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2005年10月21日 〜 2005年10月31日
昨日国内四選挙区で行われた再選挙に関して、本日朝8時現在、シン
ブリー県ではチャート・タイ党候補がタイ・ラック・タイ党候補に対して
優勢、ウタイターニー県ではタイ・ラック・タイ党候補が僅差でチャート
・タイ党候補に対して優勢、ピヂット県ではマハーチョン党候補がタイ
・ラック・タイ党候補に対して優勢に開票が進められ、このまま勝敗が決
まる状況になっているようです。
尚、サトゥーン県では対立候補が居ないため民主党候補の当選がほぼ
確実になっています。
また、ピヂット県の選挙区では500バーツで票を買収していた疑惑が
指摘されているなど、各選挙区で選挙違反に関する情報が寄せられてい
るようです。
タクシン首相は昨日、湾岸戦争後に国連がイラクに対して取り組んだ
石油・食料交換プログラムに絡む不正疑惑でタイ国内三社の関与が指摘
されている事に関して、既に外務省に対して事実関係の調査を進めるよ
う指示した事を明らかにした上で、個人的な心証として民間部門間の問
題で、当時の政府が関与していた可能性は低く、タイのイメージや投資
動向に影響を与えるものには為り得ないとの認識を示していました。
この問題は、同プログラムに絡んで当時のサダム政権に成約の見返り
にキックバックを支払っていた疑惑の調査を進めていた独立委員会がタ
イのカーオ・チャイヤポン社、ピービー・ポンブン社及びポートートー
社(PTT、当時は公社)の三社が疑惑に関係していると指摘していたも
の。
タクシン首相は昨日開かれたタイ商業会議所関連の会合の席上で、今
年の経済成長実績4.5%の水準は達成し、1,200億の黒字達成が可能で、
来期に関しても成長基調を継続するとの見通しを示した上で、特に貿易
赤字の圧縮に関しては代替エネルギーへの切り替えの推進及び国民のエ
ネルギー節約に対する意識が鍵を握るとの認識を示していました。
一方、タイ商業会議所は、投資の冷え込みに影響を与える原油高問題
対策及び国民の購買動向に影響を与えるインフレ率に対する内需拡大政
策が来期成長の鍵を握るとの認識を示していました。
タクシン首相は昨日、マレーシア領内に避難した131人の住民の中に
既に逮捕状が発行されている1人を初め一連の不穏な動きに関係した一
味と見られる者が10人以上含まれており、タイへの送還が遅れると言う
ことは今後の対策にも大きな影響を与えるおそれがあるとして、可及的
速やかなる送還をマレーシア政府に要請する発言をしていました。
また、南部国境三県域で首を切断して殺害するなど、残虐な手口な犯
行が頻発している事に関しては、具体的に(先にキリスト教系学校に通
う女子学生三人が首を切断され殺害される事件が発生した)インドネシ
アの組織につながる一味が関与していると結論づけられる段階では無い
と断った上で、個人的な所感として、過去にタイ国内で残虐な犯行が行
われていなかった事から、タイ人だけで行われた犯行ではない可能性も
指摘できるとの認識を示していました。
一方、ヤッラー県のナタポン副知事は、先に強奪された銃の捜索作業
中に少なくとも40人以上いると見られる一味側から襲撃され、応援を要
請し銃撃戦を展開したと報じられていた事に関して、実際には付近に潜
んでいた3人に銃撃され、当局側が応戦した事により、3人が逃走した程
度のものだったと説明しています。
尚、先に発生した同時多発襲撃・銃強奪事件の内の一部は、一味に通
じる村警備隊員が狂言を働き国から支給された銃を隠した若しくは一味
に渡した可能性も指摘されているようです。
一昨日未明、パッターニー県ヤッリン郡内にある寺院で、壁をよじ登っ
て侵入した人数不明の一味が、敷地内にあった車に放火した上で、寺院
に向け銃を乱射し、警備にあたっていた当局関係者の応戦を受け逃走す
るという事件が発生していますが、幸い人的な被害は確認されていない
ようです。
また、昨日午後には、ヤッラー県ターントー郡内で、バイクで走行中
だった63歳の元ガムナンがバイクに乗った二人組に銃撃され重傷を負う
という事件も発生しています。
尚、先に発生した僧侶殺害・放火事件に絡んで、これまでに約20人の
容疑者が逮捕され、内7人が犯行を認める証言をしているようです。
昨日の各局ニュースでほぼトップ扱いで報じられていましたが、一昨
日20時過ぎ頃、タクシー運転手に火をつけられ全身やけどを負った女性
が搬送先の病院で昨日未明1時頃お亡くなりになっています。
この女性は、都内ヂョームトーン区ラーマ2世通りソーイ38付近の草
藪で、全身火に覆われているところを発見され、病院に搬送されたいた
もので、女性の口から僅かにローイエット県出身のヂャムピー・ミーチャ
イ(31、報道により35)で、タクシーの運転手に火をつけられたとの証言
しか得られていない為、捜査が難航しているようです。
警察では、女性の親戚や居所が全く判らない状況の中で、これまでに
ヂャムピー・ミーチャイなる人物がローイエット県内に実在し、生存し
ている事が確認されている為、果たして女性が名乗った名前が本人のも
のなのか、それとも連絡を取って欲しい人物の名前なのか、更には一人
の名前ではなく複数人の名前や、全く名前とは関係ない事を言っていた
のかも定かになっていない為、タクシーの運転手に火をつけられた線が
高いとしながらも、女性が自ら焼身自殺を図った可能性も含め両面から
捜査を展開しているとしています。
愛知県内で開催された愛・地球博で活躍したキッコロ・ゴンドラが来
年11月チァン・マイで開かれる国際園芸博の会場に移設されるという話
があるんだそうな。
何でもタクシン首相が訪問した際に話を持ちかけたらしい。
昨日15:30過ぎ頃、ヤッラー県ラーマン郡内ヂャーグワッ地区内にあるモスクの裏
付近で、折から先に発生した同時多発襲撃・銃強奪事件で強奪された銃器の捜索作業
にあたっていた同県副県知事や郡長を初めとする当局関係者に向け、付近に潜んでい
た少なくとも40人以上いたと見られる一味が銃を乱射し、それを受け当局側は100人
以上の応援派遣を要請し一味側と銃撃戦を展開したが、最終的に一味側はT字型の鋲
を路上に巻ながら逃走した。
この銃撃戦で、当局側に一人軽傷者がでているが、一味側の被害状況は不明。
この銃撃戦に先立ち、ヤッラー県の副県知事はラーマン郡内の村長・副村長、村警
備隊関係者等約1,000人を招集し国から支給された銃器類の管理規則及び警備方針に
ついて協議を行い、終了後郡内の各村内で同時多発襲撃・銃強奪事件現場の現場検証
及び強奪された銃器類の捜索作業を行っていた。
一方、同じくヤッラー県内で昨日20:00過ぎ頃、バンナンサター郡内で21歳の元南
部国境三県委員会正常化推進本部委員会指令本部に関係する組織の臨時職員だった男
性が、イスラム教の礼拝を終え雑貨店の店先で飲食中だったところをバイクに乗って
現れた三人組に銃撃され死亡するという事件も発生している。
タクシン首相は昨日放送された定例政見放送の中で、先にスワンナプーム新国際空
港開発委員会の会合を開き、あらためて来年6月末までに一般供与の開始が可能であ
ることが再確認された事を明らかにした。
また、建設の遅れが指摘されている情報処理関連棟に関しては、原油高や鉄鋼市況
の影響でコスト割れになる懸念が請負側にあったことが遅れの主要な原因になってい
るとした上で、コスト割れ分に関しては政府側が面倒を見る形で完成を急がせる方針
であることを明らかにしている。
一方、過激化が増している南部国境三県域における情勢に関しては、国王陛下も強
い憂慮を表明されていた事を明らかにした上で、放送終了後に三軍の長や安全保障当
局責任者を招集し、対策作業の遂行状況のレビューを行うと共に、依然充分な効率性
や対策方針に則った任務遂行ができていない地域に展開している戦力を効率化させる
為に、戦略・体制の立て直しを図る方針であると語った。
また、南部国境三県域への再訪予定に関しては10月6日から7日の日程で訪問し、情
勢の視察の他、ナラーティワート県内で寺への奉納儀式に列席する予定であることを
明らかにしている。
その他、昨日の放送で語られた主な内容は以下の通り。
- 先にバンコク都庁がBTS線の延長を決定した事に関して、延長の為のコストが乗
車運賃に跳ね返る懸念が依然解消されていない。11月4日に自身が議長を務める
大量輸送システム管理委員会の会合にアピラック都知事を招致し、詳細に関して
ヒアリングを行い政府と都庁との間で理解を共有したい。これは政治ゲームを仕
掛けているのではなく、国民への利便性への提供及び乗車運賃の15バーツ以内の
押さえ込みを大原則としている政府側との間で意見を交換し理解を一つにする事
が重要であるとの考えからである。
- 先の定例閣議でチァン・マイ県の空港近くの軍用地に国際会議展示場の建設を推
進させることが再確認された。これは、北部地区で最初の国際レベルの会議場に
なると共に、北部地区の農業産品及び中小企業体の製品の販売促進の場ともなる。
尚、将来はプーケット県内に同様な施設を建設すると共に、既に完了しているコ
ーン・ケーン県に関しては、稼働率向上の為の検討をする必要がある。
- 借金問題を巡り国会議事堂前で抗議活動を展開していた農業関係者との間で、問
題解決に取り組む事を約束した。これを受け11月2日に自らが議長となって農業
再生基金と対策について協議を行う予定である。いずれにしても最も深刻である
負債を巡って告訴されている農業関係者1,693人、負債総額1億8,000万バーツに
関しても、農業再生基金の流動資金で解決が可能であると考える。
バンコク大量輸送公社のポクサック総裁は、ここ二週間の間に無謀運
転により死亡者がでる事故や衝突事故が相次ぐなど、運転モラル面で問
題点が指摘されている民間委託バスに関して、これまで適用されてきた
三回無謀運転等の違反行為があった委託業者に対して無条件に運行委託
契約を解除する方針を更に厳格化し、一回でも違反行為があった業者に
対しては即契約解除で臨む、要はスリーストライク・アウトから一気に
ワンストライクでアウト・即退場にルールを引き締める方針を明らかに
しています。
尚、実施は11月1日に開かれる公社運営委員会で承認がとれ次第とし
ています。
ポンサック運輸大臣は、都庁がBTS線シーロム線の延長工事を独自に
行うことを決定した事に関して事情を聞くために11月4日にタクシン首
相がアピラック都知事を首相官邸に招致する見通しになった事を明らか
にしています。
尚、アピラック都知事側は、喜んで招致に応じる意向を表明していま
すが、昨日現在まだ官邸側から具体的な日程は伝えられていない事を明
らかにしています。
一方、アピラック都知事は、タイ・ラック・タイ党報道官でバンコク・
クローントゥーイ地区選出下院議員のシター・ティワーリー空軍少尉が、
BTS線延長予算承認の為の都議会が開かれた際に、クローン・トゥーイ
区内の清掃作業員を動員して都庁前で延長計画支援のシュプレヒコール
をあげさせたと批判している事に関しては、それを否定した上で、今回
の決定は来年行われる都議会議員選挙をにらむなど政治的なゲームとは
一切関係ないと語っています。
とりあえず、スダーラット・ゲーユラッオパン女史系のシター君は、
相手を批判する前に、まず政府側が先に政治的ゲームを仕掛けたと都民
の多くが思っていることに対して明確な説明をするべき話だとは思いま
す。
チュワン前首相(民主党最高顧問)は、タクシン首相が「チュワン氏
だって首相時代に候補者の応援に駆けつけていたじゃないの」と言って、
国務省事務次官を選挙応援に連れて行ったことに対する批判をうやむや
にしようとしている事に関して、タクシン首相は問題の本質をすり替え
て自己の行動を正当化しようとしていると批判した上で、党の党首とし
て公務時間外に候補者の応援に駆けつけるという当然の行為と、中立で
あるべき省庁のトップ官僚を引き連れて応援に駆けつける行為とは問題
の本質が全く異なると指摘していました。
昨日、オープンソースで開発が進められていたM$
Officeとの互換性
が強化されたOpenOffice.org
2.0の日本語版の正式版が公開されました。
因みに、インストール後最初に起動した際にユーザー登録画面が出て、
更に登録を完了するとブラウザーが開いてUser
Surveyのページ(英語)
に飛ぶのですが、その中に何でOpenOffice.orgを選んだのかとの質問が
あり、選択肢として”マイクロソフトじゃないから”というグッドな選
択項目が設けられていました。
XPを使っていながらも、可能な限りM$系な物を排除している私は当然
これにマークしましたです。
フランス領レユニオン島でタイを訪れた三人が鳥インフルエンザに感
染した疑いがあると報じられていた事に関して、在パリのタイ大使館は
昨日、フランス政府側から、三人に対して検査を行った結果鳥インフル
エンザの感染は認められなかったと伝えられた事を明らかにしています。
尚、これに先だって事実関係の調査を進めていた公共保健省病害対策
局のタワット局長は、フランスの保健当局側から疑い患者が出たという
様な情報をマスコミに流していないとのコメントが得られ、更に三人は
既に病院から抜け出して行方不明になっており、しかも疑い患者である
にもかかわらず病院やレユニオンの当局者が三人の名前すら知っていな
いとの情報が在バンコクのフランス大使館から得られていた事から、何
らかの理由でタイの観光イメージを傷つける為の狂言だった可能性も否
めないと指摘していました。
昨日11:45頃、首相官邸内で開かれた定例記者会見で、まさに首相が
記者団からの質問に答えている最中だった場所から100メートルと離れ
ていない駐車場付近でスワット副首相付きのスタッフの女性が運転して
いたプジョー406から突然火の手が上がり、首相付き警備員や官邸内の
警備員総出で消火作業にあたるという騒ぎがあったようです。
女性によると、車は2日前に恋人から借りていたものだったようです
が、火が上がった原因は不明で、いずれにしてもテロとは関係ないとの
見方がされているようです。
タクシン首相は昨日開かれた定例記者会見の席上で、報道の自由とは明確な根拠と
公共に対する責任の上に立って自由に意見を表明したり論評する事であって、決して
個人的な感情で偏向した意見を表明する事では無いとの認識を示した上で、この見知
から言えばタイは多くの外国の国に比べ充分に報道の自由が保障されているはずであ
ると語った。
これは、先に報道の自由度ランキングでタイが前年の54位から107位に転落した事
について感想を聞かれた際に語られたもので、タクシン首相はタイには書きたいこと
を書き、話したいことを話す自由、更に首相官邸に入って好き勝手に質問する自由す
ら保障されており、間違っても当局の息がかかった一群が印刷所を襲撃したり爆破す
るような事が起こりえない位に報道の自由が保障されており、僅かにに自身(首相)
と個人的に対立している人物が感情的に偏向した報道をした為に告訴の対象になった
だけで、これは報道介入とは別次元の話であるとした上で、報道の自由とはあくまで
明確な根拠と公共に対する責任の上に立ったものであるべき、偏向したり誤った事を
報道する自由では無いと指摘した。
タクシン首相は昨日開かれた定例記者会見の席上で、今月末をもって現職を辞職す
る意向を表明しているスチャイ公共保健大臣の後任にピニット副首相を据え、入れ替
えにスチャイ公共保健大臣を副首相に据え今後も鳥インフルエンザ対策を中心に任務
を遂行してもらう方針を明らかにした。
今回の人事により、これまでピニット・ヂャールソムバット氏が副首相として管掌
していた公共保健省、情報通信技術省及び科学技術省に関しては、スチャイ・ヂャル
ンラッタナチャイ氏が副首相として引き継ぎ、スチャイ氏との間で対立が伝えられて
いるスダーラット・ゲーユラッオパン女史が大臣を務める農業・協同組合省に関して
は、現在天然資源・環境省及び運輸省を管掌している副首相兼工業大臣のスリヤ・ヂュ
ンルンルアンギット氏に引き継がれる事になった。
尚、今回の人事に先立ち、前日にスダーラット女史が首相官邸を訪れている事が目
撃されていることから、同女史が農業・協同組合省の管掌をスリヤ氏に引き継ぐよう
首相に対して働きかけた可能性も指摘されている。
タクシン首相は昨日開かれた定例記者会見の席上で、先にバンコク都庁がBTS線の
トンブリーまでの延長工事を独自に進めることを決定した事に関して、都庁側の決定
を尊重し干渉するつもりは一切無いと語ったものの、電化鉄道網の整備計画を進めて
いる政府側と何故事前に協議を行わなかったのか疑問であると語り、今回の都庁側の
動きに不快感をにじませた。
タクシン首相は発言の中で、都庁側が決定した延長計画推進は本来政府側が検討を
進めている総延長200Km以上に及ぶ電化鉄道網整備計画の一つとして取り組むべき問
題であり、また計画推進によって負った負担を運賃値上げという形で都民に負担増を
強いない為にも、受益者である都民の利益を考え運賃15バーツ以内に抑えることを大
前提に検討を進めている政府側の計画に則って推進させるべきであったと指摘した上
で、特に運賃面の不安を解消する為に早い時期にアピラック都知事を招致し計画の概
要やコストの吸収策を含めた計画の概要について事情を聴取する方針であると語った。
尚、都庁側の計画推進の為の申請を政府側が長期に渡って無視してきたと指摘され
ている事に関しては、都民への負担を最小限にとどめることを念頭に電化鉄道網整備
計画と絡めて体系的に調査を行っていた為に回答が遅れていたが、無視していたわけ
ではないと語った。
タクシン首相は昨日開かれた定例記者会見の席上で、一昨日18:50頃から22:00頃に
かけて南部国境三県及びソンクラー県内で同時多発的に発生した襲撃・銃強奪事件に
関して、ターゲットとなった村警備部隊員の中にいる「裏切り者」が大きな役割を演
じた高度に組織化された犯行だったとの認識を示した上で、体制を立て直し11月から
より厳格な法律に則った対策に乗り出す方針を明らかにした。
この事件に関しては、タクシン首相の発言時点(昨日11:30頃)でソンクラー県内1ヶ
所を含む50ヶ所近くで同時多発的に発生し、住民及び当局関係者4人が死亡、10人以
上が負傷を負い、また一味側1人が死亡し3人が逮捕され、また銃器類75丁が強奪され
たと報じられていた。
一方、陸軍司令長官のソンティ・ブンヤラットグリン大将は、武器類の携行が禁じ
られているモスクに於ける礼拝時間を狙って志願者で構成される村警備部隊に所属す
る地元住民に支給された銃器類を強奪するという、当局側の最も弱い部分に照準を合
わせて行われた犯行であると指摘した上で、今後嘗て存在していた自警治安維持組織
の再編成をも念頭に、急ごしらえの隊員で構成される村警備部隊のあり方について検
討を重ねる方針であることを明らかにした。
また、先だってタンマラック防衛大臣が、再度同様な大規模な動きがあり得ると発
言していた事に関しては、イスラム教徒でもあるソンティ大将は、イスラム教徒にとっ
て最も重要な日の一つとされる11月1日を中心に大規模な行動を計画しているおそれ
があるとして、既に関係当局に対して警戒を強化するよう指示している事を明らかに
している。
一方、今回の事件発生を受け警戒が強化された中で、昨日未明2:30頃にはヤッラー
県ベートン郡内でバスの待合所(サーラー)が放火されたり、検問にあたっていた当
局者に向け銃が乱射される事件が発生した他、朝には目覚まし時計を利用した偽爆弾
が発見され安全処理が行われている。
また、15:30頃には、ナラーティワート県スンガイ・パーディー郡内で線路上に仕
掛けられていた消火器爆弾4個が四両編成の列車の通過にあわせ爆発し、列車を脱線
させた上、乗客2人負傷を負わせる事件が発生している。
昨日19:30過ぎ頃、南部国境三県内14ヶ郡内の少なくとも35ヶ所でほ
ぼ同時に検問作業等にあたっていた当局者や村長等を狙った銃撃・銃強
奪事件が発生しているようです。
尚、当局・村長等側の被害状況は不明ですが、少なくとも合計19丁の
銃が強奪され一味側1人が死亡しているようです。(26日23:30までの報
道に基づく)
また、昨日朝7:30頃にはナラーティワート県ルーソ郡内で、同県ター
ク・バイ郡警察署に所属する警察官が運転していた車が、鉄道駅付近に
さしかかったところで突然爆発し運転していた警察官が重傷を負うとい
う事件が発生しています。
これまでの調べで、使用された爆発物は携帯電話による遠隔起爆式で、
一昨日夜半から昨日未明にかけて自宅内に駐車してあったところで仕掛
けられてたものと見られ、また当初から駅付近の警戒作業にあたってい
る当局者を狙って爆破する予定だったと見られているようです。尚、爆
発は、駅から約60メートル、検問所から約40メートル離れた地点で発生
したようです。
タイ時間昨日9時過ぎ頃、バンコクからオーストラリアのメルボルン
に向かっていたタイ国際航空TG981便(A343-600型機、乗員乗客260人)が、
強風下でメルボルンの空港に着陸した際に、風の影響で滑走路に車輪が
強く打ち付けられる形で着地したことによりタイヤ(TG側はMain
Wheel
No.1)がパンクし火を噴くという事態になったようですが、幸い怪我人
等は確認されていないようです。
尚、今回の事故に関してタイ国際航空側は「航空業界では起こりえる
普通の事故」と説明していたりしてました。
今年10月現在の統計によると、タイ王国の総人口は61,973,621人(女
性31,356,83人、男性30,616,790人)で、またバンコクを除く国内75県
内に合計769の郡(アムプゥー)と80の準郡(ギン・アムプゥー)が存
在し、更に7,255のタムボンと74,435の村(ムゥー・バーン、昨年から
472増)が存在しているそうです。(以上国務省行政局の発表に基づく)
タイ人の華人系資産家女性(41)が恋人のオーストラリア人のカメラマ
ンと一緒に香港を訪問中に行方不明になり、その後遺体で発見された事
件に絡んで、香港の警察当局は昨日までに遺体が発見されたビル内でメ
インテナンスを担当していた香港人の男を容疑者として逮捕した事を明
らかにしています。
この事件は、女性が10月12日にショッピングに行くと言って一人でホ
テルを出た後で行方不明になり、その後24日になって香港中心部にある
税務当局のビルの屋上にあるエアーダクト付近で遺体となって発見され
たもので、香港警察はビルの監視カメラの記録映像から12日に女性が香
港で開業する予定だったビジネス関連の書類を提出する為にビル内に入
るところが確認できたものの、その後ビルから出てくるところ確認でき
なかったことからビル内部の者による犯行とみて捜査を行い今回の逮捕
と相成ったようです。
「全会一致でBTS線延長を承認、来年12月の供与開始を目指す」
バンコク都議会は昨日、BTS線シーロム線のサパーン・タークシン駅からトンブリ
ー地区のタークシン交差点までの延長工事に必要な予算2,393,877,909バーツの支出
を全会一致で承認、正式にバンコク都庁によるBTS線延長工事の推進が決定された。
約4時間に渡る討議の中でアピラック都知事及びサマート副都知事は、今回の延長
工事によりトンブリー地区の住民の都心への移動に利便性をもたらすと共に、将来的
にモーチットのバスターミナルと南バスターミナルとを結ぶ動脈路線に為り得ること、
また、開通後は都庁傘下の公社クルンテープ・タナーコム社を運営母体とし民間の参
入を得て資本主義に基づく競争原理により現行水準を超えない運賃体系が維持でき、
更に開通後は利用客増が見込めることから、将来的に運賃の値下げにもつながり得る
と説明し、最終的に野党側のタイ・ラック・タイ党系会派所属議員の理解を得る形になっ
た。
今回の決定を受けアピラック都知事は、11月をめどに着工し、300日以内に工事を
完了させ、来年12月中に一般供与を開始したい方針を明らかにすると共に、今後ター
クシン交差点(ソムデット・プラッヂャオ・タークシン通り)〜バーン・ワー間、オ
ーン・ヌット〜サムローン間、モーチット〜サパーン・マイ間及び国立競技場〜プラッ
ナコン間の四路線の延長推進に向けた調査を開始する方針を明らかにした。
一方、民主党のアピシット党首は、都側が独自な自治・裁量権を推進させようとし
ているとの政府側の批判を否定した上で、今回の決定は、都側が政府に提出していた
延長プロジェクト推進許可に対して政府側が長期間に渡って明確な回答をしていなかっ
た状況下で都民の利益を最優先した上でのものであるとの認識を示した。
ソムキット副首相兼商務大臣は昨日、国内五県内で家禽類への感染が確認されてい
る鳥インフルエンザが経済成長に与える影響は極めて限定的なものであるとの見通し
を示した。
ソムキット副首相によると、タイ国内では既に煮沸済みの鶏肉を輸出向けに切り替
える動きが進んでおり、また過去の経験から鳥インフルエンザ感染拡大防止の為の対
策基準が確立しており深刻な感染の拡大はあり得ず、経済には殆ど影響を与え得ない
という。
一方、観光事業への影響に関しては、タイのみに限って見れば、既に国際社会から
信頼されている対策実績があり、大きな影響を与える要因には為り得ないが、現在ヨ
ーロッパを初め世界各国で感染の拡大が確認されている事に伴う旅客の出足への影響
はあり得るとしている。
タクシン首相は昨日、今月一杯で現職を辞任する意向を表明している
スチャイ公共保健大臣の辞任が決定的になった場合、当該ポストの入れ
替えに伴う小規模な内閣改造が行われる事になるとの見通しを示してい
ます。
タクシン首相によると、最終的に29日にスチャイ氏の本意を確認し、
辞任が確実になった場合は閣内の人物の異動によりポストの穴埋めを行
うが、いずれにしても新顔や閣僚経験者を新たに閣内に無かることはあ
り得ないようです。
昨日開かれた定例閣議で、タクシン首相の故郷でもあるチァン・マイ
県内に建設が計画されている国際会議展示場建設の為に、新たに6億
8,000万バーツの追加予算を支出する事が決定されています。
尚、この計画の為には既に12億バーツの予算が割り当てられており、
向こう2-3ヶ月以内に入札が行われる見通しになっているようです。
一方、国際会議展示場やらサファリパークやら巨大プロジェクトが目
白押しなチァン・マイの状況に対して当地の商工会等が、いったい何の
ためにやり、地元の実業界からどういう協力が欲しいのかビジョンが見
えないとして苦言を呈しているようです。
津波被災一周年を迎える12月26日に行われる慰霊式典に向け政府は1
万の被災者遺族に招待状を発送し、これまでに2,700人の遺族から出席
する意向を伝える返信があったそうです。尚、回答期限は11月15日になっ
ています。
また、慰霊式典に主席する遺族の為にアンダマン沿海地区にあるホテ
ルの客室の内4,000室が政府によって確保されている様ですが、全ての
遺族を収容しきれない為、一部の遺族はバンコク都内のホテルもしくは
ホームステイ先として名乗り出ているアンダマン沿海地区の地元住民の
家に宿泊することになる予定になっているそうです。
パッターニー県の仏教界の代表が昨日、仏教界の意見が殆ど反映され
ず、むしろ一味側に好意的とも思われる国家調和委員会の存在が僧侶が
殺害されるなどの仏教徒に苦難を強いる状況をもたらしているとして、
解散させるべきであると訴え波紋を広げましたが、タクシン首相は解散
させる方針は無いとした上で、むしろこういう発言が宗教間の対立を煽
りたい一味側を勢いづかせるだけであるとして苦言を呈しています。
一方、タクシン首相の次期南部国境三県域訪問は11月6日夕方から11
月7日に設定されたようです。
昨日、タークシン橋周辺でトンブリー地区の住民の移動状況の視察を行ったアピラッ
ク・バンコク都知事は、あらためて100%バンコク都庁側で手当てした予算でBTSシー
ロム線のタークシン交差点(トンブリー地区)までの延長計画を遂行する方針を再確
認した上で、10月27日にBTS線の運営母体との間で開通後の運賃、運行委託先の選別
方針等に関して協議を行い、特に運賃に関しては現行の水準を超えない体系の維持を
死守する方針を明らかにした。
同都知事によると、今回の視察でトンブリー地区の住民へ聞き込み調査を行った結
果、多くの住民が既に基礎部分の工事がほぼ終了しているにもかかわらず2年近くに
渡って延長工事が先延ばしになった背景に政治的な思惑があると考えているとした上
で、都庁独自に建設を進め早急に開通を実現してほしいと望んでいる事が明らかになっ
たとしており、また、政府側が問題点としてあげている環境問題に関しては既に2000
年の時点で調査を終え国家環境委員会に結果を報告済みであるという。
また、同都知事によると、延長工事の完了により一日あたり5万人のトンブリー地
区の住民の移動に利便性をもたらすことが可能になるという。
尚、計画遂行に必要な2,393,877,909バーツの予算を申請する為の都議会は、本日
10時から開かれる。
一方、民主党のアピシット党首は、都側の方針を全面的に支持した上で、この計画
に反対しているタイ・ラック・タイ党系会派所属の都議会・区議会議員に対して、まず
反対している事が次期選挙に与える影響を十分に考慮した上で、政治的な思惑を離れ
都民の声に耳を傾け本当に反対するべき物であるのか判断するべきであると指摘した。
* この動きに対してタクシン首相は昨日、あらためて都独自の裁量だけ
で決定できる事柄ではないとして反対する意向を確認していますが、
都議会に所属するタイ・ラック・タイ党系の会派は、都知事の説明が明
確である限りは原則賛成に回る方針を明らかにしているようです。
私立アッサムチャン大学が行う世論調査エーベーク(ABAC)ポールが行った首相・政
府に対する支持率調査で、70%以上の回答者が連日報道されている南部国境三県域に
於ける情勢が最も政府の支持率に影響を与える要因に為り得ると回答していた事に関
して、チットチャイ副首相兼法務大臣は、連日報道されているという印象が回答に反
映されたとの認識を示した上で、いずれにしても南部国境三県域に於ける情勢が政府
への信頼に影響を与える物には為り得ないとの認識を示した。
国内20県内から無作為に抽出された4,256人の有権者を対象に行われた今回の調査
では、タクシン首相に対する支持率が8月時点の調査結果から10ポイントあげ58.2%に
上昇する結果がでた一方で、73%強の回答者が経済問題や汚職問題以上に南部国境三
県域に於ける情勢が支持率動向に大きな影響を与え得ると回答していた。
また、今回の支持率上昇に寄与した要因としては、多くの回答者がエネルギー節約
の推進をあげ、以下貧困撲滅政策、大物殲滅・汚職撲滅政策等をあげていた。
* 2-3年前に国家警察本部による不当な家宅捜索を受け強力な抗議をし
ていたABACポールなんですが、関係者の交代が進んだのか最近の調査
結果はちょっと眉毛に唾をつけて。。。(以下自粛)
先にタクシン首相が再選挙の応援に駆けつけた際に、地方行政を管轄
するコンサック国務大臣だけでなく、国務省事務次官のスヂャリット・
パッチムナン氏までもが同行し、立ち会い演説会にまで参加していた事
に関して、元憲法改正審議会委員のカニン・ブンスワン氏は、民主主義
が進んだ外国では首相や高級官僚の選挙応援を禁止している国すら存在
しているとした上で、この様な選挙の応援なのか職務として選挙の監視
にきたのかいずれでも説明がつくような人物が選挙の応援に駆けつける
行為は政治的な優位性を選挙に持ち込む行為に等しく、選挙委員会はそ
の様な行為を未然に防ぐための対応にも注力するべきであると指摘して
いました。
昨日開かれた電化鉄道網整備に関する委員会の協議の席上で、計画四
路線に関しては外国7ヶ国を代理する民間業者の参入を促し特産品等の
タイ産商品とのバーター取引で資金を調達する方向で進めることで原則
合意に至っています。
尚、都側が独自に進めているBTS線延長計画に関しては、英字二紙の
方はそれぞれ異なる内容で報じているようですが(まぁよくあることで
すが)、タイ字各紙を見た限りでは原則として延長を進めることが確認
されたものの、利用客への負担増問題や地下鉄線や計画路線との接続と
のかねあい等を含むテクニカルな部分に関しては別途都側から明確な方
針を明らかにしてもらうと共に関係者を交え時間をかけて協議を重ねる
事で合意に至っているようです。
目玉メガプロジェクトの資金調達にバーター取引なんて言葉が出始め
ていますが、昨日東北地方から集まった農民団体関係者数千人が王宮広
場前で、約60日前にタクシン首相自らが抗議の為に集まった農民の前で
約束した農民が抱える借金問題の解決に未だ進捗が見られないとして抗
議活動を展開していたりしています。
ソムキット副首相兼商務大臣は昨日、原油の輸入が減少する一方で農業・工業製品
部門の輸出が好調だったことから、9月度に輸出成長率23.2%、輸出高にして104億
9,200万米ドルを記録、一方で輸入成長率は20.2%、輸入高にして96億7,100万ドルを
記録し二ヶ月連続で貿易黒字を計上したことを明らかにした。
しかし、ソムキット氏は、今後ヨーロッパ諸国における原油の需要増が見込まれる
影響で原油高傾向が続き貿易収支に影響を与えるおそれがあることから油断はできな
い状況には変わりはないと警告している。
一方、商務省事務次官のガールン・ギッティサターポン氏は、今年1月から9月まで
の貿易収支赤字が、原油高傾向及び鉄鋼関連の輸入需要増の影響で昨年同期比で
27.9%の輸入増を記録したのに対して、輸入部門持ち直し昨年同期日で16.1%増を記録
したおかげで74億800万バーツまで圧縮できた事を明らかにしている。
公共保健省病害対策局のタワット局長は昨日、現在鳥インフルエンザに感染し死亡
した男性の息子で、やはり鳥インフルエンザに感染して現在入院治療中の9歳の男児
に関して、これまでの検査結果に基づきヒトからの感染の可能性をあらためて否定し
た上で、検査結果を確実にする為にアメリカのアトランタにある研究所にサンプルを
送り再検査を依頼する方針を明らかにした。
入院中の男児に関しては、実母が鶏との接触の可能性を否定した上で、鳥インフル
エンザに感染して死亡した父親から感染した可能性を指摘していたが、最近になって
近所の住民から当該男児に鶏と接触する機会があったとの目撃証言が寄せられていた。
尚、入院治療中の男児が住み、またタイ国内で最初に鳥インフルエンザのヒトへの
感染ケースが確認された場所でもあガーンヂャナブリー県パノムトゥワン郡パンタル
地区では、48歳の女性が感染疑い患者として観察対象になっている他、感染が確認さ
れた地点を中心に定期的に薬剤散布をする等の対策が強化されているが、ここにきて
雨の影響で一時中断を強いられた関係で、新たに郡内中心部でも鶏の連鎖死が確認さ
れ急遽感染確認の為の検査に付すと共に近隣の家禽類の殺処理進める事態になってい
る。
一方、家禽類への感染が確認されたガムペーンペート県内では、住民の間で感染に
対する不安が広がっており、特に自宅や経営する農場で家禽類を飼育している農家を
中心に風邪の症状を訴え医師の元を訪れる住民が後を絶たないため、地元保健当局が
急遽人員を増強し整理にあたる事態になっている。
尚、同県内では、これまでに自宅で闘鶏用の鶏約90羽を飼育し、また近隣で家禽類
の大量連鎖死が確認されていた3歳の女児及び自宅で60羽の鶏の連鎖死が確認された
71歳の女性が感染疑い患者として観察対象になっている。
また、ナコン・パトム県の県都内では、既に感染疑い患者として観察対象になって
いた39歳の男性が、病院を抜け出し一時行方不明になる事態となったが、その後自宅
に居ることが判り、病院の看護婦が約2時間に渡って説得を続け病院に戻るという珍
事が発生している。この男性は、アヒルや鶏の連鎖死が確認された農場で働いていた
もので、現在のところは風邪の症状がは認されているが症状は重くないという。
10月22日夜から23日にかけて再選挙が行われているピヂット県、ウタ
イターニー県及びシンブリー県の選挙区を精力的に回ったタクシン首相
ですが、ピヂット県内では嘗て高潔な高僧が住職を務めていた事でも知
られている県内有数の寺院を宿泊先に選んだことから、敵陣営で息子が
立候補しているマハーチョン党のサナン党首から寺院を政治的に利用さ
れて寺院の権威が汚されたとクレームがつけられていたりしていました。
サナン党首からのクレームに対しては、「もしサナン党首がチァン・
マイにくる機会があったら、喜んで同県内の名刹に宿泊する機会を与え
るてあげるよ」と言ってかわしたタクシン首相は、同県内で行われた立
ち会い演説会でサナン党首が今回の選挙で息子が勝てなかったら同地か
ら出て行って今後二度と同県内から立候補する事は無いと宣言していた
事を揶揄って「今回の選挙でサナン党首が同県内から出て行く事が確実
になった」と発言していました。
更に野党陣営から政権党の優位性を利用して選挙戦を戦っていると批
判されているタクシン首相は、ウタイターニー県での立ち会い演説会で
は「票と引き替えに開発を手に入れよう」と訴えていました。
尚、タクシン首相によると、直前までウタイターニー県・シンブリー
県に応援に駆けつけるべきかどうか決めかねていたらしいのですが、頭
が上がらない奥さんのポヂャマーンさんからウタイターニー県は舅(ポ
ヂャマーン女史のお父上であらせられる故サムー・ダマポン警察中将)
の故郷なんだから、しっかり面倒を見て党を勝たせてあげなきゃだめじゃ
ないの」と言われ駆けつける決心がついたと語っていました。
因みに両選挙区ともタイ・ラック・タイ党に反旗を翻したサノ氏系のワ
ン・ナム・イェン派閥に所属し、イエローカードが出される前にはチャ
ート・タイ党のチューウィット副党首と舌戦を展開していたプラッセー
ン・モンコンシリー氏とパーヤップ・パンゲート氏が出馬しており、特
にパーヤップ氏は総選挙後最初に開かれた議会で民主党のランシマー・
ロートラサミー女史から代理投票疑惑を指摘された事でも知られていま
す。なので両選挙区ともチューウィット氏及びランシマー女史が精力的
に応援活動を展開していたりしています。
チァン・ラーイ県県都の警察当局は昨日までに、BIG-Cチァン・ラー
イ店の駐車場に止めてあった乗用車の中から日本円100万円、タイ・バ
ーツ15,000バーツ、宝石類20万バーツ相当が入っていた鞄を盗み出した
容疑でパヤオ県メーヂャイ郡在住の36歳の元警備員の男を逮捕していま
す。
被害にあったのはパヤオ県県都内在住の日本人男性(31)の妻であるタ
イ人女性で、女性側は、まさか盗まれるとは思わず車の中に鞄を置いた
ままで買い物に行ってしまったと証言しているようです。
尚、今回の逮捕は、店内に設けられた監視カメラ映像を分析した結果、
嘗て同店で警備員として働いていた男が犯人として浮かび上がり実現し
たもので、男は駐車場で多額の現金が入っていそうな鞄を車内に置いた
ままになっている車を見つけては同様な犯行を繰り替えしていたと見ら
れているようです。
アメリカの旅行雑誌Travel+Leisure誌がこのほど行ったビジネスに最
適なホテル調査でThe Peninsula Bangkokがバンコクで一番のホテルと
してだけでなく世界で最もビジネスに最適なホテル(World's
Best
Business Hotel)といして選ばれたんだそうな。
どうも、客室内のデスクスペースや個別に電話番号が設定されたファッ
クス、快適なインターネットアクセスだけでなく、フィットネスや有名
レストラン等のオフビジネス時に利用できる設備の充実が評価されたよ
うですが旗艦ホテルであるThe Peninsula Hong
Kongの方は香港でNo.1
のホテルに選ばれたようです。
因みにThe Peninsula Bangkokのオーナーさんは、前民主党幹事長の
プラディット・パトラウィシット氏です。
タクシン首相は、昨日放送された国民向け定例政見放送の中で国の崩壊を招く汚職
問題の解決に勢力を注いで取り組む方針を明らかにした。
タクシン首相は放送の中で、タイの汚職撲滅・透明度が前年の世界64位から59位に
上昇したの記事が掲載されていたことを紹介。その調査結果が、一体どこの団体がど
のように調査を行ったか判らないが調査結果そのものは、これまでの政府側の汚職撲
滅に対する取り組みを反映したものであるとし、結果を受け入れる意向を表明した上
で、長年国家的な問題として存在し続けてきた汚職の完全撲滅を達成し国を浄化する
為に今後も全勢力を注いで取り組む意向であると語った。
タクシン首相によると、県行政機構やタムボン行政機構等の地方行政機構が絡む汚
職に関する告発が数多く目安箱に寄せられており、既に法務省特別捜査局に対して各
案件について調査を進めるよう命じているという。
また、タクシン首相は先の閣議で南部国境三県域に発令されている非常事態宣言令
を更に90日間延長する事を決定した事に触れ、この決定は依然不穏な情勢が続いてい
る事を受けたもので、民主主義国家であるイギリスが先の地下鉄連続爆破事件の容疑
者の拘置期限の再延長を決定した事と同様なものであると語り国民に理解を求めると
共に、各マスコミに対しては各自の考えを表明する自由は認めるが、南部における情
勢と非常事態宣言の運用実態を見極めずに評論する事は差し控えてほしいと要請した。
一方、先に国内13人目の感染による死亡者が確認された鳥インフルエンザ問題に関
しては、既に国内4県15地点で家禽類への感染が確認されて以来、過去に感染が確認
された地点を中心に国際社会が認めた対策基準に基づいて感染拡大防止の為の対策を
講じていると語り、国民にいたずらに恐怖感を抱かないよう呼びかけた。
タクシン首相によると、当該地点に於いては3日に一度の割合で薬剤を散布し、ま
た家禽類の移動を規制する等の措置を講じており、更に完成対策基準を満たしていな
い闘鶏場に対しては閉鎖措置を講じるよう各県当局に指示しているという。
しかし、先に死亡した男性がタイで一番最初にヒトへの感染が確認された場所と同
じ郡内に在住していたことから、過去に感染が確認された地点に対する監視を強化し
ているとする政府側の対策に疑問を呈する声もある。
また、タクシン首相は昨日の放送の中で、12月1日より自らが先頭に立って猥褻媒
体及び児童・青少年を害するゲーム、悪影響を与えている広告等の徹底取締に乗り出
す方針を明らかにしている。
* タイの汚職撲滅・透明度は世界64位から59位に上昇したようですが、
本日付のNation誌によると、タイの報道の自由度は前年の59位から一
気にカンボジア、インドネシア、クウェート、カタールより下の107
位にまで下げているんだそうな。 因みに、167位で最下位だった北
朝鮮や159位の中国、163位のミャンマーは別にして、元々は根が一緒
で論説で思いっきりタイの悪口を書いたりしているなシンガポールや
マレーシアはそれぞれ140位と113位だったようです。
タクシン首相は昨日、先にアピラック都知事がBTSシーロム線のトン
ブリーまでの延長計画(総距離2.2Km)に必要な予算23億バーツを都の予
算でまかない、都独自で計画を推進させる方針を明らかにしている事に
関して、バンコクは100%自治権が保証されている自治体ではなく、大量
輸送関連プロジェクトの推進には中央の運輸委員会との合意に基づき行
われるべきものであり、また予算面がしっかりしていなければ、いずれ
運賃値上げという形で都民に重くのしかかる可能性があるとして、都側
の計画推進を阻止する方針を明らかにしています。
さらに、昨年隣県ナコン・パトムで行われた下院補欠選挙の応援演説
の際に、タイ・ラック・タイ党が次期も政権を維持することができれば、
向こう4年以内にBTS線をナコン・パトムまで延長させ県民の生活に新た
な利便性をもたらすことができると大言壮語していたタクシン首相は、
今回の都側の動きに関して小飼のスダーラット女史一派を中心とした政
権党側が民主党都政に対して仕掛けた政治ゲームに対してアピラック都
知事が政治ゲームで応戦したとの論調で一部マスコミで報じられている
事を嫌ったのか、今回の都知事の判断は都民の困難を緩和したいとの一
心からなされたものであると考えるとした上で、必要であれば直接会っ
て話し合う用意はあると語っていました。
いずれにしても、まず政府側が殆ど完成している延長計画を突然凍結
させた理由を都民に納得できる形で説明する事が必要でしょうね。
公共保健省は昨日、肺炎の症状を見せ今月13日から入院治療中の、先
にガンヂャナブリー県内で鳥インフルエンザに感染し死亡した男性の7
歳になる息子がタイ国内で19番目の鳥インフルエンザ感染者だったこと
が確認されたことを明らかにしています。因みに、様態の方は快方に向
かっているようです。
尚、公共保健省側はヒト(父親)からの感染の可能性を否定していま
すが、家族側は鶏と接する機会が無かったとして当局側の見解に対して
疑問を呈しているようです。
最近テレビ等で大々的に宣伝している消費者金融大手のイージーバイ
が、法律で規定された限度を超える金利を請求していたとして訴えられ
ています。
利用客3人から苦情を受け警察の犯罪制圧局に告発した弁護士側は、
同社はテレビコマーシャル等で好感が持てるイメージを植え付け法律に
関する知識に乏しい顧客を募り、顧客に対して基準金利こそ月0.5%と法
律を守っている様に見せておいて、それとは別に各種手数料名目で金利
を加算し最終的に法定の年15%を遙かに超えた実質年36%の金利を課し暴
利をむさぼっていると指摘しているようです。
先に弔問の為にマレーシアを訪問したスラギアット副首相は、アブドゥ
ラ首相からタクシン首相の配慮に対して感謝の意が伝えられると共に、
両国間の安全保障問題や友好関係を中心に話し合う為に葬儀終了後に両
国首脳会談に向けた準備に取りかかる意向が伝えられていたことを明ら
かにしています。
尚、両国首脳会談に関しては韓国で開かれるAPEC首脳会議のサイドラ
インで実現する可能性が高いと見られているようです。
タクシン首相は昨日開かれた定例記者会見の席上で、政府から提供さ
れる津波支援金が被災者に公平に行き渡っていないのではないかとの記
者からの指摘に対して、ウィサヌ副首相を総責任者に公平配分を心がけ
ているとした上で、むしろ民間の支援組織の支援が偏っている為に、不
公平感がもたれているのではないかと指摘していました。
また、タクシン首相は、依然身元が判明していない遺体が約1,500体
ある問題に関しては、多くがミャンマーからの違法入国労働者で、個人
記録が無いためDNAでも照合ができない為に照合作業に困難をきたし依
然身元確認がされていない状態になっていると説明した上で、引き取り
手の無い遺体に関しては年末頃から順次埋葬を進める方針であることを
明らかにしています。
チュワン前首相は、1993年から今年までの間に発生した南部における
不穏な動きの内85%が現政権下で発生しており、特に軍関係者が狙われ
ているケースが多いと指摘した上で、地域に展開する軍関係者の任務の
明確化と国境線上に展開するマレーシア側の軍関係者との間で協調関係
を築き上げる事が重要であると指摘していました。
元スーパー・ギャングの一員で眼鏡がトレードマークの歌手のエーン
・ティッティマーことティッティマー・プラットゥムティップ被告が、
今年2月8日に乗用車を運転中に引き起こしたバイクとの接触事故で重傷
を負った40歳の男性銀行員から提訴されていた50万バーツの損害賠償請
求訴訟の審理が昨日開かれ、エーン側は個人で5万バーツ、保険会社か
ら35万バーツの合計40万バーツの補償金を支払う事を申し出、原告側も
それを受け入れる意向を表明して結審したようです。
尚、判決公判は12月8日に開かれる予定になっています。
タクシン首相は昨日、先にイスラム諸国会議機構(OIC)の事務局長が南部問題に関
して非難する声明を発表した事に対して、コーランでは世界に散らばっている全ての
イスラム教徒に対して己が生活している土地(国)の規則を遵守するように説いてい
ると指摘した上で、まずタイの国内問題に対して非難する前にイスラム教徒同士が殺
し合いをしているイラク情勢を非難するべきであると非難した。
この発言は、昨日開かれた定例記者会見の席上でなされたもので、タクシン首相は
OICが政府のイスラム教徒に対する対応を非難した事に対して、問題の本質は、一連
の不穏な動きに関係している一味がイスラム教の大義名分の元で無実のイスラム系
・仏教系住民に困難をもたらしているという事にあるという事を認識せずに行われた
発言であると指摘した上で、他の宗教を信仰するその土地の住民との和を説いている
コーランの教えに則り他国の国内問題に干渉し火に油を注ごうとせず、もっと現実を
見極めるべきであると指摘した。
一方、ナラーティワート県内の住民131人がマレーシア領内に避難して以来悪化し
ているマレーシアとの関係に関しては、軒を連ねる二つの家が騒音を巡って一時的に
口争いをしているだけの状態で、本質的には両国の友好関係は揺るぎないとした上で、
韓国で開かれるAPEC首脳会議の際に首脳会談の機会を持ち友好関係の再確認ができる
との認識を示した。
また、タクシン首相はマレーシアのアブドゥラ首相の夫人がガンで逝去された事を
受けスラギアット副首相を特使として弔問の為マレーシアに派遣した事を明らかにし
た。
タクシン首相は昨日開かれた定例記者会見の席上で、一昨日夜半死亡したガンヂャ
ナブリー県パノムトゥワン郡在住の男性が鳥インフルエンザに感染していた事が確認
された事を明らかにした。
今回の感染確認により、今年に入って初めてのヒトへの鳥インフルエンザ感染によ
る死亡が確認された事になるが、タクシン首相は、既に過去の対策例から、テクニッ
ク面を含めた感染拡大防止の為の行動方針が確立していることから、不必要に恐怖感
を抱く必要は無いと説明している。尚、公共保健省は男性が入院した時点から一貫し
て感染の可能性を否定し続けており、タクシン首相が初めてヒトへの感染が確認され
た事になる。また、今回の感染確認を受けスチャイ公共保険大臣が現地に急行し調査
にあたっている。
また、農業・協同組合省畜産局は昨日までに、現在鳥インフルエンザの家禽類への
感染が確認されているスパンブリー県、ガムペーンペート県、ガンヂャナブリー県、
ナコンパトム県の4県(15地点)を除く、過去に家禽類への感染拡大が確認された21の
県に対して特別体制で監視に臨み第三次感染拡大を徹底的に阻止するよう指示した事
を明らかにしている。
昨日朝9:30頃、ヤッラー県県都内中心部にある県庁舎付近の駐車場で、女性の県職
員所有の小型トラックに仕掛けられていた爆発物が爆発、幸い人的な被害は確認され
なかったが、今回の爆破のより県当局側は幹部職員の車も含め全ての車に対する検査
の実施及び爆発物検知犬の導入を含む県庁舎周辺における検問体制の抜本的な見直し
を急遽迫られる事になった。
尚、爆発物は車の持ち主の自宅もしくは出勤途上で食堂に立ち寄った際に仕掛けら
れたものと見られている。
また、ほぼ同時刻にパッターニー県コークポー郡内の鉄道路線付近にある検問所近
くに仕掛けてあった爆発物が爆発したが、幸い人的な被害は確認されていない。
更に、昼前頃には、パッターニー県ヤッラン郡内にある地方電力現業の施設の正門
付近に爆発物が仕掛けられているのが発見され安全処理されている。