ファインチューン回路 もどる
はじめに(07/02/03)
SSBトランシーバの同調を取りやすくするには、バーニヤダイヤルとかボール減速機を使いますが、手に入りにくい場合はバリコンとツマミを直結するのが一番簡単です。しかし100kHzほど可変しようとすると、ちょっと同調がつらくなります。そんなときには主同調とは別にファインチューン回路をつけることで同調がとりやすくなります。
回路の説明(07/02/03)
回路1で点線で囲んだ部分がファインチューン回路です。安定化した5Vの電圧を10KBのボリュームで可変してバリキャップにかけます。この回路は144MHzトランシーバのもので、14.7MHzで発振させたものを9逓倍し132MHzにおいて100kHz可変しています。ファインチューンでは±1kHz可変していますが、可変幅を変更したい場合は、3Pの値を変えてください。4.7kΩは周波数直線の補正に使うものです。バリキャップは1S2683を使いました。これは秋月で買ったものですが、同じものが無い場合は1SV101など30P前後のものを使ってください。
回路1
ファインチューン部
ボリュームの特性を測定(07/02/03)
ボリュームには回転角度と抵抗値によってA型、B型、C型などがありますが、B型はその関係が直線にあるものをいいます。図1のように市販のボリューム(φ16)では全回転角300度のうち、両端の30度位は非直線領域になっていますが、それ以外はまずまず直線と考えて良いでしょう。ただ、10kΩとはいえ実測は9kΩでした。
図1 10KB型ボリュームの回転角度と抵抗値の関係。
特性改善のため補正抵抗を追加する(07/02/03)
ボリュームの回転角と周波数が直線になってくれればありがたいですが、バリキャップの特性上、非直線になる場合はボリュームに補正用の抵抗を追加します。図2は補正抵抗が無い場合、周波数の可変範囲は上側で600Hz、下側で1300Hzでしたが、4.7kΩの補正抵抗を追加することで±1000Hzの可変幅にすることが出来ました。
図2