リグの自主基準と自己評価
(01/6/3) 一般に製作記事では出力が何W出たとか地球の裏側と交信したとかいうリグの「性能」は脚光を浴びますが、その性能を支える
リグの「品質」は余り注目されていないように思います。あるいはそれを簡単に計測する手段が無いからかも知れません。高級な測定器を
使えば数値評価は出来ますが、リグより高い測定器の購入は二の足を踏みます。
定量的とはいかないまでも、もう少し別の手段で評価できないかと思い、家の中にあるラジオやテレビなどを使い「自主基準」で「自己評価」
する方法を考えてみたいと思います。
不要輻射
| No | 評価方法 |
判定基準 |
| 1 | TVIが出ていないか、リグに外部アンテナをつなぎ送信する | 画面が少し白くなる。あるいはノイズが目立ったり斜めに線が 入りだしたら要注意 |
| 2 | リグにホイップアンテナをつなぎテレビの近く (1m以内)で送信する |
画面が少し白くなる。あるいはノイズが目立ったり斜めに線が 入りだしたら要注意 |
| 3 | AMラジオに入るノイズ | AMラジオをトランシーバの近くに持って行き「ザー」というノイズ が増えればNG |
| 4 | FMラジオに入る信号 | ダイヤルを回していくと「ブチブチ」という信号が各所に入れば 不要電波が出ている |
| 5 | 実績のあるSWRの低いアンテナに接続する | SWRが異常に高くなれば、目的周波数外の電波が出ている。 アンテナチューナーを使っても、SWRを下げることが出来なければ 不要輻射が出ている可能性がある。 |
変調音
| No | 評価方法 | 判定基準 |
| 1 | マイクに口笛やAF発振機からの音を入れて モニターし、小さな音から大きな音まで変調が途切 れなくスムースにかかっているか |
どこかで変調音に途切れがあれば動作がおかしい |
| 2 | マイクから一定音を入力した時の出力計の変化を見る | マイクから一定音を入力し、各同調回路のコアやファイナル 出力のトリマを回した時、パワー計メータの振れがスムースに 変化すればOK。不連続な部分があれば異常動作あり。 |