2007年11月17日
EHアンテナの存在を初めて知ったのは数年前で、アメリカの"CQ Amateur Radio"でだったと思う。超小型でDP並という話は到底信じられなかったがもし本当ならすばらしい話だと思っていた。
しかしその後、どこかのHPだったか本だったか忘れてしまったが、「モービルホイップより少しいいくらい」などという記載をみて、すっかり興味を失っていた。
そんな中CQ誌の11月号にEHアンテナの記事があった。3回にわたって掲載されるらしい。
インチキであればそんな特集は組まれないだろうと思い、やはり試してみることにした。
幸いなことにエフアールラボをはじめ参考になるHPがたくさんあり、問題にぶつかるたびに助けられた。
まず作ってみた3.5MHzのアンテナ。直径114mm長さ1mの塩ビパイプを使ってみた。このアンテナは共振することの確認のみで実際には上げなかった。
【3.5MHz用】
いけそうだったので、7MHz用をつくってみた。径60mm、長さ1mの塩ビパイプを使った。感覚としてはモービルホイップ程度の大きさである。これは実際ベランダ上1mほどに上げて15mhの逆Vと比較してみた。驚いたことにDXに関しては差が分からなかった。国内は逆VのほうがS1か2ほどいいようだ。垂直DPに似たパターンとのことでこの高さでも打ち上げ角は逆Vより低いようだ。UK、V8と50W程で難なく交信できた。7MHzは逆Vがあるので、これはテスト用ということですぐ下ろしてしまった。
【7MHz用】
最終目的は当然1.9MHzである。7MHz用でいけると確信したので、早速とりかかった。3本目なので工作もだいぶうまくなった。1日で作ってしまった。径114mm、長さ2mの塩ビパイプを使った。重さは3.5kgになった。径75mmの塩ビパイプをマストにしてベランダから2mほど上げて設置した。
【1.9MHz用】
JE1SPYさんのHPを見ると、もう少し高く上げないと本当の実力がでないようだが、大変なのでさしあたりこれでしばらく運用してみることにする。
上げた当日UA0の2局と交信できた。1.9MHzはLWがあったが、暗くなってから人目をはばかりながらエレメントを土手に伸ばさないとならなかった。今回常設のアンテナができたので美観を損ねていたLWはかたずけてしまった。したがって比較はできないが、こんな長さ2m弱のアンテナでも3.5MHz, 7MHz用の逆Vより強力に聞こえるので、一応共振していると思われる。
信じられないアンテナだ。
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一晩使用した印象
やはり弱いよう。
SWRの最低は1.80MHz付近になっている。リグ内蔵のアンテナチューナーでSWRを落として運用。JA9コンテストで呼びにまわってみたが必ず呼び負ける。
DXは作ってまもなくUA0とすぐできたのでよさそうだと思っていたが、数局Wを呼んでみたが交信に至らず。S7振っていた局もとれなかった。
7MHzでははるかに地上高のある逆Vといい勝負をしていたEHアンテナが1.9MHzバージョンで飛ばない理由として考えられること:
・やはり地上高が低すぎるかもしれない。
・7MHzバージョンは-3dbバンドワイズが442KHzと非常にブロードな設計でありチューナーを使っても本来の実力に近い威力を発揮できたが、1.9MHzバージョンは48KHzしかない設計であるため、SWR最低点が共振周波数とすると、1.9MHzは全く共振していないため国内はダメ。
・一方1.8MHzは共振周波数に近いもののリニア組がほとんどでパワーの面で勝ち目がない。
というところだろうか。
CQ WW に参加すればおおよその感じがつかめると思う。しかし明日から雪とのこと。私の工作で果たしてアンテナがWWまでもってくれるだろうか...。
続き1