ナットの接着

はじめに(08/06/07)
ケースを自作する場合、フタをケース本体に固定するためには、本体にナットを接着することが必要になります。ここではアルミ板にナットを接着する方法を紹介します。


用意するもの

  1. ナット(必要数)
  2. エポキシ樹脂系接着剤(ボンドなど、金属を接着できるもの)
  3. ヤスリ
  4. 塗料うすめ液(シンナー等)
  5. ティッシュ
  6. つまようじ
  7. 紙クリップ

接着の留意点

  1. 接着面は平坦で、ゴミや油分がないこと
  2. 接着面は広くとる
  3. 接着剤はうすく塗る(厚いと接着力が弱くなります)

接着の手順

1.穴を開ける
アルミ板にネジを通す穴を開けます。ネジがM3であれば4mm、M4であれば5mmというように、ネジ径より1mm大きな穴を開けます。

2.接着面を削る
ナットを接着する面をヤスリで削ってバリを取ると共に、表面をざらつかせて接着面積を増やし、接着力を強くします。またナットの接着面もヤスリで削っておきます。

  

3.接着面のよごれを取る。
ヤスリで削った部分のよごれや、ナットについている油分をティッシュに含ませた塗料うすめ液でふき取った後、よく乾かします。

4.接着剤をつける
ナットの接着面に爪楊枝を使って接着剤をうすく塗ります。多くつけすぎると、接着剤がネジの部分まではみ出てしまうので、注意してください。もしはみ出した場合は、少し固まってから爪楊枝の先で取っておきます。

 
   接着剤:ボンド(A剤とB剤を混合するもの)       ナットの周辺に薄く塗る

5.接着する
ネジを通す穴の中央にナットのネジ穴が来るよう位置を決め、紙クリップで押さえます。寒い時期は接着剤が固まりにくいですが、そんな時はガスコンロ等で暖めると接着時間を短縮できます。ただし暖めすぎると、接着剤が焦げてしまうことがあるため、気をつけてください。

 
   ネジ穴は中心に          紙クリップで固定


ナットの接着面を広くする方法

ナットの接着面を広くするほど接着力は強くなります。ナットがM3程度になると接着面が狭くなるため、下記の方法でしっかりと接着しましょう。

1.フランジナットを使用する。
ナットとワッシャが一体になった、フランジナットというものが市販されていますので、それを使います。

2.ナットにワッシャを半田付けする
フランジナットが手に入らない場合は、ワッシャを半田付けします。この場合も、ワッシャの穴の中央にナットのネジ穴が来るようにして、半田付けします。


   市販のフランジナット   ワッシャにナットを半田付け