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2005年11月01日 〜 2005年11月10日
ワッタナー社会開発・人間の安全保障大臣は昨日、最近行われた性意
識に関する調査で青少年の多くが来たる11月16日のローイ・グラトーン
の日を性的な関係を持つ特別な日の一つと認識している事が明らかになっ
たとして、青少年の誤った性知識に基づく性行動を阻止するために、警
察の協力を仰ぎ都内主要ヶ所にあるラブホテルの前に検問用の机を設置
し利用者の身分証明書のチェックを行うと共に、彼らのやる気満々な意
気込みをくじくためにラブホテルに接近する若者達の顔に照明を当てる
という作戦にでる方針を明らかにしています。
当然こういう方針が発表されると眉毛をつり上げて人権侵害だと叫ぶ
皆様が現れるのですが、ワッタナー大臣は人権侵害ではなく、むしろ不
適切な若者の行動を押さえるための措置であり方針を変更するつもりは
無いと発言しています。
尚、既に内外各紙で内容が報じられているDUREX社が行った調査に関
しては、調査がインターネット上でしかも英語で行われていることから、
ことタイの様に極端に地方と都心の知識・生活格差が激しい国の統計に
関しては、超激少数派の意見しか統計に反映していないと考えることも
できそうです。
因みにラブホテルというかモーテルはタイ語では、カーテンを押して
入るホテルという意味でローングレーム・マーン・ルートと表現します。
民主党所属下院議員のチンナウォン・ブンヤギヤット氏は、国務省の大臣補佐官の
ゴーシン・ガセートーン氏が南部問題対策の一環として東北地方の住民の同地区への
入植の推進を提案した事に関して、独裁体制的な強制策であると批判した上で、まず
問題の本質を見極め慎重に対策を講じるべきであると指摘した。
東北地区住民の南部入植推進に関する提案は昨日(10/9)ビデオ会議システムを使用
して全国の各県知事を交えて行われた国務省の月例会議の席上で提案されたもので、
提案者のゴーシン氏は、南部国境三県域正常化推進政策及び貧困撲滅政策の一環とし
て、生活の糧を得るための土地を持たないが為に国務省が進める資産の抵当化政策の
対象から外れた東北地区の住民を対象に南部国境三県域内に生活の糧を得るための土
地を提供し入植を進め、同時に選択徴兵制に基づいて徴兵された訓練兵を南部国境三
県域内の寺で出家の機会を持たせ、同時に寺の警備に当たらせるべきであると提案し
ていた。
今回の提案に対して、チンナウォン氏は、まだ民族間紛争のレベルにまで深刻化し
ていない南部問題に新たな火種をもたらし問題を複雑化させるおそれがあると指摘し
た上で、今回の提案だけでなくUBC導入計画や金曜格安フェアー推進策の用に表層的
な政策に注力するだけでなく、まず問題の本質を見極めた上で抜本的な政策の見直し
を進めるべきであると指摘した。
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元首相のチャワリット・ヨンヂャイユット大将は、昨日ガセーッサート大学で開か
れた南部問題に関するセミナーの席上で、あらためて域内に特別行政域”ナコン・パッ
ターニー”創成の必要性を訴えた。
第一次タクシン政権時代に安全保障関連担当副首相として南部問題対策の指揮をとっ
たチャワリット大将は発言の中で、副首相として政権側に提案した三つの戦略の内、
特にバンコクと同様な住民の直接選挙によって選ばれた首長によって統治される特別
行政域を少なくとも一年以上前から南部国境三県域内に創成していれば、今の様に問
題が深刻化することなく正常化の兆しを見ることができたはずであると指摘した。更
に、政権側が嘗て存在していた治安維持組織を解体する一方で志願者で構成された村
警備隊を組織した事に関しては、むしろ一味側に国から支給された銃器を経由して支
給している行為に等しいと指摘した。
チャワリット大将には、副首相時代に一度特別行政域の創成の必要性を提案してい
たが、直ぐに提案を取り消していた経緯があった。
また、チャワリット大将は昨日のセミナーの中で、マレーシアに避難したナラーティ
ワート県内の住民131人の内58人が何らかの形で一連の不穏な動きに関係している一
味に繋がる人物で、更に残りの多くがその夫人及び子供で、一味と全く関係していな
い住民は僅かに8人しかいなかった事を明らかにした上で、タイ政府側が南部問題に
対する明確な対策指針を示した上で情勢の掌握に乗り出さない限り、マレーシア政府
側は彼らの送還に応じる事は無いだろうとの認識を示している。
天然資源・環境省で先に行われた定期人事異動で、職位の売買が大ぴ
らに行われていた疑惑が持ち上がり、下院天然資源・環境委員会副委員
長のプレームサック・ピヤッパン氏が人事異動の見直しを要請する事態
にまで発展しています。
この疑惑は、50万バーツを用意しポストを要求したにもかかわらず、
上長から今の時代はポストを買うためには100万バーツは最低限必要で
あると言われ要求を拒絶された職員がマスコミに職位売買の実態を告発
した事により明るみになったもの。
昨日開かれた定例閣議の席上で、現在17:00から翌日2:00まで認めら
れているアルコール類の販売時間を17:00から0:00までに短縮するべき
であるとの提案がなされていたようです。
仮に、この方針が実施されると、いわゆるナイトスポットの類も0:00
完全閉店が義務づけられるという事になっちゃうんでしょうか?
やたらと国民にモラルを強要することが大好きな政府関係者が関係し
ているとされている爆発物検知システム"CTX9000"発注に絡む不正に関
係した政治家及び官僚7-8人の名前が記された報告書がアメリカ政府側
からタイ政府側に提供されたと報道されている事に関して、民主党側は
早急に調査を進め関係者の処分をするべきであると指摘しています。
尚、タクシン首相は、直接報告書の有無に関しては確認を避けた上で、
不正疑惑に関しては何も隠し事はないし、また誰かをかばっているとい
う事も無いと強弁しています。
バーツ紙幣に印刷されている国王陛下の肖像をタクシン首相の肖像に
入れ替えた20バーツ札、50バーツ札及び100バーツ札のイメージをイン
ターネット上の掲示板等に掲示したとして29歳のインターネット・カフェ
ーの経営者が国王陛下の肖像を汚した不敬罪で逮捕されています。
このイメージは、10月31日に212cafe.comや主要な掲示板サイトに掲
載されていたもので、サーバー側に記録されていたIPアドレスから容疑
者を特定し今回の逮捕と相成ったようです。
一昨日夜半県内5郡内で当局関係施設等を狙った連続銃撃事件が発生したヤッラー
県の県都内中心部で当局施設内にある駐車場に駐車してあった車に仕掛けてあった爆
発物が連続して爆発する事件が発生した。いずれも携帯起爆式の爆発物が使用された
と見られる。
昨日朝8:30過ぎ頃、県都内中心部にある教育事務所の駐車場に駐車してあった小型
トラックが爆発炎上し車内にいた教員養成機関職員が重傷を負い、また10:20過ぎ頃
には同じく中心部にある県庁舎の駐車場に駐車してあった少なくとも4台の車が連続
して爆発炎上し4人が負傷を負った(報道により負傷無しとするものも)
また、ナラーティワート県内では昨日朝にスンガイ・ゴーロック郡中心部で、イス
ラム系住民で地元新聞社の編集長でもある37歳の男性が小型トラックに乗った三人組
に銃撃され死亡、またラッンゲ郡内では58歳の仏教徒の食料品販売店の女性が、バイ
クで走行中にバイクに乗った二人組に銃撃され重傷を負う事件が発生している。
一方、郡長公邸や軍警察署、検問所複数箇所が襲撃されるなど、一昨日夜半に最も
大規模な襲撃が行われたヤッラー県バンナンサター郡内では、公邸への銃乱射により
郡長が負傷を負ったほか、少なくとも100人近くいたと見られる実行グループの内高
額な懸賞金をかけられ身柄を負われていた首領格の人物1人を含む2人が当局側の応戦
により死亡し、10人を現場で、6人が逃走先で逮捕されている。一連の連続襲撃で当
局側の被害を最小限にとどめることができた事に関してタクシン首相は、襲撃に対し
て迅速に応戦した当局側、及び結果として当局側との撃ち合いで死亡してしまう結果
となってしまったものの首領格の捕捉につながる情報を提供してくれた住民側の対応
を絶賛した。
また、タクシン首相は昨日、マレーシアのグランタン州内で開かれている一味側の
謀議に情報当局者を潜入させた結果、謀議の席上では自身(タクシン首相)に対する
攻撃に関する話のみが交わされ、分離主義的な話題は一切出ていなかったとの情報が
得られている事を明らかにしている。
民間委託バスのサービス改善問題に取り組むバンコク大量輸送公社は昨日、恒常的
にサービスに対する苦情が寄せられているミニバスによるサービス提供を向こう6ヶ
月以内に全面廃止する方針を明らかにした。
この措置は、ミニバスに対する苦情件数が圧倒的に多いことの他に、車輌の整備状
況、運転手や車掌の質、排気ガスいずれの問題をとっても公社側が目指す質からのサ
ービス向上の取り組みだけでは解決不能であること、また、一契約者一車輌の原則に
基づいてこれまでに900の業者と委託運行契約を交わしているにかかわらず、実際に
路上を走行しているミニバスの台数が1,000台を超えており、既に監督が不可能な状
態に陥っている事を考慮した結果とられるもので、今後路上を走行するミニバスを減
らすために全ての車輌に対して整備状況の検査を行い、不良が見られた車輌に対して
は容赦なく走行禁止措置を講じ、また、検査で合格した車輌を所有する業者に対して
は通常のバス車輌への乗り換えを勧める事により最終的に全面廃止に持って行く方針
であるという。尚、通常のバス車輌への乗り換えの為に新規車輌の購入が必要な場合
は、別途当該業者と協議を行い資金面で支援をする方針であるという。
また、ミニバス全面廃止によって生じるサービス車輌の絶対数減に対しては、既存
の公社所属のバス車輌及びNGVガスで走行するロット・トゥーで穴埋めする事により
対応する方針であるという。
昨日バンコク都庁とBTSとの間で話し合いがもたれ、サパーン・ター
クシン駅(S6)からトンブリー側のタークシン交差点までの区間に二つの
駅(S7、S8)を設置し、運賃に関してはサパーン・タークシン駅から新た
に設けられる二つの駅の区間に関しては駅数に関係なく一律10バーツ、
新たに設けられるS7及びS8からサパーン・タークシン駅を超えた駅まで
の距離を利用する場合は従来通り最高で40バーツが適用される料金体系
が適用されることで合意に至っています。
タクシン首相は、本日よりケニア及びトルコ歴訪の旅にお出かけ遊ば
される予定になっています。
ケニアでは、チァン・マイ・サファリパークに提供される動物さん絡
みの協定の締結が行われる予定になっていますが、話がセンシティブな
だけに実際に移送される動物さん達の種類や頭数(合計で135頭位らし
い)に関しては明らかにされていませんが、それと引き替えにタイ側か
ら2,000万バーツが動物保護基金向けに供出される予定になっているよ
うです。
10月6日夕方から南部国境三県域を視察訪問したタクシン首相は、
「自分の目が黒いうちは(報道により自分が首相である限りは)寸分た
りともタイの大地を一味側に譲り渡さない」と宣言すると共に、新たに
域内の各県知事に県内に於ける安全保障関連の任務遂行に必要な予算の
承認をする権限を政府から移管する方針を明らかにしています。
実は、朝の段階ではタクシン首相は、三県の県知事に県内に於ける軍
の指揮権を委譲するという言質で説明していたのですが、その後軍部と
の間ですったもんだがあったのか、午後には前言を訂正し、各県内に於
ける安全保障関連の任務遂行に必要な予算関連の迅速な承認を実現する
為に県知事に権限を委譲し、県をまたがる案件に関しては従来通り第四
地区国軍本部の決定に基づき政府が承認すると言い換えていました。
また、地域住民の安全保障を強化する為に今月中旬頃を目処に新たな
戦略で対策に乗り出すと共に、住民に緊急な情報を即座に伝える為に域
内の主要な寺院にサイレンと広報用の通信設備を設置する方針を明らか
にしていました。
一方、タクシン首相が視察を終えバンコクへ引き返した頃合いを見計
らったかのように、19:30過ぎ頃ヤッラー県県都内複数箇所で電線を切
断し停電させると共に警察署に向け銃を乱射する事件が発生したのを初
め、合計県内三郡内で行政機構事務所が放火されたり、路上に火がつい
たものを放置する等の事件が連続して発生しています。
昨日、運輸省は、バンコク大量輸送公社及び民間委託バス業者を交え
た会合の席上で、民間委託バス業者の管轄下にあるバス車輌・運転手・
車掌の質の向上と引き替えに来年初めの施行を視野に運賃の1バーツ値
上げを検討する事を約束しています。
チャイヤナン運輸副大臣によると、今回の会合の席上で、民間委託業
者所有のバス車輌について調査をおこなった結果、390台中184台に電気
系統の故障、乗降用ステップ上の滑り止め用のゴムの欠落、ブレーキ故
障等の何らかの欠陥がある事を指摘した上で、問題のある車輌に関して
は早急に使用を中止し整備を行い、再検査で合格してから使用に供する
よう指示し、また、イメージ低下の最たる原因となっている運転手や車
掌に関しては安全運転講習を施すと共に精神面に於ける適正の検査を行
い、いずれにも合格した者のみが就業できる体制で臨む方針を明らかに
していたようです。
また、運輸省陸上運輸局側からは、運転モラル低下の原因の一つと指
摘されていた、利用客数に応じたコミッション支払い方式をやめ、今後
月給方式で定額の給料を支払うと共に、無事故無違反等の就業態度を考
慮したボーナスを支給する方針にあらためる意向が伝えられたようです。
それにしても、お上から言われる前に、業界内で自主的に改善に取り
組もうという意識そのものが存在していないというのが凄すぎです。
何らかの形でタイと関わった事がある人にとっては俄には信じられな
い話ですが、一応タイ語にも責任とか義務といった立派な意味を持つ単
語が存在しているんですよ。(逆に権利という意味をなす単語は乱用気
味ですが。。。)
タクシン首相の県内に於ける奉納式典出席の為の訪問にあわせたかの
ように、10月6日コーン・ゲーン県内にあるケーブルテレビ局を通じて
配信されていたASTV系のチャンネルが全て放映中止になるなんて事があっ
たらしいです。
なんでもASTV系ではタクシン首相が名前を聞いただけで喜んじゃいそ
うなプーヂャッガーン紙系やネーション・マルチメディア社系のニュー
スチャンネルを配信しているらしいのですが、取り合えず今回の突然の
放映中止に関してケーブルテレビ側は技術上の理由からだったと説明し
ているようですが、消息筋によるとタクシン首相の機嫌を取るためにケ
ーブルテレビの大株主が放映中止を指示していたらしです。
因みに同局の大株主には、地元大手の建設資材販売会社のオーナーや
県都行政機構の評議会議長等が名を連ねているそうです。
先にタクシン首相がタイ・ラック・タイ党を支持した県に対して優先
的に開発予算を配分すると発言した事に対して野党側が5万人の署名を
集め首相の罷免を要求する動きを見せている事に関して、タクシン首相
は野党側の権利であるとして関知しない方針を明らかにしていたそうで
す。
タイ・ラック・タイ党副報道官のピムック・シマッロート氏によると、
タクシン首相には、常に予算の公正な配分を心がけているとの自覚があ
り、財務省予算局を通して得られる客観的な資料でそれを証明できるこ
とから、いちいち野党側の動きを気にしている必要は無いと語っていた
らしいです。
また、同じくタイ・ラック・タイ党副報道官のヂャトゥポン・パラホ
ムパン氏は、先のタクシン首相の発言に関して、過去には自分の父親の
家に通じる道路を建設するような政権も存在していた事を強調した上で、
タクシン首相の発言は時間に余裕があれば、その時間を有効活用して党
を支持してくれた県の面倒を特別に見ると言っただけで、これまで通り
困難を抱える県に対しては選挙区選出議員の居る無しに関係なく予算を
優先配分する方針に変わりはなく、実際ソンクラー県の様に選挙区選出
議員がいない県に他県以上に多くの予算が配分されているのはその証左
であると説明していました。
国家警察本部本部長のゴーウィット・ワッタナ警察大将は、パッター
ニー県パーナーレ郡内で発生した僧侶殺害・寺院放火事件に絡んで逮捕
された容疑者の証言から、一味から誘いこまれ実行犯として手を下すこ
とになった若者の多くが成績・品行とも模範となる様な若者達だったこ
とが明らかになったと語っています。
本件に関しては先にタクシン首相が、一味が若者達を誘い込み肉体・
精神訓練を施した上で終了試験的に犯行に荷担させていると非難してい
ました。
一方、エネルギー省は石油輸送車が破壊活動の手段として利用される
事を阻止する為に地域を通過する全ての車輌にGPSを取り付けると共に、
運転手の資格要件のチェックの徹底をはかり、また各貯蔵施設の出入り
口には監視カメラを設置する方針を明らかにしています。
国家汚職取締委員会メンバー9人の選出に絡んで法務省内の超大物官
僚が電話で「こいつを委員長に据えないとただじゃすまねーぞ」と恫喝
していた疑惑が持ち上がっています。
因みに法務省の官僚No.1のポストには、タクシン首相の実妹でタイ・
ラック・タイ党主流派派閥のワン・ブゥア・バーン派閥を率いるヤオワ
ーパー女史の夫であるソムチャーイ・ウォンサワットさんが就いていたり
するんですね、これがまた。
昨日未明、酒に酔ったラーチャパット大学ソムデット・ヂャオプラッ
ヤー校に通う女子大生三人が、友人との口論からヂャオプラッヤー校に
飛び込み、あわやおぼれる寸前というところで救助隊に救助されるとい
う事件が発生しています。
なんでも救助された三人は、他の友人等を交え大学近くの店で酒を飲
み、酔い覚ましがてらサパーン・プットの船着き場付近にたむろしてい
たところで、友人等との間で些細な事から喧嘩になり、悔しかったら川
に飛び込んでみろと言われた為、三人が意地になって川に飛び込んでし
まったらしいです。
タクシン首相は昨日放送された国民向け定例政見放送の中で、先にアメリカのワシ
ントン・ポスト紙がタイ国内に超法規的に中央情報局の秘密収容所が存在しアルカイ
ーダに関係する重要な容疑者が収容されていたと報じていた事に関して、それを全面
否定した上で、マスコミに対しては国のイメージを損なわないためにも事実を見極め
た上で慎重に報道するよう要請した。
タクシン首相は放送の中で、タイ政府として一度たりとも秘密収容所を提供すると
いう考えを持ったことが無く、また先にタイ国内に潜伏していたJI幹部のハムバリ容
疑者に関しても逮捕後直ぐにアメリカへ送致したとし、また秘密収容施設として利用
されていた疑惑が指摘されているウドン・ターニー県バーン・ドゥン郡内にある広大
なアメリカの通信施設は、長年VOAのリレー局として使用され、政府側の調査でも不
審な点が認められなかった事を明らかにしている。
また、当該通信施設に関しては、マスコミの要請があればアメリカ大使館に掛け合っ
て内部を取材する機会を設けてもらう意向であるという。
一方、住民に苦難をもたらす犯行が頻発している南部国境三県域問題に関しては、
一連の不穏な動きに関係している一味が地元の若者達を誘い込み、10日間に渡って身
体・精神両面を鍛えるための訓練を施し、あたかもタイが彼らの土地を奪い去ったか
のように教え込み、終了試験的な形で一連の不穏な動きに荷担させている実態が明ら
かになったとした上で、今後も体制を強化し対策にあたる方針を明らかにした。
しかし、タクシン首相は、一連の動きに関係している人物の特定は既に完了してい
るものの、その多くが犯行後直ぐに領外に逃走し潜伏できるマレーシアとの二重国籍
者であることから検挙に困難を極めている事を明らかにしている。
また、鳥インフルエンザ問題に関しては、国内でこれまでに6県10郡12地点で鳥イ
ンフルエンザの家禽類への感染が認められたものの、ヒトからヒトへの感染例は認め
られていた事を明らかにし、また、先に開かれたイラワジ・チャオプラヤー・メコン
経済協力戦略首脳会議の席上でも問題を提議し域内に於ける対策強化の為に1億バー
ツの基金を創生する事で合意に至ったことを明らかにしている。
* また、昨日の放送では、「海外歴訪やら国内移動やらACMECS首脳会議
やらでスケジュールが目白押しだったおかげで、先週はちょっと機嫌
が悪かったんだよ、ゴメンね」と発言していたらしいです。(しかし
ナコンサワンの発言を取り消すことはなかった模様)
世界銀行は、タイの今期の国内総生産成長見通しを、前回予測の5.2%
から4.2%に下方修正した事を明らかにしています。
今回の下方修正の理由について世銀側は、原油高傾向及び干ばつや津
波等の天然災害が予想以上にタイの経済に影響を与えた事を理由に挙げ
ていますが、来期の見通しに関しては、原油高傾向が落ち着きをみせ、
また政府側のエネルギー節約政策の取り組み及び国民の原油高傾向への
慣れから消費が上向く事が予想できること、また輸出に関しても引き続
き成長基調が見込めることから、5%の水準の達成が可能であると予測し
ているようです。
一方、政府が計画している2005年から2009年にかけて総額1.8兆バー
ツを投下するメガプロジェクトに関しては、公共投資が民間部門の競争
の活発化させ民間投資を呼び込む性質のものである限りは、新たな経済
危機を誘発する要因には為り得ないとの認識を示しているようです。
尚、タイ中央銀行は先に、今期4.25%-4.75%、来期4.5%-6%の国内総生
産成長率見通しを示していました。
参考までに、世銀の発表資料はここら辺で閲覧する事ができます。
昨日、首相官邸内でタクシン首相等と協議を行ったアピラック都知事
は、約二時間に渡る協議の中で、先に都庁側が決定したBTS線のトンブ
リーへの延長に関してタクシン首相から計画を支持する意向が伝えられ
た事を明らかにしています。
また、現在検討のテーブルにのっているBTS線の四方面の延長に関し
ては、別途運輸省及び関係機関を交え協議を重ねること、都庁とBTSが
協議を行い現行の10-40バーツを超えない料金体系を維持する事も席上
で確認されているようです。
スラポン政府報道官は、一昨日22時にプーヂャッガーン紙のビル前で
爆発物が爆発する事件が発生した事に関して、政府は一切関係ないとし
た上で、おそらく政府と同紙の対立を煽りたい第三者が仕掛けたものと
の見方を示していました。
まぁ、こんなところで「実はあれ、政府がやったんだよ」なんて認め
るような馬鹿な発言をする政府報道官なんかいないわけですが、とりあ
えず使用された爆発物に関しては爆竹を使用したもので、人に危害が加
えられる性質のものではなかった事が確認されているようです。(初期
報道では手榴弾とするものもあった)。
ワシントン・ポスト紙でタイ国内にアルカイーダの幹部等を収容して
いた秘密収容施設が存在していたと報じられていた事に関して、昨日ま
でにウドン・ターニー県内にある米軍の通信関連施設内に”収容所”が
設けられていた疑惑が持ち上がっています。
尚、本件に関してはタクシン首相以下政府関係者全員が存在を否定し
ていますが、民主党側は単に否定するだけでなく、報道が誤りであるの
ならワシントン・ポスト紙を相手に名誉毀損書証を提訴するべきである
と指摘しています。
最高警備刑務所内で密かに持ち込まれた携帯電話を使用した麻薬取引
が行われていた事が明らかになった事を受け法務省矯正局が、ラッヨー
ン県内にある無人島に最高警備刑務所を設け終身刑で服役している等の
重要な収監者を同所へ移送する方針を明らかにしている事に関して、ラッ
ヨーン県側は、自然を荒らすだけでなく県の観光事業にも影響を与える
として協力に反対する姿勢を示しています。
昨日22時頃、都内プラッナコン区内プラッアーティット通り沿いにあ
る新聞社プーヂャッガーン紙(Manager)が入居しているビル前の植え込
みに仕掛けられていた爆発物が爆発するという事件が発生しています。
爆発による被害は植えられていた木の一部が損傷を被っただけで済ん
だようですが、プーヂャッガーン紙はタクシン首相から名誉毀損訴訟を
提訴されているなど、首相との対決色を強めており、また、先に正体不
明の自称学生団体がビル前で抗議活動を行うという事件も発生していた
だけに、何らかの不穏な思惑が爆破の背景にあるとも指摘されているよ
うです。
因みに、タクシン首相は先に、タイは当局の息がかかった者が印刷所
を襲撃したり爆破するなんて事が起きないくらい報道の自由が保障され
ていると語っていましたが、まさかこの言葉に感化された。。。(以下
自粛)
昨日朝、チャート・タイ党のバンハーン党首がナラーティワート県選
出下院議員のグーセーン・ヤーオアハサン氏を通じてタイ・ラック・タ
イ党内のイスラム系会派であるワーダ会派会長のワンムーハマッドノー
・マター氏(現首相顧問)に党移籍の話を持ちかけたとの情報がもたら
され、色めきだったようですが、とりあえずワーダ会派所属議員のウィ
ラッ・ムスガポン氏(比例代表区選出)は、先の総選挙で南部選挙区で
全ての議席を失って以来党内で冷遇され、会派所属の党員の志気にも影
響がでている事は認めたものの、党移籍の可能性に関しては否定してい
ます。
しかし、ワーダ会派所属で先の選挙で議席を失ったブラーハームディ
ン・ウセーン氏は、選挙期間中からタイ・ラック・タイ党に所属してい
るというだけで住民からの風当たりが強かった事を認め、更に選挙で大
敗して以来タクシン首相から会派の存在を無視する様な行動が度々あっ
た事を認めた上で、過去にワーダ会派に重要な役割を与えてくれたチャ
ート・タイ党や民主党への移籍もやぶさかでは無いことを示唆する発言
をしています。
元々タクシン首相よりもチャワリット・ヨンヂャイユット大将に対す
る忠誠心が強いメンバーで構成されているということも同会派が党から
冷遇されている背景にあるのかもしれませんが、いずれにしても、民主
党をスピンアウトし、同党に対して私怨を持つデーン・トーミナー氏
(現上院議員、因みに娘さんは元民主党議員)が創成した会派であるだ
けに、民主党への移籍というのはまずあり得ないような気がします。
タイ人女性が1979年に北朝鮮に拉致された疑惑が指摘されている事に
関して、タクシン首相は、疑惑の詳細についてはまだ聞いていないと断っ
た上で、仮に拉致されたのが事実で、本人が北朝鮮内に生存しており帰
国を望んでいるのであれば、自ら身柄の返還を求め交渉することもやぶ
さかではないと発言していました。
ただ、女性の実兄の家まで押しかけて取材している日本の取材陣の模
様を取材したiTVの報道をみていると、この件に関しては日本のマスコ
ミの方が関心が高いようで、タイのマスコミ自体は他国の出来事のよう
な感じで報じているような気がしないでもないです。(新聞も英字の
The Nation誌しか大きく扱っていないし。。)
先にタクシー運転手に火を放たれ焼殺されたと見られていた女性に関
して、警察がサナームルワンを拠点に街娼を行っている女性達や付近の
雑貨店の店主に身元を確認してもらった結果、同所で街娼をやっていた
大酒飲みのノーイことヂャムピー・ミーチャイさんに間違いないとの証
言が得られているようです。
証言によると、ヂャムピーさんは、お金が貯まれば酒代に消え、無く
なればサナームルワンに現れる常連の街娼で、しばしば緑に黄色のツー
トンカラーのタクシーが迎えにきていたのが目撃されていたようです。
民主党のシリチョーク・ソーパー氏は、タクシン首相が定例記者会見の席上でタイ
・ラック・タイ党を支持した県に予算を優先的に配分すると発言した事について、弁
解するのみで、発言を取り消したり謝罪する言葉が聞かれなかった事に関して、まず
憲法で保障された参政権に基づいてタイ・ラック・タイ党に投票しなかった国民に恨
みを晴らすような発言を取り消すと共に、国民に対して謝罪するべきであると指摘し
た。
先に開かれた定例記者会見の席上でタクシン首相は、10月31日に移動閣議の為に訪
問中だったナコンサワン県内でタイ・ラック・タイ党を支持した県に優先的に予算を
配分すると発言したとされている事に関して、まずこれまでに取り組んできた一律30
バーツ診察料政策や貧困問題対策等の国民の問題を解決する為の政策は全て国内等し
く施行してきた事を強調した上で、首相として国内全てを等しく扱うし、また場所に
関係なく緊急事項は最優先で取り組む姿勢に変わりはないとし、先の発言については
あくまで首相として限られた時間に余裕があった場合は政権を委ねてくれた県を優先
的に面倒を見ると言っただけのもので、これは一般社会生活で知っている人と知らな
い人がいた場合、知っている人に対して親しく話すのと同じようなものでしかないと
説明していた。
一方、今回の発言に見られるように首相の立場を利用して国民の税金を政治的な利
益の為に利用していると指摘されている事に関しては、常に税金は国民の利益の為に
使用しており、むしろ政府側の国民の利益の為に取り組んだ政策により、政権に対す
る国民の信頼・支持が増したと考えるべきであると語った。
* 尚も食い下がる記者に対してタクシン首相は、「君は若いから分から
ないんであって、年をとれば自ずと分かるようになる」と語り質問を
制止する場面も見られていたようです。
参考までに10月31日ナコンサワン県内で「タイ・ラック・タイ党を
支持してくれた県を特別に面倒見てやるで〜」とタクシン首相が力強
く語った証拠の玉音ファイルをここに置いておきます。一応通勤途中
に携帯プレイヤーで聞けるように(笑)MP3形式にしてあります。し
かもアルバムイメージの表示が可能なプレイヤーだとタクシンさんの
ご尊顔を拝し奉ることができるありがたくもお茶目な仕様になってお
りますです。
「電源施設連続爆破事件、事前情報に基づき被害を最小限にとどめる」
ナラーティワート県のプラッチャー県知事は昨日、一昨日19時過ぎナラーティワー
ト県の県都内を中心に高圧電線用の鉄塔を中心に電源関連設備が連続爆破され、一時
県都内全域に渡って停電になる事件が発生した事に関して、ラマダン明けの日に県都
内からスンガイ・ゴーロック郡内までの電源関連施設を狙った連続爆破を計画してい
るとの情報に基づき要所の警備を強化していた結果被害を最小限にとどめることがで
き、また発生後僅か20分で一味の動きを制し情勢を掌握する事ができていた事を明ら
かにした上で、更に向こう五日以内に同様な大規模な破壊活動を計画しているとの情
報があるとして今後も警戒態勢の緩めず対策に臨む方針を明らかにした。
一方、昨日早朝に県都内にある高圧電線用の鉄塔脇で爆発物を仕掛けている最中に
操作を誤って爆発させ死亡したと見られる若い男性の死体が発見されている事に関し
ては、イスラム教徒に取って最も重要な日に犯行を起こそうとした事に怒った神が天
罰を下したのだろうとの認識を示している。
尚、死体が発見されたそばにあった鉄塔は、一昨日発生した連続爆破で一回爆破さ
れていたもので、また、近くにある三ヶ所の鉄塔から死亡した男性が仕掛けたと見ら
れる不発の消火器爆弾三個が回収されている。
一方、パッターニー県内では、昨日早朝に県都内の歩道橋上に「仏教系住民に銃を
与え、イスラム教徒から銃を強奪すればいい」と記された紙とタクシン首相の写真を
貼り付けた案山子と共に偽爆弾が置かれているのが発見されたのを初め、同様な偽爆
弾が県内12郡30ヶ所で発見されている。
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第四地区国軍本部は、銃が強奪される事件が頻発するなど不穏な情勢が激化する兆
候を見せている事に鑑み、南部国境三県域と隣接し、一味の潜伏先として利用されて
いる可能性も指摘されているソンクラー県のヂャナッ郡及びテーパー郡に対して昨日
10時をもって戒厳令を施行した事を明らかにした。
昨日19時過ぎ頃、ナラーティワート県県都内にある電源関連施設5カ
所が爆破され県都内がほぼ全域に渡って停電になった他、刑務所の壁付
近及び華人系の食堂前等、少なくとも合計7ヶ所でほぼ同時に爆発が発
生し、少なくとも刑務所に入所中の男性1人が負傷を負うという事件が
発生しています。(まだ情報が錯綜しています)
南部国境三県域ではラマダン明けを中心に大規模な破壊活動があるお
それがあるとして警戒態勢を強化していました。
また、20時過ぎ頃にはパッターニー県サーイブリー郡内で、バイクに
乗った二人組が検問作業にあたっていた当局者に向け銃を乱射する事件
が発生していますが、人的な被害に関しては確認されていないようです。
更に、先立つ18:30頃には、ヤッラー県ラーマン郡内で32歳の住民男
性がバイクに乗った二人組に銃撃され死亡、19時頃には同県ターントー
郡内でタムボン行政機構評議員の32歳の男性がバイクに乗った二人組に
銃撃され死亡するという事件が発生しています。
昨日都内のサヤーム・シティー・ホテル内で開かれたイラワジ・チャ
オプラヤー・メコン経済協力戦略(ACMECS)首脳会議の席上で、参加各
国に対して10品目に関してタイの農業関連企業が増産の為の技術指導を
行うこと、鳥インフルエンザに関して参加各国で情報交換を密にして対
策にあたることで合意に至ったほか、域内の観光推進の為にシングル・
ビザ・ポリシーの導入を前進させることで合意に至っています。
シングル・ビザ関連に関しては、まずタイとカンボジア間で導入し、
以降残り各国の受け入れ体制が整い次第順次導入を進めることで合意に
至っているようですが、それぞれの国で適用されている入国拒否者リス
トの統一化等の障壁の存在も指摘されているようです。
尚、ACMECSの参加国はタイ、ラオス、カンボジア、ミャンマー、ヴェ
トナムの五ヶ国となっています。
陸軍司令長官のソンティ・ブンヤラットグリン大将は、いくら閉鎖に
追い込んでも直ぐに別のサーバーに開設されるのが関の山であるとして、
PULO等の非公然分離主義組織のサイトの閉鎖措置を講じない方針を明ら
かにすると共に、陸軍側でも南部国境三県域に於ける情勢に関する正し
い情報を複数の言語で伝えるためのサイトを開設する方向で検討を進め
ている事を明らかにしています。
先に辞表を提出したバンコク大量輸送公社のポクサック元総裁は昨日、
10月13日に開かれた現在の幹部メンバー最初の幹部会の席上で自身の解
任が決定され、28日に初めてその事実を知らされていたことを明らかに
した上で、これまで一度も会合を持ったことがないメンバーが初めて揃っ
た幹部会の席上で解任が決定された背景に、政府側の思惑が見え隠れし
ていた事を明らかにしています。
思惑云々に関しては詳細を明らかにしていませんでしたが、ポクサッ
ク元総裁は、総裁に就任してから2年間の間に運輸大臣が3回、幹部会メ
ンバーが2回に渡って総入れ替えになったが、これまで一度も公社側の
取り組みに協力する姿勢を見せていなかったばかりか、懸案となってい
る民間委託バス問題に関しても明確な明確に方針を示していなかったと
不満を露わにしていました。
The Times Higherが行った2005年度の大学ランキング調査で、タイか
らは唯一ヂュラーロンコン大学が200位中121位にランクされていた事が
明らかになっています。
尚、ランクの詳細をサイト上で見るためにはsubscribe(14日間の試験
購読も可能な模様)しないと見ることができないようです。
先にタクシー運転手に火を放たれ焼殺されたと見られていた女性に関
して、これまでの調べでトンブリー地区にあるカーフェーの店員で、都
内サナームルワンに於ける街娼行為で6回の逮捕歴があり、また日頃か
ら喧嘩が絶えなかったタクシー運転手の夫を持つローイエット県出身の
35歳(報道により34歳)の女性だった可能性が高くなっているようです。
また、女性が死亡する前に名乗っていたヂャムピー・ミーチャイとい
う名前の人物は実際にローイエット県に在住しており、生存している事
が確認されていましたが、警察による捜査により同姓同名の人物が過去
に街娼行為でサナームルワンで5回逮捕されていた事が確認されている
ことから、死亡した女性が身分証明書を偽造するなりして他人になりす
ましていた可能性も指摘されているようです。
また、これとは別にサナームルワンやサムットプラガーン県のパーク
ナムを拠点に街娼を行っており、また警備員をやっている夫との間で喧
嘩が絶えなかったゴーフ(ゴルフ)と名乗る女性に似ているとの証言もあ
り、警察側は慎重に捜査を進め身元を割り出したいとしています。
身分証明書の偽造で思い出しましたが、依然私の会社で働いている女
性社員宛に母親から「警察からナコンパトムで交通事故にあって亡くなっ
たという電話があったんだけど」という電話があって、ピンピンとして
いる彼女は「なに冗談言っているの」といって一端は電話を切ったので
すが、しばらくしてまたかかってきて「死亡した女性が持っていた身分
証明書の記載内容が一致している」と言ってきたので、急遽警察や遺体
が搬送された病院に照会したところ、写真こそ死亡した女性の写真が貼
り付けてあったものの、記載内容はソイの名前が表示変更になる前のも
のだったことを除いて全て女子社員の所持している身分証明書と全く同
じだったなんて事がありました。
一応、警察に被害届を出しても、結局個人情報が漏れた経緯までは判
明しなかったようですが、半ばあきらめ気味に「これがタイなんです」
と言った彼女の言葉が印象的でした。
マカオのマッサージパーラーで働いていたタイ人女性が工作員にタイ
語とタイの文化を教えるために北朝鮮に拉致され、その後仲間のアメリ
カ人と結婚していた事をロバート・ジェンキンス氏が自著の中で明らか
にしていた事に関して、チァン・マイ県内に住む女性の親戚が掲載され
ている写真に写っている女性は間違いなく失踪した”アノーチャー”に
間違いないと証言しているようです。
親戚によるとアノーチャーさんはバンコクに働きに出た後、当時18歳
から19歳だった1979年から1980年の間に仕事の為に香港に行き、以降音
信不通になっていたようです。
先に同時多発的に襲撃・武器強奪事件が発生した南部国境三県域と県
境を接するソンクラー県サバーヨー郡内で昨日未明1時頃、53歳の村警
備隊員がモスクへ礼拝に行った隙を狙って、四人組の男が留守宅に居た
婦人を銃で脅迫し屋内にあった銃器を強奪、更に朝6時頃には、銃器を
モスク内の居室に鍵をかけて保管した上で礼拝所に礼拝に行っていた43
歳の村警備員所有の銃器が何者かに盗まれるという事件が発生していま
す。
また、一昨日22時過ぎには、パッターニー県県都内で、小型トラック
に乗って現れた人数不明の一味が、モスク正面にある茶店内にいた住民
等を狙って銃を乱射し、店内にいた28歳の住民男性が死亡し、53歳の村
長を含む3人が負傷を負うという事件が、また、13時頃にはナラーティ
ワート県ラッンゲ郡内で、自宅近くを散歩中だった55歳のイスラム系住
民が道を尋ねるふりをして現れたバイクにのった二人組に撃たれ死亡、
更に18時前には同じくラッンゲ郡内で同県ヂャネッ郡内のイスラム教徒
の村長が自動車で走行中にバイクに乗った二人組に銃撃され死亡すると
いう事件も発生しています。
一方、非公然イスラム分離主義組織のパッターニー統一解放機構が昨
日までに「政府がパッターニー国の文化と自治権を尊重しない限り平和
はあり得ず、今後宗教間の戦争へ発展する事に為り得る」と記したファッ
クスを外国の通信社に送っていた事が明らかになっています。
タクシン首相は昨日、ナコンサワン県内で開かれた移動閣議の席上で、
若者たちの乱交パーティーや麻薬パーティーの場と化しているケースが
散見される寮や寄宿舎の管理・規制強化を図るようワッタナー社会開発
・人間の安全保障大臣に指示しています。
タクシン首相によると、国内にある寮や寄宿舎の内、当局側に登録し
ているものは僅かに30%に過ぎず、まずこれら未登録の寮や寄宿舎に対
して登録を促し、管理規定の強化を図るべきで、また、多くが男女共用
になっていることが不適切な行動を誘発する原因になっていると指摘さ
れている事に関しては、男女別々にする方向で規制強化するべきかにつ
いて充分に検討を重ねた上で取り組むべきであるとのことなようです。
民間委託バスの運転モラルに依然改善が見られず事故を頻発させてい
る事に業を煮やしワン・ストライク・アウト制の導入を提案していたバ
ンコク大量輸送公社のポクサック総裁が、昨日開かれた公社の役員会の
席上で電撃的に辞表を提出しています。
今回の辞表提出について表向きには健康上の理由と説明されているよ
うですが、公社幹部に極めてちかい消息筋によると事故を頻発させてい
る民間委託バス問題の解決に成果が見られないとして運輸省から強い辞
任圧力があったようです。
昨日、プーケット、チァン・マイ、スラーッターニー、グラッビー、
ソンクラー、バンコク等から集まった観光ガイド団体関係者約1,000人
が首相官邸前に集まり、観光ガイドの資格を外国人に開放する方向で動
いている政府側に対して、タイ人観光ガイド、特に外国語を話す観光ガ
イドの機会喪失を招くものであるとして抗議活動を展開していました。
これ見て、日本人ってある意味で優秀な民族なんだなと思った。
野党連合院内幹事のサーティット・ウォンノーントゥーイ氏(民主党副党首)は昨
日、先のタクシン首相が移動閣議の為に訪問中のナコンサワン県内で、今後予算の配
分はタイ・ラック・タイ党の下院議員を出している県に優先的に割り当て、残りをそ
の他の県に割り当てると発言した事に関して、国民の税金を再選挙敗戦の報復手段と
して利用するに等しいだけでなく、憲法の精神をないがしろにし、強いては民主主義
そのものを後退させる行為であると強い口調で批判した。
今回のタクシン首相の発言に関して、サーティット氏は、はっきりと自分を支持す
る者と支持しない者を区別するタクシン首相の性格を露わにするだけでなく、憲法の
規定で国家側に配分権が委ねられている税金を選挙敗戦の報復手段として、また有権
者を脅迫する手段として利用すると発言しているに等しい、極めて不適切な発言であ
ると指摘した上で、今後下院内で125議席を確保した事を生かし、省庁経由で配分さ
れる予算の使途、政府が介入可能な県知事予算の配分動向、政府が介入不可能な地方
行政組織予算の利用状況及び村再生振興政策予算の配分状況について重点的に監視を
強化する方針を明らかにした。
一方、非公式集計ながら先の再選挙で野党連合が勝利した事については、地元住民
からの信頼が厚い候補者を擁立しただけでなく、開発予算の配分を受けたければタイ
・ラック・タイ党に投票すべしとの文言が踊った同党のポスターや立ち会い演説会を
見た住民が、逆に政権に対する監視牽制機能強化の必要性に目覚めたことが勝利につ
ながったとの認識を示した
* 今回のタクシン首相の発言に関しては、南部問題を更に深刻化させる
危険性もあると指摘する声もありました。
なんか知らないけど、人前で泣いてみせることも人の上に立つ上で強
力な武器になるということを学んだような気がする一日でした。
保健当局は、昨日までにバンコク在住の50歳の女性に関して鳥インフ
ルエンザに感染している事が確認された事を明らかにしています。
この女性は10月29日から入院していたもので、隣県のノンタブリー県
バーンブワトーン郡内にある一家が経営する養鶏農場で鳥インフルエン
ザ感染が確認された鶏の処理作業にあたっている際に感染したものと見
られているようです。尚、様態は快方に向かっているようです。
今回の感染確認で、タイ国内で20例目(今年で3例目)の感染確認とい
う事になります。尚、感染による死亡者はこれまでに13人(今年1人)が
確認されています。
首都圏警察本部は昨日までに、乗客の女性から金品等を強奪した上で
強姦するという手口で犯行を繰り返していたとしてタクシー運転手のナ
ロンまたの名をバンスプ・パンイー容疑者(40)を逮捕しています。
今回の逮捕は、10月29日21:45頃、サヤーム・ディスカバリーセンタ
ーへ向かうためにナロン容疑者が運転するタクシーに乗った都内ソーイ
・スクムウィット26にある高級ラウンジの店員女性(26)が、乗車中に金
品を奪われ手を後ろ手に縛られたままで連れ回されている最中に隙を見
て逃げ出し警察に駆け込んだ事で実現したもので、ナロン容疑者は、
2003年にヘロイン密売容疑で服役していた刑務所を出所後にタクシー運
転手になって以来、主に美人の女性をターゲットに、走行中に小用若し
くはガス欠等の理由をつけ一端社外にでた後で、乗客席にいた女性に刃
物を突きつけ金品を奪った上で、両手を後ろ手に縛りラブホテルに連れ
込み強姦する手口で、これまでに50回以上(初期報道では4回若しくは5
回と報じられていた)同様な犯行を繰り返してきたが、その内強姦にま
で至ったケースが何件あったかまでは記憶していないと供述しているよ
うです。
また、この事件が明るみになった後で、これまでに民主党幹事長のス
テープ・トゥアックスパン氏の姪を初め合計7人の女性が、同様に金品
を奪われたたとして被害届を提出しているようです。
タクシン首相は昨日、国内四県四選挙区内で10月30日に行われた再選挙で非公式結
果発表ながら野党側が三議席を確保し、下院議会内で閣僚の罷免を求める不信任決議
案審議案の提出が可能な125議席を超える126議席を確保した一方で、タイ・ラック
・タイ党側は僅かに一議席しか確保できなかった事に関して、総選挙と再選挙は票の
動向に於いて全く異なるものであり、今後の政権側の戦略変更を迫るものには為り得
ないとの認識を示した。
今回の発言に先立ち中央選挙委員会は、非公式集計結果として民主党候補1人、チャ
ート・タイ党候補1人、マハーチョン党候補1人及びタイ・ラック・タイ党候補1人が
当選を確実にする見通しである事を明らかにしていた。尚、当選の最終確認は、これ
までに寄せられた選挙違反に関する情報を調査した上で行われる。
タクシン首相は発言の中で、民主主義システムに基づいた住民の判断が反映したも
のであるとして、今回の選挙結果を受け入れる意向を明らかにした上で、しかし総選
挙では政権党に票が流れる傾向があるのに対して、再選挙では個人に票が流れる傾向
が強く、野党連合が掲げた監視機能強化の為の125議席確保が票の動向に大きな影響
を与えたとは考えにくいことから、今後の戦略変更を迫られるものには為り得ないと
の認識を示した。
一方、民主党党首のアピシット・ウェーッチャーチーワ氏は、今回の再選挙により
野党連合が下院議会内で125議席以上を確保した事により、特に汚職問題を初めとす
る監視・牽制機能の強化につながるもので歓迎できるとした上で、政府側に対しては、
今回の選挙結果は総選挙から7ヶ月間の政権運用で依然国民の考えが反映していない
という国民の声が反映したものであり、政府は今回の結果を真摯に受け止め今後の改
善に資するべきであると指摘した。
また、シンブリー県内では僅差で敗れたものの、ウタイターニー県内で議席を確保
できることができたチャート・タイ党副党首のソムサック・プリサナーナンタグン氏
は、政権が下院内に最大議席を確保している事に対する危機感が、野党側の牽制機能
強化の望みに反映したとの認識を示した。
一方、今回の再選挙で最も激戦が伝えられていたものの、最終的にマハーチョン党
の候補に大差をつけられ敗れたタイ・ラック・タイ党ピヂット県の選挙総責任者のポ
ンサック・ラクタポンパイサーン氏(運輸大臣)は、地元の住民の多くが野党側が主
張する125議席確保による牽制機能強化の意味を理解していなかったことから、野党
側の主張が票に反映した可能性は低いとの認識を示した上で、むしろ相手候補の父親
でマハーチョン党党首のサナン・・カチョンプラサート少将が立ち会い演説会で息子
が当選できなかったら自殺してもいいと涙ながらに訴えたことが有権者の同情をかい
票の動向に影響を与えたと語り、己の責任に触れない多分に責任転嫁的な認識を示し
ていた。
* 因みに人前で泣いてみせるのは某タクシンさんや某小泉さんも得意と
するところですね。
それにしても、責任転嫁気味な敗因説明をしていたポンサック君が、
多額な予算が投下されるマス・プロジェクトが目白押しな運輸省の責
任者だったりするわけですね。(まぁ、某タクシンさんも内柔外剛気
味なわけですが)
一方、今回の選挙結果に対して、まだ125議席以上確保できたから
といって油断するべきではない。特にマハーチョン党の方針に忠実で
ないトゥン・ヂンタウェート氏(ウボンラーチャターニー選挙区)及
びタサニヤー・ラタナセート女史(ナコン・ラーチャシーマー選挙区)
が裏切り者になるおそれがあると警告する声もあります。
尚、中央選管によると、今回の再選挙の投票率は、ピヂット県第第
三選挙区で63.06%、シンブリー県第一選挙区で68.47%、ウタイターニ
ー県第一選挙区で68.82%、対立候補がおらず事実上信任投票だったサ
トゥーン県で66.19%だったようです。