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2005年08月21日 〜 2005年08月31日



2005年08月31日

 昨日よりソンクラー県ハート・ヤイ郡中心部にあるハート・ヤイ駅の
構内に於いて南部国境三県方面から来た列車、及び同地域方面に向かう
列車の到着時間帯を中心に爆発物検査が行われるなどの警戒が強化され
ています。
 これは、南部国境三県域内に展開している情報当局(中央情報局とす
る報道もある)から、列車を利用した何等かの破壊活動を計画している
おそれがあるとの警告情報に基づくもので、当局関係者約50人や警察犬、
爆発物検知用機器を投入し到着列車内及び駅構内及付近に於ける爆発物
検査を初めとする警戒作業が行われているようです。
 一方、第四地区国軍本部の情報部門は、10月若しくは11月に南部国境
三県域に於いて大規模な破壊活動を計画しているとの情報があるとして、
関係当局に対して情勢の掌握・対応に乗り出すよう指示している事を明
らかにしています。
 

 依然不穏な情勢が続く南部国境三県域で昨日朝7時頃、ヤッラー県バ
ンナンサター郡内で、電柱付近に仕掛けられていた爆発物が教師の警護
作業にあたっていた当局関係者を乗せた車輌の通過にあわせ爆発し、車
輌を損壊させた上で、車内にいた警察官及び自警団員の二人に負傷を負
わせる事件が発生しています。
 また、ほぼ同時刻にナラーティワート県スンガイ・ゴーロック郡内で、
イスラム教学校に通う児童の送迎を終えた52歳の村長が、帰宅途上にバ
イクに乗った二人組に銃撃され死亡するという事件が、更に昼前には同
県ターク・バイ郡内で、27歳の建設作業員が同郡内にあるターク・バイ
病院の建設現場に向かう途上でバイクに乗った二人組に銃撃され死亡す
るという事件が発生しています。
 

 民主党党首のアピシット・ウェーッチャーチーワ氏は、先に政府側が
非公然分離主義組織のパッターニー統一解放機構との間で協議が行われ
ていたとする海外報道を否定した事に関して、非行全組織の存在・立場
を認め、また国家対国家の問題にも発展しかねない問題を否定した事は
正しい対応であったとして、政府側の対応を評価する発言をしています。
 

 財務省は昨日、本年度の国内総生産成長率見込みを、原油高傾向及び
それに伴い消費の冷え込み傾向等に鑑み先の4.6%-5.1%から4.1%-4.6%に
下方修正した事を明らかにしています。
 一方、今期の経常赤字に関しては71億ドル台だった前年度に対して今
年度は39億米ドルから49億米ドルの水準にまで圧縮されるとの見通しを
示しています。
 

 2006年3月26日まで国内のエンターテイメント施設への立ち入りを禁
止する裁判所命令に反し、パブへ入場していたワン・ユーバムルン氏に
対する刑事裁判所裁定が昨日下され、禁止されておりパブに足を踏み込
まざるを得ない事情があったとするワン氏側の主張を認めた上で、立ち
入り禁止期間2007年3月26日まで1年間延長し、また48時間の社会奉仕活
動を命じる決定を下しています。
 裁判所に出頭したワン氏は、パブに足を踏み入れたのは遊びに行く為
でも、また喧嘩する為でもなく、友人達の飲食代を支払う為だったと、
先の記者会見の際の主張とは異なる主張をしていたようです。
 

 現在公表上演中のトニー・ジャーことパノム・イーラム主演の映画”
トム・ヤム・グン”の違法複製VCDの摘発を強化している当局側は、昨
日までに15県内で合計3,588枚の違法複製CDを押収し、18人を逮捕した
事を明らかにしています。



2005年08月30日

 タクシン首相は昨日行われた顕著な成果をあげた輸出事業者を表彰す
る式典の席上で、民力を利用してOTOP品の輸出拡大を期し、以て中小の
輸出関連事業者及び地方コミュニティーの協調発展を目指す新たなアイ
デア(一部報道は奇抜なアイデア)を披露しました。
 タクシン首相は講演の中で、一タムボン一製品政策で生産されるOTOP
品の市場拡大を期すために、輸出入銀行を初めとする国営銀行が融資面
で後方支援することにより中小の輸出事業者による地方の村や各コミュ
ニティーへの投資を促進させ、商品開発・生産面の向上を期すと共に、
事業者に国外市場の開拓に努めさせ、政府側は、いずれに於いても顕著
な成果をあげた中小の輸出事業者を特別に表彰する制度を設け事業者の
モティベーションを煽ることにより、中小事業体及び地方コミュニティ
ー両者の協調発展を期すことができると発言していました。
 

 ここ最近、タクシン首相をも凌駕する奇抜な(?)アイデアで話題
ワッタナー社会開発・人間の安全保障大臣は、暴走族対策の一環として
自分のバイクや車を格好良く見せるために装飾・改造を施す事を好む若
者対策の為に、装飾・改造を施す店の脱税行為の摘発を強化する方針を
明らかにしています。
 なんでも、装飾・改造の依頼を受けた店が、依頼した若者に領収書を
渡さなかった場合は、即脱税行為の疑いありとして査察を行い摘発し閉
店に追い込む方針なんだそうな。
 なんか、かれこれ10年位前に首都圏交通問題担当副首相として連日の
ようにマスコミを賑わしていた頃の某タクシンさんを彷彿とさせる素晴
らしいアイデア・マンぶりです。
 

 パッターニー統一解放機構(PULO)と政府との間で協議が持たれたと
報じられ、また、PULOの報道官とされる人物が一連の不穏な動きに関与
している事を認めているとも取れる発言をしている事に関してチットチャ
イ副首相兼法務大臣は、常に動向を掌握している団体であり、また国益
の為に協議を行うべきであると認識していない団体との間で協議が行わ
れるはずが無いと語り、報道を強く否定していました。
 また、PULOの報道官がバンコクを初めとする主要観光地に対する攻撃
を示唆する発言をしていることに関しては、単に言っているだけで何等
かの脅威をもたらす話しではないとして特に特別な警戒を敷く予定は無
いと語っていました。
 一方、スラポン政府報道官は、公式・非公式に関係なく政府がPULOと
接触する事は有り得ないとした上で、今回のPULOの報道官の発言は何等
かの意図を持って誤った情報を伝播しようとしていると批判していまし
た。
 

 昨日、南部国境三県域の各学区で教師の募集を開始した結果、パッタ
ーニー県の県都を含む第一学区では朝の段階で募集人員250人に対して
2,469人が応募に訪れ、また第二学区でも180人の募集に対して1,392人
が応募に訪れていたようです。
 また、教師不足が深刻なナラーティワート県でも第一学区で326人の
募集に対して1,037人が、また第二学区で247人の募集に対して1,600人
が応募に訪れており、いずれも好調な滑り出しを見せているようです。
 尚、募集は三日間に渡って受け付ける予定になっているようです。
 

 昨日朝8時頃、都内プラッカノーン区内のバス停前で、18歳の女友達
に対して友達以上の感情を持っていた16歳の女子学生が、18歳の女友達
の通学時間を狙って待ち伏せし、現れたところでよりを戻すよう話しか
けたが無視された為、自宅から持ってきた拳銃を18歳の女友達と、それ
をかばっていた16歳の弟に向け発砲し、弟を死亡させた上で、自らも拳
銃自殺を図り重態になるという痛ましい事件が発生しています。
 幸い銃弾が急所を外れ軽傷ですんだマタヨン課程6年(日本の高校3年
にほぼ相当)で、搬送先の病院で死亡した同じ学校に通う16歳の男子学
生の実姉でもある18歳の女子学生の証言によると、拳銃を撃った16歳の
職業訓練校1年の女子学生とは1年前に知り合い、自身は友達以上でも以
下でも無い関係であると認識していたにも拘わらず、16歳の女子学生は
他の女友達と話しているだけで嫉妬するなど、友達以上の感情を自身に
もっており、最近それがエスカレートする傾向があったため、1週間前
に友達つきあいを止めましょうと話しかけたばかりだったようで、警察
では別れ話に悩んだ16歳の女子学生がよりを戻して貰うためにバス停で
待ち伏せをしていたが、要求を無視された為に悲観し、姉でもある18歳
の女子学生をかばいながらバスに乗り込もうとしていた弟共々銃撃し、
自らも拳銃自殺を図ったとみているようです。
  尚、使用された拳銃は既に他界されていた元警察官の祖父の形見だっ
たようです。



2005年08月29日

 本日付バンコクポスト誌(印刷版)1面トップ等に掲載された記事に
よるとスイス国内で非公然イスラム分離主義組織であるパッターニー統
一解放機構(PULO)とタイ政府関係者との間で何等かの協議が持たれてい
た模様。尚、タイ政府筋は協議が持たれていた事を否定しています。
 これは、同機構関係者がロイター通信社に対して明らかにしたもので、
先週水曜日から3-4日間に渡って行われた協議の内容に関しては明らかに
されていませんが、関係者は、アルカイーダ等の国外組織との関係は否
定また、自分たちの行動はマレー系民族の国であるパッターニー国を自
分たちの手に取り戻す「自分たちの物を自分たちの手に取り戻す」為の
活動であり、タクシン首相が、それをタイからの完全独立を目指してい
ると取り違え強攻策をとり続ける限りは、戦いは終わることなく、また
戦火は(タイ国内各地に散らばる細胞によって)バンコクやプーケット、
パッタヤー等の観光スポットにまで及ぶことになると警告しているよう
です。
 南部国境三県域では、政府・当局・住民代表・宗教関係者・在郷軍人
組織・自警組織等を包括した住民参加型の独自の自治・治安組織が微妙
なパワーバランスを長年に渡り司ってきたと言われ、これをタクシン政
権が政治的な理由で解体した事が情勢不安定化の元凶になったと指摘さ
れており、また当時タクシン政権内で安全保障事項を担当していたチャ
ワリット前副首相も最近出版した本の中でその指摘を追認していました。
 

 民主党最高顧問のチュワン・リークパイ氏は、南部問題に関して、仏
教系住民とイスラム系住民、特に仏教指導者層とイスラム教指導者層の
間にある意見の対立が将来の対策に暗い影を落とすおそれがあるとして、
政府に対して早急に解決を急ぐべきであると指摘していました。
 また、非常事態宣言に関しては、法律の隙間を埋めるためのものでは
なく、政府の政策・対策の誤りを埋めるためのものであると皮肉ってい
ました。
 

 タイ人労働者による暴動が発生した台湾では、今回の暴動を反省点に
労働条件の改善に取り組む動きを見せているようですが、一方、タイで
はゴム農園等で働いていたタイ人労働者が身の危険を感じ逃げてしまい
深刻な労働者不足に陥っている南部国境三県域に対して、ミャンマーや
ラオスからの労働者を代わりに投入する事を決定していたりしてます。
 

「国民の多くが青少年の集団反社会的行為を重大な社会問題と認識」

 ラーチャパット大学スワン・ドゥシット校が行う世論調査スワン・ドゥシット・ポ
ールが行った社会問題に関する意識調査で、最も多くの回答者が暴走行為等の青少年
による反社会的な集団行動が最も緊急に解決すべき問題であると認識している事が明
らかになった。

 国内15県内の住民3,179人を対象に行われた今回の意識調査で、最も緊急に解決を
要する社会問題に関して、34.86%の回答者が青少年による反社会的な集団行動をあげ、
以下売買春や強姦、ポルノ等を含む性問題をあげた者が26.93%、人身・財産の安全に
対する脅威を上げた者が13.18%いた。

 また、社会問題の解決が長年放置されている背景に関しては、36.40%の回答者が当
局側が問題の重要性を認識せず、真摯な姿勢で解決に努めていないことが原因である
と回答し、以下、多くの社会問題に大物が関係しているからと回答している者が
28.06%、法を厳格に執行していないからと回答した者が16.04%いた。

 一方、より実効性のある社会問題の解決方法に関しては、52.15%の回答者がタクシ
ン首相自身が前面に立って解決に乗り出すべきであると回答し、以下、職務怠慢傾向
にあったり、諸悪の根元と癒着している当局者の処分を厳格に進めるべきであると回
答した者が21.52%、大物殲滅等の根元部分の殲滅を進めるべきであると回答した者が
10.07%いた。

 また、社会問題解決の陣頭指揮者として最も適切な人物に関しては、タクシン首相
の名前を挙げた者が一番多く、56.46%を占め、以下元首相で枢密院院長のプレーム・
ティンスーラーノン大将(16.94%)、社会引き締め政策の提唱者のプラッチャイ・ピ
ヤムソムブーン警察大尉(11.07%)、現農業・協同組合大臣のスダーラット・ゲーユ
ラーパン女史(6.83%)、女性・児童保護財団を主催するパウィーナー・ホンサグン
女史(6.39%)と続いた。



2005年08月28日

 都内RCA地区内にあるパブで男性モデルでch7等のドラマにも出演して
いるサイモン・ハリス氏らのグループと喧嘩になり、傷害及び裁判所命
令遵守違反の容疑が持たれているワン・ユーバムルン氏(ワンチャルゥ
ムから改名)が昨日15時前弁護士を伴い首都圏警察本部マッガサン署に
出頭すると共にサイモン氏側を逆告訴する方針を明らかにしています。
 尚、傷害容疑に関しては、先に喧嘩当事者同士で和解が成立していた
報じられていましたが、その後サイモン氏側が警察側に傷害で被害届
を提出するに至っていました。
 出頭後記者団の取材に応じたワン氏は、当日は、たまたま「用事」が
あって閉店直前に友人達がいるパブの「前」に出かけたが、そこで喧嘩
が発生していたためやむなくパブに「足を踏み入れて」しまい、そこで
警察の世話になってしまう事になってしまったが、全く国内にあるエン
ターテイメント施設への入場禁止命令が裁判所に下されていた事を破る
つもりはなかったとした上で、更に長年に渡って自身を「社会の被告人」
の様に悪者扱いにしているマスコミやインターネット・コミュニティー
に対して、直接現場に居合わせた訳でも見た訳でも無いのに好き放題に
分析し自分を非難する事は止めて欲しいと訴えていたようです。
 また、その際にCh9のニュース・トーク・ショー番組でワン氏の過去
の暴力事件等を取り上げながら今回の事件を取り扱っていたガノック氏
とソーラユット氏に対して不満をぶつける場面も見られたようです。
 尚、この件に関しては、どこからか圧力があったのかは不明ですが、
当時店内にいた客等の多くがサイモン氏側の方から喧嘩を仕掛けたと証
言しているようです。
 

 最近増大術の話題が一人歩きしている様な感があるドーン・ムゥアン
地区にあるバイオ・クリニックですが、実は結構有名なチェーン店だっ
たんですね。
 尚、この件は、元々このクリニックで美容整形外科手術を受け、その
後施術をうけた部分がふくらむ等の後遺症に悩まされることになった女
性が同クリニックを告発したことに絡んで、その伏線でどこかの大臣さ
んも同じ場所で増大術の施術をうけていたらしいという事が発覚してい
たものです。(まぁ、増大術の方が話題性があるのは理解できますが。。)
 

「タクシン首相、マスコミに対して入念な準備を要求」

 タクシン首相は昨日放送された国民向け定例政見放送の中で、先に開かれた第一回
定例記者会見の席上にO・Xが書かれた札を持ち込んだことに関して、あくまで会場
内の緊張した雰囲気を和らげる目的で持ち込んだものであるとした上で、仮にそう思
わない者がいるのであれば、それはそれで一向に構わないと語った。

 更に、タクシン首相は、南部問題に質問がした外国人記者よりも、タイ人記者から
の質問が少なく、またタイ人記者からの質問の多くが、明らかに下準備が不足してい
るものだったとした上で、今後定例記者会見に出席するタイ人記者に対しては日進月
歩で変化している国際社会に対応し、また創造的なタイ社会を築きあげる一躍を担う
べき立場であることを自覚し、日頃から己を磨くと共に、入念な下準備を行い記者会
見に臨んで欲しいと要請した。

 また、タクシン首相は、記者会見の席上で南部問題に関して外国人が関係している
のかと質問したタイ人記者に対してXの札を上げた事に関しては、誤った認識に基づ
いて既に違うと分かり切っている事を質問したものであり、またあたかも外国のテロ
組織が関係しているかのような誤解をタイ社会に植えつける非建設的(マイ・サーン
・サク)な質問であったからであるとし、また非常事態宣言に関して、これは人を殺
すことにお墨付きを与えるものなのかと質問した記者に対してXの札を上げたのは、
既に各界から懸念が寄せられ、また政府側からも何回も回答している事に対して「厳
しい言質」で質問する事は不適切であるとの判断からXを上げたと説明している。

 一方、タクシン首相は、北部やサムイ島で確認されている事業関係者による国有地
の違法占拠・使用問題に関しては、既に天然資源・環境大臣に対して調査に乗りだし
対策を講じるよう指示した事を明らかにすると共に、各県の関係当局者に対しては、
己の管轄下にある県内の森林の状況の掌握に努め対策を講じるよう要請している事を
あきらかにしている。

 タクシン首相によると、特に北部地区で蔓延っている森林部の不法占拠や違法伐採
行為は申告で、先に発生した水害の元凶になっており、また違法伐採に関係している
事業関係者の中には住民に違法伐採を推奨し、それを買い取り転売し不当な利益を上
げている者が少なからずいるという。
 

「若い女性三人組、危うく強姦被害から免れる」

 バンコク隣県のサムットプラーガーン県県都内のバス停でバス待ちをしていた17歳
の少女が通りかかった車に無理矢理乗せられ車の中にいた三人組の男に現金を強奪さ
れそうになったが、現金の持ち合わせが少なかったことに不満を持った三人組が少女
に友人を二人を呼び出させ、現れた二人から現金等を巻き上げた上で、女性達を強姦
しようとしたところで、たまたま通りかかった国家警察本部と契約している奉仕組織
の車を警察の車と勘違いした三人組が逃走したことから危うく難を逃れた。

 奉仕組織の車に救出された17歳の少女によると、一昨日20時頃親戚の家に戻るため
にバス停でバス待ちをしていたところ、通りかかった小型トラックに乗った男に電気
銃で脅かされながら無理矢理車内に引きずり込まれ、車内にいた25歳から30歳くらい
の三人組に現金を出すように要求されたが、持ち合わせが150バーツしか無かったた
め、三人組から電気銃で電気ショックを与えられたり殴られるなどされ無理矢理友人
を呼び出すように要求され、22歳の友人を呼び出したが、やはり持ち合わせていた現
金が少なかったため、更に22歳のもう一人の友人を呼び出すように要求され友人三人
がそろったところで、携帯電話や身分証明書が入ったカバンを強奪された上で、昨日
2時頃に車で都内ウドムスック区内のゴミ集積場付近まで連れてこられ、そこで三人
組に強姦されそうになったが、偶然付近をパトロールライトをつけた奉仕組織の車が
通りかかり、三人組が警察の車輌と勘違いし逃走したお陰で、危ういところで難を逃
れたという。



2005年08月27日

 上院児童・夫人・老人委員会委員長のクルー・ユイことワンロップ・
タンカナーヌラック氏は昨日、現在暴走族対策で批判の渦中にあるワッ
タナー社会開発・人間の安全保障大臣が再度18歳未満の22時から翌4時
まで外出禁止にする方向で検討を進めている事に関して、既に見直しさ
れ施行されている教育省令に反しているばかりか、時代に逆行している
と批判しています。
 ワンロップ氏は発言の中で、22時から翌4時までの外出禁止する国務
省令は、長年の議論を経て3ヶ月前に法律の手続きに則り無効化され、
新たに徒党を組んで飲酒や喧嘩・抗争等の地域社会に害をもたらす行為
以外を目的にする通常の外出に関しては認める形で教育省令が施行され
ているにも拘わらず、再度三ヶ月前に廃止された省令の内容をなぞる方
針の検討に入る事は理解できないと指摘しています。

 一方、パッタヤー地区内で母親が8歳になる実娘に売春を強要してい
た件に関しては、同様な話しは過去からあり、また実の子供に物乞いを
強要させる行為と根は同じであるとの認識を示した上で、第一にそのよ
うな行為を強要する保護者に対しては厳格に法を執行すると共に、残さ
れた子供に対しては単に児童養護施設に預けるだけでなく、充分なケア
ーを与える体制をつくる方向で検討を重ねる必要があるとの認識を示し
ています。
 

 ナコン・ラーチャシーマー県では、若者層のHIV感染防止の為に、学
生向けアパートや寄宿舎にコンドームの自動販売機の設置を進めている
そうです。
 同県の保健当局によると、昨年初めから現在までに県内で5,430人の
エイズ患者が確認され、内1,035人が死亡しており、また年齢分布では
25歳から29歳代が一番多く、特に非熟練労働者層の感染者が一番多く、
一方で売春関連で働く層の感染者が最も少なかったようです。
 

 最近若い女性の間で携帯電話に付属しているカメラを利用して自身の
猥褻な写真を撮影し、それを携帯電話販売店に持ち込み数百バーツで販
売する行為が横行している事に関して、ウライワン文化大臣は遊ぶ金や
贅沢品を購入する為にその様な行為に走ることは極めて不適切であると
非難した上で、あらためて両親を初めとする保護者に子供と接する機会
を持つことの重要性を訴えていました。
 

 昨日11時頃、都内ヂャトゥヂャック区内にあるシリパトゥム大学内の
12階建てビルの7階から同大学出身でトラート県出身の31歳の男性が3歳
の息子を道連れに飛び降り無理心中を図るという痛ましい事件が発生し
ています。
 死亡した男性の23歳の妻によると、男性は結婚後暫くはトラート県内
のゴ・グゥートで雑貨屋を営んでいたようですが、その後観光客の出足
が鈍り始め充分な収益をあげられなくなったことから、ペッチャブーン
県に引っ越し一時は車のセールスマンをやっていたようですが、うまく
いかず4-5ヶ月位前にバンコクに引っ越し妻側の親戚と一緒に暮らすよ
うになってから、親戚と一緒に暮らすことに耐えられず1ヶ月くらい前
に家出をし、ナワナコン工業団地内で働いたりパッターニー県内のタム
ボン行政機構の採用試験を受けたりしていたようです。
 警察では、仕事関係の悩みと、妻の親戚が自分の息子の面倒を見てい
る事が気に入らなかった事が重なって短絡的に無理心中したのではない
かとみているようです。



2005年08月26日

 昨日零時過ぎ頃、都内RCA内にあるパブ"ルート66"内で男性モデルの
サイモン・ハリス氏(26)のグループと、元国務副大臣で前バンコク都知
事候補のチャルゥム・ユーバムルン警察大尉の二男のワンチャルゥム・
ユーバムルン氏(31)のグループとの間で、ビール瓶を投げ合う等の喧嘩
が発生し、最終的に首都圏警察署マッガサン署で両者とも今回の件に関
しては告訴に持ち込まないことで合意に至り、一端は解決したように見
られていましたが、その後ワンチャルゥム氏に関して過去の暴力事件に
絡んで執行猶予付きの禁固刑が下された際に裁判所から2年間のエンタ
ーテイメント施設への入場禁止命令が下されていた事が明らかになり、
検察当局側が判決命令遵守違反の疑いがあるとして法的責任を追求する
方向で動き始めています。
 尚、この事件に関しては、ワンチャルゥム氏の判決命令遵守違反が発
覚していなかった初期報道の段階では、トンブリーの大物元政治家の息
子とモデルのサイモン氏との間で喧嘩が発生したが、最終的に両者和解
に至ったと報じられていました。
 現在政界引退中のチャルゥム警察大尉の息子三人は、いずれも数々の
暴力事件を引き起こしマスコミを賑わしてきた事で知られ、特に三男の
ドゥアン氏(ドゥアンチャルゥムから改名)は、警察官殺害容疑で収監
され、最終的に証拠不十分で無罪が下されていたことで知られていまし
た。
 また、警察署で和解した際に、記者団に対して「告訴したって(大物
政治家相手には)無駄なこと」と吐き捨てるように語り去っていったサ
イモン氏の姿が印象に残る事件でもありました。(一部報道によると、
和解の席上にチャルゥム警察大尉がいた模様)
 

 昨日開かれた下院議会の席上で、タイ・ラック・タイ党のウィセート
・ガセームトーンシリー氏が、一昨日開かれた非常事態宣言発令の為の
勅令の法制化に関する審議にチャート・タイ党副党首のチューウィット
・ガモンウィシット氏が酒に酔って議場に現れていたと発言した事から、
両者間で激しい舌戦が展開され、最終的にポーキン下院議長が間に入り
一端は喧嘩は収まりました。
 しかし、ポーキン議長が間に入った際に、ウィセート氏に対して発言
の撤回を命じなかったばかりか、逆に酒に酔っていた事が事実であるな
ら証拠を揃え綱紀委員会に提出する様に命じた事から、チューウィット
氏側の怒りが爆発し、民主党を含む下院議員二人と共に記者会見を開き、
議場で顔を赤くして大声で発言する事は自分のスタイルであり、酒とは
一切関係ないとした上で、ウィセート氏に対しては証拠も無く他人を中
傷する行為は男らしくない行為である早急に発言を撤回するべきである
と訴えると共に、ポーキン下院議長に対しては自らの綱紀を引き締める
べきであると皮肉混じりで批判していました。
 

 タクシン・ポップ・スー・ムワンチョン(タクシン首相マスコミと会
見する)と題された質疑応答形式で進行する第一回目となる定例記者会
見が昨日首相官邸内で開かれ、タクシン首相は、息子のパーントーンテ
ー氏が日本から持ってきたゲーム番組等に使用されている○と×が書か
れた札(それぞれブーとかピンポンという音が鳴る)を持ち込み、記者
の質問の内容を幸せそうに評価していました。(一部報道によるとテレ
ビ・チャンピオンという番組などで使用されていたらしい)
 因みに、昨日の記者会見では南部問題を絡めた安全保障関連の質問が
集中し、タクシン首相は不穏な動きに外国人が関係しているのかという
質問をした記者に対しては、質問内容が非建設的でプロらしからぬとし
て×を出し、一方で原油高問題に関する質問をした元ミスタイランドの
記者に対しては、にっこりと○を出していました。
 今回のツールを使用した○・×評価に関して、張りつめた会場の雰囲
気を緩和するのに一役買ったとの評価がある一方で、タクシン首相の質
問に対する選り好み傾向を明確化し、今後の会見では逆にタクシン首相
に取っては建設的ではない質問が忌諱される傾向が強まり、結果として
国家にとって「建設的」な会見の続行が難しくなるとの意見もあるよう
です。
 因みにこんな感じやこんな感じです。
 

 タクシン首相は昨日開かれた第一回定例記者会見の席上で、8月30日
から9月1日の日程で日本を訪問した際に、首脳会談の席上でアジア・ボ
ンドのリバース複数通貨建債券化の可能性に関して協議を行う事を明ら
かにした他、首脳会談の場で基本合意を目指す自由貿易協定に関しては、
製造拠点及び輸出入拠点として最もタイに投資している日本と、日本を
最も重要な市場であると考えるタイとの間で基本合意に至ることは、両
国に等しく利益をもたらす機会をつくるものであるとの認識を示してい
ました。
 

 ワッタナー社会開発・人間の安全保障大臣が提唱する毎週金曜日夜に
都内の特定の道路等を暴走族に開放し、思う存分暴走行為に勤しんで貰
おうという、ワッタナー式エンクロージャー政策(そんな言葉は無い)
に関してラーチャパット大学スワン・ドゥシット校が都内及び近郊在住
の1,300人を対象に世論調査を行った結果、72%がむしろ催し物等を開催
し他のものに興味を向かわせるような努力をするべきであるとして反対
と回答し、一方で、何等かの形で当局関係者が監視掌握作業を行う限り
は賛成であると回答した者が17%いたようです。
 また仮に施行した場合の効果に関しては、65%が暴走族問題の解決は
無理と回答し、解決が可能であると回答した者が16%いたようです。
 一方、タクシン首相は、この件に関して、路上等を開放する方針には
賛同しかねるとした上で、むしろレース場等で走らせた方が良いと思う
と語っていました。これはこれで、即物的な感じがしないでもないです
が。
 

 昨日までに8歳の少女に対して10回以上に渡り性的虐待を行い、その
模様を収めたビデオを国外で販売していた容疑で56歳のフランス人男性
がパッタヤー地区で逮捕(直訳ですが直接の逮捕容疑は未成年者を売買
春目的で購入した容疑)されている事が明らかになっていますが、その
後の捜査で、少女の母親が仲介人となり、一回につき1,000バーツで少
女に売春をさせ、更に行為の最中は容疑者のコンドのベランダで終わる
のを待っていた事、また逮捕された容疑者以外にも日本人を含む外国人
に対して売春をさせていたことが明らかになっています。
 また、一部報道によると、母親(42)はHIVに感染しており、少女に売春
させて得たお金を治療費にまわしていたようです。
 一方、保護された少女に対して行われた医療チェックで少女が妊娠し
ていること、また何等かの性病に感染している事が明らかになっている
ようです。
 

 最近大ネタが無いのと、個人的なバイオリズムの問題が重なって最近
手抜きモードが続いております。誠に申しわけありません。



2005年08月25日

 タクシン首相が9月11日から19日の日程でアメリカを訪問し、国連で
貧困撲滅及び継続的開発を目指すための国連改革をキーにしたスピーチ
を行う他、現在次期事務総長として強力にタイが推しているスラキアッ
ト・サティヤンラタイ氏の事務総長就任実現にむけロビー活動に勤しむ
予定になっていることが明らかにされています。
 また、ブッシュ大統領との会談も予定されており、席上で両国自由貿
易協定等について話し合われる予定になっているようです。
 また、タクシン首相は9月8日から11日の日程でモロッコを訪問する予
定にもなっており、ここではアフリカ向け中継貿易拠点、観光・ホテル
部門への投資関連、コメ関税等について協議が行われる予定になってい
るようです。
 

 都心部に於ける若者によるバイクの暴走行為対策の一環として、都内
の一部の通りや公園を暴走族に開放し、決められた時間だけその中で自
由に「暴走」行為に勤しんで貰う方針を明らかにした事に対して、各界
から一体何を考えているんだと強力な批判に晒された事に関して、ワッ
タナー社会開発・人間の保障大臣は、この方針は若者達に自主的に社会
の一員としての自覚に目覚めさせる機会を与え、将来国の為に役立つ人
材として育って貰う事を目指したもので、社会は過激性向のある若者達
を押さえつける事だけを考えずに、若者達の心を理解し成長を支援する
べきであると訴えています。
 尚、本件に関しては、公聴会等を開いて各界の意見を聴取した上で最
終判断を下す予定になっているようです。
 

 タイ版一村一品運動である一タムボン一製品政策担当のスウィット商
業副大臣は、同政策で製作された製品"OTOP"品の海外からの引き合いが
家具関連、食器関連、化粧品関連、石けん、美肌関連等を中心に多く、
本年度7ヶ月間で昨年同期比11%増の5億3,000万米ドルの売上げを海外で
記録した事を明らかにしています。
 一方、タイ料理の国際的定番メニュー化を目指すタイ・キッチン政策
に関しては、向こう3年間で現在の約8,000件から20,000件のタイ料理レ
ストランの世界進出を目指す方針を明らかにしています。
 

 まだやってたのって話しですが、中央選挙委員会は2月に行われた総
選挙で当選した下院議員の内、選挙違反の疑いが持たれている東北及び
南部地方の選挙区から当選した議員に関して、昨日から調査を開始し向
こう二週間以内に違反の有無を判断し処分を下す方針を明らかにしてい
ます。
 

 どこからか圧力があったのか、増大術で話題の先生が昨日初めて記者
会見を開き、問題となっているビデオは本物で、また「大臣」に施術を
行ったことも事実だが、「大臣」はタイ人じゃなくて外国の人だったと
語っていました。
 特に覚えておく必要はないと思いますが、この関係の報道でやたらと
使用されているヂャオ・ローク(意味は書きません)という単語は、上
品な表現なんだそうです。
 

 電力首都圏現業によると、6月1日から始まったエネルギー節約キャン
ペーンにより、バンコク及び隣県のサムット・プラーガーン県、ノンタ
ブリー県に於いて月当たり10%の電力節約効果が確認され、ついでに自
分たちの収益も10%落ちた事を明らかにしていました。
 

 警察は昨日までにドイツ国内で宝石類の窃盗及び児童ポルノの流布の
容疑で逮捕状が発行されていたドイツ人二人をパッタヤー地区内で、ま
た児童に対する性的な虐待容疑でオーストラリア人一人がバンコク都内
で逮捕された事を明らかにしています。
 逮捕されたドイツ人二人は、いずれもドイツ大使館からの要請により
逮捕が実現したもので、30件の宝石等の窃盗容疑で逮捕された63歳の男
性は昨年のクリスマス頃にドイツを出国し、一時シンガポールに滞在後
タイ国内に潜伏し、普段はパッタヤー地区内にあるレストランのマネー
ジャーをする傍ら、ゴルフ等をしながら暮らしていたと供述、また児童
ポルノの流布等29件の罪状で逮捕された42歳の男性は、ドイツ国内で過
去に4年間懲役に服していたことがあり、またタイ国内に住み始めたの
は約1年前で、主にパッタヤー・メール誌の翻訳を請け負って暮らして
いたと証言しているようです。
 尚、逮捕されたドイツ人二人とも、査証書き換えの為に出入国を繰り
返しながらタイ国内に滞在していたようです。

 一方、バンコク都内で逮捕された47歳(報道により42)の男性は、地
元のコミュニティーでは自称安全保障の専門家として知られ、直接の逮
捕容疑は三年前に観光でチァン・マイを訪れた際に、当時ナイトバザー
ルで花輪を売り歩いていた13歳の山岳民族の少女に目をつけ、その後養
子にし、教育を受けさせるためと騙して連れて行ったバンコク都内の自
宅で三年間に渡り監禁し、性的な虐待を加え、またその場面を収めたビ
デオを販売したというもので、約二ヶ月前に男性の自宅から逃げ出した
現在16歳になる少女からの告発及び逮捕された男性が販売目的でオース
トラリア向けに輸出したVCDを押収したオーストラリア当局からの協力
の元で逮捕が実現したようです。
 

 児童・婦女子に対する犯罪制圧班は、昨日までに都内ブゥングム郡内
に住む二人の男を人身売買の容疑で逮捕し、パスポート21冊、銀行通帳
等を押収しています。
 今回の逮捕は、二人組に対して約100万バーツの借金を負った女性が、
借金返済の為にオーストラリアでハウスメイドの仕事があると騙されオ
ーストラリアに行ったが、そこで借金の返済が終了するまで約1年間に
渡り売春を強要されたと告発した事から実現したもの。
 逮捕された二人組と現在指名手配中の三人は共謀して、海外で売春で
お金を稼ぎたい女性と結婚した形にしてから、新婚旅行目的で観光査証
を取得し女性をヨーロッパ諸国等に送り込んでいたと見られ、逮捕され
た内の一人は姓名を二回、婚姻届を十三回、離婚届を十二回提出してい
たようです。



2005年08月24日

 元清純派女優で現チャート・タイ党報道官のヂャニスター・リゥチャ
ルゥムウォン女史が21日に記者団の前でヂャオ・ロークとかヂューとい
う単語(意味は書きません)を連発しながら該当大臣に対して早急に施
術した部分の検査を行うと共に、被害者の支援にあたるよう訴えて以来、
恰好の大衆紙ネタになっていた、問題のある整形外科クリニックで局部
の増大術を受けていた大臣が居るらしいという話題に関して、閣議の為
に集まった閣僚の間でも「いったい誰が?」と探り合う光景が見られた
ようですが、タクシン首相はこの件に関して「危険性を認識しないで施
術を受けるような不勉強者が誰なのかさっぱりわからん」と皮肉混じり
に笑いながら記者団の質問に答えていたようです。

 この問題は、都内にある整形外科クリニックで美容整形の施術を受け
失敗したラッウィワン・セータラットさんが、同じクリニックで被害を
受けた人たちの証言や、医師が実際に局部の増大術の施術にあたってい
る模様等を収めたVCDの中で、増大術の施術中だった医師がこれまでに
大臣一人に対して(その後二人いたらしいことが判明)も同様な施術を
行っていたと語っていた事を明らかにした上で、当該大臣に対して増大
術を受けた部分が「取り返しのつかない事態」になる前に検査を受けて
おくよう呼びかけると共に、自ら名乗り出て証人として、また共同訴訟
人として協力して欲しいと訴えていたもので、過去に増大術を受けた男
性の中には、その後「取り返しのつかない事態」になっていた者が少な
からずいたようです。

 尚、大臣が増大術を受けていたという事が、増大術を受けることに不
安を持つ者を安心させる為の口実に使用されていた事を重く見たタクシ
ン首相は、昨日の閣議の席上で、公共保健大臣に対して医師の道徳面を
含めた質の向上を期すために、法律の抜け穴を埋め医師の資格要件や剥
奪条件を厳格化する等の対策を講じるよう指示しています。
 

 タクシン首相は、台湾でタイ人出稼ぎ労働者による暴動が発生した事
に関して、雇用側が高圧的な規則を労働者に対して施行してい事は事実
である事を認めた上で、今回の暴動で刑事責任を問われるおそれがある
タイ人に対して公正な法手続を進めるよう台湾の刑事当局に働きかけて
いる事を明らかにしています。
 尚、ガンタティー外務大臣によると、少なくとも昨日正午までに今回
の暴動で逮捕されたタイ人は一人もいないことが確認されている事を明
らかにしています。
 一方、タイ人の海外出稼ぎ問題に関しては、タクシン首相は政府には
非熟練労働者の海外出稼ぎを推進する方針は無い事を再確認した上で、
むしろ非熟練労働者は、より公正さを確保できるタイ国内東部等にある
工業関連部門等への就業を推進させるべきであるとの認識を示し、今後
タイ人非熟練労働者の国内に於ける就業機会を確保する為に隣国から受
け入れている外国人労働者の取り扱いを含めて関係機関で方策を検討す
る方針を明らかにしています。
 

 タクシン首相は昨日開かれた閣議の席上で、南部国境三県域に活気を
取り戻し、住民を勇気づけ安心感をもたらすために今後も金曜格安販売
フェアーを継続させる事を確認すると共に、全閣僚に対して金曜日の定
期訪問に協力を要請していました。
 尚、今週の金曜日は4人、来週の金曜日は12人の閣僚が当地を訪問し
格安販売フェアーに参加する予定になっているようです。
 因みに、ナラーティワート県県知事は、先に県内4ヶ所で行われたフェ
アーに多くの住民が訪れたお陰で160万バーツの売上げを記録でき、ま
た、フェアーに参加していない他の商店も開業する動きを見せ、街に活
気を取り戻すことができたとして大成功だったとした上で、今週は更に
2ヶ所増やし合計6ヶ所でフェアーを開催する方針を明らかにしていまし
た。
 

 タクシン首相は昨日開かれた閣議の席上で、参加閣僚に向かって
Lawrence Hreviniakが書いたMaking Strategy Work : Leading
Effective Execution and Changeという本を読んでおくように指示して
いたそうです。
 

 首都圏警察本部第五分署は一昨日夜半から昨日未明にかけて、約400
人の当局関係者を動員し都内クローン・トゥーイ区内にあるスラムを中
心に麻薬の一斉摘発を行い、寺院内の僧坊内で麻薬パーティーを開いて
いた見習僧5人を逮捕した他、43歳の大物麻薬密売人と見られる女性を
逮捕し2,400錠を押収、更にそれに連なると見られる密売人8人や麻薬常
用者40人を逮捕し麻薬3,126錠、ガンチャー2包みを押収したようです。
 

 警察病院ガーンヂャナーピセーク・ビル内に於いて手術室を増設する
為の改装工事を行う際に、特定の企業に便宜供与したという事実に基づ
かない理由で閑職部門に更迭されたとして、昨日元警察病院院長のパー
サゴン・ラッグン警察中将が、国家警察本部本部長のゴーウィット・ワッ
タナ警察大将を名誉毀損で告訴する手続きを刑事裁判所で行っています。



2005年08月23日

 台湾で発生したタイ人出稼労働者による暴動事件ですが、その後の報
道によると暴動は、寄宿舎内で酒を飲みながら賭博等に興じ大騒ぎして
いたタイ人労働者とそれを止めさせようとした雇用側との間で発生した
激しい言い争いが発展して、暴動に発展していたようです。
 また、雇用側が過剰な手段を用いて飲酒行為を止めさせようとした可
能性も指摘されているようです。
 

 先週金曜日、韓国の仁川空港内に一ヶ月近く留め置かれていたプーケッ
ト航空のB747-300が、同航空の元韓国代理店側の差し押さえ要求に基づ
き離陸直前に差し押さえられるという事件が発生しています。
 この前代未聞の離陸直前の機材の差し押さえを要求した韓国の代理店
側は、代理店契約を一方的に破棄された事による違約金及び同航空を利
用しサービスに不満を持って抗議活動を展開した韓国人旅行者に対すし
て代わりに支払った補償金が同航空側から返済されていない事を理由に
掲げているようですが、プーケット航空側は、代理店契約の破棄は契約
書に規定された条件に基づいたものであるとした上で、元代理店側が自
分たちの借金を返済する為に言いがかりをつけているとして反発を強め
ているようです。
 因みに差し押さえられた航空機は、イラクに駐留している日本の自衛
隊員の本国帰国用の機材として使用される予定になっていたそうです。
 

 ソムキット副首相兼商務大臣は昨日、7月度の貿易赤字額が、原油の
輸入高が22%減少するなど燃料関連の輸入高が20%減少し、また鉄鋼関連
の輸入高が16%減少した事が手伝い、18億米ドルを記録した6月度に対し
て8,500万米ドルまで圧縮する事ができた事を明らかにしています。
 また、輸出の方は前年同月比で18%増の95億米ドルを記録し、引き続
き成長傾向を見せているようです。
 

 ヂュラーロンコン大学医学部性教育研究開発センターがバンコク都内
200人及びスリン県内205人の職業専門学校に通う学生を対象に性体験に
関する調査を行った結果、51%(男性53%、女性47%)の学生が既に性体験
があると回答し、また初体験の平均年齢が17歳だった事を明らかにして
います。
 また、調査によると、殆どの学生が初体験時にコンドームを使用して
いないと回答していた事から、依然若年層のHIV感染の危険性が高いこ
とを裏付ける結果にもなっていたようです。
 同センターによると、国内にいるHIV感染者の1,109,000人の内約半数
が15歳から24歳までの若者層で、国内に於ける性教育が大きな成果をあ
げていない一方で、若者の多くがインターネットや猥褻ビデオ等から誤っ
た性に関する知識を得ていることや、都内のあるスラムに居住する若者
達の多くがHIV感染は治癒可能であると信じていることなど、依然HIV感
染予防に関する正しい知識が普及していない事が主要な原因になってい
ると指摘しています。
 

 不穏な情勢が続く南部国境三県域で、昨日ヤッラー県ラーマン郡内で
電力地方現業に勤務する44歳の男性がバイクに乗った二人組に銃撃され
負傷を負い、更に11:25頃にはナラーティワート県ルゥーソ郡内で電力
地方現業に勤務する46歳の男性が電力メーターのチェック作業中にバイ
クに乗った二人組に銃撃され死亡するという事件が発生しています。
 また、8時頃にはパッターニー県ヤッリン郡内の路上に仕掛けられて
いた携帯電話による遠隔起爆式の爆発物が、教師の警備作業にあたって
いた当局車輌の通過にあわせ爆発し、当局関係者1人が負傷を負う事件
が発生した他、朝6時頃には、ナラーティワート県タークバイ郡内で52
歳と50歳のゴム農園経営者夫婦が、ゴム園の作業に向かうためにバイク
で走行中にバイクに乗った二人組に銃撃され負傷を負うという事件が発
生しています。
 尚、ナラーティワート県タークバイ郡内では、一昨日夕方に地元タム
ボン行政機構の元評議員だった44歳の女性が自動車で走行中に銃撃され
死亡するという事件が発生していました。
 

「飲酒等を禁じられたタイ人出稼ぎ労働者が台湾で大暴れ」

 一昨日21時(台湾時間)過ぎ、台湾南部の都市で、寄宿舎内に於ける飲酒行為や携
帯電話の使用が禁止された事に腹を立てたタイ人出稼ぎ労働者約1,600人が寄宿舎に
於ける待遇改善を求め抗議活動を展開、一時は寄宿舎や駐車してあった車輌数台に火
を放ち、また制圧に乗り出した警察関係者に投石を繰り返すなど抗議活動がエスカレ
ートしたが、最終的に昨日正午前までに雇用主側が寄宿舎内に於る規則の緩和等を約
束し抗議活動は鎮静化した。

 抗議活動を展開したのは鉄道建設作業員として雇用されていたタイ人出稼ぎ労働者
で、雇用主側により禁止されていた寄宿舎内に於ける飲酒や喫煙行為、携帯電話の使
用等の規則の緩和及び不公正な賃金支払いの是正を求め抗議活動を展開したが、最終
的に雇用主側が寄宿内に於ける飲酒や喫煙、携帯電話の使用及びタイの衛星放送の受
信が可能なテレビの設置等を労働者側に約束し、事態は鎮静化した

 一方、労働者側の要求事項に比して放火や投石をするなど過激な行動にまで抗議活
動が発展した事を重く見た下院労働委員会は、タイ及び外国に所在するタイ人出稼ぎ
労働者の名声をも傷つける行為であるして事実関係の調査に乗り出すと共に、今回の
抗議活動で台湾当局側に逮捕された者が居る場合は、公正を期すために専門の職員を
派遣し当該労働者の支援にあたる方針を明らかにしている。
* 日頃からビア・チャーンやラオ・カオ、メコンの様な低品質の酒しか
  飲みつけないタイ人出稼ぎ労働者の、労働生産性にも影響しかねない
  酒が絡んだだらしなさに対する対処として寄宿舎内に於ける飲酒行為
  を禁止した雇用主の判断は、むしろ正しかったんじゃないのかなとも
  思ったりしてますが。。。とりあえず暴動はこんな感じだったみたい
  です。
  尚、一部報道によると少なくともタイ人労働者7人が逮捕されている
  他、雇用側も労働者保護に関する法律に違反していた容疑が持たれて
  いるようです。



2005年08月22日

 タクシン首相は8月31日から二日間の日程で日本を訪問し、愛知万博
を視察する他に小泉首相との首脳会談で日タイ自由貿易協定の基本合意
部分の再確認を行う予定になっているようです。
 

 タクシン首相が閣僚や女優等を引き連れて南部国境三県域内で金曜格
安販売フェアーのキャンペーンを行ったことに関して、ラーチャパット
大学スワン・ドゥシット校が首都圏及び南部国境三県域の住民1,389人
を対象に意識調査を行った結果、67.60%の回答者が脅迫に晒されていた
住民を勇気づけ安心感を与えることができるとして支持できると回答し
ていた事が明らかになっています。
 一方、単なるイメージ作りでしか無く根本的な解決には結びつかない
として支持できないと回答した者が22.10%、どんな手段を講じても正常
化実現は無理であると回答した者が10.30%いたようです。
 

 実兄に対して逮捕状が発行されているアーリーペン・ウタラシン氏は、
昨日初めて記者団の取材に応じ、実兄は無実であると信じているとした
上で、これまで実兄が日常的に当局側から迫害や嫌がらせを受けてきた
とし、背景に政治的な迫害があるとの認識を示しています。
 同氏によると、実兄は既に当局側からの迫害を嫌ってタイ国外(マレ
ーシアとする報道も)に出ているようです。
 また、実兄が数年前にインドネシアのアチェ州内にレストランを開業
する徒共に、同国国内に留学していた事が明らかになると共に、アーリ
ーペン氏が何等かの便宜を図ったのではないかと指摘されている事に関
しては、それを否定した上で、実兄の行動自体は現代のイスラム系住民
に取っては普通のことで、曲解するべき性格のものでは無いと発言して
います。
 

 民主党報道官のオンアート・クラームパイブーン氏は、首相が水害対
策の一環として森林部の違法占拠・違法伐採行為や河川敷の違法占拠行
為を取り締まる方針を明らかにしている事に関して、タクシン政権が誕
生して4-5年間に一度も口にしたことが無いばかりか、これら違法行為
に対する理解を深めるための啓蒙活動すら行っていなかった状況で、い
きなり取り締まると発言するとは遅きに失したとの感は否めず、また長
期的な視野に立った対策とも思えないと指摘しています。
 また、首相が水路や貯水池の新設等を提案している事に関しては、チァ
ン・マイ県内の住民から一度も査察を行っていない人物の戯れ言ととら
えられている事を明らかにした上で、住民の不信感を払拭する為にも本
気で取り組む姿勢を見せるべきであると指摘しています。
 一方、先に行われた南部視察に関しては、首相の訪問により住民等が
勇気づけられ安心感を得られるという一定の効果がある事は認めた上で、
継続性が伴わない限りは付け焼き刃的な対策で終わると指摘しています。
 

 タイ・ラック・タイ党副報道官のヂャトゥポン・プラホムパン氏は、
アメリカ大使館がチャート・タイ党副党首のチューウィット・ガモンウィ
シット氏への査証発行を拒否した事に関して、個人の資格ではなく国を
代表する下院警察委員会の委員という資格で申請したにも関わらず発給
が拒否されたと言うことは、氏に関して人身売買、安全保障、麻薬、人
権侵害の何れかが該当する問題点があるからであると断じた上で、チャ
ート・タイ党に対してもう一度己の党員の人選に誤りがなかったか検討
し直すべきなんじゃないのと皮肉っていました。
 

 Todd Rundgrenみたいに分数コードが心地よく響くとか、そんな気が
利いたアレンジが施された曲が恐ろしいくらいに耳に入ってこないタイ
に長く暮らしていると日常的に耳に入ってくる音に苛立ちさえ覚えたり
するのですが(笑)、そんなチャンとした音楽に飢えている皆様に朗報
です。
 残念ながらタイでは無くお近くのシンガポールなのですが、9月20日
Esplanadeのホールでテナー・サックス奏者のJoshua Redmanのベース
レスのカルテットによるコンサートがあります。(Mike Moreroが同行
するみたい)
 Joshua Redmanはハーモロディック理論のOrnette Colemanとの共演や
Jazz界初の夫婦交換の実践者としても知られるCarla Bleyが主催した
Jazz Composers Orchestra Association(JCOA)のセッションに参加する
など前衛的な活動で知られるテナー・サックス奏者のDewey Redmanの息
子でハーバード大学主席卒業という異色の経歴の持ち主としても知られ
ています。
 全然関係ないですが、個人的にはKing Crimsonのダブル・トリオ
の試みよりOrnette Colemanのアルバム"Free Jazz"に於けるダブル・カ
ルテットの試みの方が遙かに衝撃度が高いと思っていたりしてます。
 そういえば8月20日に、日本国内でPat Methenyが堪らないくらい大好
きなOrnette Colemanと共演したアルバム"Song X"の未発表セッション
を含む完全版が発売されたらしいですね。(タイ国内で手に入るかな?)



2005年08月21日

「森林等の国有地の不法占拠行為の取締を強化」

 タクシン首相は昨日放送された国民向け定例政見放送の中で30年来最悪の被害となっ
たチァン・マイ県を初めとする北部地方を襲った水害に触れ、水害を深刻化させる大
きな要因となった森林に於ける不法占拠や不法伐採行為を取り締まるためにヨンユッ
ト天然資源・環境大臣及びネーウィン首相府大臣に対して関係当局と協力し取締・摘
発を強化するよう指示した事を明らかにした。

 タクシン首相は放送の中で、森林や河川敷等の国有地を不法に占拠し、己の利益の
為に自然環境を破壊し、水害をもたらす元凶を作り上げた事業関係者に関しては、対
象となる人物の社会的地位や影響力にこだわることなく徹底的な摘発を全国的に進め、
厳罰で臨むとともに、隣国から侵入し不法に森林部を占拠している山岳民族に関して
も取締を強化する方針である事を明らかにした。

 また、タクシン首相は先週に続いて二週連続で南部国境三県域を訪問した事に触れ、
今回の訪問により、一味からの脅迫に怯えていた地域の住民に安心感をもたらす事が
出来たとし、また金曜格安販売フェアーに関しては、地域の住民が多く訪れるなど、
関心が高いことに鑑み、更に販売数量・品数を増やし臨むとした。また、地域の住民
達の安心感や当局に対する信頼感を確実なものにする為に、あらためて関係当局に対
して住民の安全を第一に油断することなく警戒・警備にあたるよう指示した事を明ら
かにしている。

 更に、タクシン首相は、今回の訪問により地域に於ける教育が数十年来制度面・内
容面いずれに於いても他の地区に比べかけている部分があったことを実感する事がで
きたとした上で、学力の低下や就業機会等の喪失等の障害をもたらしてきたこれらの
欠陥を改善する為に既に教育省に対して早急に対策を進めるよう指示した事を明らか
にしている。

 また、タクシン首相は、マスコミに対して情勢の正常化実現の一助になるような建
設的且つ意味のある報道を心掛けるようあらためて要請した。

 今回の南部再訪の報道では、タクシン首相とそれに群がる住民達との交流場面を中
心に扱っていたテレビ報道に対して、高級各紙は金曜格安フェアーの矛盾点や、首相
警備の為に人員が動員された影響で、警備が薄くなった一つ隔てた通りの商店街の様
子や格安販売フェアーが行われていなかった定期市場の閑散とした様子を中心に報じ
ていた。
* 因みに各局の報道でタクシン首相が町中の食堂で食事をするシーンを
  放映していましたが、タクシン首相って結構庶民的な(というか日本
  人的な)麺のすすり方をされる方だったんですね。きっとチンナワッ
  ト家より上流のご家庭ご出身であらせられる奥様が居たら「麺という
  ものは、まず麺を箸で左手に持ったスプーンの上に乗せて、ゆっくり
  上品に口に運んで食べるものよ。も〜恥ずかしくって見ていられない
  わ」と怒られていたんでしょうね。
 

「南部で爆破事件が相次ぐ」

 昨日12:30過ぎ、ヤッラー県県都内にある食堂で、客を装って店に現れた二人組の
内の一人が店内のテーブルの下に置いたヘルメットの中に仕掛けてあった携帯電話に
よる遠隔起爆式の爆発物が爆発し、店内をほぼ全壊させたが、不審物の存在に気がつ
いた店主や当局関係者の機転により店内にいた者の殆どが爆発前に店外に避難してい
たこともあり四人が軽傷を負うだけで惨事を免れている。

 また、15:40頃にはナラーティワート県スンガイ・パーディー郡内にある銀行前に
駐車してあったバイクに仕掛けられていた携帯んびよる遠隔起爆式の爆発物が爆発し、
たまたま近くにいた住民女性一人が死亡し、当局関係者二人及び子供三人を含む九人
が負傷を負った。

 一方、昨日未明3時頃、パッターニー県県都内中心部にある自動車修理工場に修理
の為に預けられていた、同県ヤッラン郡警察署所属のパトロール用車輌一台が何者か
により放火され全壊する事件が、また18:40頃には、ヤッラー県県都内で50歳の土地
売買仲介業の男性が37歳の男性と一緒にイスラム教の礼拝の為に外出したところで、
バイクに乗った二人組に銃撃され50歳の男性が死亡し、37歳の男性が負傷を負うとい
う事件も発生している。


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