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2004年11月11日 〜 2004年11月20日
「バンハーン党首、マハチョン党との連立に含み」
チャート・タイ党党首のバンハーン・シルパアーチャー氏は昨日、次期総選挙に関
して少なくとも現議席より10議席多い議席を獲得できる体制が整った事を明らかにし
た上で、次期総選挙後にマハチョン党との連立もあり得るとの認識を示した。
この発言は、結党30周年を祝う式典の際に記者団からの取材に答えたもので、バン
ハーン氏は次期総選挙に関して、他党との激しい競争より、着実に国民からの支持を
票に繋げる事に注力する方針であるとし、またマハチョン党側がチャート・タイ党と
の連立結成を視野に入れていると発言している事に関しては、同党最高顧問でタイ・
ラック・タイ党のサノ・ティヤントーン最高顧問と同様に政界のフィクサー的存在で
もあるサナン・カチョンブラサート氏とは旧知の仲であることから同党との連立を阻
害する要因は無いとの認識を示した。
一方、チューウィット・ガモンウィシット氏が同党に合流する事に絡み、トン・ト
ラッグーン・タイ党内で抗議の声が挙がっている事に関しては、次期総選挙に影響を
与える物にはならないとの認識を示している。
「ATMカードを無断で使用された塗装工、お仕置きに少年2人の男根を切断」
首都圏警察本部タラート・プルー署は昨日朝、都内トンブリー区スワンプルー地区
内にある住宅で、手に手錠をはめられ耳と男根を切断された15歳の少年と手を縛られ
男根を切断された13歳の少年を保護、家の家主である塗装工のマーニット・シマータ
ムターン容疑者(40)を監禁・傷害の容疑で逮捕した。
保護された少年2人は勉強が嫌いで、日頃から学校に行かずマーニット容疑者の自
宅に居着いていたという。
マーニット容疑者は警察の調べに対して、少年等とは兼ねてから知り合いで、また
時に自分の助手等の仕事の世話もしてきたにも関わらず、11月12日に二人が財布から
130バーツを盗んだことを知って家から二人を追い出していたが、たまたま現金を預
ける為に銀行に行ったところ近所の別の銀行のATMから5万バーツが引き出されていた
ことが解り警察に通報すると共に、銀行に残されていた監視カメラの映像から二人が
無断でATMカードを使用してお金をおろしていた事が解り、偶然家に戻ってきた二人
を問いつめたところ、二人は事実を認めようとせず、また謝罪の言葉すら語る事が無
かった為、これまで面倒を見てきた二人に裏切られお金を盗まれた事により一生自分
に残る心の傷と同じ一生残る傷を二人に与える為に犯行に及び、切り取った男根は修
復手術が出来ないよう近所の運河に捨てたと供述しているという。
「子を持つ親はポルノビデオの管理を厳重に」
青少年矯正局副局長のタワッチャイ・タイキヤウォ氏は昨日、子を持つ親に対して、
ポルノ・ビデオ等の青少年の害になる様なものは、日頃から子供の目のつかないとこ
ろに厳重に保管するよう呼びかける
この発言は、両親が買ってきたポルノ・ビデオを見て刺激された青少年が性犯罪に
走る事件が相次いでおり、先日には13歳の少年が3歳と6歳の女児に対する強姦未遂事
件を引き起こしていた事を受けたもの。
また、同副局長は、青少年が絡む性犯罪事件に関して、青少年自身の責任は追及す
るが、その監督責任者である両親の責任に触れない社会風潮に異議をとなえた上で、
当該青年の生活環境、性犯罪に走ったきっかけ、両親の保護・監督状況を調査した上
で、両親に対しても法的な責任を追及する事が重要であるとの認識を示した。
「過激な発言は相手を喜ばすだけ」
マハチョン党最高顧問のサナン・カチョンプラサート少将は昨日、タクシン首相が
南部国境三県域に於ける不穏な動きに関わっている首領格の人物の尊厳は認めないと
発言するなど南部問題に絡んで時に強硬な発言を繰り返している事に関して、悪化し
ている情勢に油を注ぐようなもので、相手側に対して当局側による過剰行動を引き出
させ住民感情の更なる悪化を期する様な過激な動きにでるきっかけを与えるものであ
り、日頃から発言に慎重さを期するべきであると指摘した。
一方、タクシン首相が、南部問題解決の為に各階層からの意見を聞く為に上下院合
同議会を開催する意向を表明している事に関しては、全面的に評価できるとしたもの
の、首相自らが自分と異なる意見や議会以外からの声にも耳を傾ける姿勢を持つこと
が問題解決のキーになる事を忘れてはならないと釘をさした。
一方、民主党最高顧問のチュワン・リークパイ前首相は上下院合同議会の場で野党
側の案を提示する用意がある事を明らかにした上で、国王・皇后両陛下がご希望され
ている国民全てが心を一つにした問題解決を実現させる為には、まず法律の精神に則っ
た当局側の任務の遂行と、文民による軍部・警察の牽制作用の導入が鍵を握るとの認
識を示し、更に政府が「新しい考え新しい行動」政策の名の元で、南部に於ける既存
の統治機能を廃止し、新たな統治機能を導入した事が問題を悪化させた背景にある事
を真摯に認めることが重要であるとした。
「警察側の誤射を認め遺族に謝罪」
不穏な情勢が続く南部国境三県の内の一つであるパッターニー県の県都内で一昨日
夜半に22歳の学生が警察の誤認により射殺された事に関して、同県の警察当局は昨日
までに警戒任務に就いていた警察の誤認によるものであった事を認めた上で、遺族に
対して謝罪をすると共に、補償等に関しては全面的に警察側が責任を負う旨伝えた事
を明らかにした。
死亡した学生の父親は隣県ソンクラーン県内の地区徴兵事務所に所属する軍の高官
だった。
事件は、県都内中心部にあるホテルの警戒任務に就いていた警察官が、付近から三
発の銃声が聞こえ、警戒を強化した矢先に死亡した男性が友人とバイクの二人乗りで
現れた為、事情聴取の為に停止を求めたところ停止を拒否し逃走した為、銃の発砲に
関係があると見て逃走を制止する為に銃を発砲したところ男性の頭に命中死に至らし
たもの。
その後の捜査で、男性等は拳銃を所持して折らず、また銃の発砲とも関係なかった
事が判明している。
* いずれにしても父親が軍高官でなければ謝罪する事はなかった
ものと思われます。
「政府成果報告展示会は選挙法に違反しない」
選挙委員会は昨日、先に政府が成果報告展示会を開催した事、及び県知事や各地方
行政機構に命じバスを手配するなり、金銭を支給するなどして地方の住民の展示会参
加を促した事は選挙法に違反するのではないかとして民主党及びマハチョン党が同委
員会に提訴していた事に関して、展示会が開催された時点では選挙が公示されて折ら
ず、また展示会の場が擁立予定候補者の活動場所として利用されていない事から選挙
法には違反しないとの判断に至ったことを明らかにした。
一方、総選挙が既に日程に載っている時期に事前運動まがいの展示会を行った事が
信義の原則に違反するのでは無いかと指摘されている事に関しては、選挙委員会の判
断の範疇を超えるものであるとして、コメントを避けた。
「エビ養殖業界、TGのエアバス機購入決定に異議」
昨日朝、各県から集まったエビ養殖業界の代表者等がタイ国際航空本社ビル前に集
まり、同社がエアバス社から新規に8機の航空機の購入を決定した事に抗議した。
タイ国際航空は先に900億バーツを投じ、ボーイング社から6機、エアバス社から8
機の航空機を新規で購入する事を決定していた。
抗議に集まったエビ養殖業界の代表者によると、EUが新興市場国に対して来月初め
から適用する関税特恵一般システムの中でタイ産のエビが除外されており、今後タイ
産のエビに対しては他の競合国に比して料率が高い関税が課せられることになるEU向
け輸出で不利な立場になる事が予想されているにも拘わらず、政府はその不公正の是
正に乗り出さず新規購入の認可を与えたことは早計過ぎ、まず不公正なシステムの是
正に関する協議をEU側と行った後に新規購入するべきなのだという。
「党の解党決定無効を求め選挙委員会に提訴」
トン・トラッグーン・タイ党のチューウィット・ガモンウィシット氏が党の解体及
びチャート・タイ党への合流を決定した事に関して、同党最高顧問のギッティサック
・ラッタプラッサルゥト大将は、党の解体・合流は党員の総意に基づく物ではないと
して昨日までに党解党決定の無効を確認する為に選挙委員会に対して証拠書類を添え
提訴した事を明らかにした。
また、党員約300人連名で今回のチューウィット氏の動きに対して刑事訴訟を提訴
する方向で検討を進めているという。
一方 チャート・タイ党副党首のソムサック・プリサナーナンタグン氏は、トン・
トラッグーン・タイ党の党内で不協和音が聞かれている事に関して、政治の世界では
常に反対する者が出る事は普通の事であるとの認識を示した上で、全ての手続きが法
の規定に則って進められることが重要であるとしたが、チャート・タイ党としてはあ
くまで他党の党内問題であるとして静観する構えであると語っている。
「愛国者団体が上院議員の罷免を要求」
昨日朝、愛国者団体が上院ビル前に集まり、バンコク選出のヂュムサック・ピント
ーン氏及びプラッティン・サンティプラッポップ警察大将の二人の上院議員の罷免を
求めシュプレヒコールを上げた。
代表いよると、二人は上院議員として極めて不適切な非愛国者的な発言を繰り返し
ており、特にターク・バイ暴動に関して真実に基づかない調査報告書を作成・流布さ
せ国家安全保障に脅威を与えたばかりか政府、国家の威信を傷つけたのだという。
「”男の中の男”が逮捕される」
”男の中の男”を謳うスタミナ・ドリンク”グラッティン・デーン”(Red
Bull)の
宣伝でお馴染みの男優を始めとする俳優3人及びコマーシャル・モデルの女性1人が昨
日までに窃盗及び偽造有印公文書行使の容疑で逮捕された。
逮捕された4人組は共謀して身分証明書、居住地登録証明書、資産証明書等を偽造
し保証書として金融会社に提示し高級車数台のレンタル購入契約を締結、しかし契約
締結後必要な支払いを行なわず、総額1,000万バーツの損害を与えた上、更に詐取し
た車をテレビで知られた顔で信用させて第三者に再販用に転売し不当な利益を得てい
た容疑が持たれている。
逮捕された容疑者の内サーイガセーム・カンタニン容疑者(27)はグラッティンデー
ンのテレビコマーシャルの中で正義感と同情心溢れる飲み物屋台の青年の役を演じた
事で知られ、また女性のスパトラー・シーウィチャイ容疑者(24)はビア・タイ等のコ
マーシャルに出演していた。
* グワイッティヤウォ屋台で食事をしていたサラリーマン風の男
性が火のついたタバコをゴミ箱に捨てるところを目撃した自転
車駆動式の飲み物屋台の青年が大急ぎで駆けつけ箸でタバコを
取り上げるやつに出演していた人ですね
> サーイガセーム容
疑者
「都内で連続して爆破物(?)騒動」
昨日11:30頃、都内プラッナコン区内のバンコク南地区刑事裁判所付近で大きな音
が聞かれた。
何等かの爆破事件の疑いがあるとの通報を受けた捜査を行った警察によると、爆破
音は車の下に仕掛けられていた爆竹の音で、日頃から裁判所庁舎前付近で商っていた
露天商に対する引き締めを行っていた警察官や行政警察官に不満を持つ者が悪戯で爆
竹をならしたと見られるという。
一方、昨日10:30時頃、ラーチャダムヌゥン通りにある政府宝くじ局に中年女性の
声で14時に爆発する時限発火式の爆発物を仕掛けたとの脅迫電話があり、警察が職員
を一時避難させ爆発物探知犬5匹を投入して捜索を行ったが結局見つからなかった。
「ラームカムヘーンのネット屋に強盗」
昨日未明2:30頃、フワマーク区ラームカムヘーン・ソーイ24付近のアサムプション
大学と隣接する場所にあったインターネット・カフェに3人組の強盗が押し入り、拳
銃を一発発射し店内にいた者を威嚇すると共に、オーナーの頭に拳銃を突きつけ金目
の物を出すよう脅迫し、金製のネックレスやブレスレット、携帯電話及び現金を強奪
し逃走した。
警察のこれまでの捜査によると、押し入った3人組の内唯一ヘルメットで顔を隠し
ていた男は、インターネット・カフェーの利用者だった可能性が高く、また店内から
発砲された銃弾が発見されていないことから使用された拳銃は音だけがでる偽造品だっ
た可能性が高いと見られる。
一方、今回の強盗事件で、被害にあったインターネット・カフェーが未届で深夜営
業をしていた事も発覚しており、店側としては泣きっ面に蜂という事態にもなったよ
うだ。
「ポルノビデオに刺激された13歳の少年が女児2人に強姦未遂」
昨日、バンコク隣県のサムット・プラーガーン県の県都内で13歳の少年が女児2人
に対する強姦未遂の容疑で補導された。
バーン・プー地区内にあるコンドミニアムに住む少年の証言によると、部屋の中で
ポルノビデオを見終わって音楽を聴いている内にムラムラとした気分になったところ
で、たまたま3歳と6歳の女児が近くを歩いているのが見えたので、自分の欲望を満た
す為に部屋に招き入れ、最初に3歳の幼女を裸にし次いで6歳の女児のズボンに手をか
けたところで6歳の女児が救いを求め大声を上げて騒いだ為、向かいの部屋の住人に
ばれ通報されてしまい、結局目的を達成できないまま、補導されてしまったという。
タクシン首相は昨日、南部国境三県に於ける不穏な状況の早期
正常化を祈り、更にタイ人の平和を希求する心を一つにし善が大
地を支配する事を祈って、全国民に折り鶴ならぬ折り鳩(実際は
折り紙の折り鶴と同じ)を作るよう呼びかけています。
今回の発言は、先に開かれた学術経験者等との意見交換会の際
に代表から平和を祈るという気持ちを込めて白い紙で折られた平
和の象徴である鳩が首相に手渡された事にインスパイアーされた
もので、タクシン首相によると12月4日までに国民が折った折り鳩
を集め国王誕生日の12月5日朝に空軍の協力を得て空から南部国境
三県に撒く予定でいるそうです。
また、折り鳩の作り方が解らない人の為に、都内ではサマック
前都知事が講習会を開いてくれるそうです。
ゴーウィット首都圏警察本部長は昨日、イギリス大使直々にテ
ロに対する対策が不十分であるとして大使館及び周辺の高層ビル
の警備を更に強化するよう要求があったことを明らかにしていま
す。
「スカートの中を撮影された女子大生、男と格闘になり負傷」
昨日9時頃、BTS線プロームポン駅構内に上るエスカレータに乗っていた女子大生が、
後ろに立っている男が撮影機能付きの携帯を使用してスカートの中を撮影していると
ころを目撃し、問いつめた上で男を捕まえようとしたところで男と格闘になり、エス
カレータから転げ落ち7針を縫う負傷を負った。
実務研修の為にプロームポン駅と接するエムポリアム・ビル内にあるテレビ局に向
かう為エスカレータに乗っていて事件にあったタムマサート大学の女子大生(21)によ
ると、スクムウィット・ソーイ35側にあるエスカレータに乗っていたところ、後ろに
立った禿頭で背が低い中年男性が携帯を手にスカートの中を撮影しようとしていると
ころに気づき、問いつめたところ、男は何もやっていないと言って逃げようとしたの
で、警察に突き出す為に男が着ていた服の襟を掴んで男を押さえようとしたところで、
男が逃走する為に手を強く振り払い体を押した反動でエスカレータから男共々転げ落
ち負傷を負ってしまったという。
逃走した男性を事件を目撃したBTS線の警備員やファランを含む市民数人が追った
が捕捉には至らなかった。
警察では、当面傷害の容疑で男を追い、スカートの中を撮影した猥褻行為に関わる
容疑に関しては証拠を押収した後に立件する方針であるという。
* 以前このページでも掲載したラーマ三世通り付近のショッピン
グセンターで車のキャンペンガールのスカートの中を撮影し逮
捕された研究者(実際には財務省の研究員だったらしい)に対
して昨日禁固1ヶ月、執行猶予2年と1,000バーツの科料支払いの
判決が下されています。
「風俗業界はチューウィット氏のチャート・タイ党合流にNo」
元お風呂屋業界のゴッド・ファーザー(ヂャウォ・ポー・アーン・トーン・カムを
意訳)だったチューウィット・ガモンウィシット氏がトン・トラッグーン・タイ党を
解党しチャート・タイ党に合流する事が決定的になった事に関して、エンターテイメ
ント業界に従事する者達の間で波紋が広がっている。
エンターテイメント業界の関係者の間では、普通の政治家には無い何かを持ってい
たチューウィット氏に、同業界の代弁者として、また深夜時間労働に従事する者達の
権利擁護者として期待を寄せていた為に、逆に今回の権利擁護よりも自身の利益を優
先したとも思える、あたかも票の獲得のみを考えた普通の政治家の様な行動に口々に
失望の声が上がっているという。
一方、表向きには党の解体を決定したとされるトン・トラッグーン・タイ党の中で
も不協和音が聞かれ、地方選挙区での立候補が予定されていた候補者を中心に約300
人の党員が連名で党の解体に反対すると共に移籍はチューウィット氏一人だけで充分
であるとする内容を記した抗議文書をバンハーン・シルパアーチャ党首に手渡す場面
も見られた。
* 個人的にはタイ・ラック・タイ党の支持率が低下傾向にある中
で行われる次期総選挙後の連立工作を睨んだ、たたき上げの老
獪政治家でもあるバンハーン元首相とタクシン首相とは違うタ
イプの天才肌であるチューウィット氏の深謀遠慮が一致した事
が今回の合流の背景にあるのではないかと思っております。
色々ありましたが、タクシン首相は昨日までに18日から23日の
日程でAPEC会議出席の為にチリへ向かうことを明らかにしていま
す。
「チューウィット氏、チャート・タイ党と合流」
トントラッグーン・タイ党党首のチューウィット・ガモンウイシット氏(元都知事
候補)は昨日、党の運営に際して資金繰り面で問題があった事を認めた上で、党を解
党し党員80人と共にチャート・タイ党に合流する事を明らかにした。
合流後は、チャート・タイ党が苦手としている首都圏に於ける若者・無党派層の票
の取り込みに手腕を発揮すると期待が寄せられている。
同氏によると、党の解党及びチャート・タイ党の合流に関しては本日午後から開か
れるチャート・タイ党党首のバンハーン・シルパアーチャ氏との共同記者会見で公式
発表する予定で、合流後は副党首及び首都圏地区選挙顧問団に名を連ね、また次期総
選挙では比例代表区からの出馬が予定されているという。
また、党合流の話に関しては都知事選終了後からあったが、最終的にバンハーン党
首自らの説得により、自身が身を置く上で伝統があり首相経験者が党首を務めるチャ
ート・タイが最適な党であると確信できたという。
一方、チューウィット氏がチャート・タイ党に合流する事に関してタクシン首相は、
タイ・ラック・タイ党の首都圏に於ける戦略に影響を及ぼすことは無いとの認識を示
し、一方、タイ・ラック・タイ党報道官のスラナン・ウェーッチャーチーワ氏は同様
に選挙面での影響は無いとの認識を示した上で、むしろ(マッサージ・パーラーのオ
ーナーだったチューウィット氏を党に迎える事を)先の総選挙で女性の権利擁護問題
を前面に押し出して戦っていたノーン・ベーム(ヂャニスター・リゥチャルゥムウォ
ン女史)やガンヂャナー・シルパアーチャー女史、更には政権内にいるアヌラック・
ヂュリマート文化大臣がどう思っているか心配だと皮肉っている。
尚、スラナン氏は、チューウィット氏の合流に拘わらず、次期総選挙後の連立結成
に関しては問題ないとの認識を示している。
「不穏な一味への報復を宣言するビラが蒔かれる」
不穏な情勢が続く南部国境三県の内の一つであるヤッラー県内では、仏教徒系住民
に対して、身の安全確保の為にも今すぐ土地から立ち去るべきであるとする不穏な一
味がばらまいたと見られるビラが各所で発見されているが、一方で不穏な一味に対し
て報復を宣言するビラも主に市場等の人が集まる場所を中心に県内全域でばらまかれ
ているという。
イスラム教徒と名乗る者の名で不穏な一味に対してラマダン明け迄に一連の動きを
止めなければ、報復を受けることになると警告しているこのビラに関して、ヤッラー
県の県知事は、口をつぐんでいたイスラム系住民の中に一連の不穏な動きに反対を声
高々に宣言する者が現れる前兆であるとして、むしろ歓迎できるとのコメントを発し
ている。
「移動閣議の裏で前歴者狩り」
本日から移動閣議が開催されるウボン・ラーチャターニー県県都内で72歳の老人が
自宅内で首を吊って自殺しているのが発見された。
死亡した老人の42歳の後妻の証言によると、老人には7年前に暴力行為で逮捕され
た前科がある45歳の息子がおり、既に法的な処分が済んでいるにも拘わらず移動閣議
の為に政府の要人の安全を確保するとの大義名分の元で過去に逮捕状が発行された者
を全員拘束するとの政府側の方針に基づき警察に身柄を拘束された事から、一家の大
黒柱が逮捕された事を苦にして自殺したものと見られる。
* 因みに今回の移動閣議ではC-130型機を投入してマスコミ関係者
の会場への送迎サービスがあった(結局機体のマルファンクショ
ンで一端引き返し、別の飛行機に乗り換えたようです)一方で、
タクシンさんは干ば
つ問題の視察の為にコーン・ゲーン県へ
公費で向かった足で、これまた公費でシーサゲート県に向かい、
ちゃっかり地元擁立候補の為の支援活動を行い、その後に閣議
の会場に向かう予定
になっている様です。
どうも、現在のタイでは「公私混同」という単語はネガティ
ブな意味を成すものにはなっていないようです。
「プラッチャー副国務大臣、開店・閉店時間の絶対遵守を命じる」
プラッチャー副国務大臣は昨日、社会引き締め政策、特にエンターテイメント施設
の開店・閉店時間に関する国務省令のバンコク都内に於ける遵守状況に関してパーン
シリ首都圏警察本部長と協議を行い、依然省令を遵守していない施設が多く存在して
いる現状に鑑み、あらためて各所轄署による周知徹底作業を集中的に行うと共に、今
後所轄内で遵守していない施設があった場合は所轄署の責任者の責任をも問う厳格な
方針で臨む事で合意に至った事を明らかにした。
嘗てマッサージ・パーラーの事実上のオーナーだった事でも知られる同副大臣によ
ると、依然当局側に職務怠慢、ほったらかし行為が見られ、真剣に取締にあたる姿勢
が見られないのだという。
先にマハチョン党からの誘いを断ったトン・トラッグーン・タ
イ党のチューウィット・ガモンウィシット党首が党を解党し、チャ
ート・タイ党に合流、次期総選挙では比例代表区から出馬すると
いう話が急浮上しています。
チャート・タイ党のソムサック副党首(下院副議長)は、チュ
ーウィット氏が合流するという話の存在を認めた上で次期総選挙
後に民主党、マハチョン党との連立の可能性もあり得るとの発言
をしていました。
尚、チューウィット氏のチャート・タイ党合流に関しては、明
日中にも詳細が明らかになる見通しとなっています。
次期総選挙後の連立政権樹立を睨んで、民主党及びマハチョン
党がチャート・タイ党にラブコールを送る一方で、タイ・ラック
・タイ党側は次期政権もチャート・タイ党との連立になることは
間違いないと発言するなど、チャート・タイ党を巡った与野党間
の心理戦が展開される気配を見せ始めています。
当然、この機に乗じてチャート・タイ党側もバンハン党首がタ
イ・ラック・タイ党との連立を臭わす発言をする一方で、副党首
が現野党との連立樹立も可能であると発言するなど、次期総選挙
後の影響力確保に動いていたりしてます。
また、元もと日和見議員の集合体でもあったタイ・ラック・タ
イ党の中にも次期総選後に樹立された第二次タクシン政権の早期
崩壊を見越して、こっそりと野党側とのパイプ強化に動いたり、
資金提供を行い二股をかけている党幹部を含む議員が複数人いる
という噂もあります。
「次期首相就任計画」を宣言しているマハチョン党のアネーク
党首は、現政権に関して内閣改造、CEO型地方統治政策及び高圧的
な党吸収合併工作などを通して政治家・官僚に政府に対する畏れ
に近い感覚を植えつけてきたと批判、その反動で次期総選挙では
タイ・ラック・タイの250議席以上(過半数)の議席獲得は不可能
であるとし、あらためてマハチョン党、チャート・タイ党及び民
主党が連立をすれば政権を奪取し新たな政治文化の創生が可能に
なると訴えています。
因みに、野党側が200議席以上の議席を確保すれば首相に対する
不信任決議案の提出が可能になります。
昨日夜21時前ナラーティワート県バー・ヂョ郡内で不穏な一味
が郡内全域で停電を発生させ、更にバイクに乗った一団が郡庁舎
を急襲し当局側と一時撃ち合いを演じた後に逃走するという事件
が発生しているようですが、昨日23時までの報道では被害状況に
関しては明らかになっていません。
一部聞き間違いがあるかもしれませんが、最近死ぬほど暑い日
が続いている(特にバンコク及び近郊)のはフィリピン付近の海
上で観察されているエルニーニョ現象の影響によるものなんだそ
うな。
気象局によると、北部や東北部では中国からの寒気団の影響で
気温の低下現象が見られているものの、11月上旬頃から乾季入り
するバンコクを含む中部、東部では気温の低下現象が見られず、2
月に一時的に寒気団の影響下にはいるものの、今年の乾季は全体
的に気温が高い傾向が続くようです。
尚、南部では例年通り12月中旬に乾季入りする見通しになって
いるようです。
「首相の謝罪と平和的手段による解決を提言」
当初予定されていた144人を大きく下回り22人の参加を得て首相官邸内で開催され
た南部国境三県問題対策に関する意見交換会の席上で学識経験者等はターク・バイ暴
動で多くの死亡者を出した事に対する首相の謝罪の必要性及び平和的手段による解決
を核とした以下の3つの提言を首相宛に提出した。
1. ターク・バイ暴動に関して、首相自らが死亡した者の家族及び住民に対して謝
罪の意を表明するとともに独立調査委員会の調査結果を地域社会及び国際社会に早期
に報告する。
2. 地域社会に於ける対立の図式の解消に努める政府、地域当局及び地域住民の意
志の統一化を図る。その一環として地域に展開する当局者に対して地域社会の文化
・習慣に対する理解を深める為の教育及び抗議活動に対して過剰な方法に頼らない情
勢掌握する手段について訓練を行う。
3. 地域の各階層の代表が等しく発言できる機会の創生及び地域住民参加を積極的
に推し進める。
今回の提言を受けタクシン首相は前向きな検討を約束したが、ターク・バイ暴動に
於いて当局側の過剰な行動は見られなかったとする政府としての立場上、首相による
謝罪に関しては難色を示していると一部報道が伝えている。
また、今回の意見交換会に関しては、これまでに政策・対策の誤りを認めてこなかっ
たタクシン首相が、果たしてオープンマインドで提言に応じるか疑問視する声が野党
を中心に多い。
一方、元第四地区国軍本部長で現在安全保障事項担当首相顧問でもあるギッティ・
ラッタナチャーヤー大将は、あらためてパッターニー国の建国を目指す分離主義的な
動きが背景にあるとの認識の元で対策にあたる必要性を訴えている。
同大将によると、現在の南部国境三県に於ける不穏な情勢は分離主義を標榜するテ
ロリストによる住民対立を煽る戦争であるとし、指導層、作戦行動を行う実行部隊及
び協力者の三つの階層で構成される分離主義組織に対しては、実行部隊層に対しては
妥協の無い姿勢を貫き、協力者層に対して住民参加による地域の経済社会開発を推し
進め、更に一部は国外に所在していると見られる指導者層に対しては平和的な手段を
持って対策に乗り出す必要があるという。
一方、ポーキン国務大臣は昨日までに、南部国境三県内に於ける不穏な情勢が近県、
特にソンクラー県に飛び火する畏れがあるとして関係当局に対して同県内の警戒態勢
の強化を命じた事を明らかにしている。
南部国境三県にソンクラー県を含む南部4県に関しては、中央情報局が昨日朝パッ
タニー統一解放機構(PULO)及びパッタニー・マレー国民改革戦線(BRN)を含む不穏な
一味が南部4県に於いて「普通では無い動き」を見せているとして、新たな襲撃、爆
破、放火に備えるよう警告を発していた。
また、マレーシア国内のメディア等で同国内のマレーシア青年イスラム運動
(www.abim.org.my)なる組織がターク・バイ暴動で死亡した犠牲者の親族に対して
支援金100万リンギット(約1,610万バーツ)を積み立て、内53万バーツを被害者家族
への支援金としてナラーティワート県の宗教指導者に託したと報じられている事に関
しては、仮に事実であれば、既に充分な補償金を提供している政府に対する内政干渉
にあたる行為であるとして、関係当局に事実関係の確認を急ぐと共に、事実であった
場合、支援金支給の背後に潜む真の目的の解明を急ぎ対策を講じるよう指図した事を
明らかにしている。
御母堂を失ったターター・ヤンは、殊勝にも10月17日に葬儀を済ませ
たそのあしでプロモーションの為に日本へ飛び、途中納骨の為に一端
帰国した後に再度日本に向かい12月まで日本でプロモーション活動を
行う予定になっているそうです。
「学識経験者との意見交換に期待」
タクシン首相は昨日放送された国民向け定例政見放送にて本日午後3時から開催さ
れる南部国境三県問題をキーにした学識経験者等との意見交換会触れ、会の席上で今
後の対策に役立つ有意義な議論が出来るであろうと期待を寄せた。
また、タクシン首相は南部情勢に関して当局とは無関係な一般住民の犠牲者が連日
でるなど情勢が悪化している事を率直に認め、解決の為には更なる時間を要するとの
認識を示した上で、解決の為には住民の参加を得た平和的な手段を旨とした対策及び
安全確保体制の強化の二つがキーとなるとし、各県知事に対して宗教指導者、コミュ
ニティーのリーダー、住民等を交えた情報交換体制の構築と意志の統一化を図るよう
指示、また第四地区国軍本部に対しては安全確保体制の最大限の強化を命じた事を明
らかにした。
一方、タクシン首相は放送の中で全国51県の479の郡及び40の凖郡を襲っている深
刻な干ばつ問題に触れ、最も緊急性を要する問題であるにも関わらず官僚主義的な仕
事により対策が後手に回っている現状に強い不快感を示した上で、副首相を初めとす
る関係閣僚及び各県知事に対して自らが現場に出て直接対策の指示に乗り出すよう檄
を飛ばした事を明らかにした。
また、警察官による容疑者に対する拷問まがいな取り調べや、法定の拘置期限を越
え容疑者を拘置していた事実等、警察官による不祥事が立て続けに表沙汰になってい
る事に関しては、プラッチャイ副首相に対して法務省と共同で同様なケースの再発が
ないよう警察の機構改革を含めた改善策を検討するよう命じた事を明らかにしている。
一方、5日間の日程で開催された政府の成果報告の為の展示会に関しては、合計で
85万人以上の国民が訪問し成功裏に終わったことを明らかにしている。
タクシン首相によると展示会の会期中に、住宅取得援助政策に基づき会場で住宅の
予約をした者が27,563人おり、内16,000人に関しては既に住宅を提供済みで、また会
場で求職者の募集に応募した国民が合計5,720人、更に資金洗浄取締局(過日国家汚
職委員会と報じられていた)の市民諜報員の募集には1,000人以上の応募があったと
いう。
* またタクシン首相は、政府の「政見放送」の場を利用してちゃっ
かりタイ・ラック・タイ党擁立候補のサポートの為に同党党首
の資格で訪問する予定だったチァン・マイ、チァン・ラーイ、
パヤウォに風邪の為にいけなくてゴメンナサイなんて発言まで
してました。
因みに、首相によると先週の日曜日以来風邪気味で、水曜日
に一回公務を休んだものの、翌日のシンガポール首相の公式訪
問の際に開かれた首相主催の昼食会で会場のエアコンが効き過
ぎていたおかげで、更に悪化させてしまったんだそうです。
尚、首相の病気に関しては当初ヨンユット首相秘書官がイン
フルエンザと発表し、その後ヂャカラポップ政府報道官が単な
る風邪だと訂正する場面も見られました。
「新ペーチャブリー通りで街娼の一斉摘発」
首都圏警察本部マッカサン署は一昨日夜半から昨日未明にかけ新ペーチャブリー通
り沿いにあるサヤーム・ホテル前付近で街娼の一斉摘発を行い18歳から25歳までの27
人の女性を検挙した。
今回行われた一斉摘発は、先にルンピニー公園で行われた一斉摘発と同様に売春が
絡む人身売買殲滅政策に基づき行われたもので、摘発者の多くが商業専門学校若しく
は大学に通う学生だったという。
また、摘発された街娼の多くが、楽にお金を稼ぎたいという動機から身を染めたと
語っており、多くの街娼が300バーツから1,000バーツの法定の罰金を支払ったあとで、
再度街娼に立つと見られ、先に行われたルンピニー公園での一斉摘発の際も、摘発終
了後まもなく続々と街娼が現場に戻ってくるという現象が観察されたという。
「爆破・襲撃が続く」
連続して爆破・襲撃事件が発生し、情勢が悪化している南部国境三県の内の一つで
あるヤッラー県ターン・トー郡内で昨日朝7:00頃、市場付近に仕掛けられた爆発物が
爆発し1歳の男児1人を含む6人が負傷し、1人が死亡した。
また、一昨日に連続爆破・同未遂事件が発生したナラーティワート県のルゥーソ郡
内では昨日9:00頃に学校の校舎付近に仕掛けられた爆発物が発見され、当局者が安全
処置を施している最中に、付近に仕掛けられていた別の爆発物が爆発し改築中だった
地元開発センターが全壊、またほぼ同時刻に同郡内にある公衆電話が放火された。
更に昨日夕方、同県ウェーン郡内の川沿いにある休憩所付近に仕掛けられた爆発物
が爆発し、国境警備兵1人を含む3人が負傷を負っている。
爆破された現場の近くには市場があり、爆破発生当時多くの人で賑わっていた。
一方、パッターニー県の県都内では昨日7:30過ぎ頃、バイクで金行に勤める妻を送
り届けたあと、帰宅の為自宅に向かっていた32歳の警察官が自宅付近で待ち伏せして
いたバイクに乗った二人組に銃撃され重傷を負っている。
「南部情勢、爆破・襲撃事件が相次ぐ」
不穏な情勢が続く南部国境三県の内の一つであるナラーティワート県の県都内で昨
日18:20頃地元では有名店で知られていたカーウォ・トム(おかゆ)食堂内に仕掛け
られた爆発物が爆発し、少なくとも警察官1人を含む14人が負傷を負った。
目撃証言によると、爆発物は、持ち帰り用のカーウォ・トムを購入しに来た客を装っ
て来店した犯人が帰りしなに店内にあった冷蔵庫の裏に仕掛けたと見られ、爆発物は
携帯電話により遠隔操作で発火させる仕掛けになっていた。
更に前後して、同県ターク・バイ郡ではバイク店の店先に仕掛けられた爆発物が爆
発し、店舗の一部を損壊させたが、幸い営業終了後だったため人的な被害は報告され
ていない。
一方、20:30頃には同県バーヂョ郡内の郡警察署付近に仕掛けられた爆発物が爆発
し、塀の一部を損壊させたものの爆発力が弱かったこともあり人的な被害は確認され
ていない。
更に、21:00過ぎには同県スキリン郡、バーヂョ郡及びランゲッ郡内の村自警組織
の詰め所が同時に襲撃され詰め所内にあったライフル6丁が強奪され、2人が負傷を負
うという事件も発生している。
ナラーティワート県内ではカーウォ・トム店が爆破された事件にあわせたかのよう
に、県内の主要幹線道路上にT字型の釘が大量に撒かれる事態となっており、負傷者
の搬送作業や警察・軍関係の車輌の移動に支障を来しているとも報じられている。
一方、一昨日夜半にはナラーティワート県インゴー郡内の寺院内に迫撃弾1発が打
ち込まれたが、幸い寺院の警備に当たっていた海軍関係者に負傷はいない。
また、ほぼ同時刻に同県県都内中心部にある寺院の塀付近で5-6人の者が不審な物
を置いていくのを目撃した市民からの通報で、爆発物処理班が爆発物である事を確認
した上で安全処理を行っている。
更に昨日14:00頃には同県インゴー郡の郡警察署の付近に仕掛けられた携帯電話に
よる遠隔操作式の爆発物が、バイクに乗った二人組が不審な物を置き去るのを目撃し
た住民からの通報により駆けつけた爆発物処理班により安全処理されている。
一方、パッターニー県内では昨日朝8時頃に同県マーヨー郡内で45歳のムワイ・タ
イ教師が出勤途上で射殺されている。
また、同じくマーヨー郡内では昨日未明に地元の保健所が放火され全焼、更にほぼ
同時刻に華人系仏教徒が経営する食堂が放火され些少の被害で消し止められる事件が
発生している。
尚、放火された食堂には先週土曜日に「店の営業を止めなければ、取り返しのつか
ないことになる」という内容の脅迫状が届けられていたという。
「ルンピニー公園で街娼の一斉摘発」
ソロアット社会開発・人間の安全保障大臣及び警察関係者は一昨日夜半から昨日未
明にかけてバンコク都内中心部にあるルンピニー公園で街娼の一斉摘発を行い、男娼
及びトランスバーサイト(サーウォ・プラッペート・ソーン)を含む街娼30人以上を
検挙した。
今回行われた一斉摘発は、売春行為撲滅及び売春が絡む人身売買殲滅政策の一環と
して行われたもので、検挙された者の多くが貧困、借金返済及び教育水準の低さから
簡単にお金を稼ぐことが出来る売春に走ってしまったと証言、中には借金返済の為に
売春に身を染めた元公務員もいたという。
ソロアット大臣によると、売春行為で摘発された者の殆どが最大で1,000バーツの
罰金を支払うだけで釈放されるている事が売春行為が減らない元凶となっており、今
後警察と共同で売春が行われている現場で心理学の専門家による聞き込み調査を行い
売春に身を染める根本的な原因の追及を行うと共に、法の改正を視野に入れた取締策
を検討していきたいという。
摘発が行われたルンピニー公園の目と鼻の先にある首都圏警察本部ルンピニー署に
よると、同署管内のルンピニー公園やスクムウィット通り地区で最近摘発された街娼
の多くが過去にも複数回摘発された経験のある者で、いかに摘発されて支払う科料以
上に売春が容易に稼げる「個人」ビジネスであるかを物語っていたという。
既に国民歌と言っても過言ではないゲップ・タワンやカラバオ
のティエリー・メーカワッタナとの共演によるラウォ・サーム・
コン等の曲で知られるイッティ・エーカチャイワット・パラーン
グーンが昨日16時頃入院先のバーン・ポー病院で48歳(報道によ
り49歳とも47歳とも)の若さでお亡くなりになられました。
イッティは約2年前からガンの闘病生活を送っており、今年には
事実上のラスト・アルバムとなったウェラー・ティー・ルゥア
(残された時間)という意味深なタイトルのアルバムをリリース、
また10月30日にはイッティの闘病生活を励まし支援する為のトリ
ビュート・コンサートが開かれたばかりでした。
ラオスの外務省は昨日までに在ヴィエンチャンのタイ大使館を
始めとした各国の大使館に対して、11月29日から30日までの日程
で開かれるASEAN首脳会議に向けた安全確保の為に11月22日から12
月3日までの期間中外国人に対する査証の発行業務を一時中止する
旨連絡があったようです。
尚、査証の事前取得が義務づけられていない一般のタイ人も同
様に期間中のラオスへの入国ができないようです。
「文句たれるなら野党も同じ展示会をやればいい」
ウィチット与党連合国会対策委員長(タイ・ラック・タイ党法務担当幹部)は、政
府が開催している政権4年間の成果報告の為の展示会に関して野党側が選挙法の精神
を盾に批判を繰り返している事に関して、展示会は国民への利益の為に行っているも
のであり、また野党側も同様に野党側の4年間の成果を国民に報告する展示会をやれ
ば済むことである批判する事自体がおかしいとの認識を示した。
一方、選挙法に違反すると指摘されている事に関しては、まだ選挙の告示が為され
ていない時点で行われているものであり、またタイ・ラック・タイ党所属の下院議員
が下院議会を欠席してまで展示会に出席していないことから選挙法には違反しておら
ず、むしろ野党側が国民を混乱させる為に政治ゲームを仕掛けていると批判、更に下
院議会閉会後から総選挙の告示までの期間中に野党側から政治ゲームが仕掛けられる
ケースが更に増えるだろうと皮肉った。
同氏によると、野党側が選挙委員会へ正式に選挙違反の調査要求を行う動きに対抗
する為に、名誉毀損で野党側を逆提訴する方向で検討にはいっているという。
一方、ヂュリン野党連合国会対策委員長(民主党副党首)は、政府の成果報告展示
会について選挙委員会側が選挙法に違反する点が見あたらないと発言している事に関
して、極めて個人的な見解としか思えず、中立的な立場で正義に則って職務を遂行す
べき委員会としての見解とは思えないと批判した上で、既に社会から政治的な思惑が
あって展示会が開催されていると批判されている展示会に関して、まず法律の条文云
々以前に信義則に則って迅速な判断を下すべきでは無いかと指摘している。
「今度は13歳の少女が民間委託バスの犠牲者に」
昨日昼前、バスに乗車する為に乗降口のステップに足をかけたところでバスが急発
進したことによりバスから転落し頭を強打し意識不明の重態に陥っていた13歳の少女
が入院先の病院で死亡した。
死亡したのは都内にある女子校のマタヨン2年生(日本の中学2年生に相当)のノー
ン・ミウことバンナポン・チュプワーさん(13)で、一昨日19時頃、母親と一緒に帰宅
する為に民間委託の169番路線バス(白色車体)に乗車しようとしたところで事故に
遭った。
公社直営のバスに比して運転モラルが極めて低いと指摘されている民間委託のバス
に関しては、これまでにも事故が多発、先日にはアサンプション大学に通う女子大生
が乗降口を開けっ放しで走行していたバスから振り落とされ死亡するという事故が発
生した事を受け、運輸省とバンコク大量輸送公社は委託先の民間企業との間で交わさ
れる運行委託契約の見直しを初めとした対策に乗り出した矢先だった。
今回の事件に関し、バーン・ムゥアン新聞社の社員でもある少女の父親は、一体何
人の犠牲者が出たら政府は本腰を入れて対策に乗り出すんだと語り、真摯な姿勢で民
間委託バスの運行モラル向上問題に取り組むと発言しておきながら依然乗客の安全が
確保されていない現状に怒りを露わにしていた。
「弁護士が病気を苦に橋から飛び降り自殺 他」
昨日未明、63歳の弁護士が都内プラッナコン区にかかるプラッピングラウォ橋から
飛び降り自殺した。
ヂャオプラッヤー川から引き上げられた遺体からは、ガン研究所を初めとする複数
の病院の診察券やタイ・ラック・タイ党の党員証等と共に政府幹部に対して権力の乱
用を戒めると共に、貧困問題等の国民の為の政策は真摯な姿勢で臨むべきであると警
告する内容が認められた遺書等の持ち物が回収されている。
警察では、死亡した弁護士が長年持病を患いストレス状態にあったことから、何等
かの抗議目的というよりは、むしろ病気を苦にした短絡的な飛び降り自殺との見方を
強めているという。
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一昨日夜半、パトゥムターニー県タンヤブリー郡内で一族6人を乗せた小型トラッ
クが走行中に車線を外れ運河に架かる橋の欄干を突き破り運河に転落し、乗っていた
5人が死亡した。
荷台にも人を載せた状態で事故を起こした小型トラックは、事故により死亡した6
歳の男の子にワクチン接種を受けさせる為に親戚を乗せ実家に向かっていたもので、
ただ一人助かった6歳の男の子の父親の証言から、てんかんの持病がある38歳の男性
が運転中に発作が起きた事が車線を外れた原因になったと見られる。
国民歌とも言えるゲップ・タワンの作曲者としても知られ、
長年ガンとの闘病生活を送っていたイッティ・パラーングーン
が48歳という若さで本日16:00入院先の病院でお亡くなりになら
れました。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。
「番外、タクシン首相が鬼の霍乱」
日頃からタイ語の美しさを訴える一方で、ちゃっかり外来語好
きだったりするタクシン首相は、一昨日開かれた公開閣議の席上
でもやたらと英語擬きのタイグリッシュが使われ一般観覧者から
の不評を買ったらしいですが、そのタクシンさんが昨日早々に公
務を切り上げ、早退するという事態になったようです。
なんでも、風邪気味なところで政府成果報告の展示会やら公開
閣議やら経済政策関連の会議やらの激務をこなしたお陰で風邪を
こじらせてしまったらしいのですが、もしかすると鳥インフルエ
ンザに絡んで危ない鶏肉は貧乏な国に安く売れば言いじゃんとか
発言したり、また法律のグレーな部分につけ込んで利益をむさぼっ
ている大物の殲滅を宣言する一方で、選挙法のグレーな部分につ
け込んで地方巡幸やら「政府の成果発表」展示会とかで次期総選
挙に向けたインチキな事前活動を国家予算を注ぎ込んで行ってい
た罰が当たったのかもしれませんね。
政府の成果報告と銘打った展示会の場で国家反汚職委員会が行っ
た政府職員の汚職を摘発する汚職Gメンならぬ市民諜報員(サーイ
・ロップを意訳してます)の募集に、昨日までに1,000人以上の応
募があったらしいです。
応募者の中に特定の政府職員に個人的な恨みや妬みがある人も
居たことは想像に難くない話ではあります。
「路上物乞いを大量検挙」
青少年福祉警察局は各区の行政警察官の協力をえ得て一昨日夜半から昨日朝にかけ
アヌサワーリー・チャイ・サモーラプーム、プラットゥーナム、モーチット、サーイ
・タイ・マイ等バンコク都内6ヶ所の路上で物乞い行為を行っている年少者やそれを
監視している者等の集中摘発を行い38人のタイ人及びカンボジアを中心とした外国人
37人の合計75人を摘発、内21人がカンボジア領内から連れてこられた子供だった。
今回摘発された者の中には、カンボジアから連れてきた子供達に物乞いを強要し上
前をはねていたと見られるスラッ・プイカムパー容疑者(25)が含まれており、同容疑
者の証言によると、これまでにポーイ・ペートでカンボジア人の妻が手配した5歳以
下の子供を一人あたり1,000バーツから1,500バーツで購入しバンコク都内で物乞いを
強要させていたという。
尚、保護された年少者は国籍に関係なく児童保護施設内で社会復帰に向けた職業訓
練を実施し、外国人に関しては終了後に本国へ送還される予定になっている。
「ラオス政府、国境橋の一時閉鎖を通告」
ラオス政府は昨日までにノーン・カーイ県の当局に対して11月23日から12月3日ま
での間両国間に架かる友好橋に於ける国境検問所を一時閉鎖する旨通告した。
今回の一時閉鎖措置は、11月29日から開催されるアセアン首脳会議に向けたテロへ
の警戒及び参加者に対する安全確保の為にとらえるもので、同時に会議が開催される
ヴィエンチャンのホテルでの一般外国人宿泊者の宿泊受け入れも一時停止されるとし
ている。
ノーン・カーイ県の県当局では、一時閉鎖により正規ルートを使用しない密輸・密
航行為が行われる畏れがあるとして県内の主要な地点で警戒の強化に乗り出す方針を
明らかにしている。