過去記事
2004年05月01日 〜 2004年05月10日
タクシン首相は昨日、以前から噂があったイギリスのフットボール・チーム
”リバプール”の株式取得の進展状況に関して、本当はあまり話したくはな
いと断った上で、来週中にも「タクシン・チナワット警察中佐 46億バーツ
を投下してリバプールの全体の30%に相当する株式を取得」とのタイトル
で自身に代わって詳細を伝えてくれるだろうと語り、事実上取得成功を認
める発言をしています。
タクシン首相によると、今週中にもチームの関係者がタイを訪問し株式
取得に関わる手続きを行う予定で、株式取得によりチーム関連グッヅや
ロゴ等のアジアに於ける販売権や使用権及びタイ国内に於けるチーム
協賛を謳ったフットボール教室やプロ選手養成コースを設置する権利を得
ることになるんだそうです。
多分誰も信じないと思いますが、タクシン首相曰く今回の株式取得はあ
くまで個人的な話で政治とは関係ないらしいです。
因みに今回の取得額は、南部国境三県に於ける住民達の苦しい生活を
改善する為の夢に満ちた三カ年開発計画に投下する予定の予算総額
(試算段階)とほぼ同額だったりするわけなんですが。。。
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本日の朝刊各紙を総合すると、今回の投資にはタクシン首相を始め、国
内で恐ろしいくらい品質がわるい、アルコール中毒養成系といおうか、本当
の美味しい酒の味を知らない不幸なタイ人を育て上げたウィスキーみた
いなお酒やらビールみたいなお酒やらの製造販売で有名な某タイクーン
を始め国内有名投資家数人が名を連ねているらしいです。
もしかするとサハ・モンコン・フィルム社に極めて近いことでも知られる、
人生を歌うタイクーンも名を連ねているかもです。
いずれにしてもウィスキー・タイクーンは、いかにして一財を成し遂げた
と題した講演なんかをして商工会の会員を喜ばす前に、まずタイ庶民の
前で数十万回額がすり切れるくらい土下座して許しを乞うべきなんでは
ないでしょうか?
麻薬を密売目的で所持していた容疑で現行犯逮捕されたPower
Patの
パットの事情聴取を行っている警察当局は昨日までに、共犯として逮捕状
を請求している恋人でもあるヂャールワン容疑者に関して、既に潜伏先を
突き止めており逮捕状が発行され次第すぐにでも身柄拘束できる状態に
あることを明らかにしています。
また、パットから麻薬を購入していた疑いがあるモデルや俳優、歌手、社
会的に知名度が高い父親を持つ上流階級の子息等少なくとも10人以上に
関して捜査を行っている事を明らかにしています。
この事件に関しては、パットの両親が離婚後約10年間没交渉だった実父
が突然出てきて、パットが道を踏み誤ったのは現在逃亡中の恋人のせい
だと語る場面も見られました。
「住民の不安解消にはなっていない」
民主党報道官のオンアート・クラームパイブーン氏は、タクシン首相が5月6日から8
日までの日程で行ったソンクラーン県を含む南部三県の視察訪問に関して、地域
住民及び地域当局者の士気を高め、励ます為との大義名分に於いては一定の成
果を果たしたとしたが、しかし、行程中首相の周りを千人規模の当局者が監視に
あたっている状況、更には首相訪問に備え特別に警戒を強化している中で当局者
が殺害されたり、放火、爆破事件が発生している状況では住民に安全に対する確
信を与えるまでには至っていないと言わざるを得ないとした。
また、南部に於ける不穏な情勢に関しては、首相が固執している貧困問題だけ
ではないく、政府の国内・国外に対する安全保障政策の誤りが背景にあり、またこ
の誤りにより情勢を深刻化させているだけでなくイスラム諸国の信頼をも失いかけ
ていると指摘、今後住民の政府に対する不信感及び特定の理想主義が背景にあ
る事を念頭に、これまでの政策を検証するべきであるとした。
一方、タイ・イスラム教中央委員会副委員長のウィナイ・サマッウーン氏はプー
ゲット県内で昨日開かれた南部情勢に関するセミナーの席上で、4月28日発生した
広域連続襲撃事件の実行犯によるグルゥー・セ・モスク立てこもり事件に於ける当
局側の対応に対してイスラム系国民の間には依然わだかまりがある事を認めた上
で政府に対して懐柔する事けで無く、事件の真相に関して真実に基づいた明確な
説明が必要であると警告、仮に当局側が問題に対して非実際的ないしは不公正な
対応に終止すれば、それだけ情勢を更に悪化させると指摘している。
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1月4日に発生した武器庫襲撃強奪事件に関わった容疑で逮捕された容疑者か
ら首謀者の一人であると名指しで指摘されているパッターニー県選出上院議員の
デーン・トミーナー氏は、一部の報道で5月10日にも氏に対する逮捕状が発行され
る見込みであると報道された事を受け、昨日急遽記者会見を開き、逮捕状が発行
されるとの報道に関して、その様な話は聞いていないと否定した上で、自身の家の
監視や撮影をしている当局者に対して不満を漏らした。
また、タイ・ポスト誌やマティチョン誌等が4月28日に発生した広域連続襲撃事件
が、あたかも氏の誕生日プレゼント的意味合いを持って行われたかの如く事に不快
感を表明するとともに、政府に対しては、(タクシン首相等が語っている様に)首謀
者を突き止めているのであれば、泳がせる戦術をとらず早急に首謀者に対する証
拠固めを行い、身柄の拘束を急ぐと共に指名を公表するべきであると要求した。
また、昨日の会見では当局側の対応に絡んで、氏の実父及び長兄が、現在報道
されているイスラム教法律家協会会長のソムチャーイ・ニーラパイジット氏が当局
者により拉致された事件と同様に、50年前に当局者により連行され、そのまま行方
不明になっている事を明らかにした上で、当局側に対する深いわだかまりを見せる
場面も見られた。
先に次期都知事選出馬を強く示唆していたチャルゥム・ユーバムルン氏は、
昨日までに選挙公約の立案を含めた独立候補としての都知事選出馬の準
備を進めていることを認める発言をしています。
同氏によると、公約は、観光推進、環境問題、生活面に於ける安全保障及
び、交通問題をメインとしたものになる予定で、また政府に対しては効率的
な都政を実現させるために現政権が進めるCEO型地方統治政策の一環と
してCEOたる県知事に与えている権限と同様な権限を与えるよう要求する
意向を明らかにしています。
また、同氏は、多くの当局関係者や住民から出馬を望む声が多かった事、
また、バンコク都選出の下院議員として21期下院議員を勤め政治を熟知し
ている事、及び副国務大臣として都政に関わってきた経験がありより都民
に利益をもたらす都政運用が出来る事を全面に出して選挙戦を戦い、確実
に勝利を収めると出馬の抱負を語っていました。
一方、チャルゥム氏と同様に警察を敵に回しているようで、実は政権によ
る情実人事に反感を持つ幹部クラス等を味方につけているチューウィット・
ガモンウィシット氏と反タクシン、公約及び選挙PR面で競合するのではない
かと懸念されますが、当のチューウィット氏はチャルゥム氏の出馬は選挙戦
に新たな色を添えるもので歓迎できるものであり、また自身も氏から学んで
きた事が多いことから、選挙では対立する事無く共闘する方向で臨みたい
と語っています。
また選挙への展望に関してチューウィット氏は、自身の出馬は当選を目指
す為ではなく、都民に問題意識を喚起し、候補者を正しく見極める機会を与
える事を目指すものになるとした上で、結果として現在の政府や有名候補
者に対する批判票を集める事になるであろうと語っています。
「誤った報道を鵜呑みにしないように」
タクシン首相は、ナラーティワート県から生中継で放送された国民向け定例政見放
送に於いて、あらためて不穏な情勢に困窮している地域の住民が元通りの普通の
生活を営める様対策を急ぐ事を確認すると共に、地域の観光事業振興に取り組み、
また、恒久的問題解決の核となる貧困問題及び就業機会の創生、利益の創生、教
育機会の創生を最優先で取り組む意向を再確認した。
また、南部情勢に関する報道に関しては、地域住民に大きな混乱を及ぼす畏れ
がある、誤った報道や情報を鵜呑みにしない様注意を呼びかけると共に、報道関
係者に対しては、あらためて真実のみに基づいて報じて欲しいと要請した。
一方、放送終了後立てこもり事件があったグルゥー・セ・モスク訪問の為パッター
ニー県へヘリコプターで移動したタクシン首相は、市中視察中に住民等に向かって、
実行犯に誘い込まれ死亡した若者達の家族達の悲しみや動揺に理解を示し、支
援の手をさしのべて欲しいと呼びかけると共に、あらためて再度報道関係者、特に
海外の報道関係者に対して混乱を避けるためにも事実を超えた報道をしないよう
訴えている。
また、タクシン首相は、グルゥー・セ・モスク訪問後県行政機構事務所で広域連続
襲撃事件及びモスク立てこもり事件に対する当局側の対応に関する真相調査の為
パッターニー県を訪問中だったイスラム教12ヶ国の大使若しくは大使館関係者と面
談、出席者から当局側の対応に理解を得られると共に、南部開発計画の一環とし
て政府が計画しているハラール食品の工業団地建設計画に対して賛意と関心を、
また地元若者への教育問題に関しても関心と協力する意向を得られている。
また、一部報道で、タクシン首相は今回の訪問の途上で、一連の不穏な動きに関
わっている者(首謀者 or 逮捕された実行犯?)との間で直接面談する機会を持ち
たいと語ったとも伝えている。(報道では協議を意味するヂェーラヂャーで無くクイと
いう単語を使用していますので、首謀者とではなく実行犯との面会を希望している
と解釈した方がいいかもしれません)
* 本日付のBangkok Postでは、タクシン首相は分離主義組織の一味と直接
協議を行う意向を表明したと報じています。
具体的な日程に関しては語られていないようですが、一連の動きの背景に
関わっていると指摘され逮捕状が発行されているナジャムディン・ウマー下
院議員によると、BRNのリーダーであるマセー・ウーセン氏が首相との協議
を打診しているいるという話もあるようです。(9:10
TST 追記)
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ソンタヤー観光・スポーツ大臣は、1月4日に武器庫襲撃強奪事件が発生して以来、
これまでに南部国境三県に於いて約20%強の旅客到着数の減少が見られている事
を明らかにした上で、国境三県に於ける観光開発計画に関して、初期段階として予
算2億5,000万バーツを投下し、自然及び文化をメインとした主要観光ポイントの整
備・開発に取り込み、観光客の呼び込みを図る事を明らかにしている。
また、地域の青少年の健全育成の為のスポーツ振興に関しては、地域の競技場
やイスラム教学校の運動上の整備を進め、スポーツ関連用具の充実を図り、また
体育教師の派遣を進める意向を明らかにしている。
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昨日朝、ヤッラー県県都内にある採石場内の道路に仕掛けられた爆発物が爆発
し道路上に直系約5M、深さ2Mに渡る穴が出来る被害をもたらした。
警察の調べによると爆発物は、ダイナマイトと尿素肥料を混合させたもので、お
そらく一ヶ月前に同所から不穏な一味により強奪されたものが使用された疑いが
濃いという。
* この爆破事件ですが、一連の不穏な情勢を煽るだけでなく、未だに行方が
しれていない強奪された強力な爆発物やアンモニア・ナイトレートを使用した
破壊行為を行うという一味側のデモンストレーションで無ければいいのです
が。。。
以前このページで、バンコクが都内で唯一海に面したバーン・クン・ティヤン
区のオーシャン・フロント観光地化計画を進めているという記事を紹介しま
したが、今度バンコク都庁と同区行政事務所が共同で5月21日から23日の
日程で”ギン・プー・ドゥー・タッレー・クルンテープ”(バンコクの蟹を食べ、
海を見よう)と題された祭典を開催する事になったそうです。
場所は同区内バーン・クン・ティヤン〜チャーイ・タッレー通り8Km地点付近
の広場で、11:00から23:00まで開かれ、会場には新鮮なシーフードを扱う店
が多数出店し、またコンサート等も開催される予定になっているようです。
一昨日、Power Patのパット他1名が密売目的で麻薬を所持していた容疑で
現行犯逮捕された事に絡み、警察はこれまでの内偵結果及び容疑者から
の証言等に基づき同容疑者等から麻薬を購入した疑いのある歌手や俳優、
モデルといった芸能関係者にまで捜査範囲を広げ逮捕を視野に入れた証
拠集めを行っている事を明らかにしています。
また、また、昨日までに麻薬密売に関わる代金の振込先に指定されてい
た銀行口座を所持していたパットの恋人で、現在逃亡中のヂャールワン・
チョーティチャルゥムサック容疑者(35)を共犯として逮捕状の請求を行って
いる事が明らかになっています。
また、一緒に逮捕された香港人の証言から、密売されていた麻薬はオラ
ンダから旅行客を装った運び屋によりタイ国内に持ち込まれていた事が明
らかになっており、証言に基づいた入国者リストとの照合でも裏付けが取
れているようです。
「スタンドプレーだけでは火に油を注ぐだけ」
民主党のヂュリン野党連合最高顧問は、5月6日から本日までの予定で行われてい
るタクシン首相の南部視察訪問に関して、これまでにタクシン首相が行ってきた中
部、北部及び東北部等で行われてきた視察行で同じで、地域住民の関心を引くた
めに即物的に予算をばらまいているだけで、本来住民達が期待している南部に於
ける不穏な情勢の根本原因を正面から追求し、問題の本質を正しく認識し、その認
識に沿って住民が納得が出来る対策を講じる事であって、スタンドプレー(サーン・
パープを意訳)や従来からの認識の繰り返しだけでは、火に油を注ぐ事になりかね
ないと批判した。
これまでの政府の対応に関して、先に民主党最高顧問のチュワン前首相は、問題
の根本には、政府がCEO型地方統治政策の名の元に南部で独自に展開していた
自警組織を包含した治安維持部隊を解体したことにより事実上非活動状態だった分
離主義組織に再度組織を立て直す機会を与えた事にあり、政府は率直に失政を認
め地域住民の納得できる対策を講じることが重要であると指摘していた。
一方、南部視察行2日目を迎えたタクシン首相は、今回の訪問により更に問題の
本質を見極めることが出来たとした上で、これまでに報道されている事の多くが「単
なる報道」に過ぎず、状況はむしろ改善途上にあるとの認識を示している。
更に、タクシン首相は南部に於ける不穏な情勢に関して、不穏な情勢が続けばそ
れだけ住民の困難を深刻にし、また多くの住民がが外出を控えることにより住民が
外に落とす支出が減り、結果として全体の収益に大きな影を落とし、また観光及び
投資にも影響を及ぼすとした上で、根本的問題を解決するため安全確保に努める
と同時に貧困、就業、収益問題の解決に住民の参加を得て最優先に取り組む事を
あらためて表明、同時に住民に対しては、あらためて政府の問題解決に参加協力を
要請すると共に、住民の安全確保のために展開している戦力を含めた当局者に協
力して欲しいと訴えかけている。
一方、タクシン首相が、僅かながら分離主義的思想が南部に於ける不穏な情勢の
背景に関わっている事を認める発言をする一方で、PULO(タイ語報道では新PULO)
が背後で関わっているとする海外報道に対しては「何故タイの首相である自分すら
知らないような情報を、海外の報道が知っているのだ」と皮肉った上で、事実と異な
る報道であると批判し、また政府が内外の報道規制に動いている中で、タムマラック
副首相は昨日あらためて不穏な情勢の背景には明確に分離主義的な動きが関
わっているとの認識を示した上で、先に死亡した実行犯の所持品から広域連続襲撃
事件が実行犯等にとっては聖戦であったことを強く示唆するマラーユー語の一方言
であるヤーウィー語で書かれた宗教書(タムマラック氏の言質のまま)が発見された
事に見られるように、一連の動きに関わっている一味は長年訓練を受け鍛えられた
者達であり、当局側は油断することなく背後関係の究明を早急に進めるべきであると
指摘している。
タムマラック副首相は、国軍第四地区本部内で情報関連の任務に就いていたこと
で知られ、また防衛大臣時代から分離主義組織の動きを無視してはいけないと強硬
に主張し当時のワンムーハマッドノー前国務大臣(現副首相)やチャワリット副首相
と意見面で対立していたと言われている。
一方、南部訪問中のタクシン首相がヤッラー県の県都内で市中視察中だった時間
にあわせたかの様に、昨日9:00過ぎナラーティワート県ヂャメ郡で、軍警察本部所属
の警察官が小型トラックに乗った人数不明の一団に銃撃され死亡、9:20頃にはパッ
ターニー県内でプー・ヤイ・バーン補の男性がバイクに乗った二人組により射殺され
る事件が発生している。
また、タクシン首相はナラーティワート県スンガイ・ゴーロック郡内を視察中だった昨
夜20時過ぎには同県スンガイ・パーディー郡内及びルゥーソ郡内で警察官及び精米
所オーナー宅を狙った放火、爆破未遂事件2件及び一般住民の住宅及び駅を狙った
発砲事件2件が発生しているが幸い人的な被害は報告されていない。
尚、事件発生地点は、いずれもタクシン首相が宿泊する予定となっていたスンガイ・
ゴーロック郡から16Km以上離れている。
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更に22:45過ぎ頃には、スンガイ・パーディー郡内で不穏な一味が道路上に置いた
障害物(船用の錨?)により通行車輌数台(一台とする報道も)が損傷、ルゥーソ郡内
では教員の宿舎が放火される事件が発生、その後現場に向かった警察の車輌が不
穏な一味が路上に仕掛けた爆発物を踏み損傷、車内にいた警察官1人が負傷を負う
という事件も発生している。
(0:20 TST 追加)
日本の外務省は海外安全ホームページに於いて4月30日付けで、ナラティワー
ト県、ヤラー県、パッタニー県の三県に関して警戒レベルを「十分注意して下さ
い」から「渡航の是非を検討して下さい」に引き上げ、また新たに南部最大の歓
楽都市ハート・ヤイを擁するソンクラー県に関して新たに「渡航の是非を検討し
て下さい」の警戒レベルを設定し注意を喚起しています。
次期都知事選挙に候補を擁立しないとの党の決定を受け、バンコク都議会議
員や特別区議会議員等が暴れているタイ・ラック・タイ党ですが、昨日にはバン
コク選出下院議員連が、党としてパウィーナー陣営に相乗りするのか、それと
も独自候補を擁立するのかはっきりと意思表示しないなら、終いにはチュー
ウィット・ガモンウィシット氏の応援にまわっちゃうよと皮肉混じりに党中央に脅
かしをかけています。
そのチューウィット氏は、先の警察に対するみかじめ料告発をきっかけに、タク
シン首相の実力、階級を無視した情実人事に反感を持つ警察や軍隊の関係者
を絶妙に味方に取り込んでおり、今度の都知事選でどう暴れるのか個人的に
は気になっていたりしているのですが、チューウィット氏以上の毒舌家かもしれ
ないチャルゥム・ユーバムルン氏は、次期都知事選に無所属候補として立候補
するとの噂が有ることに関して、2週間以内に結論を出すと断った上で、仮に出
馬したらタイ・ラック・タイ・フィーバー(チャルゥム氏の言のまま)の真っ最中で
サマック氏がスダーラット女史を破り勝利したように、自分も勝利できる自身が
あると、出馬にまんざらでもない発言をしています。
因みにチャルゥム氏は、仮に出馬を決断しても、サマック氏が再出馬するの
であれば、同氏に道を譲るつもりらしいです。
別に下のPower Pat関係の記事で思い出したわけではないのですが、多分イン
ディーズ系だと思うのですが、最近Morning
Afterなる名前のバンドが気になっ
ていたりします。
バンドの詳細については全く知らないのですが、多分海外で留学か何かで生
活経験があって、そこで古きよき時代のプログレ系に嵌って、タイに帰ってから、
どーせタイ人にはネタ元がばれることは無いと思ってエイヤーと作った感じがし
ないでもないですが、どことなく初期のベルベットアンダーグランドとシド・バレッ
トと70年代のヨーロッパ系プログレが混ざったような曲を演奏したり、曲によっ
ては、もろクラフトワークのアウトバーンのマネッコな曲(といおうかママ)をやっ
ていたりしているんですが、比較的テンションを使わない綺麗な和音といおうか、
和声の王道を行くような1-3-5系の和音が好んで使われるタイ系ポップスの中
ではチョット新鮮に感じました。
「聖戦を示唆する書籍が見つかる」
4月28日に発生し、108人の実行犯が死亡した広域連続襲撃事件の捜査を行ってい
る当局者筋によると、今回の襲撃が分離独立を目指す為の聖戦であるとの意識を
持って実行犯が襲撃に加わっていたことを強く示唆する書籍が死亡した実行犯の所
持品から発見された事を明らかにしている。
当局筋によると、ヤッラー県バン・ナン・サター郡内で死亡した実行犯の所持品から
発見された書籍は、マレーシアのクランタン州に在住のアサムン・ヤーンナヤなる人
物により書かれた「ファートーニーに於けるジハード」と題されたもので、本を包んで
いたコーランを連想させる模様の包装紙には「パッターニーの土地を愛しファートー
ニー国の独立を目指す」と記され、また本には独立を目指すための7つの過程につ
いて記されており、8番目には「勝利」と記されていたという。
尚、当局側は私立イスラム教学校の宗教教師が実行犯等の思想面での訓練に大
きな役割を果たしたとみており、昨日までに2人の教師に関して逮捕令状を取得して
いる。
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タクシン首相は昨日、マレーシアに対して捜査及び身柄拘束の協力を仰ぐため、マ
レーシア領内に逃亡潜伏している畏れのある容疑者11人に関する詳細な資料をマ
レーシア政府に提出済みであること、また、南部三県内に所在する不審な外国人の
密接な監視を強化している事を明らかにした。
一方、昨日朝開かれた南部問題対策会議に於いて、真実とかけ離れた報道が海外
でされていることに関して、情報の混乱を避けるために外務省を窓口として正しい情
報を各大使館関係者および海外メディアに伝える事で合意に至っている。
また国内に関しては、チャワリット副首相が昨日マスコミ幹部をホテルに集め、南部
関連の報道は、報道の錯綜による混乱を避けるためにも政府広報局の情報に基づい
て報じて欲しいと強く要請している。
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ソンタヤー観光・スポーツ大臣は昨日、南部情勢が観光事業に与える影響は些少
で、政府目標の海外旅客到着数の達成は可能であるとの認識をあらためて示してい
る。
同大臣によると、本年4月にはSARS禍に晒された昨年同月比92.06%増の625,988人
の到着旅客を記録し、依然堅調な状況にあり、更に一日あたりの平均到着旅客数で
見た場合、本年4月で平均24,000人を記録し、SARS禍に晒された昨年の10,800人は
もとより、一昨年の19,200人の水準をも大きく上回っており、南部情勢が海外旅客の
到着に大きな影響を与える事はあり得ず、当初目標の達成は可能であるという。
また、同大臣によると、国内・国外に関係なく観光事業に影響を与える可能性があ
る国際テロ等の予測不能な事態に備え気を緩めることなく、各関連業界団体と密接
に状況を監視していきたいという。
一方、タイ証券取引所のギッティサック・ナ・ラッノーン氏は、南部に於ける不穏な情
勢は近いうちに解決できるとの認識を示した上で、現在南部に於ける投資を凍結して
いる外国人投資家の戻りも早々に期待でき、またタイが国際的に好ましい投資対象
国としての位置づけもされていることから、南部情勢がタイ全体の投資には殆ど影響
を与えることは無いとの認識を示している。
また、商業会議所のウィロート・オムタグンチャイ氏は、政府が取り組む南部三県に
於ける就業機会・利益機会創生政策により1-2年のサイトで景気・マネーフローに大
きな効果をもたらすであろうとの認識を示している。
* タクシン首相は、昨日14:30過ぎにソンクラーン県ハート・ヤイの空軍基地
に到着、早速当初予定通り政府が麻薬撲滅キャンペーンの一環として主催
したサッカー・トーナメントの試合に地元チームとして出場したメンバー全員
が広域連続襲撃事件の実行犯として死亡したソンクラーン県サバー・ヨー
イ郡を訪問しています。
「歌う麻薬エージェント - Power Patのパットを逮捕」
GMMグラムミー社所属のポップス・グループ”パワー・パット”のパット(タイ語の記述的
にはペート)ことワラヨット・ブントーンヌム容疑者(23)及び香港人のチュン・キン・フー容
疑者(37)が昨日、麻薬を販売目的で所持していた容疑で現行犯逮捕された。
今回の逮捕を受け、所属アーティストに麻薬に関して厳しい契約条件を課している
GMMグラムミー社は、昨日付でワラヨット容疑者とのアーティスト契約を解除している。
警察によると、今回の逮捕は、兼ねてからヤーイーやヤー・ケーの大手密売人として、
海外から大量に輸入した麻薬を、主にナイトスポットに集まる人や、他の密売人、更に
は歌手やモデル等の芸能関係者に密売していたとの内偵結果に基づき、ヤー・イー錠
1,000錠の購入を持ちかけた囮捜査により実現したもので、取引場所となった都内ワン・
トーン・ラーン区ラート・プラウォ・ソーイ・94内のビルの駐車場で1,000錠のヤー・イー錠
が、また同ビル内のワラヨット容疑者の部屋から更にヤー・イー錠2,000錠、ヤー・ケー
4瓶、マリファナ1包み等合計200万バーツ相当の麻薬類が押収されている。
ワラヨット容疑者は、これまでの警察の取り調べに対して、歌手だけでは満足な収入
が得られず、また上流階級の人たちと贅沢な時を過ごしたかった為、麻薬の密売に手
を染めたと証言しているという。
ワラヨット容疑者はパワー・パットのグループ名で2002年末にアルバムデビューし、最
近では2月にCh3で放映されたドラマ”スゥアシン・グラッティン・ソート”に出演していた。
* 確か昨年の今頃にPower Patが2枚目のアルバム(確かPower
POP?)を
リーリースしていたと思いますが、この2枚目がポップス・ロック色が強かっ
た前作と比べて、洗練されたコンテンポラリーな仕上がりで、殆どの曲が
フェードアウトで終わっている事をのぞけば非常に出来の良いアルバム
だったと記憶していますが、比較的保守的なタイ人一般には受け入れら
れなかったんでしょうかね?
タイ・ラック・タイ党が次期都知事選挙に候補を擁立しない決定をした事を受け、
党の決定に不満を持つ都議会議員及び特別区議会議員を中心にプラッチャイ・
ピヤムソムブーン氏や現都庁政務次官のナッタノン・ターウィーシン女史等を独
自に擁立若しくは推薦する動きを見せ始めていますが、ラームカムヘン大学が
タイ・ラック・タイ党の決定後1,428人に対して行った調査では依然不出馬を表明
しているプラッチャイ・ピヤムソムブーン氏にラブコールを送る声が多く、42.2%
がプラッチャイ氏を支持すると回答、以下33.3%がパウィーナー女史、24.5%アピ
ラック氏を支持するという結果になっているようです。
また、プラッチャイ氏を支持すると回答した者の内、最終的にプラッチャイ氏の
不出馬が確定的になった場合誰を支持するかとの問いに対しては57.3%がパ
ウィーナー女史、40.1%がアピラック氏支持にまわると回答していたようです。
その次期都知事選挙に、警察官射殺事件で三男が無罪の判決を受けたチャ
ルゥム・ユーバムルン氏も立候補するという話もあるようです。
「南部訪問は中止しない」
タクシン首相は、中央情報局が不穏な一味残党による大規模な襲撃計画があるとし
て、首相に対して訪問を中止するよう警告していることに関して、住民を励まし、安全
確保に確信を与える為にも本日より8日にかけて予定されている南部訪問を中止しな
い意向を明らかにした。
今回の表明に先立ち、中央情報局は、少なくとも200人以上の若者がソンクラー、
パッターニー及びヤッラー県内で自爆攻撃等の新たな手段で第二の大規模襲撃を行
う体制に入っているとして、首相以下各当局者に警戒を呼びかけていた。
一方、民主党最高顧問のチュワン前首相は、首相の南部を再々訪問する意向表明
を原則的に評価したものの、短い期間では住民との交流は限られ、得られる情報も
限られていることから、むしろ住民に対して安全に対する確信を与える為の対策に注
力するべきであると苦言を呈している。
チュワン前首相によると、南部国境三県では依然安全に対する不安が支配的で、
他の地区へ移転避難する住民が減っておらず、中には土地を売りに出している者もい
る状況で、住民が地域に居住し続ける確信を得られるレベルの安全確保を政府が確
信を与えるという形で保証することが急務であるという。
一方、第二の大規模襲撃があると中央情報局が警告している事に関してチュワン前
首相は、具体的な情報は得ていないと断った上で、考え得る最大限の危険を想定し、
油断することなく警戒を強化することは非常に重要なことで、また政府は、過去の政権
時代に同様な不穏な動きが何故起きることがなかったのか調査し、現政権が3年間に
渡り行ってきた政策に誤りが有れば、素直に誤りを認め、正すべきは正すことが重要
で、さもなければより深刻な事態を招くであろうと警告した。
また、チュワン前首相は、一昨日の閣議に於いて広域連続襲撃事件及びグルゥー・
セ・モスク立てこもり事件に於ける当局側の制圧行動に関して、その正当性を調査す
るために独立調査委員会に調査権限を与える決定をする一方で、今回の当局側の対
応及び南部情勢に対する対策に関してイスラム系諸国の理解を得るためにワンムー
ハマッドノー副首相をイスラム系各国に派遣する決定を下したことに関しては、国際的
な常識に則り、まず独立調査委員会による調査結果をまってから訪問するべきである
と苦言を呈している。
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マレーシア国内の新聞三紙が、昨日までに第9地区警察本部本部長のプルン・ブンナ
パドゥン警察中佐の言として、約3万人のイスラム系テロリストが国境三県に於いて大
規模な破壊活動を計画していると報じている事に関して、同中佐は、そのような発言を
していないとして内容を否定した上で、本日中にもソンクラーン県内にあるマレーシア
領事館を訪問し報道の訂正を求める意向を明らかにしている。
しかし、具体的な破壊活動計画があるのかに関してはコメントを避けている。
尚、プルン警察中佐に関しては、本日開かれる予定の警察の定期異動に関する会
議に於いて公安警察局局長への昇格異動が内定するとの噂がある。
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長引く不穏な情勢に、遂にタクシン首相までもが今期8%の国内総生産成長率達成に
初めて危惧を表明するに至っている中で、タイ政府観光庁のヂュターマート・シリワン
長官は、海外旅客の到着客数に関して、4月28日から30日までのドーン・ムゥアン国際
空港の到着旅客数は一日平均24,400人で、SARS禍に晒されていた時期の一日10,800
人に比較すると依然多い水準を保っており、また南部三県への渡航自粛勧告が出され
ているマレーシアからの入国者も、他の地域へ入国ポイントを変更するなどで到着旅
客数には大きな変化は見られていない事から、タイ全体で見た場合は影響は些少であ
るとの見通しを明らかにしている。
一方、国境の町スンガイ・ゴーロックを擁するナラーティワート県の観光業協会のアブ
ドゥラアーイ会長は、不穏な情勢の影響で観光業界に深刻な影響をもたらしており、不
穏な動きが起きる前には大勢の外国人旅客で賑わい年間50億バーツ強の収入をもた
らしてきたのに対して、現状では10億バーツもおぼつかず、また、県内に54強有るホテ
ルの内既に一部では従業員に支払う給料の財源がつきたため一時休業に追いやられ
職を失うホテル従業員も出始めていると窮状を訴えた上で、政府に対してこのような窮
状に全く関心を示さないのは公正な態度とは言えず、政府ないしは責任を負う幹部が
自信の目で状況を確かめ、対策を講じるべきであると訴えている。
同様に、ナラーティワート県商業会議所はウィチョム・トーンソン県知事宛てに、法人税、
住居税及び県行政評議会関連税の減免措置を求める首相宛陳情書を手渡すに至って
いる。
同商業会議所によると、県内に於ける投資の冷え込みは深刻で、今後今後6ヶ月以内
に民間ビジネス部門は倒産や経営破綻等の危機的状態に晒されるおそれがあるという。
また、タイ観光業協会のチットチャイ事務局長は、南部に於ける不穏な動きの影響が
第二四半期まで影響を残し、また中国に於けるSARSの再発生も少なからず影響を与え
るとの見通しを明らかにした上で、政府が目標に掲げている1,200万人年間の外国人旅
客の到着数達成は難しく、最悪の場合でSARS禍の影響に晒された昨年の1,000万人レ
ベルすら下る畏れがあると警告している。
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昨日6:35頃、ナラーティワート県ヂャネッ郡内で54歳の学校用務員がバイクに乗り路上
を走行中にバイクに乗った二人組に銃撃され死亡、また6:45頃には同県スンガイ・ゴー
ロック郡内で木炭販売及び一般請負作業員の48歳の男性が自宅から出てきたところを
バイクに乗った二人組に銃撃され負傷を負っている。
「アピラック氏 - 五つのヴィジョンを掲げる」
次期都知事選挙に民主党から立候補を表明しているアピラック・ゴーサヨーティン氏
は、昨日都内オールシーズン・プレースで開かれた”アピラック・ガップ・クルンテープ・
360オンサー”と題された講演に於いて、次期都知事就任を目指し、知識を得るため
の都、家族の幸せを守る都、明るく澄んだ都、ゆとりのある都、全員に就業機会が保
証された都の5つのヴィジョンをキーワードに都政運用を図りたい意向を明らかにし
た。
また、これら選挙公約に相当するヴィジョンを達成するため、将来のバンコクの発
展に寄与する青少年を育てるために非政府系児童福祉団体等の協力を仰ぎコン
ピュータ及び英語教育を強化し、都民の生活環境改善の及び自然資源保護の為に
緑地を更に増やすと共に、都民の安全確保の為に行政警察官(テーサギット)の24
時間パトロール体制を構築し、また、より効率的な都民の移動を確保するための渋
滞解消及び大量輸送機関の再整備・改善に取り組みたいとした。
一方、タイ・ラック・タイ党が候補擁立を見送った事に関しては、次期選挙でパ
ウィーナー・ホンサグン女史の陣営を支援する為の道程を作るための擁立見送りだっ
たとの認識を示した上で、何れにしても、政府側の動きを畏れること無く選挙戦を闘っ
ていきたいとし、また都知事就任後は政府と共同で都政を運用する用意は出来てい
るとした。
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次期都知事選挙への候補者擁立の見送りを決定したタイ・ラック・タイ党は昨日、バ
ンコク選出下院議員及び都議会議員、都行政区議会議員を集め、今回の決定に関す
る理解を求めるための説明会を開いたが、参加者の間では今回の党の決定は、地
方議会の重要性を軽く見ていることの現れで、今後の活動に大きな影響を与えるとの
不満の声が多くあがった。
特に参加者の間では、党としての擁立候補、若しくは支持候補の選出を希望する声
が多く、将来に渡って党の名前の元での立候補をする意志は無いと表明しているプ
ラッチャイ・ピヤムソムブーン警察大尉に対し独立候補として出馬を奨め、党が支援
するべきとの意見や、世論調査でタイ・ラック・タイ党の候補を支持するとの声が45%
を占めていたことに鑑み、先に出馬を示唆していた元都庁政務次官のグリアンサック・
ローハチャーラ警察中尉を候補として擁立するべきとの意見があげられた。
尚、当該世論調査は、タイ・ラック・タイ党はプラッチャイ氏を擁立すべきとの声が多
かった元で行われたものであり、必ずしも他の候補者の支持率とは結びつかないと
指摘されている。
一方 今回の党決定を受けラーチャパット大学校スワン・ドゥシット校が行った世論
調査によると、多くの回答者が適切な候補者を見つけることが出来なかったからと回
答、一方、タクシン首相の言う地方の自由裁量権を推進する為の決定と回答した者
は僅かだったという。
「5月6日に南部を再々訪問」
タクシン首相は昨日、5月6日から8日までの日程で南部を再々訪問し、ソンクラー、
パッターニー、ヤッラー及びナラーティワートの若者や保護者等を中心に住民等と交流、
当局と住民との間の理解の共有を強固なものにしていく意向を明らかにした。
一方、ヂャトゥローン・チャイセーン副首相を再度南部に派遣する事に関しては、情
勢に変化の兆しが見えている中で、より実態に即した形で南部対策及び開発計画を
レビューし、誤った行いに加担した若者達の転向、社会復帰を促すための就業、利益
機会の創生及び住民への教育を受ける機会増を中心とした開発計画の立案を目指す
ためのものであることを明らかにしている。
また、今回の記者会見の際に、南部問題に関して枢密院や情報機関関係者、元第
四地区国軍本部長経験者等の政府の対策や問題に対する解釈に批判的なコメントを
積極的に載せているバンコク・ポストの報道姿勢に関して、国民にいらぬ混乱をもたら
すもので、非常に好ましくない報道姿勢であると批判する場面も見られた。
一方、チェーッター防衛大臣は、一部報道が中央情報局の消息筋からの情報として、
不穏な一味が政府官邸及び国会ビルの爆破を企てていると報じていることに関して、
報道は、あくまで噂に基づいた物にしか過ぎないとして否定したものの、常に最悪の可
能性を考え、また、これまでの一連の不穏な動きとは異なる自爆攻撃や自動車爆弾等
の新たな手法による攻撃もあり得るとの前提で、油断することなく全ての主要な地点に
於ける監視強化を図っていることを明らかにしている。
「タイ・ラック・タイ党 - 都知事候補を擁立せず」
タイ・ラック・タイ党党首でもあるタクシン首相は昨日党幹部13人を集め次期都知事
選挙擁立候補の選定に関し約4時間に渡り協議が行われ、最終的にタクシン首相の
意向に基づき党として次期都知事選挙に擁立候補を立てないことで結論に至った。
党として候補者の擁立を見送ったことに関してタクシン首相は、政権党として国政
レベルの政治に注力すべきで、また地方へ公正に権限移譲を進め自由な裁量権を
与える上でも党としての候補擁立を見送ることが是であると判断したとし、しかし次
期都知事に関しては誰彼であろうと、また何処の党であろうと、都知事の職務に協
力する意向であるとした。
尚、タクシン首相はこれまで、都内の電信柱から都知事まで全て政府の政策と一
致しているべきと語り、タイ・ラック・タイ党からの都知事送り込みに意欲を見せてい
た。
また、タクシン首相が進めるCEO型地方統治政策は、先のタクシン首相の言葉と
は裏腹に、むしろ地方の権限を首相に集中させることを目指した政策であると見る
向きが多い。
一方、都知事候補擁立の見送りが党の支持率に影響を与えるのではないかとの
記者団の質問に関しては、国民は都知事選挙と一般選挙を混同して考えることはな
く、支持率に影響を与えることはないとの認識を示している。
また、将来のチャート・パッタナー党の合流を意識し、パウィーナー・ホンサグン女
史との衝突を避けたとの憶測が有ることに関しては、パウィーナー女史は既にチャー
ト・パッタナー党から離党した独立自由候補であり、そのような憶測は当てはまらな
いと語り、今回の決定に関しては、あくまで政権党として国政に注力する意志表示で
あると同時に、今後も国民の為に首長が誰で、何処の政党の関係者かに関係なくバ
ンコクのみならず県行政機構等の地方自治組織を支援していく方針にかわりが無い
ことを強調した。
また、タワッチャイ・サッヂャクン氏等、独立候補としての立候補を示唆している党
員が居ることに関しては、今回の決定はあくまで党の名前で候補者を擁立し支援を
しないとい事であり、独立候補としての出馬に関してはあくまで個人の問題であり、
慰留する意向は無いとした。
尚、今回の次期都知事選候補者選定協議に於いて、首相夫人のクンイン・オーこと
ポヂャマーン・チナワット女史が擁立候補として選ばれるとの憶測が一時流れ、これ
こそがタクシン首相が言っていた「政治に於ける驚くべき事」(最近の報道ではタイ語
英語ともBig Surpriseで統一)だったとの憶測は流れる場面も見られた。
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バンコク大学が行った次期都知事選挙に関する都民の意識調査によると、回答者
の52.6%が政党に所属した候補が都知事に就任することが好ましいと回答、47.4%が
独立候補が好ましいとし、党別都知事候補支持率では48.1%がタイ・ラック・タイ党、
30%が民主党、5.1%がチャート・パッタナー党という結果になった。
一方、タイ・ラック・タイ党が候補を出さなかった場合、党の支持率に影響はあるか
との問いに関しては、46.2%が無いと回答、34.4%が影響があると回答していた。
「不届き者への援助を中止」
農業及び農業協同組合銀行頭取のピタヤーポン・ナーットラードン氏は、高利貸し等
の非金融部門からの借金に苦しむ農民への負債圧縮の為の援助に関して、今後政
府管掌宝くじ及び国内法で違法とされている賭博行為による借金、飲酒行為の為に
負った借金及び携帯電話等の贅沢品の購入の為に負った借金に関しては一切資金
援助をしない方針で臨むことを明らかにした。
尚、負債により住居や生活の糧を得るための土地を失う畏れがあるケースに関して
は別途個別の検討に応じる意向であるという。
同銀行の調査によると、高利貸し等の非金融部門からの借金を抱える農民は全国
に約87万人おり、負債総額は合計557億バーツあり、今後合計300億バーツまで負債
総額の圧縮を目指していきたいという。
また、政府は別途貧困撲滅政策の一環として、貧困者登録を行ってきたが、中には
借金をする際の担保証書的意味合いを持たせるために、高利貸しからの薦めで貧
困登録を行った不届き者も少なからずいたと言われている。
* 政府が就業機会増を約束しながら依然就業機会が不足しているために、
地方ではエリートコースと認識されている軍隊や警察や地方役人の職を得
るために何等かのセーン(コネ)にお金を支払うために負った借金は、汚職
撲滅を高らかに謳う政府が責任を持って面倒を見てくれるんでしょうかね?
「南部捜査には精神科医も同席させる」
タクシン首相は、南部で発生した広域連続襲撃事件で逮捕された実行犯に対する事
情聴取に精神科医を参加させる方針を決定した事を明らかにした。
タクシン首相によると、実行犯の多くが約300バーツ位の金銭で組織に誘われ、宗教
を根拠に誤った行為であろうと全てが神の為と教え込まれ、また刃物を持って人を殺
す事が神に近づくことであると教え込まれ洗脳(ラーン・サモーン)されている可能性が
高く、精神科的分析が不可欠であるという。
また、ヂャトゥロン副首相を再度南部に派遣し、今回の広域連続襲撃事件に於ける
当局側の対応への宗教指導者、地域住民の理解を確実なものにするとともに、洗脳さ
れ一味に加わった若者達の当局への投降を促す活動に従事させる意向を明らかにし
ている。
一方、タクシン首相は、今週5日過ぎに再度南部を訪問する意向を再確認、5月3日か
ら10日までの間に再度大規模な不穏な動きがあるとの観測がされていることに関して
は、既に当局側が状況を掌握していることから意に介する必要はないとし、今回の訪
問により住民の南部に於ける情勢に関する混乱、とまどいを解き、また自身の目で再度
地域の生活文化、習慣、複雑に絡み合った問題の根を再確認する意向であるという。
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防衛省が昨日までにまとめた集計によると、1月4日の武器襲撃強奪・学校連続放火
事件発生から4月29日までに、496件の不穏な動きが南部で発生、内当局関連施設へ
の放火が202件、爆発及び同未遂が24件で、また人的被害に関しては当局者が66人
死亡、67人が負傷し、僧侶を含む一般人では54人が死亡、82人が負傷を負っていたと
いう。
タクシン首相に非常に近しい人物としても知られ、また横浜国立大学に留学経
験があることから日本にも知己が多いことで知られるタノン・ピタヤ元財務大臣
(元軍人銀行頭取、現タイ国際航空会長、タイ資産管理会社社長等々)の運転
する高級乗用車がモーチット2付近のバーン・クロー〜ヂェーン・ワッタナー〜
ラーマ6高速道路を高速で走行中に、制御を誤り対面から来た乗用車と衝突し、
両方の車とも大破、炎上するという事故が発生しています。
幸いタノン氏、相手側の2人共に、衝突後すぐに車外に避難したため命には
別状が無いようですが、相手側の車に乗っていたのが、42歳と38歳の既婚同士
の男女で、何となくそちらの関係が気になったりしてます。(笑)
タノンさんは、経済危機が発生した当時に乞われてチャワリット政権内で財務
大臣に就任、その後お友達のタクシンさんを経済担当副首相(財務副大臣だっ
たかも)に迎え入れましたが、結局チャワリット首相辞任直前に両者ともバカヤ
ロー辞任していたと記憶しています。
昨日、コンビニストアに水鉄砲を持って強盗に押し入った間抜けなファランが逮
捕されています。
ソンクラーン期間中からタイに滞在し、遊びすぎてお金をなくしちゃったんで
しょうか?
「町から若者の姿が忽然と消え、北部でも不穏な動き」
ポーキン国務大臣は昨日、4月28日早朝に発生した広域連続襲撃事件発生後、数
百人レベルの若者が姿が忽然と消えおり、保護者ですら行き先を掌握していない事
を明らかにした上で、当局が収集した情報や地域住民からの通報により再度放火
や一般人を巻き込む畏れもある襲撃といった新たな動きを画策している畏れがある
として引き続き警戒を強化するよう指示、当局側の防衛手段が必ずしも充分ではな
いことに鑑み状況によっては強硬手段による対策を視野に入れることもあり得る事
を示唆した。
ポーキン国務大臣の発言に前後して陸軍最高司令長官のチャイシット・チナワット
大将が、情報機関の調査で5月3日から7日にかけて第二の大規模な行動がある可
能性があるとして、最高レベルの警戒態勢を敷いていることを明らかにしている。
一方、ナラーティワート県内に展開する当局者は、スンガイ・パーディー郡内で広
域連続襲撃事件発生から昨夜にかけ300人以上の若者が合計30ガロンのガソリン
を仕入れているとの情報に基づき、今後放火、爆破事件を画策する畏れがあるとし
て、既に若者達の動向を密接に監視している事を明らかにしている。
また、タイ北部を統括する第五地区警察本部本部長のチャロー・チューウォン警察
中将は、チァン・ラーイ県のチァン・コーン郡及びメー・ヂャン郡内、メー・ホーン・ソー
ン県のパーン・マパー郡内及びチァン・マイ県のファーン郡内で南部の私立イスラム
教学校で宗教を教えていた教師がイスラム教学校を開設し、父母を亡くした児童等
を集め講義を行っているとの情報に基づき各学校の監視を強化している事を明らか
にしている。
同警察中将によると、特にチァン・ラーイ県チァン・コーン郡内の学校では、何等か
の不穏な動きを示唆する根拠があるものの、学校に対する家宅捜査を行う程具体的
な根拠ではないため、現状では地域住民の安全確保の為の警戒を強化するに留め
てお、いずれ地元教育当局の調査結果を受け家宅捜索令状を取得するか否か判断
する予定であるという。
また、チァン・ラーイ県メー・ヂャン地区内では昨年12月中旬頃から海外の組織から
資金援助を受けていると見られる少なくとも20人以上の若者がモスク内で、小学校
を卒業した青少年の面倒をみており、内5人が先の広域連続襲撃事件で実行犯逮捕
された17人の内の5人の名前と一致していたことから、何等かの形で南部の一連の
不穏な動きと関わっている疑惑が指摘されている。
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モスク立てこもり事件が最悪な形で当局により制圧された事に関して南部で調査を
行っている人権委員会は、依然住民の間で当局側の対応は過剰だったとの念が強
い事を明らかにしている。
また、当時現場を指揮していた国内治安維持部隊副指揮官のワンロップ大将が時
間が長引けば住民等のシンパシーを煽り事態が深刻化すると語り、制圧行動を正当
化している事に関しては、住民等の間では単に野次馬として現場を見にっていただ
けで、実際に現場を間近に見ることが出来たのは制圧が完了した後であり、同大将
の発言は制圧を正当化するための詭弁に過ぎないとの意見が多かったという。
一方、当局側の制圧行動によりモスク内で死亡した者の中に、偶然モスク内に居
て事件に巻き込まれた無関係な住民6人が含まれているという疑惑が地域宗教関
係者や住民の間で指摘されていることに関して、政府側は昨日までに否定するコメ
ントを発している。
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広域連続襲撃事件で当局側と衝突し死亡した実行犯の内、依然身元が判明して
いない7人に関して、インドネシア人だった可能性が急浮上しており、兼ねてから安
全保障当局者等の間で指摘されていたジェマー・イスラミアとの繋がりを示唆するも
のとして注目されている。
第九地区警察本部によると、7人は何れも4月18日かた19日にかけてマレーシア
領内から「宗教行事に参加する」との名目でナラーティワート県ターク・バイ郡の国
境検問所を経由してタイ国内に入国したインドネシア人7人だった可能性が高く、入
国後はムジャヒディンノ訓練等に関わり、また襲撃時にはリーダー役を演じていたと
見られているという。
一方、広域連続襲撃事件で逮捕された実行犯の若者の内、軍事基地内の病院で
治療を受けている2人が昨日までに警察、軍部立ち会いの下でマスコミとの記者会見
に応じ、犯行に関わった動機に関して、貧しさからお金欲しさに仲間に加わったとし、
内1人は襲撃前に麻薬を服用していたと証言した。
会見した2人の内、襲撃グループを現場まで運ぶ車の運転手役で自ら警察に投降
した1人は妻と子供がおり、家族を養うお金が必要だったと証言、一方、実際の襲撃
実行犯として逮捕された1人は、襲撃の前に麻薬を服用していたため、襲撃中は何
が起きていたか殆ど無意識だったと証言している。
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不穏な一味による復讐行動に備え警戒を最大限に強化した当局側を嘲笑うかの如
く昨日19:30過ぎ頃、人数不明の一団がヤッラー県ターントー郡バーン・レー地区内に
ある国境警備警察の施設にM-79迫撃弾を3発打ち込み、その後バーン・レー郡のタ
ムボン行政機構の建物に放火し全焼させる事件が発生している。
事件後、バーン・レーン郡に近いボー・ヒン郡内に展開している国境警備警察部隊
が現場に支援に向かったが、一味の待ち伏せ攻撃を受け現場に到着することなく引
き返しており、昨日22時現在施設の具体的な被害状況は明らかになっていない。
また、一味の待ち伏せ攻撃によりボー・ヒン郡内の国境警備警察官一人が負傷を
負っている。
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先に自身のWEBサイトで広域連続襲撃事件との関わりを示唆していた分離主義組
織のパッターニー統一解放機構(PULO)は、4月30日付けでスイス在住のルクマーン・
ビンリマーなる人物名で新たな声明をWEBサイトに掲載している。
タイ語で書かれた声明の内容は以下の通り。
「政府が、パッターニー・ラーヤーの若者を野蛮で道徳の無い者達と決めつけ、迫
害していることは重大な過ちである。
パッターニーの独立国家を築き上げる事を目指すPULOは、当局により殺された若
者達の死を悲しみ、各位の父母に哀悼の意を表明すると同時に勇敢に立ち向かっ
た彼らの魂を永遠に讃える。
今回の犠牲はパッターニーの歴史上最も偉大な損失であり、タクシン・チナワット支
配の元にある当局側の明らかに誤った野蛮な行為が、今後タイ及びマラーユーの住
民に多大な流血を強いる事を平和を愛する地域の住民及び世界の人々は証人とし
て見届けて欲しい」
「率直に己の政策の誤りを認めなさい」
民主党最高顧問のチュワン・リークパイ前首相は、パッターニー県内のグルゥー・セ
モスクに襲撃犯が立てこもり、最終的に当局側の強行策により制圧された事に関し
て第四地区国軍本部がチュワン政権時代に発生したミャンマー国内の反政府ゲリ
ラ”ゴット・アーミー”がラーチャブリー県内の病院に立てこもった事件を例に出し制圧
行動を正当化する説明をしていることに関して、ゴット・アーミーの立てこもり事件は
外国の組織が引き起こしたものであり、政府の失策により組織化する機会を得た一
味が引き起こしたモスク立てこもりとは根本的に異とするものであるとの認識を示し
た。
その上で、チュワン前首相は、武器庫襲撃強奪事件や広域連続襲撃事件等の一
連の不穏な動きは、(権力を全て我が身のものにするという野望の元に進められた)
CEO型地方統治政策の一環として長年南部の国境地帯に展開していた住民等の
自警組織を包含した治安維持部隊を解体したことにより、事実上活動停止状態だっ
た分離主義組織に再度組織を立て直す機会を与えた事が根となり発生した事件で
あり、政府は、麻薬問題に結びつける事に固執せず、まず政府の失策が不穏な情
勢を招いたことを認めた上で、国民が納得できる対策を講じるべきであるとした。
チュワン前首相の発言に前後して放送された国民向け定例政見放送の中でタク
シン首相は、あらためて広域連続襲撃事件は、あらゆる要素が複雑に絡み合って
発生したもので、地域の住民はタイの大地に生を受けたタイを愛する愛国者であ
り、分離主義的思想は大きな部分を占めていないとの認識を示した上で、実行犯
とされた若者達は貧困で職に就いていない者達で、背後で糸を引く利己的な人物
に良いように利用されていた同情すべき者達で、政府は今後このような不幸を招か
ない為に地域の貧困、教育問題の解決を早急に目指すとの従来からの政府側主
張を繰り返している。
一方、昨日付一部報道で一部の私立イスラム教学校が児童や青少年に分離主
義思想を教え込み将来のムジャヒディンを育て上げていたと報じられていたことに
関して、社会開発・人間の安全保障省社会開発福祉局のワンロップ・プローイタッ
プティン局長は、報道の事実関係は掌握していないと断った上で、政府は過去から
地域の児童、青少年の健全育成のための教育を確保するために、一つの学校に
対し20-30万バーツの充分な予算を投下し、同時に学校の運営を監視してきている
ことから、そのような事は有り得ないとの認識を示している。
昨日付一部報道によると 実行犯として逮捕された若者に対する事情聴取から、
私立のイスラム教学校が訓練の場として使われ、また分離主義思想を教えた教師
自身が襲撃グループのリーダー格を演じていた実態が明らかになったが、しかし訓
練の場として利用されたそれぞれの学校組織を上部で統率し、大規模な襲撃事件
を引き起こした上部組織の実態に関しては依然謎のままであると報じていた。
一方、文化省宗教局は昨日までに、南部国境三県の僧侶に対して治安上の理由
及び銃を持った兵士が僧侶の身辺警護する風景が社会に与える影響を考慮して、
早朝の町中に於ける托鉢を中止するよう要請、同時に地域の仏教系住民に対し、
早朝に寺の敷地内で托鉢のかわりに炊き出しを行うよう要請している。
最近Bangkok Postを始め国内の活字メディアに微妙な論調の変
化を感じていたのですが、本日付のBangkok
Postには遂にタクシ
ン首相を批判したベストセラー本”ルー・タン・タクシン”のドデカイ
広告がタイ語オンリーながら掲載されています。
そういえばAISの広告が消えているような。。。。
ある国立大学の学部が、政府内の最高位に属する人物の係累に
受験機会を与る為に、大学の方針に反し受験資格規定を緩和し
たとの疑惑が指摘されていることに絡んで、民主党は昨日までに
アディサイ教育大臣の解職を要求する動議を提出しています。
「情報戦略を強化」
首相顧問団(代表サノ・ティヤントーン氏)は、南部で発生した広域連続襲撃事件を
受け昨日開かれた緊急対策会議に於いて、情報戦略の強化を核とする首相宛提
言をまとめた。
首相顧問団報道官のピティポン・ポンスワン氏によると、昨日開かれた緊急対策
会議に於いて、これまで政府が行ってきた南部政策のレビューを行うとともに、政
策における脆弱な部分の検証作業を行った結果、情報の収集体制、住民への心
理学的分析に基づく戦略的な広報、住民との理解の共有等に於いて存在してい
た脆弱性が不穏な一味により意図的にもたらされる情報により地域住民が煽動さ
れたり誤った認識を抱くきっかけを与える懸念をもたらしていた事が判明したという。
不穏な一味は、WEBサイトや口コミ、ヤーウィー語で書かれたビラ等を通じて、今
回の若者達の神聖な犠牲を讃えると共に、当局への復讐を呼びかけているとも言
われている。
一方、1月4日に武器庫襲撃強奪事件が発生した時点で分離主義的な動きが背
後に存在していることを指摘していた、安全保障事項担当首相顧問で元第四地区
国軍本部長だったギッティー・ラッタナチャーヤー大将は昨日、あらためてタイ国内
及び国外でムジャヒディンとしての教育訓練を受けた数百人の一味が己の身を犠
牲にして攻撃に臨む体制が出来ているとして、警戒を緩めるべきではないと警告
している。
また、前後して襲撃事件に関する捜査を現地で指揮しているゴーウィット・ワッタナ
国家警察本部副本部長は、昨日までに死亡した108人の襲撃犯の一部が「イスラ
ム独立国家樹立を目指す」とアラビア語で記されたビラを持っていた事を明らかに
した上で、襲撃事件の背景に分離主義的な動きがあったことを証明する重要な証
拠になるとの認識を示している。
しかし、タクシン首相は、分離主義思想はあくまで一連の不穏な動きの背後で糸
を引いている利権が絡む大物が地域への浸透をはかる手段として利用していると
の認識を示した上で、あらためて問題の背景に貧困問題や教育問題があり政府が
トッププライオリティーで解決に取り組む必要がある事を再確認している。
* これまでの一連の不穏な動きは、分離独立を目指すための7つの
段階の内の1つ目の段階にしか過ぎないと言う指摘もあるようです。