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2004年03月01日 〜 2004年03月10日



2004年03月10日

また、明日あたりから暑くなるらしいです。

「タクシン8 - 効率性よりは政治的な面を重視」
タクシン首相が政権発足以来8度目の内閣改造に取り組んだとの報が一昨日夜流さ
れて以来、安全保障関連閣僚の異動に注目が集まっている中で開かれた事実上第
7次タクシン内閣(通称タクシン7)最後の定例閣議となった昨日、各関係閣僚に記者
団の質問が集中する光景が見られた。
 安全保障関連閣僚のワンムーハマッドノー国務大臣が副首相に昇格し、後任に法
律関連担当副首相のポーキン・パラグン副首相(タクシン7から政権に合流)が就任、
タムマラック防衛大臣が副首相に昇格し、後任に現科学技術大臣のチェッター・ター
ナッヂャーロー大将(元陸軍司令長官)が就任すると見られている事に関して、安全
保障事項担当副首相のチャワリット・ヨンヂャイユット大将は、南部問題対策に大きな
影響を与えるような異動は有り得ないと語り噂を否定したものの、ワンムーハマッド
ノー国務大臣は、仮に報道されている「噂」が本当だったとしても、既に南部問対策に
関してはあらゆる階層で任務遂行の為の体制ができあがっていることから、良くなる
事はあっても、悪くなることは有り得ないとの認識を示し、暗に自身の異動があり得る
ことを示唆する発言をしている。
 一方、各社の報道で両者の異動がほぼ確定的と見られている事に関して、ナラー
ティワート県選出のファクルッディン・ボート上院議員は、安全保障関連閣僚の異動は、
問題解決における効率化を追求するために行うべきであって、政治的な意図が介在
するべきではなく、誰が椅子に座ろうと問題解決に実績を上げる事が出来なければ、
住民からの信頼を政府は失い、協力すら得ることが危うくなると政府に釘を刺した上
で、噂されている今回の改造は野党からの不信任決議案審議をかわしたいという政
治的な意図が強く、とりわけ南部問題解決に不安定要素をもたらすようなワンムーハ
マッドノー国務大臣とポーキン副首相の入れ替わりは受け入れがたいとし、一方タム
マラック防衛大臣とチェーッター氏との異動は、むしろ実際的な解決を志す可能性が
高く、問題解決に於いてはプラスになると見られることから歓迎できるとの認識を示し
ている。
 また、野党民主党総選挙対策準備委員会委員長のサナン・カチョンプラサート少将
も同様に政治的な意図がかいま見られるとした上で、しかしチェーッター氏に関して
はむしろ問題解決面で適切な異動であるとの認識を示している。
 尚、第8次タクシン内閣の詳細に関しては、現在国王陛下による認証処理に回され
ており、本日16時頃には公式に顔ぶれが発表される予定になっている。

「発電公社民営化問題 - 労組ドタキャンにあう」
定例閣議が開催されていた昨日、首相官邸前で抗議活動を展開していたタイ発電公
社の労組代表のシリチャイ・マインガーム氏等12人の幹部は、首相との面会を求め
首相官邸を訪問、政府側は首相が「来客中」であるとの理由でスダーラット公共保健
大臣及びヂャカラポップ政府報道官を労組側の要求事項の取り次ぎ役として代理を
立てて応対、結果として首相との直接対話は実現しなかった。
 今回の「ドタキャン」に先立ち、プロミン・エネルギー大臣が閣議開始前に記者団に
対して首相との面会実現はかなり不確定であると語り、ドタキャンを示唆する発言を
していた。
 ドタキャンを受けた労組側は、官邸内で協議に応じたプロミン・エネルギー大臣や
ポーキン副首相等と約3時間に渡り協議を行ったが、あらためて労組側は国民投票
による国民の了解が無い限りは民営化に断固反対する事、及び2002年制定の公社
の株式取り扱い関する法律の廃止を要求、協議は事実上の物別れで終わった模様。
 尚、労組側は、協議終了後首相との面会が実現しなかったことに不満を表明した上
で、関係当局者との協議は今回が最後で、今後は首相以外との協議には応じない
意向を表明、本日にも直接協議が実現するととの期待を持ちながら抗議活動を継続
させる事を明らかにしている。
 一方、ドタキャンをしたタクシン首相は、昨日開催された閣議の中で、関係閣僚に対
して、株式公開によりより従業員にもとらされるメリット、デメリット及び電力価格への
影響にに関する詳細な調査を向こう一ヶ月以内に終了させる様に指示した上で、調
査結果に基づき、国及び国民に最大限のメリットをもたらす方針の策定を行う意向を
明らかにしている。

「新たに感染者1人、疑い患者1人を認定」
公共保健省病害対策局のヂャラン局長は昨日までに、これまで鳥インフルエンザ感
染疑い患者として認定されていたナコン・ラーチャシマー県在住の29歳の男性を感染
者として認定したことを明らかにした。
 尚、男性は3月7日に退院している。
 今回の認定により確認された鳥インフルエンザ感染者は合計11人となり、内7人が
死亡、4人が退院した事になる。
 今回認定された男性は、自宅で闘鶏用の鶏を飼育しており、連鎖死が発生したさい
必要な対策を講じることなく素手で死体の処理を行っており2月13日から熱、咳痛等
の肺炎の症状を訴え、一時はICUで集中治療を受けていた。
 また、ヂャラン局長は、プレー県在住の42歳の男性を鳥インフルエンザ感染疑い患
者として認定した事を明らかにしている。
 当該男性は、自宅で闘鶏用の鶏を飼育しており、先の感染認定患者と同様に連鎖
死が発生した際に適切な対策を講じることなく素手で死体の処理を行っており、2月
21日に高熱を訴え入院、その後急性肺炎の症状を見せ、3月4日に死亡している。
 今回の認定により確認された鳥インフルエンザ感染疑い患者は合計で20人となり、
内8人が死亡、12人が退院したことになる。
 また同局長によると、肺炎若しくは風邪の症状を見せ同局の監視下にある患者が
全国で119人居るという。

「次期総選挙でもチャート・パッタナーの名は残る」
チャート・パッタナー党党首のスワット・リプタパンロップ氏は昨日、同党の地盤である
ナコン・ラーチャシマー県の県評議会議長選挙及び評議会議員選挙の開票結果を見
て、県民が党を支持し期待を寄せて居ることを実感できたとした上で、次期総選挙で
も間違いなく党の名を存続させる意向を明らかにした。
 事実上のタイ・ラック・タイ党の吸収合併合流拒否宣言ともとれる今回のスワット氏
の発言と前後して、タイ・ラック・タイ党主流派派閥であるワン・ブゥア・バーン派閥に
属するウィワントンチャイ・ナ・ガーラーシン下院議員(比例代表区)は、仮に今回の内
閣改造でスワット氏が入閣していなかったら、それは同氏が金輪際政権入りをする機
会を失ったと解釈する事が出来ると語り事実上の統合話の御破算を臭わす発言をし
ている。



2004年03月09日

本日付の英字各紙によると、南部情勢及びそれに絡む野党側の内閣不信任
決議案提出の動きを睨み、タクシン首相は既に内閣改造を決断し、一部報道
では既に国王陛下の認証の手続きに入っていると報じています。
 特に今回の改造で注目されるのが、南部問題に直接関わっているワンムー
ハマッドノー国務大臣とタムマラック防衛大臣の去就で、概ねワンムーハマッド
ノー氏を副首相に格上げし、後任にポーキン・パラクン副首相を、またタムマラ
ック防衛大臣のポストに現科学技術大臣のチェッター・タナヂャロー大将が就き、
科学技術大臣の後任にチャート・パッタナー党から移籍したゴーン・タップパラン
シー氏が就き、タムマラック氏のポストに関しては一部報道で副首相に格上げ
と伝えています。
 また、経済関連では「お国のセールスマン」のソムキット副首相が再度財務大
臣に返り咲き、現財務大臣のスチャート氏を副首相に格上げすると見られてい
るようです。
 また、チャート・パッタナー党の連立入りに関しては、依然明確になっていな
いものの、今回の改造では連立入りを見合わせ、不信任決議案審議終了後に
再度検討されるのではないかとの見方をする報道もあります。
 いずれにしても、まもなく各消息筋からの情報に基づき改造後の骨格が明確
になってくるものと思われます。

新聞に専用のコーナーがあったり、専門の雑誌が有るくらいタイ人に人気があ
るお守り(プラッ・クルゥアン)ですが、余りにも広告に事実とは異なる誇大な文
句や記載があることから政府は政府系の放送局でのコマーシャルを禁じると
共にお守りに関する広告の監視、規制を強化する意向を明らかにしています。

本日付のThe Nation誌に掲載された、スラギアット外務大臣を次期国連事務
総長に推す云々に関する記事は、既に英語や日本語等の国外メディアでも報
じられているので、こちらでは取り上げません。

「NESDB - 今期経済成長7-8%を見込む」
国家経済社会開発委員会は昨日、昨年第4四半期に於いて世界的な景気拡大基調
による好調な輸出、建設部門の顕著な拡大を初めとする非農業部門の拡大基調や
国内消費の押し上げ等により7.8%の驚異的な成長率を達成し、結果として当初予測
を大きく上回り昨年度通年で6.7%の経済成長率は達成できたことを明らかにした。
 一方、今期に関しては、バーツ高傾向や最高値水準にある原油価格、低インフレ率
や多少上昇したものの依然堅持されている低金利傾向等が負の影響を与える可能
性はあるものの、世界的な景気拡大基調による好調な輸出や非農業部門の拡大基
調、活発な投資に支えられ7-8%の経済成長率の達成が見込まれるとし、鳥インフル
エンザ問題に関しては、観光関連部門、輸出関連部門、国内消費部門に250億バー
ツ、率にして0.39%程度の負の影響を上半期に見込まれるが、全体としては大きな影
響を与えるものではないとしている。
* 尚、今期経済成長率見込みに関しては報道により、7-7.5%とか7.8%とする
ものもあります。

「南部情勢 - 戒厳令の一部解除の検討」
日曜日に開催された南部問題に関するシンポジウムでまとめられた提言を受け、元
公共保健省大臣で、タクシン首相が尊敬する政治家の一人としても知られるセーム・
プリンプワンゲーウォ氏が政府に対して現在施行中の戒厳令の早期撤回及び南部に
展開している軍部関係者の早期撤収を要求していることに関して、タムマラック防衛
大臣は、この提言は南部に於ける実情を知らないでまとめられたものであると語り不
快感を示した上で、問題の早期解決の為及び展開している当局者が充分に任務を
遂行する上でも戒厳令は必要なものであり、また軍部を派遣し警察と共同で職務遂
行にあたることも極めて重要な事であるとの認識を示したものの、戒厳令の施行が既
に当局により情勢が掌握されている等、必要ではない地域に関しては解除の方向で
検討している事を明らかにした。
 尚、先のシンポジウムでは戒厳令の早期撤回の他、政府が進めるビジネス面を重
視したとしか思えない開発の為の投資を凍結させ、まず住民の生活の質の向上や
機会の創生に努めるべきであるとの提言がまとめられている。
 また、戒厳令の一部解除に関しては、現在第4地区国軍本部を中心に検討が進め
られており、消息筋によると、既に当局による情勢掌握が出来ており、また住民との
協力関係も良好なパッターニー県内のガ・ポー郡及びマイ・ゲーム郡を最初の解除地
区とし、また、南部国境三県の県都内に於ける早期状況掌握に努め、こちらの解除も
同時に実現させる方向で検討されているという。

「依然男女同権にはほど遠い」
ラーチャパット大学校スワン・ドゥシット校が行う世論調査スワン・ドゥシット・ポールが
都内及び近郊在住の女性1,248人を対象に3月4日から7日にかけて国際婦人デーを
に絡んで「現在のタイ人女性」をキーに意識調査を行った結果、回答者の内50.8%以
上が、依然職業や出生機会等に於いて男性と権利面で開きを感じていると回答した
者が、同等と感じていると回答した46.9%を僅かに上回っていた事が明らかになった。
 国立統計局の統計でも、依然女性労働者に対する待遇が実際の労働量に比して低
いとの結果が出ていた。
 また、国内の女性団体の活動状況に関しては、53.06%の回答者が依然弱く重要な
役割を演じていないと回答、顕著な活動をしていると回答した13.21%を大きく上回った。
 一方、今年は政府にではなく国民に問題を提議し国民の力で政府を動かす方針を
明らかにしていた女性団体関係者約500人は昨日都内ドゥシット地区の王宮前で集会
を開催し、壇上から、政権誕生以来政府は一切女性労働者の権利等の問題解決に
乗り出す事が無かったばかりか、女性団体からの提言を反故にしてきたと政府を批判
するシュプレヒコール上げた。
 また繊維関連等の女性労働団体からは、妊娠中絶を禁止する法律の廃止し、女性
自身に妊娠中絶を受ける裁量権を与え、同時に社会保険面でも妊娠中絶をカバーす
るべきであるとの提言が為された。
 同団体がこれまでに行った調査によると、先進国であるイギリスやタイと同水準にあ
るヴェトナムでさえ妊娠中絶による死亡例は極めて低かったという。

「今頃になって利害関係者への株式配分中止の検討」
民営化断固阻止を掲げるタイ発電公社の労働組合側と公社、政府との間で膠着状態
が続いていることに絡み、財務省は株式公開後の公正な取引を確保するための方針
策定に関する会議を招集し、株式公開にあたり利害関係者への株式配分を中止する
方向で原則合意に至った。
 尚、スチャート財務大臣によると、今後利害関係者への株式配分中止による影響を
調査し、最終決定を下す予定であるという。
 一方、タイ発電公社の経営側はプロミン・エネルギー大臣を交え本日中に労組側代
表と協議の機会を持つ方針を決定し、昨日までに労組側幹部9人に対して召喚状を差
し出した事を明らかにした。
 公社側によると、協議終了後労組側に対し首相と面会する機会が与えられる予定に
なっており、タクシン首相も公社の経営側との協議が終了後労組側と面会する意向を
確認する発言をしている。
 尚、労組側は首相との面会に期待を寄せながらも、(国民投票等による)国民の合意
が確認されない限りは民営化阻止の方針は断固堅持する意向にかわりは無いことを
をあらためて確認している。
 また、労組側によると予め予告していたとおり、本日定例閣議が行われる予定になっ
ている政府官邸前で5万人の大抗議集会を行う予定であるという。

「戦争の後は大掃除」
麻薬規制取締委員会委員長のチャッチャイ・ワンナサティット警察大将は、タクシン首
相を議長に昨日開催された麻薬取締に関する会議の結果を受け、全土からの麻薬完
全一掃を目指し向こう90日間に渡り集中麻薬取締・摘発強化活動、名付けて「国の大
掃除」(タム・クワーム・サアート・プラッテートを意訳)を行う事を明らかにした。
 また、陸上での密輸路を絶つために、新たに運輸省陸上運輸局の協力を仰ぎ、主要
密輸路を中心にX-線検査装置を導入し、全ての車を対象に検査が出来る体制を整え
る意向を明らかにしている。



2004年03月08日

タクシンさんは、昨日バンコク隣県のナコン・パトム県バーン・レーン郡内で行わ
れた下院議員補欠選挙の応援演説で、ちゃっかり5年以内にBTS線をナコン・パ
トムまで延長させると、ネー(確実)という単語をつけて語っていました。

パッターニー県のイスラム教文化委員会委員長は、国境三県に於ける若者達が
不穏な動きに関わっている一味の手下に成り下がる事を防ぐために、各県の宗
教指導者や教育機関と共同で、時代の先端の文化におぼれることなく、宗教を
信仰するにふさわしい若者に育て上げるために、道徳や規律の引き締め活動を
強化する意向を明らかにしています。

その不穏な情勢が続く南部では、3月16日にパッターニー県内で移動閣議に向け
再度存在を誇示する為の不穏な情勢の過激化が予想されていましたが、金曜夜
に学校6県の放火未遂や住民への襲撃事件が発生したほか、一昨日には住民及
び国境警備隊関係者等3人が別々の場所で襲撃され1人が死亡するという事件
が発生しています。

南部に於ける不穏な情勢を正常化させるため、政府は各種開発計画に取り組む
事を明らかにしていますが、この開発計画に関しては、住民の為というより、むし
ろ「ビジネス」の為なのではないかと指摘され、一方で抜本的対策の為には、ま
ず地域の文化の共存及び住民が潜在的に抱えてい他の県との不公平感から生
じる政府への不満の解消に努めることが重要であると指摘する声が多いですが、
その不公平感に結びつくかは謎ですが、観光・スポーツ省観光開発事務所はこ
の程タクシン首相の地元であるチァン・マイ県のハーン・ドン郡バーン・トゥワイ地
区内に一タムボン一製品政策の推進及び製品に対する認知度の向上を目指し、
以て地域の経済振興に寄与するという大義名分で4月9日から17日までオートー
プ村(ムゥー・バーン・オートープ)を開設するそうです。

タクシン首相が事実上の株式公開延期宣言とも取れる発言をしたことに関して、
タイ発電公社の労組側は、喩え延期宣言自体が信用できるものであったとしても、
政府が(国民投票等による)国民による公開の是非に関する判断を得るために一
時延期したものではないことから、今後も首相との直接協議を求める意味合いを
含めて座り込み抗議を行い、閣議が開催される9日には首相官邸前で大抗議集
会を開催する意向を表明しています。

現在ナコン・パトム県第三選挙区で行われている下院議員の補欠選挙に関して、
10年間同地区から下院議員を出していない民主党は、長年バーン・レーン地区
代表の県評議会議員を勤めてきたピティポン・タイポーシリー候補の地元に於け
る信頼に期待を寄せているものの、某有名ゴルフ場のオーナーとしても知られる
タイ・ラック・タイ党候補の知名度だけでなく、地元に於けるタイ・ラック・タイ党の
根強い人気におされ、はやばやと敗戦宣言とも取れる発言が報道官を始め民主
党内からささやかれ始めているようです。
 尚、投票は20日に行われる予定になっています。

チョット大衆紙系なネタですが、昨日未明零時過ぎ頃、麻薬を使用したレズ同士
(グルム・イン・ラック・イン)のパーティーが開かれているとの通報に基づき首都
圏警察本部バーン・スー署とスティッサーン署の合同取締チームが、スティッ
サーンの交差点付近にあるWAZZ UPなる店の強制査察を行いましたが、結局
参加者全員が20歳以上で、また麻薬検査に引っかかった者も一人居なかった
ことから、成果を上げることなく退散したようです。
 今回のパーティーを企画した、レズ・コミュニティーの間ではピー・ディーの通
称で知られるマンタナー・アディサヤテープグンさんは、今回のパーティーは、
自らが開設しているWEBサイトにも告知してあり、コミュニティーやタイのイメー
ジを傷つけない為にも法律や規則にに則って未成年者を受け入れず、またパー
ティーもエンターテイメント施設の閉店時間を厳守して行ってきているので、いつ
警察が来ても問題ないと語った上で、今回の警察の強制査察により、パーティー
に来た他の仲間達が(手入れの模様が新聞に掲載されたりする等で)変な興味
の対象になるのが心配だと語り、写真掲載の際には充分に配慮しいて欲しいと
警察に同行していた記者団に語っていたそうです。



2004年03月07日

先に再度の連立入り、及び将来のタイ・ラック・タイ党との吸収合併に噂を積極的
には否定しなかったチャートパッタナー党のスワット党首は、党の吸収合併に関し
て未だタイ・ラック・タイ党と何等協議が行なわれていない事を明らかにした上で、
吸収合併の可能性に関しては、党は国民の為にあり国民が二大政党を望むので
有れば党を解体し何れかの政党と合併、国民が中小政党の存在を希望している
ので有れば今後も党として存続させると多分に慎重な発言をしています。

「依然明確化になっていない諸問題の解決を急ぐ」
タクシン首相は、昨日放送された国民向け定例政見放送の中で、現在民営化断固
阻止を掲げているタイ発電公社労働組合と公社を含む政府との間で膠着状態が続
いている事に関して、今後も国営企業体の政府を最大の株主とした民営化を進め、
全ての階層に民営化による利益をもたらしていく意向にかわりは無いことを再確認
した上で、膠着状態が続いている原因の根元に株式公開後に新会社の牽制機能と
して存在すべき監視機関(レギュレーターという言葉を使用する政府関係者も居る)
に関する具体的なフレームワークが明確になっていない為に価格維持に対する確
信が得られていないこと、また、公社及び財務省側が従業員にメリットをもたらすと
確信させるに足る具体的な指針及び株式公開後の公正な取引を担保するための指
針も具体化していない事が原因との認識を示し、これらの問題解決を早期に実現し
全ての階層が合意の上で公社の民営化が実現するよう関係各署に指図した事を明
らかにした。
 尚、スチャート財務大臣は先に、株式公開後の公正な取引を担保するための指針
作りの為に今週早々にも関係当局者等を交えて協議を行う意向を示していた。
 一方、タクシン首相は放送の中で、一昨日学校6件に対する放火事件(自警団の
活躍で全てボヤですんでいる)や住民を狙った襲撃が発生するなど、依然不穏な情
勢が続いている南部情勢に触れ、政府は各階層と協力し最大限の精力を振り絞って
解決に努め、これからも努めていく事を強調した上で、解決には宗教指導者が重要
な役割を演じることがが重要であるとの認識を示し、今後の宗教指導者の指導力発
揮に期待を寄せるとともに、依然住民と当局との間に溝が有ることを示唆した。
* 私のタイ語力だけではタイ語記事から充分に読みとれませんでしたが、今回の
タクシン首相の発言は事実上の公社民営化を急がない(決してやめるというわけ
ではない)宣言と受け止められているようです。
但し、労組側が要求している公聴会若しくは国民投票による国民の同意をとる事
に関しては首相は必要ないとの立場をとっています。



2004年03月06日

チュアン前首相は 現在ナコン・パトム県第三選挙区で行われている補欠選挙に
関して、票を金で買う行為が「異常」に蔓延っているとして監視を強め、公正な選
挙の確保に努めるよう選挙委員会に要求しています。
 また公務員に対しては、決して政府の為に集票に協力するような事無く、自身
が首相であった当時の様に、中立であるよう求める発言をしています。
 いずれにしても、現政権下では公務員が政府を一生懸命応援しなければいけ
ない何等かの理由があるのは想像に難くないような気もしますが。。。

一方、チュアン前首相は、チャート・パッタナー党が再度連立政権入りし、最終的
にタイ・ラック・タイ党に吸収合併されるとの憶測が流れていることに関して、同党
在は元々連立政党だった経緯があり、また連立政党から外れて以降も野党とし
ての活動に必ずしも積極的ではなかったことから、殆ど野党及び政治状況に大
きな影響を与えることは無いとの認識を示しています。
 また連立政党受け入れに伴う内閣改造に関しては、将来不信任決議案審議の
対象となることを避ける上でも、内閣の入れ替えを行うことは普通の事であり、ま
た吸収合併に関しては、タイ・ラック・タイ党の一党単独政権の樹立及び400人の
下院議員確保の目標を達成する上で吸収合併は充分にあり得るとの認識を示し
ています。
 因みに、現在故郷のナコン・ラーチャシーマー県に居るチャート・パッタナー党の
スワット党首は、全てはタクシン首相の判断に委ねられていると語り、事実上憶測
を肯定する発言をしています。

一昨日、鳥インフルエンザに感染した疑い患者として新たに認定された1歳4ヶ月
の男児に関して、昨日までに鳥インフルエンザの感染が認められなかったことが
明らかになっています。
 これにより、疑い患者は20人、内12人が退院済み、7人が死亡、1人が療養中と
いう事になります。

「C-130緊急胴体着陸の影響でハート・ヤイの空港を終日閉鎖」
昨日未明2:00頃、ハート・ヤイ空港を離陸しナラーティワート県内の空港に向かって
いた空軍所属の軍用機C-130が、格納してある右側車輪に不具合が発生したことか
ら、急遽同空港に緊急着陸(ローン・ロン・チュゥック・チュゥーン)の為引き返し、右側
車輪が使えないまま胴体着陸を行った為、滑走路上に残った機材の移動作業に手
間取り終日滑走路を閉鎖する事態となった。
 尚、滑走路は本日朝より通常通り供与を行う予定になっている。また、今回の胴体
着陸により、機材に見積もり不能な著しい損傷を与えたものの、乗組員に負傷者は
いなかった。
 事故を起こしたC-130はバンコク都内で行われた会議に出席していた南部国境5県
の県知事、随行員及び乗員等合計13人を乗せ22時にバンコクを離陸し、途中各県
知事を降ろし、24:30にソンクラーン県の県知事を降ろすためにハート・ヤイ空港に着
陸し、その後最後に残ったナラーティワート県の県知事を送り届ける為に同県内の空
港に向かっていたもので、最後の行程で格納してある右側車輪が出てこないという
不具合が発生した為、機長の判断で急遽ナラーティワート県内での着陸を断念し、
再度ハート・ヤイ空港に緊急着陸の為引き返していた。
 空港閉鎖の影響で国内線の旅客は近県の空港への移送で対応したものの、シン
ガポール線の旅客約500人は終日足止めを喰らうことになり、国内、国際線両方で
合計約1,000人の旅客が影響を受けることになった。



2004年03月05日

先日第三次マスコミ取材拒否宣言ともとれる発言をしていたタクシン首相は、昨日
早速記者団との会見を拒否したことから、第三次拒否宣言は本当だったとの報が
一時ながれましたが、そのタクシンさんは昨日午後、喉の痛みと痰の引っかかりを
訴え、ラーマ9世病院で診察を受け、主治医のプラッサルット医師から余り声を出さ
ず休養をとるよう指示され、19時から予定されていた式典の出席をウィサヌ副首
相を代理にたてキャンセルしています。
 また、暫く症状が続くようで有れば7日に予定されているナコンパトム県の補欠選
挙の応援演説もキャンセルされる可能性もあるようです。
-----------
因みにThe Nation誌によると、主治医曰く前日のプレミアリーグの試合を大きな声
を出して応援していたからなんだそうな。

3月8日の国際婦人デーに向け準備を進めている非政府系の女性団体は、前政権
と異なり女性達に政府関係者に直接問題を提議する機会与えてこなかったばかり
か、問題を提議する場すら与えてこなかった現政権の姿勢に抗議する為、今年の
夫人デーでは首相以下政府関係者を一切招待せず、また、首相及び政府関係者
に対して問題解決の要求を呼びかけず、大衆とのみ理解を分かち合い、問題解決
に取り組んでいく意向を表明しています。

自身の次女を学校の暑期長期休み期間中にチットロムのマクドナルドでアルバイト
させる意向を表明していたタクシン首相は、暑期期間の長期休み中に、学生に同
様にアルバイトの機会を持たせる計画に関して国営、民間企業関係者を含む関
係当局者等と協議を行い、合計約30万人の学生がアルバイトを希望しているのに
対し、求人が僅か4万人しか無い現状に鑑み、今後政府と民間共同で青少年の
人権を侵害したり、就労に不適切な職種でない限り可能な限り学生達の就労機会
を用意するよう努める事で合意に至っているようです。
 尚、この計画に基づく学生アルバイトの労働報酬に関しては時間あたり23バーツ
を下らない額を支給することが再確認されています。

「現実味を帯びる吸収合併話」
タイ・ラック・タイ党報道官のスラナン・ウェーッチャーチーワ氏は、タイ・ラック・タイ党
がチャート・パッタナー党を再度連立政党に迎え入れ、その一環として内閣改造を行
い、最終的には同党をタイ・ラック・タイ党に無条件で吸収合併するとの見方が一部
で報道されていることに関して、具体的に党内でそのような協議は行われていない
としたものの、報道自体の内容は否定しなかった。
 同報道官によると、仮にその報道が本当だったとしても、吸収合併や党員受け入
れは党執行部内での協議が必要で、内閣改造云々を含めた具体的な話は3月14日
に行われる地方行政機構関連の選挙終了後になる見通しであるという。
 一方、チャート・パッタナー側は、プラッティップ・グリタウェート下院議員等一部の党
員が報道を否定しているものの、同党副党首のプラッチャーティパッタイ・カムシン
ノーク氏は、吸収合併の判断までにはまだ1-2ヶ月間考える期間があり、また民衆の
為に存在している政党として、支持者の意向を聞く必要があるとしたものの、個人的
見解としては、政治をもう一つ上のレベルにまで向上させるには二つの両極が協調
することが重要で、また国民にとっても議会内でより多くの議席を持った政府があった
方が、より効率的な問題解決に臨むことが出来、多大な利益をもたらす事が出来る
との認識を示し、将来の吸収合併に前向きな姿勢を示唆している。

「タイ発電公社民営化問題 - 着々と進行する上場計画」
プロミン・エネルギー大臣は、民営化断固阻止と首相との直接対話を要求して座り込
み抗議活動を続けているタイ発電公社労組との間で膠着状態が続いていることに関
して、今後も労組側と話し合いを続け理解を求めていく意向を明らかにした上で、3月
1日に予定されていた同公社の株式会社への変更登記に関しては、遅くても今月末ま
でには完了する見通しで有ることを明らかにした。
 一方、労組側が主張する民営化断固阻止の要求に関しては、既にタクシン首相が
国民との約束事であるとして、一切要求には応じない姿勢を示し、また労組側が民営
化阻止の主要な理由として掲げている公開株式を特定の政府関係者に配分する為
にタクシンが必要以上に株式公開を急いでいるとする問題に関しては、タイ・ラック・タ
イ党のスラナン報道官が、同様に国民との約束に逆らう後ろ向きな協議に政府は応じ
る事はないと発言しているが、スチャート財務大臣は上場後の株式の公正な取引を担
保するために、来週早々に証券監視委員会及び証券取引所関係者を招集し協議を行
う意向を示している。
 一方、座り込み抗議開始から11日目を迎えた労組側は、昨日を二回目の大抗議集
会の日と位置づけ、各公団系労組や民間組織、ラームカムヘン大学の学生等が集会
に合流、一時2万人を超えるまでにふくらんだ。

「更に一人を鳥インフルエンザ疑い患者に認定」
タワット公共保健省副政務次官は、昨日までに現在病院で療養中のチャイナート県在
住の67歳の女性に関して鳥インフルエンザの感染が認められなかったとして、疑い患
者リストから抹消、同時にナコン・ラーチャシーマー県在住の1歳4ヶ月の男児を新たに
感染疑い患者として認定したことを明らかにした。
 新たに認定された男児は、2月21日から肺炎の症状を見せ、2月26日にインフルエン
ザに感染したとの検査結果が得られているものの、鳥インフルエンザの感染なのか否
かに関しては現在検査中であるという。
 また、男児の隣家では20羽の鶏を飼育しており、男児も鶏と接触する機会があり、ま
た当該隣家で鶏の連鎖死が発生した時期と、男児が肺炎の症状を見せ始めた時期が
ほぼ一致しているという。
 尚、男児の症状に関しては、改善に向かっているという。
* 因みにタワットさんには、症状がどんなに重くても改善に向かいつつあると発言し
てしまう傾向があります。



2004年03月04日

個人的に政府の諸政策について考えるときに、政策その物よりその政策は
本当は誰のためにやるの?ということの方が気になったりしていましたが、
こういう疑問を持つのは私だけではないようで、本日付のThe Nation誌によ
るとアメリカの上院歳出委員会委員長のミッチ・マッコーネル氏が昨今のタ
イ〜ミャンマー関係が蜜月にあるのは一体誰の為なの?と疑問を投げかけ
ているようです。、
 同氏が上院で発言したところによると、麻薬やらAIDS/HIVやらいらざるも
のがミャンマーからタイに流入しているまっただ中に有るにも拘わらず、タク
シン首相が両国関係の強化にこだわっているのは、タクシン首相系の衛星
ブロードバンド・ビジネスであるiPSTARが眼中にあるからだと指摘しているよ
うです。
 因みに、一時的にミャンマーが突然国境を閉鎖した当時から、タクシン首
相の不自然な柔軟姿勢をさしてiPSTAR(と携帯関連ビジネス)が眼中にあ
るのではと指摘されていました。

「明日は今日より良くなる」という時代的雰囲気作りにこだわる故にか、ひた
すらPositive Talkにこだわる一方で、Negativeな論調に対しては自ら直接議
論に挑まないばかりか、裏で弾圧に走るという、ちょっと姑息なタクシンさんは、
Bangkok Postの報道によると、とある英字新聞を指して自社の論説を一面に
掲載している事を例に出して幾つかの新聞が「正確」さにかけると批判した上
で、メディアはまず「国」の事を考えて報じるべきであると語っています。
 そのタクシンさんの発言に対して、政治は「私欲」より「国」の事を考えて行う
のが「常識」なのではないかという反論がマスコミから出てきそうですが、そん
なタクシンさんは、再度一方的にタクシンさんの言を伝えることが出来るラジ
オで直接政府の政策に関して話し、メディアとの会見は減らしていく、いわば
第三次マスコミ取材拒否宣言ともとれる話をしているようです。

そのタクシンさんが「正確ではない報道」の一例に出した英字新聞と思われ
る、連日政府によるマスコミ弾圧を糾弾しているThe Nation誌は、タイ発電公
社問題が盛り上がりを見せていたことろに行われたラジオの討論番組に対し
て、放送前に政府を批判する様な発言が無いよう指図する指示書が警察広
報局から警察系のラジオ局に回付された事が明らかになったと、あたかも敵
の首を取ったかの様に報じています。

不透明な民営化に抗議して再度大規模な抗議集会を計画しているタイ発電
公社労組代表のシリチャイさんが、力強く民営化でタクシン首相が一番儲か
ると発言した言葉が、タイ語報道では政府関係者が儲かると意訳(?)され
て報じられていたりしますが、そのタクシンさんが儲かる話かチョット謎です
が、タクシン首相系企業もちゃっかり出資している格安航空会社のエアー・
アジアのシンガポール線(実際にはエアー・アジアの本拠国であるマレーシ
アのジョホール・バールにあるセナイ空港まで飛行し、そこから専用バスに
乗り換えてシンガポールに移動)の売り物だったセナイ空港からシンガポー
ル国内のMRTA線ラベンダー駅のバスターミナルへ移動する為の無料専用
バスの運行許可が未だにシンガポールの当局から認可が下りていないんだ
そうな。
 エアー・アジア社側は認可が下りなくても意地になって見切り発車させると
主張しているらしいですが、私も前から気になっていたラベンダー駅周辺にそ
こら中に貼られていた専用バスの広告は既に自主撤去されているそうです。
 因みにシンガポールにはタイガー・エアーという格安航空会社があり、現在
名前を巡ってイギリス国内の同名の航空会社からケチが付いているらしい
のですが、シンガポール側は「どうせ近くにしか飛ばさないんだから、文句を
言われる筋合いはない」として、こちらも見切り発車させるらしいです。

プラッチャイさんが固辞して以来迷走が続いているタイ・ラック・タイ党の次期
都知候補者の人選に関して、最近では民主党からタイ・ラック・タイ党に移籍
し労働副大臣を務めた後にGMM系のユースター社の社長に転身したラダワ
ンさんの名前が急浮上し、本人もやる気満々だったようですが、その後先週
には現教育副大臣のシリゴンさんの名前が浮上し、またもや本人がやる気
満々になっていますが、スダーラット副党首及びスラナン党報道官によると、
遅くても今月末までには発表する予定になっているそうです。
 因みについこないだまでは2月末までには発表できそうだ言っていました。

その次期都知事選の最有力候補の一人であるパウィーナー女史がいるチ
ャート・パッタナー党が、既にタイ・ラック・タイ党に無条件で吸収合併され、ま
たスワット党首へのポストも内定しているらしいと先日Bangkok Postが報じて
いましたが、これまでの党幹部の動きやスワット党首の性格、またタイ・ラック・
タイ党にとってもチャート・パッタナー党の地盤であるナコン・ラーチャシーマー
の票田を得ることができるだけでなく、都知事選でパウィーナー陣営に相乗り
した方が都知事選を制覇する上で美味しい話であることから、何となくあり得
そうな話ではあります。



2004年03月03日

「閉店は原則1時 - 既存店の70%を救済」
昨日開かれた定例閣議に於いて、2月10日の閣議で一旦裁決されたエンターテイメ
ント施設の開店及び閉店時間に関して見直し協議を行い、原則として営業時間は
18:00から24:00までとし、指定ゾーン内及び既存店に関しては18:00から1:00とするこ
とで合意に至った。
 尚、指定ゾーンの見直しに関しては別途協議を行う予定になっている。また、一部
報道によると新方針の施行予定日は4月1日からとなっている。
 プラッチャー・マリーノン国務副大臣によると、今回の見直しは既存の主要なエン
ターテイメント施設の約70%が指定ゾーン外に位置していることを考慮したもので、
今後指定ゾーン内に有る施設に関しては18:00から1:00までとし、また指定ゾーン外
であっても1963年に制定されたエンターテイメント施設に関する法律から昨年改訂
された第4次改訂エンターテイメント施設に関する法律の施行期間内に設立された、
または営業許可の更新許可を受けた施設で、本年1月13日までに許可された施設に
関しては同様に18:00-1:00まで営業が許可されることになり、本年1月13日以降に許
可された施設に関してはゾーン外にある限りは24時閉店となるといい、また1月13日
から数えて60日を超えた日(3月13日)以降に関しては、ゾーン内のみ新規設立の許
可がおりることになるという。(報道により4月1日以降)
 また、上記基準に基づく既存施設に関しては1月13日から数えて60日(3月13日)ま
でに営業許可の更新を受けることが要件とされる。
 一方、指定ゾーンの見直しに関しては、国務省内で原案を作成した上でプラッチャ
イ副首相が座長を務める専門員会で審議にかける予定になっており、詳細に関して
は明らかになっていないが、消息筋によると、原案は既にプラッチャイ副首相に回さ
れており、都内シー・アユッタヤー通り周辺を指定ゾーンにするという案に関しては、
近辺に学校や博物館等の教育機関がありながら、既に極めて不適切な施設が存在
している事を問題視していると伝えられるものの、他の案に関しては概ね賛意が得ら
れているという。
* 上記は複数のタイ語報道に基づいていますが、本日付のThe Nation誌では
ゾーン内及びゾーン外の既存店に関しては原則的に18:00-1:00にかわりは無
いものの、Night ClubやBarは2:00まで、Lounges, Restaurants, Tea Houses及
びMassage Parloursは24:00まで許可されると記しています。



2004年03月02日

教師や学校に対する脅迫が後を絶たないことから、遂に教師に対し拳銃の携行所
持を認めた南部三県では、郡レベルの高官の中に任地を替えて欲しいと申し出る
者が後を絶たず、ナラーティワート県のウィチョム県知事によると、その数は非常に
多く、現在各高官に対し、大衆の為に義務を果たさなければいけない立場にあり、
職務の遂行により、国の職員と距離を置く傾向がある住民との間の溝も狭まり地域
の恒久的な安定に寄与できる重要な職務を背負っている事を自覚するべきである
と説得して廻っているところだそうです。

タイ国際航空は、タイの古式マッサージをPRするため、4月12日より6月までの三ヶ
月間、ファーストクラスやビジネスクラスを利用する旅客に対し、待合いラウンジ内
で無料でマッサージのサービスを提供するそうです。
 同航空によると、約10-15人のマッサージ師を配置し、希望する旅客一人あたり
25-30分間無料でマッサージを提供する予定だそうです。
  本日付のThe Nation誌によると、サービスは国際線、国内線いずれの旅客も利
用可能で、また長距離路線の機内での提供も検討しているようです。
 因みに利用クラスに関係なくラウンジが利用できるクラスのTGや星組のFFP会員
が、TGのファースト、ビジネス利用ではない場合、果たしてサービスを受けることが
出来るのか否かについては記載されていません。

昨日より施行される予定だったエンターテイメント施設の新開店・閉店時間に関す
る新方針ですが、土壇場で本日開かれる閣議で再検討する事になったようです。
 いずれにしても、まだ国務省から政令すら公布されていない状態だったのです
が、何等かの圧力があったということなんでしょうかね?

「買収された上院議員は全員政府に近い人物」
先に行われた上院議長選出投票で、政府に近い人物としても知られるスチョン・
チャーリークルゥア氏が新議長として選出された事に絡み、上院議員の買収が行わ
れていたと指摘されていた事に関して、買収疑惑を調査する真相解明委員会代表
のプラッシット・ピトゥーラッギッヂャー上院議員(ナコンサワン県選出)は住民ネット
ワーク代表のウィラッ・ソムクワームキット氏から提出された資料に記された、命の
危険にさらされる畏れがある為名前を伏せて欲しいと申し出たある上院職員の証言
に基づく資料から22人の上院議員が何等かの形で投票の見返りにお金を受け取っ
ていた可能性が高い事を明らかにした。
 消息筋によると、買収された上院議員の内訳は北部県選出議員8人、東北部県選
出議員10人、及び中部県選出議員4人となっている。
 顔だけでなく告発手法までチューウィト氏に似ているとマスコミから指摘されること
もあるプラシット上院議員によると、買収された疑いのある上院議員の何人かは高級
官僚出身者や大物政治家の子女・子息で、また全員が政府に極めて近いという驚く
べき内容になっており、今後情報提供者から直接詳細な聴取を行い証拠を固めてい
きたいという。

「タイ発電公社民営化問題 - 電力料値上げは賃上げ要求があるから?」
タクシン首相は、タイ発電公社の民営化に反対している労働組合側が、電力料金の
値上げをもたらす事を反対の理由の一つに掲げている事に関して、株式の公開は
会社の発展可能性を増加させ、また会社の透明性を担保するもので、その一環とし
て経営の効率化が要求されることから、電力料の値上げはあり得ず、むしろ組合が
賃上げやボーナスの支給率増などを要求する事の方が電力増の要因に成り得ると
発言、強硬姿勢を崩さない組合側に対し不快感をにじませた。
 一方、組合側が首相との直接対話でしか話し合いに応じないとの姿勢を崩してい
ないことに関しては、既に議論を尽くし国民のコンセンサスも得られている事に関し、
あえて労組側と直接協議を行う必要は無いとの認識をあらためて示している。
 タクシン首相によると、株式公開後も法律に基づき政府が50%以上の株式を保有す
る事に変わりはなく、また株式公開は市場原理により会社に透明性と経営に対する
牽制作用をもたらすことになり、結果として国民の利益に結びつくという。
* 尚、本日付のBangkok Postでは、消息筋からの情報としてタクシン首相が
労組側と会う事に同意していると報じています。

「第三タイ・ラオス友好橋計画」
チァン・ラーイ県のナリノット・パーニチャギット県知事は昨日、同県チァン・コーン郡と
ラオスのフワイ・サーイとを繋ぐ三番目の国境橋の建設計画に関して、既にラオス側
と建設推進に関しては原則的合意に至っている事を明らかにした。
 しかし同県知事によると、具体的な面に関しては現在全くの白紙状態で、先に行わ
れたアジア開発銀行の調査により融資するに足りる建設計画であるとの判断がまと
まっていることから、3月3日に県庁舎内で行われる経済当局者会議でより建設計画
に関してより前向きな協議を行い、年内中には具体的な協議に入ることが出来る見
込みで、3年以内に建設完了、一般供与を開始したいという。
 尚、橋が完成した場合、バンコク〜チァン・ラーイ〜フワイ・サーイ(ラオス)〜昆明
(中国)と陸路で繋がることになる。

「民主党下院議員の支持者射殺される」
昨日未明、ナコン・シー・タムマラート県選出民主党所属下院議員のチャムニ・サクディ
セート氏の有力な支持者として知られる同県チャン・ヤイ郡在住のキーリー・セーンゲ
ーウォ氏が、自宅前で待ちかまえていた二人組により射殺された。
 県行政機構評議会議員を務めたこともあるキーリー氏は、チャン・ヤイ郡内で行われ
た同県行政機構評議会議長候補のウィトゥーン・デーッドーチョー氏の応援演説を終え、
知人と共に車で自宅に向かい、自宅の門の鍵を開けようとしているところで、突然二
人組の男に銃で襲われたもので、二人組は小型トラックで現場から逃走している。
 警察では、キーリー氏が同郡内で集票面で非常に重要な立場にあった事から、現在
行われている地方選挙が絡む何等かの政治的な対立が背景にあるとの見方を強め
ている。



2004年03月01日

多分に”エイッヤー”で結論を急いでしまう傾向があるネーション系のメディア以外
では未確認ですが、本日付のThe Nation誌によると本日より施行予定だったエン
ターテイメント施設の新始業・終業時間に関する方針に関して、現在ナーナーや
カオサン等のゾーンニングに含まれていない、今回の方針により最も大きな影響
を受ける地域に関して、プラチャイ副首相を座長とする専門委員会が新たにゾー
ニングに含める方向で検討をしており、その検討結果を受けワンムーハマッドノー
国務大臣が明日にも国務省令案を閣議審議にかける予定になっていることから、
新方針の施行は、3月15日頃まで見合わせる模様であると報じています。

座り込み開始から7日目に突入したタイ発電公社の労組側は、一昨日スダーラッ
ト副党首から仲介人となり労組側の要求事項を首相に届けるとの申し出に基づ
き、株式公開計画を即刻中止、公開にあたっては事前に国民の判断を仰ぐこと、
また、仮に公開するのであれば全株式の25%を公開し残り75%を政府が保有する
べきとの要求書を提出しています。 
 尚、労組側の動きに関してタクシン首相は、株式公開は国をよくするために、ま
た国民の利益の為に行うのであって、労組側は国を愛するのであれば即刻座り
込みを中止し、職場に復帰するべきであると発言しています。

そのタクシンさんですが、先にポジャマーン夫人の実兄であるプリヤウォパン・ダ
マポン警察大将を国家警察本部副本部長に推したばかりなのに、今度は資金
洗浄取締局の総責任者にも同警察大将を推そうと画策しているみたいです。
 因みにタクシンさん自身が昔正直に間違えて資産の一部を訳のわからない国
の銀行に移してしまったり、無意識に神通力を使ってお手伝いさんや運転手さん
を本人の知らないところで大金持ちにしちゃった位に資金洗浄のイロハに精通し
ているので、ある意味では最強のコンビといえるかもしれません。
 まぁ、いずれにしてもタクシンさんの大好きな身内・情実人事のお陰で警察と軍
隊が仲良くなるという副次効果をもたらしたことは否定しませんが(笑)。

観光・スポーツ省は観光推進の上で、また外国人旅行者のイメージ向上の為に、
最も重要な要素の一つである清潔な「トイレ」を推進させるために、「ワールド・ク
ラス・レストルーム」(タイ語も英語記述に基づく)プロジェクトを推進、国有地を利
用し喫茶やOTOP品の購入コーナーも併設された「清潔なトイレ」施設の建設を
進める意向を明らかにしています。
 尚、当初計画では、プーゲット、チァン・マイ、チョンブリー、ウボンラーチャター
ニー、ウドンターニー、コーン・ゲーンの各県で建設を進める予定だそうです。

昨今の健康ブームを反映してか飛ぶように売れている緑茶関連製品ですが、何
故か新聞の生活面等では砂糖入りの緑茶飲料は緑茶本来の効果を減少させる
と書いてあるにも拘わらず、他の東南アジア諸国と同様に砂糖入りの方が売れ
るという現象までタイ国内で見せていますが、ガシコン銀行系の研究所の調査に
よると、緑茶飲料が今年は15億バーツの台の売り上げ記録に届くのではないか
と見られているようです。
 因みに私は茶裏王(チャーリーワン)の緑色ボトルが好みです。

タムマラック防衛大臣は、先にイラク人がJIの協力者としてアランヤプラッテートの
ローン・グルゥア市場内のムスリム食堂内で逮捕された事に絡み、まだ他にもタ
イ国内にJIに繋がる者が潜伏していることを明らかにしています。
 尚、タムマラック防衛大臣の発言と前後して、国家警察本部のポンサパット報道
官は、移民警察局の記録や中央情報局の記録と照合した結果、逮捕された容疑
者はJIとの繋がりが疑われ逮捕状が出ている人物とは別人である可能性が高い
とのコメントを発しています。

チァン・ラーイ県メーサイ郡の税関当局は、現在建設中の第二国境橋が4月頃に
は完成、使用供与を開始できるであろうとの見通しを明らかにしています。

「政権獲得まであと20年待ってね」
タクシン首相は昨日、パトゥムターニー県のタムマサート大学ランシット校ホールで
開かれたタイ・ラック・タイ党の党大会で講演し、歴代政権の中で初めて4年間の満
期を迎え、次期総選挙では、これまで施行してきた国民を中心に据えた政策により
更に多くの国民から信任を得ることが確実になったと語った上で、自身に関しては
あらためて向こうもう一期首相を務める意向を確認し、以降に関しては党の執行部
から最も適切な人物を首相に据え、タイ・ラック・タイ党による長期政権を維持でき
ることから、ソンクラー県の補欠選挙で負けたとしても、民主党が政権を獲得するま
であと20年は待つことになるであろうと語り長期政権に自信を覗かせた。
 タクシン首相によると、先にソンクラーン県第三選挙区内で行われた下院議員補
欠選挙にて民主党候補に負けたことに関しては、民主党が長年築き上げてきた地
盤を切り崩すのは難しかったが、いずれにしても(タイ・ラック・タイ党の獲得票が旧
新熱望党への支持票を吸収し前回総選挙時より増加しているなど)今回の選挙で
大きな手がかりを得る物となり、次期総選挙での勝利に確信をもたらすものになっ
たという。
 また、タクシン首相は、今後更に国民の抱える問題を政策に反映させるために4月
1日から専用電話番号を設置し24時間受け付ける意向を明らかにした。
 一方、昨日の党大会では、ピタック・イントラウィッタヤナン氏及びモンコン・シマッロ
ート氏を副党首の地位から解任、後任に東北地方担当のタムマラック・イサラーング
ーン・ナ・アユッタヤー大将(防衛大臣)及び下院議員団長のソムチャーイ・スンサワッ
ト氏を副党首に据える人事を行ったほか、党首を務めたこともあるチャート・パッター
党から移籍したゴン・タップパランシー氏を党首副顧問として党執行部入りさせる人
事を行っている。
 尚、党首を務めた新熱望党の統合合併を推し進めた党首顧問団長のチャワリット・
ヨンヂャイユット大将(副首相)の職位に変更はない。
* 利権に吸い寄せられた烏合の衆が党に集っているのか、党執行部だけで全部で
99人もの党員がいたりします。


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