過去記事
2005年08月01日 〜 2005年08月10日
タクシン首相がBangkok
Postの亀裂に関する記述はデタラメであると
指摘していた事に関して、Bangkok
Post側は本日付一面で、報道は完全
な間違いであった事を認めた上で謝罪するメッセージを掲載しています。
タイ語の勉強は、タイ語自身が他言語に比べ比較的平易な言語である
という事もあって、どちらかというと語学というよりは音楽の基礎トレ
ーニングに近い部分があって、特に子供の頃に聴音・ソルフュージュ等
の基礎トレーニングを受け、またギターマガジンに掲載されているコピ
ー譜を一目見て「あれ、音が余っているぞ」と指摘できるほどではない
ものの(笑)、多少初見で演奏が出来る読譜力がある人に取っては比較
的習得しやすい言語だと思うのですが、逆に日本語とは異なるタイ語独
自の発音(中国語も同様ですが)の壁があるが為に、発音の練習を繰り
返し、更に恐ろしいほど英語が通じないタイ人に通じる英語を話す努力
を繰り返しているうちに、知らぬまに英語の発音までヘンテコリンになっ
てしまうという副次効果(更にシングリッシュが良く理解できるように
なるという副次効果も)まであったりするわけですが(知っているビジ
ネスレベルのタイ語が話せるファランは本国に一時帰国した際に、周り
から英語がヘンになったぞと指摘されたらしいです)、その根本的に正
しい発音で英語を話せる人が極端に少ないタイ人のTOEFLスコア・ベー
スの英語力は東南アジア域内でカンボジアに次ぐ最下位だったという調
査結果が出ているようです。
本日付のThe Nation誌他の報道によると、タイはシンガポール、フィ
リピン、マレーシア、ミャンマー、インドネシア、ヴェトナム、ラオス
に次いで8位、またTOEICベースではフィリピン、シンガポール、カンボ
ジアに次いで4位という結果が出ているようで、既に国内に於ける英語
教育の根本的な欠点を指摘する声が出始めているようです。(というか
ずいぶん前からですけど。。。)
全然関係ありませんが、タイ語の発音の勉強中にタイ人の皆様からこ
んな発音はタイ語に存在しないとか、こんなんじゃ解るタイ人は一人も
いないと言っていじめられた事を根に持っている私は、いつかこんなS
や-er、-orやHの発音じゃ、理解できる外国人は一人もいないとタ
イ人の皆様に指摘してあげたいという野望を抱いているのですが、私の
タイ語の発音能力の壁があって未だに実現していません。(涙)
政府は昨日開かれた閣議で、地方の医療振興の為に取り組む一郡一医
師政策の一環として、将来地域医療に貢献する優秀な医師を育てるため
に、約35億バーツの予算を確保し特別奨学金制度を設け国内の医師養成
機関に医師希望の学生を大量に受け入れる方針を明らかにしています。
尚、受け入れる学生に対しては、医師免許取得後最低六年間医師とし
て地方で勤務する事を条件に奨学金の返済が免除される事になっており、
また地方の勤務を拒否した学生に対しては奨学金200万バーツの返済が
義務づけられる事になるようです。 また、政府は今後年間389人を目
処に地方に医師を常駐させ、向こう8年間で3,232人の医師を地方に常駐
させる方針を明らかにしています。
タイ・エアー・アジア便の機内で携帯電話使用を注意されキレた女性
がカップ麺の中身を注意した女性客室乗務員に投げつけたという事件で
すが、その後の報道によると投げつけた35歳の女性(名字的には華人系)
はバンコク〜プーケット間を運行するチャーター・ハイヤーの会社のオ
ーナーで、自称アサンプション大学卒業、アメリカで修士課程を修了し
たと主張するような人で、どうも中間層的特権階層意識を持っていた勘
違いさんだったようです。
また、この件に関して読者様から、エアー・アジアの機内ではカップ
麺が販売されているという事を教えて頂きました。ありがとうございま
した。
タイ人女性の多くが、喩え喫煙者であっても保守的なタイ国内にあっ
ては社会的なイメージを意識してか、人前、ましては男性の前では絶対
にタバコを吸わなかったりする方が多い訳ですが、面白いことに自称国
民の喫煙率12%(赤塚不二雄似の保健相談)のシンガポールに出張でき
ていたり駐在している「私なんか絶対にゴールデン・マイル(シンガポ
ールにあるタイ人村と化しているビル)なんかには行かないわ」と言い
張る所謂色白系タイ人女性の中には、タイ国内では絶対に人前で吸わな
いタバコを堂々と吸っている方が少なからずいたりするのですが、最近
の調査によると25年後にはタイ人女性の喫煙率が現在より15%増加し、
一方で男性の喫煙率が現在より25%減少するという予測結果が出ている
んだそうな。
また、女性の喫煙に関しては、妊娠中の喫煙等の危険要素が男性より
多いものの、禁煙により太ることをおそれたり、男性に比してストレス
解消目的で喫煙するケースが多いことから女性が禁煙する事は男性の四
倍難しいとの調査結果もでているようです。
タイ・ラック・タイ党の主要なスポンサーであるセントラル・パッタ
ナー社系の新聞ながら内部でどういう変化があったのか、タクシン首相
とそりが合わない陸軍保守派系のタイ字誌”ネーウォ・ナー”に似た論
調の記事が一面を飾っている(特に南部関連)ような気がしないでもな
い英字紙の”Bangkok Post”ですが、昨日付一面トップにスワンナプー
ム新空港の滑走路で見つかった亀裂について首相が問題点の真偽を見極
めるために個人的に派遣調査を依頼していたアメリカの航空専門家が、
亀裂は工事上のテクニックではなく、「本物の亀裂」であるとした上で、
完全な再工事が必要であると首相に報告していたと報じていたことに関
して、タクシン首相は、報道は全くのデタラメで専門家の派遣なんか依
頼していないと強く否定していました。
更に、タクシン首相のPost誌の報道に対する怒りは収まらず、閣議の
席上で同誌が昨日付トップ下段で報じていた縦貫道路白紙撤回に関して、
あたかも国王陛下から白紙撤回するように指示したような書き方をして
いるが、あくまで環境問題及び高額な予算を考えた上で決断したもので
あると語り強い不快感を示したり、また昨日付三面下段に掲載されてい
た国家経済社会開発委員会の報告に関する記事の中で国内にいる極少数
の富裕層と国民の大多数を占める貧困層の総収入額がほぼ同額であると
同委員会が報告していたと記述されていた事に関しては、全くのデタラ
メであるとした上で、同委員会側にちゃんとした場で調査内容を詳細に
渡って報告するように指示した事を明らかにしていたようです。
因みに、閣議が始まる前に首相官邸内で不吉な前兆を知らせると言わ
れているらしいオオトカゲ君が取材陣の前を横切るところが目撃されて
いたそうです。
昨日13時頃、パッターニー県県都内ルーサミレー地区内にある警察官舎に近い交差
店にあるグワイティヤウォ食堂脇に仕掛けられていた爆発物が爆発し、食堂を全壊さ
せた上、食堂内で一緒に食事中だった校長三人及び地元行政事務所関係者一人が重傷
を負い、食堂経営者の女性が軽傷を負った。
使用された爆発物は携帯電話を使用した遠隔起爆式と見られ、また爆発直前にバイ
ク二台に分乗した四人組の若者グループが店の前を通過していたことから、この四人
組が何等かの形で爆破に関係があると見て警察側は行方を追っている。
一方、昨日朝5時頃、ソンクラー県ヂャナッ郡内で鉄道の軌道の安全点検作業を行っ
ていた当局関係者が、南部国境三県方面に向かう路線の鉄橋上に大型のコンクリート
管や材木が置かれているのが発見され、急遽同地を通過する予定になっていた列車を
一時運行停止にした上で、念の為に爆発物処理班を呼んで爆発物の有無を確認しなが
ら障害物の撤去作業を行う事態となったが、その後8:30迄に作業を終了し、列車の運
行を再開させている。
「新空港駐車場ビル入札賄賂要求疑惑で新たに二人の人物が浮上」
民主党副党首のアロンゴン・ポンラブット氏は、スワンナプーム新空港駐車場ビル
建設及び25年間に渡る同所の運営権の入札が行われた際に、首相の親族等が応札した
業者に便宜供与の見返りに賄賂を要求したとされる疑惑に関して、昨日同汚職捜査班
班長のウィチヤ・シンプリーチャー警察中将のもとを訪ね、これまで告発した首相の
親族を含む六人の他に、新たに二人の人物が仲介役として賄賂要求に関係していたと
して、証拠資料を提出すると共に厳格に法的な責任を追及するよう要求した。
アロンゴン氏によると今回告発対象になった人物は、元国務副大臣のプーンサワッ
ト・ムーンラサートサートン氏及び元下院議員でプーンサワット氏の秘書官兼顧問だっ
たブリン・グゥトポーチャー氏の二人で、先に告発した首相の親族を含む六人の仲介
人としてラッタポン・ゲーサゴーティン氏に2,300万バーツの前金の支払いを要求し
ていたとされる。
また、アロンゴン氏は、ウィチヤ警察中将と面会した際に、証拠固めの為に政治家、
軍内の調達関係者及びビジネス関係者等合計10人以上に対して事情聴取を行うよう要
求すると共に、口封じの為に既に当局関係者にとってバンコクから遠く離れた場所に
拉致されているラッタポンしに関して、首相系企業が絡む輸入関税脱税疑惑の重要証
人が暗殺されたチッピング・ムー事件と同じ運命を辿らない様にする為にも、口封じ
の為に現在当局関係者によりバンコクより遠く離れた場所に拉致されているとされる
ラッタポン氏の身柄を早急に確保・保護し事情聴取を進めるよう要求した事を明らか
にしている。
* 尚、本件に関しては、裁判所命令でタイ国内報道で首相親族の具体的
な名前を出すことが禁じられています。(各新聞社のサイトの過去記
事検索でいくらでも調べることは可能ですが。。)
本日未明都内パトゥムワン区ランスワン通りにあるアサワポーキン家
のQhouse系のサービスアパート”センターポイント”の上階から55歳の
ギリシャ人男性が飛び降り自殺するという事件が発生していますが、セ
ンターポイント側は発生現場が私有地であることを理由に警察の検分や
マスコミの取材を拒否するという場面も見られていたようです。
因みに、この自殺とは関係ありませんが、私も秘かに同系列のSAに暫
く住んでいたんですが、ある時から居住者よりも短期利用の方が増え始
め、ある意味では様々な人間模様を見ることができて楽しいこともあっ
たのですが(笑)、ちょっと仕事で住むには環境的にきつかったです。
タクシン首相は昨日、新たに元情報通信技術大臣のスラポン・スゥー
プウォンリー氏を政府報道官に据えたことを明らかにしています。尚、
副報道官三人の変更はありません。
スラポン氏は、先の党人事で党報道官への就任を固辞していたことで
も知られていました。また夫人のプラーニーさんはShinawatra
Tower
III内に入っている超高級SPA"Pranali"を始め有名SPAチェーンのオーナ
ーさんとして知られています。
尚、タクシン首相は先だって、今回行われる報道官人事は、多くの者
に機会を与える方針の一環として行うものであるとした上で、報道官に
は政府関係の会議の詳細を充分且つ詳細に説明でき、また外部の者に充
分に政府の方針を理解させる事が出来る人物が適役であるとの認識を示
していました。
昨日付のバンコクポスト一面等にバンコク発プーゲット行きのタイ・
エアー・アジア社の機内で、離陸後携帯電話を使用していた女性が女性
客室乗務員から携帯電話の使用を止めるよう注意された事を逆恨みし、
お湯の入ったカップ麺の中身を客室乗務員に投げつけるという事件が発
生し、その影響で折り返しのバンコク行きが3時間(報道により4時間)
遅れたことから、たまたまプーゲット県内で開催されていた県行政機構
の全国会議に出席した関係者等が、一部は権力を嵩に着て一体どうなっ
ているんだと大暴れしたと報じられていましたが(一部はポスト以外の
タイ語報道に基づく)、その後カップ麺の中身を投げつけられた客室乗
務員(30)側及び投げつけたチョンブリー県バーン・ラッムン郡在住の女
性(35)側両方とも警察に訴え出るに至っているようです。
尚、投げつけた女性側は、不適切な言動で公衆の面前で注意され恥を
掻かされ名誉を毀損されたとして訴えているようです。
訴えを受けた警察側の調書によると、離陸後に携帯電話を使用した女
性に対して客室乗務員側が中止するよう警告したものの、女性が電話を
止めなかったためちょっとした口論が展開されたようですが、その後一
旦は収まったものの、離陸後約15分後くらいに女性側がカップ麺を食べ
るためにお湯を持ってくるよう客室乗務員に要求し、カップ麺ができあ
がった頃を見計らって中身を客室乗務員にかけると共に、拳骨でうなじ
の部分を二回殴った他、足で一回蹴りを入れていたようです。
ところで、エアー・アジアの機内ではカップ麺も販売しているんです
か?
タクシン首相は、国家調和委員会の会合の席上で南部国境三県域のビジネス部門か
ら安全保障関連閣僚だけでなく、経済閣僚も当地に腰を下ろし直接地元の声に耳を傾
けながら地域に於ける経済問題対策にあたるべきであると提言している事に関して、
これまでに経済関連の開発計画の遂行に努めてきたが、ことごとく不穏な情勢により
遂行を阻害されてきたとした上で、まず地域に於ける正常化の実現が先決であるとの
認識を示した。
また、南部国境三県域のビジネス部門が税金の減免措置を要求している事に関して
は、既存法の絡みで実現に向けて多少の困難が予想されるものの、早急に要求を実現
するよう関係機関に指示している事を明らかにしている。
一方、一味側の脅迫により地域のビジネス部門の殆どが金曜休業に追い込まれてい
る事に関しては、殆どタイ語を解さない地元の住民に対して政府側の広報が行き渡っ
ていない事が大きな原因の秘湯であるとした上で、今後一味側の脅迫・喧伝から地元
住民を守るために、効率的な広報体制を築きあげると共に、地域で広く通用している
マレー系言語に配慮した広報に努めて行きたいとしている。
タクシン首相は昨日、500億バーツを投下して建設が計画されていたサムット・サ
ーコン〜レーム・パックビヤ〜チャアムを結ぶタイ湾縦貫道路の建設計画を環境面の
配慮から白紙撤回した事を明らかにした。
今回の白紙撤回は、これまでに行われてきた環境への影響の調査結果及び高額な建
設予算を回避するために決断されたもので、またタクシン首相は、国王陛下からも建
設による周辺への影響及び総予算に関して強い御懸念の表明があった事を認めている。
タクシン首相によると、今後はバンコクからフワヒンを繋ぐ既存の幹線道路を公聴
会等を開き地元住民の意見を吸収しながら改善・拡幅整備する事により、フワヒン方
面の交通問題を解消する方針であるという。
タクシン首相は、昨日日本の小泉首相が衆議院の解散を決めたことにより先に基本
合意に至った両国自由貿易圏協定(FTA)に影響を与えるのではないかと懸念されてい
る事に関して、FTA協議は民間部門の意向を反映しながら両国政府間で基本合意に至
り、後は協定の調印を待つのみの状態であることから影響を与えることには成り得な
いとの認識を示した。
また、政権に変化があった場合に関しては、タクシン首相は小泉首相の続投の可能
性については直接的なコメントを避けた上で、仮に政権に変化があっても政府対政府
で合意に至った協定の内容に変更は有り得ず、僅かに調印の時期に多少のズレがでる
のみであるとの認識を示している。
国家調和委員会が南部国境三県内各地で行っていた協議の日程を終了し、日が明け
た昨日6:20頃、ナラーティワート県ウェーン郡内で中心部にある農業・農業・協同組
合銀行前に仕掛けられていた携帯電話による遠隔起爆式の爆発物が爆発し、付近にい
た住民2人が重傷を負った。爆発が発生した当時、現場付近には警戒作業にあたって
いた当局者がいた事から、当局者に危害を加える目的で爆破させたものと見られてい
る。
一方、今回の爆破事件に先立つ一昨日21:00過ぎ頃、同県ヂャネッ郡内にあイスラ
ム教徒の副村長が経営する茶店に、バイクに乗って客を装って現れた二人組に銃撃さ
れ副村長が死亡、また一昨日19:30過ぎ頃には同じくヂャネッ郡内で人数不明の一味
が村長宅付近で村の警備作業にあたっていた当局関係者めがけ銃を乱射する事件が発
生しているが、当局者側が応戦したこともあり人的な被害は確認されていない。
建設中のスワンナプーム新国際空港の滑走路に亀裂があることが発見
された事に関して、高等教育課程で工学を修めたポンサック運輸大臣は
一つのテクニックとして亀裂があるだけで問題は無いという発言をして
いたようですが、早速野党から不透明な運輸行政を推進する為に就任し
たとの皮肉の声が挙がっています。
運輸省国道局は、一律20バーツで提供していたトール・ウェーの特別
利用料金の提供機関が8月19日に終了する事を受け、トール・ウェーの
運営会社であるドーン・ムァン・トール・ウェー社に対して特別料金に
より被った損失を100%補填する事を約束するかわりに、向こう5年間に
わたって一律20バーツの特別料金で提供する方向で協議を行う方針を明
らかにしています。
尚、補填の為の財源は80億から90億バーツある高速道路の利用料金か
ら積み立てられた基金から提供される予定で、年間にして1億2千万バー
ツの損失補填負担が見込まれているようです。
ソロアット情報通信技術大臣は、児童の知識向上の一環及び都心部と
地方部に於ける享受出来る技術の格差を埋めるために取り組む、全国の
児童向けに格安でノートパソコンを提供する政策に関して、全国地方部
の児童全てにコンピュータが行き渡るよう、一台あたり4,000バーツで
60万台を手配し、教育省の協力の元で1年以内に無償で配布する方針を
明らかにしています。
それにしても4,000バーツ(12,000円弱)のノートパソコンって。。。
まさかドーン・ムアン空港の発着案内システムで現役で活躍している
DX2のCPUとか?
農業・協同組合省畜産局は、7月来全国に渡って鳥インフルエンザの
再発状況の調査を行ってきた結果、これまでにチャイナート県及びスパ
ンブリー県、ガムペーンペート県の三県で再発が確認され、既に全ての
再発地区で必要な処理を終えた事を明らかにしています。
また、畜産局によると、過去の経験から住民達からの協力も良好で、
効率的に処理を進めることができたそうです。
民主党副幹事長で南部国境三県域担当のニポン・ブンヤーマニー氏は、一昨日開か
れた人権問題関連の会合の席上でタクシン首相が国内の人権の改善に努める意向を表
明すると共に南部国境三県域に於ける当局者による法の手続きに基づかない連行・誘
拐・殺害行為の解明・解決に全力を挙げる方針を明らかにした事に関して、遅きに失
したとの感は否めないものの、再三に渡り地域の住民や野党が指摘してきた事を首相
自身が認め対策に乗り出す方針を明らかにしたものであるとして一定の評価を下した
上で、言葉だけを一人歩きさせたり、非常事態宣言の発令によるイメージの悪化を避
ける為に語ったものでは無いという事を国民に示すためにも、地域に展開する当局者
レベルから行動で今回示した方針を実行すると共に、人権侵害行為に関係した当局者
に対しては厳格な処罰で臨む姿勢を国民に見せるべきであると指摘した。
タクシン首相は、8月7日に開かれた会合の中で、依然タイ国内で人権の擁護・保障
面で問題があった事を認めた上で、人権を国際レベルにまで高めるために、今後各階
層の声に耳を傾けると共に国家人権委員会と共同で人権の擁護・保障に関する明確な
指針を策定する方針を、また、極少数ながら依然居る悪徳当局者による手続きに基づ
かない連行・誘拐・殺害行為に関しては、法務省科学捜査研究所副所長のポンティッ
プ・ローヂャナスナン女史を首班とする行方不明者調査センターを設立し解明・調査
にあたると共に、かかる行為に関係した当局者に対しては厳罰をもって臨む方針を明
らかにしていた。
一方、先に行われた内閣改造で新たに国務大臣に就任したコンサック・ワンタナー
空軍大将が、30日以内に南部国境三県域に於ける不穏な情勢を改善させる事ができる
と発言している事に関してニポン氏は、頻繁に国務大臣の首をすげ替え地域に展開す
る当局者を混乱に陥れ、更に政府の南部対策に対する地元住民の信用失墜を招いたタ
クシン首相自身も連帯してコンサック国務大臣の発言に責任を負うべきであると指摘
した。同様に、チャート・タイ党副党首で南部地区担当のニゴン・ヂャムノン氏も、
国務大臣の首のすげ替えは南部対策に後退をもたらすのみであると指摘した上で、30
年来の問題を僅か30日間で改善させてみせるとのコンサック国務大臣の発言は、驚愕
を持って聞くべき事に他ならないと皮肉っている。
また、ニポン氏は当局者による誘拐・殺害問題調査の一環として、政府が非常事態
宣言を発令した後にイスラム教指導者が当局者により連行若しくは誘拐され、その後
終息不明になっている疑惑に関して地域の下院議員に対して情報を収集するよう指示
している事を明らかにしている。尚、この兼に関しては、先にチットチャイ副首相は
噂に過ぎないと語り疑惑を否定している。
一方、タイ弁護士会のスラチャイ・リヤンブンルットチャイ氏は、首相の発言に関
して、イスラム弁護士協会前会長のソムチャーイ・ニーラパイヂット氏の行方不明事
件ですら、既に500日経っているにも拘わらず依然解決していない状況の中で、素直
に信用するには無理がありすぎると指摘している。
タクシン首相は、昨日放送された国民向け定例政見放送の中で、これまでに中央情
報局内に四つの専門チームを編成させ各県に於ける行政の状況の調査を行った結果、
依然一部に問題がある県があった事が明らかになったとした上で、今後も専門チーム
による調査を継続させ、改善が見られない県に関しては県知事の責任を厳格に追及し
ていく方針を明らかにした。
また、タクシン首相は放送の中で先週行われた各県知事との会合に触れ、依然一部
の県知事の中には中央からの指示が無ければ動かない官僚主義的傾向がある者や、集
約と連携をキーにした新しい行政について理解していないばかりか、人に物を訊ねる
事は体面に関わると信じて、自ら不明点を解決しようと努力しない者が居ると不満を
漏らした上で、会合の席上では、各県知事に対して、受け持ち地域に於ける問題解決
の総責任者として、透明性及び効率性を旨に、更に地域住民の痛みは自分自身の痛み
であるとの自覚を持って副県知事や地域の住民と連携して管下に於ける問題解決にあ
たるよう指示した事を明らかにしている。
更に、タクシン首相は、改造を終え発足した第二次タクシン政権第二次内閣に於い
ては、国王陛下の前で宣誓した言葉の実行を旨にし、各省庁の戦略的役割、政府の政
策、及び国民が抱える痛みを代表する立場である事を基本におき、国家・国民が抱え
る問題解決に邁進していく方針であると語った。
一方、タクシン首相は放送の中で一昨日開かれたアセアン・ジャーナリスト連盟の
第15回総会で演説した事に触れ、おそらくタイ国内のメディアは域内で最も報道の自
由を謳歌していると思われるとした上で、国内のメディアに対して報道の自由をはき
違えることなく、常にあらゆる干渉を排除した中立的な立場で、真実に基づいた正し
く建設的な報道を心掛けるよう要請した。
* タクシン首相は総会のスピーチでちゃっかり「タイは自分(首相)の
悪口を書くことが出来るくらい報道の自由を謳歌している」というよ
うな発言をしていたらしいです。逆に馬国や星国の様に自分の国の悪
口を書くことが出来ない国の新聞なんかも、社説で思いっきりタイの
悪口を書いていたりしてますね。
昨日10:30頃、ナラーティワート県ラッンゲ郡内で、50歳の自動車部品店のオーナ
ーが、部品の購入者を装って店内に現れたヘルメットで顔を隠したバイクに乗った二
人組に頭部等を撃たれ重態となった。
ナラーティワート県内では、県内で商店を開業している仏教系タイ人及び華人系タ
イ人に対して、早急に”パッターニー国”の土地から出て行かない場合は、身の安全
を保証することは出来ないと記されたビラが各所でまかれていたとう。
首都圏警察本部マッガサン署及び特務警察班は昨日未明4:30頃、新ペーチャブリー
通りのタイ・ラック・タイ党新本部ビルの正面にあるサヤーム・ホテルに併設された
コーヒー・ショップ内で囮捜査により29歳と27歳の女性2人を売春容疑で逮捕したが、
ホテル前の路上で買春客を捜していた数多くの女性達の摘発は、女性達からの妨害に
晒され、最終的に断念せざるを得ない事態ともなった。
今回行われた摘発は、都内に於ける売春行為の摘発を強化するとの特務警察班の方
針に則り行われた者で、逮捕された女性二人は、私服警察官から売春の為の代金
1,000バーツを店内で受け取った時点で現行犯逮捕と相成った。
また、昨日行われた摘発では、店内にいたプラトゥナムで商店を経営する48歳の華
人系男性を同所で売春している女性達や近所のバイタク運転手に法定金利を超えた金
利で金銭を貸し出していた容疑で逮捕し、また、同店の53歳の男性マネージャーを法
定許可時間を超えて客に酒類を提供していたとして事情聴取の為に署に連行した。
一方、店外の路上等で買春客を捜していた女性達に関しては、逆に女性達から罵声
を浴びせられるなど妨害行動に出られ、最終的に摘発を断念している。
尚、断念した理由に関して警察側は、具体的な証拠が無い限り摘発は出来ないとし
た上で、いずれにしても今回の囮捜査及び強制捜索により女性達が街娼行為を断念す
るきっかけとなる心理的な圧迫感をもたらした事は無視できないと説明している。
* 因みに一部のテレビ報道では、あれほど毎日の様に女性達が集まって
いる場所で、僅かに2人しか摘発できなかったという事を殊更強調し
て報じていました。
南部国境三県域で、イスラム教の安息日で大礼拝の日である金曜日に
営業・仕事をしている者は襲撃の対象となるとの一味側の脅迫文が各所
でばらまかれている影響です、昨日は、乗り合いバスや市場を始め、ほ
ぼ全てに近い殆どの商店が店を固く閉ざし休業していたようです。
当局側や、国内のイスラム教最高指導者が派遣した使者が、住民等に
脅迫に惑わされることなく通常の市民生活を送るようにと一生懸命広報
してまわっていた様ですが、まったく効果は無かったようです。
アッサムチャン大学が行う世論調査、エーベーク・ポールが、都内及び近郊在住者
を対象に、先に行われた内閣改造を受け発足した第二次タクシン政権第二次内閣(タ
クシン2/2)に関する意識調査を行った結果、回答者の91.3%が内閣改造が行われた事
を知っていると回答し、また54.5%が改造後の内閣に満足しており、特に遅れている
教育改革や経済問題等の重要な問題を解決する事が出来ると考えている一方で、42%
の回答者が汚職及び政治的な不安定は解決できないと考えている事が明らかになった。
また、改造対象になった閣僚の個人的な支持状況に関しては、教育大臣に就任した
ヂャトゥローン・チャイセーン氏の異動を支持すると回答した者が一番多く、81.8%
の回答者が支持できると回答し、次いでタノン・ピタヤ氏の財務大臣就任を71.9%が
支持し、以下、商務大臣兼任の副首相に就任したソムキット・ヂャートゥシーピタッ
ク氏、農業・協同組合副大臣に就任したアディソン・ピヤンゲート氏、法務大臣兼任
の副首相に就任したチットチャイ・ワンナサティット警察大将と続いた。
一方、改造後の内閣に早急な解決を望むものに関しては、南部問題、経済問題、貧
困問題、汚職問題、交通問題と続いた。
「マッサージ・パーラー内に於ける売春行為を放置した警察署長を更迭」
第二地区警察本部本部長のヂョンラック・ヂュターノン警察中将は、一昨日未明に
チョンブリー県内のパッタヤー地区内にあるマッサージ・パーラー内で外国人を含む
58人の女性は売春容疑で逮捕された事を受け、所轄署であるバーン・ラッムン郡の郡
警察署所長を売春行為を見逃していたとして査問の為に一時閑職に異動させる方針を
明らかにした。
問題となった摘発は、定められた営業許可書を取得せず営業しているばかりか、売
春をサービスとして提供しているとの市民からの通報に基づき、児童・女性に対する
犯罪取締班が一昨日夜半から昨日未明にかけてパッタヤー地区にあるヘブン・エンタ
ーテイメントで行行ったもので、この摘発により当時個室内で客に対してサービスを
提供している最中だった女性を含め、同施設で売春を行っていた合計58人の女性を売
春容疑で、また同施設のオーナーを管理売春容疑で逮捕し、使用済みを含む大量のコ
ンドーム等を証拠として押収したもので、売春容疑で逮捕された女性の中にはミャン
マー人6人、ウズベキスタン人及びロシア人10人が含まれている。
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児童・女性に対する犯罪取締班は昨日昼過ぎ、バンコク都内ポームプラープ・サタ
ルーパーイ区内にある三ヶ所のラブホテルの強制捜索を行い、約200人の女性を売春
容疑で逮捕し、各ホテルの責任者を事情聴取の為に連行した。
この捜索は、昼間から売春の場として使用する事を容認するホテルがあるとの市民
からの通報に基づき行われたもので、今回の捜索でホテル・ニューヨッセーで女性82
人、メーンシリー・ホテルで女性48人、ルゥーンロム・ホテルで女性44人が売春容疑
で逮捕されている。
連行されたホテルの責任者等は、一部ホテル内で売春が行われていた事を容認する
証言をする者もいるものの、多くが警察に対して、ラブホテルという性格上、未成年
者が使用したり、犯罪の場として使用される事が無いように厳格に身分証明書のチェッ
クは行っていたが、売買春に使用されていることは関知していなかったと証言してい
るという。
一方、逮捕された36歳の女性は、マスコミの取材に対して、仕事がなく、また子供
2人を養っていくために身を染め、収入は一回あたり500-600バーツと決して安定した
収入を確保できる訳ではないが、これまで一度も捕まったことがないということもあ
り、ずるずると続けてきたが、釈放されても、また売春で生計をたてていくつもりで
あると語っていたという。
先の内閣改造で、最も支持が高かったものの、南部の住民や宗教指導
者層の間では南部対策の後退が懸念されていたヂャトゥローン・チャイ
セーン氏の教育大臣の就任ですが、タクシン首相は昨日までにヂャトゥ
ローン氏に対して教育大臣の職務を遂行すると共に、従来通り南部問題
で困窮している地域の住民を救済するセンターの責任者としての活動も
継続する様に指示しています。
昨日開かれた特別閣議で、各副首相の職務分掌が決定されていますが、
注目のスリヤ・ヂュンルンルゥアンギット氏は工業大臣を兼務する序列
第二位の副首相に列せられると共に、運輸省、情報通信技術省及び科学
技術省を管掌し、同時にスワンナプーム新国際空港建設の総監督も任さ
れています。(因みに一部報道ではスリヤ氏大喜び!!と報じていまし
た)
また、序列第一位のソムキット・ヂャートゥシーピタック氏は商務大
臣を兼務すると共に、財務省、工業省、他予算・財務関連を管掌、序列
三位のチットチャイ・ワンナサティット警察大将は、法務大臣を兼務す
ると共に国務省を始め安全保障関連を管掌、序列第四位のスワット・リ
プタパンロップ氏は観光・スポーツ省や社会関連を分掌する事が決定さ
れています。
因みに、スワット氏は昨日「いつも三〜四ヶ月で異動になっちゃうん
だよな〜」とこぼしていたらしいです。
タクシン首相は昨日、首相府大臣に異動になったネーウィン・チット
チョープ氏に対して子タクシン(タクシン・ノーイ)として、首相秘書
官のお目付約及び首相府の監督を任されたほか、北部から南部まで国境
域全ての開発の推進を委ねられています。
要は、タイ式飲み屋で言うところのチーママさん、若しくはガプタン
(タイグリッシュ読みのCaptain)の役割ですね > タクシン・ノーイ
尚、スラナン首相府大臣は、従来通り政府広報局及びオーソーモート
社(MCOT、旧タイ・マスコミ公社)関連を任されています。
タクシン首相は昨日、マスコミから応答面で不評をかっていた四人の
政府報道官を交代させる方向で検討を行っており、来週火曜日の閣議後
に新しい陣容を明らかに出来る見通しであることを明らかにしています。
現在政府報道官は、チャルゥムデート・チョムプーヌット警察大将及
び副報道官としてサンサマイ・ナーカポン女史、チャルゥムチャイ・マ
ハーギットシリ氏(現在被選挙権剥奪中のネスカフェのオーナーの息子
でタレント)及びダヌポン・プンナガン氏(俳優、実兄は民主党所属で
都庁報道官)がいるのですが、早速元国家警察本部報道官で国民からの
人気も高い、いつの間にか警察辞めてタクシン首相のワーキングチーム
の一員になっていたポンサパット・ポンヂャルゥン警察中将が後任につ
くのではないかとの憶測が飛び交っているようです。
因みにポンサパット警察中将は、1-2年前に日本人客室乗務員の方が
タクシー運転手に銃で撃たれ重傷を負った事件が発生した際に、日本の
マスコミに対して二週間以内に犯人を逮捕する事が出来ると語っていた
人です。(結局未だに逮捕されていない)
第一次タクシン政権時代に安全保障関連管掌副首相として南部問題対
策にあたっていたチャワリット・ヨンヂャイユット大将(元首相)が最
近発行した「最後の戦い」(ガーン・トー・スー・クラン・スッターイ)
の中で、タクシン政権が南部国境地域行政センター及び文民・軍・警察
・在郷軍人組織を統括した専門治安部隊を解体させたことが南部問題を
深刻化させた原因の一つになったと指摘していた事が明らかになり注目
されています。
因みに、民主党側は当初から、政治的な思惑で上記組織を解体した事
が南部問題を深刻化させたと指摘し続けていました。
一方、昨日ソンクラー県のハート・ヤイで南部国境三県域選出国会議
員や地域の宗教指導者、住民の代表等と情勢に関する情報交換の為の会
合を持った民主党のアピシット党首は、今後会合の結果は、何度フィー
ドバックしても全く反応を示さない政府に対してではなく、党独自に行っ
ている困窮している地域住民の支援の為に役立てる方針を明らかにして
います。
まや、アピシット党首は、バンコク都内に南部国境三県域で生産され
た農産品や特産品を販売する為の専門ショップをオープンさせる方針も
明らかにしています。
一昨日夜半、警察は都内フワイクワーン区の区行政事務所に付属する
行政執行官(テーサギット)の事務所の強制捜索を行い、仕事を終え事
務所内で賭博に興じていた行政執行官9人を逮捕し、現金1,100万バーツ
を押収しています。
今回の捜索は、事務所内で恒常的に賭博が行われているとの市民から
の通報に基づいて行われたものだったようです。
第二次タクシン政権第二次内閣の組閣を終えたタクシン首相は、昨日朝全閣僚を招
集し特別閣議を開き、家族的内閣を理想に全ての内閣が手を取り合って各人の持ち場
だけでなく政府が公約に掲げた政策の達成及び国家・国民が抱える問題の解決を目指
して全力を挙げて取り組み、向こう90日以内に国民からの信頼を獲得するよう邁進す
るよう全閣僚に檄を飛ばした。
更に、タクシン首相は、経済が変革期にあることを念頭に、常に国家・国民を肩に
背負う立場、更には社会への奉仕者としての立場にあることを各人が自覚し、家族の
一員の様な態度で国民に対峙する事が重要であると各閣僚に説いた。
また、タクシン首相は昨日の特別閣議で、コンサック国務大臣に対して、警察幹部
及び各県知事を政府の重要な歯車とするべく、慢心する事無く職務を遂行するよう体
制引き締める様命じている。
首相一族が関係しているとされるスワンナプーム新空港駐車場ビル建
設に絡んで便宜供与の見返りに賄賂を要求したとされる疑惑の解明を進
めている民主党副党首(兼野党連合汚職調査委員会委員長)のアロンゴ
ン・ポンラブット氏は、昨日までに中央警察局のターニー・ソムブーン
サップ警察中将に証拠を提出すると共に、賄賂を要求された事を告発し
たラッタポン氏が、名を知られた軍部出身者の手下により拉致され身柄
を拘束されているとして早急に警察の保護下におくよう要請した事を明
らかにしています。
また、アロンゴン氏は本日中に不正行為があった事を裏付ける盗聴テ
ープとビデオを新たに公開する事を明らかにしています。
尚、この件に関しては先に賄賂を要求したとされる首相一族側が刑事
・民事訴訟を提訴した関係で、裁判所から疑惑が持たれている人物の具
体的な人名をあげる事はもとより、疑惑に関する記者取材を受けること
をも禁じる決定が下され、アロンゴン氏側が提訴した決定取り消し要求
に対しても、下院議員としての汚職解明活動は妨げないが、先の裁判所
決定は有効であるとの判断が下されていた為、アロンゴン氏側が今後は
略称(Yまたはヨー・ヤック)等の言葉を使用してマスコミに解明の進
捗状況を明らかにする方針を明らかにしていました。(当然首相一族の
"Y"女史の弁護士は、これも裁判所決定違反であるとして反発していま
すが)
一方、爆発物検知システム"CTX9000"の調達汚職疑惑の解明を進めて
いるチャート・タイ党副党首のチューウィット・ガモンウィシット氏は、
同システムの調達を仲介したパトリオット社のオーナーであるワラポッ
ト・ヨサッタット氏が、同システムが直接発注に切り替えた事に関して
発言されると困ってしまう立場にある人物の意向を受けたある大物から
圧力がかけられ強制的に香港に滞在させられている事を明らかにしてい
ます。
農業・協同組合省畜産局は、昨日までにチャイナート県ハンカー郡内
でアヒルから鳥インフルエンザの感染が確認され、既に1,700羽の処理
を終えている事を明らかにしています。
民主党報道官のオンアート・クラームパイブーン氏は、先に行われた内閣改造につ
いて、タクシン首相夫人のポヂャマーン女史の個人秘書を夫人に持つコンサック・ワ
ンタナー空軍大将が国務大臣に、首相が政界入りした当時からの知己であるポンサッ
ク・ラクタポンパイサーン氏が運輸大臣に就任するなど、知識が豊富で国家が抱える
問題を解決させる能力を持つ人物を後において、タクシン一家に近い人物を寄せ集め
て組閣しただけの単なる家族内閣でしかないと皮肉った。
オンアート氏の発言に先立ち、昨日41歳の誕生日を迎えた民主党党首のアピシット
・ウェーッチャーチーワ氏は、権限を己の手に集中させる為に首相に近い人物を中心
に持ち回りでポジションを換えただけのものでしかなく、将来必ず特定の影響力を持
つ政治集団との間で問題を起こすことになる人事であるとの認識を示していた。
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タクシン首相は昨日、今回行われた内閣改造について、各人の職務能力や適正面に
ついて入念に検討を重ねた上で行った、現在考え得る最良の編成であり、結果に満足
していると語った。
また、ポンサック・ラクタポンパイサーン氏を運輸大臣に据えた理由に関しては、
工学部出身者として適任であること、チャイヤノン・ヂャルゥンシリ大将を運輸副大
臣に据えた事に関しては、軍部内の開発関連部門出身者で、また誠実透明な人物であ
ることから新国際空港建設プロジェクトの監督責任者として再適任であるとの判断か
ら据えた事を明らかにしている。
一方、コンサック・ワンタナー空軍大将を国務大臣に据えたことに関しては、迅速
機敏な職務遂行能力を評価し、また南部問題解決にも期待が持てるとの判断から据え
たもので、情実人事とは関係ないとし、チットチャイ・ワンナサティット警察大将を
国務大臣の兼任から法務大臣兼任の副首相とした事に関しては、副首相としての任務
で手一杯で、むしろ当人の専門に近い法務関連に注力させた方が良いとの判断から据
えたものであるとしている。
また、経済関連に1997年の経済危機発生当時の財務大臣だったタノン・ピタヤ氏を
再度財務大臣に据えた事に関しては、通貨政策に通じている事を評価した上でのもの
で、同様にソムキット・ヂャートゥシーピタック氏を商務大臣兼任の副首相に据えた
事に関しては、マーケッティング分野に通じている事を評価した上でのもので、いず
れも貿易赤字云々とは一切関係ないとしている。
一方、スリヤ・ヂュンルンルゥアンギット氏が運輸大臣ポストを外され工業大臣兼
任の副首相に据えた事に関しては、過去に工業大臣及び同副大臣についた経験がある
ことを評価したもので、爆発物検知システムが絡む調達汚職疑惑とは一切関係ないと
し、またネーウィン・チットチョープ氏を農業関連のポストから外し首相府大臣に据
えた事に関しては、農業大臣のスダーラット・ゲーユラーパン女史との意見の対立と
は一切関係ないとしている。
また、タクシン首相は、タイマスコミ社(旧公社)のミンクワン・セーンスワン社長
に対して閣入りに向けた交渉を行っていたと一部で報じられていた事に関して、事実
であると認めた上で、当人から会社の基盤作りに注力したいとの意向を受け閣入り工
作を断念した事を明らかにしている。
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今回の改造で観光・スポーツ大臣から労働大臣への異動になった事に関してソムサッ
ク・テープスティン氏は、景気低迷の折りに労働問題対策を任された事に誇りを感じ
ているとした上で、自身の派閥であるワン・ナム・ヨム派閥内に今回の人事に不満を
抱いている者が少なからずいると伝えられている事に関しては、それを否定している。
また、アイデア・マンとしても知られるソムサック氏は、労働の質の向上及び全て
の勤労者が社会保障の恩恵を受ける事が出来るようにする事が今後の急務であるとし
た上で、同時に最低賃金底上げ問題等の労働者問題の解決を図るために毎週水曜日に
各労働団体の代表等を省内に招致し話し合いを進め解決を図っていきたいと抱負を語っ
ている。
一方、今回の人事で閣外に出ることになった前教育大臣のアディサイ・ポーターラ
ーミック氏は、これまでの成果に満足しており、今回の異動に関しては特に思うこと
は無いとした上で、今後は個人ビジネスに注力したいと今後の抱負を語っている。
* 因みに、各界からぼろくそに言われている今回の内閣改造ですが、森
田健作顔のヂャトゥロン・チャーイセーン氏の教育大臣への異動だけ
は一致して評価する声が高いようです。
また、ネーウィン・チットチョープ氏は農業ポストから外された不
満は無いとした上で、むしろ副大臣から大臣に昇格した事は喜ばしい
ことであると語っていました。
一方、認証式の際に国王陛下に拝謁したタクシン首相は、式の際に
国王陛下から宣誓した通り職務を遂行するようにとのお言葉を賜った
事を明らかにしていました。
警察は昨日までに、無職住所不定のプラヂュアップキーリーカン県出身のポン・パ
ーンウムバートラ容疑者(35)とナコン・ラーチャシーマー県出でマッサージパーラー
従業員のウライ・パーンノーンペーン容疑者(21)を56歳の建設会社役員を金品を奪っ
た上で殺害した容疑で逮捕し、579,000バーツ、10バーツ重量の金のネックレス等総
額100万バーツ相当の金品を証拠品として押収した他、共犯の26歳の男性を指名手配
した事を明らかにした。
事件は7月31日夜半にバンコク隣県のパトゥムターニー県クローンルワン郡内の草
むらでベンツが燃えているのが発見され、車内から旅行カバンに詰められていた建設
会社の財務担当役員の遺体が発見された事から発覚したもの。
主犯のポン容疑者は警察に対して、兼ねてから被害者の事を金品を持ち歩く金持ち
であると知っており、過去に別のマッサージパーラー従業員の女性を使って被害者を
誘惑し50万バーツを騙し取った事があったが、盗み取ったお金だけでは家を建てるこ
とが出来なかったため、今度は別の恋人であるウライ容疑者を使って被害者を誘惑し
50万バーツを騙し取ろうとしたが、支払いを拒否されたため、現在指名手配中の男性
を含め3人で共謀して、7月31日にウライ容疑者の自室である都内ソーイ・ラングナム
内クルンテープ・アパートメント717号室に被害者をおびき寄せ、そこで水道修理工
を装って部屋に上がり込み被害者を縛り上げた上で金品を奪い、更に被害者のクレジッ
トカード複数枚を使用してセントラル・ワールド・プラザやマーブンクローン・セン
ター内で貴金属類を購入し、部屋に戻ったところで被害者の首を絞め殺害し、証拠隠
滅を図るために旅行カバンに遺体を詰め被害者が乗ってきたベンツもろとも焼却した
と証言しているという。
警察によると、ポン容疑者には三人のマッサージパーラーで働く恋人がおり、これ
までにも、ぞれぞれの恋人を利用して金持ちの男性をおびき寄せお金を強請り取って
いたという。
大方の予想通り国が抱える問題の解決や国民の利益よりも首相に取っ
ての都合の良さが優先されたと指摘されている今回の内閣改造ですが、
運輸大臣についたヒヤ・ペーン(ヒヤは華人系の旦那やお兄ちゃんにつ
けられる)ことポンサック・ラクタポンパイサーン氏は、商務副大臣だっ
た当時に首相が突然イギリスのフットボールの私的買収計画を明らかに
した頃に、交渉の為にこっそりと公費をふんだんに使ってイギリスとの
往復を繰り返していた事でも知られています。
また、新たな閣入りしたコンサック・ワンタナー空軍大将と今後スワ
ンナプーム新国際空港関係を中心に見ることになるチャイヤナン・シャ
ルゥンシリ大将は、いずれもタクシン首相の年上の従兄弟で、昔タクシ
ン首相に携帯事業の独占権獲得の為に便宜供与したとも噂されている元
運輸通信副大臣の息子様でもあるチャイヤシット・チンナワット大将
(国軍最高司令長官)の士官学校時代の同期で、またコンサック空軍大
将の奥様はタクシン首相の奥様の大親友としても知られているようです。
一方で、今回の人事で農業関係のポストを完全にタクシン首相の直系
で固められたこと、更に幹部メンバーのスリヤ・ヂュンルンルゥアンギッ
ト氏が昇格の名の元で事実上運輸ポストから外され、やはり首相直系で
固められた事から、ソムサック・テープスティン氏系のワン・ナム・ヨ
ム派閥の反発や、更に今回の人事においても東北地方を代表する人物が
考慮されていないことから、旧新希望党系の一部会派や、サノ・ティヤ
ントーン氏系のワン・ナム・イェン派閥の反発も予想されているようで
す。
また、多分に抗議活動沈静化の為との色彩が強いとも見られているネ
ーウィン・チットチョープ氏の農業関連ポスト外しですが、氏が持つ農
業関連への影響力を無視する事が出来ない事から、今後首相府大臣とし
て何等かの形で農政に関わり、更に現在検討を進めている第二次官僚機
構改革後を視野に入れた何等かの農業関連ポストが与えられるとの見方
もされているようです。
「ハート・ヤイのホテル協会、金融機関に元本の返済猶予を要請」
ソンクラー県ハート・ヤイ郡のホテル協会は、南部国境三県域に於ける不穏な情勢
等の影響を受け会員ホテルの多くが経営難に陥っている事を明らかにした上で、金融
機関に対して元本の返済猶予措置を要請している事を明らかにした。
同協会によると、ハート・ヤイ郡内のホテルの多くが、SARS禍や鳥インフルエンザ、
更にそれに追い打ちをかけるように南部国境三県域に於ける不穏な情勢が影響して、
同地を訪問する旅行者が激減しており、これまでに1泊で2泊宿泊でき等のキャンペー
ンを展開してきたが、殆ど効果が見られず、多くのホテルが10%から20%、良くて40%
の客室回転率を維持するのがやっとで、元本の返済が覚束ない状態にあるとした上で、
現在同協会に所属する会員の多くが取引銀行に対して借入金の元本返済の猶予を求め
交渉に入っているという。
また、2年から3年は続くと見られる不穏な情勢により、今後もマレーシア人やシン
ガポール人といった主力の旅客が同地を訪問する事を忌諱する傾向が続くと見られる
事から、政府側が何等かの形で緊急支援策を講じ得るべきであるとしている。
同協会によると、既にハート・ヤイ郡中心部にある有名ホテル2件が売りに出され
ており、果たして売れるか解らない状況の中で近々更に3-4件のホテルが売りに出さ
れる予定になっているという。
尚、既にハート・ヤイ郡の行政当局は、ホテルの規模に応じて25%から30%の税金支
払いを免じる措置を講じている。
昨日朝7時頃、パッターニー県ヤッリン郡内で、バイクで通学途上にあった、いず
れも16歳の工業系職業学校に通う2人の学生が、バイクに乗った二人組に銃撃され負
傷を負った。
負傷を負った2人は、いずれも同郡内にある国境警備警察部隊に所属する警察官の
息子で、当日もいつも通り基地内にある住宅から学校に向かっていた。
また、ほぼ同時刻に同県ノーン・ヂック郡内で、教師の警備に当たる軍関係者が休
憩する場としても使用していた乗り合いバスの待合所付近に爆発物が仕掛けられてい
るのが発見され、安全処理されている。
発見された爆発物は、携帯電話を使用した遠隔起爆式で、当局側は一味が軍関係者
を狙って起爆を試みたが、何等かの理由で起爆しなかったものと見ている。
また、一昨日21時頃には、同県ヤッリン郡内で自宅前に座っていた45歳の自動車修
理工がバイクに乗った二人組に銃撃され死亡するという事件も発生している。
一方、ナラーティワート県では、13時過ぎにスンガイ・パーディー郡内で郡行政事
務所の定例会合に出席しバイクで帰宅途上にあった52歳と34歳の副村長2人が、バイ
クに乗った二人組に銃撃され52歳の副村長が死亡し、34歳の副村長が負傷を負うとい
う事件が、またルゥーソ郡内では、軍用車輌で警戒作業中だった教師の警護作業にあ
たっていた軍関係者を狙って、人数不明の一味が銃を乱射する事件が発生し、軍関係
者3人が重傷を負い、1人が軽傷を負っている。
タクシン首相は昨日までに新任者4人を含む17のポジションの異動を内容とする内
閣改造を終えた。
昨日21時過ぎに明らかにされた概略によると、爆発物検知システム調達汚職疑惑の
渦中にあるスリヤ運輸大臣が副首相兼工業大臣に異動する他、ソムキット副首相兼財
務大臣が商務大臣兼任の副首相に、またタノン商務大臣が財務大臣に異動。また、安
全保障関連ではチットチャイ副首相兼国務大臣が法務大臣兼任の副首相に異動し、国
務大臣ポストに一昨日付で空軍最高司令官の職を辞したコンサック空軍大将が就任。
一方、タクシン首相に対して造反姿勢を示しているサノ・ティヤントーン氏夫人のウ
ライワン女史に関しては異動対象から外れ文化大臣留任となっている。
一方、外部からの閣内入り招致に向けた交渉が難航していたと伝えられていた経済
関連閣僚に関しては、最終的に外部の人物の閣入りを見合わせ、ソムキット氏とタノ
ン氏の間での職務分掌の異動が行われるだけになっている。
異動内容は以下の通り。
1.新任
国務大臣 コンサック・ワンタナー空軍大将
運輸大臣 ポンサック・ラクタポンパイサーン氏 (元商務副大臣)
科学大臣 プラウィット・ラタナピヤラ氏
運輸副大臣 チャイヤナン・ヂャルゥンシリ大将
2.異動 *( )は前職
ソムキット・ヂャトゥシピタック氏
副首相兼商務大臣
(副首相兼財務大臣)
プリーチャー・ラウォポンチャナ氏
商務副大臣
(外務副大臣)
タノン・ピタヤ氏 財務大臣
(商務大臣)
スリヤ・ヂュンルンルゥアンギット氏
副首相兼工業大臣
(運輸大臣)
ワッタナー・ムァンスック氏
社会開発・人間の安全保障大臣
(工業大臣)
ネーウィン・チットチョープ氏
首相府大臣
(農業・協同組合副大臣)
ソムサック・テープスティン氏
労働大臣
(観光・スポーツ大臣)
プラッチャー・マーリーノン氏
観光・スポーツ大臣
(社会開発・人間の安全保障大臣)
ソロアット・グリンプラットゥン氏
情報通信技術大臣
(労働大臣)
アディソン・ピヤンゲート氏 農業・協同組合副大臣
(運輸副大臣)
スワット・リプタパンロップ氏
副首相
(法務大臣)
チットチャイ・ワンナサティット警察大将 副首相兼法務大臣
(副首相兼国務大臣)
ヂャトゥロン・チャーイセーン氏
教育大臣
(副首相)
2.閣外落ち
アディサイ・ポーターラーミック氏 (教育大臣)
ゴン・タップパランシー氏 (科学大臣)
スウィット・クンギット氏 (情報通信技術大臣)
尚、第二次タクシン政権第二次内閣(タクシン2/2)は、本日16時に行われる国王陛
下による認証式典を経て正式に発足することになる。
(8月2日 タイ時間22:20掲載)
アジアのノーベル賞とも言われるマグサイサイ賞に、今年はタイから
上院議員でエイズ救済を初めとする市民活動家として知られるヂョーン
・ウンパーゴン氏(58)が受賞する事が決定したようです。
ヂョーン氏は、同じくマグサイサイ賞受賞者で市民活動家としても知
られていた元中銀総裁の故プワイ・ウンパーゴン氏の長男で、やはり市
民活動家としても知られるヂュラーロンゴン大学政治学部教授のヂャイ・
ウンパーゴン氏はヂョーン氏の実弟になります。
また、ヂョーン氏の今回の受賞で、タイからは法人を含む21人目の受
賞者、個人では19人目の受賞者(マティチョン誌の記述に基づくが、ネ
ーション誌では17人目の受賞者と記載)となるようです。
ネーション誌によると、ヂャーン氏はマニラで行われる受賞記念のス
ピーチでタイ及び東南アジアに於ける民主主義、人権、報道の自由の減
退をキーにしたスピーチを行う予定になっているようですが、一歩間違
えると授賞式に列席していると思われる某国のグロリア某さんに対する
あてつけになっちゃうかもですね。
タイ国内の商業銀行各行は、支払いが滞っているクレジットカード所
有者に対して、3-5日間の猶予期間をおいた後、仮に2回続けて期日まで
に支払いが行われた所有者に対しては利用限度額の引き下げ措置を、ま
た3回続けて期日までに支払いが行われなかった所有者に対しては強制
解約措置を講じる事で合意に至ったようです。
今回の措置は、タイ中央銀行が取り組む個人負債圧縮の一環であると
各行側はsているようですが、いずれにしても内需拡大の一環として取
り組んだ「多いに使って借金を増やそう」的政策の後始末としては、あ
まりにも後手に回りすぎているとの感は否めないような気もします。
ここでは取り上げませんが、日タイFTA関係はこちらが参考になると
思います。
民主党党首のアピシット・ウェーッチャーチーワ氏は、爆発物検知システム
"CTX9000"がタイ国内に到着した事を受けタイ・ラック・タイ党の副報道官がアピシッ
ト氏に対して、虚偽の資料で同システムの調達汚職疑惑をでっち上げた事に対して謝
罪するべきであると発言した事に関して、下院議員でもある副報道官が政府側のイン
チキに気づかず謝罪を求めるとは非常に奇妙な話しであると皮肉った。
発言の中でアピシット氏は、先に行われたスリヤ運輸大臣に対する不信任決議案に
於ける野党側の追求は全て真実に基づいたものであるとした上で、アメリカの法務当
局が同システムの発注を仲介した二社に持たれている不正行為疑惑が解決するまでは
システムの引き渡しを認めないと決定している事に対して、このままでは新空港開業
の要になるシステムの引き渡しをいつまでも受けることが出来ないことに危機感を持っ
た政府側が、仲介した二社に対して支払った金額と同額の金額でもって大急ぎで直接
発注に切り替えた事によりシステムがタイに送られて来ただけに過ぎず、依然仲介二
社に支払われた金額は返還されておらず、疑惑の解消よりもむしろ疑惑を増長させる
結果になっていると指摘している。
更に、アピシット氏は既に政府側から金額を受領し発注手続きを済ませている発注
二社に対して、喩え政府が直接発注に切り替えシステムを受領していようとも、政府
からお金を受け取っている限りは、今後も政府から受注に基づいた契約を履行し更な
るシステムを納入するべきであると皮肉っている。
「ドーン・ムゥアン空港に於ける出入国審査体制の向上引き締めを図る」
昨日ドーン・ムゥアン国際空港の視察を行った移民警察局のスワット局長は、来る
スワンナプーム新空開港に備えると共に外国人旅行者に対するサービス向上を目指す
為に出入国審査体制の向上引き締めを図る方針を明らかにした。
スワット局長は、出入国審査は国内安全保障の砦であると共に外国人旅行者に対し
て利便性を供与する場であるとの認識を示した上で、今後新技術を導入し外国人旅行
者が所持している旅券の正当性、出発地や出入国者の顔写真等の記録が即座に出来る
国際標準の審査体制により、国際犯罪集団の入国を水際でくい止める体制を築きあげ、
また将来的にe-パスポートの所持者に対しては全ての審査過程を自動化できるシステ
ムの導入を図って行きたいと語った。
また、Visa on Arrivalが義務づけられている国の国民に対してはWEBサイト上で事
前にヴィザが申請できる体制も構築していきたいという。
依然不穏な情勢が続く南部国境三県域で昨日14時過ぎ、パッターニー県県都内にあ
るBIG-Cパッターニー店に仕掛けられた爆発物が爆発した他、ナラーティワート県内
では朝に教師及び教師の警備に当たっていた当局関係者を狙ったと見られる爆破事件
が発生した。
BIG-Cで発生した爆破事件で使用された爆発物は、同店前にあった植木鉢に仕掛け
られていたと見られ、この爆発によりガラスや駐車していた車4台に被害をもたらし
たものの、幸い人的な被害は確認されていない。
一方、昨日8:15頃には、ナラーティワート県スンガイ・パーディー郡内にある教師
宿舎に通じる路上脇に置かれていた携帯電話による遠隔起爆式と見られる消火器爆弾
が、教師や警護にあたっている当局関係者が学校に向かうために付近に集まっていた
ところを見計らって爆発し、教師及び軍関係者2人が負傷を負った。
また、8時頃には、パッターニー県ヤッリン郡内にある郡行政事務所に出勤の到着
した職員の車の下に爆発物が仕掛けられているのが発見され、安全処理されている。
警察では、郡行政事務所に対して被害を及ぼす目的で、当該車輌が自宅に駐車して
あった際に予め爆発物を仕掛けたと見ている。
一方、昨日朝7:30頃にはナラーティワート県ターク・バイ郡で、地元警察に所属す
る分隊長の17歳の息子が通学の為にバイクで走行中に、後ろからバイクで追っかけて
きた二人組に銃撃され死亡するという事件が発生しているが、警察では一連の不穏な
動きの一つとの見方を強めているものの、私怨による犯行の線も捨てきれないとして
いる。
また、昨日12:30頃には、ナラーティワート県スンガイ・パーディー郡内で73歳の
元村長がジープで走行中に、バイクで載った二人組に銃撃され重傷を負うという事件
も発生している。
「8歳の女児が義理の祖父に2年間に渡り性的な虐待を受けたと訴え出る」
昨日、ナコン・ラーチャシーマー県チョークチャイ郡在住のヌゥンちゃん(8、仮名)
が、クルー・ユンこと上院議員のモントリー・シンタウィチャイ氏や児童の権利擁護
団体関係者、チョークチャイ郡警察署関係者を伴い県都内にある地方検事局を訪れ、
義理の祖父から2年間に渡り性的な虐待を受けたとして法的な責任を追及するよう訴
えた。
検事局訪問に先立ち、ヌゥンちゃんがチョークチャイ郡警察署に語ったところによ
ると、チァン・ラーイ県で生まれ、その後両親が離婚したことから6歳の時に父方の
祖母の家に預けられ、そこから小学校に通っていたが、預けられてまもなく村長でも
ある58歳の義理の祖父から他言したら殴り殺すと脅かされた上で性的な虐待を受ける
ようになり、酷いときには実父が会いに来たときでさえも人がいなくなった隙を見て
祖父から性的な虐待を受けていたという。
殴り殺されるのが怖くて、実の父親にさえ窮状を訴えることが出来なかったと語る
ヌゥンちゃんだったが、今年の6月になって性的な虐待を受けている事が村中で知ら
れることになり、不憫に思った善良な市民がモントリー上院議員が主催する児童の権
利擁護団体に通報し、同団体が身柄を保護していた。
民主党副党首のアロンゴン・ポンラブット氏は、裁判所から首相の実
妹が絡む汚職疑惑に関して、メディアから取材を受けたり、証言VCDを
配布することを禁止する決定が下された事に関して、憲法で定められた
権利の行使及び社会への利益の為に汚職の真相を語り追求する事は必要
な事であるとして、本日中に民事裁判所に対して決定取り消しを求める
訴訟を提訴する方針を明らかにしています。
アランヤプラッテートの国境検問所の視察を行った移民警察局のスワッ
ト局長は、賭博目的でポーイ・ペートへ向かうタイ人対策の一環として
国境検問所の様子を撮すLive CAMを導入し、8月6日より同局のホームペ
ージ上で公開する他、賭博目的の密出入国対策の為に主要箇所に監視カ
メラを設置する方針を明らかにしています。
7月29日にミャンマーのターキーレック内で賭博目的で入国していた
12人のタイ人がミャンマー当局により逮捕され、内10人が昨日までに釈
放され帰国が許されているようですが、大量の麻薬を所持していたとさ
れる残りの59歳と37歳の女性2人に関しては、タイの国内法で裁くとし
てタイ国内への送還を要求していたタイ当局側に対して、ミャンマー側
は、同国内で違法行為を働き逮捕されたとして送還要求を拒否する方針
を明らかにしています。
尚、逮捕された2人の親族の面会訪問に関しては認める方針を明らか
にしているようですが、仮に2ヶ月以内に行われる裁判で有罪が確定し
た場合、懲役20年以上、若しくは死刑の判決が下される可能性が高く、
仮に懲役刑だった場合タイとの国境から145Km離れた刑務所に収監され
る事になるそうです。
チャート・タイ党副党首のソムサック・プリサナーナンタグン氏(前下院副議長)
は、政府が第二次官僚機構改革の一環として工業省と商務省を合併させ新たに商業工
業省を、また科学省を情報通信技術省に吸収合併させる方向で検討を進めている事に
関して、誰の利益の為にやるのか疑問であると語り、国民不在の機構改革への取り組
みを批判した。
更にソムサック氏は、第一次機構改革で科学技術省から情報通信技術省を分離独立
させ、今度は技術省を吸収し再度一つの省に再編する事に関して、通信関連事業の独
占運営権の取得に目が眩んで分離させておきながら、結局前回の改造が失敗だったと
して再度一つにまとめる笑止千万な「改革」であると断じた上で、結局現在政府が取
り組んでいる改革は、国民への利益という大原則を無視したものでしか無いとの疑念
を抱かざるを得ないと語った。
政府は7月30日に開かれた特別閣議の席上で、官僚機構内に於ける業務の効率性を
推進し、以て国民に利益をもたらすために、工業省と商務省を合併させて商業工業省
とし、主にタイ産品のプロモーション等に特化させると共に、対外通商交渉等は首相
府の管轄へ移動させること、また運輸省を基盤インフラ開発・運輸省と名称変更し来
たるメガプロジェクトに於ける効率性を期すこと、更に農業・協同組合省の傘下に新
たに戦略的農業生産品を作付けから収穫、更には販売促進までの面倒を見る専門機関
を創生するなどで原則合意に至り、今後詰めの協議を行い9月中の下院議会承認を目
指す事で合意に至っていた。
一方、チャート・タイ党副報道官のポーンラット・ヨートネーン女史は、党独自に
国民からの陳情受付窓口を設けた結果、これまでに教師や軍関係者、警察官等の当局
関係者による汚職や政府関係者の汚職に関する情報や、バンコク都庁が取り組む歩道
上に於ける商行為の規制引き締め強化に関する苦情が多数寄せられている事を明らか
にした上で、歩道上に於ける商行為の規制強化に関してはニゴン副党首に、汚職案件
に関してはチューウィット副党首にそれぞれフォローを依頼している事を明らかにし
ている。
私立アッサムチャン大学がこの程行った意識調査で都民の多くが現在の内閣に満足
しているものの、内閣の改造は必要であると答え、また次期内閣改造では国民の声が
殆ど反映されないと考える一方で、現在爆発物検知システム調達汚職疑惑の渦中にあ
るスリヤ運輸大臣に関しては現状のままで良いと考えている事が明らかになった。
同大学が行う世論調査エーベーク・ポールが来たる次期内閣改造(タクシン2/2)
に関して都内及び近郊在住の1,677人を対象に行った今回の調査で、64.3%の回答者が
内閣改造に関するニュースに注目していると回答し、都民の内閣改造への関心の高さ
を物語った上で、現在の内閣に関しては34.2%が満足、38.5%が多少満足と回答、一方、
あまり満足していないと回答していた者が14.5%、不満足と回答した者が7.6%おり、
特に不満足と回答した者の多くが不効率、汚職、不透明さ、結果が明確でないを不満
足の理由に掲げていた。
一方、内閣改造の必要性に関しては、61.6%が必要、11.7%が不必要と回答、また、
次期内閣改造に国民の声が反映されるかに関しては、49.4%が殆ど反映されないと回
答、反映されると回答した者は16.5%、そこそこ満足できる改造になると思うと回答
した者が23.8%いた。
更に、次期内閣に期待するものに関しては、34.8%が経済問題、22.6%が南部問題、
19.6%が汚職問題の解決をあげていた。
また、主要な大臣ポストの適任性に関しては、ソムキット財務大臣に関しては、
60.3%が適任であると回答、アーナン・パンヤーラチュン氏(元首相・国家調和委員
会等)を推す者が6.7%、また、タノン商務大臣に関しては、45.9%が適任と回答、ス
ダーラット・ゲーユラーパン女史(農業・協同組合大臣)を推す者が9.1%、更にワタ
ナー工業大臣に関しては、46%が適任と回答、スワット・リプタパンロップ氏(法務
大臣)を推す者が6.1%いた。
一方、現在スワンナプーム新国際空港に導入される爆発物検知システム"CTX9000"
の調達汚職疑惑の渦中にあるスリヤ運輸大臣に関しては、41.5%が現在のポストのま
まで良いと回答する一方で、スダーラット女史を後任に推す声が18.5%あった。
また、閣外で汚職撲滅面で活躍して欲しい人に関しては元国務大臣で社会引き締め
政策の提唱者であるプラッチャイ・ピヤムソムブーン警察大尉の名を挙げた者が47.6%
で一番多く、以下、プレーム・ティンスーラーノン大将(元首相、枢密院院長他)が
37.8% 、セーリーピスット・タミヤウェート警察大将(警察監察官)が29.8%、アー
ナン・パンヤーラチュン氏が29.5%、チューウィット・ガモンウィシット氏(チャー
ト・タイ党副党首)が16.2%と続いた。
一方、タクシン政権が任期を全うできるかとの質問に関しては、72%が出来ると回
答、出来ないと回答した者は僅かに15.9%で、その多くが国の問題を殆ど解決できな
い、または党内に対立を抱えているを理由に掲げていた。
昨日11:30頃、ナコン・ラーチャシーマー県内を通るミトラパープ通り沿いで、バ
ンコク発ローイ・エット経由ドーン・ターン((ムクダーハーン県)行きの二等長距
離バスが、高速度で走行中に右前輪のタイヤがパンクしたことから制御を失い、立木
に激突横転し、乗客の女性1人が死亡、重傷者10人を含む45人が負傷を負った。
尚、運転手は野次馬に紛れて現場から逃走し、現在行方不明になっている。
事故を起こしたバスは、昨日全国各地で行われたタムボン行政機構の議長及び評議
員選出選挙の投票の為に帰郷する乗客等を乗せ満席状態だったという。