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2004年08月01日 〜 2004年08月10日
「タクシン首相、独裁者の片鱗を見せ始める」
一時は、批判的な言動に対しても寛大な姿勢を見せていたタクシン首相は、先
に訪問したナコン・ラーチャシーマー県で高僧の一人として知られるワット・バン・
ライの住職でもあるルワン・ポー・クーン師から事実上の単独政権樹立にお墨付
きともとれる言質を取り付けた事を受け、これまでの寛大な姿勢が演技だったこ
とを裏付けるかの如く発言の端々に独裁者としての片鱗を覗かせた。
タクシン首相は昨日、次期総選挙に向けタイ・ラック・タイ党が目標に掲げてい
る400議席の獲得及び一党単独政権の樹立が、牽制機関としての上院の役割を
減退化させる事に結びつく畏れがあると指摘されていることに関して、現状でも
既に上院が牽制機関としての役割を果たしている事を例に出し、そのような事は
有り得ないとの認識を示した。
しかし、タクシン首相は、一党単独政権の樹立を一院制を採用しているシンガ
ポールに喩え、野党が2人しかいない事実上人民行動党が牛耳っているシンガ
ポール議会の上に立つ政府が充分に国の発展に寄与することができた事を例に
挙げ、一党単独政権でも充分に国民へ利益をもたらすことができる事を強調した
上で、むしろ複数の政党で構成された政府であった場合、政権内の政党間の利
権の衝突から汚職の温床となる可能性が高いと語り、一党単独政権を正当化し
たが、タクシン首相の政治志向は、大衆政治の名の元に国民全体への利益を隠
れ蓑にしているものの、実際には極一部の近親者へ多大な利益供与をすること
に固執していると指摘されている事に関して触れることはなかった。
一方、タクシン首相は、ここにきて政権に対する批判が噴出している事に関して、
いつでも喜んで正当な批評家の批判に耳を傾けるとしたものの、一部に極度に
偏った論調が有ることは否めず、むしろその様な批評家が真に政治を良くする事
ができる人物であれば、既に首相の座を譲り一緒に国の為に働いていたと語り皮
肉った。
また、他党からタイ・ラック・タイ党へ移籍する下院議員が多いことに関して、野
党を始め各界から金銭で買収しているとの疑惑が指摘されている事に関しては、
「馬鹿か!、彼らは負けるような政党にいるよりも、勝てる政党にいた方がましだ
と思ったから移籍しただけだ」(タクシン首相の発言の言質のまま)と声を荒げ受
け答えた上で、野党、政府関係なく国家の利益の為に協力しあうことが重要であ
るとの認識を示した。
一方、チャート・パッタナー党を吸収合併する事がほぼ確実になったことを受け、
タイ・ラック・タイ党最高顧問のサノ・ティヤントーン氏が、党内に対立を引き起こす
畏れがあると警告している事に関しては、サノ氏が党最高顧問として党内に於け
る調和の面倒を見ている限りは心配するに及ばないと語り、本気とも皮肉とも取れ
る受け答えをする場面も見られた。
「チャート・パッタナー党の灯火を消してはならない」
チャート・パッタナー党創始者の故チャーッチャーイ・チュンハワン大将(元首相)の
実子で、ナコン・ラーチャシーマー県選出上院議員のグライサック・チュンハワン氏
(上院外事委員会委員長)は昨日、チャート・パッタナー党のタイ・ラック・タイ党へ
の吸収合併がほぼ確実になったことに関して、党首であるスワット・リプタパンロッ
プ氏が党内に於ける正式な手続きを経ずに吸収合併を宣言したことは残念な事で、
また合併の背景には国家の利益追求以上に自己のビジネス的な側面が階間見ら
れると批判した。
一方、一部の党員が党に残る意向を示している事に関しては、喩え党が小政党
や地方の一政党になったとしても、チャーッチャーイ大将の意志を引き継ぎ、役割
を全うして欲しいと語った。
また、タイ・ラック・タイ党が金銭でチャート・パッタナー党を買収したと指摘されて
いる事に関しては、真偽について語る立場ではないとしたものの、日和見してタイ・
ラック・タイ党へ移籍した者に関しては、大量のお金を投下し票を買収しなければ
選挙に勝つことは出来ないだろうとした。
今回のグライサック氏の発言に先立ち、ナコン・ラーチャシーマー県第四選挙区
選出下院議員のプラッティープ・グリーターウェート氏が、本日開かれるチャート・
パッタナー党の党大会に於いて党解体及びタイ・ラック・タイ党への移籍が決定さ
れるたとしても、同党比例代表区選出のウィナイ・ソムポン少将等と連名で党の存
続手続きを行い、次期総選挙でもチャート・パッタナー党の名の下で戦っていく意
向を明らかにしていた。
「有権者の90%が票の買収が行われると認識」
ラーチャパット大学校スワン・ドゥシット校が行う世論調査スワン・ドゥシット・ポール
が都内及び近郊の有権者を対象に、金権政治をキーに意識調査を行った結果、
90%以上の回答者が下院議員選挙に於いては、票の買収が当選する上で重要な
ファクターになっていると認識している事が明らかになった。
また買収が行われると認識している回答者の多くが既に次期総選挙に向け票の
買収作業が開始されていると回答、また回答者の内三人に一人が金銭による議
員の党内への引き抜きがタイの民主主義に大きなダメージを与えると回答し、残
りが党の合併が民主主義を減退させると回答した。
一方、支持政党云々を抜きにした次期選挙で最大得票数を獲得する党はどこか
との質問に関しては、タイ・ラック・タイ党と回答した者が90%近くおり、一方で民主
党と回答した者は僅か12.9%だった。
「都知事選の経済効果は10億バーツ強」
ガシコン銀行系のガシコン研究所は、現在行われている都知事選により10億バー
ツの経済効果がもたらされるとする試算結果を明らかにした。
同研究所の試算によると、各候補者の集票作業の内、候補者ポスターや看板、
ビラ、その他の広報活動等で5億バーツが投下され、また選挙公示後の横町、
ソーイ、住宅地等に於ける集票活動により2億から2億5,000万バーツが投下される
見込みで、更に公示前の事前活動により1億から1億5,000万バーツが投下されて
いたという。
また、今回の都知事選挙により、広告関連会社、マーケッティング会社、看板製
作業者等が一番利益機会を享受すると見られるという。
7月中旬に高僧等を中心にタクシン首相に"NO"を突きつける運動を展開
する動きを見せたさいには、宗教関係者は政治に関わるべきではないと
コメントする一方で、チャート・パッタナー党との合併に関してはタイを代
表する高僧の一人であるルワン・ポー・クーン師からお墨付き的な言葉を
貰った上で、住民に対して合併を高らかに宣言した、チョット姑息なタクシ
ンさんに関して、今度は出身地であるチァン・マイ県の高僧が、国民はモ
ラルをないがしろにし、拝金主義を尊び、暴力を推奨する政権に対して、
意見を言うべきで、次期総選挙では自己イメージを作り上げる為に良き
仏教徒を演じているタクシン首相及びタイ・ラック・タイ党への投票を行う
べきではなく、また国を道議に反する政府により収めさせるべきではない
と発言しています。(Bangkok Post)
最近、格安航空会社の競争が激化しているらしいですが、今度は隣国の
ミャンマーが国営ミャンマー・エアラインと民間数社との合弁で国内第二
の航空会社”エアー・ミャンマー”を立ち上げ、年内を目標にA300-600及
びA310-300を投入してシンガポール経由のシドニー線の他バンコク、上
海、ソウル、福岡線に就航させる予定なんだそうな。
因みに、既に143人の客室乗務員の採用し、内65人のトレーニングを終
えているらしいです。
また、いつになるかは解りませんがヴァージン・アトランティック航空が
新規路線のウィッシュ・リストにバンコクを含めているという話もあるようで
す。
で、その格安航空会社にからんで、バリューエアーについでSQ系のタイ
ガー・エアーもまもなくサービスを開始する予定になっているシンガポー
ルで、格安航空会社専用のターミナルをつくる予定になっているというの
は既にそっこらじゅうで報じられていますが、完成イメージを見た限りでは、
第一ターミナルから更に海側に行ったところに飛行機の格納庫を改造し
たような建物を建設するみたいで(もしかすると既存設備の流用?)、しか
もエスカレータ等も存在しない、とっても悲惨なものになるみたいです。
チャート・パッタナー党のタイ・ラック・タイ党合流がほぼ確実になったこと
を受け、早速非主流派ながらタイ・ラック・タイ党内で最大だった派閥の
長である党最高顧問のサノ・ティヤントーン氏が、合流したらとんでもない
混乱が党内に引き起こされると警告しています。
とある日中戦を見てふと考えてしまった。。。もしフットボールに東南アジ
アカップというものがあって、最後まで勝ち残ったタイとカンボジアとの決
戦がカンボジア国内で行われていたら一体どの様になっていたのだろう
かと、また逆にそれがタイ国内で行われた場合には状況的にどういう違
いがあったのだろうかと。
「都内でヤー・バー430万錠余りを押収」
首都圏警察本部は昨日12:00過ぎ家宅捜索令状に基づき都内バーン・ナー区バ
ーン・ナー〜トラート通り沿いにあるバーン・ナー・コムプレックス・レジデンシャル
内の男性宅の家宅捜索を行い、室内から2,192包みに分けて保管されていた
ヤー・バー4,384,000錠を押収、室内にいたチァン・マイ県メー・アーイ郡出身の
ピシット・ナ・ウィッチャイ容疑者(37)を麻薬類を販売目的で所持していた容疑で
逮捕した。
今回の家宅捜索は、同コムプレックスの警備員から大量の麻薬を隠し持って
いる疑いがあるとの通報に基づき警察が行ってきた内偵により実現したもので、
逮捕されたピシット容疑者は警察の取り調べに対して、一ヶ月前までドーン・
ムゥアン国際空港内の空港タクシー会社で運転手をしていたが、運転手の給
料だけではローンの返済が間に合わず、たまたま空港近くの食堂で知り合った
30歳くらいのチァン・ラーイ県出身でイスラム系の中国系ホー族(?)の男性か
ら麻薬を一回につき1万バーツから2万バーツで預かる仕事を持ちかけられ、麻
薬の保管役を演じていたと供述しているという。
また、同容疑者は自身の自宅は別のところにある、家宅捜索が行われた部屋
には麻薬運搬の指示を受ける為に通っていただけで、また時には10-20包み単
位で客に届ける事もあったと供述しているという。
尚、押収されたヤー・バーはミャンマー国内で製造されタイ北部の国境線から
タイ領内に密輸入されたものと見られる。
「サムイ島は今がベストシーズン」
サムイ島を管轄する政府観光庁第五事務所サムイ郡担当責任者のパーヌ・ワ
ラミトラ氏は、同島がベストシーズンを迎え、一日あたり2,000人レベルで内外か
の観光客が同島を訪問しているという。
同氏によると、サムイ島を訪れる旅行者で最も多いのがドイツ人で、次いで
イタリア、イギリス、スカンジナビア諸国及び日本と続いており、また南部三県に
於ける不穏な情勢の影響でマレーシアやシンガポールからの到着旅客が増加
傾向にあるものの、日本を除く他のアジア諸国からの訪問旅客は依然少ない水
準にあるという。
また、島内にある宿泊施設383件、総部屋数12,300室の予約率は、ここ三ヶ月
前年同期間比16%増の90%代を超えており、安全な観光地とのイメージと相まっ
て年間にして100億バーツの観光収入の達成が見込めるという。
一方、プーゲット郡ピーピー島に於ける国立公園の環境調査を行った上院観
光委員会委員長スラデート・ヤッサワット氏は、同島に於ける深刻なゴミの投棄
問題を目の当たりにし、今や自然環境等の観光資源が危機に瀕しているとして
早急な対策を講じるべきであると訴えている。
同氏によると、投棄されたゴミの多くが他の場所から島内周辺に捨てられたも
のと見られ、特に魚を追っかけることにしか興味を示さず、ゴミ問題に関しては
全く無関心な漁船関係者が深刻なゴミ投棄問題に関わっているとして、漁船の
所有者の参加を含めた官民共同でゴミ投棄問題に取り組むべきであるという。
「複数の妻を持つ海賊版密売の通報役男性が暗殺される」
一昨夜21:30頃、都内フワイ・クワーン区内のラチャダー・ピセーク通り沿いにある
のテスコ・ロータス前で男性が頭部を至近距離から拳銃で撃たれ死亡している
のが発見された。
死亡したのは、テスコ・ロータス内にあるDVD映画販売店”DVDムービー2003”
を経営している通称レックことパーサゴン・セーンペートさん(40)で、目撃証言によ
るとテスコ・ロータス前で携帯電話で通話中に、バイクで現れた二人組の内の一
人により有無を言わせず撃たれたという。
警察では、死亡したパーサゴンさんがDVD映画販売店を経営する傍らで、違法
コピーCDやVCD等に関する情報を権利者に通報する役割を担っていたことから、
パーサゴンさんの通報により利益機会を失った海賊版業者が殺害の背景に関
わっている可能性が高いものの、一方でパーサゴンさんには複数の妻がいた(タ
イ語報道の言質のまま)ことから男女関係のもつれの線、及び経営していた店の
所有権が明確になっていないことから、ビジネス上の係争の線も捨てきれないと
している。
「スワンプルー・スラムでまた火災」
昨日明け方、都内ヤーンナーワー区内のスワンプルー市場裏にあるスワンプ
ルー・パッタナー・スラム内で火災が発生、多くが木造家屋だったこと、また折か
らの強風で瞬く間に燃え広がり約30棟の家屋に延焼した。
現場は、先に大火災が発生した場所で、前回の教訓が生かされないまま、狭
い路地等に阻まれ消火作業が困難を極め、鎮火までに約1時間を要した。
警察のこれまでの検証によると、火災は中心部にある二階建て木造家屋の
二階部分から出火したとみられ、またこの火災により家屋10棟の家屋が完全に
焼失し、負傷者2名がでた(負傷者無しとの報道もある)。
一方、昨日夕方には都内サムラーンラート区内のソーイ・ヂョムトーン4内にあ
る4階建てのプラスチック成形工場兼住宅の4階部分から出火し、同様に狭い
路地に阻まれ消火作業に困難を極めたこともあり、夜までに3人の死亡、4人の
負傷者が確認される惨事となっている。
昨日13時過ぎ日本人を始め外国人が多く住んでいることでも知られ
る都内ラーチャテーウィー区マッガサン地区ラーチャプラーロップ通り
に近いソーイ・ワット・タパーン(ソーイ・ワット・サパーンスーンとする
報道も)内にある7階建て(報道により8階建て)の衣料品関連倉庫で
火災が発生し約2時間に渡り延焼を続け館内を全焼する被害をもた
らしました。
火災が発生した当時館内に約10人の子供や職員が取り残されまし
たが、現場が狭いソーイ内にあることから消火、救出何れの作業も
困難を極め、最終的に国家警察本部所属のヘリコプターの出動を得
て陸、空からの救出作業を行いましたが、残念ながら20歳の女性と
3歳の子供、他1名の合計3名がお亡くなりになったようです。
警察では、漏電が火災の原因となったとの見方を強めていますが、
火災が発生したビルが長年都から警告を受けていた不法建築物だっ
た可能性が指摘されていることから、今後再度不法建築物に関する
安全問題が物議を醸すかもしれません。
既に数ヶ月前から織り込み済みな話ではありますが、チャーッチャー
イ元首相の像の開幕式に臨んだタクシン首相は、演説の中で「今や
(チャート・パッタナー党の地盤である)ナコン・ラーチャシーマーの住
民もタイの政治の向かうべき方向(=タイ・ラック・タイ党一党単独政
権樹立)に理解を示してくれた」と語った上でチャート・パッタナー党と
タイ・ラック・タイ党が合流する事を明らかにしています。
今回の演説に先立つ記者団との会見で既にタクシン首相は、党合
流の話はだいぶ前から合意に至っていた事を明らかにしていました。
一方、おそらくタイの主要政治家の中では最も情けない部類に属す
ると思われるスワット・チャート・パッタナー党党首は、同様にかなり前
から両党で合意に至っていた事を明らかにした上で、過去にチャーッ
チャーイ元首相が党首を務めていた時代にも党を一時休眠状態にし
タクシン氏もいた他党に合流した事を例に出し、保身に努めていまし
た。
一方、開幕式に臨む為に前日からナコン・ラーチャシマー県を訪問し
ていたタクシン首相や、タクシン首相が宿所にしたワット・バーン・ライ
の高僧を一目見る為に、観光バスをチャーターしてナコン・ラーチャ
シーマー県に向かっていたラオス人旅行者男女50人が、無許可タ
イ領内移動の疑いで摘発されています。
摘発されたラオス人等の証言によると、ウドンターニーを訪問中に
タクシン首相一行がナコン・ラーチャシーマー県に来ているとの話を
聞きつけ、急遽観光バスをチャーターし向かっていたようですが、警
察によると彼らが許可されていたのはノーン・カーイ県からウドン
ターニー県の県都内までで、これより先への移動は別途事前に移
動許可を申請する必要があったようです。
「警察本部幹部人事 - 余計な詮索は無用」
タクシン首相は昨日放送された国民向け定例政見放送に於いて、情実主義人
事ここにきわまれりと物議を醸している国家警察本部幹部人事に触れ、人事
に関しては既に自身の胸の中では決定済みであるとした上で、今回の人事は
該当者の経験年数以上に、個人としての資質を重視し適材適所の原則に基
づき国民が納得できる形で人事を行ったのみで、他意は一切無いとし、今後は
人事について余計な詮索をしないよう国民に訴えた。
また、先に公表されている首都圏警察本部本部長のターニー・ソムブーン
サップ警察中将を警察中央捜査局局長に昇格させた人事に関しては、同警察
中将の資質を考慮し、国内の特に遠隔地で抱えている問題を効率よく解決さ
せる為には、全国を統括する部署への配属が適切であるとの判断から行った
ものであるとした。
一方、次期国家警察本部長に、タクシン首相はアメリカ留学時代に同級だっ
た現国家警察本部副本部長のチットチャイ・ワンナサワット警察大将を据えると
との憶測が飛び交っている事に関しては、同警察大将が国家警察本部長に将
来就任できる器であるとしたものの、いつ昇格できるかに関しては解らないと
語り直接的な言及を避けたが、現在6人いる国家警察本部副本部長の中で最
も経験年数が長いゴーウィット・ワッタナ警察大将に関して国家安全保障会議
議長に就任するとの憶測があり、またゴーウィット警察大将が今回の人事に不
快感を示していると報じられている事に関しては、適材適所に基づいた人事で
あり仮に同警察大将が不快感を持っていたとしても気にかけるような問題では
無いとした。
* ということで、今回の人事でまたもやチャルゥムさんやチューウィットさん
を支持する警察関係者が増えちゃうとわけですね。
「人身売買問題の根絶を目指す」
タクシン首相は昨日放送された国民向け定例政見放送の中で、首相曰くタイ
が人身売買組織の始発点であり、通過点であり、また最終目的地ともなってい
る人身売買問題に触れ、これまで政府が取り組んできた麻薬撲滅政策と同様
に最大の勢力を注ぎ根絶に努めるとともに、背後で関わっている汚職官僚の
摘発に努める意向を明らかにした。
今回の発言に先立ちタクシン首相は、8月6日に開かれた人身売買問題に関
するセミナーの席上で、政府宝くじ局の財源から5億バーツを投下し、人身売買
組織を麻薬密売組織や殺人犯等と同様に眠らすこと無く摘発し、厳罰に処す方
針を明らかにしていた。
またタクシン首相はセミナーの中で、年間70万人の女性や子供の犠牲者を生
み出している組織の壊滅に注力すると同時に、特にタイ国内に騙されて連れて
こられた外国人等が移民法や労働法の規定により保護されることなく処罰の対
象になっていたことを例に挙げ、今後関連法の検討を進め人身売買により犠牲
となった者をタイ人、外国人に関係なく十全に保護し、職業訓練等の自立再生
する機会を与える為に法律の改正・整備を進め、また隣国三カ国との間で人身
売買に関する覚書が10月にサインされる予定になっていることに鑑み、隣国三
カ国に対して各国の国民が人身売買の犠牲になりタイ領内に連れ込まれること
が無いよう支援していく意向を明らかにしていた。
タムマサート大学教授のティーラユット・ブンミー氏が先に行われた政府批判
講演で、現政権の情実主義体質を親戚を意味するヤートと民主主義を意味
するプラッチャティパッタイという単語をもじってヤーティパッタイという造語で
皮肉っていましたがた、昨日までに次期国家警察本部長にタクシン首相の
お友達であるチットチャイ・ワンナサーティット氏が就任することがほぼ確実
になったと報じられています。
尚、正式な発表は10日頃になる見込みですが、早速警察内の情実人事に
厳しかったことで知られる元国家警察本部長で現在チァン・マイ県選出上院
議員のサワット・アモーラウィワット警察大将が、正しい人事を行えばゴー
ウィット君が本部長につくはずなのに、なんでチットチャイ君みたいな小物が
本部長につくのかいささか疑問であると語り、タクシン首相に納得がいく説明
をするよう要求しています。
因みにサワットさんは本部長時代に、当時国務大臣だったチャワリットさん
(現副首相)に不敬罪の濡れ衣を着せられ強引に解任されたのですが、それ
をきっかけに政界が大混乱し、その後国王陛下御自らがサワットさんに着せ
られた不敬罪を不問にするとともに、くだらない争いは止めなさいと発言する
事態にまで発展し、ようやく収拾がつくなんてことがありました。
また、この解任の背景には、当時超派手好きとして知られていたチャワリット
さんの夫人が、親戚の高官取り立てをサワットさんに要求し、それを拒否され
たことを根に持った上での解任だったとも言われていました。
ポルノビデオで話題になったネート(NAT、タイ語では報道によりネット)が出
演したVCDがチァン・ラーイ県のメーサーイと国境を挟むミャンマーのターキー
レツクで堂々と売られており、当地の税関当局によるとネートが話題になった
お陰でターキーレックで猥褻VCDを購入しタイ領内に密輸入を図る旅行者や
ビデオ密売業者等が後をたたず、5日だけで1,000枚以上、週で合計5,000枚
以上の猥褻ビデオが押収されているんだそうな。
ミャンマー国内には海賊版を取り締まる法律が存在していないため、海賊
版CD、VCD、DVD等の一大流入元になっており、とりわけターキーレック付近
ではタイ国内の海賊版販売業者がミャンマー領内でCD製造器やコピー装置
等を購入する為に投資し、現地で生産後にタイ領内に密輸入するケースも増
加傾向なんだそうです。
「新観光戦略、文化と田舎の生活がキー」
観光事業担当を統括するスワット・リプタパンロップ副首相は昨日、5年以内に
入国海外旅客数2,000万人、観光収入7,000億バーツの達成を目指す一環とし
て、文化と田舎に於ける生活をキーにした新たな観光資源開発に取り組む意
向を明らかにした。
この計画は、主要観光地に集中しがちな海外旅客の地方への分散を目指し
以て観光収入の恩恵の分散を目指すもので、スワット副首相によると、今後隣
国と共同で文明をキーにした主要観光地を相互に繋ぐ観光ルートの創生を目
指し、同時にルート沿線地域の住民達に対しては、外国人を騙したりすること
なく、また地域の重要な文化遺産を尊重し美化に努める精神を養う為の啓蒙
活動を行っていきたいという。
「タクシン政権は盤石」
軍事クーデーター政権時代に首相を務めたことで知られるスヂンダー・クラー
プラッユーン大将は、71歳の誕生日を迎えた昨日、現在の政治状況に関する
記者団からの質問に応じ、来年行われる総選挙に関して、タイ・ラック・タイ党
の安定多数を実現し、盤石な体制でタクシン政権が継続される事になるとの
認識を示した。
一方、タイ・ラック・タイ党が目標に掲げる400議席獲得の可能性に関しては、
政権党として議会内で絶対多数を目指すことは至極当然の事との認識をしめ
したが、実現に関しては、向こう1-2回の総選挙を待つことになるとの認識を
示した。
また、総選挙後に誕生する政権が取り組むべき事に関しては、政府に対する
監視・牽制機能を強化する為に憲法の一部条項の見直しをするべきとの認識
を示した。
「党移籍は政策実績を評価した上でのこと」
元民主党トラン県選挙区選出のタウィー・スラッバーン氏は昨日、2日前に民主
党党本部への離党届提出を終え、昨朝下院議員辞職願いを提出すると同時
に、タイ・ラック・タイ党への入党届けを提出した事を明らかにした上で、今回の
党移籍は、タイ・ラック・タイ党が政権誕生後取り組んできた一律30バーツ診察
料政策、村再生資金政策、農民の借金返済猶予政策等の政策の成果を評価
した上での決断であり、金銭や地位等のオファーがあった訳ではない事を強調
した。
尚、タウィー氏は次期総選挙では比例代表区から出馬する予定になっている
という。
また、民主党南部地域選出下院議員のタイ・ラック・タイ党への移籍に関して
は昨日までに、タウィー氏の他にナラーティワート県選挙区選出のポンピット・
パッタナーグンルゥット女史及びパッターニー県選挙区選出ソムマーロット・ヂェ
ナー氏が移籍届けを提出しており、何れも南部国境三県問題解決に身を捧げる
たいと抱負を語ったものの、買収の噂は否定している。
* タウィー氏が抜けた選挙区からチュワン前首相自らが選挙区候補として立
候補するという噂もあるようです。
これまでに私が確認した主要都知事候補者が開設しているホーム・
ページのアドレスは以下の通りです。(投票番号順)
(1) アピラック・ゴーサヨーティン氏 http://www.ourbangkok.org/
(3) チャルゥム・ユーバムルン警察大尉
http://www.chalermonline.com/
(5) マーナッ・マハースウィラッチャイ氏
http://www.manabkk.com/
(7) パウィーナー・ホンサグン女史
http://www.pavena-bkk.com/home.asp
(11) ガールゥン・ヂャンサーンス氏
http://www.karoonforbangkok.com/
(15) チューウィット・ガモンウィシット氏
http://www.chuvit-online.com/
(19) ピヂット・ラッタグン氏
http://www.bhichit.com/
(21) ニッティプーム・ヌワラット警察大尉
http://www.nitipoom.com/
おまけ (6) リーナー・ヂャンヂャンヂャー候補のGoogle検索結果
で、その都知事選ですが、チューウィット選手に近い人物と知られ、
また、サン前国家警察本部長の天敵としてもしられるセート・デーン
ことカッティヤ・サワディポン陸軍少将がチャルゥム選手の応援に
加わってしまったことから、チューウィット選手が、「どこかの政権党
の眼鏡かけた有名都議会議員が裏切ってセート・デーンをチャルゥ
ム陣営に誘い込んだ」と批判する場面が見られました。
因みに、眼鏡かけた都議会議員さんはヂャトゥヂャック地区選出
タイ・ラック・タイ党所属都議会議員のアピチャート・ハーラムヂヤッ
ク氏のことなんですが、チューウィット選手側によるとアピチャート
氏は、チューウィット陣営を支援すると約束したはずなのにチャルゥ
ム陣営に寝返りやがったんだそうです。
尚、アピチャート氏はそんな約束はしておらんと否定しています。
チューウィット選手とチャルゥム選手は一時共闘する関係にあっ
たのですが、先に開かれた公開討論会でテーサキット(行政執行
官・行政警察官)に首都圏交通問題に積極的に関わって貰うとす
るチューウィット氏の政策にチャルゥム氏が強烈に反論して以来ぎ
くしゃくした関係になっていました。
一方、着実に無党派層、庶民層からの支持を増やしているピヂッ
ト・ラッタグン氏は、なかなか都議会や区議会の関係者から支持
が得られず苦戦しているとコメントしています。
第九地区警察本部は昨日、南部国境三県に於いて1月から7月末
までに事件が合計541件発生している事を明らかにしています。
同本部によると、事件の内訳は銃器の使用によるものが270件、
その他暴力行為等身体に危害を与えるものが41件、放火が191件、
爆破が36件、武器や資産等の強奪が6件で、また関連に関しては
298件が一連の不穏な動きに関係、73件が個人的な係争で残りは
関連が不明であるとしています。
「チュワン前首相、党誘い込みの買収工作が蔓延っていると批判」
南部国境三県地区選挙区選出の民主党所属イスラム教系下院議員5人のタ
イ・ラック・タイ党への移籍がほぼ確実と報じられている事に絡み、民主党最高
顧問のチュワン・リークパイ氏(前首相)は昨日、南部のトラン県選出の一部議
員や件の5人の議員に対する金銭等による買収工作が行われており、約3,400
万バーツ以上の金額がこれら議員の買収に使われており、更に買収の動きが
国内全体に広がっていると批判した。
チュワン氏は発言の中で、南部で展開されている買収工作は、一党単独政
権の樹立を目指し400議席獲得をマンデタリーとしているタイ・ラック・タイ党が、
南部に於いて民主党と充分に選挙戦を戦っていくことが出来ない為に行って
いるものであると指摘した上で、タイ・ラック・タイ党の幹部は正直に買収を行っ
ている事実を認めるべきであると指弾している。
一方、仮に件の5人がタイ・ラック・タイ党に移籍した場合に、南部問題の解
決につながるかとの質問に対しては、問題の本質は地元議員ではなく、政権
そのものが誕生以来行ってきた誤った政策にあり、議員の移籍自体が問題解
決には繋がり得ないとの認識を示している。
今回のチュワン氏の発言は、タイ・ラック・タイ党報道官のスラナン・ウェーッ
チャーチーワ氏の発言を受けたもので、スラナン氏はマスコミ等で買収疑惑が
指摘されている事に関して、移籍した議員全てが自身の判断で移籍を決断し
たとした上で、とりわけ民主党が批判している5人の議員の移籍問題に関して
は、仮に党移籍が事実で有れば、それは旧態依然とした民主党の政策では
政党としての機能を果たすことが出来ないことの証左であり、文句をつけられ
る筋合いのものではないと皮肉っていた。
「スダーラット女史、特定候補者支持を否定」
タイ・ラック・タイ党バンコク地区選挙責任者のスダーラット・ゲーユラッパン副
党首は昨日、バンコク地区選出下院議員連、バンコク都議会議連、バンコク特
別区議会議連の間でヂェー・ピックことパウィーナー・ホンサグン候補とルゥム
警察大尉ことチャルゥム・ユーバムルン候補を支持する動きが有ることに関し
て、党としては先に都知事候補者擁立見送りを決定して以来、特別の候補を
支持する方針はもっておらず、支持候補に関しては全て党員各自の裁量に委
ねている事を再確認した上で、バンコク地区内の党員間で支持候補を巡って
混乱ないしは対立は存在していないと語った。
一方、一方 党の方針決定後にスダーラット女史が、各関連議員を2-3回に
渡り招集し、支持候補に関する協議を行っているとされていることに関しては、
協議の際に一部の党員の間でパウィーナー候補やチャルゥム候補への党とし
ての支持を要請する声があった事は認めたものの、いずれにしても党の方針
を変える意向をなく、また党として党員が誰を支持するか阻害する意向も無い
ことを説明し、また関連議員も党の方針を理解しているとした。
スダーラット副党首によると、党内で確認できている限りでは、パウィナー候
補を支持する党員が、チャルゥム氏を支持する党員より若干多い状況で、ま
た自らの師匠格でもあるヂャムローン・シームゥアン元都知事が支持するマー
ナッ・マハースウィラッチャイ氏を支持する声は党内には聞かれていないという。
一方、一部党員が支持に動いているピヂット・ラッタグン前都知事への支持
状況に関しては、まだ情報が無いとして言及を避けた。
尚、タクシン首相とは家族を含めて犬猿の仲であるとも伝えられるチャルゥ
ム・ユーバムルン候補の実弟のマウォワラット氏はタイ・ラック・タイ党所属都
議会議員として知られている。
個人的には超激懐古(しかし涙なし)なSCORPIONSが来タイして
9月10日にインパクトでコンサートするらしいっす。
実はタイ好きなSCORPIONSだけあって、域内ではタイのみのコ
ンサートみたいです。
都知事選に於ける各候補者の公約が言葉こそ違え、ベース的に
は殆ど違いが無いように、タクシン首相及び政権に対する批判
も、論者の個性や語り口に違いはあるものの、根本的な部分で
は既に語り尽くされた議論がベースになっているとの感があり、
最近では議論が空回りしているとの感も否めず、逆に言えば数を
抑え、また政策の名の元で歴代政権で唯一「現金」を国民に配っ
た現在の政権の強さを証明するものになっているとも言えそうで
すが、本日付のBangkok Postによると国家人権委員会が現在の
政権下では人権という文化が根付くかわりに権威主義の文化が
根付きつつあると警告しています。(これも既に議論し尽くされて
ますね)
その他、同じくBangkok Post誌によると先にヂュムサック・ピン
トーン上院議員を中心に発行されたタクシン首相批判本”ルー・
タン・タクシン”(タクシンの全てを知る)のPart2が本日発売される
との報が、またThe Nation誌には今週土曜日にエメラルド・ホテ
ルで反タクシン系の学者やビジネス関係者が個人攻撃ではなく
何が国の為に良いのかを議論する為のアカデミック・セッション
を行うと報じていました。
都内ナック・ギラー・コミュニティー内の市場が破壊された事件に関
して、昨日までに住民の証言から事件との関わりを否定しているワ
イ・キット社社長のサーマーロット・サンカチョーティ氏が当日現場
で目撃されていた事が明らかになっているようです。
尚、当のサマーロット氏は、当日は地方におり現場にいるはずが
ないと主張した上で、破壊された市場のある場所の整地を請け負っ
た業者が自らの意志で破壊を行ったと主張しているようですが、警
察では背後関係を明確化する為に、現在所在が不明になっている
請負業者の出頭を求め事情聴取を行う方向で動いているようです。
一方、破壊された市場を管理していた住宅局は昨日までに、トカ
ゲの尻尾切り的にワイ・キット社との契約を解除しています。
南部国境三県選挙区選出民主党所属議員5人のタイ・ラック・タイ
党の移籍問題ですが、タイ・ラック・タイ党は昨日までに5人から移
籍の意向を受けている事をあらためて明らかにしています。
また、5人の議員が旧新希望党系イスラム系議員で構成される
ワーダ会派に所属することに難色を示していると伝えられている
ことから、ワーダ会派の名前をダール・サラーム(安住の家?)会
派に改名し受け入れる準備を進めているとしています。
しかし、依然5人から直接移籍の表明が聞かれておらず、また、
民主党のバンタッターン党首が再度5人の移籍は有り得ないと語っ
ているなど、何となくタイ・ラック・タイ党側が政治的ゲームを仕掛け
ているのではないかとの疑惑の匂いも漂っているのですが、早速
スリン・ピッツワン前外務大臣は「いい加減くだらないゲームは止め
にしようぜ」と発言していました。
先の下院閉会後、これまでに合計23人の下院議員が党移籍や都
知事選立候補等の為に辞職した為、定数500人に対して477人の
下院議員という構成で昨日より現政権最後の下院議会が向こう
4ヶ月間の日程で再開しています。
いずれにしても今回の下院議会は、多くの議員が次期総選挙の
為に地元での活動に注力すると見られることから、果たして立法
府としての機能が果たせるのかと懸念する声も挙がっています。
閣議で正式にグルゥー・セ・モスクに対する当局側の過剰行動を
認定し、死亡した立てこもり犯の家族に補償金を支給する方針が
決定された一昨日にナラーティワート県4ヶ所及びパッターニー県
1ヶ所で連続爆破事件が発生しましたが、更に昨日にはヤッラー
県ターントー郡内で学校前に仕掛けられた爆発物が爆発し、教師
等の警備にあたっていた警察官2人が重傷を負い、またナラーティ
ワート県バー・ヂョッ郡内では警察署の塀付近に仕掛けられた爆
発物が爆発し、塀に些少の被害を及ぼす事件が発生しています。
本日付のThe Nation誌によると、昨年6月にレイプでっち上げ事件
で世間を騒がせ、1年6ヶ月間の判決を受け服役中の香港人女性
のソー・リアン・イン受刑者が女王陛下の御誕生日に向け恩赦申請
をしているんだそうな。
因みにこの事件、広東語に嫌悪感を抱くタイ人を増やすことにも
貢献した事件だったのですが、ソー受刑者が拘置所に入れられた
時にあまりにも広東語で大騒ぎするんで、他の収監者から「あんた
もっと静かにしゃべることできないの」とイジメに遭っちゃったらしい
です。
本日付英字二紙によると、フットボール賭博の為に5千万バーツ近
くを横領した34歳の元クルンタイ銀行の行員に対して昨日80年の
刑(情状酌量で20年に減刑)が下されているようです。
この事件は、妻や同僚等と共謀し、架空の口座を開設し、更に信
用照会システムを悪用し、偽の手形を振り込むことで資金を横領し
たもの、共犯とされた妻他2人に対しては証拠不十分であるとして
無罪の判決が下されています。(何れも検察側の上告準備の為、
身柄の釈放は行われていません)
本日付Bangkok Postによると、今月中にマカオ線を就航させる予
定だったオリエント・タイ航空が、土壇場になって某首相系のThai
Air Asiaに路線権を横取りされてしまい、就航できない状態になっ
ているようです。
これから、闇賭博の摘発を再強化して、マカオへ行くチューウィッ
トさんやチャルゥムさんのようなタイ語を話す華人系タイ人旅客を
増やすという営業戦略でもあるんでしょうかね?
ワンムーハマッドノー副首相は昨日、南部三県選出の民主党所属
下院議員5人がタイ・ラック・タイ党へ移籍する事が確認された事を
明らかにした上で、南部問題解決の為の強力な戦力を得た事を
歓迎するとのコメントを発しています。
タイ・ラック・タイ党との合併が噂されているチャート・パッタナー党
のスワット党首に近い消息筋によると、合併をするのか否かに関し
ては、ナコン・ラーチャシーマー県内のラムタコーンでタクシン首相
を式典長に迎え開かれるチャーッチャーイ前首相像の除幕式の際
に公表される予定になっているそうです。
尚、チャート・パッタナー党に関しては、昨日までに2人の下院議
員が党を離脱する意志を表明しており、何となくきな臭い雰囲気
になっています。
スラギアット外務大臣は昨日、電子情報が埋め込まれたパスポー
ト(タイ語・英語ともイー・パスポート)の発行計画の進捗状況に関
して、既に国務省と情報通信技術省と計画を進めている事を明ら
かにした上で、今後マイクロチップの埋め込み等の技術面や高度
技術を使った印刷等で民間企業の参入を得て発行にこぎ着けた
いとの意向を明らかにしています。
ということで、今度は政府内の誰が美味しい思いをするんでしょ
うか?
決して「チューウィットに投票しなかったら、お前等全員クビだぞ」と
脅したわけでも、また日頃から「このオッサンほんまにおもろい
で〜」(因みに私、関西人ではないです)と口癖のように言ってい
たからというわけではないのですが、何故か我が社のタイ人社員
の間ではチューウィト選手を支持する声が多かったりしてたのです
が、先週末にピヂット選手が立候補を表明して以来、すっかりピ
ヂット選手支持派がチューウィット選手支持派を凌駕する勢いに
なっていたりしてます。
因みにピヂット選手は、自身が組織した働き蟻の会(グルム・モット・
ンガーン)のイメージである緑色の蟻のイラストを中心に据え、上
下にタイ語で「バンコクの問題をよく知っている僕に、人間と一緒に
問題解決をする機会を与えてください」(記憶で書いているので微
妙に違うかもしれません)と書いてあり、一番下にちっちゃくドクター
ビヂットと書いてあるとっても地味な選挙ポスターを掲げています。
ということで、外野である私はチューウィット都知事、リーナー副知
事という黄金のコンビの誕生に期待を寄せているわけですが。。。
「タクシン首相、市場破壊事件に関しデッドラインを設ける」
一昨日未明都内サパーン・スーン区プラッウェート地区にあるナック・ギラー・
コミュニティー内の市場が屈強な男達約200人(報道により約100人)により250
以上の店舗もろとも破壊された事件が発生した事に関して、タクシン首相は、
現在警察が捜査を行っており、詳細については報告を受けていないと断った
上で、当局側は、事件の背後で糸を引いていた首謀者の摘発を至上命令とし
てあらゆる影響を排除し公正に捜査を進めるべきであるとの認識を示した。
タクシン首相は、今回の発言の中で直接言及しなかったが、消息筋による
と首相は、この事件を国家権力及び政府が進める大物殲滅政策に対する挑
戦と位置づけており、昨日朝の時点で既に警察及び住宅局の幹部に対して、
7日以内のデッド・ライン(セーン・ターイ)を設け、各幹部の職位をかけて事件
の解決を図ると共に、関係した管轄内の職員に対しては必要な処分を下すよ
う命じ、またチャワリット副首相及びソロアット社会開発・人間の安全保障大臣
に対しては事件解決の進捗状況について密接にフォローするよう命じている
という。
この事件に関しては、背景に住宅局から地権が委ねられていたとコントラク
ターのワイ・キット社が関わっていると指摘されており、これまでにも破壊され
た市場の関係者に対して早急に新設された他の場所へ移転するよう迫られて
いたと言われている。
尚、ワイ・キット社の代表は昨日までにプラッウェート署の事情聴取に応じ、
事件の際に目撃されたトラックが自社所有のもので有ることはみとめたもの
の、トラックは自身の知らないところで勝手に使用されたとし、また事件との関
わりについては、当日は地方に出かけており全く知らないとして否定する証言
を行っている。
「ナラーティワート県内四ヶ所で連続爆破事件」
不穏な情勢が続く南部で昨日16:00過ぎ頃、ナラーティワート県内四つの郡内
でほぼ同時に爆発が発生した。
警察の発表によると爆発が発生したのは当局関連施設3箇所と華人関連施
設1ヶ所で、スンガイ・ゴーロック郡では国境税関事務所付近に仕掛けられた
爆発物が爆発し、付近に留めてあった車2台が損傷を負い、またラッンゲ郡内
では、華人協会の建物付近に留めてあった小型トラックに仕掛けられた爆発
物が爆発、その他スキリン郡及びヂャネッ郡ではそれぞれの郡事務所付近に
仕掛けられた爆発物が爆発したが、何れも人的な被害については確認されて
いないという。
一方、ヤッラー県内では、昨日朝8:15頃、バンナンスター郡内で教師の警護
にあたっていた軍関係者が、教師や生徒を乗せ学校へ送り届ける為に、車を
路上に駐車し、教師等の到着を待っていたところで、付近に仕掛けられていた
爆発物が爆発し、軍関係者3人が命に別状が無い負傷を負う事件が発生して
いる。
警察のこれまでの調べによると、爆発物は携帯電話で遠隔操作し爆破させ
る仕掛けになっていたものと見られるという。
また、この事件と前後して同じくヤッラー県内で、ゴム農園で働く47歳の男性
がバイクで走行中に、バイクに乗った二人組に銃撃され死亡する事件も発生
している。
「タクシー車内等にネームプレートの掲示を義務づける」
ニゴン・ヂャムノン運輸副大臣は、昨日の定例閣議にてタクシーや都バス、観
光バス等の公共運輸機関に対して車内に運転手の名前等の個人情報が記さ
れたプレートを乗客の目につく位置に掲示することを義務づける労働省令案
が承認された事を明らかにした。
ニゴン氏によると、この省令は、例えばタクシーの場合、座席シートの前部
及び後部に運転手の個人情報がタイ語及び英語で記されたネーム・プレート
の掲示を義務づけるもので、これにより、車内でトラブルがあった際に通報す
べき運転手の名前を明確化する事で、運転手のモラル向上及び運転手によ
る乗客に対する犯罪行為の抑止力になり、乗客の安全確保及びタイの観光
イメージ向上にもつながるという。
「南部選出議員のタイ・ラック・タイ党移籍は有り得ない」
民主党報道官のオンアート・クラームパイブーン氏は、一部報道で南部国境
三県地区選出の同党所属下院議員5人がタイ・ラック・タイ党へ移籍すると報
じられている事に関して、当該議員に関してこれまでにその様な兆候は確認
されていないとして報道を否定した。
オンアート氏によると、件の5人が南部国境三県に於ける不穏な状況に絡ん
で同地区選出議員としての見解及び関連情報を伝える為に首相と面会し協
議した事実は認められるが、この面会は国民及び国家が抱える問題の解決
を目指す党の方針に則って行われたもので、移籍云々とは関係なかったと
いう。
一方、タイ・ラック・タイ党南部アンダマン沿海地区選挙責任者のピチェート・
サティラチュワーン氏は、自身の親戚を含むパッターニー県選出民主党所属
下院議員2人に対して党移籍を呼びかけている事を明らかにしている。
同氏によると、移籍の打診に関して2人がタイ・ラック・タイ党の勢力拡大に
は目を見張る者があると評価した上で、民主党内では活躍する機会や地域
の開発の為に貢献する機会が無いと不満を漏らし移籍に前向きな姿勢を見
せていたという。
また、同氏によると南部国境三県選出の他の3人の議員も同様に移籍に強
い関心を示しており、8月15日までに進退が明確になるであろうという。
一方、オンアート氏は、先の閣議に於いて11月5日以降次期総選挙が行わ
れる日まで官僚及び政治家が金銭や物品を寄付する行為を禁止する方針を
決めた事に関して、政府側が全ての政党に公平に機会を与え且つ選挙の透
明性を担保する為に今回の決定に至ったとする説明は詭弁に過ぎないと指
摘した上で、そもそも政府は平素から国のお金を使用して国民の人気取りに
走っており、根本的に公平性が存在していないと批判している。
「一夜にして市場が消滅」
都内サパーン・スーン区内にあるナック・ギラー(直訳すると運動選手)・コミュ
ニティーに居住する住民等が昨日、首都圏警察本部プラッウェート署を訪問
し、地区の中心部にある市場が大物の手先と見られる男達に破壊され尽くさ
れたとして、公正な捜査と大物に対する厳格な取締を要求した。
住民等の証言に夜と、一昨夜遅く屈強且つ凶暴な男約200人が市場に現れ
トラックや重機等を使用し、市場内にある店舗や施設を破壊し尽くしていった
という。
また、住民等によると破壊された市場は住宅局(ガーン・ケーハッ)の管轄下
にあり、場所の使用料等も直接住宅局に支払われていたが、最近になって
住宅局から発行される領収書が住宅局名義ではなく、有る特定の企業の法
務担当者の名前に変わっており、この会社が何等かのいきさつで市場が設
置されている場所の権利を取得し、今回の破壊行動に至った可能性が高い
という。
「禁酒は家庭に平和をもたらす」
公共保健省病害対策局長兼次官代行のヂャラン・タルクナウティポン氏は、
禁酒日だった8月1日のカーウォ・パンサーの日を記念して設けられた「全国禁
酒の日」を機会に、今後も毎週日曜日の禁酒の励行を国民に訴えていく意向
を明らかにした。
同氏によると、飲酒の習慣が家庭内に於ける不和や暴力の元凶になってお
り、広く国民に禁酒の重要性を訴え健全な家庭の育成及び健全な国家の醸
成に繋げていきたいといい、また来年タイをホスト国として開催される世界健
康促進会議の場でも禁酒の重要性を訴えていく意向であるという。
世界保健機関の調査によると タイはアルコール消費量で世界第5位で、年
間1,000億バーツ以上がアルコール消費の為に無駄に費やされているという。
「定番公約 - 交通問題に真剣に取り組む」
スリヤ・ヂュンルンルゥアンギット運輸大臣は昨日、向こう二ヶ月以内に都内
ラート・プラーウォ五差路上に歩道橋の設置が終了する事を明らかにした。
スリヤ氏によると、今回の歩道橋の設置は政府が進める交通問題対策の一
環として取り組むもので、今後来年度予算として100億バーツを申請し、道路補
修、歩道橋、渋滞が発生しやすい幹線道路上への交通整理拠点の設置等に
使用する予定で、同時に都内に於ける渋滞対策の一環としてヂャウォプラッヤー
川上の新たな橋の建設も視野に入れているという。
また、首都圏交通問題に関しては、今後も短期、長期両側面から取り組みた
いとしたものの、問題の多くが長年累積し複雑化している上、通行車両数も増
加の一途を辿っており、更に関係各署の業務面に於ける重複、混乱が解決の
足を引っ張っていることから、今後国家警察本部、都当局、運輸省間で意志の
統一を図り共同して解決に取り組んでいきたいとした。
一方、バンコク都交通運輸局は昨日、都内50の区内で自転車専用レーンを
設置する方向で検討を進めていることを明らかにしている。
これは、8月1日に自転車愛好者団体等が、環境に優しくまた健康増進にも役
立ち、またエネルギー節約にも貢献できる移動手段である自転車の地位の向
上及び自転車専用レーンの設置を首相宛に要求する書面を目安箱に投函した
事を受けた発言で、同局によると向こう一年以内にプラデイットタマヌータム通
りで10Km及びペート・ガセーム通りで6-7Kmの専用レーンが完成し使用可能に
なる見込みで、また他に計画中の2つの路線に関しては1年以内に予算を申請
したいという。
マティチョン誌だったかのホームページ上で行われたアンケートで、次期
都知事選に於いて何を基準に候補者を選ぶかとの質問に対して、多くが
大胆に考え、語ることを畏れず、果敢に行動する人物と回答していました
が、本日付の英字紙Bangkok Postの3面に掲載されたチューウィット候補
に関する記事は、現在の政治状況に対する国民の不信感、わだかまりを
示唆するものとしてなかなか興味深いです。
インターネット版だと記事だけですが、印刷版ではパウィーナー候補と
の主張の差異をまとめた表も掲載されています。
で、何故か英字二紙はチューウィット氏とアピラック氏支持を臭わす報道
が多かったりするのですが、元都知事のピヂット・ラッタグン氏の立候補
以来、これまでチューウィット氏、パウィーナー女史を支持していた層が
ピヂット氏支持へ変更する動きも見られ始めています。
公共保健省のコンピュータ調達汚職疑惑やら都知事選挙等があるものの、
国会が閉会中であるという事もあり、全体的に政治関連のニュースが中
だるみ状態だったりするせいか、先に行われたティーラユット教授による政
府批判に対するタクシン首相の反応が不気味な程穏やかだったことに各
マスコミの興味が集中し、中には特集記事まで組んじゃう新聞までありま
した。
今回の穏やかな反応に関しては、タクシン首相自身が「妻から冷静に
ねって言われてたんだよ〜」と語っていましたが、マスコミや野党の間では、
次期総選挙を睨んで批判にも寛容なタクシンさんとのイメージ作りをしてい
るんではないかと「マジ」で議論を展開させていたりしてました。
そのタクシン夫妻は昨日、三人の子供が共同でサヤーム・スクエアー内
(ソーイ2?)にオープンしたCafe
Innなる新時代の喫茶店の開所式に臨ん
でいます。
子供の頃に、父親が開店した喫茶店のお手伝いをしていた事でも知られ
るタクシン首相は、早速自らコーヒーを点て開所式の参加者に振る舞う
シーンもみられたようです。
タイ語報道だけだとイメージがわかないですが、Cafe
Innは店内で他の席
の客との間でビデオ・チャットができたり、インターネット・ゲーム等ができる
とっても新時代なお店なんだそうな。
タイ・ラック・タイ党と合併する方向に動くかが注目されているチャート・パッ
タナー党ですが、同党副党首のプラッウィット・ラッタナピヤラ氏が昨日まで
に、来る8月3日に党執行部と党所属下院議員を交えタイ・ラック・タイ党と
の合併に関する是非を含めたた党の将来の方向性に関する意見交換を
行う事を明らかにした上で、結果に関しては最終的に党大会の場で決裁
されるものの、概略に関しては当日中に見えてくるとの認識を語っています。
一方、タクシン首相は党合併の話に関しては聞いていないとしたものの、
8月7日にナコン・ラーチャシーマー県内にあるラムタコーン(湖沼の名前)の
ほとりにある公園内で開かれるチャート・パッタナー党の創始者である
チャーッチャーイ元首相の像の除幕式に参加する際に詳細を知ることにな
るとの認識を示しています。
因みに故チャーッチャーイ元首相はチャート・タイ党の創始者でもあったと
思いますが、その後軍事クーデーター政権崩壊後、チャート・パッタナー党
を立ち上げ、第一次チュワン政権時代には野党として多数派工作を行う為に
社会行動党(パク・サンコムギット)に一時期合流していたと思いました。
土日の禁酒日に酒類を提供した店に対しては営業免許取消で臨むという
厳しい方針で取締に臨んだせいか、土曜夜に行われたパッポン及びシーロ
ム4地区に於ける警察による一斉摘発では、殆どの店が休業している中で
営業していた一部の店でも客に酒類を提供する行為が確認されなかったら
しいです。
しかし、テレビで放映された一斉摘発のシーンを見る限りは、一部のファ
ラン客の顔が赤かったりしているんですが。。。。
「120万人強の不法就労外国人労働者が出頭」
移民警察局副局長兼国家警察本部報道官のポンサパット・ポンヂャルゥン警
察少将は昨日、政府が猶予策的に行ってきた不法入国・不法就労外国人労
働者の登録受付が7月31日に終了し、全国で合計1,269,074人が登録を終了
させたことを明らかにした上で、今回の登録受付終了を受け今後国家警察本
部及び関係機関が中心となり不法入国・不法就労外国人労働者及び当局の
許可を得ずこれら労働者を雇用していた雇用主の摘発を強化し厳格に法を
執行していく方針を明らかにした。
今回の登録受付は、ミャンマー、ラオス、カンボジア等の隣国からタイ国内
に不法に入国し就労していた外国人労働者及び雇用主に対し、最後通牒的
に登録を促していたもので、登録を行った外国人に対しては最低賃金が保証
される他、医療等の社会福祉を受ける権利が与えられる。
労働省就職斡旋局の集計によると、登録の受付を行った7月1日から31日ま
でに、雇用主216,977人、外国人労働者1,269,074人が登録をすませ、国別で
最も多かったのがミャンマー人の958,081人で、以下ラオス人181,614人カンボ
ジア人181,579人と続いた。
また、最も登録者が多かった県がバンコクで雇用者69,470人、外国人233,071
人が登録、以下サムット・サーコン県で雇用者5,168人、外国人128,761人、ター
ク県で雇用者5,872人、外国人128,761人が登録を済ませている。
尚、バンコクの行政区別ではバーン・クゥン・ティヤン区が最も登録者数が多く
11,570人の外国人労働者が登録を済ませていいる。
また、登録を行った雇用主が関係する業種に関しては、農業、建設、お手伝
い・メイド、漁業が多かったという。
「スンガイ・ゴーロックで爆破事件、5人が負傷」
依然不穏な情勢が続く南部国境三県の内の一県であるナラーティワート県スン
ガイ・ゴーロック郡バーン・サーイ地区内で、一昨日19:30頃、一般住宅の前に
置かれていた腰掛けに仕掛けられていた爆発物が爆発し、腰掛けに座り飲酒
をしていた非番の警察官を含む5人の住民が負傷を負った。
尚、一部報道によると爆発が発生した住宅は、負傷を負った警察官の家だっ
た。
また、爆破が発生した日は全国的に禁酒日とされていた。
警察によると、仕掛けられていた爆発物は、携帯電話を使用して遠隔操作で
爆破する仕掛けになっており、当初から負傷を負った者の何れかが腰掛けに
座った際に爆破させる事を狙っていた可能性が指摘できるという。
一方、昨日朝にはパッターニー県ヤッリン郡内で56歳の副プー・ヤイ・バーン
(副村長)がバイクに乗って走行中に、他のバイクに乗った二人組に銃撃され重
傷を負っている。
---------------------------
南部国境五県を管轄する第九地区警察本部は昨日までに、少なくとも10年以
上同一地区内に継続して勤務した警察官に関しては、本人の申し出により優先
的に他地区へ異動する権利を与える方針を明らかにした。
これは、南部国境三県内に於ける不穏な状況を受け、異動を希望する当局者
が増加傾向に有ることを受けた措置で、約200人強いると見られる対象者に対し
て、原則的に本籍地を管轄する地区への異動が認められる事になるという。
一方、同警察本部は昨日までに新たに警察学校を卒業した3,000人の警察官
を受け入れ、内1,774人を南部三県に配属している。
「リバプール株式取得計画、協議は進展中」
GMMグレームミー社会長のパイブーン・ダムロンチャイタム氏は昨日、政府から
引き継いだイギリスのフットボール・チーム”リバプール”の株式取得計画に関し
て、概ね必要な協議が終了するなど、かなりの進捗状況を見せている事を明ら
かにした。
今回の発言は、チーム株式の売買協議に関してタイ側との間で大きな進展は
ないとするリバプールのリック・ペリー代表の発言を受けたもので、アー・グーこと
パイブーン氏は、リック氏の発言は錯誤に基づくものであるとした上で、これまで
継続的にチーム幹部との間で交渉を行ってきており、既にリック氏からの提案に
基づき株式取得の母体となるリバプール・タイ・ホールディング社を7月初旬に設
立し株式取得に向けた体制を整えると共に、公式ユニフォーム、チーム記念グッ
ズ、スポンサー、フットボール・アカデミー、アジア域内に於ける試合等に関しても
概ね協議が終了している事を明らかにしている。
尚、同氏によるとリバプール・タイ・ホールディング社はGMMグレームミー社とは
一切関係ないという。
「不穏な情勢は止まず」
依然不穏な状態が続く南部国境三県で昨日早朝警察官と一般住人の女性及
び男性が不穏な一味と思われる者による襲撃により殺害された。
昨日朝、昨日朝 ナラーティワート県スンガイ・パーディー郡内の路上で、地
元にある学校前で雑貨及びグワイッティヤウォ食堂を営む39歳の仏教徒の女
性が、毎朝の日課となっていた市場への仕入れの為にバイクで向かう途上で、
バイクに乗った二人組に銃撃され死亡した。
警察では、一連の不穏な情勢を煽る目的で行われた殺人事件の可能性が
高いとしたものの、これまでに女性が直接狙われたケースが無かったことから、
商売等の個人的な係争事が絡んでいる可能性もあるとして両面から捜査を行
っているとしている。
また、同じく昨日朝、ヤッラー県の県都内で県都警察署犯罪制圧班所属の
37歳の警察官が、深夜任務を終え帰宅の為に普通乗用車で道路を走行中に
何者かに銃撃され死亡、更にパッターニー県ヤッラン郡内では学校用務員の
男性はがバイクに乗った二人組に銃撃され死亡している。
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タクシン首相は昨日放送された国民向け定例政見放送の中で、4月28日に発
生した広域連続襲撃事件の際に実行犯の一部がグルゥー・セ・モスク内に立て
こもり、最終的に重火器で武装した当局側の制圧行動により実行犯全員が殺
害された事件について、先週までに独立調査委員会が当局側の過剰行動だっ
たとの結論に至ったことに関して、真摯に調査結果を受け入れると語り調査委
員会側の判断を容認した上で、当時当局側は過激な人物達による立てこもりと
いう事態に対する経験が乏しく、また当局側の辛抱強さが欠けていたことがこ
のような過剰行動に発展したとし、今回のケースを教訓にして、状況を辛抱強く
且つ冷静、的確に判断し行動できる能力を養う為に、当局者に対して訓練を施
す意向を明らかにした。