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2005年06月01日 〜 2005年06月10日
タイ中央銀行は昨日までに、政策金利である14日物レポレートを.25ポ
イントあげ2.5%にあげたことを明らかにしています。
今回の決定は、4月に行われたディーゼル価格上げの影響を受け先月
に6年来最高となる3.7%を記録したインフレの抑え込み、及び経常赤字
額の圧縮を視野にいれたもので、いわば経済成長よりも経済的な安定を
重視した決定と見ることもできるかも知れません。
全くもって予想されていた話しですが、爆発物検知システム調達汚職
疑惑に関して調査を進めてきたウィサヌ副首相は、昨日公式に政府関係
者が一切不正行為に関係していない事を内容とする調査結果を明らかに
しています。
今回の発表内容に関しては、例えばタイ側がアメリカからメールを受
信したとされる時刻がアメリカでは深夜時間になるとか、突っ込みどこ
ろが満載なようですが、野党・上院専門委員会共に独自調査を継続させ
る方針を明らかにしています。
不穏な情勢が続く南部国境三県で、昨日3ヶ所で当局者を狙った爆破
事件が発生しています。
尚、使用された爆発物はいずれも携帯電話を使用した遠隔発火式の物
が使用されたと見られているようです。
最初に発生した爆発は、パッターニー県ヤッリン郡内で朝発生したも
ので、報道により当局者が発見した爆発物の安全処理作業中に爆発した
とするものと、当局者の車輌の通過に会わせ爆発したとするものがあり
ますが、この爆発で少なくとも4人の当局関係者が負傷を負っているよ
うです。
二回目の爆発はパッターニー県県都内にあるナム・ルック港に附属し
た魚市場内で昼過ぎに発生しているようですが、被害状況に関しては不
明で、三回目はナラーティワート県ラッンゲ郡内で当局者を狙って爆破
させたもので、少なくとも当局関係者3人が負傷を負っているようです。
また、ソンクラー県のヂャナッ郡及びテーパー郡内では昨日未明から
早朝にかけ少なくとも20ヶ所以上で、交通標識や学校に通じる路上等に
タイ語で「ここは我々の土地、お前等は出て行け」、ヤーウィー語で
「パッターニー国独立」とスプレー書きされているのが確認され、また
バス停として使用されているサーラーや公衆電話等少なくとも5ヶ所が
放火されているのが確認されているようです。
タクシン首相は昨日、一昨日開かれた憲法改正案審議の為の国会の席上でタイ・ラッ
ク・タイ党最高顧問のサノ・ティヤントーン氏が政府改正案に反対すると共に明確に
党に対する造反姿勢を示した事に関して、大政党内で普通に見られる党員同士の意見
の衝突にしか過ぎないとの認識を示した上で、今回のサノ氏の動きが党や政府の土台
を揺るがす物には成り得ないとの認識を示した。
また、今後サノ氏と直接話し合いの機会を持つかとの記者団からの質問に対しては、
現在公務多忙で時間が取れないとして話し合いの機会を持つ予定は無いとした。
一方、タイ・ラック・タイ党院内幹事のポンテープ・テープガンヂャナー氏は、サ
ノ氏の動きについて、既に機会有る毎に語っていた事を場を替え国会の場で発言した
に過ぎないとの認識を示し、タクシン首相と同様に党に大きな影響を与える物にはな
らないとの認識を示している。
また、サノ氏が憲法に規定された90日ルールの圧力により、国家の為を思うタイ・
ラック・タイ党の有志が口をつぐみ、いわば党が首相に監視された拘禁所状態と化し
ていると指摘した事に関しては、ルール自体は各界の合意の元で規定され、タイ・ラッ
ク・タイ党所属議員だけでなく全ての党に所属する議員を拘束している物であり、今
回の発言は、あくまでサノ氏の個人的な所感として90日ルールに言及した物に過ぎな
いとの認識を示している。
尚、90日ルールに関しては民主党党首のアピシット・ウェーッチャーチーワ氏も、
ポンテープ氏と同様な認識を示している。
一方、タイ・ラック・タイ党の一部党員がサノ氏の放逐処分を党執行部に要求する
動きを見せていることに関しては、ポンテープ氏は、現在のところ具体的な動きは執
行部内に無いと断った上で、いずれにしても党内の国会対策委員で協議の上、党執行
部側が処理するべき問題であるとして具体的なコメントは避けている。
党執行部によるサノ氏の党籍剥奪を視野に入れた問責審議を要求するために、ナコ
ン・ラーチャシーマー県選出タイ・ラック・タイ党議員のスポン・アッターウォン氏
等が中心になり、署名を集め、これまでに30人以上の署名が集まっている事が明らか
にされていた。
* 尚、署名数に関しては実際には20人強が集まっているらしいと報じる
報道もあります。
「チャート・タイ党、内閣不信任決議審議案に署名する方針を決定」
現在建設中のスワンナプーム新国際空港に導入予定になっている爆発物検知システ
ム"CTX9000"に絡む調達汚職疑惑に関して、野党連合が進めている内閣不信任決議審
議案を下院議会に提出する動きについて、チャート・タイ党は昨日までに提出予定の
審議案に署名すると共に党内から2人を疑惑追及の為国会内で発言させる方針を決定
した。
チャート・タイ党の決定に先立ち、民主党党首のアピシット・ウェーッチャーチー
ワ氏が、6月14日に内閣不信任決議審議案を下院議長宛に提出する方針を明らかにし
ていた。
また、審議案提出の動きに関しては、これまで野党両党の国会対策委員同士で行わ
れてきた協議で提出する方向で原則合意に至っていたものの、審議対象となる閣僚を
巡り協議は平行線を辿り、またチャート・タイ党副党首のチューウィット・ガモンウィ
シット氏を総責任者として進められてきた同等の調査結果報告書の根拠の信憑性に関
して両党から疑問が指摘されていたことから、一時チャート・タイ党側が審議案への
署名を見合わせるのでは無いかとの憶測が飛び交っていた。
尚、チャート・タイ党側は昨日開かれた党執行部会議で、運輸大臣のスリヤ・ヂュ
ンルンルゥアンギット氏に対する不信任決議審議案に署名する事を確認すると共に、
党首のバンハーン・シルパアーチャー氏及び副党首のチューウィット・ガモンウィシッ
ト氏を疑惑追及の為に国会内で発言させる事で原則合意に至っている。
一方、タイ・ラック・タイ党のサノ・ティヤントーン氏系のワン・ナム・イェン派
閥に審議案の署名を求める必要性に関しては、憲法の規定に基づき全国の党員等から
集めた国民5万人以上の署名に基づき提出する方針であることから、原則として野党側
から話しを持ちかけないが、先方から自発的に署名する事は拒まないことで野党両党
が合意に至っている。
尚、タクシン首相は、審議の対象となった閣僚が指摘された疑惑を晴らすことがで
きるだけの答弁ができなかった場合は、内閣の職を失うべきであるとの認識を示して
いる。
昨日開かれた憲法改正審議の為の上下院合同国会の席上で、首相・党
主流派との対立を強めているタイ・ラック・タイ党最高顧問のサノ・ティ
ヤントーン氏が、党から放逐されることを覚悟の上で「一世一代の大演
説」を行い明確に首相に対する造反姿勢を示し、野党側から拍手喝采を
受ける場面が見られたようです。
演説の中でサノ氏は、現法憲法下では上下院議員会わせて700人の内
過半数の賛成で憲法が改正できる、つまり377人いるタイ・ラック・タ
イ党の賛成票だけで憲法が改正できる現状に強い憂慮を示した上で、本
来誤った事に対して間違いであると指摘できるタイ・ラック・タイ党所
属議員の権利ですら、憲法で明文化されている90日ルール(党に90日間
以上所属していない物は下院議員になる資格を得ずとする規定)により
党を放逐され、更に首相権限による下院解散により下院議員となる機会
を失う事を盾に首相に国の利益を思った言論すら抑圧できる権限を与え
るものになっていると指摘、更に自身に関しては、たとえ「小さな花だ
けを渡され」党から放逐される畏れががあっても一人の年老いた「男」
として、国家の利益の為に各マスコミで大きく報じられている汚職問題
を初めとして、政府の監視を継続すると発言していたようです。
また、党放逐の可能性に触れた際に、「構わない、またピー・バンハ
ーンのいる、チャート・タイ党に戻るから。でも放逐するなら(息子の
おでこを軽くこづきながら)自分の息子と甥姪っ子も一緒に放逐して欲
しい」と語り野党側から軽い笑いと共に拍手を受ける場面も見られたよ
うです。
尚、サノ氏に関しては、今回だけでなく過去にもバンハーン政権、チャ
ワリット政権を崩壊に導いた造反がありましたが、国会の場で言論によ
り明確に造反姿勢を示したのは今回が初めてではないかと思います。
尚、昨日の審議では、政府側案に規定されている多数派(与党)の代
表(プー・ナム・シアン・カーン・マーク)の参加を義務づける規定に
関して、野党の代表(プー・ナム・シヤン・ノーイ)に関しては憲法上
で国王陛下の認証により明確に地位づけられ、また議会内に於ける役割
に関しても規定されているが、憲法上で定義されていない多数派の代表
の参加を義務づける事を憲法内で規定する事は、国王陛下の権限に挑戦
するだけでなく、国民にタイの体制は大統領制になっていると誤解せし
める畏れがある(民主党アピシット党首)党の反対意見が出されました
が、最終的に政府側案で決議されています。
(以上 9:50 追加)
スワンナプーム新国際空港に納入される爆発物検知システムが絡む調
達汚職疑惑に関する政府側の調査報告の発表が昨日行われる予定になっ
ていましたが、急遽本日に延期になりました。
本件に関しては、各界から中立的な委員会による真相解明が求められ
ていたにも関わらず、政府のごり押しでウィサヌ副首相を首班とする調
査委員会が調査を行ってきました。
尚、タクシン首相は先に政府関係者は一切関係していないと発言して
いました。
タクシン首相は昨日までに、チァン・マイ県ドーイ・サゲット郡への
訪問をキャンセルした事を明らかにしています。
6月10日から14日の日程で予定されていた訪問では、政府がトップ・
プライオリティーに掲げている貧困撲滅政策の一環として取り組んでい
る小規模学校の開校式及び貧困脱出モデル家庭の認定式等々に出席する
予定になっおり、先に放送された国民向け定例政見放送の中でも訪問予
定を明らかにしていました。
今回の突然のキャンセルに関して各方面で憶測が飛び交っていたよう
ですが、政府官邸内の消息筋によると、先の総選挙で地元選出タイ・ラッ
ク・タイ党所属下院議員が公約として地元住民に新たな収入源として支
給する事を約束していた雌牛が支給どころか準備すらされていなかった
事が判明した事を受けネーウィン農業・協同組合副大臣がタクシン首相
に訪問を取りやめるよう進言していたことを受けたものだったようです。
尚、予定されていた式典にはチットチャイ副首相が代理出席する予定
で、タクシン首相の方はチァン・マイ県のプラーウォ郡を訪問後、その
ままパヤウォ県内で開かれる移動閣議に出席する予定になっているよう
です。
依然不穏な情勢が続く南部国境三県域ですが、昨日朝8時過ぎにはナ
ラーティワート県ラッンゲ郡内で学校に出勤する教師達の警護作業にあ
たっていた当局関係者の車輌の通過に会わせ、路上に仕掛けられていた
爆発物が爆発し当局関係者3人が重傷を負い4人が負傷を負うという事件
が発生しており、またほぼ同時刻に同県ルーソ郡内でも同様な爆破事件
が発生しているようですが、こちらの方は人的な被害は確認されていな
いようです。
爆発物は2件とも携帯電話を使用した遠隔発火式のものが使用された
と見られているようです。
一方、ここに来て再度連日のように爆破事件や残虐な一般市民を狙っ
た殺害事件が発生している事に関して、チットチャイ副首相は、現在イ
スラム諸国会議機構の使節団が視察訪問中であることや、南部に展開す
る当局側の機構改革を進めていることとは関係ないとの認識を示してい
ます。
現在、ペットボトル入り緑茶飲料大手のオイシが100万バーツプレゼ
ント・キャンペーンを行っており、これまでにゴミ収集作業員を始め、
女優さんやネーション・チャンネルのレポーターさん等がアタリを引き
当て、その都度大衆紙等で大きく報じられている事に刺激され、他の飲
料水メーカーも同様なキャンペーンに打って出る動きに出ていますが、
同様にキャンペーンに打って出ていたドロップで有名なHALLSの販売会
社が、当選者への懸賞金支払いを拒否した事からマスコミ各社で大きく
報道される事態になっています。
HALLSが展開しているキャンペーンは、ドロップを包んでいる包装の
内側に文字が一つ印刷されており、首尾よくHALLSの文字になるよう揃
えると100万バーツの懸賞金が支払われるというものになっているらし
いのですが、マスコミに訴え出た26歳と28歳の姉妹によると、誰の目か
ら見てもHALLSになるよう揃っているにも拘わらず、印刷されている"H"
の文字が正規のものとは異なるとの理由で支払いを拒否されていたよう
です。
HALLSに関しては、先月にも地方に住む男性が支払い拒否の目に遭っ
ていたようですが、まさか自分たちが同じ目に遭うとは思わなかったと
語っていた姉妹は、マスコミに対して、消費者の購入意欲を煽るだけ煽っ
て、いざ当選となると支払いを拒むとはなんと姑息なセールス手段であ
ると非難した上で、メーカー側に対して事実関係を全国の消費者に納得
できる形で説明するべきであると訴えているようです。
本日午後、ヴェトナムのハノイにあるタイ大使館に脱北者と見られる
北朝鮮人7人(男女3人ずつ及び子供1人)が駆け込んでいるようです。
現在大使館職員が事情聴取を行っているようですが、現在伝えられて
いるのはいずれも正規旅券を所持していないという事のみで、駆け込み
の目的や要求等に関しては伝えられていません。
尚、タイの外務省筋によると、駆け込んだのは子供2人、男性2人、女
性3人の合計7人で、第三国への亡命を希望する旨記された英文のメッセー
ジを携えていたようでが、具体的な第三国の国名は明らかにされていま
せん。(17:45 TST 追加)
本日付コム・チャット・ルックの報道によると、タイの文化省は、ア
メリカ国内のwww.sideshowtoy.com等で販売・公開されているゲーム
(原報道はオンライン・ゲームと表現)"Elektra"に使用されている、
露出度が高い女性戦士が最も神聖な場所とされる仏像の頭部に最も不浄
とされる足をのせているイメージが仏教の精神を冒涜しているとして、
在アメリカのタイ大使館を通じて抗議する方針を明らかにしているよう
です。
先に国家経済社会開発委員会が通期の経済成長率見通しを4.5%-5.5%
に下方修正した事に関して、タイ商業会議所は同委員会の見解を支持し
た上で、下期に景気の改善が見られても、第一四半期に3.3%と大きく減
速した成長実績だったこと、また貿易赤字額が深刻なレベルにあること
から最終的に4.5%を下らない成長実績になるとの見通しを示しています。
一方、タイ工業会議所は、消費者の間に物品の購入に慎重になる傾向
が見られ、それが高級品た自動車の販売に影響を与える畏れがあるとし
て、国家経済社会開発委員会より幾分厳しい4.5%-5.0%の成長見込みを
示しています。
野党は昨日開かれた国会対策委員会議で、スワンナプーム新国際空港
に納入予定だった搭乗旅客預け貨物搬送・爆発物検知システムの調達汚
職疑惑に絡んで、不信任審議案を下院議長に提出する方向で詰める事で
原則合意に至っています。
一方、野党の頭数だけでは審議案を提出することが不可能であること
に関する対応に関しては明らかにされていません。(先に与党側の一部
議員の協力を仰ぐという方法が伝えられていました)
尚、現在のところ運輸大臣のスリヤ・ヂュンルンルゥアンギット氏、
法務大臣のスワット・リプタパンロップ氏及び副首相のウィサヌ・クルゥ
アンガーム氏が審議対象になると見られているようです。
先のブータンでの首脳会談でチンナワット一族が大儲けするかも知れ
ない通信衛星絡みの支援を約束した事について、記者団から突っ込まれ
るのを防ぐために予防線を張っているのか、今週のタクシンさんは記者
団の前でトンチャイの曲を歌ったりと異様に躁状態だった先週とはうっ
てかわって妙に鬱なタクシンさんだったりしているのですが、そのタク
シンさんは昨日の閣議の席上で「いいかお前等、Malcolm
Gladwellが書
いたBlink:The
Power of Thinking Without Thinkingという本を読んで
おけよ」と話していたらしいです。
因みに、本の内容は知らないのですが、タイトルから何となく直感・
直情型天才肌のタクシンさんらしさを感じてしまったのは私だけでしょ
うか?(ただ、こういうタイプの人は極端にディベートが苦手→自分の
意見を押しつけがちになる→独裁指向に走る傾向があると言う事もでき
るかも知れませんが。。。)
あっ、先週異様に躁状態だったのはブータンへの衛星支援が内定して
いたからだったかも知れませんね。
4歳の女児を強姦した容疑で補導された10歳の男児4人組の中でガキ大
将と見られている男児が、日頃から近所の同世代の友人等にいつもポル
ノビデオをこっそり見ていると言って自慢していた事が明らかになって
いるようです。
政府は昨日開かれた定例閣議の席上で、国家汚職制圧委員会委員の選考に関係する
憲法の条項の改正案を承認した。
昨日承認された政府側案では、国家汚職制圧委員会の委員選考の為の選考委員会設
立に関して憲法297条で規定されていた、下院内に議席を保有する五つの政党の代表
者の参加を完全に抹消すると共に、国立高等教育機関の代表7人を6人に減じ、代わり
に首相及び下院議長を除く与党側代表1人及び野党側代表1人、会見監査院、選挙委員
会、人権委員会及び国会監視委員会からそれぞれ代表を1人ずつが参加することを義
務づける内容となっており、中立性が要求される委員会に敢えて政治家の参加を義務
づけている事に関して、タクシン首相は憲法の精神に則り国民の代表として与野党の
代表の参加が不可欠であるとの認識に基づいていると説明している。
今回の政府側案に関して野党側は、国家汚職委員会だけでなくその他の独立機関の
委員の選考委員会について規定している条項に関しても同様に改正するべきであると
した上で、与野党の代表者1人を参加させる規定は、政治家その物が独立機関の委員
選考に関与する事を認めるだけでなく、憲法上野党に関しては定義・役割が明文化さ
れているのに対し、定義・役割が規定されていない与党(ここではシヤン・カーン
・マークという単語を使用)の参加を明文化する事は今後に問題を残すことにも成り
得ないと批判している。
昨日夜半、都内のコンドミニアム内で観光ビザで出入国を繰り返し、
事実上タイに居住している状態にあった35歳の無職の日本人男性が浴室
内で首を吊ってお亡くなりになっているのが発見されています。
報道によると、死亡したのはフワイ・クワーン区プラッチャーラート
バムペン通りソーイ7内にあるラチャダーシティー・コンドミニアム306
号室に居住するミヤコ・タツノブさん(タイ語記述に基づく、報道によ
りミヤガさん)で、一緒に暮らしているタイ人女性によると、ミヤコさ
んは観光ビザで出入国を繰り返しながらタイに暮らしており、また日本
の家族からの送金で暮らしていたため二人とも仕事をしていなかったが、
肩口から腹部にかけて入れ墨があるミヤコさんには物事を深刻に考えす
ぎる傾向があり、度々自らの体を傷つける傾向があったと証言している
ようです。
警察側は、生活費や恋人との関係に悩んだ末での自殺と見て、捜査を
進めているとしています。(9:40 記事追加)
昨日朝、ナラーティワート県スンガイ・ゴーロック郡内の公園で当局
者を狙った爆破事件が発生しましたが、同じく昨日朝、同県シーサーコ
ン郡内では教師の護衛にあたっていた当局者の車輌を狙っと思われる携
帯電話による遠隔操作式の消火器爆弾が路上に仕掛けられているのが発
見され、爆発物処理班により安全処理が施されています。
一方、ヤッラー県ヤッハー郡内では、一昨日夜半にゴム農園の雇われ
労働者で、農園内に仮設されていた小屋で寝起きしていたシーサゲート
県出身の58歳の仏教徒の男性が何者かにより首を切断され殺害され、遺
体が路上に遺棄されるという事件が発生しています。
また、男性が殺害されたと見られる時間に先立ち、同郡内で電信柱が
時限爆弾により爆破され郡内ほぼ全体が長時間に渡り停電になっていた
事から、犯行グループは停電による暗闇に乗じて男性を殺害したとの見
方もされているようです。
昨日タイを訪問したアメリカのラムズフェールド国防長官は、タクシ
ン首相との会談に先立ちタンマラック防衛大臣と会談し、席上でアメリ
カが関係国と調整を進めているマラッカ海峡に於ける海賊対策問題に関
してタイ側にも協力を要請していたようです。
また、南部問題に関しては、国際的なテロ組織が絡むものではなく、
あくまでタイの国内問題であるとして、アメリカ側の協力を仰ぐ必要は
無いとの見解をタンマラック防衛大臣側が伝えているようです。
保健当局は、ラッノーン県で感染拡大が確認されていたマラリア(カ
イ・マラリヤ/Malaria)の猛威が隣県のチュムポン県にまで広がってい
るとして警戒を呼びかけています。
尚、マラリアの感染が拡大した原因に関しては、地元保健当局側は当
地に多いミャンマー人労働者の多くが検疫をすり抜けて入国していた事
が原因であると、多分にタイ当局お得意の人種偏見に基づく責任転嫁と
もとれる発言をしています。
参考までに、マラリアに関してはタイ語はこちら(下の方を見てね)、
日本語はこちらが参考になると思います。
先に、基準を満たさない巨大広告塔に関しては厳然たる態度で取り締
まると宣言していたバンコク都庁は広告塔建設事業組合の協力を得て昨
日、高速ヨマラート出口付近にある違法に建設された巨大広告塔二つの
解体撤去作業を行っています。
都庁側によると、今回対象になった広告塔はいずれも建設基準を満た
していないばかりか、広告塔の建設が禁止されている場所に建てられた
として当初からラーチャテーウィー区側がオーナーに対して早急な撤去
を要請していたにも拘わらず、オーナー側が撤去に応じていなかったも
のだったそうです。
また、都庁側によると、これまでの調査で基準に満たない事が明らか
になっている615の広告塔の内、安全上問題がある138の広告塔の解体・
撤去作業を今月末までの完了を目指して本日より開始される予定で、解
体・撤去にかかった費用は全て広告塔の持ち主に請求される予定になっ
ているようです。
バンコク隣県のサムット・プラーガーン県の警察当局は昨日、共同し
て4歳の女児を強姦した容疑で10歳の男児4人を補導しています。
女児と男児4人は近所同士で日頃から一緒に遊ぶ仲で、過去にも小型
トラックの荷台で男児達に裸にされているところが目撃されていたよう
ですが、警察に被害届を提出した女児の母親(25)側は、近所にある空き
屋の中で女児と男児4人が一緒に居るところを発見し、その後女児を家
に連れ帰り水浴びをさせた際に局部に傷があるのに気づき女児に問いた
だした結果、裸にならないと一緒に遊んであげないとガキ大将クラスの
男児に言われ裸になったら悪戯されたとの証言を得、その後ガキ大将の
自宅に赴き父親立ち会いの下で問いつめた結果、2回に渡り強姦したと
の証言を得られた事を受け今回の被害届提出に至ったと警察に説明して
いるようです。
尚、保護者立ち会いの下で行われた事情聴取では、ガキ大将とされる
男児は一転して容疑を否認し、女児から10バーツで強姦して欲しいと言
われ、内の5バーツを別の男児に渡し、その男児に強姦させ自分は見て
いるだけだったと証言しているようです。
また、ガキ大将が強姦の事実を認めた際に立ち会い、その後ガキ大将
に折檻を加えていたとされる父親も、前からみんなでよくやっていた洋
服の取り替えっこをしていただけじゃないのと語り息子を擁護する発言
をしているそうです。
「NESDB、今期経済成長見通しを4.5%-5.5%に下方修正」
国家経済社会開発委員会(NESDB)は昨日、干ばつや津波、原油高や減速傾向にあ
る世界的な景気の影響をもろに受けた今期第一四半期の国内総生産成長率の結果に鑑
み、今期の国内総生産(GDP)成長率見込みを前回予測の5.5%-6.5%から4.5%-5.5%に
下方修正した事を明らかにした。
国家経済社会開発委員会は今回の発表の中で、今期第一四半期のGDP成長率が干ば
つによる農業生産高減や津波被害による観光部門の収入源及び原油高傾向や世界的な
景気減速傾向の影響を受け、5.3%だった前期第四四半期の実績に比べ大きく減速し
3.3%で、また原油高傾向の影響により貿易赤字額が1,245億バーツを計上し、結果と
して614億9千万バーツの経常赤字を計上した事を明らかにした上で、通期見通しに関
しては500億バーツ規模の中間期補正予算の投下や巨大プロジェクトへの投資、バー
ツ安傾向に支えられた好調な輸出部門等の支えにより景況感は持続するものの、先に
行われたディーゼル価格の変動相場制移行や原油高傾向が暗い影を落とし続け最終的
に前回予測から1%減の4.5%から5.5%の範囲で推移するとの見通しを示している。
しかし、同委員会側によると下期には政府の果敢な投資による景気刺激が期待でき
ることから、ドバイの原油価格がバレルあたり40米ドルから45米ドルの範囲で推移し
ている限りは5%を超える成長率の達成が見込めるという。
一方、貿易赤字に関しては、引き続き輸出の好調が見込めるものの、原油高傾向の
影響をもろに受けた赤字額を吸収することができず、最終的に49億米ドルレベルの貿
易赤字を計上するとの見通しを示している。
本日(6/6)朝7:00頃、ナラーティワート県スンガイ・ゴーロック郡
内にある公園の駐車場に駐車してあったバイクに仕掛けられていた携帯
電話による遠隔操作式の爆発物が爆発し、少なくとも警戒に当たってい
た当局関係者3人及び朝の運動の為に公園を訪れていた住民2人が負傷を
負っているようです。
尚、犯行グループは、警戒に当たっていた当局関係者が爆発物が仕掛
けられていたバイク付近を通りかかったところを狙って爆発物に着火し
ていたようです。
インドの公式訪問を終え一昨日からブータンを公式訪問していたタク
シン首相は、同国のリーチー・シムバー首相(タイ語記述に基づく)と
の首脳会談にのぞみ、席上で首相系の企業が独占している通信衛星を利
用したIT分野の発展を支援していく意向を表明しています。
これだけでも、ある意味では面白い(?)話しなのですが、タクシン
首相は支援を約束した際にちゃっかり自分の長女が今度オーナーになる
通信衛星と発言していたらしいです。(チャルゥムデート政府報道官談)
また、今回の首脳会談では、引き続きヂュラーポン王妃記念研究所で
ブータンの医療・保健関係者を医療教育及びトレーニングの為に受け入
れること、観光事業の共同発展を帰する事で合意に至ったほか、ハーブ
の共同研究及び将来OTOP製品の拡大版としてハーブを基にした「二ヶ国
一製品」の開発を進め利益を共有する事で合意に至っているようです。
また、チャルゥムデート政府報道官によると、首相はブータンの森林
・文化保護政策及び子供に対する行き届いた躾にいたく感心していたよ
うです。
私立アッサムチャン大学が行い世論調査エーベーク・ポールが、都内
及び近郊在住の1,996人を対象に理想的な国家汚職制圧委員会をキーに
意識調査を行った結果、回答者の58.7%が誠実且つ正直な人物が委員に
就任すべきと回答、次いで公正且つ政治とは距離を置いた人物が好まし
いと回答した者が多かったという結果が出ていたようです。
また、委員に最もふさわしい人物に関しては、元首相で現枢密院院長
のプレーム・ティンスーラーノン大将の名前を挙げた者が42.1%と最も
多く、以下社会引き締め政策の提唱者で元副首相のプラッチャイ・ピヤ
ムソムブーン警察大尉、元首相で現国家調和委員会委員長を務めるアー
ナン・パンヤーラチュン氏、首相のタクシン・チンナワット警察中佐、
現警察監察官のセーリーピスット・タミヤウェート警察大将と続いたよ
うです。
一方、最も解明を急ぐべき汚職案件に関しては56.3の回答者が新空港
建設に導入予定の爆発物検知システムに絡む調達汚職疑惑をあげ、以下、
米抵当化政策に絡む汚職疑惑、ラムヤイ抵当化政策に絡む汚職疑惑、ク
ローン・ダーン汚水処理施設調達汚職疑惑、タイ・ラック・タイ党所属
下院議員による寺への寄付金のピンハネ疑惑と続いたようです。
民主党最高顧問のチュワン・リークパイ氏(前首相)は、南部国境三県域視察の為
に訪問中のイスラム諸国会議機構(OIC)の代表団が示したターク・バイ暴動に関す
る見解を支持したものの、過剰行動い関する見解に関しては直接現場で制圧行動にあ
たった当局者ではなく、実際に行動を指揮した人物に責任が帰せられるべきであると
の認識を示した。
チュワン氏は、先にOICの代表団が、ターク・バイ暴動について当局側の過剰行動
が事態を深刻化される原因となったとした上で、直接対策にあたった当局者の希薄な
人権意識がその背景にあるとの認識を示した事に関して、当局側の過剰行動があった
とする見解に関しては同意を示したものの、現場の当局者に責任が帰せられる言質で
語られている事に関しては、指揮者の指令の下に行われた制圧行動であり、まず責め
られるべきは指揮を下した当局側の高官であるとの認識を示した。
更に、チュワン氏は南部情勢に関して、過去の政権が南部の開発に注力し、またイ
スラム系住民を同等に扱い継続的に地域住民との融和を図ってきたのに対して、タイ
・ラック・タイ党政権が総選挙に於いて自党を支持しなかった南部国境三県域を含む
南部14県の住民を敵視し政策面で重点を置かなかったことが事態を深刻化させる大き
な原因となっていると指摘している。
また、弁護士のソムチャーイ・ニーラパイヂット氏が当局者により誘拐され失踪し
た事件に関しては、訴追されている警察官は単なるスケープゴートにしか過ぎないと
した上で、南部対策に権限を持つ政府内の人物が背後で糸を引いていたとの認識を示
している。
一方、チュワン氏は、国家汚職制圧委員会の委員全員が辞任した事を受け与野党間
で論争が展開されている憲法改正問題に関しては、委員の中立性を担保するためにも、
解釈が錯綜し、また将来抜け穴を利用する行為が行われることを防ぐために明確な形
で政党関係者の選考委員への参加を義務づけた文言を削除するべきとの認識を示した。
また、タクシン首相が先に放送された国民向け定例政見放送の場で野党関係者が政
府の信用失墜を狙っていると発言していた事に関しては、発言に責任を持つと共に、
首相が放送の中で語ったとおり具体的な個人名まで掌握しているのであれば具体的な
資料と共に根拠を説明するべきであると指摘している。
チァン・マイの地震観測所は、本日朝(6/5)6:02と8:53に北部で地震の
発生を観測した事を明らかにしています。
発表によると6:02に観測された地震はマグニチュード3.3クラスでウ
タラディット県トーンセーンカン郡内にある断層を震源とし、また8:53
に観測された地震はマグニチュード3.0クラスでプレー県ワンチン郡内
にある断層を震源とし、ラムパーン県トゥン郡及びラムプーン県リー郡
内で揺れを感じることができたようです。
北部では一昨日から昨日にかけてプレー県の一部で地割れにより一部
家屋にヒビが入る等の被害を引き起こし住民等が一時避難する事態となっ
ていました。
尚、今回の地震による被害は報告されていません。
タクシン首相は昨日、公式訪問先のインドからの中継で放送された国民向け定例政
見放送の中で依然不穏な情勢が続く南部国境三県域対策の為に当局組織の機構改革に
取り組んでいる事に触れ、中央と地域に展開する当局側との間の意志決定及び指揮系
統に効率性をもたらすために行ったものであることをあらためて強調した。
放送の中でタクシン首相は、先に行われた機構改革で、長期に渡って南部国境三県
域正常化推進委員会の委員長を務めてきたシリチャイ・タンヤシリ大将を中央に戻し
第四地区国軍本部本部長だったクワンチャート・グラーハーン中将を新委員長に据え
ると共に国務省の副政務次官及び第九地区警察本部長を副委員長に据えた事を明らか
にした上で、今回の機構改革により軍警察間及び中央との意思統一が図れるのみなら
ず意志決定及び指揮系統に更なる効率性がもたらされることになるとの認識を示した。
一方、タクシン首相は放送の中で6月1日いスタートした新エネルギー節約キャンペ
ーンに触れ、国民の協力に感謝の意を表明した上で、年間輸出総額2,000億バーツに
対して原油輸入高が5,000億バーツにも上る不健全な現状を打破する上でも国民一丸
となったエネルギーの節約が急務であると訴えた。
また、開設して一年目を迎えた目安箱に関しては、これまでに48,000件の陳情が寄
せられ、内34,000件が処理済みで、陳情内容は主に汚職、麻薬、借金、貧困、権利、
利益誘導等に関する者だった事を明らかにしている。
タクシン首相は昨日、インド、ブータン歴訪に先立ち空港内で記者団
の取材に応じ、国際連合がJIと共謀した容疑で逮捕され、先に無罪判決
下された4人の容疑者の弁護士だったソムチャーイ・ニーラパイヂット
氏が誘拐され失踪した事件に関する明確な説明をタイ政府に求めている
と報じられている事に関して、具体的な話しは聞いていないと断った上
で、仮に国連側に調査に乗り出す意向があるのであれば政府としてそれ
を妨げる方針は無いと語っています。
タクシン首相は発言の中で、事件に関しては国際規範及び国内法に則
り適切に処理されており国連側が調査に乗り出すことに関しては一切問
題はないとした上で、調査対象となる案件が既に司法に付されているこ
とから最終的には司法当局側と国連間で詰めるべき話しであるとの認識
を示しています。
一方、ソムチャーイ弁護士の失踪が明るみになった際にタクシン首相
が「どうも、夫婦間で夫婦喧嘩があったようだ」と不用意な発言をして
いた事に関しては、これはマスコミが大げさに取り上げただけで、実際
にはその様なニュアンスの発言はしていないとした上で、「その証拠に、
その後チャンと警察関係者が逮捕され送検されているでしょ」と発言し
ていました。
一方、先に無罪判決が下されたものの、検察側の控訴期限到来まで仮
釈放が認められていなかったJI関連被告4人に関しては、昨日までに裁
判所側が保釈を認める決定をしています。
尚、現在保釈の為に必要な書類の準備を進めている親族は、アラーの
神を信仰する者として、無実の者を逮捕拘留した警察を告訴したり、損
害賠償を請求するつもりは無いと語っているようです。
先に、元副首相のプラッチャイ・ピヤムソムブーン警察大尉に次期国
家汚職制圧委員会委員に立候補する様推す声がタイ・ラック・タイ党内
の一部党員の間から上がっていると報じられていましたが、ここにきて
政党から離党して少なくとも三年以上経っていなければならないとする
委員の資格要件に抵触し委員に就任する事はできないという事が明らか
になっているようです。
今頃知ったのですが、ギタリストのヂラパン・アンスワーノンさん
(アヂャーン・ヂラパンと呼ばれることも)ってバークリー音楽院出身
だったんですね。
世代的にはJoe Satrianiや秘かにAllan Holdsworthが抜けたUKのオー
ディションを受けていた(Robert Fripp談)らしいSteve
Vaiが通って
いた頃と同期?
今までタイ人の方でバークリー出身者がいるって話しを聞いたことが
ないのですが、まだ他にもいるんでしょうかね?(いてもタイ国内では
活動してない可能性もあると思いますが。。。)
で、ギターついでに、ちょこっと懐古なExtremeのギタリストだった
Nuno Bettencourtが、都内ラチャダムリ通りにあるAUAの講堂で6月7日
17:30から彼のバンドを率いてギター・ワークショップを兼ねたライブ
を行う予定になっています。
チケットは500バーツで、サヤーム・ディスカバリー・センターやセ
ントラルのラート・プラーウォ店やバーン・ナー店、ド・モールのター
・プラッ店やバーン・ガピ店等に入っているMusic
Collectionで購入可
能だそうです。
それにしても17:30という早い時間からの開始というのは、都内某所
でAfter GIGと称して大暴れする為なんでしょうかね(笑)。
本日付Bangkok Post誌やマティチョン誌がAFP電として伝えたところに
よると、6月1日スイスのチューリッヒを飛び立ったタイ国際航空TG971
便(MD11、乗員乗客169人)が空圧制御システム故障を引き起こし、45ト
ンもの燃料を空から投棄した上でチューリッヒ空港に緊急着陸するとい
う事故が発生していたようです。
同航空に関しては、4月19日に香港に向け飛び立つためにタクシング
中だったA330型機が到着ゲートに向かっていたシンガポール航空機と接
触事故を引き起こした他、5月22日にはミュンヘンへ向かっていたB747
型機が操縦室内の亀裂発生及び空圧減衰でインドのカルカッタに緊急着
陸、先週には北京空港をバンコクに向け飛び立ったB777型機がエンジン
故障の為に空港に引き返す事故を引き起こしており、今回の事故により
実に六週間で四回も事故を引き起こしていた事になります。
新エネルギー節約キャンペーンが開始された6月1日20:45に全国1,400
万家庭及び各事業所の協力の元で実施された5分間の消灯により全国合
計で118,736バーツに相当する702メガワット、44,000パワーユニットの
節約効果が確認されたようです。
地域別ではバンコク地区で16,332パワーユニット、中部地区で14,450
パワーユニット、北部地区で4,941パワーユニット、東北地区で4,816パ
ワーユニット、南部地区で3,598の電力節約が認められ、年間にして
4,300万バーツの電力節約が期待できるとしているようです。
また、非公式ながらエアコンの一時使用中止の励行を呼びかけた昼休
み時間では、大規模発電所一ヶ所の発電能力に相当する822メガワット
の節約効果が確認され、年間にして5億7,800万バーツの節約効果が期待
されているようです。
今回の結果を受け、タクシン首相は協力してくれた国民に感謝の意を
示すと共に、今回のキャンペーンを機に節約という概念が文化としてタ
イ国民の間に根付くことに期待を寄せる発言をしていました。
タクシン首相によると、一家庭で二つの電灯を一時間使用しない事を
励行するだけで、年間にして12億バーツの節約効果が国家にもたらされ
るんだそうです。
ただ、昨日高速上から見た限りでは、既に祭りの後状態で消灯に協力
するビルの数も激減しているとの印象を個人的には持っています。
また、同時にタクシン首相は政府関係者や各省庁の幹部クラスに対し
て公的な場に出席する時以外は上着を着用しない等軽装を心掛けるよう
呼びかけていました。
一方、南部国境三県域では不穏な一味側に機会を与える畏れがあると
して一部の地域で消灯を見合わせていたようですが、ナコン・シー・タ
ンマラート県県都内では行政事務所が付近の通りを照らしていた照明を
エネルギー節約の為に一時的に消灯した機会に乗じて賊が事務所付近に
ある31歳の検事宅に侵入し5万バーツ相当の金品を盗み出すという事件
が発生していたようです。
地下鉄の運行を請け負っているバンコク・メトロ社(ロット・ファイ
・ファー・グルンテープ社)は、現在適用されている駅数に応じ10バー
ツから20バーツの範囲で変動する料金体系が6月4日に終了する事を受け、
6月5日から9月30日までの期間の料金体系を明らかにしています。
同社によると、料金体系はカードの所有者とキップに相当するトーク
ンの使用者で異なり、カード所有者に関しては大人用のカード所有者に
は10バーツから25バーツ、学生用のカード所有者には8バーツから22バ
ーツ、児童・老人用カードの所有者には6バーツから16バーツで変動す
る料金体系が、またトークンの使用者に関してが、大人が12バーツから
31バーツ、児童・老人が6バーツから16バーツの範囲で変動する料金体
系が適用される事になるようです。
最高裁判所で有罪判決を受け国家汚職制圧委員会の委員全員が辞任
した事を受け与野党間で憲法改正に向けた議論が展開されている中、
タイ・ラック・タイ党所属の一部有志議員が、元同党幹事長のプラッ
チャイ・ピヤムソムブーン警察大尉(元副首相)を委員に推す動きを
見せています。
消息筋によると、プラッチャイ警察大尉がニュージーランドから帰
国する6月5日以降に直接本人に対して立候補を働きかける予定で、本
人が最も望んでいた政党に縛られず、国家の利益の為に働くことがで
きる職として必ず要請に応じてくれると期待を寄せているようです。
一方、憲法改正議論に関しては、国民の代表として下院内に議席を保
有する五つの政党からの代表者の選考委員会への参加を義務づける現行
憲法の規定を削除する代わりに、国民の代表として下院議長と野党代表
(第一野党党首)の参加を義務づける方向で改正するべしとする与党側
と、国民の代表として非政府系団体の代表の参加を義務づけるべきであ
るとする野党側との間で詰めの協議が展開されているようです。
昨日19時過ぎ頃、トンブリー地区のウォン・ウィヤン・ヤイに近いプ
ラッチャーティポック通り沿いにある築約20年になる8階建ての旋盤作
業所兼住宅用ビルから火災が発生し、ビル内に取り残されたビル・オー
ナーの母親と見られる高齢の女性の死亡が確認された他、女性2人及び
子供1人が救出され病院へ搬出されました。
また、昨日22時現在当局側は正式には確認していないようですが、男
性1人がビルから飛び降り死亡したとの目撃情報が寄せられているよう
です。
尚、火災の方は昨日22時現在ほぼ鎮火しているようです。
ルゥンチャイ元中銀総裁に高額の賠償命令が下された事に関してタク
シン首相は、司法不介入の原則に則り判決を尊重すると断った上で、事
は長年続いてきた誤った政策に起因し、更に複数の責任の所在場所が複
雑に絡んだ特定の個人に責任が帰せられる性質の物では無いとの認識を
示した上で、ルゥンチャイ氏は法律で認められた権利を行使し控訴する
べきであると語っています。
因みに、ルゥンチャイ氏が辞任した後に発生した通貨危機で、事前に
変動相場制移行をインサイダーとして知っていた当時副首相だったタク
シンさんや財務大臣だった(もしかすると発生当時はアムヌアイ氏だっ
たかもしれません)タノーンさんとか、首相だったチャワリット大将の
超派手好きな夫人が外為で大儲けしたという噂が当時ありました。
新エネルギー節約キャンペーンが始まった昨日20:45頃、高速を走っ
ていたら正面に見えていたガシコン銀行本店ビルを始め主要なビルの照
明が一斉に消灯されていました。
でも、消灯の足並みは揃っていなかったけどね。。。。
因みに私の勤務先はプロジェクトの関係で政府関係施設内にあるので
エアコンの一時使用中止はかなり前から半強制的に励行させられていま
すです。
ついでに、私の運転手さんはカーラチャカン・コン・カップロットと
記載されたID(しかも張られている写真はちゃんと公務員が着用する制
服姿)を持つ、れっきとした公務員さんなんですが、政府から通達され
ている90Km以内走行を遵守するのは難しそうでした。
全然関係ないですが、タイでは職位に関係なくカーラチャカンと記載
されたIDを持っていると一気に対金融機関の信用が上がるらしく、運転
手さんが田舎のスパンブリーに帰るたびに親戚や近所から借金の保証人
になってくれと言われ辟易とする思いをさせられるそうです。
APEC会議に会わせバンコク都内にある大使館五ヶ所の爆破を計画した容疑で逮捕さ
れていたナラーティワート県在住の4人の被告に対する判決公判が昨日刑事裁判所で
開かれ、裁判所側は証拠不十分であるとして被告4人全員に無罪の判決を下した。
この事件は、2003年5月にジェマー・イスラミア(JI)の一味としてバンコク都内で
逮捕され、その後シンガポールの当局に身柄が移送されていたバンリドゥワンことア
ーラーフィー・ビン・アーリー容疑者からの証言に基づき、バンコク都内にある五ヶ
国の大使館及びパッタヤー、プーゲットに於ける爆破・破壊活動を共同で計画してい
たとして2003年6月10日にナラーティワート県内在住の医師、私立イスラム教学校の
経営者親子及び爆発物製造の専門家とされていた労働者の4人が逮捕されていたもの
で、時期的にタクシン首相がアメリカ国内で首脳会談を終え、またAPEC会議を直前に
控えた時期でもあったことから、アメリカの目を意識して行われた逮捕劇だったとも
指摘されていた。
裁判所側は昨日の判決公判で、4人の逮捕は具体的な物的証拠に基づかないアーラ
ーフィー容疑者からの証言のみに基づいて行われたもので、また爆破・破壊活動を計
画していた事を具体的に立件できる証拠を揃える事ができなかったと指摘した上で、
証拠不十分であるとして無罪の判決を下した。
また、裁判所側は判決文の中で、タクシン首相が2003年6月14日に放送された国民
向け定例政見放送の中でJIに関係する4人がタイ国内で逮捕された事を明らかにした
事が、捜査側のプレッシャーとなり、先入観に基づいた立件を急ぐ捜査を助長する結
果となったと指摘した。
この事件に関しては、一貫して容疑を否定していた4人に対して拷問まがいの方法
で事情聴取が行われていた事を告発していた、当時タナーイJI(JI付き弁護士)と称
されていたイスラム教弁護士協会会長だったソムチャーイ・ニーラパイヂット弁護士
が何者かにより拉致され失踪するという事件が発生し、南部国境三県域に於ける不穏
な情勢を誘発するきっかけとなったとも指摘されていた。
尚、ソムチャーイ弁護士失踪事件に関しては、これまでに警察中佐クラスを含む4
人警察関係者が逮捕されているが、捜査は一向に進め気配を見せていない。
今回の無罪判決を受け、4人の被告の弁護士は南部国境三県域の正常化にプラスと
なるものであると評価した上で、検察側に対しては被告とされた4人がいずれも地域
で尊敬され住民からの信頼も厚い人物であった事を充分に認識し今回の判決結果を厳
粛に受け入れるべきであると発言している。
昨日11時過ぎ、都内ディン・デーン通りソーイ・ティンゴーン内で32歳の元女性店
員の射殺体が発見された。
射殺体で発見された女性は2ヶ月前まで都内にあるセントラル・バーン・ナー
店の店員だったブリラム県出身のサムレット・コンプラッドーンさん(32)で、警察は、
サムレットさんと一時期同居していた友人の女性(34)から、サムレットさんは都内シ
ーロム通りで宝石商を営む恋人のネパール人男性と一緒に宝石ビジネスを展開する為
にアメリカ行きの手配を進める一方で、生命保険金の掛け金を支払った他、毎月定期
的に生活費をサムレットさん宛に送金していた日本人男性の恋人との関係も続けてお
り、また他にもサムレットさんの行方を捜すために突然友人宅に現れたタイ人男性が
いるなど、男性付き合いが派手だったとの証言があることからサムレットさんの浮気
性若しくは金銭関係のもつれが事件の背景にあると見て、事件現場で目撃されていた
身長175センチくらいの男性の特定を急ぐとしている。
1997年12月11日夜半にタイ国際航空機が、雨天の中スラーッターニー
空港への着陸を数回試みた後、失速し墜落した事故に絡んで、当時機長
だったピニット・ウェーチャシルパ氏の未亡人が昨日までに、夫の名誉
回復と慰謝料1億3,000万バーツの支払いを求め民事訴訟を提訴していま
す。
この事故に関しては当時機長の操縦ミスとされていましたが(その他
空港のILS装置が未使用だったとの説もあったと記憶してます)、その
後の事故調査報告書でタイ国際航空側の整備ミスが原因だったことが明
らかになっていたようです。
また、この事故はアジア大会の開催中に発生した事故で、また日本の
水産業関係者の方が犠牲になられた事から日本国内でも大きく報じられ、
更に現在はすっかり落ち目になってしまった歌手のジェームスが九死に
一生を得たり、腸癌を患い自宅療養の為に家族等と当機に乗り合わせて
いた当時7歳だったアピチャート君が点滴チューブをつけたまま救助を
求め救助隊に機体の位置を知らせると共に、自らも体調を押して救助作
業にあたったとして、ヒーローとしてタイ国内のマスコミではジェーム
ス以上に大きく取り上げられていました。
確か、その後アピチャート君の話しを聞き付けたドイツ政府からの治
療提供の申し出を受けアピチャート君はドイツに向かっていたと思いま
した。
1997年7月に発生した通貨危機前夜に、当時タイ中央銀行総裁の職に
あったルゥンチャイ・マッラッガーノン氏が通貨政策を誤りバーツ保護
の為に外貨準備高を投下し186,015,830,720バーツの損害を国家にもた
らしたとして、損害額の弁済を求めタイ中央銀行が提訴していた民事訴
訟の判決公判が昨日民事裁判所で開かれ、裁判所側は中銀側の主張を認
めルゥンチャイ氏に対して185,953,740,000バーツ及び弁済終了まで年
7.5%の金利を中銀側に支払うよう命じる判決を下しています。(数値は
金額の大きさを強調するために敢えてフルで記載しています。)
尚、ルゥンチャイ氏の弁護側は控訴する方針を明らかにしています。
因みに、当時ルゥンチャイさんは慶應義塾大学出身として日本では知
られていました。
政府は昨日開かれた定例閣議の席上で、6月1日をもってディーゼル価格を変動相場
制に移行させると共に、エネルギー基金からの価格維持の為の補填金の支出を中止さ
せる決定を行った。
今回の決定は、原油価格の動向が安定基調にあることを勘案して決定されたもので、
変動相場制移行後は、価格の急激な値上がりを抑制し以て国民生活への影響を最小限
に留めるためにディーゼル価格に適用されている物品税を向こう6ヶ月間リッターあ
たり1バーツ、続く4ヶ月間はリッターあたり50サタン引き下げる事も昨日の閣議で確
認されている。
尚、総額880億バーツに上るガソリンやディーゼル価格維持の為に投下されてきた
エネルギー基金からの補填金に関しては、補填にかかる負債償却の為に850億バーツ
分を債券に転換する方針であるとしている。
一方、今回の決定を受け商務省国内通商局は、便乗値上げ行為の監視を強化する方
針をあきらにしている。
先に最高裁判所により有罪判決が下された国家汚職制圧委員会の委員全員が辞職願
いを提出した事を受け、新委員選考の為に急務となっていた憲法改正を進める事が昨
日開かれた定例閣議の席上で正式に確認された。
今回の正式確認を受け、今後ウィサヌ副首相を総責任者に、国家汚職制圧委員会委
員の選考を規定した憲法297条を始め、選挙委員会委員の選考に関係する138条及び憲
法裁判所判事の選考に関係する257条の条項改正に向け野党及び上院と詰めの協議を
行い一ヶ月以内の改正施行を目指すことになる。
尚、野党側は昨日までに、各条項に記載されている政党からの代表者の選考委員会
への参加を義務づける文言を抹消し、新たに民間団体及び学識経験者の参加を義務づ
ける方向で憲法改正案を下院に提出する事で合意に至っている。
元トラート県の土木事務所の契約職員だったパカポン・サンタールライ被告(29)が、
元国務副大臣(当時首相顧問)の職に有ったソムバット・ウタヤサーン氏に強姦され
たと告発し、ソムバット氏側が両者の性的な関係は援助交際に基づく物で強姦の事実
は無かったとして名誉毀損及び脅迫で訴えていた裁判の判決公判が昨日刑事裁判所で
開かれ、刑事裁判所側はソムバット氏側の主張を全面的に認めアカポン被告に対して
恐喝未遂で4年、虚偽の告発で2年及び名誉毀損で1年の合計7年の禁固刑、名誉毀損に
かかる慰謝料1千万バーツの支払い及び新聞四誌に向こう10日間に渡り謝罪広告を掲
載するよう命じる判決を下した。
この裁判は、ヂャンタブリー県副県知事の職にあったソムバット氏の実弟に貸して
いた120万バーツの返済を要求する為にソムバット氏に対して女性の人権擁護活動家
としても知られるパウィーナー・ホーンサグン女史(現タイ・ラック・タイ党所属下
院議員)立ち会いの元で交渉する機会をつくって欲しいと要求したが、弟が待ってい
ると騙されて連れ込まれたホテルの部屋でソムバット氏に強姦されてしまったとして
警察犯罪制圧班に被害届を提出したパカポン被告に対して、性的関係を持ったのは大
学四年課程の学費支払いの為に2万バーツが必要であるとのパカポン被告側の申し出
に応じた所謂援助交際であったにも関わらず、その後度重なるパカポン被告側からの
慰謝料支払いの脅迫に応じなかったために虚偽の告発をされたとして提訴していたも
の。
裁判所側は、既にパカポン被告が提出した被害届が証拠不十分であるとして送検が
見送られていた事、また過去にも今回の告発と同様に冷蔵庫に保管されていた事後処
理に使用したティシュや着用していた下着を証拠品として警察に提出し地元有力者か
ら強姦されたと被害届を提出し示談金を入手していた事があったことから、パカポン
被告側の主張は信用できないと判断、更に避妊具を持ち合わせていなかったために性
的な関係を持つことに消極的だったソムバット氏に対して口による処理を申し出るな
ど、終始パカポン被告側が主導していたとするソムバット氏側の主張はパカポン被告
が最初から強請り目的で性的な関係を持ちかけた事を裏付けるものであるとして有罪
であると判断した。