鳥インフルエンザの感染者と認定したことを明らかにした。
今回の認定で、公共保健省が公式に認定した感染者は10人となり、内3人が退院、
7人が死亡したことになる。
同局長によると、新たに認定された女性は自宅で養鶏用の鶏60羽を飼育しており、
1月23日以来一日5-10羽のレベルで連鎖死が確認されていたものの、鶏の死骸の処
理を行った際に何等かの防御手段を講じていなかったことが感染原因となったと見ら
れるという。
尚、女性は2月3日に風邪の症状を見せ、2月20日までに顕著な肺炎の症状を見せ
ていたものの、その後快方に向かい2月25日には退院しているという。
「南部情勢 - 2人の学生の関わりが明らかに」
バンコクに移送された5人の容疑者の事情聴取を行っている捜査当局は、昨日までに
5人の容疑者から共通して得られた証言として、都内ラームカムヘーン通り付近にあ
る教育機関に所属する学生2人が武器襲撃事件に関わっていたこと、またマレーシア
国内で新PULOの首領とされるマーソー・ターイェッ容疑者を中心に10人で南部に於け
る大規模な破壊活動に関して謀議が行われていたとの証言が得られていることを明
らかにした。
一方、国家警察本部複本部長のゴーウィット・ワッタナ警察大将は、昨日ヤッラー県
警察本部にて同県ヤッハー郡パテー地区内在住のプー・ヤイ・バーンであるドーロッ・
センマッスー容疑者(53)を南部に於ける一連の不穏な動きに関わっていた容疑で一
昨日逮捕し、バンコクに移送し事情聴取を行う方針であることを明らかにした。
尚、同容疑者の身柄拘束に関しては、初期報道の段階では大物殲滅行動の一環と
して逮捕されたと報じられていた。
また、今回の身柄拘束を受けパテー地区内の住民約200人が警察署前に抗議及び
バンコクへの移送を阻止するために集まる場面も見られた。
一方、私立アサンプション大学が行う世論調査エーベック・ポールが2月23日から26
日にかけ都内在住の1,111人を対象に南部情勢に関する意識調査を行った結果80.6%
の回答者が、日頃から南部情勢に関するニュースに注目していると回答、依然都民
の注目を集めていることが明らかになった。
また、南部情勢に絡んで最も懸念されている事に関して複数回答可で回答を求めた
結果、72.2%が当地の人々が生命や資産の安全を脅かされていることと回答、以下
63.3%が当地の子供達の教育機会、54.8%が子供達の生命の安全、47.1%タイ国内の安
全保障への脅威の拡大、42.2%が当地の住民の健康と続いた。
外国人ビジネスマンにとってはある意味で常識になっている「政府が取り組む
民営化って、本当は誰のためにやっているの?」という疑問を第一に掲げ、民営
化を志す電力公社に反旗を翻した同公社及び地方電力現業の労働組合による
抗議行動がタクシン首相の直接対話拒否宣言をきっかけに過激化する様相を
見せ始めており、「公共資源を保護する上でも民営化を白紙化するまで」徹底抗
戦の構えをみせ、既に他の公社・現業の労組が合流し抗議活動を展開していま
す。
何となく第二次チュァン政権末期における貧民連合の抗議活動を彷彿とさせる
様相ともいえそうです。
タイ北部メー・ホーン・ソーン県の県知事は、まだ具体的な情報があるわけでは
ないと断った上で、ミャンマーとの国境線付近のミャンマー領内で同国の政府軍
と少数民族系反政府ゲリラとの衝突が発生しタイ領内に流れ弾頭が飛来し地域
住民に被害を及ぼす可能性が想定されることから、県内全ての郡当局に対し国
境線上におけるミャンマー側の動きに関する情報収集及び警備監視を強化する
様指示したことを明らかにしています。
まもなくソフトオープンする予定の地下鉄線で昨日朝、爆弾処理班が登場すると
いうもののしい雰囲気の中で、警察と合同でテロ対策等の実地訓練が行われま
したが、その際にBMCLのお偉いさんが、安全対策も万全である事が確認できた
ことだし、これで4月13日開業は100%約束できるようになったと幸せそうに語って
いました。
尚、件のお偉いさんによると、後もう一回安全対策の為の実地訓練を行う予定
になっているらしいです。
ニゴン運輸副大臣は、昨日開かれた危険物資の陸上運送に関する勉強会の席
上で、これまでに具体的に危険物輸送を規制する法律や規則が存在していなか
った為に、しばしば大事故を起こすことがあったことに鑑み、より安全な輸送を実
現するために普遍的な規制方針の策定を急いでいる事を明らかにしています。
同副大臣によると、現在ドイツ政府の協力を仰ぎながら、危険物輸送に関わる
運転手資格、危険物資の定義及び危険物の補充や積載方法等に関して検討を
重ねているところだそうです。
一昨日夜、約10人くらいの若者グループに銃で脅された上、草むらに無理矢理
連れて行かれ強姦されたとして14歳の少女が昨日パッタヤー暑に訴え出てきて
います。
少女の証言によると、たまたま友人と夕食のグワイッテイヤウォを買うために
外出したところ、約10人位の若者グループにどこかに遊びに行こうと誘わたもの
の、それを拒否したところ無理矢理バイクに乗せられ強姦されたてしまい、その
後若者達の目を盗んで警察に駆け込み訴えることが出来たそうです。
警察では、少女の証言から判明している4人の通称名を手がかりに身柄を追っ
ているところだそうです。
一方都知事選が近づくと何故か極端にマスコミ露出が増えるパウィナー・ホン
サグン女史は、2月22日にサラッブリー県内で少年等15人に強姦されたとして13
歳の少女が同女史の事務所に訴えてきた事に関して、これまでに逮捕された16
歳の少年に対しヒアリング調査を行い、13歳の少女が友人男性の家を訪れ、そ
こで5人の少年等により集団で暴行を受け、その後同所で別の少年10人により
暴行されていたことが明らかになった事を明らかにしています。
尚、少女側は、少年等の家族達からの示談の申し出を断り法による処罰を求
めているようです。
現在クルンタイ銀行のクレジットカードの広告に使用された裸の男女が絡み合う
写真が猥褻であるとして文化省を中心に物議を醸し出していますが、個人的には
単なる優れた広告写真にしか見えないのですが、これを猥褻であると考えちゃう
自称保守的な思考を持った文化省の方の発想の方が遙かに猥褻なんではない
かと思っていたりしているわけですが、その文化省が噛みついたターター・ヤンの
全曲英語の外国(というかアジア?)進出を意識したアルバムが、本人曰く発売
早々で5万枚売れたらしいです。 ちょっと眉唾。。。
「南部情勢 - 本格的取り調べが始まる」
警察犯罪抑止局局長のゴーシン・ヒンタウォ警察少将は、昨日までにバンコクに移送
された5人の容疑者の内の1人であるスーディールゥーマン・マン容疑者の取り調べ
を行い、同容疑者を雇った不穏な行動に関わった一味に関する詳細な情報や事件の
背後に居る人物の名前の供述を得られた事を明らかにした。
また、同局長によると首領格でBRNの幹部とも見られているマッガター・ハーロン容
疑者からも今後の捜査に役立つ重要な情報が得られ、この情報から現在少なくとも
都内在住の2-3人の容疑者に関して逮捕状の申請の準備にかかっており、動向の監
視を強化している事を明らかにしている。
先にバンコクに移送された容疑者5人は、BRNの一味として武器庫襲撃強奪事件等
に関わったとされる3人に関しては捜査局の管下で、またBRNの幹部と見られる残り2
人はバーン・ケーン地区にある公安警察局官下の特別拘置施設内に収監されている。
一方、国家警察本部副本部長のゴーウィット・ワッタナ警察大将は、ナラーティワート
県内で分離して事情聴取を行っている残り4人の容疑者の他に、具体的な個人情報
に基づき20人以上の容疑者の身柄を追っていることを明らかにしている。
また、ヤッラー県内では大物一掃政策の一環でプー・ヤイ・バーン一人が逮捕され
ているが、警察の消息筋からの情報によると南部に於ける一連の不穏な動きとの関
わりについても疑いが持たれているという。
チャワリット副首相は昨日午前、先にバンコクに移送された5人の容疑者に関して何
人かは分離主義組織に関係若しくは考えに同調する者が含まれているとの認識を示
したが、同副首相によるとこれら分離主義組織は既に当局側でも具体的な情報を持っ
ており、また組織力的にも社会に重大な害悪をもたらすような活動を行うことは出来
得ない事から、一連の不穏な動きには、分離主義組織と、よからぬ考えを持つ当局者、
影響力を持つ大物、違法品や麻薬の密売に関わる者が関わっている可能性が高いと
いう。
政府が中間期補正予算の中に、こっそりと首相・閣僚専用機の購入予算を含めて
いた事が発覚したことに関して、チュァン・リークパイ前首相(民主党最高顧問)は、
もし専用機の購入が首相自身の名声や威信の為だったらもってのほかであるとし
た上で、仮に首相や閣僚の為に購入するのであれば、陸軍や警察等が所有する
飛行機や民間航空会社で充分足りているはずで、それでなくても多大な予算を浪
費しているんだから、購入予算を道路の整備や、北部や東北部に深刻な被害をも
たらすと予想されている水不足、干ばつ問題対策に使うとか、もっと国民の役に立
つ使い方をするべきであると批判しています。
因みに、この専用機購入計画は、名目上は国の潜在能力向上及び政府関係者
やVIPの効率的な移動の実現及び安全確保の為と記されているらしいのですが、
政府側は、あくまでVIPをお迎えしたときに使用するもので、首相や閣僚は事前申
請ベースで使用できるのみであると釈然としない説明に終止しています。
チュァンさんが指摘している干ばつ問題ですが、チァン・ラーイ県のチァン・セーン
地区を流れるコーン川の水かさが減ってしまい、船の航行に支障を来していたり、
北部や東北部では作物に深刻な影響が出始めて居ますが、暑期が近づくに連れ
更に問題の深刻化が予想されるため、国務省は昨日までに当座の対策費用とし
て各郡単位に最低で50万バーツ以上を投下する決定をしています。
ロット・ワイーラーとブル・テリアの二匹に襲われ6歳のプッギーちゃんが重傷を負
った事件に関して、飼い主側は昨日までに全責任を認めるに至り、あとは当事者
間の補償問題を残すのみになっていますが、それとは別に警察側は管理責任を
怠り犬を公共の場に放し、第三者に危害を加えた容疑の立件に動いており、刑事
責任が問われた場合、通常で1年の禁固若しくは1,000バーツの科料になるのに対
し、プッギーちゃんの負傷の度合いにより20日以上の入院が必要になった場合は、
最高で3年の禁固若しくは6,000バーツの科料が申し渡され宇可能性があるそうで
す。
下院児童、青少年、女性及び高齢者問題委員会委員長のラリター・ルゥックサム
ラーン女史は、携帯電話の画面に卑猥な画像をロードさせるサービス等の不適
切なサービスを提供するビジネスに関する苦情が相次いでいるとして、来週中に
も、これら不適切なサービスに関する実態調査を行い、最終的に男性や女性モデ
ルの裸の写真を掲載している雑誌を含めて営業停止、資産没収等の処分を下す
方向で検討する予定であることを明らかにしています。
一方、下院宗教、芸術及び文化委員会報道官のヂャムラット・ウィヤンソン氏は
卑猥な内容を主とするVCD映画が氾濫している状況を受け、既に時代遅れになっ
ていると指摘され、且つ概念の細分化が進んでいる映画に関する規制法律の見直
し作業を行っていることを明らかにしています。
南部に於ける不穏な情勢に絡み一昨日までに身柄拘束された9人の容疑者の内、
武器庫襲撃強奪事件及びナラーティワート県ターク・バイ郡内の学校放火に関わ
ったとされる5人の容疑者が昨日までに都内に移送され本格的な事情聴取が開始
されています。
尚、残りの4人に関してはナラーティワート県内で事情聴取が行われているそう
です。
一方、武器庫襲撃強奪事件の原因調査を行っていた第四地区国軍本部は昨日、
武器庫に於ける警備体制に問題があlったにも拘わらず長年放置されてきたことが
事件を誘発する原因となったと結論付け、これまでに関係した職員約20人に対し
戒告処分を下し、今後軍の規則に則り何等かの処分を下す方向で調査を進めて
いる事を明らかにしています。
6歳の少女が犬に襲われ重傷を負った事件に関して記者団からコメトを求められ
たタクシン首相は、思わず「私だってマスコミから噛みつかれている」と漏らしてし
まったとも伝えられていますが、そのマスコミ嫌いな、ひたすらPositive
Talkにこだ
わるタクシンさんが関わっているのか否かは謎ですが、本日付のThe
Nation誌に
よると、比較的政府に対して辛口な論評を展開していた週間サヤーム・ラットも遂
に政権側のプレッシャー地獄に巻き込まれてしまったようで、先に同誌のエディ
ターを辞任したルンルゥアン・プリーチャグン氏の証言によると、プレッシャーは
APEC会議前後からあり、今月始め頃には、同誌で組んだ鳥インフルエンザに関
する特集記事で、政府に対する批判を展開した部分が根こそぎオーナーによる検
閲により発売直前に削除され、政府が現在取り組んでいる対策が記された部分だ
けを残して発売されるなんて事もあったようです。。
またルンルゥアン氏からは、政府から同誌存亡に関わる強いプレッシャーがかけ
られていることを示唆する発言をオーナーがしていたと示威する発言も聞かれてい
るようです。
個人的にもタイの政治状況の裏を読むために週間サヤーム・ラットを読むように
していたのですが、確かに今月初め頃から表紙の傾向を含めて「何かが変わった」
という感を抱いていました。
もしかすると昨年発刊されたセークサーンさんを表紙に据えた10月14日特集号
が最後の「本当の報道・論評の自由」を謳歌していた号だったのかもしれません。
っで、直接サヤーム・ラット云々とは関係ないですけど、政府が取り組む銀行再編
政策って、本当は誰のためにやっているんでしょうかね?
同じくThe Nation誌によると、タクシーの台数が少ないとの苦情により規制緩和した
ら、逆に増えしぎてしまい、交通渋滞の大きな要因となってしまったため、今度は再
度台数制限に乗り出す方向で検討しているらしいです。
タイ国内で車を自分で運転することもある立場から言うと、緑と白のバスと、子供
を背負った母親を後ろに乗せながら、ひたすら進行方向のみに注意を払って走る
バイクが後ろからトマホーク状態で迫ってき時が一番怖いんですが。。。。
昨日10:30過ぎ頃、首都圏警察本部プラップ・プラチャイ2署管轄内のサンパンウォ
ン区タラート・ノーイ地区マハープット通り沿いのヂャオプラヤー川の取水口付近
からバラバラ死体が入った旅行カバンが発見され、遺体と共に入っていたホテル
の白いバスタオルが手がかりとなり、そのホテルに2月19日から夫婦で宿泊してい
た36歳のイスラエル人男性が逮捕されています。
妻が失踪したことを届ける為にイスラエル大使館に現れたところで逮捕された男
性は、容疑を否認しているものの、警察側はホテルの部屋から血痕が発見され、
また昨日未明0時過ぎ頃に同型の旅行カバンを持ってホテルから一人で出かける
ところが目撃され、同様に監視カメラの記録からも目撃証言を裏付けることが出来
るため、何等かの理由で同国人である36歳の妻を殺害し、遺棄したとの見方を強
めているようです。
バンコク隣県のパトゥム・ターニー県内でロット・ワイラーとブル・テリアの二匹に襲
われ(当初報道ではロット・ワイラー二匹でしたが、その後修正されています)6歳
の通称プッギーちゃんことワラナート・トリーカンちゃんが重傷を負った事件に関し
て、一昨夜23時過ぎから放送されたch9の人気ディベート番組トゥン・ルーク・トゥ
ン・コンに出演した飼い主の長男は、飼っている犬は家の敷地の中で放し飼いに
しているが、敷地外で放し飼いにすることはなく、また襲ったとされる犬から血痕ら
しきものが見られないため、近所にたくさん居るオオトカゲに襲われた可能性が高
いと主張していましたが、飼い主側は昨日までに責任を認め、全ての治療費を負
担する事に同意するに至っています。
噛みついたとされるロード・ワイラーは、以前にも都内ラート・プラウォ区内で子供
をかみ殺すという事件を起こしていたことから、一時期輸入禁止にされていたそう
ですが、最近になって輸入の再開が許可され現在タイ国内には有名歌手所有の
ものを含め10匹程度しかいないそうです。
また、今回の事件を受けタクシン首相は、ペットに関する取締法強化の検討を約
束する発言をしています。
「南部情勢 - 国王陛下が強い御懸念を表明」
一昨日夜、国王陛下に謁見したタクシン首相は昨日、国王陛下に南部情勢に関して、
説明申し上げた際に、陛下が南部に於ける不穏な情勢に強い御懸念を表明された
上で、全ての階層が真摯に相互理解に努め、助け合って問題解決にあたることを希
望された事を明らかにした。
タクシン首相によると、一昨夜の謁見の際に、南部問題に関して、分離主義的な動
き、利権や政治的な思惑、更には外国の組織の支援を受けた者等の思惑が複雑に
絡みあっており、解決には多少の時間がかかることが予想されるため、住民及び当
局者の精神的疲労も懸念されている旨説明申し上げたという。
一方、第9地区警察本部は昨日、ナラーティワート県内で1月4日に発生した武器庫
襲撃強奪事件、学校連続放火事件及びその後の当局者や住民等を狙った襲撃事件
等の一連の不穏な動きに関わったとして首領格1人を含む9人のナラーティワート県
内在住の容疑者の身柄を拘束、同時に犯行に使用されたと見られる刃物、銃器、バ
イク5台等を押収した事を明らかにした。
逮捕された者の中には一味の首領格と見られ、また分離主義組織BRN(Barisan
Revolusi National Malayu Pattani)幹部の一人と見られるマッガター・ハーロン容疑者
(52)が含まれる。
事情聴取に立ち会ったゴーウィット国家警察本部副本部長によると、逮捕された者
達は、既に逮捕状が出ている首謀者格の容疑者4人から8,000バーツで雇われ、犯
行に関わったと証言しているといい、本日中に容疑者9人の身柄をバンコクに移送さ
せ、内5人を武器庫襲撃や学校放火事件に関わった分離主義組織関連で、残り4人
を当局者や住民を狙った襲撃事件及び学校放火関連でそれぞれ分離して取り調べ
を行う意向であるという。
一方、政府は昨日午後からタクシン首相を議長として南部問題の恒久的解決を目
指す為の南部国境三県開発計画に関する協議を行い、地域に安全保障及び豊かさ
をもたらす為に、問題の根元である貧困問題の解消、地域経済の推進、外部とを結
ぶ交通システムの整備及び人的及び社会的資源の開発向上の4つをキーとした開
発を総額220億バーツ以上を投下し、地元住民の参加の基で取り組むことで合意に
至っている。
今回の協議に先立ち、昨日午前にチャワリット副首相を議長として当局者間で開発
計画に関するの協議を行い、アジア域内の製造拠点を視野に入れた天然ゴム関連等
の工業団地の整備を核とする地の利を生かした開発、観光事業開発等の経済基盤
作り、及び自然・環境保護及び住民の生活レベルの向上を核に開発計画に取り組む
事で合意に至っていた。
「鳥インフルエンザ問題 - 感染再発地区の対策処理を完了」
ネーウィン農業・協同組合副大臣は、鳥インフルエンザ感染拡大の再発が確認された
県の内、最後まで赤色地区として残っていたチョンブリー県内の地区に於ける殺処理
を初めとする対策処理が昨日までに完了し、全ての再発が確認された地域の対策処
理を完了させた事を明らかにした。
尚、同副大臣によると、今後も黄色地区を中心に監視を継続し、3月中旬頃までに3
回目の感染拡大再発の有無に関して調査を行う予定であるという。
一方、同副大臣は、今回発見された感染拡大の再発の原因の多くが、感染していた
闘鶏用の鶏を秘かに他地区に移動させていた事に起因していたことを重視し、問題の
再発防止、恒久的解決を目指して、国内消費向け家禽類の統一飼育基準の策定、効
率的な感染症対策を目指すため家禽類の飼育許可域を設定、家禽類の移動を許可
制にする、及び食用以外の闘鶏用の鶏や高級輸入品種等の家禽類の登録制を核とし
た制度の導入を図る方向で検討を進めている事を明らかにしている。
また、同副大臣によると、闘鶏用の鶏の不法な移動行為を防止し、登録を促すために
す、3月1日から31日迄のの間、各県の畜産局事務所で鶏の無償感染チェックと登録を
受け付ける意向で、期間終了後は感染チェックの為に一羽あたり180バーツを申し受け
る予定であるという。
昨日付の英字新聞The Nation誌にパトゥムターニー県内で6歳の少女が近所
の飼い犬のロットワイラー2匹に襲われ重傷を負ったが、警察は現場に血痕等
が残っておららず、また飼い主がヴェテランの調教師であったことから、襲われ
たという証言に自体に疑問を持っているという記事が掲載されていましたが、そ
の後のタイ語報道によると、犬に襲われていたプッギーちゃんを助けた電気工
事士の勧めもあり、少女の父親が児童擁護財団を主催するパウィーナー・ホン
サグン女史の事務所を昨日訪問し事情を訴えたことから事態は急変し、警察も
「ちゃんと」現場検証やプッギーちゃんの様態を検証した結果プッギーちゃんが
襲われていた事実が認められたことから、急遽飼い主に関して管理を怠り他人
に危害を与えた容疑で立件に乗り出すという事態になっています。
尚、当初責任を認めず、また証言も拒んでいたとも、また一部報道では治療
費の支払いすら拒んでいたとも伝えられていた飼い主は、本日中に警察の事
情聴取に応じる意向を示しているようです。
「民主党の地力を見せる」
民主党所属の選挙区選出所属下院議員が地方行政機構評議会議長選挙に出馬す
るために議員を辞職したことを受け一昨日行われたソンクラー県第三区に於ける補
欠選挙に於いて民主党所属候補のウィラット・ガンヤーシリー氏が51,963票と、26,636
票を獲得したタイ・ラック・タイ党候補を獲得票に於いて倍近く引き離し当選を果たし
た。
尚、今回の選挙の投票率は66.61%で、まや具体的な数字は報じられていないもの
の一部報道では前回選挙よりも民主党の獲得票が増えていると報じている。
有権者121,764人中66.61%が投票を行っている
今回の選挙結果に関して、タイ・ラック・タイ党南地区選挙戦略責任者のワンムーハ
マッドノー国務大臣は、住民の審判を真摯に受け入れ、民主党を祝福したいとした上
で、しかし今回の結果が直接次期総選挙に影響を与えるとはあり得ず、今後は全精
力を振り絞って職務を遂行し、次期総選挙で勝利を確実なものにしてみせると発言し
ている。
一方、タイ・ラック・タイ党党首のタクシン首相は、前首相であるチァン・リークパイ氏
の人気が高い南部地区に於いて勝利を期するのは簡単なことではない事を認めた
が、今回の結果が次期総選挙で南部地区20議席の獲得を目指す党の目標に影響を
与えることはなく、最低でも15議席を確保する自信はあると語っている。
また、タイ・ラック・タイ党が政府の権力や資金力を駆使して住民に投票を強要若し
くは買収していると批判している事に関しては、今回の選挙結果を見て判るようにそ
の様な事は一切行っていないとした。
尚、タクシン首相によると、今回の選挙結果が今後のワンムーハマッドノー氏の地
区選挙責任者としての地位に影響を与えることは有り得ないという。
* 仮にタイ・ラック・タイ党が勝利した場合、民主党側のクレームに対しタクシン首相
がどの様にコメントするか聞いてみたい気も。。。
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実際には、前回の総選挙時より投票率は下がり、タイ・ラック・タイ党の得票数が前
回より1万以上増えるという結果になっています。
「南部情勢 - 政治的な部分で住民にメリットをもたらす必要が」
チャワリット副首相は昨日、南部情勢の現状に関して、あらゆる要因が複雑に絡み合
う中で、更に地元行政機構関連の選挙を控え、より混迷の度を深め始めているとの
認識を示した上で、本日開かれる予定の関係当局者会議の結果をふまえ、南部開発
計画及び新戦略を含む問題解決に関する行動方針を3月2日の定例閣議において承
認にかける意向を明らかにした。
同副首相委によると、南部に於ける不穏な状況の解決には、単に人を捕まえるとい
う事だけでなく、より政治的な部分でメリットを地域の住民に最大限もたらす事が重要
であるという。
また、武器庫襲撃事件関連の捜索に関しては、内部の事情を知っている者が関わっ
ているとの確信はあるものの、依然住民の間に捜索に当たっている警察や軍部に対
する恐怖感が支配的で、なかなか協力が充分に得られず、困難を来していることを示
唆している。
一方、武器庫襲撃事件に関して、内情を知る中佐クラスの人物が関わっていると確
信していると語っていたタクシン首相は、既に事情聴取を行っているのかとの記者団
からの質問に対しては否定したものの、現在証拠固めを行っており、証拠が固まれば
事情聴取もあり得ると語るに留めている。
また、南部で頻発している当局者や住民を狙った襲撃事件の一部が、犯行グループ
による口封じだったと指摘されていることに関しては、その線も含めて捜査を行ってい
る事を明らかにしている。
一方、再度一時休校を決めていた南部国境三県の学校は、昨日授業を再開したもの
の、依然教師や保護者の間で不安が広がっており、学期末を前倒しにし今週中に全学
期を終了させる方向で調整に入っている。
報道によると、政府による問題解決に懐疑的な保護者が多く、子供を三県外の特に
近県であるソンクラー県の学校へ転向させる動きが見られているという。
「小型飛行機が電柱に衝突爆発」
昨日11時頃、スパンブリー県ソーン・ピー・ノーン郡ドーン・マッナーウォ地区内で、隣県
ナコン・パトム県内にある飛行士学校から飛び立った小型飛行機が電柱に衝突、爆発
し、操縦していたアヌソン・ガセーラスコン空軍少佐が死亡、また、たまたま近くをバイク
で通りかかった夫婦が飛行機の爆発により重度の火傷を負い重体となった。
事故原因に関しては、現在空軍の担当者の協力を得て解明を急いでいるが、事件
発生当時辺り一帯は快晴で見通しが良かったことから操縦ミスの線は考えられず、ま
た事故発生直前に飛行機のエンジン部分から火が出ていたとの目撃情報があること
から何等かのエンジントラブルに巻き込まれた可能性が高いと見られている。
今日の朝会社で、タイ人の皆さんに「なんでチューウィットさんは、ソンクラーで投
票することが出来るの?」と質問したら、みんなから、即座に「お金を払ったから」
という明快な答えが返ってきちゃいましたが、その昨日行われたハート・ヤイ市を
含むソンクラー県第三区で行われた下院議員補欠選挙の開票状況に関して本日
昼過ぎのニュースを見る限りでは民主党側が倍近くの差をつける位優勢なようで、
早くもタイ・ラック・タイ党地区責任者のワンムーハマッドノー国務大臣が今回の
選挙結果が次期総選挙に影響を与えることはないと語り、敗北を示唆する発言を
する一方で、民主党のサナン選挙参謀は、今回の選挙により民主党南部議席総
獲得視野に入ったと発言しているようです。
因みにチューウィットさんは、どうも住民登録上はソンクラーの県民らしいです。
タイ国内の出来事を総覧する上では非常に有用なツールながら、誤報と誘導報道
が目に付くため間違ってもビジネス上の重要な判断資料として使用するには躊躇し
てしまう、一面に堂々と"The News
Paper You Can Trust"と記されているBangkok
Postが、先にタクシン首相の独裁体質を批判したコラムを書いた同誌のウィーラ・プ
ラッティープチャイグン論説員を事実上アドバイザー職に近い副編集長に、後任に
副論説員のコーウィット・セナンダン氏を論説員に据える人事を先週金曜日に突然
行ったことから、政権による事実上の言論弾圧であるとして同誌社内のみならず、
タイ・ラットを除く国内各紙が報道の自由に対する侵害行為に懸念を表明するととも
に、氏が会長を兼ねるジャーナリスト協会や国外のジャーナリスト団体も今回の措
置に強い懸念を表明する声明を発するに至っています。
因みに現在のBangkok Postは、政権のバックボーン企業の一つであるセントラル・
パッタナー・グループの傘下に入っており、定期購読をすると突然セントラルからプ
ロモーションの案内等が送られてきちゃうくらい繋がりが深いのですが、昨年政権の
スリヤ番頭が突然素人にも解りやすい実績をあげるために、既にみんなが知ってい
る様なタイ国鉄の問題を、あたかも自分が初めて見つけたかの様に大々的に公表し
ていた頃に、セントラル・ラプラオ店の国鉄所有地不法使用問題を提議し、一時は大
スキャンダルにまで発展するかのような様相を見せていたのですが、結局セントラル
側にBangkok Postを利用してライバルのThe
Mallの陰謀説をでっち上げる機会を与
え、スリヤ君には単なるタクシンさんの腰巾着だけでなく、仕事をする事もあるんだと
いうイメージを国民に与える機会を与えただけで、最終的に政権御得意のなぁなぁ
な解決で終わってしまったなんて事もありました。
昨日ソンクラー県第三区で行われた下院議員補欠選挙の投票所に、ちゃっかりトン・
トラッグーン・タイ党党首のチューウィット・ガモンウィシット氏が現れ、テレビカメラの
前でピースサインと共に、民主党候補の番号である1の数字が見えるように投票用
紙を投票箱に入れるシーンが映し出されていました。
それにしても、一体タイの投票資格はどの様になっているのだろうかという疑問は
置いておいて、早速他人には厳しいタイ・ラック・タイ党側が投票用紙に書かれた番
号を見せる行為は選挙違反であると噛みついています。
因みに、そんなタイ・ラック・タイ党が支配する政府は、3月14日に行われる地方評
議会関連の投票日に会わせるかのように、3月13日に民主党が強い地盤でもある南
部三県の一つであるパッターニー県で合同閣議を開催し、南部開発計画を大々的
に発表する計画を立てていたりします。
「東北部国境地帯の開発に注力」
政府は昨日、泰越合同閣議二日目の会合が開かれたナコン・パトム県内で移動閣議
を開催し、東北地方、とりわけ国境地帯の潜在的競争力の向上を目指すために、域
内輸送システムの整備、インドシナ諸国との経済協力体制及び共同投資による協調
発展体制の推進、ノーン・カーイ県とラオスを結ぶ鉄道路の整備、ナコン・パノム県と
ラオスのター・ケーク地区とを結ぶ第三友好橋建設実現に向け取り組む事を核とした
域内製造拠点の創生を目指し、同時に住民の潜在力向上の為に地域の貧困問題解
決に取り組む事で合意に至った。
尚、第三友好橋建設計画は、ヴェトナムのハノイ〜ダナンとを結ぶ総距離400Kmに
及びびインドシナ縦貫道路計画の一環として取り組む意向であるという。
また、長年懸案となっている治水問題に関しては、水源の確保に関しては隣国と共
同で解決を図ると同時に、貯水ダム及び貯水池の建設を推進し、また総額4,000億バ
ーツを投じ灌漑設備を現在の三倍にまで増強させる事で合意に至っている。
今回の合同閣議終了後、地元当局者等の前で講演を行ったタクシン首相は、前回
の総選挙が終了し現政権が誕生して以来、従来当局者により無視され続けてきた地
域の住民を中心に据えた政策を施行することにより東北部に大きな変化の兆しをもた
らしてきたが、今後5年間には更に大きな変化をもたらすことになるだろと語り、政権の
功績を強調すると共に、次期総選挙を意識した発言をする事を忘れなかった。
「南部情勢 - 夜間外出禁止令の発布は必要ない」
ナコン・パノム県で開催された移動閣議に先立ちタクシン首相は、南部情勢に関して、
南部に展開し任務を遂行している当局者が頭数、戦略等を含め必ずしも満足できる
状況では無いことが、不穏な情勢を長引かせる原因となっているとの認識を示した。
また、ターゲットが当局者から教師にシフトするとの情報や脅迫が寄せられるなど、
不穏な状況が更にエスカレートする可能性が指摘されていることに関しては、状況的
には夜間外出禁止令の施行の必要性を認めるほどではないとしたものの、必要な警
戒を怠らないよう当局者に指示している事を明らかにした。
また、タクシン首相は、任務遂行にあたる当局者の頭数、配置、戦略の立て直し作
業を行っている事に関しては、効率的に機能する迄に多少の時間がかかるとの認識
を示した上で、全てが効率的に機能する様になれば問題の根本的な解決が可能に
なるとの認識を示している。
一方、武器庫襲撃事件に関しては、内情を知る中佐クラスの人物が関わっている
とされる事に関しては、同様な認識を持ち、またそう確信しているとしたものの、その
中佐クラスが国境の麻薬密輸に関わっていると噂されていることに関してはコメント
を避けている。
タクシン首相によると、武器庫襲撃事件に関しては、既に法務省特別捜査局に捜査
協力の指示を出しているという。
「南部情勢 - ゲームは逆転フェーズへ」
タクシン首相は、昨日放送された国民向け定例政見放送の中で、先に不穏な情勢が
続く南部を訪問した後も、依然当局者や住民を狙った襲撃が減らない状況に懸念を
表明した上で、今後政府が「攻撃」側にまわり「ゲームの逆転」を早急に成し遂げるた
めに、任務遂行にあたる当局者の編成・配置等を見直し、安全保障を脅かす輩が、
二度と大地を踏みしめることが無いよう本格的な「攻勢」に出る意向を明らかにした。
また、タクシン首相は、先に行われたイスラム教最高指導者(ヂュラー・ラーチャモン
トリーを意訳)を初め南部国境5県のイスラム教委員会委員長等との協議の中で、南
部問題解決に不可欠な地域の住民の力を最大限に活用する為にも各県のイスラム
教委員長が住民と当局側の理解を深め合うための架け橋になって欲しい旨要求した
事を明らかにした上で、今後三年間不断の努力を重ね、諸問題の抜本的解決を目指
す南部国境三県の開発計画の完徹及び分離主義的な動きの根絶を目指す意向を再
確認している。
タクシン首相によると、来月パッターニー県内で行われる移動閣議において、より具
体的な開発計画を地元に公表できるよう、今週中に関係当局者等と詰めの協議を行
う予定になっているという。
「有名俳優を飲酒運転で逮捕 他」
一昨日深夜、有名俳優兼司会のビリー・マッキントッシュ(一部英語読みで記載)こと
ルゥンルゥット・マッキントッシュ容疑者が、都内アソーク1の入り口から高速道路に入
ろうとしたところで、折から行われていた飲酒運転の検問に引っかかり逮捕された。
同容疑者によると、仕事先でビンにして3本くらいのビールを飲んだ後に、車でドー
ン・ムァンの自宅に帰宅する途上だったという。
尚、同容疑者に対しては、北プラッナコン地区裁判所で昨日行われた略式裁判によ
り禁固2ヶ月、執行猶予2年及び科料4,000バーツと24時間の社会奉仕が申しつけられ
た。
また、同容疑者に対しては向こう一年間合計4回状況報告のために警察署への定
期出頭が義務づけられる。
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昨日9時頃、ソンクラー県県都内カウォ・ループ・チャーン地区のタムボン行政機構評
議会議長であるニヨム・ダーサヂョンプラッディット氏(60)が散髪を終え店を出たところ
で、バイクに乗った二人組に襲われ死亡した
警察では地元の政治が絡んだ対立が犯行の背景にあり、南部国境三県で発生し
ている一連の不穏な動きとは関係ないとの見方を示している
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情報通信技術省サイバー・インスペクター(タイ語も同じ)班のウティポン・ポンスワン
氏は昨日、これまでの同班の活動に基づき、インターネット・サービス・プロバイダー
を通して猥褻な内容等の不適切なサイトの開設者に対して警告を行ってきた結果、不
適切なサイトを80%まで閉鎖に追い込むことが出来た事を明らかにした。
しかし同氏によると、警告により閉鎖されても、また別の新たな不適切なサイトが開
設されるケースが後を絶たず、更に不適切な内容のサイトの多くが頻繁に開設してい
るサーバーを移転して公開を継続させるケースも見られるなど、同班の力だけでは完
全消滅にまで追い込むのは至難であることから、まもなく始まる学生の長期休みの期
間を利用し、自宅等で不適切なサイトの割り出し活動を行う学生の協力員を募集する
方針を固め、謝礼金や必要な機器の貸し出し等に関して詰めの協議を省内で行って
いるところだという。
昨日バーン・クワーン刑務所内で、それぞれ麻薬関連で終身刑を宣告され服役
しているカナダ人男性服役囚とタイ人女性服役囚の結婚式が刑務所長が仲人
役となりタイ式で執り行われました。
二人は同棲中だった2001年11月24日に、麻薬密造及び密売の容疑で逮捕さ
れ、終身刑を言い渡され別々の刑務所に服役していたもので、また現在上告中
だそうです。
「鳥インフルエンザ問題 - 不安を抱かず、煽らず」
タクシン首相は昨日、新たに猫の鳥インフルエンザ感染が確認されたことに関して、
気温の急激な変化により抵抗力が弱っているところで、感染して死んだ鶏を食べた為
に感染してしまったのであろうとした上で、いずれにしても猫から人間に感染する事は
有り得ないので、いたずらに不安を抱いたり煽ったりすることが無いよう国民に呼びか
けた。
今回のタクシン首相の発言に先立ち、猫の鳥インフルエンザ感染の事実を公表した
ガーセーッサート大学獣医科学部学部長のターニーラット・サーンティワット氏は、同大
学附属獣医科病院で預かったナコンパトム県の猫2匹から感染が確認された事を再
確認したうえで、これまでに感染が確認された虎(同氏はスゥア・ラーイ・メークという
単語を使用しているので、先にカウォ・キヤウォ動物園で感染が確認されていた希少
種の豹の事を言っているかもしれません)も同様に感染して死んだ鶏を食べたことが
原因であるとの見解を明らかにしていた。
一方、ガラーシン県のワラシット県知事は、200頭以上の牛や水牛の連鎖死が県内
で確認されていることに関して、現在畜産当局や公共保健省に照会中であると断った
上で、突発的な気候の変化がもたらしたものであり何等かの感染症による可能性は
無いとの見解を明らかにし、いたずらに不安を抱かないよう住民に訴えている。
また、近県のコーン・ゲーン県ナム・ポーン郡内では、一部の養鶏農家にて100羽以
上の連鎖死が新たに確認され、現在保健当局側で調査中で、向こう7日以内に結果
が判明する予定になっている。
一方、先に9つの県内で鳥インフルエンザ感染拡大の再発が確認されたが、昨日ま
でに新たにコーン・ゲーン県及びチョンブリー県の一部で再発が確認され、「完全制圧
宣言」も4月までずれ込む気配を見せ始めている。
「南部情勢 - 不審な若者200人が潜伏中?」
第9地区警察本部本部長のターニー・タウィーチャサリー警察少将は、南部国境三県
で発生している一連の不穏な動きに関して、分離主義組織と現在行われている地方
評議会選挙も絡んだ地元政治家や大物の思惑が複雑に絡み合ったもので、また直接
犯行に手を下している200人くらい居ると見られる若者グループの多くがPULO(Pattani
United Liberation Organization)に繋がる分離主義組織の手引きで潜伏(一部報道で
は隣国から密入国し潜伏)しているものと見られるとの認識を示した。
今回のターニー本部長の発言に先立ち安全保障当局の情報筋が国境三県に対し、
若者約200人が昨日夜から本日にかけ火炎瓶等を使用し主要な当局施設を攻撃する
為に潜伏中であるとの警戒情報を提供し当該施設の警戒を強化するよう呼びかけて
いた。
南部三県では、情報筋からの警戒情報のみならず、学校や当局者、施設を狙うとす
る脅迫電話や脅迫状が日常的に寄せられており、これまでにパッタニー県12郡内の約
300の学校及びヤッラー県内の5つの学校が臨時休校を決めており、更にパッタニー県
内の教職員組合は昨日の会合で、臨時休校を無期限に継続させる事を決定するに至
っていた。
一方、タクシン首相は一昨日午後ソンクラーン県で開かれた南部14県県知事等を交
えた会議の席上で、2002年にヤッラー県ターン・トー地区内で発生した武器庫襲撃事
件に関わったと見られる当局者が、先に発生した武器庫襲撃事件にも関わっていた可
能性が強くある事を明らかにした上で、各関連当局に対し捜査を強化する様指示した
事を明らかにしている。
また、南部三県の実業家70人以上が地元経済活性化のために昨日までに、連名で
首相に対し生命・資産の安全確保、向こう一年間の事業税の減税及び三県経済推進
の為のセミナーの開催を要求する声明を発している。
「新上院議長に政権よりのスチョン氏を選出 他」
マヌーングリット前上院議員が信任を問うために辞任したことを受け、昨日上院議議長
の信任・選出の為の投票が上院議会で行われ、出席議員198人中99票を集めたスチョ
ン・チャーリークルゥア氏が選出された。
尚、前上院議長のマヌーングリット・ループガヂョン少将が獲得した票は59票だった。
また、今回の選出によりスチョン氏がこれまで就いていた副議長の席が空席になるこ
とから、別途日を改めて副議長の選出投票をを行う事になっている。
チャイヤプーム県選出上院議員のスチョン・チャーリークルゥア氏(54)は、現在三期目
を務めるベテラン議員として知られ、これまでに主要な上院委員会の議長を数多く歴任
して来たことで知られる一方で、タイ・ラック・タイ党最高顧問のサノ・ティエントーン氏に
非常に近い人物としても知られ、また今回の獲得票の多くが上院内の政府支持派の投
票だったことから、政府のチェック機能としての上院の存在が危ぶまれ、将来の政権の
独走を許す事になると懸念する声も多い。
また、今回の議長選出に絡んで、一部の上院議員が買収されていたとの疑惑も指摘
されている。
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タクシン首相等主要閣僚一行は昨日10:00過ぎ、第一回泰越共同閣議出席の為ダナン
へ飛び立った。
ヂャカラポップ政府報道官によると、今回の共同閣議では、チャワリット副首相をタイ
側筆頭とする安全保障関連部会、ソムキット副首相をタイ側筆頭とする経済関連部会
及びヂャトゥローン副首相をタイ側筆頭とする社会関連部会の三つの部会に別れ協議
を行う予定で、鳥インフルエンザ問題を始め、エネルギー、縦貫道路建設、両国の協
調発展を視野に入れた観光及び投資関連の協議を中心に協議を行い予定になってい
るという。
尚、本日中に共同閣議の場をホーチミンが一時期滞在していたことで知られるタイ国
内のナコン・パノム県内のナコン・パノム・リバー・ビューホテルに場所を移して行われる
予定になっている。
また、来月にはラオスとの間で共同閣議が行われる予定になっている。