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2005年07月21日 〜 2005年07月31日
タクシン首相は、昨日放送された国民向け定例政見放送の中で、8月2日にヂャンタ
ブリー県内で開かれる移動閣議の席上で個人の権利推進委員会の創生に向け協議を行
う方針を明らかにした。
発言の中でタクシン首相は、個人の権利は重要且つ基本的な権利であり、また政府
が最大限の努力を持って守るべきであるものであるとした上で、元検事総長で元憲法
改正審議会委員のカニット・ナッ・ナコン氏を委員長に迎え入れ個人の権利推進委員
会を創生し、タイ国民個人の権利意識の向上及び保護を期すと共に、権利侵害行為に
関する陳情受付窓口として権利侵害行為に対する監視役を担うと共に、将来的に人権
問題に関して政府に提言する役割を担わせたいと語った。
しかし、タクシン首相は、南部国境三県問題に於ける権利の侵害行為は、「普通で
はない状況を正しい状況に戻し、平和と安泰をもたらす」為のみに限定されて行われ
ているものであると語り、先の非常事態宣言を正当化すると共に、公共の利益の為に
は人権侵害も容認され得る事に含みを持たせている。
今回のタクシン首相の提案に関しては、非常事態宣言の合憲性に関する議論をかわ
すだけでなく、憲法の規定により高度に独立性が保証されている国家人権委員会の政
府に対する牽制機能を弱体かさせ、更には正義の名の元に於ける人権抑圧を正当化す
る為の手段としても使用し得るとの意見も多い。
尚、委員長に就任予定とされるカニット氏は、タイ・ラック・タイ党の創生メンバ
ーの一人で、その後前々回の総選挙直前にタクシン首相と袂を分かち政界から距離を
おいていた事でも知られている。
「猥褻ビデオ出演のノーン・ネートに執行猶予付き6ヶ月の判決」
猥褻ビデオの中で日本人男優と共演した事でも話題になったノーン・ネート(Nat)
ことゲーサリン・チャイチャルゥムポン被告に対する判決が昨日開かれ、ドゥシット
裁判所は禁固6ヶ月、執行猶予1年及び4,000バーツの罰金支払いを命じる判決を下し
た。
この事件は、当時モデルとして売り出し中だったゲーサリン被告が、過去に猥褻ビ
デオに出演したいたことがインターネット上の掲示板等で話題になり、警察側が捜査
にのりだしていたもの。
裁判所側は判決の中で、過去に同様な犯罪を犯していないこと、また同被告の証言
が裁判の進行を助けた事を情状酌量し、禁固9ヶ月及び6,000バーツの罰金支払いを要
求した検察側の求刑に対して、それぞれ3分の1ずつ減刑し今回の量刑となった。
今月中に完了と見られていた内閣改造に関して、タクシン首相は昨日、
ほぼ考え通りの陣容に成りつつあるとしたものの、いずれにしても「ド
リアンを食べてから」全貌を明らかに出来る見通しであると語り、早か
れ遅かれ8月2日ヂャンタブリー県内で予定されている移動閣議後まで改
造は見送りになった事を明らかにしています。
タクシン首相は、先にタイ中央銀行が今期の国内総生産成長率見通しを4.5%-5.5%
の水準から3.5%-4.5%の水準に下方修正した事に関して、今期下期に政府が取り組む
各種景気刺激策等により政府としては4%の達成が可能であるとの認識を示した上で、
現状では4%台の成長率達成は充分に満足できる水準であると語った。
タクシン首相の発言に先立ち、ソムキット副首相兼財務大臣が、経済関連団体との
間で域内他国の状況を鑑みた場合、3%-4%の成長率達成が現状では満足できる水準で
あるとの見解で一致していた事を明らかにしていた。
タイ中央銀行は先に、引き続き予想される原油高傾向及び予想外にハイペースな貿
易赤字の進行等を勘案して今期の国内総生産成長率見通しを3.5%-4.5%に下方修正す
ると共に、今期のインフレ率見込みを3.0%-4.0%から4.0%-4.5%に上方修正していた。
移民警察局のスワット臨時局長(警察少将、10月の異動で正式に局長に就任予定)
は、一昨日夜半までに都内バーン・ラック区内にあるエンターテイメント施設8ヶ所
で適正な査証を所持せずホステスとして働いていた中国人女性90人を摘発した事を明
らかにした。
同局長によると、逮捕された90人の多くが客と売春を行っており、また内4人は査
証すら所持していなかったという。
また、同局長によると、今後も不法入国行為や入国許可条件で認められていない行
為を行っている外国人の摘発を強化する意向で、既に全国の移民局事務所に対して所
轄内の摘発を強化するよう指示済みで、仮に所轄内でかかる行為を見逃していた事が
発覚した場合は、責任者に対して査問の上で厳格に処罰を下す方針であるという。
首都圏警察本部タリンチャン署は一昨日夜半、マフィアを気取って仲間のバイタク
運転手等を脅迫し金銭を強請り取っていたとして38歳と34歳の夫婦を逮捕した。
今回の逮捕は、同じバイタク・スタンドで営業している仲間のバイタク運転手から
の密告により実現したもので、仲間からウワン・マフィア(デブのマフィア)と呼ば
れていた逮捕された38歳の男性は、バンコク・ノーイ地区内にある中古車展示場前に
置けるバイタクの営業を認める見返りに、当局に対する対策費用だと言って一人あた
り月1,000バーツを徴収し、支払わない者には暴行を加え支払いを強要していたとい
う。
尚、逮捕された夫婦は、いずれも裁判所で争うとして黙秘の構えを見せているが、
警察では、何等かの形で地元の大物と繋がりがあると見て事情聴取を行うとしている。
恐妻家将軍、御落胤(嘘)と面会するの図。
きっと将来は、保科正之の様にお国の為に尽くしてくださるものと思われま
す。
参考までに図を拝借したカオソットの記事はここです。(下の方に素敵な写真
集へと貴方を導いてくれるありがたいリンクもあります)
昨日、ヤウォワレート女史に対する反訴の為の訴状を刑事・民事裁判
所に提出した民主党のアロンゴン副党首は、今回の反訴は自らの政治生
命を賭けたタクシン首相への挑戦であるとした上で、仮に裁判所が汚職
の存在を認めた場合は、汚職解明の為の専門委員会すら創生せず、「解
明委員会なんか創らなくても妹が関係ないことは解り切っている」と言
い切ったタクシン首相は自らの職位を退き責任を取るべき、また仮に裁
判で自身が敗訴した場合は潔く政界から去るつもりであると語っていま
した。
昨日、スワンナプーム新国際空港工事の進捗状況に関してヒアリングを行ったタク
シン首相は、現在の工事の遅延状況に関係なく、開港予定日に定めていた9月29日に
間違いなく一番機の離着陸が行われることになるとの見通しを示した。
タクシン首相は発言の中で、一般供与の開始時期に関しては、無駄に工事の完了を
急がせることは逆に安全確保上の問題が起こり得るとして、今後6-8ヶ月、若しくは
来年半ばを目指すとした上で、いずれにしても工事が完了している、していないに関
係なく、少なくとも9月29日までに完成する予定になっている第一滑走路を使用して
同日に第一番機による試験離着陸が行われる事は確実に約束できると語った。
一方、今回の工事遅延に関して、政府側から工事関係者に何等かのペナルティーを
課すのかとの質問に対しては、落ち着いた表情で遅延違約金を請求する事は有り得な
いだろうとの認識を示している。
タクシン首相の発言に先立ち、スリヤ運輸大臣は、工事遅延が指摘されている旅客
ターミナルビルに関しては、爆発物検知システムの発注・納入が遅れた事が影響した
事を認めた上で、6-7ヶ月、早くて12月までに完了させることができるとし、また二
本の滑走路に関しては第一滑走路に関しては9月29日、第二滑走路に関しては、それ
より2ヶ月遅れで完成する見通しであることを明らかにしていた。
* 御落胤(嘘)との初めとの面会を果たした直後に、工事現場入りした
せいか、当日のタクシン首相は前日とうってかわって終始ソフトタッ
チだったらしいです。
日曜日にスワンナプーム新国際空港工事の進捗状況の視察を行い、工
事の遅延状況を間近に確認したタクシン首相は、「もし向こう2ヶ月間
で完成させなかったら、二度とお前等には発注してやらんぞ」とばかり
に、本日建設現場で予定されている空港建設関係者との協議の席上で、
仮に予定通り9月29日までに建設が完了しなかった場合は、関係企業を
ブラックリストに記載し、将来の政府プロジェクトの契約先リストから
除外する方針を申し伝える意向を明らかにしています。
因みに、同様な「脅迫」は、昨年8月にも行われていたりするのです
が、一方、新空港建設に絡んで数々の汚職疑惑が持ち上がっていること、
更に爆発物検知システム"CTX9000"が絡む調達汚職疑惑に対してスリヤ
運輸大臣が国民が納得できる釈明が出来ていない事等、工事遅延の張本
人は政府側なんでないのとの指摘に対して、タクシン首相は「そんなこ
とが関係あるはずが無い」と語り強く否定しています。
尚、問題のCTX9000の第一号機と第二号機は、KZ254便とCI003便で、
それぞれ29日の9:00と12:20に目出度くタイ国内に到着する運びとなっ
ているようです。
スワンナプーム新国際空港駐車場ビル建設の発注に絡む賄賂要求疑惑
に絡んで、首相の実妹であるヤウォワレート・チンナワット女史から刑
事裁判所名誉毀損訴訟を提訴された民主党副党首のアロンゴン・ポンラ
ブット氏は、野党としての監視・牽制機能を守るために、虚偽の証拠に
より事実をねじ曲げ訴訟権及び損害賠償権を行使された事により名誉を
毀損されたとして、本日中にヤウォワレート女史を被告として、刑事・
民事両方で反訴する方針を明らかにしています。
尚、民事訴訟ではヤウォワレート女史側と同額の5億バーツの損害賠
償を請求する予定で、仮に勝訴した場合は賠償金を全て設立を計画して
いる反汚職ネットワークの設立費用に投下する方針なんだそうです。
先に国家調和委員会のアーナン委員長が、南部国境三県域問題対策の
一環として、同地域を武器が存在しない非武装地域(フゥン・ティー・
プロート・アーウット)にするべきであると提言した事に関して、タク
シン首相は、あらゆる提言を公正・透明を旨に検討すると断った上で、
アーナン氏の提言に関しては、南部において急務となっている「社会に
存在する良い人が、中には洗脳されている者もいる悪い人によって危害
が加えられることが無い」状況を創生するというポリシーと勘案して考
えた場合、必ずしも容易に実現できる話しではないと語り、否定的な見
解を示しています。
また、ナラーティワート県の商工会議所も、依然地域の住民が身の安
全に脅威を感じ、更に当局側の任務遂行にも信頼をおいていない状況で
は、現実的な解決策ではないとの認識を示しています。
南部国境三県域のヤッラー県バンナンサター郡内で昨日16:30と17:30
頃に当局者を狙ったと見られる爆破事件が連続して発生し、最初の爆発
で警戒作業にあたっていた軍関係者1人が負傷を負ったようですが、
17:30の爆発では幸い人的な被害は確認されていないようです。
また、同県グロンピナン郡内でも16:45頃に当局者を狙った爆破事件
が発生しているようですが、こちらの方も人的な被害は確認されていな
いようです。
一方、昨日午後にはヤッラー県ラーマン郡内で、帰宅途上だったマイ
ゲーン駅所属の42歳の作業班の班長が、またパッターニー県マーヨー郡
内では62歳のゴム農園労働者の男性がそれぞれバイクに乗った二人組に
よる銃撃を受け死亡するという事件が発生しています。
タクシン首相は昨日、7月までに確実行うと発言していた内閣改造の
進捗状況に関して、まだ一部の者に対して閣入りを交渉中であるものの
既に90%は完了している事を明らかにした上で、おそらく中規模の改造
になるだろうとの見通しを示しています。
また、完了時期に関しては2-3日中としたものの、来週ヂャンタブリ
ー県内で予定されている移動閣議に関しては改造前の陣容で臨む方針を
明らかにしています。
移民警察局は一昨日深夜から本日未明にかけ都内ワッタナー区ソーイ
・ナーナー内にあるグレース・ホテル周辺を中心に街娼行為を行ってい
る外国人の集中摘発を行い、主に外国人相手に売春を行っていた21歳か
ら30歳までのロシア人及びウズベキスタン人42人を逮捕しています。
逮捕された42人の多くが、観光査証でタイ国内に入国し、期限である
2ヶ月間、若しくは2ヶ月毎に出入国を繰り返しタイ国内で売春を行って
いたとされ、主に外国人相手に一回につき3,000バーツから5,000バーツ
を請求していたようです。
尚、今回行われた摘発は、人身売買問題を最重要課題の一つに掲げて
いる、先に移民警察局局長に就任したスワット・タムロンシーサグン警
察少将の方針に基づくもの。
カンボジア領内ポーイ・ペートへの賭博目的での渡航を押さえ込む為
に出国検問所に於ける引き締めを図っている政府側の方針を嫌った賭博
目的渡航者の中には、カジノ側が用意した車で密入国を図る者やアラン
ヤプラッテートにあるローン・グルゥア市場内でカンボジア政府発行の
国境通過許可証をカンボジア人から購入し一日一万人にも上るカンボジ
ア人の検問所通行者に紛れて検問所を通過し、更に帰国する際にも新た
な国境通過許可書をポーイ・ペートで購入し検問所を通過する者が少な
からずいることから、政府は今後検問所に於ける通行者の検問体制を強
化し、摘発された者に対しては厳しく法を執行する方針で臨む方針でい
るそうです。
つい先週行われたアサンハブチャーやカウォパンサーを始め、今年既
に行われた重要な仏教儀式が1日遅れで行われていた可能性が指摘され
ているようです。
本日付のThe Nation誌によると、タイ国内では王室が重要な日付を決
定する為に使用している太陰暦に基づいた100年カレンダー(1921-2020)
に基づいて重要な仏教儀式の日付が決定されていたようですが、その
100年カレンダー自体に計算間違いがあり、今後行われる10月18日のオ
ークパサーは本来10月17日、12月16日のローイ・グラトーンは本来12月
15日に行われるのが月齢上正しく、当然来年以降の仏教関連儀式の日付
も「正しい」計算に基づいて見直すべきであると指摘されているようで
す。
なんで、バン・ファイ・パヤナークも10月18日ではなく10月17日に観
察されるという事ですね。
また、100年カレンダーを作成された方のご子息によると、父親のデ
ータが正しかったことは保証できるが、2年前に数値関連データをコン
ピュータで入力し直した際に幾つかのミスがあり、昨年に訂正表を添付
して100年カレンダーを配布していたが、王室側が本年度のカレンダー
を作成する際に訂正表に基づいた修正をしていなかったために今回の様
な事態になったのではないかと話しているようです。
尚、今回の件を受け公式に日付を見直すかについては伝えられていま
せん。
ウィサヌ副首相は昨日までに公務員専用の苦情受け付け専用電話を設
けた事を明らかにしています。
なんでも、これまでに上司から迫害されたとか、左遷や異動、上司の
権限の乱用行為、果てはセクハラに関する問題までウィサヌ副首相宛に
寄せられていたことから、急遽専用電話を設置することになったとの事
で、特にセクハラ問題に関しては、これまで表沙汰にならない問題だっ
ただけに、今回の設置により多くの苦情が寄せられることが予想されて
いるため、今後処罰規定の強化等を行い最優先で解決に取り組む方針で
臨むんだそうです。
因みに、第一次官僚機構改革に関する議論が行われていた当時、セク
ハラ問題に本腰を入れて取り組むべきであるとする提言に対して、タク
シン首相が取るにたらない問題であるとして提言を反故にした経緯があ
りました。
先にタクシン首相とアーナン国家調和委員会委員長との間で合意に至っ
ていた共同特別放送が、7月28日に放映される事が決定されました。
昨日、ソンクラー県ハート・ヤイの中心部で猥褻VCD1,576枚が押収さ
れ、4人が逮捕された様ですが、報道によると押収された猥褻VCDの中に
は、現在マスコミを騒がしている元ボクシングチャンプのシリモンコン
・シンワンチャーが騙されて撮影され、その後男性同性愛者向け雑誌に
掲載されたものや、話題になっているらしい(?)歌手のブワチョムプー
・フォードのものが含まれており、逮捕された容疑者によるといずれも
「これある?」と指定して購入していく客が多いと話していたそうです。
政府は、昨日開かれた定例閣議の席上で、観光市場刺激の為に25億バーツの予算を
政府観光庁及び観光・スポーツ省に割り当てる方針を決定した。この決定を受けヂュ
ターマート政府観光庁総裁は割り当てられた同庁に割り当てられた9億バーツをター
ゲット国12ヶ国に於けるアンダマン沿海地区を中心とした観光キャンペーン費用に投
下する方針を明らかにした。
尚、観光・スポーツ省に割り当てられた16億バーツの予算は、主に観光資源の開発
に投資される予定になっている。
ヂュターマート政府観光庁総裁は、割り当てられた予算を日本、中国、シンガポー
ル、オーストラリア、ニュージーランドといったターゲット国12ヶ国に対してアンダ
マン沿海地区を中心とした観光キャンペーン費用として投下するほか、プーゲットへ
のチャーター便就航を推進させる為の支援費用として投下、その一環として運輸省に
対して空港の駐機費用等の一時値下げを要求する方針であることを明らかにしている。
また、同総裁は今年半期実績で昨年同期比1.14%増の約520万人の海外到着旅客数を
記録した事を明らかにした上で、今後更に信頼性・効率性両面において確固たるもの
になる警報・避難誘導システムの存在により、外国人旅客の信頼獲得にも貢献するこ
と、更に12月26日に執り行われる津波発生一周年のメモリアル式典でより多くの訪問
者が見込めることから、通年で昨年と同レベルの1,200万人の海外到着旅客数を記録
する事が可能であるとの認識を示している。
今回の閣議決定に先立ち、タクシン首相は、津波警報・避難勧告が発令されたにも
拘わらず、結果として津波が発生しなかったこが、将来の観光客の出足に影響を与え
ると指摘されていることに関して、むしろ外国人観光客は避難勧告発令の重要性を理
解しており、またタイ国内で警報発令体制が整備されていることに満足し信頼を寄せ
ていることから、大きな影響を与える要因には成り得ないとの認識を示した上で、今
後波高測定ブイの設置を進め警報システムの信頼性を高めると共に、観光市場刺激の
為に政府予算を投下する方針を明らかにしていた。
しかし、タイ観光サービス協会側は、先の警報発令が内外の旅行者に心理的に大き
な影響を与え、アンダマン沿海地区への訪問を控える動きを更に助長させる結果になっ
たと指摘した上で、政府側が観光市場刺激の為に予算を割り当てても無意味に終わり、
最終的に政府目標の1,300万人の海外到着旅客数すら達成が難しいと否定的な見解を
示している。
先に国民向け定例政見放送の中で家計簿記帳の励行を国民に訴えていたタクシン首
相は、昨日朝行われた家計簿記帳励行キャンペーン開始の式典であらためて日常に於
ける無駄な支出を抑え、支出が収入を超えるという不健全な家計を改善し、生活の質
の向上を目指す一助として家計簿の記帳は不可欠であると訴えた。
今回行われるキャンペーンは農業・協同組合銀行の顧客である全国の農家500万家
庭を対象に家計簿の記帳の励行を呼びかけるもので、キャンペーン責任者のワラテー
プ財務副大臣によると、まず最初にモニター農家9万家庭を対象に農業・協同組合銀
行を通して各家庭に家計簿を配布し、懇切丁寧に家計簿記帳の意義及び記帳方法の指
導を行い、8月中に全国100万農家に、更に年末までに全国全ての農家に配布を終える
方針で、またカクコミュニティー単位で住民に家計簿の記帳方法を指導し、記帳する
習慣の普及を図るために、ボランティア指導員を募る計画であるという。
昨日朝7時頃、パッターニー県サーイブリー郡内でビニール袋に入れられた切断さ
れた男性の頭部が発見された。
発見された頭部は同郡中心部に住む同県マイゲーン郡内の警察署に所属する警察官
の29歳の息子と見られているが、警察では南部国境三県域に於ける一連の不穏な動き
に巻き込まれ殺害されたとの見方も捨てきれないとしたものの、殺害された男性の父
親から男性は多くの女性からちやほやされるタイプで、また女友達が多くいたとの証
言が得られていることから、何等かの嫉妬が殺害の背景にあり、一連の不穏な動きに
関係した犯行と見せるために殺害後に頭部を切断したとの見方を強め捜査を行ってい
るとしている。
バンコク隣県のナコン・パトム県の警察当局は、一昨日までにシンサムット・カムシリー
容疑者を県内の中古自動車販売業者に対して陸軍に顔が効くと信用させ、便宜供与の
為の手数料を要求した容疑で逮捕した事を明らかにした。
警察によると、逮捕されたシンサムット容疑者は、陸軍最高司令官のプラウィット
・ウォンスワン大将の弟で、自らは国内安全保障関連の首相秘密顧問のテーワリット
・ウォンスワン警察中将であると名乗り、偽造された首相府発行のタクシン首相のサ
イン入り身分証明書を見せ被害者を信用させた上で、陸軍が機密予算20億バーツの投
下を計画している防弾着5万着の購入計画があると持ちかけ、納入契約を締結するた
めに手数料700万バーツで陸軍内の高官に口利きをしてやるとそそのかし、700万バー
ツを詐取していたという。
一旦は容疑者の話を信用し、中国の防衛当局に防弾着5万着の発注を行い、その後
騙されていたことを知りキャンセルした被害者によると、このキャンセルで中国側か
ら5億バーツもの違約金の請求がされているという。
尚、逮捕されたシンサムット容疑者は、裁判所で争うとして警察の取り調べに対し
て黙秘を貫いているとされるが、警察側では、余罪があるとみて背後関係を含め追求
していくとしている。
昨日朝8時過ぎ、都内ワーン・トーン・ラーン区にあるビッグシー・ラート・プラ
ーウォ店前のバス停付近で29歳の女性がバスから転落し、バスの後輪に右足を轢かれ
骨折するという事故が発生した。
警察によると負傷を負った女性は、43歳の男性運転手が運転するミンブリー〜戦勝
記念塔間を運行する27番路線の委託運行バスで、事故現場近くで行われる予定になっ
ていたハウス・メイドの研修を受けるために向かっているところで事故にあったもの
で、バス停前で完全にバスを停車させない状態で出口ドアを開け客を降ろしていた事
が事故に繋がったとの見方がされている。
事故にあう前日にハウス・メイドの派遣会社に登録し、当日は実地配属される前の
研修を受けるためにバスに乗って事故にあった女性は、請負労働者の夫の収入は限ら
れており、家計を支えるために新しい職場を見つけたばかりのところで、こんな事故
に遭ってしまい、今後どうやって家計を支えていけばいいのかと途方に暮れていると
いう。
* 何度も書いていますが、この手の事故が発生した時には運転手は現場
から逃げてしまうのが定番(特に民間委託の場合)になっているので
すが、今回の事故では珍しく運転手が現場で警察の到着をまっていた
ことから、ある報道では、逃げずに警察の到着を待っていたことを殊
更強調して報じていました。
「緑バスの運転手・車掌の逮捕を求めタクシー運転手100人が集合」
昨日0:20頃、タクシー運転手約100人が首都圏警察本部フワイ・クワーン署の前に
集まり、仲間の運転手に暴力を振るった74番路線を走る緑のミニバスの運転手と車掌
の逮捕を要求した。
タクシー運転手等によると、問題のバスの運転手と車掌は、前日にディーン・デー
ン区内の三叉路で仲間の31歳の運転手が運転するタクシーとの間で接触事故を起こし、
た際に、刃物を持ってタクシーの運転手を車外に引きずり出して暴行を振るおうとし
たとの事で、幸い無線で連絡を取り合っていた仲間の運転手が現場に駆けつけ大事に
至らなかったものの、この様な危険な運転手等を放置しておくことは社会の安全上好
ましくないとして法的な措置を講じるべきであるとしている。
今回の訴えに対して警察側は、フワイ・クワーン市場付近にあるミニバスの駐車・
整備上にバスを駐車した後逃走した運転手と車掌を見つけ出し、事実関係を確認した
上で必要な法的手続きを取ることを約束している。
これが今話題のラムパーン県内にお住まいの生後20ヶ月になるお子様
です。
なんでも、奥様から「まさか隠し子が居るんじゃないでしょうね?」
と詰問されたとかされなかったとか。
因みに弊社内では、昨日付の新聞に掲載された写真を見た社員が「やっ
ぱし、隠し子がいたんだ」と叫んでいました。
本日56歳の御誕生日をお迎え遊ばされるタクシン首相は昨日、国家調
和委員会のアーナン委員長と昼食を共にしながら非常事態宣言の運用に
関して意見交換を行い、両者共同でテレビの特別放送を利用して非常事
態宣言の主旨及び政府側の運用方針について説明し、国民からの理解を
得る事で合意に至っています。
タクシン首相によると、放送時期は未定であるものの、放送の中では
非常事態宣言は南部国境三県域に於ける不穏な情勢の解決の為にのみ適
用されること、及び任務遂行にあたっては国家調和委員会の提言に基づ
き平和的な手段を旨に行い同委員会の任務と衝突することが無いよう心
掛ける事を明らかにする予定になっているようです。
ウドンターニー県第二選挙区で24日行われた補欠選挙の非公式投票結
果が昨日明らかにされ、39,251票を獲得したタイ・ラック・タイ党擁立
のティラダー・サニッタウォンチャイ女史が28,760票を獲得した野党連
合擁立マハーチョン党所属のオンアート・ウィセート氏に1万票以上の
差をつけ当選確実を決めているようですが、無効票党を会わせて集計す
ると実際に投票に訪れた74,114人より400票以上多い票が投じられてい
た事が明らかになり、再度再集計を行ってみたものの依然5票多いこと
から、何等かの形で不正な投票が行われていた疑いがあるとして、調査
の為公式な当選発表はお預けになってるようです。
「UNHCRの懸念報道は、断片情報に基づいたものでしかない」
ガンタティー外務大臣は、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)がタイ国内の人権状
況に不信感と懸念を表明していると報じられている事に関して、同事務所内で行われ
た一連の質疑応答の一断面のみが伝えられていたに過ぎず、実際に行われていた質疑
応答は2-3年前に政府側から報告済みだったタイ国内に於ける人権状況に関して最新
の状況を確認するために行われたもので、またUNHCR側から最終的な公式コメントは
語られていないと語り、懸念を表明していたとする報道を否定した。
また、タイ側が既に人権状況を報告していたにも拘わらず、ここに来て再度質疑が
行われたのは、UNHCR側がタイ側の報告内容に疑念を持っていたからなのではないか
と指摘されている事に関しては、今回行われた質疑応答はタイのみならず他の国に対
しても同様に行われている定期的な内容確認作業でしかないと語り指摘を否定した上
で、マスコミに対しては、UNHCR側がタイの人権状況に特別な懸念や疑念を表明して
いたと言った内容の報道は差し控えて欲しいと要請した。
一方、UNHCR側が先に発効した非常事態宣言発令の為の勅令に強い懸念を表明して
いたと伝えられていることに関しては、世界各国でテロが発生し、各国が法律や規則
を制定しテロ対策に乗り出し、更にイギリス国内で"Shoot-to-kill"ポリシーに基づ
いて無実の者が死亡しているような状況の中で、かかる法律や規則に対する懸念が持
ち上がる事は有り得ることとした上で、いずれにしてもタイは方の精神に基づいた正
義と透明性を旨に運用する事から国際社会の理解を得ることが出来るとの認識を示し
た。
先にアンダマン海沿岸地区に発令された津波警報に関してタクシン首相は、国内の
警報システムは既に80%まで完成していものの、依然国外からの情報と国内で独自に
収集されている地震関連データに依存している状況である事を認めた上で、来年半ば
までに海上に設置される波高計の設置を進め、警報システムとリンクさせ、完璧な警
報発令体制を築きたいと語った。
タクシン首相は発言の中で、考え得る危険を察知し警報情報を住民に知らせること
は重要な事であるとした上で、しかし住民を走らせ、結果として考え得る危険が起こ
らなかった場合、住民達は警報情報その物を信用しなくなるおそれがあることから、
より警報の信頼性を高める為に波高計の要所への設置が急ぎ警報システムとリンクさ
せることが重要であるとの認識を示している。
タクシン首相と同様に警報システム担当のスミット首相付き大臣補佐官も、先に発
令された警報が、日本及びアメリカかた寄せられた地震発生情報及び国内で集められ
たデータ、即ち地震の発生状況にのみ基づいて発令されたものであった事を認めた上
で、波高計の設置により信頼性を高めることが急務であるとの認識を示している。
一方、警報発令後の住民避難誘導面に関しては、災害警報センターのプロートプラッ
ソップ所長は80%の出来だったと一定の評価をした上で、避難対象地域の住民の中に
は車を使用して避難する者が少なからずおり、結果として避難路を混乱させたケース
が見られ、今後、避難途上に車によって引き起こされた混乱により路上に取り残され
津波に巻き込まれ犠牲者が増えるという事がないよう、より綿密な避難誘導体制を構
築する必要があるとの認識を示している。
また、一部の地域では当局間の警報発令情報の伝達が混乱し、住民に対する避難勧
告が発令されなかったケースも確認されているという。
民主党副党首のアロンゴン・ポンラブット氏は昨日、国家警察本部本部長に対して
スワンナプーム新国際空港駐車場ビル建設及び25年間に渡る駐車場運営契約の入札に
絡んで便宜供与の為の手数料として3億バーツの賄賂を要求したとされる疑惑に関す
る19件に及び証拠及びラッタポン・ガセーゴーティン氏手数料を要求された事を告白
する映像が収められたVCDを証拠として提出すると共に、賄賂の支払いを要求したと
されるタクシン首相の実妹であるヤウォワレート・チンナワット女史を初めとする6
人に対して法的責任を追及する為に捜査を開始するよう要求した。
また、告発手続きを終了したアロンゴン氏は今回の告発は新空港建設に絡む不正案
件の一つにしか過ぎず、現在解明を進めている複数の不正案件の追求を続ける方針で
あると語った。
一方、今回のアロンゴン氏の動きについて、タイ・ラック・タイ党副報道官のスパ
マート・イサラパクディー女史は、民主党がいつも仕掛けている政治ゲームの一つに
しか過ぎないが、今回の告発手続きにより裁判所で真実が明らかにされる機会を得る
ものであるとして党としてはありがたい話しであると皮肉った上で、今後アロンゴン
氏に対して法的措置を講じるかに関しては、今回の告発が党の名誉を傷つけるものな
のか否か見極めるために当面は静観する方針であると語った。
尚、告発されたヤウォワレート女史側は、顧問弁護士を立て本日中に刑事裁判所に
対してアロンゴン氏、タイ・ポスト誌及びラッタポン・ガセーゴーティン氏を名誉毀
損で告発する意向を明らかにしている。
チットチャイ副首相兼国務大臣は、南部国境三県域に於ける不穏な動
きだけでなく、国外でもテロが頻発している事に鑑み、国内安全保障の
レベルを引き上げると共に関係当局の引き締めを図る方針を明らかにし
ています。
一方、南部国境三県域の住民に対して外出禁止令が発令されるのでは
ないかとの憶測があることに関しては、政府側にはその様な命令を発令
する権限は無いとして憶測を否定しています。
スイスのジュネーブで開かれていた国連難民高等弁務官事務所による
麻薬撲滅戦争、南部問題、弁護士失踪事件等のタイ国内に於ける人権侵
害の疑いが持たれている案件に関する質疑の席上で、元イスラム教弁護
士協会会長でJIに協力した容疑で逮捕された4人の容疑者の弁護を担当
していたソムチャーイ・ニーラパイヂット弁護士が失踪した事件に絡ん
で、4人の警察官が逮捕された他に、当時国家警察本部長だったサン・
サルータノン警察大将の更迭も失踪事件と関係していた事がタイ政府側
の代表により明らかにされています。
但し、サン前国家警察本部長自身が失踪に関係していたか否かに関し
ては明らかにされていないようですが、夫人のアンカナー女史は、政府
側が初めて警察の最高幹部よ失踪の関係を公に認めたものであるとして、
政府側に対して、これを契機に明確に事件の真相を社会に明らかにする
べきであると訴えています。
一方、失踪事件に絡んで逮捕された4人の警察官に対する法的な処分
が依然下されていない問題に関しては、政府側は有力な証拠が無い事を
理由に掲げていたようですが、アンカナー夫人側は、既に一部の逮捕さ
れた警察官が仮釈放され現職に復帰しており、証拠隠滅を図ったり証人
を脅迫したりするなどして事件を闇に葬り去るおそれがあると指摘して
いるようです。
また、先に発布された非常事態宣言に関しては、法的手続きを経ず最
長で30日間拘禁できる規定が、非常事態に拘わらず何人も法的な手続き
を経ない逮捕・拘禁を免れるとする市民的及び政治的権利に関する国際
規約に違反するとの指摘があった他、強権的な手段として利用されるお
それがあるとして、緊密に状況を監視していく方針が高等弁務官側から
明らかにされていたようです。
商務省は、米、コーヒー生豆、タピオカ加工品と言った農産品や、水
産品、畜肉関連が高値水準を維持している事を反映して本年六月度の輸
出高が、前年同月比で8.2%の増加率を見せ、また本年度上半期の合計で
は、前年同期比で7.4%の増加率を見せていたことを明らかにしています。
農業・協同組合省畜産局は、過去に鳥インフルエンザの発生が確認さ
れ、最も再発のおそれがある9つの県内で重点的に再発状況の調査を行っ
た結果、7月21日までにガムペーンペート県パーン・シーダー郡ポー・
トーン地区内で鳥インフルエンザの再発を確認した事を明らかにしてい
ます。
再発が確認された地点は、過去に鳥インフルエンザ感染による死亡者
が出た地点に極めて至近な場所だったようです。
チァン・マイ県の県警察本部は7月21日、中国人医師であると言って
住民を信用させ、実際には効果が無い医薬品を法外な値段で売っていた
として福建省出身の中国人5人を逮捕しています。
警察によると、逮捕された5人組は、県都内中心部で主にビジネスマ
ンや商人を相手に体の滋養強壮を高めることで病気を治すことが出来る
ともっともらしい事を言って信用させ、単なる鎮痛剤を数千バーツもの
高値で売り歩いていたようです。
国立災害警報局は本日零時、昨日22:42アンダマン諸島ニコバル島付
近で発生したマグニチュード7.2クラスの地震の影響で、0:12頃に津波
がプーゲット県を初めとするアンダマン海沿海地区に到達するおそれが
あるとして緊急警報を発令しています。
仮に津波が発生した場合、到達予想地点は、プーゲット県内4ヶ所、
パン・ンガー県5ヶ所、グラッビー県2ヶ所、トラン県2ヶ所、ラッノー
ン県1ヶ所と見られているようです。(0:10)
0:35現在、該当地域で津波が到達する前兆は確認されていない様です
が、テレビの取材に応じた各当局関係者のコメントを聞く限りは、プー
ゲット県内では津波が最初に到達すると見られるガロンビーチ地区を始
め、危険地点に於ける避難を完了(但し、まだ警報発令システムが設置
されていないパートーン郡内の一部の地点では混乱が見られているとの
報道も)しているなど、主要な危険地点では過去の経験を生かしスムー
スに避難誘導が行われていたようです。(0:40)
首相の実妹で全国婦人会議議長のヤウォワレート・チンナワット女史が関係してい
るとされるスワンナプーム新国際空港駐車場ビル建設及び運営契約にかかる入札で3
億バーツの手数料を要求したとされる疑惑に関して追求を続けている民主党副党首の
アロンゴン・ポンラブット氏は、本日(7/25)自ら国家警察本部に赴きヤウォワレート
女史を含む女性4人及び男性2人を初めとする不正行為に関わった人物に対する逮捕を
含む法的な措置を求めるために告発手続きを行うと共に、手数料要求の事実を告発し、
その後証言を翻したラット・フゥアー・タイ社社長のラッタポン・ガセーゴーティン
氏の証言ビデオの分析を法務省科学捜査研究所副所長のポンティップ・ローヂャナス
ナン女史に依頼する方針であることを明らかにした。
一方、今年4月に撮影されたとされる証言ビデオで手数料要求の事実を告発してい
たラッタポン氏が、その後7月21日に各マスコミ宛に配布されたビデオの中で手数料
要求の事実は無かったと否定する証言を行っている事に関しては、問題の本質の大き
さ及び国内で最も影響力を持つ人物に繋がる人物が関係していることから、ラッタポ
ン氏が前言を翻す可能性は充分に予想されていた事であるとした上で、今後の告発活
動には大きな影響を与えることは無いとの認識を示している。
更に、アロンゴン氏は、過去にタクシン一族系企業による関税脱税問題を告発し、
不正解明の鍵を握るとされていた乙仲業者が暗殺されたチッピング・ムゥー事件を引
き合いに出し、恐らく軍関係に影響力がある人物が何等かの形で死の恐怖をラッタポ
ン氏に植えつけた事が前言を翻す事に繋がったとの認識を示した上で、いずれにして
も既に証言及び証拠もそろっており、どの様な脅迫があっても真実を覆すことは出来
ないと語った。
* 因みに、チッピング・ムゥー事件の時に関係が取りざたされたスチャ
ート元財務大臣は、陸軍出身で陸軍大尉のタイトルが名前に冠されて
います。
昨日朝6:00頃、ヤッラー県バンナンサター郡の郡警察署前に設置されていた検問所
付近に仕掛けられた爆発物が爆発し、たまたま朝の礼拝を終えバイクで現場を通りか
かった64歳のムスリム系住民男性が負傷を負い、付近にあった家屋5件及び自動車1台
を損傷させた。
発生発生当時、検問所には2人の警察官が任務に就いていており、また爆発直後に
バイクに乗った不審な二人組が急発進で現場から立ち去るところが目撃されているこ
とから、検問所にいた警察官に危害を加える目的で爆破させたとの見方がされている。
一方、朝5:20頃にはパッターニー県パナッレッ郡内で20歳の漁業関係の男性が出勤
の為にバイクで走行中に、後ろからつけてきたバイクに乗った2人組に銃撃され死亡
するという事件が発生している。
また、男性が銃撃された際に2人組の内の1人が現場付近に居た住民が発砲した銃が
命中し負傷を負い、バイクを乗り捨て逃走していることから、当局側は周辺一帯を閉
鎖し2人組の行方を追っているが、依然身柄の捕捉には至っていない。
首都圏警察本部は、新たにエジプト国内で爆破テロが発生したことを
受け、イギリス大使館、スペイン大使館、アメリカ大使館、オーストラ
リア大使館の他にアソークにあるエジプト大使館の警備を強化した事を
明らかにしています。
また、外国人が多く集まる場所や地下鉄を初めとする大量輸送機関関
連に於ける警備も再強化している事を明らかにしています。
本日未明1時頃、都内RCAにあるスリムとルート66でほぼ同時に客同士
の喧嘩が発生し、警察官が事態を収拾する事態になったようです。
ルート66では、酒によって気分良く踊っていた女性同士がぶつかった
事がきっかけで、怒った女性がタバコの火で相手を脅かしたことから喧
嘩となり、更にそれぞれ一緒にいた男友達が参入しビールの瓶まで投げ
合う喧嘩に発展したようですが、最終的に店の警備員の協力を得て事態
収拾となったようです。
一方、スリムでは一旦警察側が事態を収拾させたものの、中に警察高
官の息子がおり、その息子が電話で警察高官と思われる人物に助けを求
めたことから、最終的に現場にいた警察側は名前等の調書を取ることな
く家路につかす事になってしまったようです。
まぁ、タイでは驚く話しではないですが。。。
本日朝、都内ソーイ・スワンプルー8内にあるスワンプルー・パッタ
ナー・スラム内にある共同住宅から出火し、当局側が消防自動車20台を
投入し消火活動にあたったものの、ソーイの幅が狭いため消火活動に困
難を極め、最終的に付近にある新築されたばかりのコンドミニアムの
2-3階部分まで延焼しコンドミニアムに住むタイ人及び外国人の2人が負
傷を負うという事態になったようです。
尚、火災は約1時間で消し止められたようです。
因みに、新築されたばかりのコンドミニアムは、昨年同所で発生した
大火の跡地に立っていたりしてます。(何か知らないけど、系列のコン
ドの多くが何故かスラム火災のあった跡地に立っているのよね)
タクシン首相は昨日放送された国民向け定例政見放送の中で、先に発令された非常
事態宣言に関して、地域に混乱や対立を起こさないよう適切に権限を行使するべしと
する国王陛下の思し召しを胸に、緊急を要する南部国境三県域に於ける不穏な情勢の
解決の為に、行使される権限は必要最低限に留めると共に正しく且つ適切に権限を行
使する方針であると語った。
また、タクシン首相は、非常事態宣言発令の為の勅令は、イギリス政府がテロ対策
の為に既存のテロ対策法に加え新たなテロ対策の為の法律を制定する動きを見せてい
るのと同様に、あくまで国が現在置かれている状況に鑑みて制定されたものである事
を強調した上で、各界から批判に晒されている事に関しては、単純に法理のみに基づ
き、ことさら強権的な側面だけを強調して論じているに過ぎず、根本的に非常事態宣
言の主旨を理解していないと語り不快感をにじませた。
タクシン首相によると、勅令で認められた権限に関しては、三ヶ月間を目処に限定
的に行使する方針で、権限を乱用したりするような愚かな運用は一切志していないと
いう。
しかし、人権の一部が侵害される事に関しては、タクシン首相は、それを認めた上
で、毎日人を殺しているような輩に対して果たして人権の存在を懸念する必要がある
のか疑問であると語る場面も見られた。
また、タクシン首相によると、非常事態宣言の発令に伴い、非常事態令施行運用委
員会委員長のチットチャイ副首相兼国務大臣に対して、首相代行として権限を行使す
る事を認める決定をしたこと、またヂャトロン副首相に対しては当局者側の権限の行
使状況を監視する役目を担うよう指示した事を明らかにしている。
一方、中国政府が先に通貨バスケット制(ローイ・トゥワ・ベープ・ミー・ガーン
・ヂャット・ガーン)に基づいた元の切り上げを決定した事に関しては、既に政府経
済関連ワークチームから、これまで低価格だった中国産品に対する輸出競争力を得る
事ができる事から、タイ経済に取ってプラスの効果をもたらすとの報告を受けている
事を明らかにした上で、域内経済をリードする中国の通貨がより堅実になることは、
タイのみならず域内の経済にもプラスの効果をもたらすことから歓迎できる措置であ
るとの認識を示している。
昨日21時過ぎ、首都圏警察本部ソムデット・ヂャウォプラッヤー署は、地域住民の
協力のもとで都内クローン・サーン区内にあるトーン・タンマチャート寺に所属する
51歳の僧侶を14歳の少女と性的な関係を持った容疑で逮捕した。
逮捕された僧侶は以前から地域住民の間で好色僧侶として知られていたが、昨日朝
になって新たに性的な関係を持つ目的で14歳の少女を僧坊に連れ込んでいた事を住民
が知るに至り、住民側が警察に逮捕を要請すると共に住民約100人総出で退路を塞ぐ
ために僧坊を取り囲み、警察官の到着を待って身柄が引き渡された。
僧侶が逮捕された当時トイレ内に隠れていた14歳の少女は、警察の取り調べに対して
一切証言を拒んでいるというが、一方、僧侶側は単に食事を取るために少女を僧坊に
入れただけで、性的な関係は一切無いと語り容疑を否認しているという。
尚、警察では、今後保護者、社会福祉士、検事立ち会いの下で少女に対する事情聴
取を行い容疑を固めていきたいとしている。
「労働省、低所得者層向け低額商品販売促進の為のキャラバンを組織」
ソロアット労働大臣は昨日、労働社会層を初めとする低所得者層の生活の質の改善
及び個人・家庭の恒常的な安定を期するため、関連事業者と共同で全国的にキャラバ
ンを組織し、低額な生活必需品の販売を促進する方針を明らかにした。
ソロアット労働大臣は、原油高騰や値上がり傾向にある物価の影響をもろに受けて
いる低所得者層を対象に、各県の労働・厚生当局と関連事業者と共同で主に石けん、
歯磨き粉、歯ブラシ、シャンプー、調理用油、ナムプラー、インスタントラーメン、
米等の生活必需品や消耗品を低額で提供する為に、各労働現場や地域のコミュニティ
ーで販売促進活動を行う予定で、まず8月から9月にかけて集中的に実施し、結果をみ
て、その後年末まで活動を継続させる方針であるという。
児童福祉警察局及び首都圏警察本部マッガサン署は昨日夜半、都内フワイ・クワー
ン区新ペーチャブリー通り沿いにあるオーカス 2000センターなる名前のヘアーサロ
ンの強制捜索を行い、ヘアーサロンを表看板に売春を提供していたとして、44歳の店
のオーナー及び43歳の客対応係の男性、売春を提供していた女性23人を逮捕し、現金
8万バーツ強、コンドーム、会計簿等を押収した。
今回行われた摘発は兼ねてからの内偵調査に基づき囮捜査により実現したもので、
摘発されたヘアーサロンは、5階建ての商業ビル内に20室の個室を設け、訪れた客に
売春を提供していたという。
サゴンナコン県パンコーン郡の警察当局は昨日、郡内にある警察署から200メート
ルと離れていない場所にあるリゾート施設”パンタウィー”の室内で強制捜索を行い、
麻薬密売容疑で26歳の男性と25歳の女性を逮捕し、麻薬336錠を押収した。
今回行われた強制捜索は、リゾート施設内の部屋を利用して麻薬の密売が行われて
いるとの通報に基づいた内偵捜査により実現したもので、逮捕された男女は警察に対
して、外目にはリゾートの利用客を装って現れた主に深夜労働に従事する風俗嬢や若
者グループを対象に麻薬密売を行ってきており、また押収された麻薬はノーン・カー
イ県内の業者がラオス国内で仕入れたものだったと証言しているという。
一味からの脅迫に晒されている南部国境三県の教員組合は昨日までに非常事態宣言
発令の為の勅令を支持すると共に、政府に対して先に発令された非常事態宣言で適用
を見送られた規定に関しても、問題解決に効率性をもたらすのであれば、むしろ積極
的に適用し権限を行使するべきであると政府側に働きかける方針を決定した。
この様な状況の中で、先に発令された非常事態宣言で適用が見送られたソンクラー
県テーパー郡内にある少なくとも7ヶ所の学校に対して、当該校に所属する仏教徒系
の教師の具体名を記した上で、直ちに当地から立ち去らない場合は殺害すると記され
た脅迫状が送付され教師の間で極度な不安が広がっているという。
一方、前首相顧問でタクシン首相を政界に導いた事でも知られるヂャムローン・シ
ームゥアン少将は、南部国境三県域で継続的に発生している不穏な動きを抑止し、当
局側の任務遂行に効率性をもたらす上でも非常事態宣言の発令は必要な措置であると
の認識を示している。
更に、ヂャムローン少将は、首相に強権が独占的に委ねられる事に関しては、委ね
られた者には乱用を自ら戒め、慎重を旨に権限を行使する事が求められるとの認識を
示し、また、マスコミの抑圧手段としても利用可能な権限が委ねられる規定があるこ
とに関しては、むしろマスコミ側が日頃から安全保障に影響を与えるような記事の取
り扱いに慎重な姿勢を示すべきであるとの認識を示している。
一方、ウィサヌ副首相は、非常事態宣言が憲法の主旨に反すると各界から指摘され
ていることに関して、既に法務、安全保障、行政関係者を交え慎重且つ充分に検討を
尽くした上で制定されたものであり、憲法の精神に違反しないばかりか、むしろ鎮圧
を本旨とする戒厳令よりも、抑止を本旨とする非常事態宣言の方が地域の生活への影
響は少ないとの認識を示している。
尚、非常事態宣言の発令に基づき、昨日までにパッターニー県の県警察本部は、同
県ヤッラン郡内にある私立イスラム教学校の強制捜索を行い5人の関係者を事情聴取
の為連行している。
警察側は当該校周辺で地域住民を狙った襲撃事件が相次いで発生していたこと、ま
た地域の住民から一味が潜伏しているとの情報があった事を明らかにしている。
昨日昼過ぎ、サムットプラーガーン県プラップラッデーン郡内にある自動車部品関
連工場敷地内の娯楽室内で、昼食の為に休憩中だった21歳の女性が同じ工場に勤務す
る36歳の男性に至近距離から拳銃で撃たれ死亡し、男性も自ら拳銃自殺を図り重態と
なる事件が発生した。
調べによると、男性と女性は今年初めに婚約し、ペーチャブーン県内にある女性の
自宅で行われた婚約式で男性側が6バーツ重量の金を差し出していたが、その後男性
が既に結婚していた事を知った女性側が受け取った金を返却すると共に婚約破棄を申
し入れていたが、男性側は破棄を認めず、その後女性に付きまとい度々殺すと脅かす
に至り、女性側が警察に保護願いの為の相談をしていたという。
事件発生当時、男性が近くにいた友人に拳銃を見せるなり、女性に向かって「もう
二度と出来なくなるから、今のうちに他の男に愛想を振りまいておいた方がいいぞ。」
と言うなり拳銃を発砲し、その後、銃口を自らの口にあて自殺を図ったという。
非常事態宣言の発令と同時にタクシン首相から代行して権限を行使する事が委ねら
れた非常事態令施行運用委員会委員長のチットチャイ副首相兼国務大臣は、昨日まで
に一味に誘い込まれ洗脳された上で一連の不穏な動きに加担したと見られる54人の容
疑者の身柄拘束に向け動き出した事を明らかにした。
チットチャイ副首相によると、今後身柄拘束された容疑者に関しては、勅令で認め
られた最大30日間の拘置機関を有効に活用し、容疑者の洗脳を解くと共に、正常化に
繋がる一味の背後関係の解明を行っていきたいという。
一方、依然当局に対する不信感が根強い地域の住民の間では、非常事態宣言という
新たな大義名分の元に、無実の者に対する不法逮捕が横行するのではないかとの不安
が広がっている事に関しては、チットチャイ副首相は、可及的速やかに地元関係当局
と共同で非常事態宣言発令の為の勅令及び政府側の施行方針に関して住民側の理解を
得るために広報活動を展開していく方針であるという。
しかし、地域のイスラム教指導者層によると、地域の住民の80%から90%が、非常事
態宣言発令以前から、何を目的に政府が当局者を大量に投入しているのかすら根本的
に理解しておらず、当局側の運用次第では、更なる誤解を生むおそれがあると指摘し
た上で、早急に住民達と膝をつき合わせて詳細に渡って宣言の主旨・目的について説
明する事が、今後任務を遂行していく上で、予期せぬ障害を取り除く重要な要素にな
ると指摘している。
一方、非常事態宣言が発令された事を受け、今後の活動方針について協議を行って
いた国家長和委員会は、発令された非常事態宣言が平和的手段を旨とする同委員会の
活動方針と根本的に相反するものの、今後も南部国境三県域の住民及び国家に責任を
負う立場として活動を継続させる決定を行っている。