タイの地元新聞を読む

過去記事

2005年09月11日 〜 2005年09月20日



2005年09月20日

「マッサージパーラーの開業許可を取り消し」

 国家警察本部本部長のゴーウィット・ワッタナ警察大将は、先に審査委員会の判断
に基づき首都圏警察本部からマッサージパーラー”エーライナー”に対して発行され
ていた開業許可を取り消す方針を決定し、昨日までに首都圏警察本部本部長のパンシ
リー・プラッパーワット警察中将に対して開業許可取り消しの為の必用な手続きに入
るよう指示した事を明らかにした。

 ゴーウィット本部長によると、今回の決定は国家警察本部内に9月16日付けで結成
された再審査委員会の協議結果に基づく物で、主に法律、学校正面に施設が立地して
いる事による社会的な影響及び施設に土地を貸しているタイ国鉄に対して行われたヒ
アリング結果に基づく物であるとしている。

 一方、ゴーウィット本部長が再審査委員会の結成を指示した事を受け、エーライナ
ー側が4億3,000万バーツの損害賠償請求訴訟を提訴している事に関しては、訴訟は法
律で認められた権利であり、また、日常的に訴訟を提訴されている身としては全く気
にかけるような話しでは無いと語っている。

 9月29日の開業を目指していたエーライナーは、既に開業に向け従業員の募集を開
始しており、定員に達する状況だったという。
 

「批判する前に手を取り合って住民の為に尽くすべき」

 バンコク都知事のアピラック・ゴーサヨーティン氏は、先にタイ・ラック・タイ党
副報道官のサンサニー・ナーカポン女史が適切な洪水対策を講じていないばかりか、
洪水対策の為に充分な予算を投下していないと都政を批判していた事に関して、明確
な資料で問題点を指摘していれば、いつでもそれに従いより適切な対策を志すことが
出来るとした上で、今回の批判に関しては心証だけで行っているものであり、この様
に危機的な状況にある場合には、まず各階層が手を取り合って住民の為に尽くすこと
が重要であると指摘した。

 また、アピラック都知事は、長期的な洪水対策としてヂャオプラッヤー川沿い86Km
に渡る恒久的な堤防の整備をすすめ既に20Kmを残す段階にまできており、来年度中に
は完了させる見通しであること、また、セーンセープ運河の排水施設に関しては今年
度中に工事を完了できる見通しであることを明らかにしている。

-----------------------------------------------

 現在バンコク都庁が導入を検討している特別急行バス(BRT)の視察のためにオース
トラリアを訪問中のサマート副知事は、特別急行バスを意味するタイ語”ロットメー
・ドゥワン・ピセート”のままでは、一般のバスを意味するロットメーという単語が
使用されており、従来のバスと混同して都民にとらえられてしまうおそれがあるとし
て、より新しい交通機関というイメージを強調するためにロットメーという単語を使
用しない新しい呼称に変更する方向で検討中を進めていることを明らかにしている。

 尚、同副知事によると、11月度から当初計画路線であるナワミン・ガセート通り〜
モーチット間及びチョーンノンシー〜バンコク橋間の工事に着手できる見通しである
という。



2005年09月19日

 昨日開かれた民主主義キャンペーンが主催したタクシン政権下に於け
る国民参加の政治をキーにしたセミナーの席上で、元憲法改正案審議委
員会委員のカニン・ブンスワン氏は、現政権内には10月14日の民主化運
動に参加した闘士が複数人いるにも拘わらず、全ての権限がタクシン首
相一人に集中し歴代政権の中で最も憲法の精神・民主主義の精神をおざ
なりにしている、人権弾圧も甚だしい政権に成り下がっていると批判し
ていました。
 

「職業訓練校生には物乞い対策の資料作成補助にあたらせるのが適切」

 バンコク都庁事務次官のナタノン・タウィーシン女史は、ワッタナー社会開発・人
間の安全保障大臣が、日頃から学校間の抗争を繰り返している職業訓練学校生に社会
の一員としての自覚を植え付ける為の社会参加機会創生策の一環としてバンコク都内
に於ける物乞いの一掃に職業訓練学校生を参加させる案を提案している事に関して、
学生に物乞いの身柄を拘束する権限まで与えることには賛同しかねるとしたものの、
今後の物乞い対策に役立てるための資料を作成するために、都内に於ける物乞いの分
布状況や出身地、物乞いに走るきっかけ等の実態調査を行わせるのが適切であるとの
認識を示した。

 ナタノン女史によると、各区の行政執行官に対して管内に於ける物乞いの実態調査
にあたらせると共に、ノンタブリー県パークレットにある厚生施設に物乞いを収容し
自立の機会を与えてきているが、厚生施設出所後も物乞いに戻ったり、新たに物乞い
目的で上京してくる者が後を絶たない状況なのだという。



2005年09月18日

「私立イスラム教学校の閉鎖案は議員個人の考え」

 チットチャイ副首相は、先にタイ・ラック・タイ党所属のウィチャイ・チャイヤヂッ
トワニチャグン氏が南部問題対策の一環として私立イスラム教学校を全て閉鎖させる
と共に民兵組織を再興するべきであると提案している事に関して、あくまで同党所属
下院議員の個人的な意見でしかなく、政府の政策として取り組むという話しではない
と語った。

 また、ヂャートゥロン教育大臣は、先の発言は25人の下院議員の総意と言うよりは、
ウィチャイ氏個人の心証に基づく意見だったとの認識を示した上で、政府の政策とし
て私立イスラム教学校の閉鎖に取り組む方針は無いことを確認し、むしろ普通科学校
と同様な教育を提供する為に私立イスラム教学校に対して予算面を含めた支援を目指
すべきであるとの認識を示した。
 

「理想的な投資対象国ランキング20位は満足できる結果」

 タクシン首相は、訪問先のニューヨークから国際電話回線を使用して放送された国
民向け定例政見放送の中で、先に世界銀行が行った理想的な投資対象国調査でタイが
調査対象国145ヶ国中20位にランク、された事に関して、非常に満足できる結果であ
るとの認識を示した。尚、同調査ではニュージーランドが1位にランクされ、以下ア
メリカ、シンガポールと続く結果となっていた。

 また、タクシン首相はアメリカ訪問一週間の間に、国連総会に参加し最も重要な議
題である国連改革問題を初め天然災害警報網関連、テロ対策関連、核兵器問題、開発
途上国の債務問題や開発問題、鳥インフルエンザ対策問題等に関して広範な範囲で意
見交換を行ってきたとした上で、参加各国の国内問題が国家間問題や国際問題にまで
発展することが無い加盟国間の関係強化に期待を寄せた。



2005年09月17日

「米下院議員、ミャンマー民主化に関してタクシン首相宛に圧力を要請」

 アメリカの下院議員11人が連名で、現在アメリカを訪問中のタクシン首相に対して
ミャンマーの軍事政権への支援を止めると共に同国の民主化に向け圧力をかけるよう
要請するようブッシュ大統領に要求していた事が明らかになった。

 下院議員等は要求書の中で、インドネシア、フィリピン、シンガポール、マレーシ
アといった域内主要国がミャンマーの軍事政権に対する圧力を強めているのに対して、
タイのタクシン政権は軍事政権を擁護しタイ国内に於ける民主化運動の抑え込みに動
くなど、域内に於けるミャンマー軍事政権優秀な擁護推進派であると断じた上で、ブッ
シュ大統領に対して首脳会談の際にタクシン首相に対してミャンマー軍事政権に対す
る圧力を強めるよう要請するよう要求しているという。また、この要求書の中では、
タクシン政権下に於ける民主主義の後退の例として非常事態宣言の発令や南部情勢の
悪化、報道の自由や首相・政権に対する批判的な論調の弾圧が等をあげているという。

 しかし、仮に首脳会談の際に要求書に基づいた要請が為されてもタイ側が直接的な
行動に出ることは有り得ず、むしろ安全保障及び経済的な理由から今後もミャンマー
との良好な関係を維持することになると見る向きは多い。
 

「国連のリーダー各国には変化を受け入れる柔軟性が必用」

 アメリカを訪問中のタクシン首相は昨日、国連総会の場で演説を行い、国連が活性
化と変革を目指すのであれば、まず国連の執行部内の改革に乗り出すことが重要で、
また国連内のリーダ各国は変化を受け入れる柔軟性思考を持って、より強固で即時性
が高い組織の構築に協力するべきであると語った。

 また、貧困問題に関しては、常に公正が担保された環境内で国際間競争が展開され
ている限りは資本主義の原理が最も貧困層を救う機会をもたらすとの認識を示し、ま
たアジア、ラテンアメリカ、アフリカ諸国に於ける貧困問題の解決は、不公正・係争
・革命指向・テロと言った問題の解決にも繋がるとの認識を示した。



2005年09月16日

 昨日(9/15)都内パトゥムワン区ソーイ・スクムウィット6内にあるサ
ラーンヂャイ・マンション内の居室で、49歳の博士号を持つ日本人男性
の変死体が発見されています。日本の会社でプログラマーとして働いて
いた男性は4月にタイに入国していたようです。
 警察では室内や遺体に争った後が見られていないこと、また室内に
CO2と書かれた二酸化炭素のボンベが3個置かれていたことから、何等か
の理由で二酸化炭素がボンベから漏れ酸素欠乏で死亡したとの見方をし
ているようです。
 

「私立イスラム教学校の閉鎖案は地域住民の考えを無視したもの」

 ナラーティワート県選出民主党所属下院議員のヂェアーミン・トターヨン氏は、タ
イ・ラック・タイ党所属のウィチャイ・チャイヤヂットワニチャグン氏が南部問題対
策の一環として地域でポーノッと呼ばれる私立イスラム教学校を全て閉鎖させ私立の
イスラム教系普通科学校に統合させるべきであると提案している事に関して、当地の
住民の考え方を考慮せず、実際に当地に足を運んで調査してきたタイ・ラック・タイ
党所属下院議員25人の考え方のみに基づいた物であり、民主党としては支持できない
と発言した。

 ヂェアーミン氏の発言に先立ち、ウドンターニー県選出タイ・ラック・タイ党所属
下院議員のウィチャイ・チャイヤヂットワニチャグン氏が、タクシン首相の指示に基
づいて同党所属下院議員25人が実際に南部国境三県域に足をおろし6ヶ月に渡り調査
を行った結果、イスラム教の教義と付け焼き刃的な職業教育しか行っておらず、また
これまでに分離主義的思想や過激な思想を教え込む場となっていたと指摘されていた
私立イスラム教学校に関しては、若者達の学習機会を奪っているとして全て私立のイ
スラム教系普通科学校に廃止統合させると共に、外国から資金援助を受けている一連
の不穏な動きに関係している一味と対峙するためにタクシン政権誕生前まで存在して
いた民兵組織を再興し政府の傘下に置くべきであると提案していた。尚、政府側は公
式には外国組織と一味との繋がりを否定している。

 今回の提案に関して、ヂェアーミン氏は、今回の提案が個人的な物なのか、それと
も政府の方針に基づいた物なのか明確にするべきであるが、いずれにしてもタクシン
首相から責任者として任命された地位にある者による提案であることは無視できない
とした上で、私立イスラム教学校を閉鎖するべきであるとする発言は、地域の微妙な
心理にも触れる繊細な事柄であり、仮に指向されれば間違いなく地域に混乱と対立を
引き起こし問題を深刻化する事になると指摘している。



2005年09月15日

「タクシン首相、国連でUNHCRを批判」

 タクシン首相は昨日、国連本部で開かれたASEAN-UNサミットで演説を行い、タイは
全ての面に於いて安全保障関連や経済社会開発関連を初めとする国連の建設的な役割
を支持し支援するとした上で、タイ国内で最近起こった出来事を例に挙げ国連の各関
係機関間の協調性の欠如及び関係国に対して示すべき敬意の欠如が国連の場その物を
政治的な策略を弄する場にしてしまう危険性をもたらしていると指摘した。

 演説の中でタクシン首相は、国連関係機関間の横の繋がりを初めとする協調性の欠
如及び国連本部からの明確な指針の欠如により、ある国連関係機関が政治的な謀略に
はまり、まんまと利用されてしまったおかげで、国際的な誤解をタイが受ける結果と
なったとした上で、仮に当該国連関係機関がタイの尊厳を尊重し、真相を見極めてい
ればタイが典型的な犠牲国になることは有り得なかったと指摘、その上で国連加盟国
及び国連関係機関間で互いの尊厳・主権を尊重し信頼関係を醸成することにより、建
設的・発展的なパートナーシップを構築することが重要であると指摘した。

 尚、タクシン首相は演説の中で具体的な国連機関名を挙げていないが、明らかにマ
レーシア領内に避難したタイ系住民131人に対して、分離主義組織が南部問題を国際
問題化する目的で住民等を煽動したとのタイ側の主張を無視しマレーシア国内に駐在
する国連難民高等弁務官事務所が事情聴取を行ったことを例示したものと見られてお
り、更にタクシン首相は演説の中で、域内諸国は各国間の信頼関係創生の為の雰囲気
作りを重視するべきで、決して各国間の不信感を醸成するべきではないと発言し、暗
に国連難民高等弁務官事務所に事情聴取を認めたマレーシア政府を批判する発言もし
ている。

 一方、今回の国連難民高等弁務官事務所を批判したともとれる演説をタクシン首相
が行ったことに対して、民主党のアピシット党首は、タクシン首相は今回の発言に対
して自らも説明責任を負ったと自覚し、該当する国連難民高等弁務官事務所の任務及
び当該事例の真相を綿密に調査した上で、国際社会に対して明確な資料をもって問題
点の真相を説明し自らが負った責任を果たすべきであると指摘している。



2005年09月14日

 先にナラーティワート県内の住民131人がマレーシア領内に避難し国
際問題にまで発展していましたが、新たに19人(内子供7人、女性6人)
のタイ系住民が不法入国容疑でマレーシア当局により摘発されていたこ
とが当地の新聞により明らかにされています。
 マレーシア当局側は、今後も更に多くのタイ系住民が避難の為に国境
線付近で不法入国の機会を窺っているとの情報があるとして、国境線に
おける警戒を強化しているようです。
 

「クレジットカードの利用残高、僅かに減少」

 8月度のクレジットカードの利用残高合計が、利用者側が景気の不透明感からカー
ド利用に慎重になっている傾向を反映し僅かに減少傾向に転じ対前月比で0.95%減の
1,280億バーツだったことがこの程明らかになった。

 一方、クレジットカードの発行枚数に関しては、7月度の消費者信頼感指数の減退
が反映した消費の減速傾向が反映し、銀行系7月度に前月に対して0.02%を記録、6月
まで続いてきた月平均0.13%の成長基調が減速基調に転じていたこと、また、ノンバ
ンク系に関しては6月度まで続いてきた月平均2.5%の成長基調が1.4%に減速していた
が、一方でクレジットカードを利用した現金の前借り利用に関してはノンバンク系が
減速傾向をみせていたものの、比較的利用者の信頼基盤がしっかりしている銀行系で
6.3%の伸びを7月度に記録していた。



2005年09月13日

「生徒刺傷事件、実行犯には妄想型分裂症の疑い」

 9月9日に発生した学校襲撃・生徒連続刺傷事件の実行犯として逮捕されたヂットラ
ダー・タンティワーニチャヤスック容疑者に対する精神鑑定を進めてきた公共保健省
精神衛生局は、初期段階の鑑定により同容疑者が妄想型分裂症を患っている可能性が
高い鑑定結果が出た事を明らかにした。

 尚、精神鑑定の際に、野菜を無理矢理食べさせられるような刑務所に入るくらいな
ら、すぐにでも死刑になった方が良いと語ったり、実際には聞こえていない天からの
声を聞いたと信じ込み、その指示に従って犯行を実行したと語っているなど、典型的
な妄想型分裂症の症状が見られるヂットラダー容疑者の法的な責任能力に関しては、
免れないとした上で、最終的鑑定結果に基づき治療を行い完治させた上で刑事訴追を
行うことになるとの見通しを同局側は示している。

 同局によると、国内には1,000人に1人、若しくは数万人精神疾患を患う患者がいる
が、多くが家庭環境や子供時代の養育・教育環境が影響しており、今回の様に家庭外
で過激な行動に走るケースは極めて希なのだという。
 

「津波被災地を舞台にした幽霊映画の製作に反対」

 タイ観光事業者協会は、主にアジア地域の観光客のアンダマン沿海地区への呼び戻
しを目指して国内の映画製作会社が津波被災現場に現れる幽霊を題材にした映画の製
作を計画している事に関して、むしろ逆効果であるとして反対の意向を表明した。

 同協会側は、幽霊を含む何等かの心霊現象を題材にすることは、特に心霊現象を信
じる傾向が高いアジア地域の観光客に対して興味を呼び覚ます事により、観光客を呼
び込むことに繋がるとする製作会社の主張は一方的な判断に基づく物で、むしろ、そ
の物語が真実であるかの様な印象を与え、逆に関連する地域への訪問を忌諱する傾向
に繋がる可能性があることも考えなければいけないと指摘した上で、観光客の呼び戻
し効果を狙うのであれば、むしろ地域の美しい風向を生かした内容の映画を製作する
べきであると指摘している。



2005年09月12日

 毎度お騒がせのプーケット・エアーですが、昨日9:30過ぎ頃、バンコ
クからメーソート行きの9R826便(YF-111 乗員乗客28人)がターク県内の
メーソート空港に着陸した際にオーバーランを引き起こし、滑走路先の
地面に頭から突っ込むような形で停止するという事故が発生しています。
 事故発生時に燃料漏れが発生したようですが、幸い大事に至らず乗客
乗員は全員無事だったようです。
 

 第九地区水上警察本部は、南部国境三県域内における一連の不穏な動
きに関係している一味がマレーシア領内にあるランカウイ島内で秘密の
協議を計画しているとの情報に基づき、サトゥーン県からマレーシアの
水域にかけて警戒体制を強化した事を明らかにしています。また、県当
局も港湾部にある入国ポイントの検査体制を強化するよう指示していま
す。
 尚、マレーシア政府側は先に、ランカウイ島が一味の謀議の場として
利用されているとのタイ側の非難に対して事実無根であると否定してい
ました。
 一方、昨日9:30頃、パッターニー県マーヨー郡内で50歳のイスラム系
住民がヤッラー県内に住む親戚宅に向かうためにバイクで路上を走行中
に、バイクに乗った二人組に銃撃され重傷を負い、更に約一時間後、発
生現場から約5Km離れた路上でバイクで走行中だった61歳の住民男性が
バイクに乗った二人組に銃撃され死亡するという事件が発生しています。
 また、一昨日19:30頃には、ナラーティワート県バーヂョ郡で、人数
不明の一味が学校正面にある保健所内に併設された警察の詰め所を狙い
銃を乱射し、その後付近にあった電話ボックスを放火した上で路上にT
字型の錨をまきながら逃走、更にその後同郡内にある他の二ヶ所でも銃
を乱射し姿をくらますという事件も発生しています。
 

 チャート・タイ党副党首のソムサック・プリサナーナンタグン氏は、
タクシン首相が一昨日放送された定例政見放送の中で、イスラム教教育
やマレー語教育を強化するなど、南部国境三県域内の特殊性に応じた教
育方針を確立させる方針を明らかにした事に関して、将来の生活レベル
や潜在力の向上、学業課程修了後の国内外に於ける就業機会創生にも貢
献するとして支持する意向を表明しています。
 一方、タイ・ラック・タイ党のプラッムワン・ルヂャナセーリー氏が、
国王陛下の権限に対する政府側の挑戦とも取れる動きを批判している事
に関して、これは社会正義に背く動きや利権の模索行為を監視するべき
立場にある下院議員の一員として、またタイ国民の代表として行った、
正しい行動であるとして、民主主義の精神にかけているタイ・ラック・
タイ党内の圧力に屈することなく今後も追求活動を継続するよう呼びか
けていました。
 尚、この問題に関しては、昨日スラナン首相府大臣が、プラッムワン
氏が党会議で今回の動きについて釈明しない場合は、党追放処分も有り
得ると最後通牒とも取れる発言をしています。
 

 一昨日、23:00頃、都内クローン・サーン区ソーイ・ター・ディンデ
ーン10内にあるアパート内で、同じアパートに住む女友達と一緒に室内
でカラオケを大音量で歌っていた17歳の女性が、突然部屋に現れた泥酔
した男に刺され重傷を負うという事件が発生しています。
 一緒にいて軽傷を負った女友達の証言によると、刺した男はアパート
内では見た事が無い人物であることから、警察ではカラオケの音に不快
感を持った外部の者による犯行との見方をしているようです。
 一方、一昨日14時頃、都内フワイクワーン区プラッチャーウティット
通り沿いにあるアパートの6階に住む23歳の元カラオケ店従業員の女性
が、ベランダから転落し死亡するという事故が発生しています。
 警察では、室内に争われた後が無く、またテーブル上に麻薬吸引用の
器具が置かれていたこと、ベランダの柵の外側に足を出して座っている
ところが目撃されていることから、麻薬を吸引した後にベランダにでて
柵の上に座っているところで、場卵子卯をバランスを崩し転落したとの
見方を示しているようです。



2005年09月11日

 ある意味では外国人コミュニティーの中では知られた話しではありま
すが(タイだけの話しではないですが)、本日付のThe Nation誌(印刷
版)によると、下院消費者保護委員会は、高い授業料を徴収する外国語
学校で教えている外国人教師の質が、教育省が定める基準に満たず低す
ぎるとのクレームが保護者から多く寄せられていることを受け実態調査
に乗り出す方針を明らかにしています。
 同委員会側によると、問題となっている教師の多くがヨーロッパやオ
ーストラリア、アジア諸国から旅行でタイに来た所謂"Backpacker
Teacher"と見られているようです。
 で、タイ語学校なんかで外国人にタイ語を教えているタイ人教師の質は
どうなんでしょうかね?
 

「異常偏愛、それとも天からのお告げ? - 学校襲撃犯逮捕される」

 警察は昨日11時過ぎ、一昨日朝セイント・ジョセフ・コーン・ウェーント校で女子
生徒4人を次々に刺した容疑でヂトラダー・タンティワーニチャヤスック容疑者(36)
を都内バーン・スー駅付近のレストラン内で逮捕した。

 今回の逮捕は、逮捕現場となったレストランに各メディアで大きく扱われていた容
疑者の似顔絵や写真によく似た女性が働いているのを目撃したバイクタクシーの運転
手が、たまたま近くの食堂で休憩がてら食事中だったパトロール隊員に通報した事に
より実現したもので、ヂトラダー容疑者は事件があった一昨日に逮捕現場となったレ
ストランに応募し従業員として働いていた。レストランのオーナーによると、殆ど他
人と口を利かず、また常連の警察官が食事に現れても特に変わった素振りを見せるこ
とは無かったという。

 警察のこれまでの取り調べに対してヂトラダー容疑者は、セイント・ジョセフ・コ
ーン・ウェーント校の女子生徒が好きで、日頃から生き生きした姿を眺めているのが
好きだったと証言している事から、女子生徒に対する異常偏愛が、何等かのきっかけ
で憎悪にかわり犯行を引き起こす引き金となり、また今回ナイフで刺された4人の生
徒の中に異常偏愛の対象がいた可能性も否めないとの見方を示している。ヂトラダー
容疑者は、これまで度々学校周辺で同校の生徒を眺めているところが目撃されており、
また気に入った生徒を度々バイクタクシーで家まで送り届けていたとされる。

 一方、ヂトラダー容疑者が過去に精神科への通院履歴があることから、何等かの精
神疾患を患っている可能性が指摘されている事に関しては、警察側は、念のため精神
鑑定を行った上で本格的な取り調べを行うと断った上で、事前にナイフを数点購入す
るなど計画性が窺え、更に逃走時にバイクタクシーの運転手に具体的な逃走経路を指
示している事、更にこれまで行われた事情聴取で得た心証から、多少の精神的な混乱
は認められるものの、特に異常点は認められないとコメントしている。

 尚、一部報道によると、ヂトラダー容疑者はその後の事情聴取で警察に対して、児
童を連続して刺した事を認めた上で、タイ人を搾取し肥え太った金持ちのインド人か
中国人をやれと天からのお告げがあり、それを実行する為に親の貯金通帳を持ち出し
家出し、事件現場となった学校の他に、もう一つやはり良家の子女が通うことで知ら
れる名門校の両方で機会を窺い、最終的に金持ちの子女がより多く通っていると思わ
れたセイント・ジョセフ校を襲撃場所にし、バイクタクシー運転手に子供を家まで送
らせ実際に同校に通う生徒の家庭が金持ちなのかどうか調べた上で実行に移したと証
言しているという。被害生徒の全員が華人系若しくは印僑系家庭の子女だった。

 また、同容疑者は警察に対して一回は銃殺で死刑が執行される事をおそれ実行を躊
躇したが、執行方法が最近になって銃殺から薬物注射に変わっていた事をしり、実行
を決心する事が出来たと証言していたという。

 ヂトラダー容疑者の母親によると、ヂトラダー容疑者は精神科の通院治療を受けた
事がある他、最近では2ヶ月間に渡って入院治療を行い退院後自宅療養を行っていた
が、自宅療養中に、約50万バーツの残高があった親名義の預金通帳を持ち出し家出し
ていたという。

 警察は、今回の事件発生を受け、学校周辺の警戒作業を強化する方針を明らかにす
ると共に、学校関係者に対して身分証明書等のチェックによる入門チェックを励行す
るよう要請している。
* 尚、逮捕に至った経緯に関しては、パンシリー首都圏警察本部本部長
  の記者会見に基づいて記しましたが、実際に逮捕現場を目撃している
  レストランのオーナーは、報道されている似顔絵や写真に似ている事
  に気がついたレストランの従業員が、191番に通報し、パトロール隊
  員が到着したが、隊員等は果たして容疑者なのか確信を持てず逮捕を
  躊躇していたが、最終的に事件現場の所轄署のトゥンマハーメーク署
  に確認を依頼した事により逮捕に至ったとパトロール隊員のお手柄を
  強調するパンシリー本部長とは対照的なコメントをマスコミに対して
  していました。(まぁ、よくあることですが。。)また、初期報道で
  はレストラン内で客と喧嘩になり、オーナー側が警察に通報し、駆け
  つけたパトロール隊員が容疑者と特定し逮捕したとも報じられていま
  した。
   因みに、昨日行われた記者発表中のヂトラダー容疑者の雰囲気は、
  年に似合わず若作りな露出度の高い装いで、表情はふてくされた表情
  と見ることもできますが、殆ど変えることなく、また目は殆ど瞬きさ
  せずに、時々周りを仰視するような感じで目線を泳がすという感じで、
  何となくどこかいっちゃっている雰囲気がありました。(参考までに
  こんな人です)


ホームページへ 過去記事一覧へ 地元新聞ページへ