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2004年10月01日 〜 2004年10月10日
「国民の苦情を集中して聴取する機会を設ける」
タクシン首相は昨日放送された国民向け定例政見放送の中で、10月10日に国民の苦
痛を和らげるをキーワードに、首相官邸で困窮している国民から直接事情を聴取する
機会を設ける意向を明らかにした。
タクシン首相によると、これは首相官邸前に設けた目安箱に数多くの陳情が国民か
ら寄せられ、依然政府の目の届かないところで多くの国民が問題を抱えていると実感
した事を受けた措置で、困窮している国民が直接政府・省庁関係者に問題を訴えるこ
とが出来る機会を与え、まや首相自身も聴取に参加する予定になっているという。
一方、タクシン首相は放送の中で、先に開かれた定例閣議で各省庁で働く臨時雇用
職員に月次報酬の20%を追加支給金として支給する事で合意に至ったことに触れ、こ
れは市中の市場視察中に首相官邸内で臨時雇用職員として10年間勤務したことがある
市民から、臨時雇用職員に提供される月次報酬では一家を養うことが出来なかったと
の苦情が寄せられた事を受けたもので、今後少なくとも5年間以上の勤務実績のある
臨時雇用職員には通常の公務員に準ずる職位を与えると共に、月次報酬の20%を特別
支給金として支給するとした。
「パッターニー県で大学生が射殺される」
昨日11:00過ぎ、パッターニー県県都内にあるソンクラーナッカリン大学パッタニ
ー校に通う19歳の男性が、朝に行われた試験を受けた後に帰宅の為にバイクで大学の
正門前付近を走行中に後ろからつけてきたバイクに乗った二人組に銃撃され重傷を負
い、搬送先の病院で死亡した。
死亡した男性の父親は近県のトラン県県都内にある警察署の署長だった。
男性が通っていた大学付近では、約一ヶ月前に「南部国境三県で発生している一連
の不穏な動きに関わったとして、私立イスラム教学校に通っていると言うだけで無実
の学生を逮捕した警察に報復する為に大学の学生及び当局者の親族に対して襲撃を仕
掛ける」と記されたビラが二回にわたり捲かれていたという。
「襲撃用に製作した火焔瓶で自ら火だるまに 他」
昨日未明、チァン・マイ県ドーイ・サゲット郡内で、路上で全身に大やけどを負い
倒れていた21歳の男性が発見され、搬送先の病院で死亡した。
調べによると男性は地元不良グループの1人で、倒れていた場所の近くにスタミナ
ドリンクの瓶を利用した火焔瓶状のものが2本発見されている事から、男性が酒に
酔った勢いで爆竹で発火させる方式の火炎瓶を製作し対立しているグループの襲撃に
向おうとしたところで、誤って発火させしまい自ら火傷を負ったものと見られている。
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昨日未明、バンコク隣県のノンタブリー県バーン・ブワトーン郡内で郡行政事務所
付近にあるセブン・イレブンに若者3人組が押し入る現金3,000バーツ他を強奪し逃走
した。
三人組は、その後当局側が敷いた緊急配備体制にも関わらず、依然捕捉には至って
いない。
同店の19歳の女性店員によると、3人組に内の1人がカウンターにあるガムを買うふ
りをしながら、いきなり拳銃を突きつけ店員を脅迫している間に、別の男がカウンタ
ー越しにレジにあった現金3,000バーツと携帯電話用のプリペイド・カード総額1万バ
ーツ分を強奪し、店の前に待たせてあったバイクに飛び乗り逃走したという。
「軍情報当局、10月10日に爆破計画があるとして警戒を呼びかける」
軍部の情報当局は昨日、パッターニー県パーマーレッ郡内に潜伏する南部国境三県
に於ける一連の不穏な動きに関わっている一味が10月10日に同県県都内中心部で当局
者を狙った爆破行動を計画しているとの情報があるとして、住民に対して当局者が集
まっている場所に不必要に近づかないようけいこくした。
一方、国境を接するマレーシアとの協力関係の強化を目指し10月13日にプーゲット
県内にてタクシン首相とアブドゥラ首相との間で首脳会談が開かれることが明らかに
なっている。
政府筋によると今回の首脳会談では、南部問題を絡めた両国協調した安全保障体制
及び国境地域の両国共同開発計画を中心に両国の友好・協力関係の強化に関して協議
される予定で、また同時に国境を流れるゴー・ロック川挟んでナラーティワート県ウェ
ーン郡とマレーシアのグランタン州を結び国境橋の建設計画に関して覚書が締結され
る予定になっているという。
一方、不穏な情勢が続く南部国境三県では、先に行われた南部問題対策を強く意識
した内閣改造及び国軍副最高司令官のシリチャイ・タンヤシリ大将を首班とする首相
直属の南部問題対策特別本部の設立に呼応するかの様に、一昨日から昨日にかけて広
域に渡りバイクに乗った二人組による連続襲撃事件が発生し少なくとも6人の警察関
係者を初めとする当局者、自警団関係者及び住民が死亡する事態となっており、また
ヤッラー県ラーマン郡では教師の警備に当たっていた当局者の詰め所が爆破される事
件が発生し軍関係者4人及び住民1人が負傷を負っている。
「イスラエルのガザ地区内にいるタイ人労働者に避難勧告」
タクシン首相及び下院労働委員会は昨日までに、イスラエルの特にガザ地区内で就
労しているタイ人出稼ぎ労働者に対して早急に避難するよう勧告した。
今回の勧告は、10月6日にパレスチナ自治区ガザ地区でパレスチナの武装組織とイ
スラエル軍との銃撃戦に巻き込まれマハーサラーカム県出身の24歳(報道により22歳)
のタイ人出稼ぎ労働者が死亡する事件が発生した事を受けた措置で、労働省海外就労
労働者支援局によると2002年度に発令した省令でイスラエルへの出稼ぎ労働を禁止す
る通達を出しているにも拘わらず、依然同国内に数百人のタイ人労働者がおり、また
ガザ地区内には少なくとも10人程度のタイ人労働者が残留していると見られるという。
一方、同局によると、銃撃戦に巻き込まれ死亡した男性に対する補償金の支給に関
しては、男性が政府の勧告を無視して就業してたこと、また海外出稼ぎ労働者に義務
づけられている海外出稼労働求職者支援基金に登録をしていなかった事から、労働省
から死亡給付金等の補償金の支給が出来ない状態で、就業先を斡旋したユーディー・
インターナショナル社に対して残された家族に対して何等かの支援をする様要求する
しか手だてが無い状態だという。
しかし、ユーディー社に関しては違法に出稼ぎ労働を斡旋した疑いも持たれている
為、家族に対する補償に対しては依然不透明になっている。
補償金に関しては死亡した男性の家族側が、遺体の搬送費用や葬儀に関わる費用等
合計20万バーツの支援支給を政府に要求していた。
死亡した男性は、2002年度にもイスラエル国内で就業経験があり、その後一時帰国
し、10月1日に再度同国に入国していた。
「麻薬密売容疑で元女優等を逮捕 他」
首都圏警察本部第八分署は昨日までに元女優のプックことチュティマー・シーボラ
ーン容疑者(25)を含む三人を麻薬を販売目的で所持していた容疑で逮捕した事を明ら
かにした。
逮捕されたのは、チュティマー容疑者と夫のプラッローン・ゲーウォトゥイ容疑者
(24)及び麻薬の運搬役を請け負っていたカンボジア人のスリー・ヂャン容疑者(18)で、
兼ねてからの内定結果に基づく囮捜査により逮捕に至った。
三人の証言によると麻薬はカンボジアとの国境付近で一錠あたり95バーツで仕入れ、
客に対して一錠あたり140バーツから150バーツで販売していたという。
逮捕されたチュティマー容疑者は、ch3等で放映されたドラマに出演したことがあ
る元女優で、また夫のプラッローン容疑者には過去に麻薬で逮捕された前歴があった。
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チョンブリー県のパッタヤー地区に隣接するバー・ンラッムン郡内にあるコンドミ
ニアムの室内のベッドの下から死後三日経ったと見られる女性の刺殺体が一昨日まで
に発見された。
刺殺体で発見された女性はパッタヤー地区にあるパームビーチ・パッタヤー・ホテ
ルでルーム・メイドの職に就いていた21歳の女性で、警察では、死亡した女性が美人
で日頃から言い寄る若い男性が多く、同じホテルでウェイターをやっている部屋の借
り主でもある夫のヂェーッダー・マーソム(27)容疑者との間で喧嘩が絶えなかったこ
と、また事件発生当日に夫が手を血まみれにして部屋からから飛び出してくるところ
が目撃されていることから、夫婦間の愛情関係のもつれが殺害の背景にあるとみて、
夫の行方を追っているとしている。
首都圏警察本部ディン・デーン署は、チューウィット・ガモン
ウィシット氏が絡む夫人への暴行事件に絡んで、事情聴取の為の
出頭期限だった昨日までにチューウィット氏が出頭して来なかっ
たことを受け、新たに出頭期限を設け、それでも出頭して来なかっ
た場合は逮捕する事もあり得ると発言しています。
因みに、この事件に関しては既に夫人であるンガームター・ガ
モンウィシットさんが被害届を取り下げているのですが、ディン
・デーン署側は刑法に違反する事案として刑事警察局へ調書を提
出必要がある為、今後も捜査を継続させるとしていますが、何等
かの政治的な背景や、氏に対する報復では無いかと指摘されてい
る事に関しては、全て法の規定に基づいた物であるとして、それ
を否定しいます。
「党は依然一致団結している」
タクシン首相は昨日、ASEM会議出席の為にヴェトナムへ向かう前に記者団の質問に
応じ、先に行われた内閣改造に関して党内に不協和音が聞かれると報じられている事
に関して、単なるデマ情報に基づく報道にしか過ぎないと否定した上で、あらためて
記者団に国への信頼をも傷つける誤った記事を書くことが無いよう強く要請
タクシン首相によると、先に行われた改造は政治的な意図を極力排除し、国内問題
の解決を最優先に考えたもので、また国内安全保障問題に関して自らが深く関わる事
を意思表示したものなのだという。
一方、南部問題対策総責任者だった安全保障事項担当副首相のチャワリット・ヨン
ヂャイユット大将に関しては、先にシリチャイ・タンヤシリ大将が南部問題特別対策
本部長に就任した事を受け南部問題からの担当から外れ、今後は特に国内問題でも最
もプライオリティーが高い麻薬問題対策で中心的な役割を担って貰う方針である事を
明らかにしている。
「イギリス人パッカー殺人犯、正当防衛を主張」
昨日朝、9月9日にイギリス人バックパッカー男女二人を殺害した容疑で身柄を追わ
れていたソムチャーイ・ウィセートシン警察軍曹が自ら投降、ヘリコプターでガンヂャ
ナブリー県の県都内に身柄を移送された。
今回の投降は、同県と国境を接するミャンマー領内の仏教系ガリヤン族武装組織内
に身を寄せているとの情報を掴んだ当局側が、ソムチャーイ容疑者に消息筋を経由し
て投降を打診し実現したもので、同県サンクラッブリー郡のヂェーディー・サーム
・オン(Three Pagoda Pass)付近に弁護士を伴い現れたところを拘束された。
ソムチャーイ容疑者は警察の事情聴取に対して、女性を巡った三角関係のもつれが
事件発生の背景にあるとする報道を否定した上で、当時自らが経営者の一人に名を連
ねていた食堂に泥酔状態で現れた初めての来店となるイギリス人の二人組同士の喧嘩
を仲裁したことから、男性側から恨みをかうことになり、不穏な状況から脱出する為
に自分の車で自宅に帰ろうとしたところで追いかけてきた男性から、暴行を受けた上
で唾を顔面に吐きかけられた事から堪忍袋の緒が切れ所持していた拳銃を発砲してし
まったと語り、殺害の事実を認めたが、女性に関しては男性に向け銃を発砲した後で
自宅へ逃げ帰ろうと車を発進させた際にひいてしまった様で、また銃弾が女性に命中
していたことは知らなかったと語り、殺害する動機が無かったと主張しているという
が、目撃証言等でソムチャーイ容疑者が事件発生当時泥酔状態で、また男性を射殺し
た後で逃げる女性に向け銃を発砲した後で車で追いかけひいたとされていること、更
にソムチャーイ容疑者と死亡した女性が事件前に一緒におり、また自宅にも連れ込ん
でいたとされていることと、事情聴取に於ける同容疑者の主張との間に大きな矛盾を
見せるものになっている。
* 今回の投降は、捜査の進展状況にしびれを切らしたイギリス大
使館側がプレッシャーをかける為に直接ガンヂャナブリーの警
察を訪問する予定になっていた日に為されていることから、当
局側との間で何等かの取引があったのではないかとの疑惑も指
摘されている様ですが、それよりも捜査にあたっている地元警
察署の幹部がソムチャーイ容疑者の証言を元に、殺害は暴力傾
向がある無礼な外国人に対する過剰防衛だったという形でかた
づけようとしている事を臭わす発言をしているところが気にな
ります。
「シリチャイ大将、地域住民安全保障をトップ・プライオリティーに」
南部問題対策特別本部長に就任したシリチャイ・タンヤシリ大将(国軍副最高司令
官)は昨日就任後の抱負を語り、地域住民の安全保障と信頼関係の醸成をトップ・プ
ライオリティーに掲げ職務を全うする意向を明らかにした。
また、トップ・プライオリティー事項の早期達成を実現する為に、これまでの南部
対策で一部当局者同士の不協和音が任務遂行上大きな障害になっていたことを反省点
に、今後自身を始め陸軍、国家警察本部及び国家情報局から派遣された代表者の四者
が協調し、同じ意志を持って任務の遂行を行うことを基本におき、指揮系統を初めと
する任務遂行体制全般の見直しを早急に行いより効率的な任務遂行体制を構築したい
とした。
一方、南部問題解決の展望に関しては、複数の問題が複雑に絡み合った解決が容易
なものでは無いとし、長期的視野に立って不必要にデッドラインを設け任務遂行にあ
たる当局者に余計なプレッシャーを与える事が無いよう心がける事が重要であるとの
認識を示している。
尚、国家警察本部本部長のゴーウィット・ワッタナ警察大将は昨日までに副本部長
のウォンゴット・マニーリン警察大将を対策特別本部国家警察本部代表に指名してい
る。
「鳥インフルエンザ、観察対象者は101人」
公共保健省は昨日昨日朝11時までの鳥インフルエンザ感染者に関する情報を明らか
にし、これまでに4人の感染者が確認され、3人が死亡し1人が療養中であることを再
確認した。
一方、鳥インフルエンザの感染疑い患者の状況に関しては、感染の可能性が非常に
高い患者が1人及び感染の疑いがある患者3人の合計4人で、またその他感染した可能
性もあるとして観察対象になっている患者が101人いるという。
「ソンクラー県の警察当局、管下に警戒強化を指令」
ソンクラー県の警察本部は昨日朝までに、県内5つの郡内にある警察署に対して不
穏な動きがあるとして、警戒態勢を強化する様指示した事を明らかにした。
同警察本部によると、今回の緊急指令は同県ヂャーナッ郡内で銃器類の所持が目撃
されている不審な三人組の若者が同郡内の住民に地域内の道路事情等に関して聴取し
て廻っているところが目撃された事を受けた措置で、何等かの不穏な動きを計画して
いる畏れがあるとして念のためにとった措置であるとしている。
尚、件の三人組に対しては任意の事情聴取の為に現在身柄を追っているが捕捉には
至っていないと言う。
「ラオス人の麻薬運び人を逮捕」
タイ北部のパヤウォ県の警察当局は昨日までに50歳のラオス人男性をヤーバー1万
錠(末端価格約200万バーツ相当)を第三者に販売する目的で所持していた容疑で逮
捕した。
今回の逮捕は、密告に基づき行われた囮捜査により実現したもので、タイ人麻薬密
売人に扮した警察官がヤーバー一錠あたり10バーツ、合計10万バーツの取引を持ちか
けたもの。
逮捕されたラオス人は警察の取り調べに対して、麻薬運搬を請け負ったのは今回が
2回目で、苦労することなくお金を稼げることから手を染めてしまったと語った上で、
押収された麻薬は主にタイ北部の大物麻薬密売組織に密売しているラオス国内の麻薬
密売人から30万キップ(約1万バーツ)で雇われ運搬を依頼されたものだったと語っ
ているという。
公共保健省病害対策局伝染病研究所のカムヌワン・ウゥンスー
サック所長は昨日朝、タイ国内で鳥インフルエンザの再発が確認
されて以来これまでに国内で18人の感染が確認され、内13人が既
に死亡し、5人が回復していた事を明らかにしています。
尚、今回の発言は政府の進める鳥インフルエンザ殲滅政策に対
する批判発言とともに為されたもので、公共保健省や鳥インフル
エンザ対策本部から公式には確認されていないので信憑性に関し
ては疑問が残るものになっています。
因みに公共保健省の公式発表では再発後の感染者は合計4人で、
内3人が死亡という事になっています。
10月18日から19日にかけてターク県メー・ソート郡内で開催さ
れる移動閣議にて、カドミウム汚染問題や不法入国労働者問題等
の他にメー・ソート郡を”メー・ソート県”に格上げする計画に
関しても協議する予定になっているそうです。
11の月の十五夜の夜、オークパンサーの日の夜にノーン・カー
イ県のコーン川で火の玉が上がる超常現象”バン・ファイ・パヤ
ーナーク”が見られる事が知られていますが、今年はタイと対岸
のラオスのオークパンサーの日付が一日ずれる為に10月28日と29
日の二日に渡って見ることが出来るのではないかと言われている
そうです。
「第10次内閣改造を終える」 10:30
Update
タクシン首相は昨日までに政権誕生以来10回目となる内閣の改造を終えた。国王陛
下の認証手続き後に公表された改造の概要は以下の通り。
退任
副首相
スチャート・チャウォウィシット少尉
副首相
タムマラック・イサラーングーン・ナ・アユッタヤー大将
両者とも次期総選挙地区責任者の任務に集中
防衛大臣
チェーッター・ターナッヂャーロー大将
南部情勢掌握の失敗
新任
防衛大臣
サムパン・ブンヤーナン大将
元防衛大臣補佐官、当初はチェッター防衛大臣を現職のままに据え
サムパン大将を防衛副大臣に据えることで党内の了承が取れていた
が直前になりタクシン首相の判断で今回の新任人事になったと見ら
れる。またタクシン首相自身が防衛大臣を兼任する計画もあったが
党内の反対に晒されたとの報道も
教育副大臣 アーリー・ウォンアーラヤッ氏
元国務省次官、イスラム教徒として私立イスラム教学校引き締め政
策への手腕を期待、国務副大臣へ転出するスタム前教育副大臣の後任
公共保健
副大臣 スチャイ・ヂャルゥンラタナグン氏
シリラート病院医師、鳥インフルエンザ問題対策への手腕を期待、
商業副大臣に転出するアヌティン前公共保健副大臣の後任
異動
副首相
ソムサック・テープスティン氏
農業・共同組合大臣からの昇格
タクシン首相子飼いの党主流派幹部、鳥インフルエンザ問題の責任を
問う事実上の昇格の名を借りた更迭
農業・共同
組合大臣ワンムーハマッドノー・マッター氏
副首相からの転任
副首相
ピニット・ヂャールゥソムバット氏
工業大臣からの昇格
工業大臣
ポンサック・ラクタポンパイサーン氏
商業副大臣からの転任
商業副大臣 アヌティン・チャーヤウィラグン氏
SHINO-THAI社創業家、公共保健副大臣からの転任
国務副大臣 スタム・セーンプラットゥム氏
教育副大臣からの転任、私立イスラム教学校引き締め政策で失敗
今回の内閣改造に関してタクシン首相は、南部国境三県に於ける不穏な情勢に対す
る対策及び鳥インフルエンザ禍に対する対策に重点をおいたとし、次期総選挙に関し
ては視野に入れていないと語っている。
尚、今回の内閣改造のきっかけとなったと指摘されている、事実上南部問題対策に
於ける最高意志決定機関に相当する南部問題対策特別本部長に国軍最高司令副長官の
シリチャイ・タンヤーシリ大将を据えることが昨日の閣議で確認されている。
一方、今回の内閣改造の動きに関して野党連合国会対策委員長のヂュリン・ラクサ
ナウィシット氏(民主党副党首)は、南部問題等の火急な問題の解決の為に首相自身
が試行錯誤を繰り返し、また問題解決に進展が見られない場合は自らが総責任者とし
て直接指揮するとするタクシン首相の姿勢に一定の評価を与えたものの、今回の動き
は任務遂行の効率性重視以上に政権への支持率の低下を意識したもので、また南部問
題に関しては度々対策責任者の首をすげ替える事により己の政策の失敗をごまかして
きた一連の流れの一つでしかないと指摘している。
(10:30 TST 加筆更新)
今日朝の各局の今日の新聞紹介コーナーで大きく取り上げられ
ていましたが、水上マーケットで知られるラーチャブリー県ダム
ヌゥンサドゥワック郡内で12歳の少女が「悪魔払い」の為に実母
(50)や叔母4人から刃物等で首を切られ殺害されるという事件が発
生しています。
何でも逮捕された母親等は警察に対して、プラッ・イント
(Indra)からの啓示を受け、村や家族に禍をもたらす悪魔に取り付
かれた娘を生まれ変わらせる為に悪魔払いの儀式を行っていただ
けで、儀式により魂が自由になった少女の衣服等はプラッ・イン
トへの生け贄(ウィンナヤーン)にする為に焼いたと証言してい
たそうです。
「5年以内に官僚文化の刷新を目指す」
タクシン首相は一昨日首相官邸内で開かれた官僚機構改革2周年を記念した座談会
で、向こう5年以内に官僚を取り巻いてきた古き悪しき慣習を撲滅し新たな官僚文化
を築き上げる意向を明らかにした。
中央・地方の官僚や公務員1,200を集め開かれた座談会で、タクシン首相は官僚機
構改革を開始し2年間で一定の成果を上げることが出来たとしたものの、依然長年官
僚機構内で培われてきた撲滅すべき慣習・文化が残っているとし、今後官僚機構内に
於ける仕事の文化の変革、コンピュータを中心とした新技術の積極導入、職員が職務
に前向きに取り組む事が出来る環境の創生及び国民に密接した官僚機構の創生を目指
すと共に地方への権限の移譲を更に進め、またコネや融通が聞く官僚文化の撲滅を目
指すとした。
また、タクシン首相は変革の一環として、官僚機構改革の基本である職員のモティ
ベーションを高める為に、過去40年間行われていなかった月次報酬のベースアップを
行い、更に2006年度及び2008年度に再ベースを行うこと、及び2006年から2008年まで
に社会保障を民間企業と同様のレベルに高めるとし、更に、これまでに官僚や公務員
に支給されていた住宅借り入れ補助金の支給を中止しかわって住宅取得補助費という
形で住宅の取得を進め、同時に非金融部門からの借入金(多くは非合法な高利貸しか
らの借入金)の正規金融機関からの借入金への乗り換えを支援していくとした。
一方、今回のタクシン首相の発言に対して民主党のオンアート報道官は、解りやす
い理想を語ることも重要だが、まず政府が進めた早期退職勧奨政策により退職した都
庁や地方の公務員約10万人に対して依然未払いとなっている退職金の支払い問題の解
決を急ぐことが先決であるのではないかと皮肉混じりに批判している。
「鳥インフルエンザの犬への感染を否定」
スダーラット公共保健大臣は、昨日付の新聞各紙で公共保健省報道官の言としてプ
ラッヂーンブリー県ガビンブリー郡内の飼い犬から鳥インフルエンザの感染が確認さ
れたと報じられていた事に関して、二次検査の結果感染は認められなかったとして報
道を否定した。
同省病害対策局のタワット局長(10月から現職)によると、最初に感染が確認され
た血液サンプルが何等かの手違いで犬のものではなく鶏のものが使用された可能性が
高く、公共保健省の管轄内で行われた二次検査では当該犬の血液サンプルかた感染は
認められなかったという。
しかしいずれにしても、猫や豚等のほ乳類に感染する事が原理的には確認されてい
る事から、今後家禽類への感染拡大が予期しない危険な状況をもたらす畏れがあると
して、各関係当局に対して最大限の体制で監視に臨むよう指示しているという。
また、豚の大量連鎖死が確認されていることに関しては、昨日までに感染が認めら
れなかったことから、農場主による大量の殺虫剤散布が原因となったとの見方を示し
ている。
一方、一昨日までに感染が確認されていたペーチャブーン県在住の9歳(報道によ
り8歳)の少女が一昨日21:00過ぎに入院中の病院で死亡していたことが明らかになっ
ている。
今回の死亡により感染拡大の再発が発生して以来確認された4人の感染者の内3人が
死亡(昨年1月から11人目)したことになる。尚、現在ガムペーンペート県内の病院
で治療中の女性に関しては症状が快方に向かっており、まもなく退院できる状況にあ
るという。
「南部特別対策部隊の結成を明らかに」
タクシン首相は昨日、南部国境三県に於ける不穏な情勢の根本的解決を目指す為に、
新たに首相直属の機関として特別対策部隊を設立する方針を明らかにした。
尚、組織の詳細に関しては本日明らかにされる予定になっている。
タクシン首相によると、新たに設立される部隊は国軍副最高司令長官のシリチャイ
・タンヤシリ大将を総指揮官に任命し、三県を一つの地域として総覧すると同時にこ
これまで南部問題対策上大きな障害になっていた関係当局同士の衝突を解消し、以て
効率的な問題対策を実現させる為に設立されるもので、一種の地域に於ける国家安全
保障会議の様な役割を担う事になるという。
また、この部隊はあくまで南部に於ける不穏な情勢に関する対策及び正常化実現を
担うもので、決して南部三県を統括する新たな行政機構の創生という事では無いとい
う。
一方、現在チャワリット副首相を総責任者とする対策本部と任務上重複するのでは
ないかとの指摘に対しては、対策本部を解散させる方向で検討しているとした。
タクシン首相の発言に先立ち、昨日付の誌面で特別対策部隊結成の情報をスクープ
したバンコク・ポストによると法務省科学捜査研究所副所長のポンティップ・ローヂャ
ナスナン女史が捜査班主任になるとみられるているという。
一方、今回のタクシン首相の発言に先立ち民主党のオンアート報道官は、先にタク
シン首相が南部に於ける関係当局間の対立が対策上大きな障害となっていると発言し
た事に関して、あらためて政府は政策上の誤りを認めることから対策に乗り出すこと
が重要であるとの党の主張を繰り返した上で、現在政府がとっている対策は(成果を
上げることが出来ないでいる)チャワリット副首相を100人投入して情勢をかき混ぜ
ている様なものであると批判していた。
「鶏インフルエンザ、新たに1人の感染を確認」
公共保健省によると、昨日までにペーチャブン県チョンデーン郡在住の9歳(報道
により8歳)の少女の鳥インフルエンザの感染が確認された。
今回の感染確認により、鳥インフルエンザの感染拡大の再発が確認されて以来合計
4人の感染が確認されたことになる。(内2人が死亡)
同省によると、当該少女は同県内で感染疑い例として観察中だった2人の患者の内
の1人で、9月9日に高熱等の症状を発症し、その後集中治療室で治療中で依然重態だ
という。
一方、プラッヂーンブリー県内では昨日までに豚の大量連鎖死が確認され、保健当
局が鳥インフルエンザ感染の可能性を含め調査に乗り出す事態となっている。
公共保健省顧問のヂャラン・タリナウティポン氏(前病害対策局局長)によると、
豚への感染は中国やヴェトナムで確認されているという。
尚、調査結果に関しては2-3日以内に明らかになると見られる。
* 本日付のThe Nation誌によると、プラッヂーンブリー県で確認
された豚の大量連鎖死に関しては農場主が使用した大量の殺虫
剤が原因となった可能性も否めないようですが、一方で公共保
健省報道官によると2つの国立獣医科系の研究所で同県内の犬か
ら鳥インフルエンザ感染が確認されているようです。
「アユッタヤーの花火工場で爆発事故」
昨日14:00過ぎ頃、バンコク近県のプラッナコン・シー・アユッタヤー県県都内バ
ーン・ゴ地区内にある花火工場で爆発事故が発生、工場を全壊させると共に、付近
2-3Km内にある一般家屋に爆発の被害を及ぼした。
また人的被害に関して各社の報道により錯綜しているが、昨日20時までにiTV及び
ネーション・チャンネルのニュースで確認した限りでは、依然行方不明者がいると見
られるものの、これまでに10人の死亡(内2人が搬入先の病院で死亡)と3人の負傷が
確認されていると報じている。
また、一部報道によると当該工場は正式な許可証を取得して操業していたが、過去
に数回爆発事故を起こしており、また昨年末にも爆発事故を起こしたことから当局に
より工場の閉鎖命令が出されていたといい、また13歳から15歳くらいの年少者も工場
に就業していたとの報道もある。
「2歳の男児がおかゆの鍋に落ちて死亡」
ヤソートン県県都内の保育所で一昨日同所に預けられてた2歳半の男児が、昼食用
に準備されていたおかゆ(カーウォ・トム)が入った鍋に落ちて死亡した。
事件が発生したのは県都内にあるテーパランシー寺内にある保育所で、当時子供達
の面倒を見ていた養護教諭3人によると、昼食の準備の為に高温に暖められたおかゆ
の入った鍋を2-3歳の子供達が寝ていた居室兼寝室に置いて、別の部屋でテーブルの
セッティングや昼食の為に子供達を集めるために目を離した隙にノーン・プーぺーこ
とヂラサック・ブントットちゃんが鍋の中に入り込んでいたという。
警察では、男児の家族からの被害届に基づき養護教諭3人を警察に呼び、業務上過
失致死の疑いがあるとして安全対策面で欠陥が無かったか事情聴取を行っているとい
う。
また、今回の事故を受け同県県知事は昨日までに県内の保育所の安全対策に関する
点検を命じている。
「家禽類の異常な死亡を確認したら遅滞なく当局に通報を」
タクシン首相は、昨日放送された国民向け定例政見放送の中で、乾季到来までの鳥
インフルエンザ完全撲滅を目指し宣戦を布告した事に触れ、これまで見られた関係当
局間の行き違いを解消し全ての関係当局が目標を一つにして10月31日までに鳥インフ
ルエンザの感染拡大の再発が無いよう全土において状況を掌握するよう指示したこと
を明らかにした。
また、国民に対しては、家禽類の異常な死亡が確認された場合は遅滞なく関係当局
に通報をして欲しいと協力を要請した。
一方、タクシン首相は、10月3日に官僚機構改革2周年を迎えることに触れ、これま
での2年間は機構改革成功の鍵となる仕事の進め方の段階からの変革を目指し、徐々
に改革の成果が見え始める段階だったとし、今後は効率的な国民サービス、行政を実
現する為にコンピュータ等の最新技術を導入し省庁間の業務の重複や混乱の解消を目
指し、来年中には顕著な変化が見られるであろうとした。
また、タクシン首相は昨日の放送の中で10月1日に不穏な情勢が続く南部国境三県
を再度訪問し、現在パッターニー県内に御滞在中の女王陛下にヤッラー県内で謁見を
許される機会を得た事に触れ、陛下から情勢に対する強い懸念と被害者家族や己の選
択を誤り一味に加わってしまった者に対する慈しみの意が伝えられた事を紹介した上
で、陛下の思し召しを旨に真摯に南部問題の完全解決に取り組む意向を再確認した。
また、南部問題に関して依然当局者間の指揮系統や任務遂行系統に欠陥があった事
を認める発言も聞かれた。
* タクシン首相は放送の中で、放送まで僅かに3-4時間しか睡眠
しておらず、またCITES会議におけるスピーチの準備もしなけれ
ばいけないので、マスコミ等の取材を受けることが出来ないと
発言していたようですが、本当はタクシン首相系の「独立」放
送局の報道映像に対する不快感からのマスコミ取材拒否発言だっ
たようです。
なんでもiTVの報道で使われた女王陛下との謁見に関するニュ
ース映像が古い映像を混ぜたもので、タクシン首相はこの報道
に関して「最悪の報道」であると切り捨て、更に「この報道に
関わった職員は使えない奴だ」とまで発言した上で、こんな報
道がされるなら、自分自身を守る権利を行使してマスコミの取
材には応じるつもりは無いと語っていたらしいです。
「夫人が複数いる者にとっては夫婦喧嘩は普通のこと」
トントラッグーン・タイ党党首のチューウィット・ガモンウィシット氏は昨日、警
察に出頭した後に記者団からのインタビューに応じ、夫婦喧嘩の際に暴力を振るわれ
たとして夫人が警察に被害届を出した事に関して、家庭内の非常に些細な問題を大き
くした警察側の対応に不快感を表明した。
チューウィット氏は、夫人側が暴力を振るわれたとする日に夫婦の間で喧嘩があっ
たことはみとめたものの、その際に夫人に対して暴力を振るったとされる事に関して
は否定した上で、問題となった喧嘩に関しては夫人を複数持つ者にとっては日常的且
つ普通に発生する夫婦喧嘩にしか過ぎず、むしろ本来一警察署内で処理されるような
被害届をあたかも「特別な事件」のように首都圏警察本部にまわし、しかもマスコミ
にまでリークさせ話を大きくしようとしている警察側の動きには個人的な名声を傷つ
けようとする思惑が感じられ極めて疑問であると語った。
尚、チューウィット氏によると、既に被害届の件に関しては夫人と協議を行ってい
る、近々被害届を取り下げる事になっているという。
「12歳の娘を7ヶ月間に渡り性的虐待をした実父を逮捕」
首都圏警察本部ラートグラッバン署は昨日、小学校6年生の実の娘に対して長期間
にわたり性的な虐待を加えていたとして32歳の実父を逮捕した。
今回の逮捕は、児童擁護財団を主催するサムット・ソンクラーム県選出上院議員の
通称クルー・ユンとして知られるモントリー・シンタウィーチャイ氏からの告発によ
り実現したもので、モントリー氏によると被害にあった少女の近所の住民からの連絡
で少女を保護し事情を聞いた結果、実父によるおぞましい性的虐待の実態が明らかに
なったという。
少女によると、実父から性的な虐待を受け始めたのは今年の3月頃からで、実父か
らは他の人に話したら殺すと脅かされ、また実母は夫の行為を承知していながら見て
見ぬふりをしていたため相談する相手が無く、思いあまって近所の親切な人に全てを
打ち明け、今回の実父の逮捕に繋がったという。
尚、実父の有罪が確定した場合、終身刑または7年から20年の禁固刑若しくは1万バ
ーツから4万バーツの科料の両方または何れが科せられることになる。
「違法餃子製造工場を摘発」
スダーラット公共保健大臣は昨日、同省食品薬品局及び警察経済犯罪捜査局の当局
者を伴い都内アソーク・ソーイ39内にある餃子製造会社のダイヨー・フード社の強制
査察を行い、製造中の食品から基準値を著しく超えたバクテリア等が検出された他、
工場が衛生基準を満たしておらず、また食品製造工場としての許可証すら取得せずに
食品の製造を行っていたとして昨日付で無期限の営業停止処分を下すと共に、既に卸
済みの製品を回収するよう命じた。
今回の査察は、同工場で製造された餃子を食べた後に腹痛、下痢及び吐き気の症状
に見舞われた市民から寄せられた通報に基づき実現したもので、同工場で製造された
餃子はショッピングセンター内のフードセンター等に出店しているレストラン・チェ
ーン等に卸されていたという。
アピラック都知事は昨日、辺地医療の振興に身を捧げ、視察に
向かう途上で発生したヘリコプター事故で志し半ばで命を落とし
た王族の名前を冠した事でも知られるウィパワーディー・ランシッ
ト通りを環境対策モデル道路に指定し、総額1,000万バーツを投下
し官民共同で沿線の緑化など美化・環境対策に乗り出す方針を明
らかにしています。
ソンクラーン県ハート・ヤイ郡内にあるネーム(中国系のソー
セージみたいなもの)工場で製造されたネームを買って食べよう
としたら、中から人間の指先が出てきたという記事が昨日付の大
衆紙を中心に各紙で大きく報じられていましたが、昨日の朝の時
点では既に指先がでてきたことよりも、そのネームを買った16歳
のチュムポーン県ランスワン郡在住の16歳の女子学生が製造元に
対して口止め料の支払いを求めていたらしいとのニュースが各局
で大きく取り上げられていました。
製造元のヤウォワパー社によると、工場内で女性従業員が指の
先端部分の一部を僅かに欠落させるような事故はあったものの、
報道されているような指の骨や爪まで切断するような事故ではな
く、またネームの材料も事故発生時点で全て廃棄しており間違っ
ても欠落した指の一部が製品に混じることはないとの事で、地元
衛生当局に対してDNA検査を含め真相を解明するよう要求していま
すが、一方で口止め料を要求したとされる女子学生側は、製品の
中から指先の一部が出てきたのは事実であるとした上で、口止め
料の要求に関しては、それを否定した上で、おそらく話を聞きつ
けた第三者が金銭目当てに脅迫したのではないかとの認識を示し
ています。
因みにテレビで映された指の一部を欠損した女性の指先を見た
限りでは、製品の中から発見された指の断片とは異なるような印
象を受けました。
チューウィット・ガモンウイシット氏の奥さんが、9月19日に発
生した夫婦喧嘩の際に夫から暴行を振るわれたとしてディンデー
ン署に被害届を提出し、チューウィット氏側に事情聴取の為の出
頭命令が出ていたことが昨日明らかになっています。
この件に関して、昨日まで次期総選挙に向けた活動の為にナラ
ーティワート県を訪問中だったチューウィット氏は各局の電話イ
ンタビューに応じ、夫婦喧嘩があったことは認めたものの、問題
はあくまで家庭内の問題であり、おそらく自身の名声を傷つける
為に警察がマスコミにリークしたのだろうと、また一部のインタ
ビューでは既に夫人と電話で話し解決済みであるとの発言も聞か
れましたが、警察側が「特別な事件」として関心を示していると
の噂もあり今後の動向が注目されます。
因みにネーション・チャンネルによると、今回被害届を提出し
たのは氏が自宅としているマンションで一緒に暮らしている、現
在正妻になっている二番目の奥さんで、よくテレビなんかで見か
ける「チューウィット夫人」はミヤノーイさんだったりするらし
いです。
「汚職撲滅戦争の名をかりて一族企業に利益誘導」という見出
しで記事にしようかとも思いましたが(笑)、コンピュータシス
テムを導入して汚職の阻止を目指すという美味しい発言以外は、
特に目新しい物が無く、またそれに対する批判も定番化している
台詞しか聞かれないので、あえて手抜きモードで記しますが、昨
日タクシン首相は予定通り次期総選挙の人気取り的色彩が濃い汚
職撲滅戦争の開戦宣言をしています。
で、汚職撲滅の牙城である国家反汚職委員会が、勝手に自分た
ちの月次報酬の底上げを決定した事に関して、民主党副党首のア
ピシット・ウェーッチャーチーワ氏が「本来国会の議決を経た法
律の改正等で決定すべき自分たちの報酬を自分たちで決めちゃう
のってなんかヘンじゃない?」と疑問を投げかけています。
「空港建設の為の請負労働者を追加募集」
ウライワン労働大臣は、先にスワンナプーム国際空港の建設地で開かれた移動閣議
の席上で2005年9月29日の開港をマンデタリーとすることが再確認された事を受け、
新たに空港建設に従事する請負労働者3,000人を募集する方針を明らかにした。
今回の募集は、現在建設作業に従事している14,000人の請負労働者だけでは充分で
はないとの判断に基づき行われるもので、空港建設関連事業者と共同で来週中までに
必要な労働者を補充したいという。
尚、応募してきた請負労働者に対しては一日170バーツの最低賃金と、各人の職能
に応じた職能給が追加支給される予定となっている。
また、ウライワン労働大臣は昨日までに労働者の最低賃金を1月1日よりバンコク地
区で170バーツから173バーツへ賃上げするなど、地域に応じて3バーツから5バーツの
範囲で賃上げする方向で検討を行っている事を明らかにしている。
一方、労働省労働斡旋局のヂーラサック副局長は昨日までに、10月から始まる学校
の休み期間中にアルバイトを行う事を希望する学生の為に販売、書類作成、サービス
業関連を中心に官民約100の事業体の協力を仰ぎ合計7,000の職を用意した事を明らか
にしている。
同氏によると、今回の募集は15歳以上の学生を対象にしており、一日8時間労働で
最低で一日あたり200バーツの収入が約束されているという。
同局の統計によると、前回3月から5月の休み期間中に合計10万人の学生がアルバイ
トを行い、総額6億1,300万バーツが賃金として支給されたという。
「軍部による政府転覆計画はデマ」
下院副議長のソムサック・プリサナーナンタグン氏(チャート・タイ党)は昨日、
軍部内にタクシン政権の転覆を企てているグループが存在していると一部で報じられ
ていることに関して、意図的に流されたデマ情報に基づく報道でしかないとの認識を
示した上で、報道した側に対しては報道により国家に損害をもたらしたことに全ての
責任を負うべきであるとの認識を示した。
同氏によると、民主主義社会においては軍隊は国民ものであり、決して権力を欲す
る者の組織ではないのだという。
軍部による政府転覆の計画があるとの憶測に関しては、先にタイ・ラック・タイ党
のスティン副報道官が強い懸念を表明していたが、一方で大衆民主主義運動を始めと
するプロ民主団体の間ではタイ・ラック・タイ党自身が意図的にデマ情報を流してい
るのではないかとの疑惑が支配的だった。
一方、政権末期にきて政府に対する批判集会が各地で開かれる兆しを見せているこ
とに関しては、動きの背景に特定の政党が関わっているとの憶測を否定した上で、政
権の末期には必ず見られた普通の現象であるとの認識を示した。