| グラーツ(オーストリア第二の都市) |
2003年8月、国際養蜂会議がスロベニアのリュブリアナで開催されました。初めて外国でポスター発表をするため緊張して出かけました。直接リュブリアナに行くのではなく、飛行機でグラーツまで行きそこから列車でリュブリアナに行きました。
大阪からオーストリア航空の直行便でウイーンへ行き、そこから30人乗りの小さな飛行機に乗り換えグラーツへ。ゆれる飛行機の窓から外を見ていると、牧草地が広がっていました。ゆれがさらに激しくなり、大きな山塊を越えた所がグラーツ空港(所要40分)でした。広い草原の中にある滑走路に飛行機は到着しました。タクシーで中央駅へ。駅の構内には「スシやん」というおすし屋さんがありました。フリッシュは、ミュンヘン大学が戦災を受けたため、1946〜1950年までグラーツ大学に勤めています。今回は時間に余裕がなかった事と、8月ということで大学は訪問しませんでした。旧市街を散策し、エッゲンベルク城の緑の庭を見学し、郊外にある野外博物館で麦わらで出来た巣箱と、ハチの小屋を観察できました。次回はぜひ大学を訪問しようとおもいます。
グラーツ旧市街。戦災を受けていないので美しい建物がそのまま残っています。ちょうど州庁舎の中庭で吹奏楽の演奏会がありました。ツォイクハウス(武器庫)にある大量の武器には圧倒されました。緑溢れる広い庭を持つエッゲンベルク城(Schloss Eggenberg)、後ろは裏山、庭にクジャクがあそんでいました。落ち着いた小都市グラーツ、路面電車が走り、時間がゆっくり流れていると感じました。
郊外にあるオーストリア野外博物館(Osterreichsches Freilichtmuseum in Stubing)。博物館までは駅から2kmほど、暑い日差しの中をハイキングしました。道端にセイタカアワダチソウや巨大なツリフネソウが咲き、ミツバチをはじめ多くの昆虫が吸蜜に訪れていました。日本では9月下旬にならないとセイタカアワダチソウの花が咲かないのに、この地では季節が早いと思いました。以前にドイツで見たようにここのミツバチも黒い体色をしていました。
古い民家が広い敷地内に並んでいました。グリム童話に出てくる家の実物を見た感じでした。その家の間にミツバチ小屋がありました。また、麦わらで造られたミツバチの巣箱が置かれている民家がありました。ハチはいなかったけれど昔の養蜂の様子がしのばれました。