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2004年05月11日 〜 2004年05月20日



2004年05月20日  

射幸心に煽られやすい国民性に訴えて、特別宝くじ(サラーク・リバプール
と呼ばれ始めている、因みにタクシン首相はスポーツ振興の為の宝くじで
あると強弁しています)を発行して株式の取得費用に充てるという荒技に
走ったチーム株式取得計画ですが、役員の椅子の数やらアジアに於ける
商標の使用権やら3-4件の案件で依然もつれており、急遽ポンサック商務
副大臣等のイギリス行きがキャンセルされていたりしてます。
 因みに宝くじは、リバプールの株式取得の為ではなく、他にも打診がある
幾つかのチームを含めたどれかのチームの株式を取得するために発行す
るものであり、リバプールとの話がどう転ぼうと6月中に確実に発行されると
タクシン首相は語っていました。

今回の株式取得話も審議の過程で取り上げるか否か注目されますが、昨
日より閣僚8人を対象にした内閣不信任決議案審議が開始されています。
 チョット時間が無くて、昨日の審議内容の詳細を全て読み切れていない
のですが、とりあえずスリヤ運輸大臣に関しては本人、首相一家、関係者
への利益供与疑惑の一環として新空港建設や、道路建設、Thai Air Asia
設立に絡む利益供与疑惑や地下鉄構内の広告扱い会社の選定等に関す
る利益供与疑惑を、またスチャート副首相に関してはタクシン首相の無二
の親友が頭取をしていたことでも知られるタイ軍人銀行が絡む銀行再編
政策に絡んで首相の息子に利益を供与した疑惑に関して、また夜遅くから
始まったチャワリット副首相に対しては南部対策に関して追求されている
ようです。
 尚、スチャート副首相に関する真偽に関しては、政府の首相一族への利
益供与体質を解明するキーと位置づけられており、民主党側は一環として
氏が財務大臣時代だった頃の不正疑惑に関して言及しようとして、議会が
紛糾し、本日に審議が持ち越されるという事態にもなっているようです。
 また、昨日の審議では、首相自身への不信任へ結びつけようとする野
党側の動きに与党側が抗議し、審議が一時中断する場面が幾度と見られ
たようです。
 因みに今回の審議に先立ち、タクシン首相は「閣内には汚職に手を染め
るような者はいない」と発言していますが、どうも議会で絶対多数議決を獲
得すると汚職も汚職ではなくなるようです。
 また、民主党タイ・ラック・タイ党は、それぞれの党のHPで審議の次第
を凖リアルタイムで更新掲載しています。

 一方、その不信任決議案審議中に、先に行われた首相とタクシー運転手
等との意見交換会に於いて首相が運転手とその家族に可能な限りの援助
をすると約束した事に刺激された42歳の個人タクシー運転手が長刀を持っ
て「お金をくれ〜」と首相に要求する為に議事堂内への侵入をはかり警備
の警察官等ともみ合いの末逮捕され、その際に警察官1人が腕に負傷を負
うという事件が発生しています。
 因みに、先の意見交換会でタクシン首相が約束した運転手の交通違反の
立て替えで、合計20万バーツ近くが首相のポケットマネーで支払われたそ
うです。

ナラーティワート県の県当局は、内閣不信任決議案審議期間を中心に、県
内の主要施設に対する自動車やバイクを利用した爆弾等の爆発物を使用し
た破壊行動があるとの情報機関からの情報に基づき、各郡長及び各機関
の最高幹部に対して最高レベルの警戒態勢を敷くよう命令した事を明らか
にしています。

チァン・マイ県県都内の警察当局は、ター・ペー門周辺で外国人相手に客を
とり、睡眠薬等を仕込んで強盗を働いているガトゥーイがいるとの外国人旅
行者からのクレームに基づき、一昨夜深夜から昨日未明にかけてター・ペー
門周辺やバー・ビヤ等で一斉摘発を行い、売春行為をしていた17歳から45
歳のガトゥーイ12人及び18歳の中国人女性3人を逮捕しています。
 尚、逮捕されたガトゥーイは、500バーツの科料で即日解放され、中国人
女性3人は不法滞在の容疑で身柄を拘束され、その後国外退去処分が下さ
れる予定になっているようです。
 一方、パトゥムターニー県内では13歳の少女と外国人男性が絡む猥褻
VCDを販売していた容疑でショップハウスに入居していた書店が摘発されて
います。
 警察によると摘発された書店は表向きは観光関連の書籍をあつかう店とし
て営業し、裏で猥褻なVCDを客からの電話注文に応じてランシットにある業
者から仕入れて販売していたようです。

ということで、打ち合わせやらプレゼンやらで、脳味噌がElephant Talk状態
なので、本日の更新は手抜きモードです。スミマセン。



2004年05月19日  

先に試乗運転を行った地下鉄は、再度新たに試乗希望者を募り6月13日
から18日まで試乗運転えお行う事を明らかにしています。
 また4月の試乗運転に申し込み切符を受け取りながら試乗できなかっ
た者に対しては12日と26日,27日に試乗運転を行い、また既に申し込んで
いながら切符を受け取っていなかった希望者に対しては5月21日までに
試乗用の切符を送付する予定になっているそうです。

昨夜20時過ぎ、ヂャオプラヤー川を航行中だったヂャオプラヤー・エキ
スプレス・ボートとディナークルーズ船がサパーン・プット船着き場付近
で衝突を起こし、衝撃で川に落とされた乗客2人が行方不明になるという
事故が発生しています。
 尚、両方の船の操縦士は2名とも現場から逃走しています。
 報道によると、エキスプレス・ボートが船着き場につけようとしたところ
で、川の流れの関係で寄せることが出来ず、一旦川中へ引き返したとこ
ろでディナークルーズ船と衝突、衝撃でエキスプレス・ボートの乗客5人
が川に投げ出され、内3人は救助されたようですが、依然男女1人ずつ
が行方不明になっているようです。

タクシン首相は昨日の定例閣議に於いて、6月20日から21日の日程で中
国の北京で開催されるアジア協力対話会議にて原油価格高騰問題につ
いて協議する意向を示しています。

iTVやポスト・トゥデー誌等の協賛で昨日開かれた都知事候補者の座談
会で、出馬を表明しているチャルゥム・ユーバムルン氏が、もし当選して、
3人の息子の誰かが問題を起こしたら辞職すると語っています。
 一方チューウィット・ガモンウィシット氏は、当選したら経営しているマッ
サージパーラーを7日以内に閉店させると語っています。
 因みにテレビで見た限りでは昨日の座談会にパウィーナー・ホンサグン
女史が参加していなかったみたいですが、もしかしたらタイ・ラック・タイ
党相乗り云々の絡みで登場を控えているのかもしれません。

iTV系とCh3系の偉い人を抱える内閣だけのことだけに、多分とは思って
いましたが、エネルギー節約に関して概ね昨日付で記した内容で閣議合
意に至ったようですが、テレビ局の深夜零時以降の放送一斉休止案に
関しては除外されているようです。

非政府系民主主義団体である民主主義の為の運動委員会のスリヤッサ
イ事務局長は、本日から開始される内閣不信任決議案審議に関して、本
来最も不信任決議案の対象となるべき首相に対する審議案提出が現在
の野党勢力では不可能であることが残念でならないと発言しています。
 同氏によると、首相は内閣の中で最も利権を幾重にも欲しいままにして
いるにも関わらず、憲法の規定により国民が「新時代の汚職」に関する真
相を知る機会を失っているのだそうです。  ということで ↓

「新しい考え +  新しい行動 =  新時代の汚職」
ヂャカラポップ政府報道官は、当初タクシン首相が個人的に進めているとされて
いたイギリスのフットボール・チーム”リバプール”の株式取得計画に関して、「国
民の税金を一切使わない」方向で決定に至ったと誇らしげに語った上で、政府ス
ポーツ庁を幹事機関として、新たに特別な宝くじを発行し国民の散財から得た収
益金の一部を株式の取得費用に充てることで閣議合意に至った事を明らかにし
た。
 今回の閣議合意により、当初個人的な取引とタクシン首相が強弁していた株
式取得計画が名実共に、国民参加というオブラートに包まれた事前に特定の民
間企業に利益機会が誘導されることがひも付けされた国家プロジェクトとして新
たに進められる事になる。
  今回の閣議承認は、一昨夜遅くタクシン首相とチームとの間で交わされた会
話によりタクシン首相がチームの株式取得に関して好感触を得た事を受け行わ
れたもの。
 タクシン首相によると、株式所得に関してチーム側と詰めなければいけない
3-4の案件があるものの、株式の持ち分30%及び取得費用46億バーツに関して
は既に両者間でクリアーしているという。
 また、タクシン首相によると、最終の詰めの協議を行うためにポンサック商務副
大臣、サンティパープ政府スポーツ庁長官、法律顧問等を本日中にイギリスに派
遣する予定で、今週末までに覚書の署名にこぎ着ける見通しであるという。
 一方、今回の決定に関して、バンヤット民主党党首は、首相自身が本来投資す
るべき話だったはずであると皮肉った上で、最も宝くじ購入に熱心な貧困層から
お金を集めるとは言語道断な発想であると批判、また、上院議員約10名が連名
で、株式取得に民間の投資を仰ぐとしても、一部分に国民のお金を使用すること
が避けられない今回の取得話を「新しい考え、新しい行動」のモットーに基づき即
刻中止するべきで、その膨大なお金を政府が進める治水政策や貧困問題政策
に向けるべきであるとの意見書を提出、また一部上院議員の間では、今回の取
引に関わる政治の私物化に関して首相に対する不信任審議案を提出する動き
を見せている。
 尚、上院には不信任を審議する権限はあるが、決議をする権限は無い。
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  政府スポーツ庁のサンティパープ・テーチャワニット長官は、昨日の閣議に於い
て政府スポーツ庁に対して独立機関(ホールディング会社)を設立し、特別に発
行される宝くじの収益金から10億バーツを同独立機関で積み立てる事で合意に
至ったことを明らかにした上で、宝くじの詳細に関しては今後国民にチームの株
式を所有する機会を与えるべきとする首相の意向を念頭に政府宝くじ局と詰め
の協議を行ない、向こう3ヶ月以内に発行したいとした。
 また、ソムヂャイヌック財務省政務次官兼政府宝くじ局長によると、特別な宝く
じは一枚あたり1,000バーツ、総額100億バーツ発行し、また一枚につき株式200
バーツ分の持ち分が購入者に与えられる予定で、発行総額100億バーツの内40
億バーツを1等賞金10億バーツを初めとする賞金に充て、残りを株式の取得費
用及び政府スポーツ庁が設立する独立機関に振り分けられる、将来的には独
立機関が行うスポーツ振興活動の原資の一部としても割り当てられる予定にな
っているという。
* 尚、一部報道では、タイ側が先行して動いていることに関して、チーム
側が、タイに対して株式取得に関する内示を与えたとの噂を否定した上
で、依然タイ、スティーブ・モーガン氏両者に機会がある状態であると
語ったと伝えています。
  それからポンサック副商務大臣さんが後から、株式の取得先がリバ
プールとは一言も言っていないからねと予防線を張っていました。
 でも、そのポンサックさんは、本日中にもイギリスに飛ぶらしいんで
すけどね。。。
  また、一部報道では、外国投資に関わる外為規制をくぐり抜けるため
に、緊急内閣令によってごり押しするのではないかと見るものもありま
した。

「再襲撃に備え警戒を強化」
チャワリット副首相は、4月28日に発生した広域連続襲撃事件と同様な不穏な動
きが7日以内にあるとの複数の情報筋からの情報に基づき、昨日までに学校、
教師、生徒、各宗教指導者の身辺警護を含む警戒態勢の強化を命じると同時
に、寺爆破事件を契機とした宗教対立を防ぐために住民への広報を強化すると
ともに、寺及びモスクに於ける警戒の強化を命じた事を明らかにした。
 また、宗教最高指導者のサワート氏に対してエジプトやカタール等のイスラム
教国家の最高クラスのイスラム教指導者を招聘し、地域の若者が間違った道
へ進むことを防ぐためのセミナー等を開催、指導する機会を作るよう要請した
事を明らかにしている。
 前後してチェーッター防衛大臣も同様に不穏な状況を煽り、また宗教対立を煽
るために新たな攻撃があるとの情報が寄せられていることを認める発言をして
いる。
 一方、同防衛大臣は、1月4日に発生した武器庫襲撃強奪事件で強奪された銃
器等の武器類に関して、既に国外に渡っていると考えるのが自然であるとの認
識を示している。
 同大臣は、詳細な根拠は避けたものの、これまでに武器の在処に関する情報
が住民から殆ど寄せられていないと言う。 



2004年05月18日  

タクシン首相のリバプールの株式取得話に関して、昨日までにノンタブリー
県の高僧までが、国内に於ける賭博熱の過熱化に懸念を表明した上で、自
身のイメージ向上の為に行うことなく、ハッキリと政治と個人を分けて話を進
めるべきであると語るに至っていますが、最近論調の変化が気になる本日
付のBangkok Post誌が政府のハイレベルの消息筋からの情報として、株式
取得の為の50億バーツを積み立てるために一等賞金が10億バーツにもなる
特別な宝くじの発行を計画、本日の閣議で審議にかけられると報じています。
 因みにこの宝くじ(一枚500-1,000バーツ、1,000バーツのお買いあげで200
バーツ、500バーツのお買いあげで100バーツのリバプールの株式の持ち分
が与えられる)で100億バーツの売り上げを期待しているんだそうな。

本日付The Nation誌他各紙の報道によると、国家警察本部は、専門のWEB
Site等で違法なサイトに関する通報を受け付けた結果、昨年4月から先の日
曜日までに13,723件のタイ語及び外国語の違法サイトに関する情報が寄せ
られ、内8,208件が児童ポルノに関する通報871件を含むポルノサイト、2.003
件が売春及び売春支援に関するサイト、1,128件が国家に脅威をもたらす内
容のサイトだったそうです。
 The Nation誌の記述によると警察はこれまでに通報を受けたサイトに対し
てアクションをとってきているようですが、罰則規定が最高で2,000バーツ若し
くは2ヶ月未満の禁固と軽いことから、抑止力にはなっていないようです。

プロミン・エネルギー大臣は、原油値上がり傾向によるエネルギー節約キャン
ペーンの一環として、マスコミにエネルギー節約キャンペーンの協力を仰ぐ、
国民に公共交通機関の使用を推奨する、またその一環として地下鉄の開業
日を予定より早める、各省庁、関係機関に於いて月5%のエネルギー節約を
目指す、国民に電力の節約を訴える等々の案を本日の閣議で提案する意向
を明らかにしています。
 一方、先に原油値上げ傾向で7%代のGDP成長率達成も危ういかもと発言し、
タクシン首相の不興をかったソムキット財務大臣は、昨日民間部門の投資が
依然堅調であることから、7.1%の達成が可能であるとの認識を示しています。

昨日13時頃、ナコンサワン県タークリー郡内で、小型トラックと満員の乗客を
乗せバンコクからスワンカロークへ向かっていた三両編成の列車が踏切内
で衝突し、トラック運転手1人と列車に乗っていた少なくとも90人以上(報道に
より100人以上)が負傷を負うという事故が発生しています。
 尚、死亡者の発生に関しては報じられていません。

昨日夕方までには明らかになるだろうと言われていた、リバプールの株取得
話の結果ですが、昨日23時までの報道を見る限りでは、まだチーム側から
結果の通告は為されていないようです。
 とりあえずタクシン首相は、今週末までに結果が判明し、契約書への署名
を行うことが出来るだろうと発言しているようです。

SET 7ヶ月来の安値更新・・・・

「住民の宗教対立を煽る狙い?」
タクシン首相は、一昨日夜ナラーティワート県内の三ヶ所の寺でほぼ同時に爆破
が発生したことに関して、地域では従来から宗教を超えて住民同士が団結してお
り、また1月以降に始まった一連の不穏な動きは別にして宗教施設を狙った犯行
がこれまで希だった事から、事件の背後若しくは実行者に地域の住民ではない、
例えば外国人が関わっている可能性があるとの認識を示した上で、今回の犯行
は地域に存在していない宗教対立を煽る目的で行われたとの認識を示した。
 タクシン首相の発言に前後して、チャイシット陸軍最高司令長官は、不穏な動き
の背後で関わっている外国人の存在が顕在化していることを認める発言をしてい
る。
 また、チャワリット副首相は、首相と同様な認識を示した上で、犯行側が地域住
民の宗教対立を煽ろうとしている背景に、より過激な最終段階の破壊活動を行う
という意図があり、向こう7日以内に何等かの不穏な動きがあるとして各関係当局
に警戒を強めるよう指示したことを明らかにしている。
 一方、連続爆破事件の検証を行っている警察当局は、最も爆破による被害が大
きかったターク・バイ郡の現場で使用された爆発物に関して、パワージェルと大型
のダイナマイトを使用し、また爆発の威力により釘等が拡散する仕掛けになった
時限発火式の爆発物が使用され、約30メートルに渡り爆破による被害をもたらす
威力を持っていたとの検証結果を明らかにしている。
 また、第九地区警察本部のターニー副本部長は、一連の不穏な動きに関わった
者と同じ一味が犯行に関わっており、敢えて当局者が警戒を強化している地点を
狙うことで一味の潜在能力を誇示する意味合いが犯行の背景にあったとの認識
を示している。
 一方、連続爆破事件から一夜明けた昨日朝6:30頃パッターニー県県都警察署所
属の31歳の警察官が朝のイスラム教の礼拝を終えバイクで家路についていたと
ころを銃撃され重傷を負い、また7時頃にはナラーティワート県内のラッ・ンゲッ警
察署に所属していた50歳の元警察官がスンガイ・ゴーロック郡内をバイクで走行
中に銃撃を受け重傷を負う事件が発生している。

「スーチー女史不参加の国民会議開催に不快感を表明」
タクシン首相は、ミャンマー国内で昨日より開催された憲法制定の為の国民会議
が、アウンサン・スーチー女史率いる国民民主連盟(NLD)が軟禁状態に於かれて
いる同女史の身柄を解放しない事に抗議して会議の参加を拒否した状態で開催
されていることに関して、全ての党・階層が集結して民主化を目指す為に国民会
議が開催されていると信じていただけに、またタイが後押しをしているミャンマーの
ASEM(アジア欧州会合)参加問題の後退も避けられないことから、強い失望感と
不快感を覚えると語った。
 また、国民会議開催を控えた先週にスーチー女史の解放に期待を寄せる発言を
していたタクシン首相によると、スーチー女史が解放されない理由や、NLD不参加
のままで国民議会を開催したミャンマー政府側の真意を探るためにスラギアット外
務大臣に調査を命じているという。



2004年05月17日  

各職業層との意見交換の一環として昨日開かれたタクシードライバー等
との意見交換会ですが、本日付の英字二紙を読む限りでは、タクシン首
相が「YES Man」に徹したり、ドライバーの些細な交通違反に関わる罰金
を首相のポケット・マネーから出すと約束したりと、次期総選挙を睨んだ
人気取り的色彩が濃かったようです。
 特に日頃からラジオ等で政治の状況に意識的なタクシー運転手を取り
込んだのは、次期総選挙を有利に進めて行く上で大きなポイントとなった
でしょうね。
 因みに次回はホーム・メイドとの意見交換会を行う予定らしいです。

タクシン首相は昨日、リバプールのチーム株式取得に関する正式結果は、
本日夕方頃に判明するであろうとの見通しを示した上で、決定次第ホー
ルディング会社の概要や国民への株式の分配に関する詳細を公表する
意向を明らかにしています。
 一方、今回の株式取得に関して野党側が内閣不信任決議案審議に対
する国民の興味をそらすために、わざと審議開始一日前に正式発表を
伸ばしていると批判している事に関しては、今回の取得を政治的にも利
用しようとしているフシがあるタクシン首相は、野党は政治とフットボール
は分けて考えるべきだと発言しています。
 また、ソンタヤー観光・スポーツ大臣は、株式取得は国内スポーツを振
興していく上で格好の刺激材料となるとの認識を示した上で、省内で
ホールディン会社の主要な株主となるとされている政府スポーツ庁等に
関する法律等を参照し検討を進めている事を明らかにしています。
 尚、ソンタヤー氏によると、間違っても国民の税金を投入する予定はな
いらしいです。
 しかし、今回の取得話は、当初は「個人取引」だったはずなんですが、
なんか知らない間に、近代国家に於ける肝心な手続きが欠けた国際標
準的にも違和感を感じさせる方向に話が進んでいるような気がするんで
すが、もしかすると現政権任期最後の成果報告といおうか、集大成を兼
ねて、政権の本性であるソフィスティケートされた汚職の神髄を国民に
見せようとしているんでしょうかね?

「ナラーティワート県内の寺三ヶ所で連続爆破事件」
昨日19時過ぎ、ナラーティワート県内のターク・バイ郡、ルゥーソ郡及びラッ・ンゲッ
郡内にある寺三ヶ所がほぼ同時に爆破される事件が発生した。
 昨日23時現在、被害状況に関しては報道が錯綜しているが、内一ヶ所では山門
付近に仕掛けられた爆発物が爆発し山門に大きな被害を及ぼした。
 また、ルゥーソ郡内で発生した爆破事件では、爆破の衝撃で28歳の男性が負傷
を負い病院に担ぎ込まれている。
 一部報道によると使用された爆発物は何れもパワー・ジェルと見られるが、爆発
地点によっては被害の拡大を狙ってか釘等が爆発の衝撃で拡散する仕掛けになっ
ていたという。
 尚、死亡者の発生に関しては報告されていない。
 今回の連続爆発事件に先立ち、第九地区警察本部のプルン本部長が、タイ国内
に存在する非公然イスラム分離主義組織の幹部と見られる人物が、他の幹部等と
マレーシア国内のクランタン州内で一味300人、車及びバイク30台を導入し南部国
境三県内で5月14日から20日までの間に学校や公共施設、寺、軍・警察関連施設
等の放火、爆破計画を行う計画に関する謀議を行っていたとの情報機関からの情
報に基づき、各県警察本部及び国境警備警察に対して警戒を強化すると共に、情
報収集を怠らないよう指示していたことを明らかにした。
 一方、昨年12月11日にヤッラー県内で発生した国境警備警察官に対する殺人未
遂容疑で逮捕された、パッターニーの分離独立を目指すGMIP(Gerakan Mujahideen
Islam Pattani)の幹部と見られているスディラマン・ディレーターナー容疑者は、移送
先のバンコクで行われた昨日の事情聴取に於いて、警察官に対する殺人未遂容疑
に関しては、容疑事実を認めた上で、個人的な係争事絡みだったとしたが、分離独
立組織との関わり及び一連の不穏な動きとの関わりについては否認している。
 尚、昨日付一部誌面ではバンコク移送前にパッターニー県内で行われた事情聴取
で分離独立組織に属し、また不穏な状況を作り出すために昨年6月から一連の犯行
に関わってきた事を認める供述をしていたと報じていた。
 一方、昨日未明ヤッラー県ヤッハー郡パテー地区内で、警察の情報要員への情
報提供者である45歳の男性が妾の家の前にいるところで射殺される事件が発生し
ている。
 死亡した男性は、警察に所属する一情報係官の密偵として働いており、これまで
にも数回襲撃を受けていた。
* 本日朝までに、連続爆破事件で合計2人の負傷者が確認されている
ようです。

「NESDB - テレビ・ラジオ局の深夜零時以降放送一斉休止案を支持」
社会開発委員会事務総長のヂャクラモン・パースクワニット氏は、先にスチャート副
首相が原油価格高騰傾向に絡むエネルギー節約キャンペーンの一環として提案し
たテレビ・ラジオ局の深夜零時以降の一時一斉放送休止案に関して、一斉放送休
止、若しくは持ち回り(サラップ・ムン・ウィヤン・ガン)で1局だけ放送を許可し、残り
を一斉休止させる方式を支持した。
 今回の発言は5月15日に開かれたエネルギー危機がもたらす経済への影響に関
するセミナーの席上で為されたもので、チャクラモン氏によると原油価格の値上げ
傾向が継続することにより、今後国内総生産の1%に相当する予算56億バーツ(報道
により60億バーツ)を費やす事になり、輸出価格を現状で維持し輸入価格が上昇基
調にあるとの前提で試算した場合、年間を通した国内総生産成長率見込みを7-6%
代に下方修正する必要性にせまられる状況になっているという。
 更にチャクラモン氏は席上で、陸上・公共運輸関連に関しては今週開かれる閣議
で具体的な方針が決まることに期待を寄せた上で、車の最高規制速度値を
90Km/h以下に設定し、同時にエタノールやバイオディーゼル(タイ語は英語記述に
基づく)等の代替え燃料の使用を推奨していく必要性を訴えている。

「タクシースタンド・マフィア対策を約束」
タクシン首相は、昨日政府官邸内でタクシーやサムロー(トゥク・トゥク)の運転手等
を招待し、運転手等が抱える問題に関して意見交換を行った。
 今回の意見交換で運転手等から最も意見が多く寄せられたのが、客待ちをするた
めのタクシー・スタンドの規律、体制を明確化するべきというもので、その一貫として
影響力を持つ人物が取り仕切るショッピングセンター等のタクシースタンドに対する
不満が寄せられ、タクシン首相は7日以内に対策方針を明確化する事を約束してい
る。
 また、エネルギー節約問題に関しては、タクシン首相側からNGVガスへの切り替え
推進に協力を運転手等に要請、またタクシー運転手への援助政策(タクシー・ウゥア・
アートン)の一環として、多くのタクシー運転手が負担しなければいけない車輌の借り
入れ代金の補助の検討を行う意向を明らかにするとともに、観光推進の一環として
運転手等に英語に関する知識を増やす機会を提供する方針を明らかにしている。
 また、運転手等の子弟への教育援助の為ヂャトゥロン副首相に対して宝くじの収益
金を利用した援助の検討を行うよう指示している。
 一方、本日より新学期を迎え、深刻な渋滞の戻りが予想されることからタクシン首
相は、3,500人の警察官を導入して都内23の主要な学校周辺に於ける朝及び夕方の
交通監視・規制を行い、またバンコク大量輸送公社に対しては主要な学校周辺を通
る幹線におけるバスの増便を要請していることを明らかにしている。

「都民は首相贔屓」
私立アサンプション大学がこの程行った政党の支持率調査で、依然タクシン-タイ・ラ
ック・タイ党ラインがバンヤット-民主党ラインより支持率が高い事が明らかになった。
 同大学が行い世論調査エーベック・ポールが都内1,186人に対して報道が都民の政
党支持率にどう反映したかをキーに調査を行った結果、政治ニュースに関する関心
度に関しては、94.2%が日頃から政治関係のニュースを追っかけていると回答、また、
現在最も関心のあるニュースに関しては、83.4%が首相のフットボール・チーム株式の
取得、64.6%が内閣不信任決議案審議、62.3%が南部情勢と回答、以下原油や食費等
の値上がり傾向、麻薬対策、次期都知事選挙等と続いた。
 一方、タクシン首相及び連立政党の支持率の維持ないしは向上にプラスになった
と思われる昨今のニュースに関しては、72.9%がフットボール・チームの株式取得に国
民の税金を使用しないとするタクシン首相の発言と回答、70.4%が麻薬撲滅の成果、
以下政府が進める家やPC等の援助政策(ウゥア・アートン)、一タムボン一品政策、
30バーツ一律診察料政策と続いた。
 また、同様に支持率の低下に繋がると思われる昨今のニュースに関しては、70.9%
入試問題漏洩疑惑、61.2% 内閣が関わる汚職、利益誘導疑惑、60.6%が南部対策の
遅れ、以下内閣不信任決議案審議、物価の値上げ傾向、電力公社の民営化問題、
戻り傾向にある麻薬汚染問題と続いた。
 一方、首相に対する支持率に関しては4月の58.8%に対して64.4%の増加を見せてお
り、理由として経済、麻薬、対外債務問題等の重要な問題を解決できると解答した者
が多かったが、首相に代わる人物が他に見あたらないと答えるものも少なからずいた。
 また、最大野党民主党党首であるバンヤット氏に関しては4月の7.2%に対して9.2%と
微増を見せているものの、タクシン首相の支持率には遠く及ばない結果となっている。
 一方、党に関しては、タイ・ラック・タイ党が48.9%、 民主党15.7%で、タイ・ラック・タイ党
がリードしているが、しかしそれぞれ51.3%と 19.8%だった2月の支持率調査に対して両
党とも減少傾向にあり、それぞれの党の党内議員同士の対立、汚職や搾取等の一部
議員の不適切な行動、権力をかさに国民を威圧、道議道徳観の欠如等からくる政治
への不信感が今回の支持率に反映したものと見られている。



2004年05月16日  

「エネルギー節約を呼びかける 他」
タクシン首相は昨日放送された国民向け定例政見放送に於いて、今後も原油価格
の値上がり傾向が続くことが予想される為、あらためて国民に対してエネルギーの
節約に努めると共に、石油関連以外の代替えエネルギーを積極活用するよう呼び
かけた。
 また、エネルギー節約の一環として科学技術研究所で約9年に渡り開発が進め
られてきた通称”イー・プラス”と呼ばれる燃費を節減し同時にエンジンの性能の向
上を可能にする機器の開発に成功した事を明らかにした上で、今後商業ベースで
の生産を視野に入れ、初回ロット100台を3,500バーツで一般向けに販売する事を
明らかにした。
 タクシン首相によると、イー・プラスはレギュラー、ディーゼル何れにも使用可能で、
10%から15%の燃費の削減が期待でき、また既に閣僚が使用している公用車に取り
付けられているという。
 一方、タクシン首相は、5月17日から始まる新学期と共に戻ってくる深刻な渋滞対
策の一環として本日交通政策関係者やタクシーやサムロー(トゥクトゥク)の運転手
等を政府官邸に招き交通問題に関して意見交換を行うと共に、対策の検討を行う
意向を放送の中で明らかにしている。
 また、政府内では、自家用車の使用者に対してエネルギー節減の為に、タイ国内
で生産される天然ガスを使用しているタクシーやサムローの使用を呼びかける動き
もある。
 また、タクシン首相は昨日の放送の中で、貧困撲滅政策の一環としての国民の
借金問題に触れ、9月までに国民が抱える非合法な高利貸し等の非金融部門から
の借入金問題に対する対策を通常の金融機関からの借入金に対する対策と合わ
せれ9月から本格的に講じる意向を明らかにしている。
 タクシン首相によると、今後、借金を抱えている者への利益機会の創生や機会
増もたらし国民の返済能力を高める事を主眼に対策を講じる予定で、この対策に
よっても返済能力が伴わない者に対しては職業、副業機会の提供等で対応する意
向であるという。
 また、タクシン首相によると国内に少なくとも約130万人の国民が非金融部門から
の借り入れ金に関わる問題を抱えているという。
 一方、南部情勢に関しては、先週までに4月28日に発生した広域連続襲撃事件
に関わった実行犯が自ら出頭してきた事、更に投降、出頭を打診している実行犯
や一味が他にもいることを明らかにした上で、南部における不穏な情勢が正常化
に向かいつつある良い前兆であるとの認識を示した。
 また、南部対策に於いては、今後自ら悔い改める者に対しては慈愛と同情心を
持って再度通常の社会生活に戻り社会の為に役に立つ機会を政府が与える方針
である事を明らかにした上で、今後も誤った行いに加担する若者を出さない為にも、
貧困の撲滅及び教育問題の解決を最優先に取り組み住民全員が雇用・利益機会
に恵まれ生活を改善できるよう取り組む意向を再確認した。
 また、タクシン首相は放送後に現在南部で施行されている戒厳令に関して、おそ
らく9月以降に解除できるであろうとの認識、及び出頭してきた若者等からの証言に
より背後関係の解明につながる重要な手がかりを得られている事を明らかにしてい
る。
 一方、タクシン首相は昨日の放送の中で「個人的な取引」であるはずのフット・ボー
ル。チーム”リバプール”の株式取得計画に触れ、フットボールは単なるスポーツで
有るだけでなく、若者を初めとする社会に余暇の楽しみを与え、また日頃の鍛錬に
も有用なスポーツである事を強調した上で、取得話を前向きに進めていく意向を再
確認したうえで、更にフットボールにより若者が体を鍛えることにより、将来の30バー
ツ一律診察料政策の予算削減にも繋がり、また取得により世界のタイに関する知名
度向上につながると同時に、一村一品運動で開発されたOTOP商品にチームのロゴ
やブランド名をつけて、世界にOTOPを広める(ゴー・インター)にもつながると語り、
株式取得による政策的メリットを放送の中で強調した。



2004年05月15日  

イギリスのフットボールチーム”リバプール”のチーム株式取得がほぼ
確定的となった昨日、タクシン首相は既に政府スポーツ庁(ガーン・キ
ラー・ヘーン・プラッテート・タイ)に命じ「タイ」が取得した株式の51%を
保持するホールディング会社の設立の準備に入るよう指示した事を明
らかにしています。
 タクシン首相によると、ホールディング会社の主要な株主は政府ス
ポーツ庁で、残りを個人(国民)及び民間からの出資を受ける予定で、
いずれにしても個人投資家を優先して受け入れる方針なんだそうで
す。
 また国民の税金利用云々に関しては、再度「税金、政府予算から賄
うことは絶対に有り得ない」と語っていますが、政府スポーツ庁って国
民の税金で賄われている国家機関なんですけど。。。。
 いずれにしても今回の取得を政治的に利用することは無いと強弁し
ているタクシンさんですが、どうも汚職追放を謳うタクシン政権下では
権利の乱用を初めとする政治の私的利用や、タクシンさんを初めとす
る特定の人物や法人に利益を供与する行為は、政権関係者に限って
は免責という素晴らしいシステムになっているようです。
 なんで、政界の婿殿ことワッタナー君のコメ輸入疑惑やらアディサ
イ君の入試問題漏洩疑惑もタクシンさんの下である限りは問題ない
みたいです。
 因みに本当に取得が成功するとリバプールのユニフォームは赤字
に首元に白抜きでAIS、胸から臍下までがビア・チャーン系のナム・
チャーンのロゴという感じで、コンセッション長者二名が関係する企業
のロゴがでかでかと入る眩暈がしてしまいそうな素敵なデザインになる
らしいです。

一生懸命不信任決議案の対象者から名前を外すように要求したにも拘
わらずお友達のスリヤ運輸大臣やソムキット財務大臣が対象者になっ
てしまったことに臍を曲げて、民主党選挙対策委員長から辞任するばか
りか、党からも離脱すると噂されていたサナン・カチョンプラサート氏に
関して、昨日午前中までに同氏宅を訪問したプラディット・パトラプラシッ
ト幹事長が選挙対策委員長からの辞職の意志を直接本人から確認した
事を明らかにしています。
 尚、プラディット氏によると、辞任に関して本人からは職務を遂行する
上で党から協力を得られなかった事を理由にあげていると語っていたと
していますが、バンヤット民主党党首は、何等かの形で不信任決議案
の審議対象者の選定が背景に有ることを遠回しに示唆する発言をしてい
ます。
 いずれにしても、党内では一時的なもので、最終的には元の鞘に戻る
とみているようですが、なんとなくタイ・ラック・タイ党のサノ最高顧問が
派閥の存在を誇示するために度々臍をまげて党に圧力をかけるのと同
じ様な気がします。

スチャート・チャウォウィシット副首相は、原油値上がり傾向及び政府
が原油価格のシーリングを引き上げた事に絡むエネルギー節約キャン
ペーンの一環として、10年以上前に実施し一定の成果を上げたテレビの
零時以降の放送を一時中止させる方向で検討する可能性を示唆してい
ます。
 一方、先に南部情勢絡みで政府が掲げる8%のGDP成長率達成に懸
念を表明していたタクシン首相は、ソムキット財務大臣が原油の高値傾
向の影響で同様に8%はおろか7%すら達成が危ぶまれると発言している
事に関して、仮に政府が価格の維持に失敗したらインフレ(ングーン・
フゥー)や製造部門への投資等に大きな影響を及ぼし、成長率にも影響
する事は必至であるが、いずれにしても8%がダメでも最低限7%台の達
成を死守するめ対策を講じていると語っています。

ソムサック・テープスティン農業・協同組合大臣は、昨日国内全ての地
域に於いて鳥インフルエンザの感染が確認されていない緑色地区にな
った事を明らかにいしていますが、今後も状況の監視を継続させる方針
で、鳥インフルエンザ終息宣言の発令日に関しては明確にしていません。



2004年05月14日  

タクシン首相の株式取得話ですが、本日朝の報道を見る限りでは、まだ正
式なアナウンスはされていないようですが、リバプール側が昨日開いた経
営者会議に於ける約5時間にも渡る協議でスティーブ・モーガン氏側の提
案はチームとしては興味を持つほど魅力的ではないとの結論にいたり、形
勢的にはタクシン首相側に有利に動いているようです。
 尚、タクシン首相はオファーに関してモーガン氏側と投下金額で競争をす
るつもりはないが、チーム側から追加投下の打診があれば応じる用意は
あると発言していました。 (8:00 TST)
----------
タクシン首相は、本日午前中までに株式取得の可能性はこれまでの五分
五分な状態から50%以上になったとの見通しを示した上で、最終的な結論
は来週にもハッキリするだろうと語っています。
 しかし、なんだかんだ言って、ほぼ勝利を確信しているのか「一村・一フッ
トボール計画」なんて計画を打ち出して早くも政治的に利用しようとしている
タクシン首相だったりします。
 またイギリスの国民が取得に反対していることに関しては、多分愛国心か
らきたのだろうとした上で気にしないと語っています。
 また、本日付一部新聞では、スリヤ運輸大臣がイギリスを訪問した際に
アーセナルとの間で協議をもっていたようだとした上で、タクシン首相が言う
リバプールがダメでも他にもあると語っていたチームはアーセナルの事だっ
たのではないかと報じています。
 いずれにしても、アーセナルとの協議を持っていたことが本当だとして、ス
リヤ運輸大臣が公務でイギリスを訪問していたのなら、普通なら道義的な
問題が問われるはずなのですが。。。。。 (12:00 TST)

昨日未明、ノーン・カーイ県ブゥン・ガーン郡内のコーン川流域の警戒に当
たっていた国境警備警察当局が、ラオス領内から船でタイ領内に侵入して
きた不審な一味6人に対して強制積み荷検査を行おうとしたところで、一味
側の発砲を受け約20分間に渡り両者間で銃撃戦が発生、最終的にラオス
側の一味がラオス領内に逃げ帰るという事件が発生しています。
 今回の銃撃戦で一味を逃した物のの、一味が残した棒状の乾燥大麻300
本と銃2丁を押収しているようです。

南部に於ける不穏な情勢の対策の為日夜激務に晒されていたパッターニー
県のサヌゥー・ヂャントラー県知事が昨日午前、スダーラット公共保健大臣
の出迎えの為に向かっていた飛行場内で急に心臓発作を起こし病院に運
びこまれ、その後バンコク都内にあるヂュラーロンコン大学病院に転院する
という事態になっています。

南部を訪問中のスダーラット公共保健大臣は、4月28日に発生した広域連
続襲撃事件で死亡ないしは当局側により逮捕され現在病院内で治療を受
けている実行犯の体内からモルフィネ及びヤー・バーを使用していた事を
窺わせる成分が検出されていたことを明らかにしています。

昨年運輸省が省令を公布したことを受け、空港にメーター・タクシーを導入し
たプーゲット県の陸上運輸当局は、プーゲット空港ビル内で客待ちをする許
可を得ているリムジンタクシーとの競合を避けるため、これまで空港ビル外
で客待ちをしていたメーター・タクシーの知名度が今ひとつ足りないため、昨
日までに、リムジンタクシーの運営業者等と協議を行い、空港ビル内にメー
ター・タクシーの案内板及び待合い場所への行き先表示を掲示すると共に、
空港ビルの外側にメーター・タクシー専用の受付カウンターを設ける事で合
意に至ったことを明らかにしています。
 同局によると、現在プーゲット県内には個人3人及び法人3社がメーター・タ
クシーの営業を行っており、登録車輌台数は30台あるそうですが、今後も登
録を積極的に受け付けていきたいとしています。

タイ仏教協会は昨日までに、www.Ecobuddha.comに対して、仏像のイメージ
を女性の股下部分や胸の部分にプリントしたデザインのビキニスーツは、極
めて不適切で、また敬虔な仏教徒の信仰心を踏みにじるものであるとして
抗議文を提出している事を明らかにしています。

チァン・マイ県の物品税当局は昨日までに、県都、サンサーイ郡及びハーン・
ドン郡内でタイ銘柄の偽造酒を販売した容疑で酒店及び雑貨店の関係者8人
を摘発、偽造されたセーンソム100本以上を押収したことを明らかにしていま
す。
 同局によると、偽造酒の密造業者は家の起工式の際に余った物であるとの
口上で格安で偽造酒を各商店に売りまわっているとの事で、偽造組織摘発
の為、是非偽造酒を販売している商店を見つけたら通報して欲しいとのこと。
 尚、法律では偽造酒の販売者に対しては5,000バーツ以下の罰金、製造者
に対しては10,000バーツの罰金及び1ヶ月以下の禁固の何れか若しくは両方
が科せられることになっているそうです。

先にイギリス大使館前に於ける抗議活動を表明していたチューウィット・ガモ
ンウィシット氏は、昨日までに本日昼頃から内外記者団やイスラム系市民等
を集め盛大に抗議活動を行う意向を明らかにしています。
 その際チューウィット氏は、タイのフットボールチームの株式取得話に反対
するイギリス側が、タイの人権問題(おそらく麻薬戦争の際に大量の死亡者
がでたこと)を取り上げたことに抗議するため”UGLY BRITISH”と大書したプ
ラカードを高々と掲げるつもりらしいです。

「野党連合 - 内閣不信任決議審議案を提出」
下院野党連合は昨日朝、下院議員159名の署名を添えて8人の閣僚に対する内閣
不信任決議審議案をウタイ・ピムヂャイチョン下院議長に宛てに提出した。
 バンヤット・バンタッターン民主党党首曰く、効率性、道議、道徳、法律を無視し、
有る者は異常に裕福になり、また有る者は憲法の精神を踏みにじり、更に有る者
は法律を利己的に運用し、国・国民以上に自身ないしは関係者に利益を供与し国
に多大な損害をもたらしてきたとされる8人の閣僚名は以下の通り。

  アディサイ・ポータラミック教育大臣
  ワンムーハマッドノー・マター副首相
  チャワリット・ヨンヂャイユット副首相
  スチャート・チャウォウィシット副首相
  ソムキット・ヂャートゥシーピタック財務大臣
  スリヤッ・ヂュンルンルゥアンギット運輸大臣
  スラポン・スゥープウォンリー情報通信技術大臣
  ワッタナー・ムァンスック商務大臣

 バンヤット氏は、これまで毎年レギュラーで不信任決議案の審議対象になり、ま
た今年に関しては鳥インフルエンザ問題絡みで審議対象となることが必至と見ら
れていたソムサック・テープスティン農業・協同組合大臣の名前が対象者にあがっ
ていないことに関しては、今回の案は明確な証拠資料に基づいて審議対象者を決
定した物で、国民一般が不正行為に関わり、また国家に多大な損害をもたらした
との心証を持っているだけでは審理の対象とは成り得ないとの方針で対象者を決
定した事を強調した上で、ソムサック氏に関しては審理対象にするに充分な証拠、
資料を期限までに収集できなかったことを示唆している。
 一方、ピニット・ヂャールソムバット工業大臣等、今回の審議対象に含まれなかっ
た閣僚の中には、民主党内で暗然たる影響力を持っているサナン・カチョンプラ
サート氏(党選挙対策委員長)へのロビー活動があったからではないかとの憶測が
流れていることに関しては、サナン氏から直接古くから同じ下院議員として、また同
じ閣僚メンバーとしてつきあいが有ったことが、その様な憶測をうんだのだろうとの
コメントを得ている事を明らかにした上で、対象者決定に何等かの手心があったと
の噂を否定している。
 一方、先に5月26日から不信任決議案審議を開始する意向を表明していたウタイ
下院議長は、昨日までに現在の会議期間中に予定されている政府の一年間活動
報告審議の為のレポートが政府からまだあがっていないため、まだ明確な日付が
決められない状態であることを明らかにしている。
 尚、日程に関してウタイ下院議長の発言に前後してソムサック下院副議長が5月
19日から20日に前倒し開催する可能性を強く示唆する発言をしている。
* スリヤ運輸大臣のお友達としても知られるサナン・カチョンプラサート氏
が、裏で工作したにも拘わらずスリヤ氏が審議対象になったことに臍を曲
げて民主党から離脱するなんて噂が飛び交っています。
とりあえずアカポン民主党副幹事長が離脱の可能性を否定した上で、選
挙対策委員長を辞任する可能性に言及していますが、果たして・・・



2004年05月13日  

昨日午後過ぎ、バーン・ケーン区内ソーイ・ワチャラポン内にあるビルの解
体作業中に倒壊事故が発生し、作業員一人が死亡、建物内で作業中だっ
た7人が行方不明になっています。
 倒壊したビルは四階建ての商業用ビル(ショップハウス)で、老朽化に伴
う立て替えの為に解体作業を行っていたもので、付近には国際フットボー
ル専門学校や幼稚園があったようですが、そちらの方には被害は及んで
いないようです。

ウタイ下院議長は昨日までに、野党が本日中に提出を予定している内閣
不信任決議案の審議日程に関して、5月26日より開始する方針を明らか
にしています。
 尚、その後の審議日程に関しては、下院議会の現在の会期が6月4日に
終了することから、審議対象閣僚の人数等により調整し、最高でも五日を
超えない日程で設定する意向を明らかにしています。

「ハー・シップ・ハー・シップ(五分五分)」
タクシン首相が主導するイギリスのフットボールチーム”リバプール”の株式取得計
画に絡んで、イギリス国内から反対の世論があがる一方で、ここに来て億万長者
のスティーブ・モーガン氏が白人至上主義的ともとれる発言と共にタクシン首相側
の投下予定額60STGに対して73STGを提示し同チームの株式を取得する意向を
示している事に関して、タクシン首相は昨日タイ側が株式を取得できる可能性は
五分五分になった事を認めた上で、仮にリバプールの株式取得話が立ち消えに
なっても、既に他のチームとも継続して(株式取得に関する)話を行っており、大き
な問題とは成り得ないとの認識を示した。
 タクシン首相によると、リバープル内における可否の決定は本日中にも下される
見込みであるという。
 一方、今回の株式取得話に絡んで、国民の税金が取得費用の一部ないしは全
部に使用されるのではないかとの憶測が飛び交っていることに関してタクシン首
相は、どの様な事があっても国民の税金を使用することは有り得ないと語り、憶測
を強く否定している。
 しかし、タクシン首相の発言が詭弁であったことを示唆する様に、前後して財務省
のソムヂャイヌック政務次官が、政府から正式な打診があったわけでは無いと断っ
た上で、政府宝くじ局の潤沢な財源からチーム取得費用を投下する事が可能であ
ると発言しており、「国民の税金」では無く、国民の射幸心から投下されたお金で積
み立てられた宝くじ局の財源から支出される可能性を示唆している。
 一方、今回の株式取得話に絡んでイギリスのBBCがタイのチーム株式取得に反
対する声を番組内で放送したことに抗議するため、トン・トラッグーン・タイ党党首の
チューウィット・ガモンウィシット氏がイギリス大使館前で抗議集会とイギリス系資
本のテスコ・ロータスでの不買運動を計画している。
 タイの風俗王(タイ語ではシア・アーン = お風呂タイクーン)としても知られる
チューウィット氏によると、BBCの番組の中で放送された「タイはイギリス人107人
の腹を切って殺した」(元番組を見ていないので意味不明です)との侮辱的な発言
は許しがたく、抗議集会の場でイギリスの優れているものは何なのか?果たしてイ
ラクで捕虜に対して侮辱的な拷問を加えることがイギリスの正義なのか問いたいと
いう。
 また、チーム株式取得話を進めている首相に対しては、「株式取得に失敗したら
タイ・ラック・タイ党の人気にも影響を与えるよ」と皮肉混じりに警告した上で、今回
の株式取得話は自身の人気取り、若しくは第三者に何等かの利益を供与するため
に行われたものであり、全く必然性を感じることは無く、むしろ国民に犠牲を強いる
だけであると批判している。
 一方、今回の株式取得話で、早々から共同出資者として名前が挙がっていた、ビ
ア・チャーンやメー・コーン・ウィスキー等を配下に置くウィスキー・タイクーンとして知
られるヂャルム・シリワッタナパクディー氏に関しては、氏が配下に置くカールス・
バーグ・ビールの国内製造販売ライセンス契約が来年中に切れることから、新たに
リバプールのロゴ入り商品のマーケッティングに関心を示していると言われている。

「ラオス国内で今月に入ってから複数回の爆破事件を確認」
アメリカの反共プロパガンダ放送局であるラジオ・フリー・アジアは昨日のラオス語
放送の中で、5月11日にサワンナ・ケート地区内の乗り合いバスの停車場付近で
爆破事件が発生し、1人が死亡、3人が負傷を負ったと報じている。
 同局によると、今回の爆破事件を含め5月1日から少なくとも4件の爆破事件が確
認されているというが、内ラオスの政府当局が正式に「事件」であると認めたのは、
5月2日にヴィエンチャン市内で発生し1人が死亡した爆破事件のみであるという。
 尚、一連の爆破事件に関して、当地の外交筋は5月4日に開催されたASEAN+3
の観光関連大臣会議にあわせた国の威信低下を狙った犯行との味方を伝えてい
る。

「インドネシア政府がタイ南部へ当局者の派遣を打診」
タクシン首相は昨日、インドネシア政府が両国友好の一環として南部国境三県問
題解決に協力するために当局者の派遣を打診している事を明らかにした。
 しかし、タクシン首相によると現状ではインドネシアからの当局者を受ける必要
が無く、唯一タイ、マレーシア及びインドネシア間を頻繁に行き来しているタイ国民
に関する情報等の情報面での協力のみを仰いでいるところだという。
 尚、今回の当局者派遣の打診が、インドネシアのアチェ州内で展開する反政府
組織に強奪された武器が転売されている疑惑、及び4月28日に発生した広域連続
襲撃事件で死亡した身元不明の実行犯にインドネシア人が含まれていたと指摘さ
れていることとの関連に関しては明らかにされていない。
 一方、チェーッター防衛大臣は昨日、自ら出頭・投降してきた一連の不穏な動き
に関わった実行犯に対して、第四国軍本部が身の安全の確保に責任を負うと同
時に必要で有れば首相に対して直接事情を説明をする機会を与える方針を明ら
かにしてる。
 また、かかる実行犯の法的責任に関しても、情状酌量の上軽減若しくは問わない
方向で検討して行く意向であるという。
 一方、一昨日21:00過ぎナラーティワート県ウェーン郡内で路上に仕掛けられてい
た爆発物により、任務に就くために路上を通行中だった国境警備隊所属の警察官
3人が負傷を負うという事件が発生している。
 警察のこれまでの調べで、爆発物はパワージェルを使用したもので、警察官が付
近を通った際に発火する仕掛けになっていたものと見られている。



2004年05月12日  

不謹慎にも、タイ人の多くが他の感染症だと思っているようですが、長い間ガン
で闘病中と伝えられていた”ゲップ・タワン”の作曲者(作詞はスゥア・タナポン?)
としても知られるイッティー・パランクンが、”ウェラー・ティー・ルゥア・ユー”(残
された時間)という意味深なタイトルをつけたアルバムをリリースするそうです。

「チーム株式取得 - 歓迎するも、懸念も」
タクシン首相がイギリスとフットボールチーム”リバプール”の株式30%を取得したこ
とに関して、多くの都民がタイのフットボール向上に役立つと考える一方で、株式の
取得に関わる費用は個人資産から支出するべきで、また今回の取得により国内に
フット・ボール賭博が蔓延する懸念を指摘する声が多い事が明らかになった。
 私立アサンプション大学が行う世論調査エーベック・ポールが、5月9日から10日
にかけ都内及び近郊に住む1,253人を対象に今回の株式取得に関する意識調査を
行った結果、若者層の82.2%及び一般市民層の47.8%がタイ国内のフットボールのレ
ベル向上に役立つと回答、一方で若者層の57.8%及び一般市民層の52.6%がフット・
ボール賭博が国内に蔓延する事に懸念を表明していたという。
 一方、株式の取得資金はどこから出すべきかとの質問に対しては、若者層の
60.1%及び一般市民層の63.7%がタクシン首相の懐から出すべきと回答、政府から
と出すべきと回答したのは若者層で14.9%及び 一般市民層で12.8%だった。
 尚、タクシン首相は昨日、今回の株式取得に関して、これまでの個人的な取引と
いう言質から、「タイが株式を取得する」と微妙に言質を替えた上で、取得資金に
関しては、国民からの出資、政府の出資若しくは民間部門からの出資の何れかで
賄うかまだ確定的ではないとが、既に民間部門から株式取得参加の打診があるこ
とを明らかにし、民間共同出資によるホールディング会社方式で株式を取得する可
能性を示唆すると同時に、ホールディング会社設立後に、持ち分の一部を国民に
売却する可能性も示唆している。
  また、タクシン首相の発言と前後してヂャカラポップ政府報道官が、株式取得費
用の一部分を「タイ国内スポーツ振興」との大義名分の元で政府が負担する可能
性を強く示唆する発言をしている。
* 元々タクシン首相には公私混同傾向が見られましたが、仮に政府が負担する
という事になると、タイの議会制民主主義そのものの威信が問われる事にもなり
かねない話ですが、そうならなかったらならないで、それが「タイ」という言葉で片
づけられるのも何か悲しいものを感じます。
 いずれにしても、取得後法律を改正して、タクシン首相が計画しているホール
ディング会社がフットボールくじを独占的に発行する権利を得るなんてこともあ
りですかね?

「持病持ちはドリアンの食べ過ぎに注意」
公共保健省は、高糖質、高カロリーで知られる果物”ドリアン”に関して、平素から一
般人は多くても一日一個までを限度とし、また既往症を持つ者は特にドリアンの食
べ過ぎに注意するよう警告している。
 今回の警告はシンブリー県内バーン・ラッヂャーン郡内に住む肥満症及び高血圧
症を患う住人が、ドリアン4個を食べ就寝後脳血栓で死亡したことを受けたもので、
公共保健省によると、ドリアンに含まれるサルファーが、食べ過ぎると体温の上昇
を引き起こし人体メカニズムに悪影響を与える畏れがあり、また糖分を多く含み高
カロリーであることから糖尿病(ローク・バウォ・ワーン)、高血圧(クワーム・ダン・
ローヒット・スーン)、肥満の原因にも成り得るという。

「麻薬パーティーを摘発」
昨日未明、観光警察局の当局者は、都内フワイ・クワーン区内にあるVIPアパート
404号室内にて麻薬”アイス”を使用した麻薬パーティーが開かれているとの情報に
基づき、同室内の強制捜索を行い部屋にいた男女6人及び部屋の借り主でカフェー
の歌手でもあるヂーン・ホー族系タイ人のマーニー・セーロー容疑者(女性)を麻薬
パーティーの開催及び麻薬密売の容疑で逮捕した。
 マーニー容疑者は警察の調べに対して、麻薬は地方の警察本部に所属する警察
官が先週秘かに持ち込んできたもので、主にラーチャダー・ピセークやフワイ・クワー
ンエリアの風俗店等にあつまる客や芸能関係者に販売していたと供述しているとい
う。
 警察では、マーニー容疑者が先に逮捕されたパワー・パットのパットと同じ麻薬密
売ネットワークに属している疑いが有ることから、捜査範囲を広げ背後関係の解明
を急ぐとしている。

「ラオス領内の友好橋付近で爆破事件?」
アメリカの反共プロパガンダ放送局であるラジオ・フリー・アジアのラオス語放送が、
先週末にラオスの首都ヴィエンチャンで爆破事件が2回発生し、3人が負傷している
と報じている事に関して、ラオス政府側は昨日までに、先週金曜日にタイ・ラオス友
好橋に近い駐車場内で一回爆発事件ではなく、爆発事故が発生した事を確認する
発言をしている。
 ラオス当局筋によると、事故が発生した当時現場では一般市民を立ち入り禁止に
した上で、タイ・ラオス友好橋開通10周年の記念式典の準備作業中で、式典に使用
する予定だった花火が誤って爆発し、この爆発により3人が負傷を負い、小型トラッ
ク一台が大破する被害を被ったという。

「同情心と公正を旨に問題解決にあたる」
ヂャカラポップ報道官は、昨日開かれた定例閣議に於いて、南部問題解決にあたり
関係者は同情心と公正を旨に住民に安心を与え就業機会の創生に努めることで合
意に至ったことを明らかにした。
 また、昨日の閣議では、チャイセーン副首相を不穏な一味に加わった若者達に関
する真相解明の為、再度南部に派遣すること及び立てこもり事件の制圧による損傷
を被ったグルゥー・セ・モスクの修復の為に800万バーツの予算の支出を決定した。
 一方、ネーウィン農業・協同組合副大臣は、南部開発計画推進に於いて各関連機
関の業務の重複を避け効率的な任務遂行を目指す為に創生された南部開発計画
推進の為の首相特別顧問団の首班に任命された事を受け、今後南部三県の省当
局者との間で地元農業層の就業・労働機会創生に関する協議を行い60日以内に
7,000家族に新たな就業機会をもたらしていく意向を明らかにしている。
 尚、ネーウィン氏によると既に4,100家族がこれまでに何等かの就業機会を得てい
るという。
 また、各関係省庁に関係する分野に於ける就労機会の創生に関しては、年末まで
に10万人に機会をもたらすとの首相計画に基づき、各機関が保有する重複部分の
解消に努め、無駄をはぶき効率化を持って若者の職業能力推進を含めた検討を進
めて行く意向を明らかにしている。
 ネーウィン氏によると、特別顧問団は教育関係、農業関係及び予算関係等の専門
家で構成されているという。
 尚、パッターニー県では昨日より、就業機会創生の一環として若者達の職業技術
向上を目指した職業訓練講習が約300人を集め県内イスラム教委員会の施設内で
開始している。
---------------------
  昨日付け一部誌面で、4月28日に発生した広域連続襲撃事件に実行犯として加わ
り、現在逃亡中の若者4人が近親者を通じて当局側に投降の意向を打診していると
報じられていたことに関して、チェーッター防衛大臣は身の安全の保証(及び一部報
道では法的責任の免責も条件にあげているとしている)を条件に4-5人の若者が当
局への出頭の意思表示をしている事を認めた上で、背後関係を解明する鍵を握る
だけに今回の意思表示を無視する事はできないとの認識を示したが、その後、出頭
が行動として実現していないため、ヤッラー県の警察当局は昨日までに逮捕状の請
求手続きに入っている。
 一方、南部融和・懐柔策の一環として検討されている恩赦問題に関して、ポンテー
プ法務大臣は既に法的な問題はクリアしており後は閣議での最終審査及び承認を
待つのみの状態で有ることを明らかにしている。
 同氏によると、当初は明確な根拠に基づいて殺人が絡まない国家の安全保障を脅
かした罪状が適用された人物に適用が限られる見通しで、いずれにしても運用の詳
細に関しては正式承認後の協議に委ねられる見通しであるという。
* 本日付のNation誌では、若者4人組が本日中にも出頭する予定になって
いると報じています。



2004年05月11日

タクシン首相は、昨日16:30過ぎにイギリスのフットボール・チーム”リバ
プールから派遣された代理人との交渉の席に着き、契約条件に関して
納得の上署名したことを明らかにしています。
 尚、契約内容の詳細に関しては最終的にリバプールの経営者会議で
の承認を経て今週中若しくは来週早々にも正式発表される予定になっ
ているようです。
 今回の株式取得についてタクシン首相は、タイの若者により高度な
フットボール技術を取得できる学校の提供やタイのプレイヤーが世界レ
ベルでプレイする機会を得るものとなると語り、依然あったフラムの買収
話の頃からの自説を強調していますが、ちゃっかり現在野党が提出の
準備を進めている内閣不信任決議案よりも、チーム株式の取得の方が
面白い話になるよなんて語っていたりしてます。
 因みに、今回の株式取得と経済的、政治的利益の関係については努
めて触れないタクシンさんではありますが、取得に関する協議が副商務
大臣を交渉立会人に立て首相官邸内で行われているなど、非政治的な
買収話にしては違和感を感じるものではありました。
 いずれにしても、将来AIS社が協賛した試合をマッチボックス社がオー
ガナイズし、iTVが独占放映することになるんでしょうね。

不穏な情勢が続く南部国境三県の一つナラーティワート県の国境線付
近では、不穏な一味が4月28日に発生した広域連続襲撃事件で実行犯
の多くが当局側により殺害された事への報復攻撃を準備しているとの情
報に基づき、展開する戦力を強化最高レベルの警戒体制を敷いている
事を明らかにしています。
 また、マレーシア当局側も、タイ側の情報に基づき同様に国境線の警
戒を強化しているようです。
 軍当局筋によると、先に死亡した実行犯の遺留品から発見された聖戦
の手引き書と見られる本に、報復攻撃を臭わす記述があること、また
反政府主義的思想を教え込まれた若者達の動向に異常が見られる事
から、何等かの新たな攻撃を画策している畏れが非常に高いとしていま
すが、先にポーキン国務大臣も同様にナラーティワート県内から不穏な
一味に誘い込まれた畏れがある若者達が忽然と町中から姿を消してい
る事を明らかにしていました。

一方、タクシン首相は、南部国境三県に於ける開発計画の効率的推進
を目指すため、昨日までにネーウィン農業・協同組合副大臣を首班とす
る首相特別顧問団を結成したことを明らかにしています。

先週5月6日にカンボジアのプノンペン市内にある縫製工場内で反タイ集
会があった事を受け、今後昨年1月29日に同市内で発生したのと同様な
反タイ暴動に発展する畏れがあるとして、同市内にあるタイ大使館はカ
ンボジア政府に対し、大使館周囲の警備を強化する様要請してます。
 カンボジア駐在全権委任大使のピーヤワット・ニヨムルゥク氏によると
プノペン市内にあるシンガポール資本系の縫製工場内でタイ人女性が
工場内にあるアンコール・ワットの写真を指さして、これはタイのもので
あると発言した事に反発した工場労働者数百人が反タイ集会を開催、
その後各国内メディア等で話に尾ヒレがついて報道されている状態で、
再度国内の反タイ感情を煽る畏れが有るようです。
 また、昨日付のネーション誌によると、問題とされたタイ人女性は工場
に品質管理の仕事で訪れ、その際に「世界中の人がアンコール・ワット
はカンボジアのものであることを認めている、但しサイアム以外は。。。」
と記されたアンコール・ワットのポスターを指さして、挑発的であるとして、
オーナーに対して撤去を要求、その後工場内で話に尾ひれが付き当該
女性がアンコール・ワットはタイのものであると発言したとして、反タイ
集会にまで発展し、そこで別のタイ人女性が労働者等の前で謝罪文を
読むことを強要されるにまでに至り、その後5月8日付けの新聞で報道さ
れ、またラジオの聴取者参加型番組でもこの問題が取り上げられ話に
尾ひれが付いている状態なんだそうです。


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