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2004年03月11日 〜 2004年03月20日
タイ国内のメディアは昨日AFP電として、昨年一年間にタイを訪問した外国
人970万人の内、死亡した外国人が500人で、内訳が上位からイギリス人148
人、アメリカ人137人、ドイツ人120人、日本人73人だったと報じています。
尚、タイの警察側の資料では昨年一年間で死亡した外国人は合計119人
のみとなっており、一方、タイ常駐の10ヶ国の大使館筋の情報を総合すると、
昨年死亡した外国人は595人で、三大死亡原因はバイアグラの服用、アルコ
ール中毒及びバイク事故で、また死亡者が多い地域の殆どが観光地で、特
にパッタヤーとサムイ島で死亡した外国人が一番多かったようです。
何となく、これだけで死亡した外国人のプロファイルや渡航目的、国内に於
ける行動が見えてきそうですね。
「連続放火事件の発生を受けサン本部長等を更迭 他」
タクシン首相は、一昨夜20時頃から昨日未明2時頃(報道により一昨夜21時頃から
23時頃)にかけて南部国境三県の一つであるパッターニー県を中心に隣県のヤッ
ラー県やソンクラー県内で同時多発的に発生した38件の放火事件の発生を受け、
即日付けで国家警察本部本部長のサン・サルターノン警察大将を首相府付き補佐
官に更迭し後任に同副本部長のスントン・サーイクワン警察大将を、また第4地区
国軍本部長のポンサック・エーカバンシン中将を同様に首相府付き補佐官に更迭
し後任に国軍第三分隊本部長のサパポン・ガンヤーナミット中将を据える人事を行っ
た。
尚、サン警察大将は退官まで僅か6ヶ月を残しての更迭で、オーストラリアで開催
されていたテロ対策に関する国際会議に出席中だった。
一方、連続放火事件に関しては、パッターニー県内でガソリンスタンドに駐車して
いた小型トラックに仕掛けられた爆発物を使用した大がかりなものが一件あった他
は、警察の派出所、学校、使用されていない保健所等の当局関連施設や乗り合い
バスの待合いサーラー等を狙って発生しており、チャワリット副首相は、攻撃の対象
となった施設の殆どが使用されていない、若しくは建設途上の施設で、また多くが
住宅地から離れた場所にあったことから、犯行グループの目的は人的な危害を加
える事より、むしろ地元住民方愛され信頼されていた弁護士のソムチャーイ・ニー
ラッパイヂット氏が失踪したことにより増幅していた地元住民の不満を伝える為の
警告的意味合いが深いものであるとの認識を示している。
一方、ポーキン国務大臣は、これまで不穏な動きのターゲットになっていなかった
ソンクラー県が新たに狙われたことに関して、犯行グループがターゲットとする地域
を広げている前兆ではなく、むしろ一連の不穏な動きの一環として弁護士の失踪
事件等から派生した政府に対する不信感を訴える為に行った意味合いが強いとの
認識をしめし、またチェーッター防衛大臣は同様な認識を示した上で、当局側が情
報収集を怠っていたことが事件を誘発する結果となったとの認識を示している。
尚、犯行の背景に関する認識に関しては各当局により微妙な違いがあり、第四
地区国軍本部筋は、戒厳令への反発を、第9地区警察本部筋はPULOによる分離
独立活動の一環として起こした犯行との認識を示しているが、弁護士失踪事件と
の関わりに関しては両者とも否定的な見方を示している。
また、犯行グループ像に関してはパッターニー県内で最も多くの施設が被害に遭っ
ていることから、同県内に本拠を置く不穏な一味の犯行で、また犯行一味には不穏
な動きに関わっている一味に共感している地元の不良若者グループが関わってい
るとの見方を第9地区警察本部のターニー本部長が示している。
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一方、イスラム教法律家協会の会長でもある弁護士のソムチャーイ・ニーラッパイ
ヂット氏が3月12日に目撃されたのを最後に消息不明になっている事件に関して、
捜査状況に関して具体的な進捗は伝えられていない。
一方、法務省特別捜査局のソムバット局長を首班とし、同局、警察、軍部、国務
省及び防衛省関係者等で構成される特別捜査チームの会合が昨日開かれ、今後
事件の解明を行う班、捜査の進捗状況をトレースする班及び手がかりを元に科学
的な分析を行う班の三つの班体制で捜査に協力していく方針を決めている。
また、ソムチャーイ氏が所属するタイ弁護士会は、昨日までに10万バーツの懸賞
金を用意し、ソムチャーイ氏の身元発見に結びつく情報をつのる意向を明らかにし
ている。
昨日22時過ぎ頃、不穏な情勢が続く南部国境三県の内の一つであるパッタ
ーニー県内で警察の派出所等の施設や保健所を狙った連続放火事件が発
生しているようです。
情報が錯綜していますが、本日1時現在17ヶ所で放火による火災が発生し
ているようですが、死亡者等の人的被害は報告されていないようです。
なんとなく当局施設(ハード・ターゲット)から住民により身近な施設(ソフト・
ターゲット)に攻撃対象が替わりつつあるのが気になります。
(1:30 TST)
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本日付のThe Nation誌によると、放火はパッターニー県の7郡内にまたがる
17ヶ所、ソンクラー県4ヶ所、ヤッラー県1ヶ所で発生しているようです。
また、テレビ報道によるとパッターニー県内では日常的に公衆電話を狙っ
た放火や破壊が発生しているようです。
尚、その後の報道ではパッターニー県内だけで29ヶ所が放火されたとする
ものもあります。
(9:15 TST 追記)
本日付英字2誌によると昨夜サイアム・スクエアーのノボテル・ホテル地下
あるCM2で摘発が行われ、尿検査により複数人から麻薬使用の可能性を示
す陽性反応が確認されたことから30日間の営業停止処分が下されることに
なったようです。
今回の摘発はロシア人売春婦が店内で客を誘っているとの情報に基づき
行われた者で、当初目的だった売春婦の摘発には至っていないようす。
因みにBangkok Postによると、CM2のオーナーはタイ・ラック・タイ党チァ
ン・マイ県選出下院議員のポンチャイ・アッタプリーヤークン氏らしいのです
が、昨夜の摘発の陣頭指揮をとったプラッチャー国務副大臣自身も最近ま
でプラザ・エンターテイメント・コンプレックスの事実上のオーナーだったりし
た訳で、よくわからないですが大人の世界と政治の世界には私の様な若
輩者(笑)の理解を超えたものが色々とあるようですね。
本日付のBangkok Postによるとシンガポール・ベースの東南アジア情勢に
関する研究機関が最近発表した海上に於けるテロの危険性に関するレポー
トに基づきレーム・チャバーン港の警備強化に入っているそうです。
先に行われた県行政機構やタムボン行政機構関連の選挙の関係で、下院
議会期間中であるにも関わらず、多くの与党系の議員が選挙の応援に行っ
ていた影響で下院議会の正常な進行を妨げたとして、ようやく議員の戻りが
見られた昨日の議会でソムサック副議長(チャート・タイ党)が、議会をない
がしろにして地方選挙の候補者の応援をするような行為は民主主義の精神
を傷つけるものであるとして、今後その様な行為は控えるよう警告する場面
が見られました。
この問題に関しては、先に民主党側が与党側の議員が地方選挙の票集め
の為に議員という地位を乱用しているとして抗議していました。
ラーマーティボディー病院で胆石摘出手術後、病院で静養をとっていたチュワ
ン前首相ですが、食事をとることは出来るものの依然腹痛を訴えている事か
ら再検査を行った結果、昨日朝までに他にも胆石と尿道結石があることが確
認されたことから、先の手術後の回復状態を見て再度摘出手術を行う予定
になっているそうです。
担当医によると、いずれにしても1週間程度で退院できる見通しだそうです。
シンガポールの東北沖合にある島”プラウ・テコン”に、マレーシアのJBで武
装強盗を働いたインドネシア人と思われる3人組の強盗が船で上陸し潜伏し
ているとの情報に基づき、昨日9時頃からシンガポールの軍隊と警察約700人
が陸海空から身柄を追うという事態にになっているようです。
プラウ・テコンは、通常の軍事教練用の施設が2ヶ所ある以外は人が住ま
ない90%が森林に覆われた島であることから、捜索は難航しているようです。
「弁護士失踪事件 - 専門捜査チームを編成」
イスラム教法律家協会の会長でもある弁護士のソムチャーイ・ニーラッパイヂット氏
が3月12日に目撃されたのを最後に消息不明になっている事に関して、ポンテープ
法務大臣は昨日、タクシン首相と協議の上で法務省特別捜査局のソムバット・アモ
ラウィワット警察大将を首班とする特別捜査チームを編成した事を明らかにした。
尚、タクシン首相は一昨日の時点では特別捜査チームの編成に消極姿勢を見せ
ていた。
今回のポンテープ法務大臣の発言に先立ちチャワリット副首相が法務省特別捜査
局のソムバット局長を失踪事件の捜査及び背後関係に関する真相解明を遂行する
総責任者に任命し、既に同局の局員と警察が共同で捜査を行っている事を明らか
にしていた。
一方、チャワリット副首相は昨日までに、自身の見解として政府関係者として初め
てソムチャーイ氏が何等かの理由で誘拐されたとの認識を示している。
しかし、背景に政府や当局者が関わった「独裁政権時代」の様な誘拐で有るか否
かに就いては、捜査の進行により明らかになるであろうとし、具体的なコメントを避
けた。
同副首相によると、これまでに当局者による正式な手続きを経ない身柄拘束に関
する苦情が100件以上寄せられており、かねがね当局者に対し公正な手続きを踏ま
ない捜査や権力の乱用行為を戒めてきたという。
尚、タクシン首相は、マスコミに対して失踪事件に関して結論を急ぐような報道をし
ないよう要求するとともに、自身の見解として当局者が失踪に関わっている可能性
は有り得ないとの認識を示している。
本失踪事件の捜査の進捗状況に関しては、モーチット2付近で発見されたソムチ
ャーイ氏の車から採取された多数の指紋からは決定的な証拠は見つかっていない
ものの、車の後ろバンパー付近に残された他の車に衝突された後と見られる傷に関
して、家族や近親者に記憶がないことから、失踪と何等かの関わるが有る可能性が
あるとして、重点的に捜査を行っていると伝えている。
尚、バンパーにあった傷に関しては、昨日までに一部のテレビ局に一般市民から、
失踪当日にソムチャーイ氏の車と見られる車がラームカムヘーン通りを走行中に黒
色の小型トラックに追突されたとの目撃証言が寄せられている。
「バンコクに臨海観光地」
バンコク都庁副次官のポーンラック・ワーシガシリ女史は昨日、都内で唯一海に面し
ているバーン・クンティヤン区の経済活性化及び区内のスラムの住民に新たな就業
機会をもたらし自立再生の機会を与える事を視野に、同区を臨海観光地区として開
発を進めて行く意向を明らかにした。
同女史によると、計画の一環として区と共同で既存の海鮮レストランの買収を進め
め、民間の参入を得て新たに海鮮料理を中心としたフードセンターとして整備すると
同時に新たな船着き場を建設し隣県のサムット・プラーガーン県やサムット・サコン県
との移動に利便性をもたらすと共に観光客向けに鼠イルカの生態観察等の為の遊
覧船の運行を開始する予定であるという。
「天然ゴム運搬車乗っ取り事件」
昨日未明零時過ぎ頃、スラーッターニー県からソンクラー県のハート・ヤイ郡に納品
の為向かっていた天然ゴム・シート運搬車が、ナコン・シー・タムマラート県ナー・ボー
ン郡内の人気の無い交差点にさしかかったところで、後ろからつけてきた小型トラッ
クに前に割り込まれ強制停車させられた上で、銃で脅かされ積み荷もろとも運搬車
が乗っ取られた。
乗っ取られた運搬車(10輪の連結車)には31トン、約150万バーツ相当の天然ゴム
シートが積載されていた。
また、乗っ取りの際、運搬車の運転手は5人組と見られる犯行グループにより車外
に出され、現場付近にあった立木に体をヒモでくくりつけられ、自身でヒモをほどき警
察に通報するまでに約6時間かかったという。
運転手から通報を受けた警察は、無線により南部各県の警察に対し緊急配備を要
請し、乗っ取られた車の行方を追っているが、まだ発見には至っていない。
昨日付のBangkok Postに掲載された汚職に対する国王陛下の強い御懸念
に関して、ヂャカラポップ政府報道官は、強い御懸念を表明されたとするス
メット氏の発言が本当に国王陛下のお言葉を伝えているか疑問であると示
唆した上で、首相自身が汚職が如何に経済に損失をもたらすか承知してい
る政府は政権誕生以来汚職と闘ってきていることを強調する発言をしていま
す。
尚、国王陛下御自身が先に行われた誕生日スピーチに於いて枢密院及
び側近の発言は自身の発言と同様であると発言されていました。
また本日付のThe Nation誌によると、スメット氏はセミナーの中でBangkok
Postに掲載された陛下のお言葉の他に、昨年10月に行われたCEO知事の認
証式で国王陛下が「汚職を行う者は呪われるべき。正直な者は祝福され100
年間は健康に生きるべき」と異例の強い口調で汚職に対する不快感を表明
されていた事を紹介していたようです。
タクシン首相は昨日、南部国境三県で施行されている戒厳令に対す不満が
住民の間でつのっている事に関して、あらためて平穏な情勢を取り戻すた
めにかは戒厳令は不可欠なもので、各階層が一致団結し協力しあい、また
住民が当局側に必要な情報を伝え、通報を励行する状況になれば自ずと
戒厳令施行の必要性は無くなるとの認識を示しています。
一方、不穏な情勢の一因とされ、地元当局者に対する住民の不信感に関
しては、近々大きな人事異動を行う意向を明らかにしています。
その南部で昨日7時頃、ナラーティワート県ラッ・ンゲー郡内で地元の病院に
勤務する32歳の男性が出勤の為バイクで家を出たところでバイクに乗った
二人組による銃撃を受け死亡するという事件が発生しています。
南部三県では、不穏な情勢から医師不足に悩まされており、最近警察か
ら医師を派遣したばかりでしたが、今回の事件の背景には不穏な情勢を煽
ると同時に、死亡した男性が日頃から信頼が厚く、また他人との間で問題を
抱えていないことから病院関係者の不安を煽り、より社会不安を深刻化させ
る目的で病院関係者を狙ったとの見方がされているようです。
この事件に絡んで公共保健省側は、遺族に対して50万バーツの弔慰金の
支給を決定しています。
一方、南部三県の内の一つであるパッターニー県の県都内では昨夜21時
過ぎ頃に魚缶詰関連の工場で爆発事件が発生したと報じられていますが、
本日0時現在被害状況や背後関係に関する詳細は伝えられていません。
北部パヤウォ県メー・ヂャイ郡内では、一昨夜同地を襲った暴風雨とマナー
ウォ大のヒョウが約15分間降り続いた影響で家屋56件が損壊する事態になっ
ています。
またチァン・ラーイ県内ではヒョウの影響で一部の学校が休校、メー・ホーン・
ソーン県では2件の家屋が損壊する被害を受けているようです。
現民主党最高顧問のチュワン前首相は、一昨夜食後に腹痛を訴えてラーマ
ーティボディー病院の集中治療病棟に緊急入院しましたが、その後胆石が発
見された事から緊急手術が行われ、現在は様子見の為しばらく(約一週間)
安静が必要な状態になっているいようです。
尚、担当医師によると、既に自分で食事をとることが出来るくらいに回復し
ているそうです。
ここ最近、下院議員補欠選挙やら地方選挙やらの支援の為に過労が重な
っていた事が原因かもしれません。
「首相に謝罪をするよう勧告」
JI関係者とされる容疑者や南部三県に於ける不穏な動きに関わったとされる容疑者
の弁護士を務めていることで知られるイスラム教法律家協会会長のソムチャーイ・
ニーラッパイヂット氏が3月12日20時頃に目撃されたのを最後に消息不明になってい
る事に絡んでタクシン首相が夫婦喧嘩が元で自ら身を隠していると不用意な発言を
した事に関して、上院人権委員会は昨日までに夫人及び家族に対し謝罪するよう首
相に対して勧告した。
尚、タクシン首相系のiTVでは、首相の不用意な発言との関係に触れることなく、ソ
ムチャーイ氏の実姉が上院委員会内で行った夫婦の間で争い事は無かったとする
発言のみをそのまま放映する形でのみ報じていた。
一方、不用意な発言で批判の渦中にあるタクシン首相は、事件に関して既に当局
側に対して早急な捜査を行うよう指示したことを明らかにし、また当局者が何等かの
形で失踪に関わっていると指摘されていることに関しては、その可能性を含めて中
央情報局に対して真相解明に結びつく情報を収集するよう指図をしている事を明らか
にしたが、特別捜査チームの編成に関しては、当局側に何等かの疑わしいものが無
い限りは必要ないとの認識を示している。
この事件に関しては、とりわけイスラム教関係者の間で同氏が関わってきた南部
情勢に関わる弁護活動が何等かの形で失踪の背景にあるとの見方が支配的で、
ヤッラー県選出タイ・ラック・タイ党下院議員のブーラーハーヌーディン・ウセン氏は、
失踪は弁護活動が絡んだ誘拐事件であるとの認識を示した上で、仮に当局側が失
踪の背後関係の解明が出来なかった場合、国民の政府に対する信頼を損なうばか
りか、南部問題解決にも大きな影を落とすと指摘している。
一方、失踪の背景に戒厳令解除を要求するための署名運動を行っていたこととす
る報道が有ることに関しては、署名にはイスラム系住民だけでなく地元の上院・下院
議員も名前を連ねているくらい公に行われていた者であり可能性は低いとの認識を
示したが、一方でソムチャーイ氏が兼ねてから当局者の動きに対して異常な警戒を
示していた事を明らかにしている。
また、この事件に関しては、ポーキン国務大臣が昨日までに法律に則った公正な捜
査を約束するとともに、マスコミに対し南部の住民感情を傷つけるような不用意な報
道を控えるよう要求している。
尚、同国務大臣は、失踪の背景に当局者が関わっているとされる事に関しては、当
局者の犯行で有れば、車を捨てる等の証拠を残すようなことはしないとして可能性は
低いとの認識を示している。
「平行線を辿った首相との初協議」
昨日午後、民営化に反対しているタイ発電公社の労働組合の代表15人とタクシン首
相を含めた経営側との初協議が実現したが、2時間に及び協議の中で議論は平行線
を辿り両者間で妥協点を見いだすまでには至らなかった。
昨日の協議では、首相側から公開を延期させたのは、あくまで公開により最大限の
メリットを国民及び公社の従業員にもたらすための調査を行うためで、4月1日に株式
公開の為の登録を行う意向にかわりはないことが説明され、労組側からは公社の関
連子会社の従業員の身分や福利厚生が保証されるので有れば、政府が民営化後の
公社の株式の75%を所有する(公社法では25%)事を条件に株式公開に応じるとの若
干の柔軟姿勢は見せたものの、最終的に両者間の協議は物別れに終わる形となっ
た。
尚、労組側は今後も当初掲げた要求を実現するために引き続き抗議活動を展開す
る意向を表明している。
現政権が誕生して最初に行われた内閣不信任決議案審議で、アピシット民主
党副党首が「政府の存在そのものが汚職になっている」と発言して久しいです
が、本日付のBangkok Post誌によると国王陛下は日頃から「国内に確実に存
在している」高度なレベルの汚職に御懸念を表明されており、10年以内の汚職
完全撲滅を望まれていると報じています。
これは、国王陛下側近のスメット・タンティウェーチャグン氏が国王陛下開発
財団に於ける講演で明らかにしたもので、同氏によると国王陛下は「裕福にな
れば、それだけ汚職に染まるようになる」と表現された上で「日頃から中庸な生
活を心がけ、今あるものに満足することが重要である」と、とりようによっては現
政権その物を揶揄しているともとれる認識を示されていたそうです。
その上で、スメット氏は自身の考えとして、アメリカに於けるWorldComの汚職
事件を例に出して(タクシン首相が好んで使う)Good
GovernanceやCEO-Style
と言った輸入物の統治手法にこだわる前に、まずタイ国にとって何が適切であ
るかを考え、同時に国民及びメディアが国家反汚職委員会の汚職撲滅活動を
支援することが重要であるとの認識を示していたようです。
タイ語各紙で大きく報じられたナコンサワン県内で発生した高利貸し一家4人惨
殺事件ですが、警察では残忍な犯行手口や、家内に金銭貸借証書が散乱して
いたことから、金銭の貸借関係が絡んだ怨恨が事件の背景にあるとの見方を
強めていますが、金銭貸借証書の散乱の仕方が、ものを捜すために散乱した
と思えないなど、不審な点も多く、また主が日頃から浮気性で、多くのミヤノーイ
がおり、日頃から夫婦喧嘩が絶えなかったことから、主の女性関係が絡んだ怨
恨の線でも捜査を行っているそうです。
今度はチァン・マイ県で6歳の女児がロット・ワイラーに襲われ50針を縫う重傷を
負うという事件が発生しているようです。
昨日よりイメージカラーを黄色から赤色に変えて抗議活動を行っているタイ発
電公社の労組側が、国民投票実現に向け50万人を目標に署名活動を開始す
ると発言している事に関して、タクシン首相は、「全く関心がない。やりたければ
勝手にやれば」と語った上で、いずれにしても民営化を取り下げる意向は一切
無い事を再確認しています。
労組側では、長期戦に備え専門口座を設けて市民からの寄付を募ると共に、
ピッサヌローク県を手始めに全国各地で抗議の為のキャラバンを行う意向を
明らかにしています。
タクシン首相は、県行政機構評議会関連の選挙が引き金となり党内に対立が
発生していると報じられている事に関して、いずれにしても国民は党の職務遂
行を見て理解してくれるはずだがと断った上で、党内は依然一致団結してい
ることを強調する発言をしています。
更に、タクシン首相は、地方評議会レベルの候補者の支援は、党員や下院
議員レベルで支援する事はあっても、決して国政レベルを視野に支援するよ
うな事はないと語り、何となく派閥間の争いに配慮した発言をしていますが、
そうはいったものの、南部5県で民主党を抑えタイ・ラック・タイ党が支援した候
補者が県評議会議長に当選した事に関しては、批評家や新聞がどういおうと
地域の住民は党の住民に対する政策を理解し支持している事を強調し、次期
総選挙では現在の民主党の議席を南部票田から奪取できる事が見えてきた
と明らかに「国政レベル」を視野に入れた、先の発言と矛盾する発言までしちゃ
ってます。
因みに今回の選挙では28の県でタイ・ラック・タイ党から支援を受けた候補同
士が一騎打ちを展開し、内の一つであるチァン・ラーイ県では落選した側を支
援したタイ・ラック・タイ党下院議員9人が選挙違反があり、また選挙委員会も古
くからの政治的因習にとらわれ対応しなかったとして、相手陣営を訴える事態
にまでなっていたりしてます。
15,000バーツ払えばパッタヤーで特別なショーを見ることが出来るとのタイ人ガ
イドからの勧誘を言い値が余りにも高すぎることと、観光コースに含まれていな
いことを理由に断ったことがきっかけとなり、ガイドが怒ってしまい意向の観光
案内を勝手にキャンセルし中国人観光客20人をパッタヤーのホテル前に放置し
てしまう事件が発生しています。
とりあえず警察側が、主催観光会社を見つけだし、観光客等をピックアップし、
その後の観光案内を継続させたようです。
パッタヤーで15,000バーツも払うような特別なショーって一体?
昨日モーラム歌手のヂンタラー・プーンラープがバンハーン・チャート・タイ党党
首の事務所に招かれ、すわヂンタラーも政界に進出かとの情報が流れました
が、実は当日バンハーンさんの地元であるスパンブリー県の文化ホール開所
記念のコンサートがあった関係で事務所に招待されていたようです。
ヂンタラーさんによると、席上で特に政界入りの話は無かったらしく、政界入り
に関しては本人曰く「政界に入る事に興味は持っているけど、まだ政党の事ま
では考えていないわ。でも今は音楽の方がもっと興味があるの」と語っていた
らしいです。
しかし、一部消息筋によると同党では兼ねてから次期総選挙を視野にヂンタ
ラーさんに白羽の矢を立てていたという話もあるようです。
タクシンさんのフットボールチーム”リバプール”の株式取得話の補佐役を務め
ているビッグ・ホーイことタワッチャイ・サッヂャクン氏によると、25%の株式取得
話に光明が見え始めているようですね。
「総額280億バーツを投下する開発計画を承認」
一部で戒厳令の撤回及びイスラム教法律家協会会長のソムチャーイ・ニラッパイヂッ
ト氏の失踪事件に関して公正な捜査を要求する為のデモンストレーションがあったも
のの、極めて平穏な雰囲気の中で開始された昨日の移動閣議に於いて、南部国境
三県に於ける恒常的な平穏な情勢を実現するための経済及び社会開発に関わる16
の戦略及び97のプロジェクトを推進する事を確認、総額280億バーツ(タクシン首相の
言によると初年度及び来年度で開発計画推進の為に合計120億バーツを投下)を投
下する事を決定した。
また、インフラ関連の問題解決、貧困問題の解消、各種ネットワークの西部、人及び
社会の開発、自然環境の保護・整備をキーワードに進められる各種開発計画に於い
て、透明な任務遂行を確保するためにチャワリット副首相を総責任者に任命し計画を
推進させる事が確認された。
一方、パッターニー県の県都内で開催された昨日の移動閣議では、戒厳令の撤回
に関する話し合いは議題に上っておらず、閣議後にチャワリット副首相が現在の情勢
を鑑みて、まだ戒厳令を撤回する段階では無いとの認識を示し、ポーキン国務大臣も
同様な見解を示した上で、戒厳令の施行を継続させる場所の検討を含めた戒厳令の
一部撤回に関して2-3週間以内に検討を行う意向を示している。
また、タクシン首相は、当局、住民全ての階層が目標を一つにし協力しあい、また住
民から必要な情報が当局側に提供されたり通報が励行されるよな状況になれば戒厳
令施行の必要性が無くなると語り、暗に依然当局と住民の間に不協和音が有ることを
示唆する発言をしている。
戒厳令に関しては、パッタニー県イスラム教委員会のウェードゥーラーメー委員長が、
本当に施行が必要か否か政府側が詳細に検討し、継続が必要な地点でのみ施行し、
最終的に戒厳令自体を撤回する方向に持っていけば2-3ヶ月で住民が抱える一番の
不満が解消され、そのまま南部問題の解決にも繋げることができ、また地域経済の活
性化にも繋がると語るなど、各界から早期撤回の声が挙がっており、また今回の移動
閣議に於いて最も期待が寄せられていた案件だった。
また、政府側の戒厳令に対する方針の理解を呼びかけるためにか、南部国境三県を
含む5県内でサービスを提供しているラジオ各局では、当局側の円滑な職務遂行を実
現する上でも戒厳令に理解を示し、協力して欲しいとしきりに喧伝していたとも言われ
る。
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昨日の移動閣議に先立ち、ピニット工業大臣は、南部開発計画の一環としてハラール
食品(イスラム教食品?)の製造拠点化の推進、イスラム教徒向け衣料品の縫製工場
の建設推進及び工業団地の建設推進を目指し、同時に優遇税制や資金調達に於ける
利便性を提供する意向を示していた。
また、ソムサック農業・協同組合大臣は、地域農業の活性化及び経済の基盤作りを
キーに開発計画を推進していく意向を示した上で、195,000家族いると見られる農業に
従事する貧困層救済及びゴーロック川流域の灌漑・貯水設備の整備及び水産資源の
確保及び未開拓の土地の整備を進める意向を示していた。
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昨日、移動閣議期間中の警備のために派遣された当局者等を乗せた警察所属の飛
行機が前輪故障によりパッターニー県内の空港に緊急着陸、滑走路を塞いだ関係で、
バンコクへの帰路に就く予定だった首相を始めとした閣僚一行が一時足止めを喰らう
事態となったが、最終的に軍側が用意したヘリコプターでハート・ヤイの空軍基地に
移動し、そこから全員帰路に就いた。
また、昨日午後には、ナラーティワート県ラッンゲー郡内で、53歳の農業技術専門学
校の警備員がバイクに乗った二人組に銃撃を受け死亡する事件が発生している。
「首相としては余りにも不用意な発言」
JIの関係者とされる容疑者や南部に於ける一連の不穏な状況に関わったとして逮捕
された容疑者等の弁護を担当していたことで知られる、イスラム教法律家協会会長の
ソムチャーイ・ニラッパイヂット氏が3月12日20時過ぎに都内ラームカムヘーン通り沿い
にあるホテルで目撃されて意向消息不明になっている事件に絡み、タクシン首相は、
夫婦喧嘩が元で身を隠す為に他人との接触を断っているだけで、誘拐事件ではない
との認識を示した。
このタクシン首相の発言を受け、ナラーティワート県選出上院議員のフックルッディン・
ボートー氏は、家庭内に問題があり、自ら身を隠しているとの首相の発言は余りにも不
用意すぎると批判した上で、ソムチャーイ氏が失踪したのは、南部三県に於ける不穏
な情勢に関わったと見られる容疑者の弁護活動が引き金となった誘拐事件の可能性
が高く、仮に法治国家内で弁護活動が絡んだ誘拐事件が発生したとなれば、国その
ものの威信を傷つける事にもなることから、政府はソムチャーイ氏の失踪を真摯に受
けとめ、公正な姿勢で捜査、背後調査を行うべきであるとタクシン首相を叱責している。
一方、チャワリット副首相は、既に失踪事件に関して捜査を開始している事を明らか
にした上で、現在はっきり言えることは失踪の背景に警察若しくは軍が関与しているこ
とは断じて有り得ない事であると語り、弁護活動に不快感を持つ当局者により誘拐され
たとする一部報道を否定している。
また、チャワリット副首相は、ソムチャーイ氏の夫人に事情聴取を行った公安警察側
が、夫人から家庭内で問題を抱えていたとの証言を得ているとの情報を持っているこ
とを認めたが、それだけでは失踪するとは思えず、失踪の背景には同氏が弁護士であ
るという事が何等かの形で結びついているとの認識を示している。
尚、夫人側は喧嘩や言い争いがあったことを否定している。
また、昨日までにソムチャーイ氏の車がモーチット2付近で見つかっているが、失踪と
結びつける手がかりは得られていない模様。
「12人目の鳥インフルエンザ感染者を認定」
公共保健省病害対策局のヂャラン局長は、昨日までにプラッナコン・シー・アユッタヤー
県パックハイ郡在住の39歳の女性を新たに鳥インフルエンザに感染した患者と認定し
た事を明らかにした。
同局長によると、女性は、3月1日に風邪の症状と下痢の症状を訴え、8日には急性肺
炎の症状を見せ重体となり、3月12日に死亡している。
また、女性はパトゥムターニー県内のアルミニウム関連の会社の従業員で、月曜から
金曜までは出勤の関係でパトゥムターニー県クローン・ルワン郡内の父親の家に寝泊
まりし、土日にアユッタヤーに帰るという生活をしており、アユッタヤーの自宅付近で飼
育され2月中旬頃から連鎖死が確認されていた闘鶏用の鶏が感染源の可能性が高い
が、女性がどの様な形で離れた家の鶏に接触し感染したか合理的に説明できないこと
から、パトゥムターニー県の父親宅で飼育されている20羽の闘鶏用の鶏及び父親宅の
近所に住む親戚が飼育している100羽以上の鶏が感染源になった可能性を含めて調
査を展開しているところだという。
尚、父親宅及び親戚宅で飼育されている鶏に連鎖死は確認されていない。
今回の認定により、国内でこれまでに12人が鳥インフルエンザの感染者として認定さ
れ、内8人が死亡 4人が退院した事になる。
また、感染疑い患者に関しては21人のままで、内8人が死亡、12人が退院
、1人が入
院中という事になる。
個人的には、次期総選挙に於けるタイ・ラック・タイ党内のタクシン首相直系の
主流派派閥とサノ党・連立政党最高顧問系の最大派閥の勢力図を占うものと
思っていましたが、タクシン首相が次期総選挙の行方を占う重要な選挙(その
後ちょっと語感を弱めています)と語っていた県行政機構評議会議長の選挙
結果が非公式ながら各紙に掲載され、The
Nation誌によるとタイ・ラック・タイ
党64%、民主党23%を占める結果となったようです。
中には、サムット・プラガーン県の様に野党ラサドン党直系の人物を擁立す
る等のケースも散見されていますが。。。
この党別分布に関しては、有る程度織り込み済みだったと思いますが、最も
注目されるのが派閥のタイ・ラック・タイ党候補者同氏の一騎打ちとなった県
に於ける結果で、具体的な勢力図は明らかになっていないようですが、タクシ
ン首相直系のワン・ブゥア・バーン派閥の後押しを受けた候補者が、スウィット
副首相等の政府系の人物が直接声援に駆けつけるなどで圧勝しているようで
す。
こういう事態になると、当然最大派閥のワン・ナムイェン派閥側が文句を垂
れるのはいつものことで、早速サノさんが、次期総選挙に影響しかねない深
刻な対立を党内に残す結果となったと発言し、タクシン首相は地方選挙の候
補者まで党中央は管理しきれないことを臭わす発言をした上で、決して対立
が長続きするような事は無いと発言しているようですが、いずれにしても自身
及び党に関するネガティブイメージの伝播を極端に嫌うタクシンさんなので、
表に見えないところで行われる何等かの利権の誘導で解決を図るのでは無
いかと思われます。
民営化に反対しているタイ発電公社の労組側は、経営側の半場脅かしに似
た職場復帰要求に対して、これは首相の指示をうけたものであるとして反感
を強め。新たに「業務停止中」の札を掲げて、本社ビルの一部を閉鎖し抗議
活動を展開するに至っていますが、労組側は今後の方針として、発電公社
を含む水道、医薬品関連等の公社民営化に反対している民間組織や同様
に民営化を目指しているタイ・マスコミ公社等に連帯を呼びかけ国民投票実
現に向け5万人の署名活動を展開する意向を示しています。
尚、タクシン首相は先に、抗議活動は憲法で認められた労働者の権利であ
ると認めた上で、関係各署に対し抗議活動の為にどれくらいの期間従業員が
休暇を取ることが出来るのか調べるよう命じていると発言、暗に抗議活動に参
加している組合員の職を脅かす発言をすると同時に、抗議活動を行っている
限りは直接協議に応じることは有り得ないと発言していましたが、いずれにし
てもネガティブ・イメージの伝播を極端に嫌う(しつこい)タクシンさんなの
で、最もネガティブ・キャンペーンに利用されやすい国民投票(プラッチャーマ
ティ)の実施をのむような事は有り得ないでしょうね。
南部で発生した学校連続放火事件等の容疑者の弁護を担当していた弁護士
のソムチャーイ・ニラッパイヂット氏が3月12日に目撃されたのを最後に姿をく
らましており、何等かの理由で何者かに誘拐された可能性が取りざたされてい
ます。
「本日パッターニー県にて移動閣議を開催」
本日朝よりパッターニー県県都内のシーエース(CS)・パッターニー・ホテル内にて開催
される移動閣議に先立ち、チェーッター防衛大臣とポーキン国務大臣を共同議長にし、
国家安全保障会議及び国家警察本部関係者等を交え南部国境三県に於ける不穏な
情勢に関する、これまでの政府側の対策の成果及び住民からの信頼度合いに関して
レビューを行った。
会議後、レビューに関する具体的な内容に関しては明らかにされなかったが、ポー
キン国務大臣は、今後の方針として住民に(政府や当局から)迫害されているというイ
メージを植え付ける事が無いよう期すために、容疑者の身柄拘束は必ず明確な手続
きに沿って行うなど、あらゆる面で公正を期して職務遂行にあたること、また各署から
出される情報による錯綜を避けるため、情報の一極集中化を図り、また住民に対して
は、政府が目指す開発計画は生活の向上をもたらすことに理解を求めていく方針が確
認された事を明らかにしている。
また、チェーッター防衛大臣は、ポーキン国務大臣の発言に加え、不穏な動きに関わ
った当局者に対しては、厳格な処罰で臨む方針を明らかにしている。
一方、信用格付期間のムーディースが、南部問題の長期化による経済成長及び観
光部門への影響に懸念を表明していると報じられていることに関して、ポーキン国務
大臣は、問題の背景及び政府の対策に対し明確な理解を求めていき、理解を求めた
とおり対策により成果を上げていく方針を明らかにしている。
尚、本日開催が予定されている移動閣議では、恒久的な平穏な情勢をもたらす事を
期した合計60件にも上る人的資源の開発、経済推進、公益事業の推進を核とする開発
計画に関し協議が行われる予定で、その他域内全ての郡を結ぶ幹線道路の建設、ナ
ラーティワート大学の設立、軍隊及び警察の配置の4つの戦略に基づく開発計画に関し
ても協議される予定になっている。
また、今回の議題に関しては、先に総額221億バーツを投下し3年以内の達成を目指
す方針が明らかにされていた。
「研究者の質向上を目指す」
タクシン首相は昨日、科学技術省関連施設の開所式にて講演を行い、国内に於ける研
究者の質が域内他国に比べ層が薄く、また研究開発投資に遅れをとっているとの認識
を示した上で、向こう3年間で研究者の質の向上を目指し、同時に研究開発投資を進め
ていく意向を明らかにした。
また、その一環として、研究者の海外派遣機会を増加させ知識を吸収し国の発展に
尽くして貰う意向で、今後10億バーツレベルの予算を投下し食品関連、繊維・衣服品関
連、アジアのデトロイトを目指している自動車・バイク関連、ソフトウェアー関連及び観光
関連の5つの分野の発展に注力し、国際競争に勝ち抜く体力をつけアジアで最も発展を
遂げた国を目指したいという。
「飼い主規制条例を準備中」
バンコク都庁のピティナン副次官は、他人の飼い犬に噛まれ子供が重傷を負う事件が
頻発している事に絡んで、都庁では既に飼い主に管理義務を規定した都条例案の策
定を終了しており、4月7日から始まる都議会にて審議にかける予定を明らかにしている。
同氏によると、原案では、犬の飼い主に対して飼い犬の登録を義務づけ、周囲の衛生
管理、家の敷地外から連れ出す場合には必ずリードを使用すること等を義務づける内
容になっているという。
個人的に何となく顔がチャルゥム・ユーバムルンさんに顔が似ているとこ
ろがマイナスかな、などとどうでもいいことを思っていたりしている、選挙
委員会委員長のワーサナー・プゥムラープ警察大将によると、昨日行わ
れた県行政機構評議会関連の選挙で、少なくとも昨日朝までに約300件
の選挙違反に関する情報が寄せられているそうです。
個人的には予想外に少ないなと思ったりしましたが、実兄が再選を目指
してトラン県の県評議会議長に立候補しているチュワン・リークパイ前首
相によると、当地では警察すら政治的に中立ではないらしいです。
いずれにしても、中立になれない、といおうかタイ・ラック・タイ党を応援
しなければいけない「理由」が有ることは想像に難くないですが。。
その選挙に関して、利権に吸い寄せられた烏合の衆の集まりを象徴して
いるのか、タクシンさんが地方選挙に絡んで地方に於ける利権を巡って
党内に対立が有ることを認める発言をしています。
そのタクシンさんの地元であるチァン・マイ県の商工会議所はチァン・マイ
を観光、健康、IT及び手工芸品の一大ハブにすべく向こう5年間に総額約
2,000億バーツを投下する意向を明らかにしています。
バンコク隣県のサムット・プラガーン県では、一昨夜地方選挙絡みで、選
挙違反者摘発取締の為に展開していた県警察本部の警察官が、県都内
バーン・ムゥアン・マイ地区内テーパラック通り近くにさしかかったところで、
店名すら掲げていないスヌーカー屋さんの店の奥から尋常ではない歓声
が聞こえてきたことから、同店の緊急家宅捜索を行い、店内でイタリア、イ
ギリス、スペイン、ドイツ等のフットボールの試合を対象に違法賭博を行っ
ていた25人を摘発しています。
因みに、選挙違反関連では、投票日前日には禁止されている酒類の販
売や飲酒行為の法律違反行為のみで、選挙違反に関する摘発者は居な
かったようです。
先日ロット・ワイラーとテリアの2匹に襲われ女児が重傷を負ったばかりで
すが、昨日チァン・マイ県コーイ・サゲット郡サンプーラーイ地区内で、近
所の雑貨屋へお菓子を買いに行った9歳の男の子が、雑貨屋正面にある
家で飼われていたセントバーナード5匹に襲われ、首やうなじ、お尻や足な
ど
合計40針を縫う重傷を負うとう事件が発生しています。
襲った犬は過去にも人間を襲うことが度々あったことから、警察では襲
われた9歳の男の子の医療費の全額負担は勿論の事として、飼い主の
管理者責任も厳しく追及していく意向を示しています。
国家警察本部報道官兼移民警察局副本部長のポンサパット・ポンヂャ
ルゥン警察少将は昨日、移民警察局により渡会で摘発され現在収監中の
カンボジア人女性及び子供236人を、バス三台に分乗させアランヤプラッ
テートから本国に強制送還することを明らかにしています。
同警察少将によると、今回強制送還される者の内訳は母親94人、子供
142人(男児76人、女児66人)で、タイ国内に違法入国後都内で物乞いや
路上での花売り等をしてお金を稼いでいたそうです。
また、同警察少将によると、今年1月からこれまでにカンボジア人4,200
人、ミャンマー人3,714人、ラオス人1,537人の合計9,451人を違法入国者と
して摘発し、本国に送還しているそうです。
「決して不信任決議案審議を忌諱したわけではない」
タクシン首相は昨日放送された国民向け定例政見放送の中で、先に行われた第8次
内閣改造は、あくまで効率化を目指したもので、決して野党による内閣不信任決議案
の提出を避けるために行ったわけではないと語り、野党や市民活動家等の指摘を否
定した。
更にタクシン首相は、野党側が不信任決議案審議にこだわっているのは、下院内で
首相に対する不信任決議案を提出できる200議席を確保していない野党側が、個別
の閣僚の名を借りて首相に対する不信任審議を行いたいからであると、野党側の姿
勢を批判した。
また、先に向こう5年以内に解決を目指すと宣言した貧困問題に関しては、これまで
に750万人が貧困者登録を済ませ、その多くが借金問題を抱えており、高利貸し等の
非正規ルートからの借り入れが1,230億バーツ(一昨日のセミナーでは1,280億バーツ
と発言)、金融機関等の正規ルートからの借り入れに関しては4,000-5,000億バーツ
(一昨日のセミナーでは6,170億バーツと発言)に上ることを明らかにした上で、正規
ルート(ナイ・ラボップ)からの借り入れに関しては、各種金融政策に基づく再融資等に
より金利負担を軽減できるとの認識を示したものの、非正規ルート(ノーク・ラボップ)か
らの借り入れに関しては、貧困層の負担軽減の為に年内に方針を策定する意向であ
るが、いずれにしても政府の政策だけでは対策は不可能で、むしろ借金を抱えている
貧困層自身の収入増等による自力再生により貧困層自らの力で負担を軽減できるよ
う政府が支援していく必要があるとの認識を示した。
その為に就業、収入機会の創生、メシの種としての土地の提供(自力再生の為に受
益者が土地を居住・耕作用として使用できるほか、新規事業を行うために提供を受け
た土地を担保に融資を受けることが出来る)等の政策を推進させ、同時に借金苦の主
要な原因になっている飲酒習慣や賭博に関する対策を講じていく必要があるとした。
その他タクシン首相は昨日の放送の中で、前年度において世界的に中国につぐ二
番目となる6.6%の経済成長を達成できたことの触れ、とりわけ前年度第四四半期に達
成した7.8%の驚異的な経済成長率を達成した勢いは依然継続しており、またマレーシ
アとインドネシアと共同で進めている天然ゴム関連の共同投資計画が軌道にのること
が更なる経済押し上げの要因となり、今期は8.8%の経済成長が達成できるとの認識
を示している。
タクシン首相は、昨日開かれた貧困問題解決に関する各県知事や関係各
署を交えたセミナーの席上で、貧困者登録を済ませた国民の救済の為に、
当初予算として150億バーツを投下する意向を表明しています。
タクシン首相によると、これまでに約750万人が貧困者登録を済ませてお
り、内最も多かったのが借金問題を抱える登録者で、合計480万人に上り、
借金総額は金融機関等の正規ルートからの借り入れが6,170億バーツ、
高利貸し等の非正規ルートからの借り入れが1,280億円に上るそうです。
今後、借金問題を初めとして、自立再生の為の土地、失業、住居の4問題
を中心に、きめ細かな対応ができるよう地域の共同体、郡、タムボンレベル
の職員を動員して解決に臨む意向だそうです。
チャワリット副首相は、16日にパッターニー県内で開催が予定されている移
動閣議期間中に不穏な動きがエスカレートする可能性が指摘されているこ
とに関して、関係各署に対し情報収集に努めると同時に国境検問所に於け
る入出国者のチェック体制を強化するよう指図した事を明らかにしています。
また、移動閣議期間前後に、国内では地方選挙が予定され、また隣国マ
レーシアでは国政選挙が行われる予定になっていることから、そこから派生
する可能性がある不穏な動きに関しても同様に警戒、監視の強化を命じて
いるようです。
一方、タクシン首相は、南部問題に関して当局側は決して暴力に対し暴力
という過激な手段で訴えることなく、民主主義と法律の精神に則り解決に取
り組むべきであるとの認識を示しています。
また、タクシン首相は、先の閣僚人事で副首相に形的に昇格したタムマ
ラック前防衛大臣が、テレビで中継された公開閣議の席上で分離主義者が
南部国境三県の独立を目指していると発言した事に関して、これはタムマ
ラック氏が考えすぎなだけで、国民や地域住民はこの発言を気にする必要
はないとの発言を今頃になってしており、暗に同氏との間で意見の食い違い
があった事を示唆しています。
尚、タクシン首相は、先のタムマラック氏の発言が放映された当時、記者
団から国家機密の暴露にあたるのではないかと指摘された際に、国家機密
であった事を認めた上で、広く国民に知って貰わなければいけない情報だっ
たと語りタマラック氏を擁護する発言をしていました。
麻薬規制取締委員会のピッタヤー事務局長は、先に行われた麻薬撲滅戦
争が終了して現在に至っても、依然麻薬の密輸に手を染めている者が少な
からずおり、最近では密輸経路を東北部や中部等に移し、同時にミャンマー
人労働者やガリヤン族(カレン族)やタイ・ヤイ族らが新顔の運び屋として密
輸を請け負っているケースが増加しており、これら新顔が扱った麻薬の密輸
は麻薬撲滅戦争当時より総量的には25%落ち込んでいるものの、月間50万
錠にも上る状況だそうです。
警察中央捜査局のウォンゴット局長は、14日に投票が行われる県行政機構
評議会議長及び議員の選出選挙を利用して自身の地域に於ける影響力を
伸ばし、また将来国政レベルに乗り出そうと画策している不法行為に身を染
めている地域の大物が数多くいる事を明らかにしています。
また、同局長は、この様な状況を野放しにしておくと事態が更に悪化すると
のタクシン首相からの指示に基づき、何等かの政党の後押しがあると見られ
る、これら不埒な考えを持つ大物の取締を強化する方針を明らかにしていま
す。
因みに、チョンブリー県やサムット・プラガーン県のタイ・ラック・タイ党擁立
候補者だけを見ると、むしろタイ・ラック・タイ党の後押しで不埒な考えを持つ
地域の大物、若しくは一族、関係者が立候補している様な感じがしますが、
いずれにしても「大物一掃行動政策」を政治的に利用しようとしているとの感
は否めません。
公共保健省が最近行った調査によると肥満症傾向がある学童が増加傾向に
あり、8年前の調査に比べるとその数はほぼ倍にまでふくらんで居るんだそう
な。
公共保健所では、学童達が好んで食べる甘いお菓子や学校前に売りに来
る甘系なお菓子が肥満症を助長しているとして、広告や学校前での販売を何
等かの形で規制できないか検討する意向だそうです。
また、本日付のThe Nation誌によると、Thai
Kids Projectが5-24歳を対象に
最近行った調査によると、学童・若者層の年間のお小遣い総額が3,350億バー
ツで、内1,616億バーツがお菓子の購入に使われており、この額は国家予算の
15.7%に相当するんだそうな。
また、個別平均では年間に9,811バーツがお菓子の購入に使用され、教育関
連の出費3,024バーツの実に3.24倍がお菓子の購入に使用されてたことになり、
この結果を受けショックを受けたタクシン首相が消費者保護委員会事務局に
対して調査を命じるにまで至っています。
何となく、タイ国内で売られている文具類の殆どが品質だけでなく、勉強につ
きまとうストイックなイメージを助長するようなものしか無いというのも影響して
いるかもしれませんね。
昨日午後、第8次タクシン内閣に於ける各副首相の分掌に関する協議が行わ
れ、チャワリット副首相が財務省も分掌する事になったようです。
一瞬、チャワリットさんが首相だった当時に発生した経済危機のトラウマを
呼び覚ませ、チャワリットさんの引退を促すための決定なのかなとか思ってし
まいましたが(笑)、The Nation誌によると、財務大臣に返り咲いたソムキットさ
んが分掌していた財務省を、スチャート副首相(前財務大臣)が分掌するのは
ソムキットさんの心理学的効果的にもよろしくないと言うことで、チャワリットさ
んが分掌することになったようで、実際にはタクシン首相が分掌しているに等
しいようです。
一度は、安全宣言近しと言われていた鳥インフルエンザですが、The
Nation誌
によるとチァン・ラーイ県に続き、ナコン・ラーチャシーマー県、マハサラーカム
県ないでも感染の再発が確認され、またチァン・マイ県の県都内でも鶏やアヒ
ルの連鎖死が確認されているようです。
これとは別に、ネーウィン農業・協同組合副大臣は昨日、再度感染被害を受
けた農家に対する補償金支払いを急ぐと発言していますが、当然(苦笑)国内
のテレビメディアでは放映されませんが、外国系のニュースチャンネルでは、
政府が鳥インフルエンザの存在を公式に認める以前に鶏の大量死が確認され
ていたガンヂャナブリー県の養鶏農家が、政府から補償すらもらえないし、もら
うにしても感染死を証明する事が出来ないと不満をもらしているインタビューを
放映していました。
因みに、一回だけ同様なインタビュー報道を流してしまったiTVでは、社会
ニュース関連の責任者が更迭されちゃったそうです。
「第8次内閣改造 - 実績上げなくば即更迭」
タクシン首相は昨日、先に行われた第8次内閣改造に関して初めて口を開き、お得意
のフットボール・チームの戦略を例に出して、政治に更なる効率化をもたらすために
適材適所の原則に基づき自信と確信を持って行ったことを強調した。
また、今回改造の対象となった閣僚は、全員が充分な知識及び職務遂行能力を持
っているとの確信に基づき配置したことを強調し、仮に国民の期待に反し実績を上げ
ることが出来なければ即更迭の対象になるとの気概を持って職務に取り組んでもらう
意向であるとした。
一方、今回の改造で最も不適切な異動と指摘されているポーキン国務大臣及びシリ
ゴン公共保健副大臣に絡む人事に関しても適材適所の原則に基づいたものであると
し、安全保障関連閣僚の異動に関しては、前任者は今後も副首相という立場で関わり
同時に指導者としての適性を備えた新任者と共に問題解決に取り組む事を可能にす
る事から、良くなることはあっても大勢に負の影響をもたらすことは無いとの認識を示
している。
尚、シリゴン公共保健副大臣に関しては、教育副大臣時代に下院内の絶対多数とい
う立場を利用して大急ぎで通したラーチャパット大学校関連法案が、国王陛下による
認証手続き拒否にあい、下院内で一時進退問題にまで発展していた。
また、鳥インフルエンザ問題からみで農業・協同組合省の二大臣の更迭人事が無か
った事に関しては、鳥インフルエンザ問題やコメ絡みの不正事件等緊急に解決しなけ
ればいけない問題を抱えている事から、異動対象者から外して居たことを明らかにし
ている。
また、タクシン首相は、今回の改造を行う前に、チャート・タイ党のバンハーン党首と
チャート・パッタナー党とスワット党首と事前協議を行った事を明らかにした上で、スワ
ット氏との間ではチャート・パッタナー党を連立に取り組む方針が無いことを確認しあっ
た事を明らかにしている。
尚、バンハーン氏に関しては一部報道で事前協議がなかったとして不快感を表明し
ていたと報じられていたが、タクシン首相の今回の発言により、両者間で事前協議が
行われていた事を認める事になる。
* 今回改造に関して、次期総選挙を睨み南部に於ける票獲得のために、軍部
に集票作業を担わせようと策謀する為に行われたと見る向きもあるようです。
また、一部日本語報道でチャート・タイ党から閣僚が2名しか送り込まれていな
いという記述があったようですが、正しくはネーウィン農業・協同組合副大臣、
ニゴン運輸副大臣、ソンタヤー観光・スポーツ大臣及びアヌラック文化大臣の
4名がいます。
「歩み寄りの可能性が無い議論なら最初からやらないのが得策」
タクシン首相は昨日、一度は面会に応じると語っていたタイ発電公社の労組側幹部と
の面会をキャンセルした事に関して、当日労組の幹部が直接協議を求めて首相官邸
に取り次ぎ依頼に来ていた事を公式に認めた上で、現状では民営化を後退させる意
向が無い首相側と、民営化絶対阻止を掲げる労組側との間で両者間で歩み寄る事は
不可能との判断に基づき面会を拒絶した事を明らかにした。
また、今後の展開に関しては、公社側の経営側幹部が責任を持って労組側と話し合
いを行い理解を求め両者間の溝を埋めていくべきであるとし、また民営化作業の前進
に関しては、今後も株式の公開は進めていく方針に変更は無く、まず1ヶ月以内に公開
の為の手続きに入り、同時にプロジェクト関係者が各階層に説明し理解を求め、更に続
く1ヶ月間で民営化に着手する所謂2ヶ月以内の民営化実現構想を明らかにしている。
今回の首相の発言を受け、先の内閣改造で現職に返り咲いたソムキット財務大臣は
民営化に向けた新たな特別チームを編成し公社関連政策委員会と共同で公正な株
式の公開及び公社労働者及び国民へ最大限の利益をもたらすための方針策定を行い
一週間以内に労組側との協議にかけ、2ヶ月以内に労組側との問題が解決が出来る
との認識を示している。
一方、労組側代表のシリチャイ・マインガーム氏は、首相に対して民営化断念を要求
するための直接対話が実現するまでは抗議活動を継続する事を再確認した上で、13
日に行われる最大規模の抗議集会の他に、広く市民に理解を求めるため都内200ヶ所
で労組側の主張をまとめたビラを配るなど動的に市民に問題を訴えていく意向を明らか
にしている。
タイ軍人銀行とタイ・ダヌ銀行が絡む銀行再編策に絡んで本日付のThe
Nation誌に、実はタクシン首相の長男のパーントーンテー君が儲かるという
記事が掲載されていますが、この話自体は既に一ヶ月くらい前に発売された
ネーション系のタイ字週刊誌にも掲載された目新しい話ではないのですが、
実際のところ誰のために何故再編を急いで居るんでしょうかね?
何となく昔再編に絡む銀行の内の一つの頭取だった某氏が絡んでいるよ
うな気が。。。。以下自粛
移民警察局は南部ソンクラー県の県都、ハート・ヤイ郡及びサダウォ郡内で
不法滞在及び不法就労外国人の一斉集中摘発を行いミャンマー人、マレー
シア人、ラオス人、カンボジア人の合計144人を摘発、隣県のサトゥン県でも
同様に一斉集中摘発を行い合計70人を摘発したことを明らかにしています。
移民警察局によると、今回の一斉集中摘発は、3月16日にパッターニー県
内で行われる移動閣議に向け行われたもので、不穏な情勢が続く南部国境
三県に関しては、逆に情勢を悪化させる可能性が有ることから、集中摘発は
行い予定になっているそうです。
一方、その移動閣議に向け警備強化が図られている中で、昨日一部の報道
でマレーシア国内のイスラム系過激派組織ブーサートゥー(タイ語記述に基
づく)の一味が移動閣議にあわせて破壊活動を行う為にタイ領内に侵入して
いると報じられていた事に関してチャワリット副首相は、その様な情報は無い
と断定した上で、タイ国内のイスラム教徒と仏教徒の間の対立を煽る意図を
持って流された情報であるとの認識を示していました。
またタイ中央情報局も同様に侵入の噂を否定しています。
因みにその移動閣議ですが、参加閣僚は全員当日朝にバンコクを飛行機で
出立し、当日午後にはバンコクに帰着するという強行スケジュールで行われ
るらしいのですが、当地の観光関係者の間では、このような強行スケジュー
ルでは、首相を含めた閣僚が自ら南部国境三県はまだ危ない状況であると
証明しているようなもので、せめて首相だけでも当地で一泊し治安の掌握が
出来ている事を証明するべきであるとの声が挙がっています。
タクシン8と言えば、King Crimson
#7は、Robert Fripp、Tony Levin、Adrian
Belew、Pat Mastellottoのメンツで、今月からStudio
Belewでリハーサルに
入っているというニュースの方が気になるな。(身内ネタでスマン)
「タクシン8の顔ぶれが明らかに」
昨日朝、国王陛下の認証を経て、第8次タクシン内閣の顔ぶれが公式に明らかにさ
れた。
主な変更は以下の通り。
異動
ソムキット・ヂャートゥシピタック氏 副首相から財務大臣
スウィット・クンギッティ氏 副首相から天然資源・環境大臣
ポーキン・パラグン氏 副首相から国務大臣
タムマラック・イサラーングーン・ナ・アユッタヤー大将
防衛大臣から副首相
ワンムーハマッドノー・マッター氏 国務大臣から副首相
スチャート・チャウォウィシット大尉 財務大臣から副首相
チェーッター・ターナッヂャーロー大将 科学技術大臣から 防衛大臣
シリゴン・マニーリン女史 教育副大臣から公共保健副大臣
新任
ゴン・タップパランシー氏 科学技術大臣
スタム・セーンプラットゥン氏 教育副大臣
解任
プラパット・パンヤーチャーティラック氏 (天然資源・環境大臣)
ヂャムローン・イヤムヂェーンパン警察大将 (公共保健副大臣)
今回の改造で安全保障関連閣僚二人の異動があったことに関して、一昨日、安全保
障関連閣僚の異動は好ましくないと発言していたチャワリット副首相は、異動就任し
たチェーッター防衛大臣及びポーキン国務大臣に関しては、過去にも一緒に仕事をし
てきた仲(ポーキン氏は副首相として当時国務大臣だったチャワリット大将と一緒に
バーンハン内閣に席を置いていた、またチェーッター大将は軍部出身)でもあり、共に
仕事をしていく上で障害になることなく、今後も同様に問題解決にに取り組めるとの認
識を示している。
また副首相に昇格したワンムーハマッドノー氏及びタムマラック氏に関しては、今後
も副首相として南部問題に関わっていくことから、最も懸念されている南部問題の解
決に関しても同様に影響はないとの認識を示している。
一方、今回の移動が南部住民に与える影響に関しては、ヤッラー県出身でイスラム
教徒でもあるワンムーハマッドノー氏の異動が住民に与えるショックは少なからず有
るであろうとの認識を示した上で、しかし今後もこれまでの方針通り一貫性をもって問
題解決に取り組み、同時に残った問題の解決を急ぐことで早晩住民からの理解も得ら
れる様になるであろうとの認識を示している。
また、今回の異動により副首相に昇格したワンムーハマッドノー氏は、後任のポー
キン国務大臣に関して、知識、実力とも充分に国務大臣の職務に対応できる人物で
あり、当人の仕事を見ることなく批判するのは止め、当人に実力を証明する機会を与
えて欲しいと訴えた上で、最も懸念されている南部問題に関してはあらためて問題解
決の為の体制はできあがっており、また解決に向かっていることから、国務大臣が替
わることがあっても、今後の対策に影響を与えることはないとの認識を示している。
一方、国務大臣に就任するにあたり、幹部という地位を利用しない、常に謙虚を心が
ける、常に法律に基づいた公正さを貫くという三つの信条を職務遂行に於いて貫く意
向を表明したポーキン国務大臣は、南部問題に関わることに関して、過去にチャワリッ
ト副首相と仕事を共にしたことがあり、またチャワリット副首相やワンムーハマッドノー
副首相、タムマラック副首相等が築き上げてきた実績の上に、南部に於ける心理学的
分析を加味し同時に開発計画を前進させることで問題解決を進めていく意向を明らか
にしている。
(3月10日 19:00 TST 掲載 3月11日0:00 TST 一部追記訂正)
「発電公社民営化問題 - 13日に最大規模の集会」
スダーラット・ゲーユラッパン公共保健大臣は、タイ・ラック・タイ党副党首としての立場
で、一昨日タクシン首相が先に協議に応じる意向を示唆していながら結果としてタイ
発電公社の労組側代表との面会に応じなかった理由について明らかにした。
同女史によると、タクシン首相は民営化に関して延期はしたものの、決して民営化を
取りやめる意向は無く、当初から組合側と議論が平行線を辿ることが予想されていた
事、またタクシン首相は一昨日の定例閣議に於いて関係閣僚に対して一ヶ月以内に
株式公開によりもたらされる従業員や電力料金等への影響調査を命じており、いずれ
にしても影響調査の結果に基づく再検討を行わずして端から民営化に反対している
労組側と協議を行っても意味が無いことから、結果として協議をキャンセルすることに
なったという。
一方、首相以外との直接協議以外一切応じないとする労組側代表のシリチャイ・マ
インガーム氏は、(国民投票による)国民の合意が無い民営化の絶対阻止及び公社
の株式取り扱いに関する法律の廃案の要求を再確認した上で、労組は国民の利益の
為に抗議活動を続けており、同様に国民の利益の為に民営化を進めるとするタクシン
首相は、当然直接協議に応じるべきであると訴えている。
また、同氏によると、今後も首相との直接協議が実現するまで、冷静沈着を旨とし、
決して首相との協議がキャンセルされたことに落胆せず、また決して過激になることな
く、更に体制を引き締めて抗議活動を継続、同時に政治家を介在した仲介交渉は行
わず、また受け入れない方針で除も、また、3月13日には民間の労働組織や一般市民
等を交えてサナーム・ルアンで最大規模の抗議集会を行う予定であるという。