実験用安定化電源 もどる
実験用電源とは(00/12/9)
出力電圧可変の安定化電源は実験する時に便利なものです。またLM317など手軽IなICが市販され内部には過大電流のための保護回路は付いているのですが、肝心の実験回路を保護する装置がありません。実験している時は回路チェックが不十分なままに通電し、あえなくトランジスタ破損と言うこともあります。電圧の安定化と同時に電流の制御も実験用電源には必要なのではないでしょうか。

回路図1は20年ほど前に作った安定化電源で、電流制御用として2SD187を使っています。2SC680のエミッタと2SD187のエミッタ間電圧が約0.2VになるとD187が動作して、C680のコレクタ/エミッタ間に流れる電流を制御します。D187はゲルマニウムトランジスタで、ベース−エミッタ間の動作電圧がシリコントランジスタより低く小さい電流まで制御できるので採用しています。
最小電流は I(min)=0.2/(8+0.5)=24(mA)
最大電流は I(max)=0.2/0.5=400(mA)
10KΩボリュームの影響はないものとして計算しています。また最小/最大電流は出力電圧によって若干左右されます。
実験に入る時は電圧を決め電流を最小に設定して通電します。回路の内容により一概に言えませんが、その時大幅に電圧が下がれば何らかの配線ミスがあるかも知れないと判断出来ます。半導体関係が随分古い形式なので、今風の部品に書き直す必要があるのかなと思っています。